JPH10199120A - 映像音響装置 - Google Patents

映像音響装置

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JPH10199120A
JPH10199120A JP8350750A JP35075096A JPH10199120A JP H10199120 A JPH10199120 A JP H10199120A JP 8350750 A JP8350750 A JP 8350750A JP 35075096 A JP35075096 A JP 35075096A JP H10199120 A JPH10199120 A JP H10199120A
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JP
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disk device
signal
audio
video
atmosphere
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Application number
JP8350750A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takaso
高祖  洋
Tatsuhiko Inagaki
辰彦 稲垣
Makoto Kuwamoto
誠 桑本
Toshiharu Etsuno
俊治 越野
Tsukasa Yoshiura
司 吉浦
Takumi Matsuura
巧 松浦
Yuji Nagaishi
裕二 永石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雰囲気や環境に対する信頼性の向上と騒音低
減の両方を実現できる記録再生ディスク装置を具備した
映像音響装置を提供すること。 【解決手段】 放送あるいは再生された番組の映像信号
と音声信号と文字信号とを受信する映像音声入力ユニッ
トと、再生された映像信号と文字信号より映像および文
字を表示させる映像出力回路と、再生された音声信号よ
り音声を出力させる音声出力回路と、映像データ、音声
データ、および文字データの記録再生を行うディスク装
置とを備えている。そして、前記ディスク装置が設置さ
れる周辺の雰囲気環境を検出する雰囲気環境検出ユニッ
トと、前記雰囲気環境検出ユニットからの信号をもと
に、前記ディスク装置の動作を制御するドライブ動作制
御ユニットと、前記ディスク装置から前記音声出力回路
への信号をもとに、前記ディスク装置の動作を制御する
ドライブ騒音制御部とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像、音声、およ
び文字情報を処理する映像音響装置に関し、特に、同時
に行う記録再生や、放送中の番組の受信において、一時
停止、遅延、逆戻し、圧縮、編集などの操作が実現でき
る映像音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアという言葉が頻繁
に用いられている。マルチメディアのための機器では、
大量の映像情報、音声情報、文字情報を即時あるいは同
時に処理し、情報の記録と情報の読み出しを高速かつラ
ンダムに行うことが必要となっている。従来より、映像
および音声信号の記録再生には、ビテオテープレコーダ
(以下、VTRとする。)やオーディオテープレコーダ
(以下、ATRとする。)が広く用いられている。
【0003】しかしながら、VTRやATRは、録画番
組の再生中は再生動作のみを行うものであり、複数の装
置を有していない限り、同時に記録と再生をすることは
不可能である。例えば、テレビやラジオの番組を視聴し
ている途中で、何らかの理由で視聴を中断しなければな
らない場合や、再度同じ部分を繰り返して視聴したい場
合などがある。このようなとき、VTRやATRで記録
している場合には、番組を放送されている順序で視聴し
たい時、番組終了まで待たなければならない。また、録
画した番組を再生して視聴しているときに、現在放送さ
れている番組の記録はできない。
【0004】そこで、上記のような動作を可能にするラ
ンダムアクセス可能なディスク装置を有する映像音響装
置が提案され、例えば特開平6-245157(第1の従来例)
や特開平8-30903(第2の従来例)に示されている。第
1の従来例の原理図を、図13に示す。図13は、チュ
ーナ22と表示器25およびスピーカ27a、27bを
備えた映像音響装置に、記録と再生とを同時にかつ独立
に行える記録再生装置3が設けられている。この構成に
よって、放送されている番組を受信しながら、その番組
を記録及び再生することができる。また番組の進行を停
止させたり、再開させたりすることができる。また、再
生中に番組の進行を速めることにより、番組の中の興味
のない部分を省略することができる。さらに、逆戻しに
より、番組の一部分を再度視聴することもできる。
【0005】第2の従来例の原理図を、図14の(a)
及び図14の(b)に示す。図14の(a)は、エンコ
ード回路11とデコード回路12とTVモニタ13とを
備えた映像音響装置に、記録と再生とを同時にかつ独立
に行える磁気ディスク装置20と、切り換えスイッチ4
と、制御部5が設けられている。図14の(b)は磁気
ディスク装置20、切換スイッチ4の詳細な構成図であ
る。この構成によって、記録再生ヘッド2の状態を記録
または再生に、切り換えスイッチ4と制御部5で切り換
えることによって、入力信号を記録しながら、一つ以上
の再生信号を出力することが可能となり、タイムシフト
