JPH10198145A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10198145A JPH10198145A JP8358083A JP35808396A JPH10198145A JP H10198145 A JPH10198145 A JP H10198145A JP 8358083 A JP8358083 A JP 8358083A JP 35808396 A JP35808396 A JP 35808396A JP H10198145 A JPH10198145 A JP H10198145A
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Abstract
よる汚染を防止できるようにした画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 現像剤カートリッジの着脱操作に連動し
てトナー受け口(および/またはトナー排出口)が開閉
されるように現像器表面で摺動されるスライドシャッタ
ーを具備した画像形成装置において、スライドシャッタ
ーは、現像剤カートリッジの取り出し操作に連動して閉
動作し、閉動作の完了時にその摺動先端部が到達する現
像器表面の予定位置は、当該現像剤カートリッジの下方
からの投影領域内に収まるようにした。
Description
ー画像を形成するプリンタ装置、複写機、あるいはファ
クシミリ装置等の画像形成装置に係り、特に、現像剤カ
ートリッジを交換する際のトナーによる汚染を防止でき
るようにした画像形成装置に関する。
は、三原色の現像剤がそれぞれ充填された3つの現像
器、あるいは更に黒色の現像剤が充填された4つの現像
器が搭載される。そして、これらを1つあるいは複数の
感光体ドラムに対向配置し、静電潜像を複数色の現像剤
で可視化して重畳することで画像形成が行われる。
る場合、1つの感光体ドラムに対向して複数の現像器を
順次配置する構成が採用される。このため、1つの感光
体ドラムの近傍に4つの現像器を保持した回転体を配置
し、この回転体を回転させることで各現像器を感光体ド
ラムと対向する位置まで順次移動させ、各現像剤で静電
潜像を順次可視化する画像形成装置が提案されている。
剤成分としてトナーとキャリアを含む2成分現像剤を使
用しているが、2成分現像剤では、画像形成を繰り返す
とキャリアが劣化して帯電性が低下するので新たな現像
剤を補給する必要がある。このため、例えば特開平6−
308829号公報では、現像器に交換可能な現像剤カ
ートリッジを装填し、トナーの補給とキャリアの交換と
を同時に行う現像装置が提案されている。この際、現像
剤カートリッジから現像器への現像剤の供給は、現像剤
カートリッジが現像器へ正規に装着されたときに相互に
対向するように現像剤カートリッジおよび現像器のそれ
ぞれに設けられた供給口および受け口を介して行われ
る。
トリッジを用いると、その交換時に前記供給口あるいは
受け口から飛散するトナーによって作業者が汚染される
場合がある。このような問題点を解決するために、例え
ば特開昭60−121473号公報では、現像装置にト
ナー掻取部材を設け、カートリッジを現像装置から引き
抜く際にカートリッジ表面に付着したトナーを掻取部材
で掻きとってカートリッジ表面を清掃する方法が提案さ
れている。しかしながら、この方法では掻きとられたト
ナーが装置本体内に堆積されるので装置内部が汚染され
てしまうことになる。また、特公平5−710では、使
用済みカートリッジをジャバラ状の袋で覆う方法も提案
されているが、構成や操作が煩雑で実用化が難しい。
いは現像器側の受け口からのトナー汚染を防止する他の
方法として、現像剤カートリッジの供給口には、その交
換時や搬送時等に内部の現像剤が飛び出さないようにす
るためのシャッター機構を設け、現像器の受け口にも、
現像剤カートリッジが未装着の状態で回転体が回転して
も現像器内部の現像剤が飛び出さないようにするための
シャッター機構を設ける構造が提案されている。
簡単でシール性に優れるなどの理由から、開口の形成さ
れた平面あるいは曲面に密着しながら表面を摺動して開
口を塞ぐスライド式のシャッターが好ましい。ところ
が、各開口部の端面近傍には現像剤が飛散しているた
め、スライドシャッターを用いると、飛散した現像剤が
