JPH10196987A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH10196987A
JPH10196987A JP9004464A JP446497A JPH10196987A JP H10196987 A JPH10196987 A JP H10196987A JP 9004464 A JP9004464 A JP 9004464A JP 446497 A JP446497 A JP 446497A JP H10196987 A JPH10196987 A JP H10196987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
air
turbo fan
outlet
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9004464A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Tokui
卓司 得居
Toshihiro Kizawa
敏浩 木澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP9004464A priority Critical patent/JPH10196987A/ja
Publication of JPH10196987A publication Critical patent/JPH10196987A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出し口からまっすぐに調和空気を吹き出す
ことができ、かつ、騒音を低減できるターボファンを用
いた空気調和機を提供する。 【解決手段】 フレーム31内にターボファン32を配
置する。フレーム31の各側面の内側、かつ、ターボフ
ァン32の回転方向前方側に、フレーム31のコーナー
から延びる細長いガイド34を設け、このガイド34の
先端部は滑らかに湾曲している。ターボファン32の回
転方向後方側に位置するフレーム31の側面には吹出口
33を形成する。細長いガイド34の先端部の湾曲した
面36によって、調和空気は隣接する吹出口33,33
に向けて二方向にスムーズに案内され、まっすぐに吹き
出され、気流や温度分布が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ターボファンを
用いた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、薄型の空気調和機として、図2に
示すように、矩形のフレーム1内にターボファン2を配
置し、このターボファン2の軸方向前方に図示しない熱
交換器を配置したものがある。そして、この空気調和機
では、ターボファン2の矢印X方向の回転によって、空
気を熱交換器を通して軸方向前方から吸い込んで径方向
外方に吹き出して、フレーム1の各側面のほぼ中央に存
在する吹出口3から調和空気を吹き出すようにしてい
る。
【0003】また、いま一つの空気調和機としては、図
3に示すように、矩形のフレーム11内にターボファン
12を配置し、このターボファン12の軸方向前方に図
示しない熱交換器を配置し、さらに、上記フレーム11
の各コーナーに断面正方形の仕切り板14を設けてい
る。そして、この空気調和機では、ターボファン12の
矢印X方向の回転によって、空気を熱交換器を通して軸
方向前方から吸い込んで径方向外方に吹き出して、フレ
ーム11の各側面のほぼ中央に存在する吹出口13から
調和空気を吹き出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
空気調和機では、ターボファン2の矢印X方向の回転に
よって、吹出口3の中央部に遠心方向に流れる調和空気
はスムーズに流れる。しかし、フレーム1のL字形のコ
ーナー部4の内側に調和空気が衝突して流線S,Tに示
すように急激に方向を変え、さらに、この流線S,Tに
示す流れがこのコーナー4の近傍の吹出口3の部分を流
れる調和空気の流れUを掻き乱して騒音を発生すると共
に、吹出し口からまっすぐに吹かず、斜めに吹き出して
しまい、室内の気流・温度分布に偏りが生じるという問
題がある。
【0005】また、図3に示す空気調和機では、ターボ
ファン12の矢印X方向の回転によって、フレーム11
のコーナーの仕切り板14の面Lに衝突する調和空気の
流れが生じ、この面Lに衝突した調和空気は急激に方向
を変え、さらに、図3において流線M,Nに示すように
吹出口13に流れる調和空気の流れを掻き乱して騒音を
発生すると共に、吹出し口からまっすぐに吹かず、斜め
に吹き出してしまい、室内の気流・温度分布に偏りが生
じるという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、ターボファン
から吹き出された空気が適切な方向に吹き出し、気流や
温度分布を改善できると共に、騒音を抑制することがで
きる空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機は、矩形のフレーム