を実現できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような映像およ
び音声、文字などの記録再生装置を具備した映像音響装
置を構成する場合、例えば、テレビの中に記録再生ディ
スク装置を内蔵する。この場合には、映像音響装置内の
記録再生ディスク装置周辺の雰囲気や環境の状態、具体
的には温度、湿度、振動、衝撃などによる記録再生ディ
スク装置の信頼性が問題となる。また記録再生ディスク
装置から発生する騒音による静寂性への妨害が問題とな
る。
【0007】一般的な映像音響装置であるテレビが使用
される雰囲気環境仕様は、温度の低温側が−20℃、高
温側が40℃である。テレビ内部には熱発生源があり、
記録再生ディスク装置が設置される内部は、テレビ外部
の雰囲気温度より約25℃高くなる。従来、記録再生可
能な磁気ディスク装置や光ディスク装置(光磁気、相変
化)は、コンピュータなどの情報機器内部に組み込まれ
て使用されている。その雰囲気環境仕様での温度は、一
般的に0℃〜55℃である。すなわち、テレビなどに内
蔵されて使用される場合、雰囲気温度によるエラーレー
トやアクセスタイムへの影響、すなわち信頼性への影響
が問題となる。また湿度、結露、電磁界、振動、衝撃に
ついても温度同様に仕様が異なる。よって、現在の雰囲
気環境仕様外の範囲で使用せざるを得なくなり、エラー
レート、アクセスタイムへの影響、すなわち信頼性への
影響が問題となる。
【0008】また、テレビの騒音仕様は画面より50c
m離れたところで30dB・A以下である。30dB・
Aとは、図書館なみの静かさである。これに対して磁気
ディスク装置では、スピンドルモータの振動や、ヘッド
位置決め時のボイスコイルモータの振動が磁気ディスク
装置のベースを振動させ、騒音を発生させている。その
大きさは、50cm離れたところで、最大50dB・A
である。50dB・Aの騒音とは、静かな工場程度の騒
音である。すなわち、騒音源である磁気ディスク装置
を、一般家庭(約40dB・A)で使用されるテレビな
どの映像音響装置の内部に組み込むためには、静寂性が
問題となる。
【0009】騒音低減の従来例としては、ベースを吸音
材で覆う例があるが、放熱を妨げる作用もあるため、映
像音響装置内部で使用する場合、雰囲気環境の温度を考
慮する必要がある。雰囲気温度低減の従来例としては、
コンピュータなどでのファンによる空冷が一般的である
が、この場合は騒音を考慮する必要がある。
【0010】記録再生可能なディスク装置を内蔵した映
像音響装置を構成する場合、前記のように、雰囲気及び
環境における信頼性と騒音という相反する問題を同時に
解決することが必要という課題を有していた。そこで、
本発明は、前記課題に鑑み、雰囲気及び環境に対する信
頼性の向上と騒音低減の両方を実現できる記録再生ディ
スク装置を具備した映像音響装置を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の映像音響装置
は、放送あるいは再生された番組の映像信号と音声信号
と文字信号とを受信する映像音声入力手段と、再生され
た映像信号と文字信号より映像および文字を表示させる
映像出力手段と、再生された音声信号より音声を出力さ
せる音声出力手段と、映像データ、音声データ、および
文字データの記録再生を行うディスク装置とを備えてい
る。そして、さらに前記ディスク装置が設置される周辺
の雰囲気と環境を検出する雰囲気環境検出手段と、前記
雰囲気環境検出手段からの信号をもとに、前記ディスク
装置の動作を制御するドライブ動作制御手段と、前記デ
ィスク装置から前記音声出力手段への信号をもとに、前
記ディスク装置の動作を制御するドライブ騒音制御手段
とを有している。このような構成によって、雰囲気と環
境の変化による記録再生ディスク装置の動作の性能と信
頼性向上を実現できるとともに、視聴者の感じる騒音の
低減を図ることのできる映像音響装置が実現できる。
【0012】本発明の映像音響装置は、放送あるいは再
生された番組の映像信号と音声信号と文字信号とを受信
する映像音声入力手段と、再生された映像信号と文字信
号より映像および文字を表示させる映像出力手段と、再
生された音声信号より音声を出力させる音声出力手段
と、映像データ、音声データ、および文字データの記録
再生を行うディスク装置とを備えている。そして、前記
ディスク装置が設置される周辺の雰囲気環境を検出する
雰囲気環境検出手段と、前記雰囲気環境検出手段からの
信号をもとに、前記ディスク装置の動作を制御するドラ
イブ動作制御手段とを備えている。
【0013】前記ドライブ動作制御手段は、複数の雰囲
気環境検出手段からの信号をもとに、ディスク装置の雰
囲気と環境の状態を推定する雰囲気状態推定手段と、前
記雰囲気状態推定手段からの信号をもとに、ディスク装
置の動作を制御する動作制御手段とを備えている。前記
ドライブ動作制御手段は、雰囲気環境検出手段からの信
号の時間履歴をもとに、ディスク装置の雰囲気と環境の
状態を予測する雰囲気状態予測手段と、前記雰囲気状態
予測手段からの信号をもとに、ディスク装置の動作を制
御する動作制御手段とを備えている。
【0014】前記ドライブ動作制御手段は、映像データ
および音声データを一時的に記録する補助記録手段を有
している。さらに、本発明の映像音響装置は、ドライブ
動作状態検出手段と、前記雰囲気環境検出手段とドライ
ブ動作状態検出手段からの信号をもとに、ディスク装置
の動作を制御するドライブ動作制御手段とを備えてい
る。
【0015】さらに、本発明の映像音響装置は、前記雰
囲気環境検出手段からの信号をもとに、ドライブの雰囲
気環境状態を制御するドライブ雰囲気環境制御手段を備
えている。さらに、本発明の映像音響装置は、前記ディ
スク装置から前記音声出力手段への信号をもとに、前記
