JPH10197318A - ケーブルプローブのための端カプセル - Google Patents

ケーブルプローブのための端カプセル

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JPH10197318A
JPH10197318A JP9353336A JP35333697A JPH10197318A JP H10197318 A JPH10197318 A JP H10197318A JP 9353336 A JP9353336 A JP 9353336A JP 35333697 A JP35333697 A JP 35333697A JP H10197318 A JPH10197318 A JP H10197318A
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cup
sealing element
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付けを容易にし、シール個所の数を減
じ、外径を小さくして、使用者が所望の長さに縮小でき
るようにする。 【解決手段】 円筒形のカップ1と、円筒形の孔を有す
るカバー2とが設けられ、カップ1内に、ケーブルが位
置固定された袋孔31を有する円筒形の挿入体3が配置
され、袋孔がカバー寄りに端部側で円錐状に拡大された
区分34を有し、真ん中の孔を備えたシールエレメント
6が、内側環状面でケーブルに密接する外側の第1円錐
区分と外側環状面でカップ1の内側環状面に密接する内
側の第2円錐区分とを有し、真ん中の孔73を有する栓
7が、シールエレメント6内部に配置された円錐体を有
し、カバー2が端面26で、栓7の、シールエレメント
とは反対側の環状面に圧着され、ケーブルがカバー2と
栓7とシールエレメント6とを貫通して挿入体3内に案
内されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルプローブ
のためのカプセルに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルプローブは特に静電容量型の充
填レベル測定のために使用される。ケーブルは測定電極
として役立つ。この測定電極には交流電圧が供給され
る。測定回路によって検出しようとする測定量は、測定
電極と対向電極とから成るキャパシタのキャパシタンス
である。対向電極は容器内で充填レベルを測定する場
合、例えば容器の壁であってよい。その充填レベルが測
定される媒体は、充填レベルに応じて両電極の間の室を
充填する。従ってキャパシタのキャパシタンスは、充填
レベルに応じて変化する。
【0003】実際には、絶縁材料で完全に被覆された測
定電極が極めて頻繁に使用される。絶縁のための汎用の
材料はポリビニルクロライド、ポリプロピレン、ポリプ
ロエチレン、およびフッ素プラスチック、例えばポリテ
トラフルオロエチレンである。フッ素プラスチックの特
徴は、高い化学的な耐性を有していることである。
【0004】絶縁は例えば測定回路と充填物との間の電
気的な分離を形成する。この絶縁により例えば、測定回
路が、充填物の場合によっては存在する導電性によって
負荷されるか、またはさほど強く負荷されることはな
い。
【0005】このようなプローブは往々にして、端カプ
セルつまりエンドカプセル(Endkapsel)を備えている。
プローブと端カプセルとは、1つの容器内に導入され、
容器開口は、例えばプローブの接続ケーシングによって
適宜に閉鎖される。この端カプセルは例えば、ケーブル
を容器内で緊張させる錘として使用される。
【0006】この端カプセルは、プローブを例えば切断
することにより所望の長さに短縮することが、その特別
な構造に基づき使用者にとって可能であると、特に有意
義となる。これにより使用者は1つの長さのプローブだ
けを在庫させておけばよく、これらのプローブをいつで
も直ぐに必要な長さに短縮することができる。このこと
は在庫を簡単にし、フレキシブル性を高める。それとい
うのは、このようなプローブは、実際に多方面にわたっ
て使用可能であるからである。
【0007】端カプセルは、場合によっては絶縁層を備
えていないケーブル端部のための絶縁部を形成する。こ
のことは、プローブが切断により所望の長さに短縮され
た場合に、常に云えることである。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4224
