JPH10195473A - ギヤ油組成物 - Google Patents
ギヤ油組成物Info
- Publication number
- JPH10195473A JPH10195473A JP8356674A JP35667496A JPH10195473A JP H10195473 A JPH10195473 A JP H10195473A JP 8356674 A JP8356674 A JP 8356674A JP 35667496 A JP35667496 A JP 35667496A JP H10195473 A JPH10195473 A JP H10195473A
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- pressure agent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固体潤滑剤を分散することで耐摩耗性などに
優れるギヤ油であって、かつ、高い抗乳化性が得れるギ
ヤ油の組成を提供する。 【解決手段】 本発明によるギヤ油組成物は、(a)基
油、(b)グラファイト粉0.2重量%以上、(c)ニ
ュートラル金属スルフォネートを金属重量として0.0
05重量%以上、および、(d)極圧剤0.2重量%以
上を含むものである。さらに、前記極圧剤が、(d1)
いおう系極圧剤、(d2)りん系極圧剤、および、(d
3)有機鉛化合物を含むことが好ましい。
優れるギヤ油であって、かつ、高い抗乳化性が得れるギ
ヤ油の組成を提供する。 【解決手段】 本発明によるギヤ油組成物は、(a)基
油、(b)グラファイト粉0.2重量%以上、(c)ニ
ュートラル金属スルフォネートを金属重量として0.0
05重量%以上、および、(d)極圧剤0.2重量%以
上を含むものである。さらに、前記極圧剤が、(d1)
いおう系極圧剤、(d2)りん系極圧剤、および、(d
3)有機鉛化合物を含むことが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラファイト粉を
分散することにより、摩擦・摩耗が少ないギヤ油組成物
に関する。
分散することにより、摩擦・摩耗が少ないギヤ油組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】金属加工用の圧延装置、建設用クレー
ン、船舶用のタービン機関などの高負荷装置の省エネル
ギーが求められている。このため、高負荷においても作
動部歯車の破損などがなく、かつ、摩擦エネルギーの発
生の少ないギヤ油が用いられている。このようなギヤ油
としては、いおう−りん系、鉛せっけん−いおう系など
の添加剤を配合したものが多用される。また、グラファ
イト粉などの固体潤滑剤をギヤ油に分散することで、耐
ピッチング性、耐摩耗性をさらに向上することができ
る。
ン、船舶用のタービン機関などの高負荷装置の省エネル
ギーが求められている。このため、高負荷においても作
動部歯車の破損などがなく、かつ、摩擦エネルギーの発
生の少ないギヤ油が用いられている。このようなギヤ油
としては、いおう−りん系、鉛せっけん−いおう系など
の添加剤を配合したものが多用される。また、グラファ
イト粉などの固体潤滑剤をギヤ油に分散することで、耐
ピッチング性、耐摩耗性をさらに向上することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固体潤滑剤を分散する
ために、分散剤を用いると、抗乳化性が低くなる場合が
ある。逆に、抗乳化剤を加えると、グラファイト粉が凝
集し、耐摩耗性などが向上しない。例えば、ギヤ油は建
設機械などにおいて野外で用いられることもあり、水が
混じった場合は使用できなくなることもある。
ために、分散剤を用いると、抗乳化性が低くなる場合が
ある。逆に、抗乳化剤を加えると、グラファイト粉が凝
集し、耐摩耗性などが向上しない。例えば、ギヤ油は建
設機械などにおいて野外で用いられることもあり、水が
混じった場合は使用できなくなることもある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、本
発明の目的は、固体潤滑剤を分散することで耐摩耗性な
どに優れるギヤ油であって、かつ、高い抗乳化性が得れ
るギヤ油の組成を提供するものである。
発明の目的は、固体潤滑剤を分散することで耐摩耗性な
どに優れるギヤ油であって、かつ、高い抗乳化性が得れ
るギヤ油の組成を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるギヤ油組成
物は、(a)基油、(b)グラファイト粉0.2重量%
