JPH10198033A - 光重合性組成物及びその用途 - Google Patents

光重合性組成物及びその用途

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JPH10198033A
JPH10198033A JP484097A JP484097A JPH10198033A JP H10198033 A JPH10198033 A JP H10198033A JP 484097 A JP484097 A JP 484097A JP 484097 A JP484097 A JP 484097A JP H10198033 A JPH10198033 A JP H10198033A
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Shinji Arihisa
慎司 有久
Teruhiko Adachi
輝彦 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属箔基材(特に鉄系金属箔基材)に対し
て、密着性に優れ、耐エッチング性や感度,解像性が良
好なアルカリ性水溶液によって現像可能な光重合性樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】 (1)(i)α、β−不飽和カルボキシ
ル基含有モノマーの一種以上の化合物、(ii)アルキ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシル(メタ)アクリ
レート、及び特定のスチレン型化合物またはその環置換
誘導体よりなる群から選ばれる化合物、及び(iii)
特定のニトリル化合物を共重合してなる、バインダー用
熱可塑性重合体、(2)少なくとも二つの末端エチレン
不飽和基を有する光重合性モノマー、並びに(3)光重
合開始剤を含む光重合性樹脂組成物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属箔基材加工用
途に適したアルカリ性水溶液によって現像可能な光重合
性樹脂組成物、その層を支持体上に設けた光重合性樹脂
積層体、及びそれを用いた金属箔基材の加工方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】リードフレームの製造に代表される、フ
ォトエッチングを用いた金属箔基材加工に使用されるレ
ジストとしては、従来合成コロイドや天然コロイドなど
の水溶性高分子(PVA、カゼイン等)に感光基として
重クロム酸塩を添加した液状レジストが用いられてき
た。しかしながら、このような液状レジストは、塗工用
設備投資が大きい、均一塗工が難しい、感度が低い、ま
た、工程中に発生するクロム廃液の処理が必要である等
の問題点を有していた。これらの問題点を解決するため
に、近年、金属箔基材加工用フォトレジストとして、光
重合性樹脂層を支持フィルムで挟んだ構造のいわゆるド
ライフィルムレジスト(以下、DFRという)を用いる
ことが提案されている。DFRは、一般に支持フィルム
上に光重合性樹脂組成物からなる光重合性樹脂層を積層
し、多くの場合、更に該組成物上に保護用のフィルムを
積層することにより作成される。現在、このような光重
合性樹脂層としては、現像液として弱アルカリ水溶液を
用いるアルカリ現像型が一般的である。
【0003】しかしながら、下地金属が42アロイ(鉄
−ニッケル合金)に代表されるような鉄系金属箔基材に
アルカリ現像型DFRを用いてパターニングした場合、
現像時に硬化レジストの蛇行・剥がれ等が発生したり、
エッチング時にはレジスト下部までエッチングされてし
まい、製品の歩留まりが低下するという問題を起こして
いた。
【0004】これらの問題は、硬化レジストと基材の金
属面との密着力不足によるものであると考えられるた
め、このような問題点を解決するために、密着促進剤の
研究開発が盛んに行われている。このような密着促進剤
としては、米国特許3,622,334号明細書に記載
されているようなベンゾトリアゾール、ベンズイミダゾ
ールのような複素環式窒素含有化合物等が提案されてい
る。
【0005】しかしながら、これらの化合物を使用した
場合、銅系の金属箔基材表面に対するエッチング液のし
みこみやレジストラインの蛇行には有為な改良効果が得
られるものの、42アロイ・36アロイ・コバール材等
の鉄系金属箔基材に対する密着力は十分でなく、依然と
して、現像後の硬化レジストの蛇行・剥がれ等が発生し
ていた。また、高温エッチング時(70℃以上)には、