635号明細書に記載されたケーブルプローブのための
端カプセルにおいては、 − 円筒形のカップが設けられており、 − 真ん中の孔を有するカバーが設けられており、 − カップ内に挿入体が配置されており、該挿入体内に
ケーブルが位置固定されており、 − 真ん中の孔を備えたシールエレメントが設けられて
おり、該シールエレメントが、内側の環状面でケーブル
に密接しており、 − ケーブルがカバーとシールエレメントとを貫通して
挿入体内に案内されている。
【0009】カバーと円筒形のカップとは唯1つの構成
部分から成っている。このカップ底部は、カバーとは反
対側に配置された閉鎖ねじが形成している。カバーに
は、ケーブルによって貫通された管状のシール部材が設
けられており、このシール部材は、押圧ブシュによって
カバーとケーブルとに対して緊定されている。この押圧
ブシュは、閉鎖ねじに配置された円筒形の弦巻ばねによ
って、カバーに向いた方向に押圧されている。このばね
にはスリーブが配置されている。ケーブルの自由端部
は、スリーブと整合するカバーの開口を通ってこのスリ
ーブを貫通するように引張られ、シャープに折り曲げら
れ、再びスリーブ内に導入されるようになっている。こ
の場合スリーブ内への再導入は、ケーブル部分と、折り
曲げられたケーブル端部とが互いに平行にスリーブ内に
配置されるように行われる。ケーブルがこれにより位置
固定されるように、スリーブは、ケーブル直径の2倍に
等しい内径を有しており、スリーブのカバーに設けられ
た開口は、ケーブル直径とほぼ等しい直径を有してい
る。ロッドプローブにはこのような固定は適していな
い。
【0010】このような端カプセルの欠点は、2つの場
所、つまりカバーとケーブルとの間、およびカップと閉
鎖ねじとの間でシール性が保証されなければならないこ
とにある。
【0011】さらに別の欠点は、ばね内部のスリーブに
前述のようにケーブルを固定することにより、端カプセ
ルの最小直径が規定されており、この最小直径がケーブ
ルの直径よりも著しく大きいことである。これにより、
プローブが導入される際に貫通する容器開口も相応の最
小の大きさを有しなければならない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の、ケーブルプローブのための端カプセル
を改良して、容易に組み付け可能であり、シール個所の
数が僅かであり、小さな外径を有していて、使用者によ
って所望の長さに縮小可能であるような、ケーブルプロ
ーブのための端カプセルを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、(イ) 円筒形のカップが設けら
れており、(ロ) 円筒形の孔を有するカバーが設けら
れており、(ハ) カップ内に円筒形の挿入体が配置さ
れており、該挿入体が袋孔を有していて、該袋孔にケー
ブルが位置固定されており、袋孔が、カバーに面した側
に端部側で、円錐状に拡大された区分を有しており、
(ニ) 真ん中の孔を備えたシールエレメントが設けら
れており、該シールエレメントが、外側の第1円錐区分
を有しており、該第1円錐区分が内側の環状面でケーブ
ルに密接しており、シールエレメントが、内側の第2円
錐区分を有しており、該第2円錐区分が外側の環状面
で、カップの内側の環状面に密接しており、(ホ) 真
ん中の孔を有する栓が設けられており、栓が円錐体を有
しており、該円錐体が、少なくとも部分的にシールエレ
メントの内部に配置されており、(ヘ) カバーが一方
の端面で、栓の、シールエレメントとは反対側の環状面
に圧着されており、(ト) ケーブルが、カバーと栓と
シールエレメントとを貫通して挿入体内に案内されてい
るようにした。
【0014】
【発明の効果】このように構成されていると、容易に組
み付けることができ、シール個所が少なくて済み、しか
も外径が小さく、使用者が所望の長さに縮小することが
できるような、ケーブルプローブのための端カプセルが
得られる。
【0015】本発明の有利な構成によれば、シールエレ
メントの、外側の第1円錐区分の円錐勾配が、内側の第
2円錐区分の円錐勾配よりも大きい。
【0016】本発明の別の有利な構成によれば、シール
エレメントの内部において、第1および第2の円錐区分
の間に段部が配置されており、該段部に、栓の一方の端
面が載置されている。
【0017】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
シールエレメントの外側の第1円錐区分の円錐勾配が、
挿入体の袋孔の円錐区分の円錐勾配よりも大きい。
