JPH1019452A - 冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置 - Google Patents

冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置

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Publication number
JPH1019452A
JPH1019452A JP17354696A JP17354696A JPH1019452A JP H1019452 A JPH1019452 A JP H1019452A JP 17354696 A JP17354696 A JP 17354696A JP 17354696 A JP17354696 A JP 17354696A JP H1019452 A JPH1019452 A JP H1019452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
supply tank
refrigerator
ice
heat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17354696A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiki Nagao
清貴 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP17354696A priority Critical patent/JPH1019452A/ja
Publication of JPH1019452A publication Critical patent/JPH1019452A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱損失が少なく、仕切部分を薄型に構成す
る。 【解決手段】 仕切装置12は、一方側26aが吸熱
し、他方側26bが放熱するペルチェ効果を利用した平
板状の電子冷却素子板26と、一方側26aに接して氷
温室14側を冷却するようにして覆うケース蓋27と他
方側26bに接して給水タンク13側を温めるように覆
うケース蓋28とから構成され、給水タンク側から氷温
室側への熱の移動による熱損失を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵室内に隣接し
て配置される給水タンクと冷蔵室とを仕切る冷凍冷蔵庫
の冷蔵室の仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷凍冷蔵庫は、本体内を
仕切壁によって上下に区画して上側に冷蔵室を形成し下
側に冷凍室を形成し前記冷蔵室の下部に氷温室と冷凍室
に設ける製氷機へ給水する給水タンクとを配置し、これ
ら氷温室と給水タンクとの間に仕切装置を設ける。例え
ば、図4に示す分解図のように、仕切装置12Aは内側
に図示しない断熱材を充填するケース蓋27Aとケース
蓋28Aによって構成し、ケース蓋27Aを氷温室に接
し、かつ、ケース蓋28Aを給水タンクに接して配置
し、これによって、仕切装置12Aによって氷温室内は
食品が凍らない程度(0から−3°程度)を維持する一
方、給水タンク内は、水が凍結しないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の冷凍
冷蔵庫は、断熱材によって断熱しているが、仕切装置1
2Aに熱損失があり、仕切装置12Aの厚さも断熱材に
よって大きく、氷温室を挟める等のスペースの有効利用
の支障となっていた。また、仕切装置12Aは、単に熱
の遮断を目的としており、給水タンクの水は低温となり
易く、従来、給水タンクをヒータで加熱して水の凍結防
止を図っていた。
【0004】そこで、本発明は、熱損失を減少させ、厚
さを薄くしてスペースを確保する冷凍冷蔵庫の冷蔵室の
仕切装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前面
を開口した本体と、該本体の開口を閉塞する扉と、本体
を上下に区画して上側に氷温室に隣接して給水タンクを
有する冷蔵室を形成し下側に給水タンクから給水して製
氷する製氷機を有する冷凍室を形成する仕切壁とを備
え、前記冷蔵室内の給水タンクと氷温室とを仕切る冷凍
冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置において、氷温室と給水タン
クとの間に給水タンク側を放熱面とし、氷温室側を吸温
面とする電子冷却素子板を配置したことを特徴とするも
のである。この手段によれば、電子冷却素子板によって
一方の氷温室を適度に冷却し食品が凍らない温度に維持
する一方、他方の給水タンクを適度に温めて凍結しない
ようにするので、給水タンク側から氷温室側への熱の移
動による熱損失が極めて少なく、仕切部分を薄型に構成
して、氷温室のスペースを広く確保でき、また、従来の
給水タンクを加熱する給水凍結用のヒータを不要とする
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の実施の形態を示す冷凍冷
蔵庫の縦断面図であって、1は断熱構造の本体(以下本
体)であり、この本体1は前方に開口する鋼板製の外箱
2内に間隔を有して組込まれる前方に開口する硬質合成
樹脂製の内箱3と、外箱2と内箱3の間に現場発泡方式
の発泡断熱材4を充填して構成されている。内箱3は上
側の仕切壁5によって上下に区画され、この仕切壁5の
上側に冷蔵室6が形成される一方、下側に2段の冷凍室
7を形成し、さらに、下側の仕切壁8によって上下に区
画され、上側に冷凍室7を形成し、下側に野菜室9が形
成されている。
【0008】冷蔵室6の前面開口は断熱を兼ねる扉10
で開閉自在に閉塞され、冷蔵室6内には上下に3段の冷
蔵品を載置する棚11が設けられ、冷蔵室6の下部に
は、棚11aの下に後述する仕切装置12が配置され、
仕切装置12は図2に示される正面配置図のように左側
に給水タンク13を配し、仕切装置12を介して右側に
氷温室14を配して、これによって、給水タンク13
は、冷凍室7に配置する図示しない自動製氷機へ給水可
能とし、氷温室14は食品が凍らない程度の約0°〜−
3°とするよう構成されている。
【0009】また、冷蔵室6の背面には、冷蔵室用冷気
通路15を形成するダクト16が配設され、冷気吹出口
17から冷気を冷蔵室6内へ吹出すようになっている。
なお、18はダンパ19を有し冷気を適宜分配するダン
パ室を示している。
【0010】一方、冷凍室7の前面開口は、引出し扉2
0にて図示しないレールによって開閉自在に閉塞され、