シャッターの摺動方向に沿った先端部によって掻き集め
られ、シャッターが停止位置に達すると、その先端部に
は飛散したトナーが全て収集されることになる。そし
て、このようにして一か所に収集されてたトナー屑は、
重力にしたがって当該位置から落下して装置内部を汚染
してしまうという問題があった。
点を解決し、シャッター機構によって一か所に掻き集め
られたトナー屑を現像剤カートリッジごと外部へ持ち出
せるようにしてトナーによる汚染を防止するようにした
画像形成装置を提供することにある。
ために、本発明では、以下のような手段を講じた。 (1) 現像剤カートリッジの着脱操作に連動してトナー受
け口(および/またはトナー排出口)が開閉されるよう
に現像器表面で摺動されるスライドシャッターを具備し
た画像形成装置において、スライドシャッターは、現像
剤カートリッジの取り出し操作に連動して閉動作し、閉
動作の完了時にその摺動先端部が到達する現像器表面の
予定位置は、当該現像剤カートリッジの下方からの投影
領域内に収まるようにした。
イドシャッターによって掻き集められたトナー屑は、現
像剤カートリッジの下方からの投影領域内の現像器表面
に収集される。このため、このトナー屑は現像剤カート
リッジ上に落下し、現像剤カートリッジと共に回収する
ことができるので装置内部が汚染されない。 (2) 現像器を複数保持して回転する回転体をさらに具備
し、回転体の回転によって現像器が回転ドラムと順次対
向して多色画像を形成するようにした。
備えた画像形成装置においても、装置内部のトナー汚染
を防止できる。 (3) 各現像剤カートリッジは、前記現像器表面の予定位
置が、それぞれの現像剤カートリッジの下方からの投影
領域内に収まるように回転体が位置している場合のみ、
その着脱を許可されるようにした。
ッジは、掻き集められたトナー屑がその表面に落下する
位置にある場合のみ着脱が許可されるので、着脱時のト
ナー屑は必ず現像剤カートリッジ上に落下して現像剤カ
ートリッジと共に回収することができる。 (4) 現像剤カートリッジの表面であって、前記現像器に
正規に装着された際に前記予定位置の直下となる領域に
は、当該予定位置から落下したトナー屑が滑り落ちない
ようにするための滑り止めを形成した。
ッジの表面に落下したトナー屑の当該現像剤カートリッ
ジからの落下が防止される。 (5) 前記現像剤カートリッジに、少なくとも前記直下領
域を覆うスライドカバーを設けた。
ッジの表面に落下したトナー屑がスライドカバーで覆わ
れるので、現像剤カートリッジの着脱あるいは搬送中に
トナー屑が他の部分に接触することがない。
細に説明する。図1は、本発明を適用した回転式現像装
置の現像器12および現像剤カートリッジ10の分解斜
視図である。図2は、回転式現像装置に現像器12およ
び現像剤カートリッジ10が組付けられた状態を示した
断面図である。図3は、現像器12に現像剤カートリッ
ジ10を組付けた状態を示した断面図である。図4、5
は、現像器12および現像剤カートリッジ10の拡大断
面図である。図6は、現像器12の拡大斜視図である。
図7は、現像器12の長蓋38の拡大斜視図である。図
8、10は、現像剤カートリッジ10の拡大斜視図であ
る。図9は、現像剤カートリッジ10の分解斜視図であ
る。
光体ドラム20を備えており、この感光体ドラム20の
横には、略十字型の回転体34が配設されている。現像
器12および現像剤カートリッジ10には、トナーとキ
ャリアとがプレミックスされたC(シアン)、M(マゼ
ンタ)、Y(イエロー)、BK(ブラック)の現像剤成
分(以下、単に現像剤と表現する)Lが収容されてい
る。
が開口した長状のケース14を備えており、その内部に
は、トナーとキャリアをプレミックスした現像剤Lが充
填されている。ケース14の横側壁16には、マグネッ
トロール18が回転可能に軸支されており、軸部17に
設けられたギア機構(図示せず)によって矢印A方向に
回転するようになっている。マグネットロール18は、
現像剤に含まれるキャリアを磁力により吸着して磁気ブ
ラシを形成し、キャリアに吸着したトナーを感光体ドラ
ム20に供給する。これにより、感光体ドラム20に形
成されていた静電潜像が顕像化される。また、マグネッ
トロール18と平行に2本のスパイラルオーガー22、
24が横側壁16に軸支されている。このスパイラルオ
ーガー22、24のシャフト26、28の端部にはギア