これらの化合物ではフォトレジストの基材との密着性が
十分でないだけでなく、耐薬品性が十分でないために、
極めて容易に硬化レジストの剥離・浮きが発生してい
た。この結果、画像パターン間の短絡・画像パターン幅
の減少など重大な欠陥が発生していた。このように、炭
酸ソーダ等の薬液によって現像可能なアルカリ現像性光
重合性樹脂またはDFRでは、鉄系金属箔基材を用いた
高温エッチング時に発生するエッチング液のしみこみに
耐え得るものは実用化されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を克服し、金属箔基材(特に鉄系金属箔基材:4
2アロイ,36アロイ,コバール,SUS材等)に対し
て、密着性に優れ、耐エッチング性や感度,解像性が良
好なアルカリ性水溶液によって現像可能な光重合性樹脂
組成物、その層を支持体上に設けた光重合性樹脂積層
体、及びそれを用いた金属箔基材の加工方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、次のような光重合性
樹脂組成物を用いることにより、特に鉄系金属基材をも
含む金属箔基材をフォトエッチングする場合に好適に使
用することができ、かつ、優れた露光感度と解像度を有
するDFRを提供できることを見い出し、本発明を完成
するに至った。
【0008】すなわち、本願は、下記の発明を提供す
る。 1.(1)(i)3〜15個の炭素原子を有する一種類
以上のα、β−不飽和カルボキシル基含有モノマー、1
5〜35重量部、(ii)アルキル基が1〜6個の炭素
原子を有するアルキル(メタ)アクリレート、ヒドロキ
シルアルキル基が2〜6個の炭素原子を有するヒドロキ
シル(メタ)アクリレート、及び下記一般式(a)で表
されるスチレン型化合物またはその環置換誘導体からな
る群より選ばれる一種類以上の化合物を5〜65重量
部、
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1は水素、1〜6個の炭素原子
を有するアルキル基またはハロゲン基)、及び(ii
i)下記一般式(b)で表される一種類以上の化合物、
3〜35重量部、
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R2は水素またはメチル基)を共
重合してなる、バインダー用熱可塑性重合体、20〜7
0重量部 (2)少なくとも二つの末端エチレン不飽和基を有する
光重合性モノマー、5〜60重量部 (3)光重合開始剤、0.1〜20重量部 を含むことを特徴とするドライフィルム用光重合性樹脂
組成物。 2.光重合開始剤が、下記一般式(c)で表される化合
物であることを特徴とする上記1記載のドライフィルム
用光重合性樹脂組成物。
【0013】
【化6】
【0014】3.支持体上に請求項1または2の光重合
性組成物からなる層を設けた金属箔基材加工用の光重合
性樹脂積層体。 4.(1)金属導体層を有する金属箔基材の両面に、請
求項3の支持体及び光重合性樹脂組成物層を有する光重
合性樹脂積層体を、その光重合性樹脂層が金属箔基材の
金属導体層に接するように加圧積層する工程、(2)各
々の金属導体層上の光重合性樹脂層を所定の透過性パタ
ーンを有するマスクを通して紫外線露光することにより
光硬化した樹脂潜像を形成する工程、(3)露光後の樹
脂層を現像液で現像することにより硬化樹脂画像を形成
する工程、および(4)上記硬化樹脂画像部を有しない
金属箔基材の金属導体層をエッチングする工程 を有することを特徴とする金属箔基材の加工方法。
【0015】以下、本発明の光重合性樹脂組成物を構成
する各成分について詳細に説明する。 まず、本発明の
光重合性樹脂組成物を構成するバインダー用熱可塑性重
合体(1)は、前記1に記載した(i)〜(iii)の
3つの重合性物質群の共重合体からなり、光重合性樹脂
物質中に20〜70重量部、好ましくは40〜60重量
部含有される。その含有量が20重量部未満の場合に
は、その添加効果が得られない。一方、70重量部を越
える場合には、光硬化膜が脆く基材との密着性が損なわ
れるため、十分な耐エッチング性や画像形成性が得られ
なくなる。
【0016】また、バインダー用熱可塑性重合体(1)
の重量平均分子量は1万〜50万であり、好ましくは2
万〜25万のものが望ましい。その重量平均分子量が1
万未満のものは、DFRとした際にコールドフロー現象
を起こす恐れがある。一方、その重量平均分子量が50
万を越える場合には、未露光部分のアルカリ現像性が低
下して現像できなくなるか、または、現像時間が極めて