ディスク装置の動作を制御するドライブ騒音制御手段を
備えている。
【0016】さらに、本発明の映像音響装置は、視聴者
の有無を検知する視聴者検知手段と、前記視聴者検知手
段からの信号をもとに、ドライブの雰囲気環境状態を制
御するドライブ雰囲気環境制御手段とを備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1ないし図1
2を参照して説明する。
【0018】《第1の実施例》以下、第1の実施例につ
いて図1〜図6を参照して説明する。第1の実施例の目
的は、映像音声入力ユニット10と、映像出力と音声出
力を得る再生処理ユニット20と、映像、音声、および
文字データの記録再生を行うディスク装置1とを備えて
いる映像音響装置において、雰囲気と環境の変化による
記録再生ディスク装置の動作性能の信頼性向上を実現で
きるとともに、視聴者の感じる騒音の低減を図ることの
できる映像音響装置を実現することである。
【0019】図1は、第1の実施例における映像音響装
置の全体構成を示す概略構成図である。図1において、
第1の実施例の映像音響装置は、映像音声データの記録
再生が可能な磁気ディスク装置1、放送された番組の映
像と音声データを含むテレビ信号を受信する映像音声入
力ユニット10、雰囲気環境検出ユニット4、ドライブ
動作制御ユニット5及び再生処理ユニット20を備えて
いる。映像音声入力ユニット10は、チューナ10−1
及び記録処理回路10−2とを有する。映像出力手段と
音声出力手段である再生処理ユニット20は再生処理回
路20−1、映像回路20−2、音声回路20−3、T
Vモニタ20−4及び2個のスピーカ20−5とを有す
る。雰囲気環境検出ユニット4は熱電対温度計(温度セ
ンサ)4−1、電気式湿度計(湿度センサ)4−2、加
速度ピックアップ(振動/衝撃センサ)4−3及びホー
ル素子(電磁界センサ)4−4とを有している。ドライ
ブ動作制御ユニット5は、動作制御部5−1、補助記録
手段である磁気テープ装置5−4、ドライブ動作状態検
出手段であるアクセスタイム測定器6及びドライブ騒音
制御手段である低騒音動作制御部8を備えている。
【0020】図2の(a)は、第1の実施例の映像音響
装置に内蔵される磁気ディスク装置1の全体構成を示す
斜視図、図2の(b)は、図2の(a)の下面を示す底
面図である。図2の(a)及び図2の(b)において、
熱電対温度計4−1が、磁気ディスク装置1の筐体面1
A、および各IC(集積回路)の表面の以下に列記する
それぞれ矢印で示す位置に接着されている。すなわち、
スピンドルモータシャフト16近傍の筐体面4−1−
1、ボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)17
のシャフト近傍の筐体面4−1−2、マイコンIC18
の表面4−1−3、信号処理IC19の表面4−1−
4、モータのドライバIC31の表面4−1−5、イン
ターフェイスIC32の表面4−1−6、磁気ディスク
装置1近傍の雰囲気中4−1−7の7箇所に熱電対温度
計4−1を設置する。
【0021】また、振動及び衝撃の計測のため、磁気デ
ィスク装置1の筐体のカバー面4−3−1と、側面4−
3−2、4−3−3の計3個所に加速度ピックアップ4
−3が設置されている。さらに、磁気ディスク装置1の
筐体のカバー面1Aに電気式湿度計4−2とホール素子
4−4が設置されている。第1の実施例では、図1の動
作制御部5−1は、雰囲気温度に対する動作仕様のテー
ブル(図示省略)を持っており、このテーブルに基づい
て以下の動作をする。
【0022】図3は第1実施例の磁気ディスク装置1の
雰囲気温度とアクセスタイムの関係の実験結果を示す。
図3において、磁気ディスク装置1の周辺の雰囲気温度
が80℃以上になった場合、ディスク装置1の各機構部
の熱膨張により動作が不安定になりアクセスタイムが長
くなってしまう。ここで、アクセスタイムとは、図1の
記録処理回路10−2から磁気ディスク装置1へ記録信
号が入力されてから、あるいは磁気ディスク装置1から
再生処理ユニット20へ再生信号が出力されてから磁気
ディスク装置1において記録又は再生処理が完了するま
での時間である。
【0023】図3に示すようにアクセスに遅れを生じた
場合、動作制御部5−1は、磁気ディスク装置の動作を
一時中断させる。また、雰囲気温度が80℃以下であっ
ても、図2のVCM17近傍の筐体面1A、およびドラ
イバIC31が高温(90℃以上)であれば、動作制御
部5−1が、1/2ストローク以上の長距離のシーク動
作であるロングシークの制限を行う。また、図2の
(b)の信号処理IC19が高温(90℃以上)である
場合は、磁気ディスク装置1から再生処理ユニット20
へ転送するときの最高転送レートでの連続使用を間欠使
用に変更して、70%以下に転送レートを下げる。以上
のように、温度によって動作モードに制限を行うことに
よって、アクセスタイムの急激な増加を防ぎ、磁気ディ
スク装置1の、ひいては映像音響装置の高信頼性を維持
することができる。
【0024】さらに、図1の動作制御部5−1は、振動
及び衝撃に対する動作仕様のテーブル(図示省略)を持
っている。図4は第1実施例における振動加速度とアク
セスタイムの関係の実験結果を示す。図4に示すよう
に、動作中に1G以上の振動や衝撃が加わった場合、ア
クセスタイムが長くなってしまうため、加速度センサ4
−3で加速度を検出しそれに基づいて動作を一時中断さ
せる。
【0025】雰囲気や環境の変化のため、図1に示す動
作制御部5−1が磁気ディスク装置1を一時停止させる
場合、記録時であれば、映像および音声のデータはなく
なってしまう。そこで、記録時に動作停止を行う場合
は、補助記録装置である磁気テープ装置5−4を起動さ
せ、磁気ディスク装置1が停止している間のデータをテ