【0018】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
シールエレメントの内側の第2円錐区分の円錐勾配が、
栓の円錐体の円錐勾配よりも大きい。
【0019】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
カバーがねじ山を有しており、カップ内にねじ込まれて
いる。
【0020】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
挿入体が、カップの底部に配置されたばねに載置されて
いる。
【0021】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
底部とばねとの間に、ワッシャが配置されている。
【0022】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
挿入体が金属、特に鋼または特殊鋼から成っており、カ
ップ、カバー、シールエレメントおよび栓がそれぞれ、
ポリビニルクロライド、ポリプロピレン、またはフッ素
プラスチック、特にポリテトラフルオロエチレンから成
っている。
【0023】本発明のさらに別の有利な構成によれば、
ケーブルが組み付け時に貫通または進入して案内される
ようになっている構成部分が開口または孔を有してお
り、該開口または孔はそれぞれ端部側で、軸方向に変化
する内径を有する区分を有していて、ケーブルが導入時
にセンタリングされるようになっている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施の
形態について説明する。同一の部材は図面において同一
の符号を備えている。
【0025】図1に示した本発明の実施例において、ケ
ーブルプローブのための端カプセルは、円筒形のカップ
1を有している。このカップはカバー2によって閉じら
れている。
【0026】カップ1はその開いた端部に、僅かに拡大
された内径を備えた領域11を有している。この領域1
1内にはねじ山12が配置されている。
【0027】カバー2は、ねじヘッドを備えたねじの形
状を有しており、ねじ山21でカップ1内にねじ込まれ
ている。カバー2のねじ込みを簡単にするために、カバ
ー2の、ねじヘッドに相応する区分は、互いに対向して
位置する2つの平らなスパナ面24,25を有してい
る。
【0028】図2は、カバー2の部分的に断面した状態
を示しており、第3図はカバー2を上から見た状態で示
している。このカバーは、真ん中の孔22を有してい
る。この孔を貫通して、ケーブルを導入することができ
る。このような動作を簡単にするために、孔22はカッ
プとは反対側で円錐状に拡大されている。この拡大され
た領域は、図2および図3においては符号23で示され
ている。
【0029】絶縁されたプローブの場合、カップ1とカ
バー2、ならびに媒体に接触する全ての他の構成部分
は、ケーブルを絶縁している材料から成っていると有利
である。このために例えば、ポリビニルクロライド、ポ
リプロピレン、ポリウレタン、およびフッ素プラスチッ
ク、例えばポリテトラフルオロエチレンが使用される。
これにより、全ての構成部分が同じ高さの化学的な耐性
を有することが保証される。
【0030】カップ1には、例えば金属、特に鋼、特殊
鋼または鉛から成る円筒形の挿入体3が配置されてい
る。この挿入体はカップ1内でばね4に載置されてい
る。図1の実施例においては、扁平な線材から成る圧縮
ばねが示されている。しかしながら、他のばね、例えば
弦巻ばねまたは皿ばねの種類が使用されてもよい。ばね
4が所定の時間の経過後、カップ1の底部に食い込まな
いことを保証するために、ばね4とカップ底部との間に
ワッシャ5が配置されている。
【0031】カップ1の底部にばね4が配置されている
ことによって、ばね4によって温度および/または疲労
に起因する、カップ1全体の長さの変化が補償される。
【0032】挿入体3は袋孔31を有している。この袋
孔にはケーブルが位置固定されている。このために、袋
孔31に対して直角に延びる少なくとも1つの孔32、
例えばねじ山付き孔が設けられている。この孔には、固
定ねじ33、例えば六角穴を備えたねじ山付きピンをね
じ込むことができる。
【0033】袋孔31は、カバーに向いた側に、端部側
で、円錐状に拡大された区分34を有している。
【0034】挿入体3の、ばねとは反対側には、カップ
1内にシールエレメント6が配置されている。図4はこ