以上、(c)ニュートラル金属スルフォネートを金属重
量として0.005重量%以上、および、(d)極圧剤
0.2重量%以上を含むものである。さらに、前記極圧
剤が、(d1)いおう系極圧剤、(d2)りん系極圧
剤、および、(d3)有機鉛化合物を含むことが好まし
い。
物は、(a)基油、(b)グラファイト粉0.2重量%
以上、(c)ニュートラル金属スルフォネートを金属重
量として0.005重量%以上、および、(d)極圧剤
0.2重量%以上を含むものである。さらに、前記極圧
剤が、(d1)いおう系極圧剤、(d2)りん系極圧
剤、および、(d3)有機鉛化合物を含むことが好まし
い。
【0006】
[基油] 本発明で用いられる基油は、原油から精製さ
れる鉱油が好ましく用いられ、ポリ−α−オレフィンな
どの合成基油も用いることができる。通常、工業用のギ
ヤ油の粘度は、40℃で60〜680cStである。さ
らに、増粘剤、流動点降下剤を適宜添加することもでき
る。
れる鉱油が好ましく用いられ、ポリ−α−オレフィンな
どの合成基油も用いることができる。通常、工業用のギ
ヤ油の粘度は、40℃で60〜680cStである。さ
らに、増粘剤、流動点降下剤を適宜添加することもでき
る。
【0007】[グラファイト粉] 本発明で用いられる
グラファイト粉は、平均粒子径が1μm以下であり、通
常、0.05μm以上である。添加量は、0.2重量%
以上が必要であり、それ未満では、耐摩耗性などが向上
しない。添加量は、ギヤ油の全重量に対して5重量%以
下が好ましく、それを超えても特性が向上しにくい。グ
ラファイト粉としては、グラファイト表面にビニル系モ
ノマーをグラフト重合して得られた樹脂被覆複合粉も用
いることができる。
グラファイト粉は、平均粒子径が1μm以下であり、通
常、0.05μm以上である。添加量は、0.2重量%
以上が必要であり、それ未満では、耐摩耗性などが向上
しない。添加量は、ギヤ油の全重量に対して5重量%以
下が好ましく、それを超えても特性が向上しにくい。グ
ラファイト粉としては、グラファイト表面にビニル系モ
ノマーをグラフト重合して得られた樹脂被覆複合粉も用
いることができる。
【0008】[ニュートラル金属スルフォネート] 本
発明で用いられるニュートラル金属スルフォネートは、
アルキル芳香族をスルホン化した金属塩であり。金属と
しては、Ca、Ba、Mgなどのアルカリ土類金属が用
いられ、特には、Caが好ましい。2種以上の金属スル
フォネートを混合して用いてもよい。塩基価は、30m
gKOH/g以下であり、これ超えると抗乳化性が悪化
する。用いられるアルキル芳香族のアルキル基の炭素数
は、6〜22が好ましい。添加量は、ギヤ油の全重量に
対し、金属重量として0.005重量%以上が必要であ
り、それ未満では、グラファイト粉が安定に分散しな
い。添加量は、金属重量として0.015重量%以下が
好ましく、それを超えると、抗乳化性および耐摩耗性が
低下する。
発明で用いられるニュートラル金属スルフォネートは、
アルキル芳香族をスルホン化した金属塩であり。金属と
しては、Ca、Ba、Mgなどのアルカリ土類金属が用
いられ、特には、Caが好ましい。2種以上の金属スル
フォネートを混合して用いてもよい。塩基価は、30m
gKOH/g以下であり、これ超えると抗乳化性が悪化
する。用いられるアルキル芳香族のアルキル基の炭素数
は、6〜22が好ましい。添加量は、ギヤ油の全重量に
対し、金属重量として0.005重量%以上が必要であ
り、それ未満では、グラファイト粉が安定に分散しな
い。添加量は、金属重量として0.015重量%以下が
好ましく、それを超えると、抗乳化性および耐摩耗性が
低下する。
【0009】[極圧剤] 本発明で用いられる極圧剤と
しては、いおう系極圧剤、りん系極圧剤などが用いられ
る。いおう系極圧剤、および、りん系極圧剤を添加する
ことが好ましく、さらに、有機鉛化合物からなる極圧剤
を添加することが好ましい。
しては、いおう系極圧剤、りん系極圧剤などが用いられ
る。いおう系極圧剤、および、りん系極圧剤を添加する
ことが好ましく、さらに、有機鉛化合物からなる極圧剤
を添加することが好ましい。
【0010】いおう系極圧剤としては、硫化オレフィ
ン、硫化鯨油、硫化油脂、硫化エステルなどが用いられ
る。これらの添加剤のいおう含有量は、通常、10〜5
0重量%である。添加剤の添加量は、いおう重量として
ギヤ油の全重量に対して0.3〜3重量%、特に0.5
〜2重量%が好ましい。この範囲未満では、耐摩耗性が
充分に向上しない、また、これを超えても特性が向上し
にくい。
ン、硫化鯨油、硫化油脂、硫化エステルなどが用いられ
る。これらの添加剤のいおう含有量は、通常、10〜5