長くなり画像形成性の悪化を引き起こす。
【0017】このようなバインダー用熱可塑性重合体を
得るためには、下記3つの重合性物質群の適量を共重合
させることにより達成される。第一の重合性物質(i)
は、3〜15個の炭素原子を有する一種類以上のα、β
−不飽和カルボキシル基含有モノマーからなる。不飽和
カルボキシル基含有モノマーとしては、好ましくは、ア
クリル酸およびメタクリル酸があり、その他、ケイ皮
酸、クロトン酸、ソルビン酸、イタコン酸、プロピオー
ル酸、マレイン酸およびフマル酸が挙げられる。また、
これらの半エステル類または無水物もモノマーとして使
用可能である。第一の重合性物質(i)は、共重合体中
15〜35重量部、好ましくは18〜30重量部で用い
られることが望ましい。この量が15重量部未満では、
アルカリ水溶液によって現像できないか、または、現像
時間が長くかかりすぎて解像性、密着性等の画像形成性
の低下をきたし、35重量部を越えると現像時間が極め
て短くなり、高解像度のパターンを得るためには現像コ
ントロールが複雑で困難となり、また、硬化部の耐水
性、耐薬品性も低下する。
【0018】第二の重合性物質(ii)は、炭素数1〜
6個のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシルアルキル基が2〜6個の炭素原子を有
するヒドロキシル(メタ)アクリレート及び前記一般式
(a)で表されるスチレン型化合物またはその環置換誘
導体よりなる群から選ばれる一種類以上の化合物からな
る。炭素数1〜6個のアルキル基を有するアルキル(メ
タ)アクリレート、またはヒドロキシルアルキル基が2
〜6個の炭素原子を有するヒドロキシル(メタ)アクリ
レートとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレ
ート、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)ア
クリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、
2−ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシルプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
【0019】これらの重合性物質は共重合体中5〜65
重量部、好ましくは20〜55重量部で用いられること
が望ましい。この量が5重量部未満では、十分に柔軟性
のあるDFRが得られず、金属箔基材への密着性、金属
箔基材表面の凸凹へのレジスト樹脂の埋め込み性が不十
分となり、DFRの耐エッチング性が低下する。この量
が65重量部を越えると、逆にレジスト樹脂が柔らかす
ぎてDFRとした際にコールドフロー現象が起こる原因
となる。
【0020】一般式(a)で表されるスチレン型化合物
は、ベンゼン環がニトロ基、ニトリル基、アルコキシル
基、アシル基、スルホン基、ヒドロキシル基、または、
ハロゲン等の官能基で置換されていても良く、好ましく
は、メチル基またはt−ブチル基等の単一アルキル基で
ある。これらの置換基は、ベンゼン環に1〜5個置換し
てもよい。これらのスチレン型化合物は、共重合体中に
5〜65重量部、好ましくは、10〜50重量部で用い
られる。この量が5重量部未満では、十分な耐薬品性を
得ることができず、65重量部を越えるとDFRが硬く
なりすぎてレジストの密着性が阻害される恐れがある。
【0021】第三の重合性物質(iii)は、前記一般
式(b)で表される一種類以上のアクリロニトリル型化
合物のからなり、式中のR2は水素またはメチル基を示
す。第三の重合性物質(iii)は、共重合体中に3〜
35重量部、好ましくは、5〜30重量部で用いられ
る。この量が3重量部未満では、DFRと金属箔基材と
の十分な密着性が得られず、また耐薬品性も不十分なた
め、目的の耐エッチング性を得ることはできず、この量
が35重量部を越えると、溶媒等との相溶性が悪化して
均一な光重合性樹脂組成物を得られなくなる。
【0022】本発明の光重合性樹脂組成物には、前記
(2)に記載の少なくとも二つの末端エチレン基を持つ
光重合性モノマーが含まれることが必須である。このよ
うなモノマーの例としては、1,6−ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、またポリプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート等の
ポリオキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパンジ(メ
タ)アクリレート、グリセロールトリ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ポリオキシエチルトリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトール
ペンタ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリグリシジルエーテルトリ(メタ)アクリレート、ビ
スフェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリ
レート、2,2−ビス(4−メタクリロキシペンタエト
キシフェニル)プロパン、ウレタン基を含有する多官能
(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、特開昭5
9−204837号7項右上5行〜12項右上20行や
特開平5−11446号3項左下27行〜3項右下28
行記載の化合物等も使用可能である。
【0023】これらのモノマーは一種類または、二種類
以上で用いられる。また、その使用量は5〜60重量部
が好ましい。この量が5重量部未満では、感度や膜強度
の点で十分ではなく、この量が60重量部を越えると、
保存時の光重合性樹脂層のはみ出しが著しくなるため好
ましくない。本発明の光重合性樹脂組成物に、金属箔基
材に対する優れた耐エッチング性、画像形成性を付与す
るために、前記(3)に記載の光重合開始剤は必須成分
である。
【0024】このような光重合開始剤としては、以下に
示す様な各種の活性光線、例えば紫外線などにより活性
化され重合を開始する公知のあらゆる化合物を用いるこ
とができる。これらの化合物の具体例としては、2−エ
チルアントラキノン、オクタエチルアントラキノン、
1,2−ベンズアントラキノン、2,3−ベンズアント
ラキノン、2−フェニルアントラキノン、2,3−ジフ
ェニルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2
−クロロアントラキノン、2−メチルアントラキノン、
1,4−ナフトキノン、9,10−フェナントラキノ
ン、2−メチル−1,4−ナフトキノン、9,10−フ
ェナントラキノン、2−メチル−1,4−ナフトキノ
ン、2,3−ジメチルアントラキノン、3−クロロ−2
−メチルアントラキノンなどのキノン類、ベンゾフェノ
ン、ミヒラーズケトン[4,4´−ビス(ジメチルアミ
ノ)ベンゾフェノン]、4,4´−ビス(ジエチルアミ
ノ)ベンゾフェノンなどの芳香族ケトン類、ベンゾイ
ン、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインフェニルエ
ーテル、メチルベンゾイン、エチルベンゾインなどのベ
ンゾインエーテル類、ベンジルジメチルケタール、ベン
ジルジエチルケタールなどのジアルキルケタール類、9
−フェニルアクリジン等のアクリジン類、ジエチルチオ
キサントン、クロルチオキサントン等のチオキサントン
類、ジメチルアミノ安息香酸エチル等のジアルキルアミ
ノ安息香酸エステル類、1−フェニル−1,2−プロパ
ンジオン−2−o−ベンゾイルオキシム、1−フェニル
−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボ
ニル)オキシム等のオキシムエステル類等が挙げられ
る。
【0025】本発明の光重合性樹脂組成物に用いられる
光重合開始剤としては、特に、前記一般式(c)に示さ
れる構造を持つ化合物の使用が好ましい。式中、フェニ
ル基にクロル基、フルオロ基及びメトキシ基のいずれか
が置換されていても良い。一般式(c)に示される構造
を持つ化合物としては、2−(o−クロロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体、2−(o−ク
ロロフェニル)−4,5−ビス−(m−メトキシフェニ
ル)イミダゾリル二量体、2−(p−メトキシフェニ
ル)−4,5−ジフェニルイミダゾリル二量体等が挙げ
られる。一般式(c)で示される化合物と組合わせて使
用される化合物の好ましい例としては、ジエチルチオキ
サントン、クロルチオキサントン等のチオキサントン
類、ジメチルアミノ安息香酸エチル等のジアルキルアミ
ノ安息香酸エステル類、ベンゾフェノン、4,4´−ビ