のシールエレメント6の縦断面を示している。このシー
ルエレメントは、真ん中の貫通孔61を有しており、ほ
ぼ2つの区分、つまり外側の第1円錐区分62と内側の
第2円錐区分63とから成っている。
【0035】第1円錐区分62は図1に示したように、
袋孔31の円錐状に拡大された区分34に配置されてい
る。この第1円錐区分は、ケーブルの外径と同じ内径を
有している。第2円錐区分63は円筒状の外周面を有し
ており、カップ1の内径と同じ外径を有している。外側
の第1円錐区分62は、内側の第2円錐区分63に隣接
する側に、カップ1の内径よりも小さな外径を有してい
る。これにより、両円錐区分62,63の間には、シー
ルエレメント6の外側に段部67が形成されている。
【0036】シールエレメント6の内部においては、第
1および第2の円錐区分62,63相互間には、段部6
4が配置されている。この段部64には、挿入体とは反
対側に、第2円錐区分63の円錐状の内室が隣接してい
る。この内室の、段部に隣接した端部が小さめの直径を
有している。段部64の、挿入体に向いた側で、この段
部64には貫通孔61が隣接している。この貫通孔61
は、段部64に隣接する端部に、挿入体とは反対方向に
円錐状に拡大された区分65を有している。
【0037】さらに、図1に縦断面で示された栓7が設
けられている。この栓は円筒体71と、この円筒体に端
部側で一体成形された円錐体72とから成っている。こ
の円錐体は少なくとも部分的に、シールエレメント6の
内側の第2円錐区分63内に配置されている。この栓7
は、真ん中の貫通孔73を有している。この貫通孔の直
径はケーブルの直径に相当する。
【0038】シールエレメント6はカップ1の残ってい
る自由な内室全体をほぼ充填する。特に、シールエレメ
ント6の材料が例えば温度および/または疲労に起因し
て所定の時間を超えると流入するようなギャップまたは
中空室は生じない。従って、長時間のシール性のための
基礎がもたらされる。
【0039】ケーブルは、使用者によって、組み付け前
に固有の使用によって予め規定された任意の長さに短縮
することができる。
【0040】端カプセルの組み付け時には、次に述べる
順序でカバー2と栓7とシールエレメント6とをケーブ
ルに被せ嵌めることができる。次いで、これらの構成部
分を通して貫通案内された、ケーブルの端部を挿入体3
内に案内し、固定ねじ33を締めることができる。
【0041】ケーブルが組み付け時に貫通するかまたは
進入することにより案内することができるようなすべて
の構成部分、つまりカバー2、栓7、シールエレメント
6、および挿入体3は、開口または孔を有している。こ
れらの開口または孔は、それぞれ端部側に、ケーブルが
導入時にセンタリングされるように軸線方向に変化する
内径を有する区分を有している。
【0042】カップ1内へのワッシャ5およびばね4の
挿入後、挿入体3をこのカップ内に挿入し、カバー2を
ねじ込むことができる。
【0043】これにより、カバー2の端面26が、栓7
の、シールエレメントとは反対側の環状面74に圧着さ
れる。この栓7を介して、半径方向外側に向けられた力
がシールエレメント6の内側の第2円錐区分63に対し
て作用する。これによりこの第2円錐区分は外側の環状
面66で、カップ1の内側の環状面に密接する。
【0044】カップ1のための前記材料は比較的軟質で
ある。つまりこのカップ1は前記環状面の領域で拡大さ
れ得る。このような拡大は、栓7がシールエレメント6
内に任意には圧入できないように制限される。このよう
な運動は、栓7の一方の端面75が段部64に載置され
るとすぐに阻止される。
【0045】やはり栓7を介して軸線方向に、シールエ
レメント6の外側の第1円錐区分62に対する力が作用
する。この力によってこの第1円錐区分62は挿入体3
に圧着させられる。この挿入体は金属、つまりシールエ
レメント6の材料に比べて極めて硬質の材料から成って
いるので、第1円錐区分62に対しては、内方に向けら
れた反力が作用する。これによりこの第1円錐区分62
は内側の環状面でケーブルに密接する。
【0046】軸線方向においては、シールエレメント6
はカバー2の閉鎖によって、シールエレメントが段部6
7の面で、挿入体3の環状の端面に載置されるまでし
か、挿入体3内に圧入されることはない。
【0047】外側の第1円錐区分62の円錐勾配が、内
側の第2円錐区分63の円錐勾配よりも大きいように、
シールエレメント6が形成されていると有利である。
【0048】これにより、理想的な場合には、カップ1
とシールエレメント6との間のシール作用が生じる前