この引出し扉20には、それぞれ冷凍品を収納する容器
21が取付けられ、上側の容器21の前方に図示しない
自動製氷機の氷を貯える貯蔵箱が配してあり、冷凍室7
の背面には、冷却器22と冷気循環用装置である冷気用
ファン23が冷却室24に設けられている。
【0011】なお、本体1の下部の野菜室9の前面扉に
は、引出し扉20によって開閉され容器25に野菜等を
収納するようになっている。
【0012】次に、本発明の要部である仕切装置につい
て、図2および図3に従って説明すると、仕切装置12
は前述したように冷蔵室6の下部の給水タンク13と氷
温室14との間に配置され、仕切装置12は、全体が所
定の厚みの長方形で形成され、一方側26aが吸熱し、
他方側26bが放熱するペルチェ効果を利用した平板状
の電子冷却素子板26と、電子冷却素子板26の一方側
26aに接して氷温室14側を冷却するようにして電子
冷却素子板26を覆うケース蓋27との電子冷却素子板
26の他方側26bに接して給水タンク13側を温める
ように電子冷却素子板26を覆うケース蓋28とから構
成され、電子冷却素子板26は、ケース蓋27とケース
蓋28とによって挟持されるように組込まれ、リード線
29を介してコネクタ30へ接続して図示しない直流電
源に接続している。
【0013】電子冷却素子板26は、例えば、市販され
ている平板形でモジュール化された組立体を用いること
ができる。
【0014】仕切装置12の電子冷却素子板26へリー
ド線29を介して通電がされると、電子冷却素子板26
がペルチェ効果によって、一方側26aが冷却されケー
ス蓋27に接して配置される氷温室14が吸熱によって
冷却されると共に、他方側26bが放熱によって温めら
れケース28に接して配置される給水タンク13が温め
られる。
【0015】これによって、給水タンク13と氷温室1
4との間の熱の移動を遮断でき、熱効率が高められ、従
来のように厚い断熱材を充填した仕切装置を極めて薄く
でき、氷温室14のスペースを大きくでき、しかも、従
来のように給水タンク13の凍結防止用のヒータを不要
とすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、氷温室と給水タンクとの間に給水タンク側を放熱
面とし、氷温室側を吸温面とする電子冷却素子板を配置
して、一方の氷温室を適度に冷却し食品が凍らない温度
に維持する一方、他方の給水タンクを適度に温めて凍結
しないようにするので、給水タンク側から氷温室側への
熱の移動による熱損失が極めて少なく、仕切部分を薄型
に構成して、氷温室のスペースを広く確保でき、また、
従来給水タンクを加熱していた給水凍結用のヒータを不
要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する冷凍冷蔵庫の縦断面図。
【図2】図1の冷凍冷蔵庫に設ける仕切装置の配置図。
【図3】本発明の実施の形態を示す仕切装置の構成図。
【図4】従来の仕切装置の構成図。
【符号の説明】
1 本体 2 外箱 3 内箱 5 仕切壁 6 冷蔵室 7 冷凍室 11,11a 棚 12,12A 仕切装置 13 給水タンク 14 氷温室 26 電子冷却素子板 27,28 ケース蓋 29 リード線 30 コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口した本体と、該本体の開口を
    閉塞する扉と、前記本体を上下に区画して上側に氷温室
    に隣接して給水タンクを有する冷蔵室を形成し下側に前
    記給水タンクから給水して製氷する製氷機を有する冷凍
    室を形成する仕切壁とを備え、前記冷蔵室内の前記給水
    タンクと前記氷温室とを仕切る冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕
    切装置において、 前記氷温室と前記給水タンクとの間に前記給水タンク側
    を放熱面とし、前記氷温室側を吸温面とする電子冷却素
    子板を配置したことを特徴とする冷凍冷蔵庫の冷蔵室の
    仕切装置。
JP17354696A 1996-07-03 1996-07-03 冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置 Withdrawn JPH1019452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17354696A JPH1019452A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17354696A JPH1019452A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1019452A true JPH1019452A (ja) 1998-01-23

Family

ID=15962543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17354696A Withdrawn JPH1019452A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 冷凍冷蔵庫の冷蔵室の仕切装置

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JP (1) JPH1019452A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001133106A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
CN1313788C (zh) * 2004-02-16 2007-05-02 三星电子株式会社 带有防止冷凝的空气导向件的冰箱
JP2019113293A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001133106A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
CN1313788C (zh) * 2004-02-16 2007-05-02 三星电子株式会社 带有防止冷凝的空气导向件的冰箱
JP2019113293A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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Effective date: 20040225

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