機構(図示せず)が設けられており、マグネットロール
18と同方向へ回転するようになっている。
6の外周に設けられたスパイラル部30は、矢印B方向
に傾いた螺旋形状となっており、また、シャフト28の
外周に設けられたスパイラル部32は、矢印Bと反対方
向に傾いた螺旋形状となっている。これにより、マグネ
ットロール18が回転すると、スパイラルオーガー22
は現像剤Lを矢印B方向に搬送しながら撹拌し、また、
スパイラルオーガー24は、矢印Bと反対方向に現像剤
Lを搬送しながら撹拌するので、マグネットロール18
に現像剤Lが供給されることになる。このスパイラル部
30、32は、スパイラルオーガー22、24が停止し
ているとき、後述する回転体34の回転によって、現像
剤Lがスパイラルオーガー22からスパイラルオーガー
24へ循環する方向へ傾いている。
ガー22、24を長手方向に仕切るように仕切板36が
設けられている。この仕切板36の長手方向の両端部は
横側壁16まで達しておらず、その右端部付近では、ス
パイラルオーガー22で撹拌搬送された現像剤Lがスパ
イラルオーガー24側へ搬送され、左端部付近では、ス
パイラルオーガー24で撹拌搬送された現像剤Lがスパ
イラルオーガー22側へ搬送されるようになっている。
また、スパイラルオーガー22には、仕切板36の右端
部付近でスパイラル部30とは逆巻のスパイラル部が設
けられ、さらに、スパイラルオーガー24には、仕切板
36の左端部付近で、スパイラル部32とは逆巻のスパ
イラル部が設けられている。これによって、仕切板36
を境に現像剤Lがスパイラルオーガー22とスパイラル
オーガー24との間をスムーズに循環することができ
る。
37が貼着されており、長蓋38で密閉されるようにな
っている。この長蓋38には鍔40が突設されており、
ケース14に形成された鍔42との間にマグネットロー
ル18の外周部を一部露出させた状態で保持する。ま
た、長蓋38には、図示しない爪が突設されており、ケ
ース14に形成された凹部44に係止され、長蓋38を
ケース14に仮止めするようになっている。
の補給口41(図3参照)が貫通している。補給口41
の表側には取付板52が立設されている。取付板52の
側面は円弧状に湾曲しており、この円弧面に略円筒状の
ケーシング54が装着されるようになっている。このケ
ーシング54の外周面には、図3および図4に示したよ
うに、補給口41と連通した開口部56が形成されてい
る。また、補給口41の周縁には、後述する回転体34
の回転位置(重力の作用方向の変化)によって補給口4
1を開閉するフラップ(図示せず)が設けられている。
また、ケーシング54中にはスパイラルオーガー60が
配設されている。このスパイラルオーガー60のスパイ
ラル部62は、ケース14内に配設されたスパイラルオ
ーガー22のスパイラル部30と同じ形状となってお
り、矢印B方向へ現像剤Lを搬送するように機能する。
さらに、ケーシング54の左側の外周面には、両側にガ
イド溝67が形成され、半円を描くように湾曲した受け
板66が取付けられている。この受け板66には受け口
64が開口されている。また、受け板66の延長線上に
は、円弧状に湾曲した受け板76が設けられており、こ
の受け板76を排出管70が貫通している。
られており、ケース14内に位置する回収口72が、補
給口41より上流側(スパイラルオーガー22で現像剤
が搬送されてくる方向)を向いている。さらに、この回
収口72は、マグネットロール18が感光体ドラム20
と対向しているとき、現像剤の剤面と平行となるように
設定されており、かつ、その開口面積は、最大プリント
用紙の100%像密度1枚で消費される現像剤に含まれ
るキャリアを回転体34の一回の回転で回収できる大き
さとされている。
形状を描くように湾曲したスライドシャッター68がス
ライド可能に係合されている。このスライドシャッター
68の上端には止め壁69(図7参照)が形成されてい
る。受け板66の端部が止め壁69に当たると、スライ
ドシャッター68は受け口64および排出口74を遮蔽
した位置で止まることになる。また、止め壁69の幅方
向には、現像剤カートリッジ10の装着時に、図9に示
した回収ケース120から突設された係合片122と係
合する係合溝78が切り込まれている。
した筒状のホルダー124が固定されている。このホル
ダー124の内周壁には、長手方向に沿ってガイド溝1