ープに記録する。
【0026】以上のように、振動を検出して磁気ディス
ク装置1の動作制限を行うことによって、アクセスタイ
ムの急激な増加及びデータの欠落を防ぎ、高信頼性を維
持することが可能となる。さらに、図1において、低騒
音動作制御部8には、音声回路20−3からスピーカ2
0−5へ印加される信号が入力信号として印加され、ス
ピーカ20−5の音圧レベルを検出する。音圧レベルが
40dB・A以下の場合は、磁気ディスク装置1のアク
セスモードの距離に制限を加えるとともに、VCM17
への入力信号の時定数を大きくする。また、シーケンシ
ャルライトモードにおいて、検出した音圧レベルが35
dB・A以下の場合は、VCMへの入力信号の時定数を
大きくする。
【0027】図5の(a)及び(b)はそれぞれ磁気デ
ィスク装置1を内蔵したテレビの正面図及び側断面図を
示す。図5の(a)において、TVモニタ20−4の左
右両側にスピーカ20−5が設けられている。図5の
(b)において、テレビ筐体30の内面には、吸音材及
び遮音材40が張り付けられている。また、磁気ディス
ク装置1は、吸音材及び遮音材40Aを介してディスク
装置の固定シャーシ50に取付けられ、固定シャーシ5
0はテレビ筐体30に吸音及び遮音材40を介して固定
されている。これによって、磁気ディスク装置1に与え
られる振動を防止しアクセスタイムへの影響を小さくす
るとともに、磁気ディスク装置1から発生する騒音がテ
レビ筐体30の外部(視聴者側)へ伝わるのを低減する
ことができる。
【0028】図6の(a)及び(b)はそれぞれ磁気デ
ィスク装置を内蔵したテレビの他の例の概略構成図を示
す。図6の(b)において、テレビ筐体30の内面には
吸音材および遮音材40が張付けられている。筺体30
の下部の前面にはディスク装置1の取り付けと取り出し
を行うための機構部着脱口60が設けられている。磁気
ディスク装置1として磁気ヘッドとディスクと回転機構
(スピンドルモータ)と位置決め機構(VCM)とを有
する機構部1−Aと、信号処理部と制御部とインターフ
ェイス部とを有する電気回路部1−Bに分離することが
可能なものを用いると、機構部1−Aのみを着脱口60
から出し入れすることにより両者を接離することができ
る。例えば機構部1−Aが故障した場合の交換が着脱口
60から簡単にできる。また、電気回路部1−Bを数台
の磁気ディスク装置1の機構部1−Aで共用することも
できる。さらに、磁気ディスク装置1の機構部1−Aを
取り出し、同じ構成を有する他のテレビに取り付けるこ
とによって、記録した映像をどのテレビでも再生するこ
とができる。
【0029】また、本実施例では、温度、湿度、振動及
び衝撃、電磁界を検出するために、熱電対温度計、電気
式湿度計、加速度ピックアップ、ホール素子を使用して
いるが、他のセンサを使用しても同様の効果が得られ
る。また、本実施例では、雰囲気温度80℃、IC温度
90℃を動作制御部5−1、および雰囲気環境制御手段
の動作開始温度としたが、他の温度に設定しても同様の
効果が得られる。
【0030】また、本実施例では、雰囲気温度が80
℃、IC温度が90℃になった場合、動作制御部5−1
は、最高転送レートを70%、ヘッドのアクセス時のシ
ーク距離を1/2ストロークにするとしているが、他の
動作制御方法でも同様の効果が得られる。
【0031】《第2の実施例》以下、第2の実施例につ
いて図2および図7〜図10を参照しながら説明する。
第2の実施例の目的は、映像音声入力ユニット10と、
映像出力と音声出力を得る再生処理ユニット20と、映
像、音声、および文字データの記録再生を行うディスク
装置1とを備えている映像音響装置において、雰囲気や
環境を制御して記録再生ディスク装置の動作性能の信頼
性向上を実現できるとともに、視聴者の感じる騒音の低
減を図ることのできる映像音響装置を実現することであ
る。
【0032】図7は、第2の実施例における映像音響装
置のブロック図である。図7において、図1に示す要素
と同じ符号で示す要素は同様の作用を行なうので、その
説明を省略する。図7において、第2の実施例の映像音
響装置も第1の実施例の装置と同様に、映像音声データ
の記録再生が可能なディスク装置である磁気ディスク装
置1、放送された番組の映像と音声データを含むテレビ
信号を受信する映像音声入力手段であるチューナ10−
1と、記録処理回路10−2と、映像出力手段と音声出
力手段である再生処理回路20−1と、映像回路20−
2と、音声回路20−3と、TVモニタ20−4と、ス
ピーカ20−5と、雰囲気環境検出手段である熱電対温
度計4−1と、電気式湿度計4−2と、加速度ピックア
ップ(振動/衝撃センサ)4−3と、ホール素子(電磁
界センサ)4−4と、ドライブ動作制御手段である動作
制御部5−1と、補助記録手段である磁気テープ装置5
−4と、ドライブ騒音制御手段8である低騒音動作制御
部とを備えている。第1の実施例と異なる点は、さらに
磁気ディスク装置1のドライブ動作状態検出手段である
アクセスタイム測定器6と、複数の雰囲気環境検出ユニ
ット4の出力をもとに雰囲気状態を推定する雰囲気状態
推定器5−2と、磁気ディスク装置1のドライブ雰囲気
環境制御手段である冷却用ファン7−1、ヒータ7−2
とを設けた点である。
【0033】図7において、動作制御部5−1は、雰囲
気状態推定器5−2からの信号に基づいて、磁気ディス
ク装置1の動作を制御する。雰囲気状態推定器5−2
は、雰囲気環境検出ユニット4の温度センサ4−1、と
ドライブ動作状態検出手段のアクセスタイム測定器6の
出力をもとに次のように雰囲気状態を推定しかつ制御す
る。
【0034】雰囲気状態推定器5−2は、ファジィ推論
によって、動作制御部5−1と冷却用ファン7−1とヒ
ータ7−2への制御出力を生成する。ファジィ推論によ