と、上記フレーム内に配置され、空気を軸方向前方から
吸い込んで径方向外方に吹き出すターボファンと、上記
ターボファンの前方に設けられた熱交換器とを備えた空
気調和機であって、上記フレームの各側面の内側に、上
記ターボファンの回転方向前方側に位置するように上記
フレームのコーナーから延びる細長いガイドを設けて、
上記各側面のターボファンの回転方向後方側に吹出口を
形成する一方、上記ガイドの上記吹出口に面する先端部
は滑らかに湾曲して、隣接する両吹出口から空気を適切
な方向に案内することを特徴としている。
【0008】上記構成において、上記ターボファンが回
転すると、調和空気はターボファンの外周面の接線方
向、かつ、遠心方向に吹き出される。上記フレームの各
側面のターボファンの回転方向後方側に吹出口が設けら
れているから、この吹出口に向かう調和空気の流れはス
ムーズに吹き出される。一方、上記フレームの各側面の
内側、かつ、ターボファンの回転方向前方側には、フレ
ームのコーナーから延びる細長いガイドが設けられ、か
つ、上記ガイドの先端部は滑らかに湾曲している。した
がって、上記ガイドの先端部に衝突する調和空気はその
ガイドの先端部の湾曲した面に沿ってスムーズに案内さ
れて、一方の流れはその先端部が面する吹出口に流れる
調和空気の流れにスムーズに合流する。他方の流れは、
上記細長いガイドの上記フレームのコーナーの方に延び
る面に沿って案内されて、隣接する吹出口に流れる調和
空気にスムーズに合流する。
【0009】このように、ターボファンから吹き出され
る調和空気の流れが細長いガイドの先端部の湾曲した面
によってスムーズに案内されるから、騒音が低く押えら
れる。そして、上記調和空気は、各吹出し口からそれぞ
れの正面方向に向かって吹き出すため、気流・温度分布
に偏りがなくなり、快適性が向上する。
【0010】また、ターボファンから吹き出された調和
空気の流れは上記ガイドによって無理に曲げられること
がないから、通風抵抗が小さくなって、送風効率が向上
し、省エネルギーが達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、矩形のフレーム31内
にターボファン32を配置している。このターボファン
32は図示しないモータによって駆動されて、空気を軸
方向前方から吸い込んで径方向外方に吹き出す。上記タ
ーボファン32の軸方向前方には、図示しないが、熱交
換器を配置している。
【0013】上記フレーム31の4つの側面の内側夫々
に、上記ターボファン32の回転方向Xの前方側に位置
するように細長いガイド34を設けている。このガイド
34はフレーム31のコーナーからフレーム31の側面
のほぼ中央まで延びている。そして、上記フレーム31
の各側面のターボファン32の回転方向Xの後方側に対
応する箇所には吹出口33を形成している。上記細長い
ガイド34の吹出口33に面する先端部の面36は滑ら
かに湾曲して、上記フレーム31の側面に平行なガイド
34の細長い面37に滑らかに連なっている。
【0014】上記構成において、上記ターボファン32
が矢印Xに示すように回転すると、図示しない熱交換器
を通った調和空気はターボファン32の中央部から吸い
込まれて、ターボファン32の外周面の接線方向、か
つ、遠心方向に吹き出される。そして、上記フレーム3
1の各側面におけるターボファン32の回転方向後方側
の吹出口33から調和空気がスムーズに吹き出される。
【0015】一方、上記フレーム31の各側面の内側、
かつ、ターボファン32の回転方向Xの前方側には、フ
レーム31の各コーナーから延び、先端部が滑らかに湾
曲した細長いガイド34が存在する。そのため、上記ガ
イド34の先端部に衝突した調和空気は、その先端部の
湾曲した面36に沿ってスムーズに案内されて、二つの
方向に流れる。一方の流れPはその先端部が面する吹出
口33を斜めに流れる調和空気の流れを矯正して、矢印
Rに示すように流れる。他方の流れQは、上記細長いガ
イド34の上記フレーム31のコーナーの方に延びる面
37に沿って案内されて、隣接する吹出口34に流れる
調和空気にスムーズに合流する。
【0016】このように、上記ターボファン32から吹
き出される調和空気の流れが細長いガイド34の先端の
湾曲した面36によってスムーズに二つの方向に案内さ
れて、互いに隣接する吹出口33,33に流れる調和空
気の流れにスムーズに合流させられるから、騒音が低く
押えられる。そして、この合流により、調和空気は各吹
出し口からその正面方向にまっすぐ吹き出し、方向に偏
りがない。
【0017】また、ターボファン32から吹き出された
調和空気の流れは上記細長いガイド34によって無理に
曲げられることがないから、通風抵抗が小さくなって、
送風効率が向上し、省エネルギーが達成される。
【0018】なお、上記細長いガイド34によって、吹
出口33の長さが短くなる分は、吹出口33の紙面と直
交する方向の厚さを厚くすることによって補償すること
ができる。
【0019】上記実施の形態では、細長いガイド34は
フレーム31の各コーナーから各側面のほぼ中央まで延
びているが、上記ガイド34の長さは各側面の長さの1
/3程度であってもよく、任意の長さにすることができ
る。また、上記細長いガイド34のコーナーの方に延び