26が延設されている。このガイド溝126に、現像剤
カートリッジ10のキャップ128から突設されガイド
突起130が係合され、ホルダー124へ現像剤カート
リッジ10が装填されるようになっている。現像剤カー
トリッジ10は、筒状の収容部86と、この収容部86
の開口に嵌め込まれる筒状の回収ケース120とを備え
ている。この回収ケース120の外周面には、受け口6
4と対応する位置に供給口80が、また排出口74と対
応する位置に取込口82が、それぞれ形成されている。
圧人される筒状の回収ボックス132が嵌め込まれるよ
うになっている。この回収ボックス132は、回収ケー
ス120へ嵌め込まれたとき、その底壁が仕切壁84
(図3参照)となって供給口80と取込口82を仕切
る。これによって、収容部86に収納された現像剤Lが
回収ボックス132へ流れ込まないようになっている。
この仕切壁84の一部は、長手方向へ張り出して張出片
134を形成している(図9参照)。この張出片134
に穿設された開口136は、回収ケース120に回収ボ
ックス132が嵌め込まれたとき、取込口82と連通す
るようになっている。これによって、回収ボックス13
2へ排出口74、取込口82、及び開口136を通じて
キャリアが回収される。なお、収容部86には、図3に
示すように、アジテータ88が配設されており、収納さ
れた現像剤Lが供給口80へ撹拌搬送される。
32との接合部は、図示は省略するがテーピングされて
おり、必要に応じて回収ボックス132だけを取り外す
ことができるようになっている。これにより、回収ボッ
クス132に溜まったキャリアの処理が容易になる。さ
らに、回収ボックス132の容積は、現像剤カートリッ
ジ10に収納された現像剤に含まれるキャリアを全て回
収できる大きさに設定されている。また、回収ボックス
132には、図4に示すように、開口136から周回す
る回収通路90が形成されている。この回収通路90に
よって、キャリアCが排出口74側へ逆流しないように
なっている。
方向に沿って切下げられており、図示しないガイド溝が
形成されている。このガイド溝には、現像剤カートリッ
ジ10に沿って円弧状に湾曲したシャッター98が周方
向へスライド可能に取付けられている。このシャッター
98の上面には、幅方向に長溝138が形成されてい
る。この長溝138は、受け板76の下端から突設され
た突起140と係合し、キャップ131に設けられた長
板状のハンドル100を指で摘んで回すと、現像剤カー
トリッジ10が旋回して供給口80および取込口82が
開閉される。
に、筒状のスライドカバー102がスライド可能に装着
されている。このスライドカバー102は、スプリング
104でシャッター98を覆う方向へ付勢されている。
このため、現像剤カートリッジ10が装着されていない
ときは、スプリング104の付勢力でシャッター98を
覆い、また、回転体34に装着されると、スライドカバ
ー102の傾斜した開放端が装置側の図示しないストッ
パーに当たり、現像剤カートリッジ10の挿入操作によ
ってシャッター98を露出させる。
る場合の動作を説明する。感光体ドラム20には、図示
しない濃度センサが配置されており、インターバルをお
いて、トナーによって感光体ドラム20上で顕像化され
た画像の濃度を検出するようになっている。濃度が薄く
なるとマイコンヘ信号を送信し、マイコンが回転体34
を時計方向へ回転させる。次に、リミットスイッチが差
動して回転体が停止し、現像剤カートリッジ10が取り
出し位置(図2でFの位置)に移動する。なお、回転式
現像装置の扉を開けるとリミットスイッチが作動して回
転体を駆動し、現像剤カートリッジ10を交換位置に移
動させるようにしてもよい。
トリッジ10と現像器12の相対的な位置関係を示した
図であり、現像剤カートリッジ10の交換は、現像器1
2が現像剤カートリッジ10の上方に位置する姿勢での
み行うことができ、これ以外の姿勢では現像剤カートリ
ッジ10を引き出せないように、適宜の手段によって現
像剤カートリッジ10の引き出しが禁止される。
0および取込口82がそれぞれ現像器12の受け口64
および排出口74と対向するように装着されている。し
たがって、回転体34が回転して現像剤カートリッジ1
0および現像器12の上下関係が入れ替わるごとに、現
像剤カートリッジ10内の現像剤は供給口80、受け口