ス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、4,4´−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンを挙げることができ
る。
【0026】本発明に含有される光重合開始剤の量は、
0.1〜20重量部である。この量が、20重量部以上
では光重合性樹脂組成物の活性吸収率が高くなり、光重
合性樹脂積層体として用いた時光重合性樹脂層の底の部
分の重合による硬化が不十分になる。また、この量が
0.1重量部未満では十分な感度が出なくなる。この光
重合開始剤の量が0.1〜20重量部の範囲内では、予
期せぬほどの画像形成性および耐エッチング性の向上が
可能となる。その詳細な機構は十分に解明されてはいな
いが、光重合性樹脂組成物が硬化した際に容易にエッチ
ング液が浸透しない程度に十分に架橋し、かつ熱可塑性
重合体および金属箔基材表面と何らかの相互作用が起こ
り、耐エッチング性および画像形成性が向上したものと
予想される。
【0027】また、本発明の光重合性樹脂組成物の熱安
定性、保存安定性を向上させるために、光重合性樹脂組
成物に重合禁止剤を含有させることは好ましいことであ
る。例えば、p−メトキシフェノール、ハイドロキノ
ン、ピロガロール、ナフチルアミン、tert.−ブチ
ルカテコール、塩化第一銅、2,6−ジ−tert.−
ブチル−p−クレゾール、2,2´−メチレンビス(4
−エチル−6−tert.ブチルフェノール)、2,2
´−メチレンビス(4−メチル−6−tert.ブチル
フェノール、ニトロソフェニルヒドロキシアミンアルミ
ニウム塩、ジフェニルニトロソアミン等が挙げられる。
【0028】さらに、本発明の光重合性樹脂組成物に
は、染料、顔料等の着色物質を含有させることもでき
る。このような着色物質としては、例えば、フクシン、
フタロシアニングリーン、オーラミン塩基、カルコキシ
ドグリーンS、パラマジェンタ、クリスタルバイオレッ
ト、メチルオレンジ、ナイルブルー2B、ビクトリアブ
ルー、マラカイトグリーン、ベイシックブルー20、ダ
イヤモンドグリーン等が挙げられる。
【0029】また、本発明の光重合性樹脂組成物に光照
射により発色する発色系染料を含有させてもよい。この
ような発色系染料としては、ロイコ染料またはフルオラ
ン染料と、ハロゲン化合物との組み合わせが考えられ
る。このような染料としては、例えば、トリス(4−ジ
メチルアミノ−2−メチルフェニル)メタン[ロイコク
リスタルバイオレット]、トリス(4−ジメチルアミノ
−2−メチルフェニル)メタン[ロイコマラカイトグリ
ーン]等が挙げられる。一方、ハロゲン化合物として
は、臭化アミル、臭化イソアミル、臭化イソブチレン、
臭化エチレン、臭化ジフェニルメチル、臭化ベンザル、
臭化メチレン、トリブロモメチルフェニルスルフォン、
四臭化炭素、トリス(2,3−ジブロモプロピル)ホス
フェート、トリクロロアセトアミド、ヨウ化アミル、ヨ
ウ化イソブチル、1,1,1−トリクロロ−2,2−ビ
ス(p−クロロフェニル)エタン、ヘキサクロロエタ
ン、トリアジン化合物、等が挙げられる。前記のトリア
ジン化合物の例としては、2、4、6−トリス(トリク
ロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシフ
ェニル)−4、6−ビス(トリクロロメチル)−s−ト
リアジンが挙げられる。
【0030】本発明の光重合性樹脂積層体は、上記光重
合性樹脂組成物を含有した光重合性樹脂層と、該光重合
性樹脂層を支持する支持層とからなる。支持層として
は、活性光を透過する透明なものが望ましい。活性光を
透過する支持層としては、ポリエチレンテレフタレート
フィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリ塩化ビ
ニルフィルム、塩化ビニル共重合体フィルム、ポリ塩化
ビニリデンフィルム、塩化ビニリデン共重合フィルム、
ポリメタクリル酸メチル共重合体フィルム、ポリスチレ
ンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム、スチレン
共重合体フィルム、ポリアミドフィルム、セルロース誘
導体フィルムなどが挙げられる。これらのフィルムは必
要に応じ延伸されたものも使用可能である。このフィル
ムの厚みは薄い方が画像形成性、経済性の面で有利であ
るが、強度を維持する必要等から10〜30μmのもの
が一般的である。
【0031】これらの光重合性樹脂積層体において、光
重合性樹脂層の支持層とは接しない方の表面に、必要に