る面37は、フレーム31の側面に平行にしたが、この
面37は吹出口に向けて末広がりになるようにしてもよ
い。また、吹出口33はフレーム31の4つの側面にそ
れぞれ設けたが、限られた側面だけに設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機によれば、フレームの各側面の内側に、
ターボファンの回転方向前方側に位置するように上記フ
レームのコーナーから延びる細長いガイドを設けて、上
記各側面のターボファンの回転方向後方側に吹出口を形
成する一方、上記ガイドの上記吹出口に面する先端部を
滑らかに湾曲して、隣接する両吹出口に空気を案内する
ようにしているので、上記ガイドの先端部に衝突する調
和空気はそのガイドの先端の湾曲した面に沿って二つの
方向にスムーズに案内され、一方の流れはその先端が面
する吹出口に流れる調和空気の流れにスムーズに合流
し、他方の流れは、上記細長いガイドの上記フレームの
コーナーの方に延びる面に沿って案内されて、隣接する
吹出口に流れる調和空気にスムーズに合流し、したがっ
て、騒音を低減することができ、吹出し方向にも偏りが
なくなる。
【0021】また、上記ターボファンから吹き出された
調和空気の流れは上記先端部が滑らかに湾曲した細長い
ガイドによって無理に曲げられることがないから、通風
抵抗を小さくして、送風効率を向上でき、省エネルギー
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の空気調和機の概略図
である。
【図2】 従来の空気調和機の概略図である。
【図3】 従来の空気調和機の概略図である。
【符号の説明】
31…フレーム、 32…ターボファン、 33…吹出
口、 34…ガイド、36…湾曲した面、 37…面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形のフレーム(31)と、上記フレー
    ム(31)内に配置され、空気を軸方向前方から吸い込
    んで径方向外方に吹き出すターボファン(32)と、上
    記ターボファン(32)の前方に設けられた熱交換器と
    を備えた空気調和機であって、 上記フレーム(31)の各側面の内側に、上記ターボフ
    ァン(32)の回転方向前方側に位置するように上記フ
    レーム(31)のコーナーから延びる細長いガイド(3
    4)を設けて、上記各側面のターボファン(32)の回
    転方向後方側に吹出口(33)を形成する一方、上記ガ
    イド(34)の上記吹出口(33)に面する先端部は滑
    らかに湾曲して、隣接する両吹出口(33,33)に空
    気を適切な方向に案内することを特徴とする空気調和
    機。
JP9004464A 1997-01-14 1997-01-14 空気調和機 Pending JPH10196987A (ja)

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JP9004464A JPH10196987A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 空気調和機

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JP9004464A JPH10196987A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPH10196987A true JPH10196987A (ja) 1998-07-31

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ID=11584863

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9004464A Pending JPH10196987A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 空気調和機

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JP (1) JPH10196987A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133623A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Daikin Ind Ltd 送風装置
JP2014163606A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Appliances Inc 空気調和装置の室内機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133623A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Daikin Ind Ltd 送風装置
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