JPH10196500A - スタータオーバーラン防止装置 - Google Patents

スタータオーバーラン防止装置

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Publication number
JPH10196500A
JPH10196500A JP113897A JP113897A JPH10196500A JP H10196500 A JPH10196500 A JP H10196500A JP 113897 A JP113897 A JP 113897A JP 113897 A JP113897 A JP 113897A JP H10196500 A JPH10196500 A JP H10196500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starter
relay
ecm
engine
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP113897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Murao
欣則 村尾
Masakatsu Fujishita
政克 藤下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP113897A priority Critical patent/JPH10196500A/ja
Publication of JPH10196500A publication Critical patent/JPH10196500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リレーによって通電を遮断していると、リレー
の接点不良や最悪接点の固着が発生し、スタータが回り
っぱなしとなり、また、同様にスタータスイッチをオフ
しない限り、スタータが回りっぱなしになりスタータの
歯の破損することを防止する。 【解決手段】ECM20からの回転信号より完爆判定を
行い、さらに、完爆判定後からタイマを作動させ、ある
一定時間経過してもスタータスイッチがオフとならなけ
れば、強制的にECM20の信号によりスタータの通電
を遮断するリレーを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスタータオーバーラ
ンを防止するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、いままでイグニッション
スイッチをオン−オフすることにより、通電をリレーに
よって遮断しスタータを止めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のように、リ
レーによって通電を遮断していると、リレーの接点不良
や最悪接点の固着が発生し、スタータが回りっぱなしと
なりスタータの歯の破損する事があった。また、同様に
スタータスイッチをオフしない限り、スタータの回りっ
ぱなしとなりスタータの歯の破損する事があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、下記手段を提案する。すなわち、本発明では、イグ
ニッションスイッチとスタータの通電を遮断するリレー
と、回転数を検出するピックアップと、ピックアップか
ら検出した信号をエンジン回転数に変換する回路と、コ
ントロールユニット(以下ECM)にタイマーを備えて
いる事と、ECMの信号によりスタータの通電を遮断す
るリレーを有しスタータを制御する装置において、前記
スタータの通電を遮断する手段に用いるスタータの通電
を遮断するリレーを備えたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い本発明の一実施
例を説明する。
【0006】図5は本発明を適用した自動車用内燃機関
の一例を示すシステムのタイミングチャートである。空
気はエアクリーナ1の入口部2より入り、吸気流量計を
検出すべき熱線式空気流量計3,ダクト4,吸気流量を
制御する絞弁が収容された絞り弁ボディ5を通り、コレ
クタ6に入る。そして、ここで吸気はエンジン7の各シ
リンダに接続された各吸気管8に分配され、シリンダ内
に導かれる。
【0007】一方、ガソリンなどの燃料は、燃料タンク
9から燃料ポンプ10により吸引,加圧された上で、燃
料ダンパ11,燃料フィルタ12,燃料噴射弁(インジ
ェクタ)13、そして燃圧レギュレータ14が配管され
ている燃料系に供給される。そして、この燃料は、上記
した燃圧レギュレータ14により一定の圧力に調圧さ
れ、各々のシリンダの吸気管8に設けられている燃料噴
射弁13から吸気管8の中に噴射される。
【0008】又、絞り弁ボディ5の開度を検出するスロ
ットルセンサ18が取り付けられてあり、又、絞り弁ボ
ディ5を迂回するようにアイドル回転制御弁21を介し
たバイパス通路22が設けられていて、その出力もEC
M20に入力されるようになっている。エンジン7の本
体には、機関の温度を検出するための水温センサが取り
付けられており、センサからの信号はECM20に入力
されるようになっている。
【0009】次に、16はディスト(ディストリビュー
タ)で、点火コイル17で発生した高電圧をディスト1
6によって各気筒に分配される。
【0010】また、リングギア23はクランク軸に直結
されていて、エンジンの回転状態はクランク角センサ2
4によって検出され、クランク角センサ24は1回転毎
の絶対位置を示すREF信号および絶対位置からの所定
角度移動した位置を示すPOS信号を出力する。REF信
号及びPOS信号はコントロールユニット20に入力さ
れる。
【0011】15は排気管に設けられたO2 センサで、
理論空燃比を検出するために、空燃比が理論空燃比に対
し、濃い状態か、薄い状態かを検出しており、この出力
信号もコントロールユニット20に入力されるようにな
っている。
【0012】コントロールユニット20の主要部は、図
3に示す。
【0013】図3において、コントロールユニット20
0は、デジタルコンピュータからなり、双方向性バス2
01によって相互に接続されたROM(リードオンメモ
リ)202,RAM(ランダムアクセスメモリ)20