応じて保護層を積層する。この保護層に要求される重要
な特性は、について、支持層よりも保護層の方が光重合
性樹脂層との密着力が十分小さく、容易に剥離できるこ
とである。このような保護層の材料としては、例えば、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等が挙
げられる。また、特開昭59−202457号公報に示
された剥離性の優れたフィルムを用いることができる。
【0032】本発明の光重合性樹脂積層体における光重
合性樹脂層の厚みは用途において異なるが、プリント配
線板、及び金属加工基材作製用には5〜100μm、好
ましくは10〜80μmであり、この層が薄いほど解像
度は向上し、一方、厚いほど膜強度が向上する。次に、
本発明の光重合性樹脂積層体を用いた金属箔加工方法に
ついて簡単に述べる。まず、ラミネーターを用い、保護
層がある場合は保護層を剥離した後、光重合性樹脂層を
金属箔表面に加圧積層する。この際に、加熱しながら加
圧積層することが望ましい。この時の加熱温度は、一般
的に40〜160℃である。また、圧着は二回以上行う
ことによって、密着性・耐エッチング性が向上する。こ
の際、圧着は二連のロールを備えた二段式ラミネーター
を使用してもよいし、何回か繰り返してロールに通し圧
着してもよい(二段式ラミネーターについては、特開昭
63−7477号参照)。次に、必要ならば支持層を剥
離しマスクフィルムを通して活性光により画像露光す
る。露光後、光重合性樹脂層上に支持層がある場合に
は、必要に応じてこれを除き、続いてアルカリ水溶液の
現像液を用いて未露光部を現像除去する。アルカリ水溶
液としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の水溶液
を用いる。これらのアルカリ水溶液は光重合性樹脂層の
特性に合わせて選択されるが、0.5%〜3%の炭酸ナ
リウム水溶液が一般的である。このようにして得られた
基材に対し、場合によっては100〜300℃の加熱工
程を施すこともできる。この加熱工程を実施することに
より、更に耐エッチング性向上が可能となる。次に現像
により露出した金属面をエッチング法等の既知の方法を
用いて金属の画像パターンを形成する。その後、硬化レ
ジスト画像部は、一般的に現像で用いたアルカリ水溶液
よりも更に強いアルカリ性水溶液により剥離される。剥
離用のアルカリ水溶液についても特に制限はないが、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液が一般的に用
いられる。さらに現像液や剥離液に少量の水溶性溶媒を
加えることも可能である。
【0033】
【作用】本発明のドライフィルム用組成物は前述したよ
うに、特定の熱可塑性重合体や光重合開始剤を含むの
で、本発明の光重合性樹脂層は、プリント配線板等の銅
系金属基材だけでなく、金属箔基材加工用途等の鉄系金
属基材にも密着性が高くラミネートできる。更に、アル
カリ性の現像液や強酸性のエッチング液等への耐性も良
好であるため、極めて高い耐薬品性を有する。
【0034】したがって、本発明の組成物から形成した
光重合性樹脂層を有するDFRは、銅系金属箔基材のパ
ターニングだけでなく、鉄系金属基材を用いるリードフ
レーム,陰極線管の色選別マスク(シャドウマスク)の
パターニング等にも有用なものとなる。すなわち、この
光重合性樹脂層をパターニングしたものをエッチングレ
ジストとして銅系及び鉄系金属基材をエッチングする場
合、この光重合性樹脂層は被エッチング基材との密着性
が高いのに加え、耐薬品性も良好なため、エッチング時
間を長くしても両者の界面からエッチング液のしみこみ
が起こるのを防止できる。よって、プリント配線板や金
属箔基材等を高精度に加工することが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。 (合成例)窒素導入口、撹拌羽根及び温度計を備えた1
000ccの四つ口フラスコに、窒素雰囲気下でメチル
エチルケトン300g及び表1に示す組成の重合性物質
を合計400g入れ、撹拌しながら湯浴の温度を70℃
に上げた。次いで、アゾビスイソブチロニトリル2gを
30gのメチルエチルケトンに溶解して添加し、6時間
重合した。さらにアゾビスイソブチロニトリル3gを3
0gのメチルエチルケトンに溶解し、1時間置きに2回
にわけて添加した後、フラスコ内の温度を溶剤の沸点ま
で上昇させてその温度で2時間重合した。重合終了後、
メチルエチルケトン240gを添加して重合反応物をフ
ラスコから取り出してバインダー樹脂溶液を調整した。
