JPH10196017A - 間仕切パネルの連結具 - Google Patents

間仕切パネルの連結具

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JPH10196017A
JPH10196017A JP680597A JP680597A JPH10196017A JP H10196017 A JPH10196017 A JP H10196017A JP 680597 A JP680597 A JP 680597A JP 680597 A JP680597 A JP 680597A JP H10196017 A JPH10196017 A JP H10196017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
panel
plate portion
panels
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP680597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Noman
匡 乃万
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unicharm Corp
Original Assignee
Unicharm Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Unicharm Corp filed Critical Unicharm Corp
Priority to JP680597A priority Critical patent/JPH10196017A/ja
Publication of JPH10196017A publication Critical patent/JPH10196017A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横並びになった間仕切パネルの厚み方向の撓
みを抑える。 【解決手段】 間仕切パネルを厚み方向から挟持するよ
うにパネル2の端面に取り付けられる断面がほぼコの字
を呈する溝型の連結具14が、パネル2の表裏面に当接
する互いに平行な第1,2側板部31A,31Bと、そ
れら両部31A,31B間に延在する第3側板部32と
によって構成される。第3側板部32の中央には、連結
具14と、該連結具を第3側板部32の中点を中心に1
80°回転させたもう一方の連結具14とを、これら第
3側板部32の外面どうしが当接するように突き合わせ
たときに、互いに嵌合するほぼS字状の屈曲部33が形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、仮設ハウス等で
使用する間仕切パネルを互いに固定した状態に保つため
の連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井と床とに互いに対向するよう
に配設した一対の溝型鋼や、これに類似した断面コの字
型の案内部材にパネルを横並びとなるように順次差し込
むことにより、複数のパネルを上下両端縁部で支えて間
仕切とすることは周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら横並びのパネル
は、上下方向へ延びる側縁部が固定されていないから、
厚み方向の押圧力が作用すると容易に撓む。撓んでもパ
ネルが案内部材から外れることがないようにするため
に、案内部材の溝は十分深くなければならない。ところ
が、このことによって、案内部材は重くなり、持ち運び
に不便なものになることがある。また、端面を突き合わ
せただけのパネルとパネルとの間には隙間が生じてそこ
から音や光が漏れ易いから、そうしたパネルが間仕切と
しては好ましくないという場合もある。
【0004】そこで、この発明は、横並びのパネルの厚
み方向の撓みを抑えることが可能な連結具を提供するこ
とによって、前記従来技術の問題を解消することを課題
にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明が前提とするのは、隣り合う間仕切パネルの
端面どうしを突き合わせてそれらパネルを互いに固定し
た状態に保つための連結具である。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは、前記連結具が、前記パネルそれぞれの端面
に沿って延びていて、該パネルを厚み方向から挟持する
ことが可能であり、断面が前記パネルの表裏面のそれぞ
れに当接する互いに平行な第1,2側板部と、これら両
側板部間に延在し、前記パネルの端面に当接する第3側
板部とによって構成されるほぼコの字を呈する溝型部材
であって、前記第3側板部における前記第1,2側板部
間の中央には、前記連結具が、前記第1側板部から第2
側板部へ向かう方向へ180°回転した状態のもう一方
の連結具とそれら両連結具の第3側板部の外面どうしが
当接するように突き合わせられたときに互いに嵌合する
ほぼS字状の屈曲部が形成されていること、にある。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係る間仕切パネルの連結具の詳細を説明すると、以下の
とおりである。
【0008】図1は、間仕切パネル2の使用状態を示す
施工中の仮設ハウス1の内部斜視図である。ハウス1の
天井3と床4とには、パネル2をスライドさせることが
可能な上下の溝型レール6,7が取り付けられ、壁8に
はパネル2の側縁部の一方を嵌合可能な溝型のサイドレ
ール9が取り付けられている。図のパネル2に続いて二
枚目以降のパネル2が上下レール6,7に嵌められて、
パネル2どうしの側縁部が突き合わせられると仮設ハウ
ス1に間仕切ができ上がる。
【0009】図2は、パネル2の上端縁部の部分破断斜
視図である。パネル2は、芯材となる発泡スチロール板
11と、パネル2の両表面の少なくとも一方を覆う化粧
用のベニヤ板12と、発泡スチロール板11とベニヤ板
12との間に介在する両面粘着紙13とからなる積層品
であって、側縁部に連結金具14が着脱可能に取り付け
られている。
【0010】粘着紙13は、その片面に塗布された第1
粘着剤A(図示せず)で発泡スチロール板11に接着
し、もう一方の面に塗布された第2粘着剤Bでベニヤ板
12に接着している。かかる粘着紙13は、発泡スチロ
ール板11とベニヤ板12との剥離が容易なように構成
される。例えば、第1,2粘着剤A,Bそれぞれの粘着
力a,bがa>bまたはa<bに設定されていて、両方
の板11,12に、これらを互いに剥離させる力が作用
すると、粘着紙13が発泡スチロール板11側に残る
か、またはベニヤ板12側に残って両方の板11,12
がスムーズに剥れる。また、発泡スチロール板11とベ
ニヤ板12それぞれの表面に粘着剤に対する親和性に大
きな差がつけられていて、その差によって一方の板11
または12が粘着紙13から容易に剥離できるようにさ
れる場合もある。この場合には、第1,2粘着剤A,B
の粘着力がa=bであってもよい。発泡スチロール板1
1とベニヤ板12とは、互いに向き合う面の全体が接着
していてもよいし部分的に接着していてもよい。また、
発泡スチロール板11とベニヤ板12とは、芯材と表層
材の一例であるから、これらの板11,12はパネル2
の用途に合わせて難燃性や不燃性の板材に替えることが
できる。
【0011】図3は、パネル2の端面図であって、この