って、動作制御部5−1、冷却用ファン7−1及びヒー
タ7−2を制御して雰囲気とアクセスタイムに対するド
ライブ動作および雰囲気状態を制御するための、前件部
を図9に、後件部を図10に示す。
【0035】前件部変数としては、雰囲気状態を示す温
度、湿度と、磁気ディスク装置1の動作状態を示すトラ
ック間のシーク動作におけるアクセスタイムを選択す
る。アクセスタイムは、短い場合を「速い」、中程度の
場合を「少し遅い」、長い場合を「遅い」と表記する。
図8にそれぞれのメンバーシップ関数を示す。各メンバ
シップ関数は、右のものが「高、遅い」、中央のものが
「中、少し遅い」、左のものが「低、速い」に対応して
いる。また、後件部変数としては、冷却用ファン7−
1、およびヒータ7−2の入力と、動作制御部5−1の
制御によって制限する転送レート、および磁気ディスク
装置1のヘッドのアクセス距離を選択した。図10の後
件部の数値は、右欄がファン7−1、ヒータ7−2への
入力の最大入力値に対する百分率、左欄が最高転送レー
ト、及びヘッドのアクセス距離の最大ストロークに対す
る百分率である。ただし、ファン7−1への最大入力値
は、低騒音動作制御部8によって制限される。
【0036】図9、図10および図8より、例えば温度
30度、湿度60%、平均アクセスタイムが8.4ms
ecである場合、図9の前件部はa,b,c,dの4つが選択
される。よく知られたファジィ演算における詳細な計算
を省略して結果のみを示すと、図10の後件部のA、B
より、動作制御部5−1は、磁気ディスク装置1の転送
レートを14.3%に制限し、C、Dより20.1%の
出力で雰囲気環境制御手段であるファン7−1又はヒー
タ7−2を動作させる。すなわち、雰囲気状態推定器5
−2におけるファジィ推論による出力をもとに、冷却用
ファン7−1またはヒータ7−2が動作するとともに、
動作制御部5−1が磁気ディスク装置1を制御する。
【0037】また、低騒音動作制御部8は、音声回路2
0−3からスピーカ20−5へ印加される信号を入力信
号として、スピーカ出力の音圧レベルを検出し、音圧レ
ベルに応じて冷却用ファン7−1の回転数を決定する。
決定された回転数でファン7−1を回転させることによ
って、磁気ディスク装置1の筐体およびICを冷却す
る。さらに、図7において、低騒音動作制御部8は、音
声回路20−3からスピーカ20−5への信号を入力信
号として、スピーカ出力の音圧レベルを検出する。音圧
レベルが40dB・A以下の場合は、ヘッドのアクセス
距離に制限を加えるとともに、VCM17への入力信号
の時定数を大きくする。その結果アクセススピードが低
下し、騒音が減少する。また、シーケンシャルライトモ
ードで、導出した音圧レベルが35dB・A以下の場合
は、VCM17への入力信号の時定数をさらに大きくす
る。
【0038】ゆえに、本実施例によれば、温度、湿度な
どの雰囲気環境の変化による記録再生ディスク装置のア
クセスタイム動作性能の信頼性向上を実現できるととも
に、視聴者の感じる騒音の低減を図ることのできる映像
音響装置の実現が可能となる。
【0039】また、本実施例では、雰囲気環境制御手段
として、温熱用にヒータ7−2、冷却用にファン7−1
を使用しているが、温熱用に白熱灯などを用いたり、冷
却用にペルチェ素子などを用いる他の方法であっても同
様の効果が得られる。また、本実施例では、雰囲気状態
推定手段として、ファジイ推論を用いたが、定性推論な
ど他の推論方法であっても同様の効果が得られる。
【0040】また、本実施例では、雰囲気状態推定手段
として、ファジイ推論を用い、前件部、後件部、メンバ
ーシップ関数を図9、図10及び図8のようにしたが、
異なる前件部、後件部、メンバーシップ関数を用いても
同様の効果が得られる。また、本実施例では、雰囲気状
態予測手段として、温度に対して、最新の測定値と過去
の測定値の計6個の測定値より、温度勾配とその微分値
を導出し、1分後の雰囲気温度を予測し、磁気ディスク
装置の動作制御を行っている。予測手段は、温度だけに
限られるものではなく、測定値の個数及び時間もそれぞ
れ6個及び1分に限定されるものではない。また予測方
法が他の方法であっても同様の効果が得られる。
【0041】また、本実施例では、動作制御部は、転送
レートとシーク距離を制限しているが、エラーレートや
立ち上がり時間など、他のパラメータを用いても同様の
効果が得られる。また、本実施例では、制限する音圧レ
ベルのしきい値を40dB・A及び35dB・Aとして
いるが、他の音圧レベルでも同様の効果が得られる。ま
た、本実施例では、ディスク装置を磁気ディスク装置
(ハードディスク装置)としているが、光磁気ディスク
装置や相変化型光ディスク装置などであっても同様の効
果が得られる。
【0042】《第3の実施例》以下、第3の実施例につ
いて図2および図11を参照しながら説明する。第3の
実施例の目的は、映像音声入力ユニット10と、映像出
力と音声出力を得る再生処理ユニット20と、映像音声
データの記録再生を行うディスク装置1とを備えている
映像音響装置において、雰囲気や環境の変化を予測して
雰囲気や環境を制御し、記録再生ディスク装置の動作性
能の信頼性向上を実現できるとともに、視聴者の感じる
騒音の低減を図ることのできる映像音響装置を実現する
ことである。
【0043】図11は、第3の実施例における映像音響
装置のブロック図である。図11において、第3の実施
例の映像音響装置も第1の実施例の装置と同様に、映像
音声データの記録再生が可能なディスク装置である磁気
ディスク装置1、放送された番組の映像と音声データを
含むテレビ信号を受信する映像音声入力手段であるチュ
ーナ10−1と、記録処理回路10−2と、映像出力手
段と音声出力手段である再生処理回路20−1と、映像