0重量%である。添加剤の添加量は、いおう重量として
ギヤ油の全重量に対して0.3〜3重量%、特に0.5
〜2重量%が好ましい。この範囲未満では、耐摩耗性が
充分に向上しない、また、これを超えても特性が向上し
にくい。
【0011】りん系極圧剤としては、金属を含有しない
無灰系が好ましい。具体的には、アルキルりん酸系化合
物、アルキルチオりん酸系化合物、アルキルジチオりん
酸系化合物、または、これらのアミン塩・エステルなど
の誘導体、亜りん酸ジエステル、亜りん酸トリエステ
ル、ホスホン酸エステル、ピロリン酸エステルなどがあ
げられる。添加量は、りん重量としてギヤ油の全重量に
対して0.02〜0.2重量%、特に0.03〜0.1
重量%が好ましい。添加されるりん系極圧剤のりん重量
は、いおう系極圧剤のいおう重量の5%から20%であ
ることが好ましい。この範囲未満では、耐荷重性が充分
に向上しにくく、また、これを超えると焼け付きやすく
なる。
無灰系が好ましい。具体的には、アルキルりん酸系化合
物、アルキルチオりん酸系化合物、アルキルジチオりん
酸系化合物、または、これらのアミン塩・エステルなど
の誘導体、亜りん酸ジエステル、亜りん酸トリエステ
ル、ホスホン酸エステル、ピロリン酸エステルなどがあ
げられる。添加量は、りん重量としてギヤ油の全重量に
対して0.02〜0.2重量%、特に0.03〜0.1
重量%が好ましい。添加されるりん系極圧剤のりん重量
は、いおう系極圧剤のいおう重量の5%から20%であ
ることが好ましい。この範囲未満では、耐荷重性が充分
に向上しにくく、また、これを超えると焼け付きやすく
なる。
【0012】鉛系極圧剤としては、鉛ジアルキルジチオ
カーバイト、鉛石ケン(ステアリン酸鉛、オレイン酸
鉛)などが用いられる。添加量は、ギヤ油の全重量に対
して0.2〜6重量%、特には0.5〜3重量%が好ま
しい。この範囲未満では、耐摩耗性、歯車表面の荒れの
平滑化が充分でなく、また、これを超えても特性が向上
しにくい。
カーバイト、鉛石ケン(ステアリン酸鉛、オレイン酸
鉛)などが用いられる。添加量は、ギヤ油の全重量に対
して0.2〜6重量%、特には0.5〜3重量%が好ま
しい。この範囲未満では、耐摩耗性、歯車表面の荒れの
平滑化が充分でなく、また、これを超えても特性が向上
しにくい。
【0013】[他の添加剤] 本発明によるギヤ油組成
物には、上述の添加剤以外にも金属不活性化剤、防錆
剤、消泡剤などを適宜添加できる。
物には、上述の添加剤以外にも金属不活性化剤、防錆
剤、消泡剤などを適宜添加できる。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるもので
はない。実施例および比較例1,2として表1に示す供
試油を調製し、評価を行った。
るが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるもので
はない。実施例および比較例1,2として表1に示す供
試油を調製し、評価を行った。
【0015】鉱油基油1は、石油精製工程から得られた
500ニュートラル油であり、40℃における動粘度は
約97cSt、いおう分0.14重量%である。鉱油基
油2は、石油精製工程から得られたブライトストック油
であり、40℃における動粘度は約538cSt、いお
う分0.87重量%である。
500ニュートラル油であり、40℃における動粘度は
約97cSt、いおう分0.14重量%である。鉱油基
油2は、石油精製工程から得られたブライトストック油
であり、40℃における動粘度は約538cSt、いお
う分0.87重量%である。
【0016】添加剤としては、次のものを用いた。グラ
ファイト添加剤は、平均粒径0.3μmのグラファイト
微粉を10重量%含むものであり、残部は石油系鉱油で
ある。Pb系極圧剤は、炭素数5のアルキル基を有する
鉛ジアルキルジチオカーバメイトである。S/P系パッ
ケージは、硫化オレフィンと酸性チオりん酸エステルア
ミン塩を含むものであり、いおうを31重量%、りんを
1.7重量%含むものである。Caスルフォネートは、
塩基価が約26mgKOH/gのCaスルフォネート
(Witco社製のBRYTON C−45)であり、
アルキル芳香族のアルキル基部分の炭素数は6〜22で
ある。Caを金属重量として、2.9重量%含んでい
る。ポリオキシアルキレン付加のりん酸エステルは、グ
ラファイトの分散剤として用いられる添加剤であり、東
邦化学(株)製のフォスファノールLB−400であ
る。なお、共通する添加剤として、金属不活性剤(ベン
ゾトリアゾール)100重量ppm、消泡剤(シリコン
系)100重量ppm、流動点降下剤(PMA系)0.