3,CPU(マイクロプロセッサ)204,入力ポート
205及び出力ポート206を具備する。一方、出力ポ
ート206は、駆動回路207を介してリレー208に
接続される。
【0014】このような構成において、次に本発明のス
タータオーバーラン防止方法について説明する。
【0015】図1は、本発明のスタータオーバーラン防
止方法のタイミングチャートである。イグニッションス
イッチがオンとなり、スタータスイッチがオンするとと
もにECMリレーがオンする。
【0016】エンジン回転が上昇していき、完爆判定回
転数を越えたときタイマが作動始める。タイマがある一
定時間を越えたとき、ECMリレーを強制的に遮断す
る。
【0017】図2は、本発明のスタータオーバーラン防
止方法のフローチャートである。ステップ101スター
タスイッチがオンになると、ステップ102の車両リレ
ーとステップ103のECMリレーがオンとなり、続い
てステップ104スタータリレーがオンとなる。ステッ
プ104スタータリレーがオンとなるとスタータが回転
し始め、あわせてエンジン回転が上昇し始める。ステッ
プ105でエンジン回転数を算出する。ステップ106
でエンジン回転数が完爆判定Aという一定の値を越える
とステップ107のタイマが作動し始め、ステップ10
8でタイマがBという値を越えたとき、ステップ109
のECMリレーを遮断する。
【0018】次に、図4で回路について説明する。30
1はスタータスイッチをオン−オフするイグニッション
スイッチである。スタータスイッチがオンされると、3
02車両リレー及び304ECMリレーが通電を開始し、30
5のECMにスタータスイッチのオン信号が入力され
る。これにより、303スタータに内蔵されているリレ
ーが接続されスタータモータが回転する。304ECMリレー
の設置及び305のECMにスタータスイッチのオン信号
が入力することにより、302車両リレーが最悪固着し
ても、304ECMリレーで通電を遮断することが出来る。逆
に、304ECMリレーが最悪固着しても、302車両リレー
が通電を遮断することが出来る。
【0019】これによりスタータのオーバーランを防止
することが出来る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ECMからの回転信号
より完爆判定を行い、さらに、完爆判定後からタイマを
作動させ、ある一定時間経過してもスタータスイッチが
オフとならなければ、強制的にECMの信号によりスタ
ータの通電を遮断するリレーを備えたことにより、確実
にスタータスイッチのオーバーランを防止することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となるタイミングチャート。
【図2】本発明の実施例となるフローチャート。
【図3】ECMのブロック図。
【図4】制御装置のブロック図。
【図5】システムの系統図。
【符号の説明】
1…エアクリーナ、3…熱線式空気流量計、4…ダク
ト、5…絞り弁ボディ、7…エンジン、8…吸気管、1
3…燃料噴射弁、15…排気管、16…ディストリビュ
ータ、20…コントロールユニット、24…クランク角
センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの始動に必要なスタータと、通電
    をオン−オフする前記イグニッションスイッチと、前記
    イグニッションスイッチと前記スタータの通電を遮断す
    るリレーと、回転数を検出するピックアップと、前記ピ
    ックアップから検出した信号をエンジン回転数に変換す
    る回路と、タイマ付きコントロールユニットと、前記コ
    ントロールユニットの信号により前記スタータの通電を
    遮断するリレーとを含みスタータを制御する装置におい
    て、前記スタータの通電を遮断する手段に用いるスター
    タの通電を遮断するリレーを備えたことを特徴とするス
    タータオーバーラン防止装置。
JP113897A 1997-01-08 1997-01-08 スタータオーバーラン防止装置 Pending JPH10196500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP113897A JPH10196500A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 スタータオーバーラン防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP113897A JPH10196500A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 スタータオーバーラン防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10196500A true JPH10196500A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11493097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP113897A Pending JPH10196500A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 スタータオーバーラン防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10196500A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303374A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp 車両のエンジン始動システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303374A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toyota Motor Corp 車両のエンジン始動システム

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