回路20−2と、音声回路20−3と、TVモニタ20
−4と、スピーカ20−5と、雰囲気環境検出手段であ
る熱電対温度計4−1と、電気式湿度計4−2と、加速
度ピックアップ(振動/衝撃センサ)4−3と、ホール
素子(電磁界センサ)4−4と、ドライブ動作制御手段
5である動作制御部5−1と、補助記録手段である磁気
テープ装置5−4と、ドライブ動作状態検出手段である
アクセスタイム測定器6−1と、ドライブ騒音制御手段
である低騒音ドライブ制御部8とを備えている。図7に
示す要素と同じ符号で示す要素は同様の作用を行うので
その説明を省略する。
【0044】この実施例が図7に示した第2の実施例と
異なる点は、雰囲気環境検出ユニット4の出力の時間履
歴をもとに、今後の雰囲気と環境の状態を予測する雰囲
気状態予測器5−3と、視聴者がいるかいないかを判断
する視聴者検知手段である赤外線センサを含む検出器9
を有していることである。
【0045】図11において、動作制御部5−1は、雰
囲気状態予測器5−3からの信号をもとに、磁気ディス
ク装置1の動作を制御する。雰囲気状態予測器5−3
は、雰囲気環境検出ユニット4の温度センサ4−1、と
アクセスタイム測定器6の出力をもとに次のように雰囲
気の状態を予測する。ある時刻での温度をT(n)と
し、1単位時間の1回前の測定時の温度をT(n−1)
とすると、4単位時間におけるそれぞれの温度勾配VT
は下記の式(1)、(2)、(3)、(4)で表され
る。
【0046】 VT(n)=T(n)−T(n−1)・・・(1)
【0047】 VT(n−1)=T(n−1)−T(n−2)・・・(2)
【0048】 VT(n−2)=T(n−2)−T(n−3)・・・(3)
【0049】 VT(n−3)=T(n−3)−T(n−4)・・・(4)
【0050】また、温度勾配の微分値ATは式(5)、
(6)、(7)で表される。
【0051】 AT(n)=VT(n)−VT(n−1)・・・(5)
【0052】 AT(n−1)=VT(n−1)−VT(n−2)・・・(6)
【0053】 AT(n−2)=VT(n−2)−VT(n−3)・・・(7)
【0054】今、10秒を単位時間として10秒ごとに
データをサンプリングすれば、1分間に6個の雰囲気温
度と5個の温度勾配VTの値を測定できる。
【0055】(1)温度勾配VTが単調増加の場合、4
個の温度勾配の変化ATの平均より温度勾配を導出し、
現在の温度T(n)を基にして1分後の雰囲気温度を予
測する。そして、予測された雰囲気温度が65℃以上に
なる場合、動作制御部5−1および冷却用ファン7−1
を動作させる。
【0056】(2)温度勾配VTが単調減少の場合、上
記と同様に、4個の温度勾配の変化ATの平均より温度
勾配を導出し、現在の温度T(n)を基にして1分後の
雰囲気温度を予測する。そして、予測された磁気ディス
ク装置温度が0℃以下になる場合、動作制御部5−1お
よびヒータ7−2を動作させる。
【0057】(3)温度勾配VTが上記のどちらでもな
い場合、現在の雰囲気温度が65℃以上または0℃以下
であればそれぞれ上記(1)、(2)と同じ動作をさせ
る。
【0058】ただし、冷却用ファン7−1については、
低騒音動作制御部8と同様に、音声回路20−3からス
ピーカ20−5への信号を入力信号として、スピーカ出
力の音圧レベルを導出し、音圧レベルに応じて冷却用フ
ァン7−1の回転数を決定する。決定された回転数で回
転させることによって、磁気ディスク装置1の筐体およ
びICを冷却する。さらに、図11では視聴者検出手段
である赤外線センサを含む検出器9を有し、画面より2
m以内に動作する物体がない場合、視聴者なしと判断す
る。また、2時間以上外部より、映像音響装置へ入力指
令がない場合も、視聴者なしと判断する。そして、温度
センサ4−1の値が20℃以上であれば、視聴者がいな
いことから騒音が増加してもかまわないので冷却用ファ
ン7−1を回転させる。
【0059】本実施例によれば、温度、湿度などの雰囲
気環境の変化による記録再生ディスク装置1のアクセス
タイム動作性能の信頼性向上を実現できるとともに、視
聴者の感じる騒音の低減を図ることのできる映像音響装
置を実現が可能となる。なお、本実施例では、雰囲気及
び環境の検出要素として、温度、湿度、振動及び衝撃、
電磁界の4つを検出しているが、3つ以下であってもよ
く、また、電気式温度計4−2を利用して結露など他の
雰囲気環境を検出しても同様の効果が得られる。また、
本実施例では、視聴者の検出器として、赤外線センサと
一定時間内の入力指令の有無を検出しているが、CCD
カメラなどの他の方法であっても同様の効果が得られ
る。
【0060】図12は、本発明の映像音響装置に備えら
れる磁気ディスク装置1の構成を示す斜視図である。図
において、複数のトラックを有する磁気ディスク103
は回転機構106によって回転される。磁気ディスク1
03の記録面には、データの書込み及び読出しを行うた
めの磁気ヘッド101がヘッド支持機構104によって
支持されている。ヘッド支持機構104はヘッド位置決
め機構105によって駆動され、磁気ヘッド101を磁
気ディスク103の所望のトラックに位置決めする。磁
気ディスク装置1の筺体内には、制御装置107が設け
られている。制御装置107には映像音声データを処理
するための信号処理部101A、磁気ヘッド101、回
転機構106及び位置決め機構105を制御するための
制御部101B及び映像音声データの入出力のためのイ
ンタクエース部101Cが設けられている。図1の動作
制御部5−1からの出力される制御信号は、インタクエ
ース部101Cを経て制御部101Bへ入力され磁気デ
ィスク装置1の動作を制御している。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を秦する。 (1)雰囲気環境検出ユニットは、ディスク装置周辺の