64を介して現像器12内へ供給され、現像器内12内
の過剰な現像剤は排出口74、取込口82を介して現像
剤カートリッジ10の回収ケース120内に回収され
る。
初めに現像剤カートリッジ10を図中矢印の方向へ約9
0度回転させる。これにより、図5に示したように、前
記係合片122と係合溝78で係合された現像器12の
前記スライドシャッター68も同様に回転し、スライド
シャッター68の止め壁69が受け板66の端部に当た
ると、スライドシャッター68は受け口64および排出
口74を遮蔽した位置で止まることになる。また、現像
剤カートリッジ10の供給口80および取込口82の位
置も90度回転し、前記シャッター98で遮蔽されるこ
とになる。このため、現像剤カートリッジ10を引き出
しても、現像器12および現像剤カートリッジ10のい
ずれからもトナーが漏れることはない。
2の受け口64および排出口74の端面を摺動するた
め、その開口部の周囲に付着していたトナーがシャッタ
ー68の摺動方向の先端部68aで掻き集められる。掻
き集められたトナー屑は、スライドシャッター68が停
止した際にその先端部68aが到達する予定位置Tで堆
積されることになる。
は、従来であれば装置内に落下していたが、本実施形態
では、受け口64及び排出口74を遮蔽して止まったス
ライドシャッター68の先端部68aが、現像剤カート
リッジ10の下方から見た投影領域内の現像器表面に位
置し、当該予定位置Tにトナー屑が収集されるので、ト
ナー屑は現像剤カートリッジ10上に落下し、装置内部
には落下しない。
カートリッジ10の斜視図であり、現像器12から落下
したトナー屑300は、同図(a) に示したように現像剤
カートリッジ10と共に外部に排出される。また、本実
施形態では、その近傍の円周上にシャッター98が取り
付けられ、その頂上側の一端が、表面からのトナー屑3
00の滑り落ちを防止している。なお、トナー屑300
の滑り落ちを防止するために、当該領域に窪みを設けて
も良い。
ジ10を引き抜くと、同図(b) に示したように、スライ
ドカバー102が前記スプリング104の付勢力で移動
してシャッター98およびトナー屑300を覆う。この
ため、現像剤カートリッジ10の交換時に、その表面に
落下したトナー屑300によって装置内部や作業者が汚
染されることがない。
式のフルカラー現像装置を例にして説明したが、本発明
はこれのみに限定されず、一つの現像器のみを備えた単
色の現像装置にも同様に適用することができる。
を用いた画像形成装置に適用して本発明を説明し、現像
剤カートリッジ10内にはトナーおよびキャリアが充填
されているものとした、本発明はこれのみに限定され
ず、トナーのみ、あるいはキャリアのみが充填されたカ
ートリッジを利用する画像形成装置にも同様に適用する
ことができる。
される。 (1) 請求項1、2の発明によれば、閉動作するスライド
シャッターによって掻き集められたトナー屑は、現像剤
カートリッジの下方からの投影領域内の現像器表面に収
集される。このため、このトナー屑は現像剤カートリッ
ジ上に落下し、現像剤カートリッジと共に回収すること
ができるので装置内部が汚染されない。 (2) 請求項3の発明によれば、複数の現像器を備えた画
像形成装置においても、装置内部のトナー汚染を防止で
きる。 (3) 請求項4の発明によれば、現像剤カートリッジは、
掻き集められたトナー屑がその表面に落下する位置にあ
る場合のみ着脱が許可されるので、着脱時のトナー屑は
必ず現像剤カートリッジ上に落下して現像剤カートリッ
ジと共に回収することができる。 (4) 請求項5、6、7の発明によれば、現像剤カートリ
ッジの表面に落下したトナー屑の当該現像剤カートリッ
ジからの落下が防止される。 (5) 請求項8の発明によれば、現像剤カートリッジの表
面に落下したトナー屑がスライドカバーで覆われるの
で、現像剤カートリッジの着脱あるいは搬送中にトナー
屑が他の部分に接触することがない。
よび現像剤カートリッジの分解斜視図である。
リッジが組付けられた状態を示した断面図である。
を示した断面図である。
図である。
図である。
板、68…スライドシャッター、69…止め壁、78…
係合溝、98…シャッター、102…スライドカバー、
120…回収ケース、122…係合片、300…トナー
屑
Claims (8)
- 【請求項1】 トナーおよびキャリアの少なくとも一方