なお、各組成におけるモノマー混合物の重合率は、いず
れも99%以上であった。
【0036】得られたバインダー樹脂溶液を十分に留去
させバインダー樹脂固形分を得た。固形分量測定結果を
表1に示す。
【0037】
【実施例1】 [ドライフィルム用組成の調合及び銅合金箔での評価]
合成例により得られたバインダー樹脂溶液を用い、表2
に示す組成の光重合性樹脂組成物を調製して35%メチ
ルエチルケトン混合溶液を得た。この混合溶液を厚さ2
5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、
PETフィルムという)にバーコーターを用いて均一塗
布した。これを90℃の乾燥機中で3分間乾燥して光重
合層の厚さが15μmの光重合性樹脂積層体を得た。そ
の後、光重合性樹脂層のPETフィルムを積層していな
い表面上に、35μmのポリエチレンフィルムを張り合
わせて積層フィルムを作成した。
【0038】得られた積層フィルムを、厚さ150μm
の銅合金箔(古川電工(株)製:EFTEC-64T、150μm
厚)に光重合性樹脂積層層が接するように、ポリエチレ
ンフィルムを剥がしながら105℃でラミネートした。
次いでPETフィルム上に解像度マスクフィルム(スト
ライプ状)を置き、超高圧水銀ランプ(オーク製作所
製:HMW−201KB)により60mJ/・で光重合層
を露光した。続いて、PETフィルムを除去した後、1
%炭酸ナトリウム水溶液(30℃)を約30秒スプレー
して未露光部分を溶解除去し、光重合性樹脂をパターニ
ングした。そして、パターニングした光重合性樹脂膜を
エッチングレジストとして塩化第二鉄溶液(47ボーメ
・70℃・5分)で銅合金箔を貫通するようにエッチン
グし、次いで3%苛性ソーダ水溶液(温度50℃)を用
いて光重合性樹脂膜を剥離し、評価用サンプルを得た。
【0039】そして、(1)感度,(2)解像性,
(3)エッチング液のしみこみの状態,(4)総合評価
を次のように評価した。 (1)感度 透明から黒色に27段階に明度が変化している27段ス
テップタブレット[旭化成(株)製:光学濃度D=0.
50〜1.80、△D=0.05]を用いて、現像後に
金属箔基材が露出した時に対応する段数を求めた。この
数値は、通常10〜14段が望ましい。15段以上だと
カブリが発生して解像度が低下する。一方、9段以下で
は、光硬化反応が不十分となり鮮明なパターンが得られ
なくなったり、レジストラインの密着性が低下したりす
る。
【0040】(2)解像性 現像後の解像度マスク(ストライプ状)の解像性を測定
した。この数値は小さいほど解像性が優れている事を示
している。 (3)エッチング液のしみこみの状態 SEM写真(500倍)により、過度なエッチング液の
しみこみの有無を目視にて観察した。
【0041】(4)総合評価 上記(1)〜(3)の評価結果が全て満足するものにつ
いては、○と判定した。これ以外のものは、×と判定し
た。この結果を表3に示す。
【0042】
【実施例2〜9、比較例1〜4】 [鉄系金属箔基材:42アロイ基材での評価]>光重合
性樹脂組成物を調合の配合比を表2のようにする以外は
実施例1の操作を繰り返してドライフィルム用組成物を
調合し、積層フィルムを作成した。そして、これを厚さ
150μmの42アロイ基材(日鉱金属社製:DF-CP-1/2
H[0.15t])にラミネートする以外は実施例1を繰り返
して評価用サンプルを作成して評価した。この結果を表
3に示す。
【0043】
【実施例10】 [二段式ラミネーターにて圧着した時のエッチング液し
みこみ評価]>二段式ラミネーター[旭化成(株)製:
AL−700]を用いて光重合性樹脂積層体を二回圧着
ロールを通してラミネートする以外は、実施例2の操作
を繰り返して評価サンプルを作成して評価した。この結
果を表3に示す。
【0044】
【実施例11、比較例5】 [加熱工程を経た時のエッチング液しみこみ評価]実施
例2にしたがってパターニングしたサンプルを、加熱工
程(200℃、1分)を経てから実施例2、比較例1組
成のドライフィルムをそれぞれ同様にエッチングし、評
価サンプルを作成した。この評価結果を表3に示す。
【0045】
【実施例12】 [リードフレームの作成]厚さ150μmの42アロイ
合金基材に実施例2で作成した光重合性樹脂積層体(P
ETフィルム+光重合性樹脂層)を、その光重合性樹脂
層が基材に接するように、105℃で両面をラミネート
した。次に、光重合性樹脂積層体のPETフィルム上
に、リードフレームパターン(208ピン)を有するネ