2重量%を配合した。
ファイト添加剤は、平均粒径0.3μmのグラファイト
微粉を10重量%含むものであり、残部は石油系鉱油で
ある。Pb系極圧剤は、炭素数5のアルキル基を有する
鉛ジアルキルジチオカーバメイトである。S/P系パッ
ケージは、硫化オレフィンと酸性チオりん酸エステルア
ミン塩を含むものであり、いおうを31重量%、りんを
1.7重量%含むものである。Caスルフォネートは、
塩基価が約26mgKOH/gのCaスルフォネート
(Witco社製のBRYTON C−45)であり、
アルキル芳香族のアルキル基部分の炭素数は6〜22で
ある。Caを金属重量として、2.9重量%含んでい
る。ポリオキシアルキレン付加のりん酸エステルは、グ
ラファイトの分散剤として用いられる添加剤であり、東
邦化学(株)製のフォスファノールLB−400であ
る。なお、共通する添加剤として、金属不活性剤(ベン
ゾトリアゾール)100重量ppm、消泡剤(シリコン
系)100重量ppm、流動点降下剤(PMA系)0.
2重量%を配合した。
【0017】
【表1】
【0018】実施例および比較例1,2の試験油につい
て、次の評価を行い、その結果を表1に合わせて示す。
IAE歯車耐荷重は、IP166に基づき、6000r
pm、80℃の条件で焼き付きレバー荷重を測定した。
曽田四球摩耗は、JIS K2519に基づき、耐荷重
能を測定した。シェル四球摩耗は、ASTM D417
2に基づき、1800rpm、40kgf、60℃、3
0分の条件で、固定球の摩耗こん径を測定した。新油の
状態と、劣化油の状態で測定をおこない、JIS K2
514によるISOT(120℃、24時間)試験後の
ものを劣化油とした。銅板腐食は、JIS K2513
に基づき、腐食による変色を測定した。グラフィイトの
分散安定性は、試験油を95℃で放置し、沈降が生じる
までの日数を観察した。抗乳化度は、JIS K251
3に基づき測定した。結果は、油層−水層−乳化層の容
積をmlで順に示し、経過時間を()内に分単位で示
す。
て、次の評価を行い、その結果を表1に合わせて示す。
IAE歯車耐荷重は、IP166に基づき、6000r
pm、80℃の条件で焼き付きレバー荷重を測定した。
曽田四球摩耗は、JIS K2519に基づき、耐荷重
能を測定した。シェル四球摩耗は、ASTM D417
2に基づき、1800rpm、40kgf、60℃、3
0分の条件で、固定球の摩耗こん径を測定した。新油の
状態と、劣化油の状態で測定をおこない、JIS K2
514によるISOT(120℃、24時間)試験後の
ものを劣化油とした。銅板腐食は、JIS K2513
に基づき、腐食による変色を測定した。グラフィイトの
分散安定性は、試験油を95℃で放置し、沈降が生じる
までの日数を観察した。抗乳化度は、JIS K251
3に基づき測定した。結果は、油層−水層−乳化層の容
積をmlで順に示し、経過時間を()内に分単位で示
す。
【0019】以上の評価結果からわかるように、Caス
ルフォネートまたはグラファイトの分散剤を添加しない
比較例1では、グラファイトの分散安定性がよくない。
また、一般のグラファイトの分散剤を添加した比較例2
では、抗乳化性が充分でなく、腐食性も高い。
ルフォネートまたはグラファイトの分散剤を添加しない
比較例1では、グラファイトの分散安定性がよくない。
また、一般のグラファイトの分散剤を添加した比較例2
では、抗乳化性が充分でなく、腐食性も高い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、(a)基油、(b)グラファ
イト粉0.2重量%以上、(c)ニュートラル金属スル
フォネートを金属重量として0.005重量%以上、お
よび、(d)極圧剤0.2重量%以上を含むギヤ油組成
物である。本発明によれば、グラファイト粉を安定に分
散させることができ、かつ、抗乳化性も高いので、水が
混入するような条件下でも安定に利用することが可能で
ある。
イト粉0.2重量%以上、(c)ニュートラル金属スル
フォネートを金属重量として0.005重量%以上、お
よび、(d)極圧剤0.2重量%以上を含むギヤ油組成
物である。本発明によれば、グラファイト粉を安定に分
散させることができ、かつ、抗乳化性も高いので、水が
混入するような条件下でも安定に利用することが可能で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 基油、グラファイト粉0.2重量%以
上、ニュートラル金属スルフォネートを金属重量として
0.005重量%以上、および、極圧剤0.2重量%以
上を含むことを特徴とするギヤ油組成物。 - 【請求項2】 前記極圧剤が、いおう系極圧剤、りん系
極圧剤、および、有機鉛化合物を含むことを特徴とする
請求項1記載のギヤ油組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356674A JPH10195473A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ギヤ油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356674A JPH10195473A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ギヤ油組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10195473A true JPH10195473A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18450224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8356674A Pending JPH10195473A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ギヤ油組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10195473A (ja) |
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-
1996
- 1996-12-27 JP JP8356674A patent/JPH10195473A/ja active Pending
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