雰囲気の状態を検出することが可能であり、動作制御ユ
ニットは、ディスク装置の動作を雰囲気の状態に応じて
制御することが可能であるため、ディスク装置の信頼性
を向上させることができる。
【0062】(2)ドライブ動作状態を検出するアクセ
スタイム測定器は、ディスク装置のアクセスタイムを測
定し、動作制御ユニットによって、ディスク装置の動作
を制限することが可能であるため、ディスク装置の信頼
性を向上させることができる。
【0063】(3)雰囲気状態推定器は、雰囲気環境検
出ユニットとアクセスタイム測定器の出力をもとに、デ
ィスク装置周辺の雰囲気状態を推定し、動作制御ユニッ
トによって、ディスク装置1の動作を雰囲気状態の推定
値に応じて制御することが可能であるため、ディスク装
置の信頼性を向上させることができる。
【0064】(4)雰囲気状態予測器は、雰囲気環境検
出ユニットの出力をもとに、ディスク装置周辺の雰囲気
状態を予測することが可能であり、動作制御ユニットに
よって、ディスク装置の動作を雰囲気状態に応じて制御
することが可能であるため、ディスク装置の信頼性を向
上させることができる。
【0065】(5)ドライブ雰囲気及び環境を制御する
雰囲気環境検出ユニットによって、ディスク装置周辺の
雰囲気状態を検出することにより、ディスク装置の動作
状態に応じて、雰囲気を制御することが可能であるた
め、ディスク装置の信頼性を向上させることができる。
【0066】(6)視聴者の有無を検出するとともに、
ドライブ雰囲気環境制御手段のファンとヒータによっ
て、ディスク装置周辺の雰囲気を制御することが可能で
あるため、ディスク装置の信頼性を向上させることがで
きる。
【0067】(7)ドライブ騒音制御手段である低騒音
動作制御部は、音声出力手段への信号をもとに、ディス
ク装置の動作および騒音を制御することが可能であるた
め、低騒音化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像音響装置の第1の実施例のブロッ
ク図。
【図2】(a)は第1の実施例の映像音響装置に内蔵さ
れる磁気ディスク装置の斜視図。(b)は第1の実施例
の映像音響装置に内蔵される磁気ディスク装置の底面
図。
【図3】第1の実施例における雰囲気温度とアクセスタ
イムの関係を示すグラフ。
【図4】第1の実施例における振動とアクセスタイムの
関係を示すグラフ。
【図5】(a)は第1の実施例における磁気ディスク装
置を内蔵したテレビの正面図。(b)は第1の実施例に
おける磁気ディスク装置を内蔵したテレビの側断面図。
【図6】(a)は第1の実施例における磁気ディスク装
置を内蔵したテレビの正面図。(b)は第1の実施例に
おける磁気ディスク装置を内蔵したテレビ側断面図。
【図7】本発明にかかる映像音響装置の第2の実施例の
構成を示すブロック図。
【図8】第2の実施例におけるファジィ推論に用いるメ
ンバーシップ関数の図。
【図9】ファジィ推論の前件部
【図10】ファジィ推論の後件部
【図11】本発明にかかる映像音響装置の第3の実施例
の構成を示すブロック図。
【図12】本発明の映像音響装置に備えられる磁気ディ
スク装置の構成を示す斜視図。
【図13】第1の従来例の映像音響装置のブロック図。
【図14】(a)は第2従来例のブロック図。(b)は
(a)の磁気ディスク装置の斜視図。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 4 雰囲気環境検出ユニット 4ー1 熱電対温度計 4ー2 電気式湿度計 4ー3 加速度ピックアップ 4ー4 ホール素子 5 ドライブ動作制御ユニット 5ー1 動作制御部 5ー3 雰囲気状態予測器 5ー4 磁気テープ装置 6 アクセスタイム測定器 7ー1 フアン 7ー2 ヒータ 8 低騒音動作制御部 9 赤外線センサ 10 映像音声入力ユニット 10−1 チューナ 10−2 記録処理回路 20 再生処理ユニット 20−1 再生処理回路 20−2 映像回路 20−3 音声回路 20−4 モニタ 20−5 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越野 俊治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉浦 司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松浦 巧 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永石 裕二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送あるいは再生された番組の映像信号
    と音声信号と文字信号とを受信する映像音声入力手段
    と、 再生された映像信号と文字信号より映像および文字を表
    示させる映像出力手段と、 再生された音声信号より音声を出力させる音声出力手段
    と、 映像データ、音声データ、および文字データの記録再生
    を行うディスク装置と、 前記ディスク装置が設置される周辺の雰囲気及び環境の
    データを検出する雰囲気環境検出手段と、 前記雰囲気環境検出手段からの検出信号をもとに、前記
    ディスク装置のドライブ動作を制御するドライブ動作制
    御手段とを備えたことを特徴とする映像音響装置。
  2. 【請求項2】 さらに前記ディスク装置の動作状態を検
    出するドライブ動作状態検出手段と、 前記雰囲気環境検出手段とドライブ動作状態検出手段か
    らの検出信号をもとに、前記ディスク装置の動作を制御