に、ケーブルと挿入体3との間のシール作用が生じる。
【0049】円錐勾配は円錐体もしくは円錐状の外周面
の傾斜の程度である。第1の円錐体の最大半径と最小半
径との差が、第2の円錐体におけるその差よりも小さい
場合には、第1の円錐体は同じ高さの第2の円錐体より
も大きな円錐勾配を有していることになる。
【0050】第1円錐区分62の円錐勾配が大きければ
大きいほど、シール性を得るために必要な力は小さくて
済む。
【0051】すべての円錐体の円錐勾配をできる限り大
きく選択すると有利である。これにより、カバー2を締
めるために必要なトルクが小さく保たれる。必要な力が
小さければ小さいほど、ねじ山12の領域における材料
変形のおそれは少ない。小さな、例えば20mmの外形
を有する端カプセルが製造可能である。
【0052】シールエレメント6の外側の第1円錐区分
62の円錐勾配を、挿入体3の袋孔31の円錐状に拡大
された区分34の円錐勾配よりも僅かに大きく形成して
も、有利であることが判っている。これにより、カバー
2閉鎖時の力は、先ず、第1円錐区分62の、挿入体に
向いた薄壁状の先端部に集中させられる。シールエレメ
ント6の第1円錐区分62の円錐勾配が、挿入体3の袋
孔31の円錐状に拡大された区分34の円錐勾配に比べ
て大きければ大きいほど、力成分の、半径方向内側に働
きひいてはシール作用のために役立つ比率は大きくな
る。
【0053】同様のことが、シールエレメント6の内側
の第2円錐区分63の円錐勾配にも当てはまる。この円
錐勾配が、栓7の円錐体72の円錐勾配よりも僅かに大
きいと有利である。シールエレメント6の第2円錐区分
63の円錐勾配が栓7の円錐体72の円錐勾配に比べて
大きければ大きいほど、力成分の、半径方向外側に働き
ひいてはシール作用のために役立つ比率が大きくなる。
【0054】カップ1、カバー2、シールエレメント6
および栓7はそれぞれ同一の材料から成っていると有利
である。汎用のものと同様にケーブルが絶縁されている
場合には、これらの構成部分のために、絶縁材料として
も用いられる同一材料を使用することができる。例えば
このためには、ポリビニルクロライド、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、およびフッ素プラスチック、例えば
ポリテトラフルオロエチレンが使用される。特に、ポリ
テトラフルオロエチレンに少量の熱可塑性フッ素プラス
チックが添加されると、このポリテトラフルオロエチレ
ンによって特に良好な結果が得られる。このような材料
は、薄い端カプセルにとっても十分な強度をもたらすほ
か、極めて平滑な表面という利点をももたらす。これに
よりシール作用は付加的に改善される。
【0055】さらに、シールエレメント6の両円錐区分
62,63の壁厚が比較的僅かであると、シール作用に
とって有利である。図示の端カプセルにおいて、外径を
20mmとすると、外側の第1円錐区分62の壁厚は、
段部67に隣接する領域においては例えば約5mmであ
り、先端部では例えば1mmよりも小さくてよい。この
ような厚さにおいては、前記材料は、極めて僅かな力作
用でも変形する。従ってシールエレメント6の材料が、
埋めようとする全てのギャップ内に流れる。このこと
は、ケーブルプローブにおいては特に重要である。ケー
ブルは例えばプラスチック被覆された線材または円形の
撚線ケーブルである。従ってこのようなケーブルの周面
は、絶縁されたケーブルプローブにおいても正確には円
筒形ではなく、凹凸を有している。約4mmの直径を有
するケーブルは、ほぼ±0.1mmの直径変動を有して
いてよい。これらの直径変動は前記シールエレメント6
によって問題なく補償される。
【0056】勿論、本発明による端カプセルはロッドプ
ローブにも使用することができる。
【0057】カップ1、カバー2、シールエレメント6
および栓7がポリテトラフルオロエチレンから成ってい
るような、20mmの外径を有する本発明による端カプ
セルは、最大100℃の温度、および最大25バールの
圧力において使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端カプセルの縦断面図である。
【図2】図1のカバーを部分的に破断して示す図であ
る。
【図3】図1のカバーを上から見た状態で示す図であ
る。
【図4】図1のシールエレメントの縦断面図である。
【図5】図1の栓を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 カップ、 2 カバー、 3 挿入体、 4 ば