ガフィルムマスクを両面から上下一致するように重ね、
真空にして両者を密着させ、露光量60mJ/cm2で露
光した。その後、PETフィルムを剥離除去して、現像
液として1%炭酸ナトリウム水溶液(液温30℃)を用
いて現像し、リードフレームパターンを形成した。
【0046】次に、塩化第二鉄溶液(液温70℃、47
ボーメ)をエッチング液として使用し、両面からエッチ
ングが基材を貫通するまでエッチングを行った。次い
で、剥離液として3%苛性ソーダ(液温50℃)を用い
て光重合性樹脂層を除去して目的のリードフレームを得
た。得られたリードフレームを電子顕微鏡により目視観
察したところ、光重合性樹脂層と42アロイ基材との密
着性は良好であり、得られたリードフレームパターンの
エッジ部はエッチング液の浸食もなく非常にシャープで
あった。
【0047】
【比較例6】比較例1で作成した積層フィルムを使用す
る以外は、実施例12の操作を繰り返してリードフレー
ムを作成した。この場合、光重合性樹脂層と42アロイ
基材との界面から過度のエッチング液の浸食が観察され
た。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【発明の効果】本発明により、金属箔基材(特に、鉄系
金属箔基材:42アロイ,36アロイ,コバール,SU
S材等)に対して、密着性に優れ、耐エッチング性や感
度,解像性が良好なアルカリ性水溶液によって現像可能
な光重合性樹脂組成物、その層を支持体上に設けた光重
合性樹脂積層体、及びそれを用いた金属箔基材の加工方
法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/027 H01L 23/50 A 23/50 H05K 3/06 E H05K 3/06 H J H01L 21/30 502R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)(i)3〜15個の炭素原子を有
    する一種類以上のα、β−不飽和カルボキシル基含有モ
    ノマー、15〜35重量部、(ii)アルキル基が1〜
    6個の炭素原子を有するアルキル(メタ)アクリレー
    ト、ヒドロキシルアルキル基が2〜6個の炭素原子を有
    するヒドロキシル(メタ)アクリレート、及び下記一般
    式(a)で表されるスチレン型化合物またはその環置換
    誘導体からなる群より選ばれる一種類以上の化合物、5
    〜65重量部、 【化1】 (式中、R1は水素、1〜6個の炭素原子を有するアル
    キル基またはハロゲン基)、及び(iii)下記一般式
    (b)で表される一種類以上の化合物、3〜35重量
    部、 【化2】 (式中、R2は水素またはメチル基)を共重合してな
    る、バインダー用熱可塑性重合体、20〜70重量部 (2)少なくとも二つの末端エチレン不飽和基を有する
    光重合性モノマー、5〜60重量部 (3)光重合開始剤、0.1〜20重量部 を含むことを特徴とするドライフィルム用光重合性樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】 光重合開始剤が、下記一般式(c)で表
    される化合物であることを特徴とする請求項1記載ドラ
    イフィルム用光重合性樹脂組成物。 【化3】 (式中、フェニル基にクロル基、フルオロ基、またはメ
    トキシ基のいずれかが置換されていてもよい)
  3. 【請求項3】 支持体上に請求項1または2の光重合性
    組成物からなる層を設けた金属箔基材加工用の光重合性
    樹脂積層体。
  4. 【請求項4】(1)金属導体層を有する金属箔基材の両
    面に、請求項3の支持体及び光重合性樹脂組成物層を有
    する光重合性樹脂積層体を、その光重合性樹脂層が金属
    箔基材の金属導体層に接するように加圧積層する工程、
    (2)各々の金属導体層上の光重合性樹脂層を所定の透
    過性パターンを有するマスクを通して紫外線露光するこ
    とにより光硬化した樹脂潜像を形成する工程、(3)露
    光後の樹脂層を現像液で現像することにより硬化樹脂画
    像を形成する工程、および(4)上記硬化樹脂画像部を
    有しない金属箔基材の金属導体層をエッチングする工程 を有することを特徴とする金属箔基材の加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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