を含む現像剤成分が収容され、この現像剤成分を外部へ
供給する供給口を備えた現像剤カートリッジと、 前記現像剤カートリッジが着脱自在に装着され、正規に
装着された現像剤カートリッジの前記供給口と対向する
位置に現像剤成分の受け口が開口された現像器と、 現像剤カートリッジの着脱操作に連動して前記受け口が
開閉されるように現像器表面で摺動されるスライドシャ
ッターとを具備し、前記現像器が回転ドラムと対向して
画像を形成する画像形成装置において、 前記スライドシャッターは、現像剤カートリッジの取り
出し操作に連動して閉動作し、閉動作の完了時にその摺
動先端部が到達する現像器表面の予定位置は、当該現像
剤カートリッジの下方からの投影領域内にあることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 トナーおよびキャリアの少なくとも一方
を含む現像剤成分が収容され、この現像剤成分を外部へ
供給する供給口および現像剤成分を外部から回収する回
収口を備えた現像剤カートリッジと、 前記現像剤カートリッジが着脱自在に装着され、正規に
装着された現像剤カートリッジの前記供給口および回収
口と対向する位置に、それぞれ現像剤成分の受け口およ
び排出口が開口された現像器と、 現像剤カートリッジの着脱操作に連動して前記受け口お
よび排出口が開閉されるように現像器表面で摺動される
スライドシャッターとを具備し、前記現像器が回転ドラ
ムと対向して画像を形成する画像形成装置において、 前記スライドシャッターは、現像剤カートリッジの取り
出し操作に連動して閉動作し、閉動作の完了時にその摺
動先端部が到達する現像器表面の予定位置は、当該現像
剤カートリッジの下方からの投影領域内にあることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像器を複数保持して回転する回転
体をさらに具備し、前記回転体の回転によって前記現像
器が回転ドラムと順次対向して多色画像を形成すること
を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記各現像剤カートリッジは、前記現像
器表面の予定位置が、それぞれの現像剤カートリッジの
下方からの投影領域内に収まるように前記回転体が位置
している場合のみ、その着脱を許可されることを特徴と
する請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記現像剤カートリッジの表面であっ
て、前記現像器に正規に装着された際に前記予定位置の
直下となる領域には、当該予定位置から落下したトナー
屑が滑り落ちないようにするための滑り止めが形成され
たことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記滑り止めは、現像剤カートリッジ表
面の前記直下領域を含む領域に形成された窪みであるこ
とを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記滑り止めは、現像剤カートリッジ表
面の前記直下領域近傍に形成された突起であることを特
徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記現像剤カートリッジは、前記現像器
に正規に装着された際に前記予定位置の直下となる領域
を覆うスライドカバーを具備したことを特徴とする請求
項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35808396A JP3651528B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35808396A JP3651528B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10198145A true JPH10198145A (ja) | 1998-07-31 |
JP3651528B2 JP3651528B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=18457456
Family Applications (1)
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