ね、 5 ワッシャ、6 シールエレメント、 7
栓、 11 僅かに拡大された内径を有する領域、 1
2 ねじ山、 21 ねじ山、 22 孔、 23 拡
大された領域、24,25 キー面、 26 端面、
31 袋孔、 32 孔、 33 固定ねじ、 34,
65 円錐状に拡大された区分、 61 貫通孔、 6
2 第1円錐区分、 63 第2円錐区分、 64,6
7 段部、 66 環状面、 71 円筒体、 72
円錐体、 73 貫通孔、 74 環状面、 75 端

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルプローブのための端カプセルに
    おいて、(イ) 円筒形のカップ(1)が設けられてお
    り、(ロ) 円筒形の孔(22)を有するカバー(2)
    が設けられており、(ハ) カップ(1)内に円筒形の
    挿入体(3)が配置されており、該挿入体が袋孔(3
    1)を有していて、該袋孔にケーブルが位置固定されて
    おり、袋孔が、カバーに面した側に端部側で、円錐状に
    拡大された区分(34)を有しており、(ニ) 真ん中
    の孔(61)を備えたシールエレメント(6)が設けら
    れており、該シールエレメントが、外側の第1円錐区分
    (62)を有しており、該第1円錐区分が内側の環状面
    でケーブルに密接しており、シールエレメントが、内側
    の第2円錐区分(63)を有しており、該第2円錐区分
    が外側の環状面で、カップ(1)の内側の環状面に密接
    しており、(ホ) 真ん中の孔(73)を有する栓
    (7)が設けられており、栓が円錐体(72)を有して
    おり、該円錐体が、少なくとも部分的にシールエレメン
    ト(6)の内部に配置されており、(ヘ) カバー
    (2)が一方の端面(26)で、栓(7)の、シールエ
    レメントとは反対側の環状面(74)に圧着されてお
    り、(ト) ケーブルが、カバー(2)と栓(7)とシ
    ールエレメント(6)とを貫通して挿入体(3)内に案
    内されていることを特徴とする、ケーブルプローブのた
    めの端カプセル。
  2. 【請求項2】 シールエレメント(6)の、外側の第1
    円錐区分(62)の円錐勾配が、内側の第2円錐区分
    (63)の円錐勾配よりも大きい、請求項1記載の端カ
    プセル。
  3. 【請求項3】 シールエレメント(6)の内部におい
    て、第1および第2の円錐区分(62,63)の間に段
    部(64)が配置されており、該段部に、栓(7)の一
    方の端面(75)が載置されている、請求項1記載の端
    カプセル。
  4. 【請求項4】 シールエレメント(6)の外側の第1円
    錐区分(62)の円錐勾配が、挿入体(3)の袋孔(3
    1)の円錐状の区分(34)の円錐勾配よりも大きい、
    請求項1記載の端カプセル。
  5. 【請求項5】 シールエレメント(6)の内側の第2円
    錐区分(63)の円錐勾配が、栓(7)の円錐体(7
    2)の円錐勾配よりも大きい、請求項1記載の端カプセ
    ル。
  6. 【請求項6】 カバー(2)がねじ山(21)を有して
    おり、カップ(1)内にねじ込まれている、請求項1記
    載の端カプセル。
  7. 【請求項7】 挿入体(3)が、カップ(1)の底部に
    配置されたばね(4)に載置されている、請求項1記載
    の端カプセル。
  8. 【請求項8】 底部とばね(4)との間に、ワッシャ
    (5)が配置されている、請求項7記載の端カプセル。
  9. 【請求項9】 挿入体(3)が金属から成っており、カ
    ップ(1)、カバー(2)、シールエレメント(6)お
    よび栓(7)がそれぞれ、ポリビニルクロライド、ポリ
    プロピレン、ポリエチレンまたはフッ素プラスチックか
    ら成っている、請求項1記載の端カプセル。
  10. 【請求項10】 ケーブルが組み付け時に貫通または進
    入して案内されるようになっている構成部分が開口また
    は孔を有しており、該開口または孔はそれぞれ端部側
    で、軸方向に変化する内径を有する区分を有していて、
    ケーブルが導入時にセンタリングされるようになってい
    る、請求項1記載の端カプセル。
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