    するドライブ動作制御手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の映像音響装置。
  3. 【請求項3】 前記ドライブ動作状態検出手段は、ディ
    スク装置への記録再生の指令から前記ディスク装置の記
    録再生動作が終了するまでの時間であるアクセスタイム
    の長さを検出するアクセスタイム測定器であることを特
    徴とする請求項2記載の映像音響装置。
  4. 【請求項4】 前記ドライブ動作制御手段は、 雰囲気環境検出手段からの複数の検出信号をもとに、ド
    ライブの雰囲気環境状態の変化を推定する雰囲気状態推
    定手段と、 前記雰囲気状態推定手段からの信号をもとに、ディスク
    装置の動作を制御する動作制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1、あるいは2記載の映像音響装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライブ動作制御手段は、 雰囲気環境検出手段からの信号の時間履歴をもとに、ド
    ライブの雰囲気環境状態を予測する雰囲気状態予測手段
    と、 前記雰囲気状態予測手段からの信号をもとに、ディスク
    装置の動作を制御する動作制御手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1、あるいは2記載の映像音響装置。
  6. 【請求項6】 前記ドライブ動作制御手段は、 映像データおよび音声データを一時的に記録する補助記
    録手段を有していることを特徴とする請求項1、あるい
    は2記載の映像音響装置。
  7. 【請求項7】 放送あるいは再生された番組の映像信号
    と音声信号と文字信号とを受信する映像音声入力手段
    と、 再生された映像信号と文字信号より映像および文字を表
    示させる映像出力手段と、 再生された音声信号より音声を出力させる音声出力手段
    と、 映像データ、音声データ、および文字データの記録再生
    を行うディスク装置と、 前記ディスク装置が設置される周辺の雰囲気環境のデー
    タを検出する雰囲気環境検出手段と、 前記雰囲気環境検出手段からの信号をもとに、雰囲気環
    境状態を制御するドライブ雰囲気環境制御手段とを備え
    たことを特徴とする映像音響装置。
  8. 【請求項8】 前記ドライブ雰囲気環境制御手段は、 ディスク装置から音声出力手段と映像出力手段へ与えら
    れる信号と、雰囲気環境検出手段からの信号とをもと
    に、ドライブの雰囲気環境状態を制御することを特徴と
    する請求項7記載の映像音響装置。
  9. 【請求項9】 前記ドライブ雰囲気環境制御手段は、フ
    ァン、およびヒータであることを特徴とする請求項7記
    載の映像音響装置。
  10. 【請求項10】 前記雰囲気環境検出手段は、 温度検出器、湿度検出器、振動衝撃検出器、結露検出
    器、及び電磁界検出器から選択した少なくとも1個の検
    出器の組み合わせで構成されていることを特徴とする請
    求項1、2あるいは7記載の映像音響装置。
  11. 【請求項11】 さらに前記ディスク装置から前記音声
    出力手段への信号をもとに、前記ディスク装置の動作を
    制御するドライブ騒音制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1、あるいは7記載の映像音響装置。
  12. 【請求項12】 さらに視聴者の有無を検知する視聴者
    検知手段と、 前記視聴者検知手段からの信号をもとに、ドライブの雰
    囲気環境状態を制御するドライブ雰囲気環境制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1、あるいは7記載の
    映像音響装置。
  13. 【請求項13】 さらにデータを記憶するための複数の
    トラックを有するディスクを回転させる回転機構と、 前記ディスクに対してデータの読み出し、および書き込
    みを行うヘッドと、 前記ディスクに近接して前記ヘッドを支持するととも
    に、任意のトラックへの位置決めを行う位置決め機構
    と、 映像音声データを処理する信号処理部と、 前記ヘッドと回転機構と位置決め機構を制御する制御部
    と、 映像音声データの入出力を行うインターフェース部とを
    有するディスク装置を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の映像音響装置。
  14. 【請求項14】 前記ディスク装置は、磁気ディスク装
    置であることを特徴とする請求項1記載の映像音響装
    置。
  15. 【請求項15】 前記映像音響装置の筺体は、ディスク
    装置から発生する騒音を低減させる騒音低減手段を有
    し、前記ディスク装置は、前記騒音低減手段を介して映
    像音響装置に設置されることを特徴とする請求項1記載
    の映像音響装置。
  16. 【請求項16】 さらにディスク装置のヘッドとディス
    クと回転機構と位置決め機構を有する機構部の取り付け
    と取り出しを行う機構部着脱口と、ディスク装置の信号
    処理部と制御部とインターフェイス部を有する電気回路
    部を有し、前記ディスク装置は騒音低減手段を有してい
    ることを特徴とする請求項1記載の映像音響装置。
JP8350750A 1996-12-27 1996-12-27 映像音響装置 Pending JPH10199120A (ja)

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