パネル2の隣に配置されたパネルが仮想線で示されてい
る。パネル2の側縁部に取り付けられた連結金具14
は、パネル2の上下端縁間に延在するもので、帯状金属
板をその長手方向に沿って折曲することにより形成され
ている。金具14は、その端面形状が、ほぼコの字を呈
する溝型の部材であって、パネル2の両表面に当接する
互いに平行な第1,2側板部31A,31Bと、両側板
部31A,31B間に延在する第3側板部32とによっ
て構成されている。第3側板部32における第1,2側
板部31A,31B間の中央には、ほぼS字型(または
逆S字型)のパネル連結用屈曲部位33が形成されてい
る。該部位33のパネル2内側への突出部34を収容し
得るように、発泡スチロール板11には凹部36が形成
されている。パネル2と隣り合う仮想線のパネル2にも
同じ連結金具14が180°回転して向きを変えた状態
で使用されていて、図示のように金具14どうしが嵌合
する。隣り合う二枚のパネル2は、厚み方向の力を受け
るとこれらの金具14を介して互いに支え合い、パネル
2の撓みを抑えることができる。
【0012】かかる連結金具14は、第1,2側板部3
1A,31B間の寸法をパネル2の厚みよりも僅かに小
さくして、両部31A,31Bでパネル2を厚み方向か
ら挟圧するようにしてパネル2に取り付けることができ
る。S字状の屈曲部位33は、両部31A,31B間が
拡開するときに弾性的に変形して、金具14が取り外し
可能な状態でパネル2を弾性的に挟圧することに寄与す
る。また、かかる挟圧に代えて、各側板部31A,31
Bとパネル2の表面との間に接着剤を介在させて金具1
4でパネル2を挟持することもできる。
【0013】図4は、連結金具14の断面形状を示す図
3と同様の図面である。ただし、この図では屈曲部位3
3が図3のそれよりも鋭く曲がっていて、S字状の部位
は逆Z字状の部位ということもできる。金具14の屈曲
部位33は、第1,2側板部31A,31Bから等距離
Lの位置に形成されていて、内側への突出部34と外側
への突出部36とは、それぞれ頂部34A,36Aを有
する。これら突出部34,36は、第3側板部32を折
曲することによって形成され、該側板部32の垂直な部
分37となす図示の折曲角度は20°≦B≦A≦80°
の関係にある。また、その垂直な部分37から頂部34
A,36Aまでの距離はH1≧H2の関係にある。かかる
金具14は、第3側板部32の中点Cを中心に第2側板
部31Bから第1側板部31Aへ向かう仮想線の矢印P
で示す時計方向、またはその逆方向へ180°回転させ
て得られる仮想線の金具14と、第3側板部32の外面
どうしが当接するように突き合わせると、突出部34に
仮想線で示す突出部36が右方から嵌合し、図3の状態
となる。このように金具14は、それを180°回転さ
せると互いに嵌合可能になるものであるから、形状の異
なる二種類の金具を嵌合させるようなパネルの固定方式
に比べて金具の製作に費用や手間がかからない。
【0014】このように構成される連結金具14は、プ
ラススチックの押出し成形品に代えることができる。ま
た間仕切パネル2は、仮設ハウス1を外界から仕切るた
めのパネルとしても使用することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明にかかるパネルの連結具は、パ
ネルの厚み方向の撓みを抑えることができるから、この
連結具を使用したパネルを差し込むための天井や床のパ
ネル案内用レールは、その溝を浅くして持ち運びに都合
のよい軽量なものにすることができる。また、パネルと
パネルとの間の隙間をふさいで、その隙間から音や光が
漏れるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態にある間仕切パネルの斜視図。
【図2】間仕切パネルの部分破断斜視図。
【図3】間仕切パネルの端面図。
【図4】連結具の端面図。
【符号の説明】
2 間仕切パネル 14 連結具 31A 第1側板部 31B 第2側板部 32 第3側板部 33 屈曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う間仕切パネルの端面どうしを突
    き合わせてそれらパネルを互いに固定した状態に保つた
    めの連結具において、 前記連結具が、前記パネルそれぞれの端面に沿って延び
    ていて、該パネルを厚み方向から挟持することが可能で
    あり、断面が前記パネルの表裏面のそれぞれに当接する
    互いに平行な第1,2側板部と、これら両側板部間に延
    在し、前記パネルの端面に当接する第3側板部とによっ
    て構成されるほぼコの字を呈する溝型部材であって、前
    記第3側板部における前記第1,2側板部間の中央に
    は、前記連結具が、前記第1側板部から第2側板部へ向
    かう方向へ180°回転した状態のもう一方の連結具と
    それら両連結具の第3側板部の外面どうしが当接するよ
    うに突き合わせられたときに互いに嵌合するほぼS字状
    の屈曲部が形成されていることを特徴とする前記連結
    具。
JP680597A 1997-01-17 1997-01-17 間仕切パネルの連結具 Pending JPH10196017A (ja)

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JP680597A JPH10196017A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 間仕切パネルの連結具

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JP680597A JPH10196017A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 間仕切パネルの連結具

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JPH10196017A true JPH10196017A (ja) 1998-07-28

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ID=11648417

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JP680597A Pending JPH10196017A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 間仕切パネルの連結具

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JP (1) JPH10196017A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192583A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Bunka Shutter Co Ltd 間仕切パネルの取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192583A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Bunka Shutter Co Ltd 間仕切パネルの取付構造

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010220