JPH10194431A - チップ状部品供給装置 - Google Patents
チップ状部品供給装置Info
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- JPH10194431A JPH10194431A JP8358878A JP35887896A JPH10194431A JP H10194431 A JPH10194431 A JP H10194431A JP 8358878 A JP8358878 A JP 8358878A JP 35887896 A JP35887896 A JP 35887896A JP H10194431 A JPH10194431 A JP H10194431A
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- chip
- shaped
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップ状部品aを互いに重なり合わせること
なく、円滑に搬送することができ、これによりチップ状
部品aの詰まりを生じさせず、しかも部品取出部12b
で前後のチップ状部品aを互いに分離した状態で所定の
位置からチップ状部品を取り出すことができ、これによ
って複雑な機構を不要とする。 【解決手段】 チップ状部品供給装置は、チップ状部品
aをバルク状に収納するホッパ部4と、このホッパ部4
内のチップ状部品aを一列に取り出す部品排出パイプ5
と、この部品排出パイプ5に一列に取り出されたチップ
状部品aを整列する部品ガイド12と、この部品ガイド
12の下にあって、同部品ガイド12内のチップ状部品
aにその配列方向に沿った推進力を与えるフィーダ14
と、フィーダ14によりチップ状部品aが搬送される部
品ガイド12の終端側にあって、チップ状部品aを取り
出す部品取出部12bとを有する。前記フィーダ14
は、部品ガイド12内のチップ状部品aを収納する凹部
14bを、チップ状部品aが搬送される方向に所定の間
隔で設けた長尺な走行体である。
なく、円滑に搬送することができ、これによりチップ状
部品aの詰まりを生じさせず、しかも部品取出部12b
で前後のチップ状部品aを互いに分離した状態で所定の
位置からチップ状部品を取り出すことができ、これによ
って複雑な機構を不要とする。 【解決手段】 チップ状部品供給装置は、チップ状部品
aをバルク状に収納するホッパ部4と、このホッパ部4
内のチップ状部品aを一列に取り出す部品排出パイプ5
と、この部品排出パイプ5に一列に取り出されたチップ
状部品aを整列する部品ガイド12と、この部品ガイド
12の下にあって、同部品ガイド12内のチップ状部品
aにその配列方向に沿った推進力を与えるフィーダ14
と、フィーダ14によりチップ状部品aが搬送される部
品ガイド12の終端側にあって、チップ状部品aを取り
出す部品取出部12bとを有する。前記フィーダ14
は、部品ガイド12内のチップ状部品aを収納する凹部
14bを、チップ状部品aが搬送される方向に所定の間
隔で設けた長尺な走行体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整列状態にあるチ
ップ状部品を、その配列方向に搬送し、供給するチップ
状部品供給装置に関し、また、ホッパ部にバルク状に収
納されたチップ状部品を一列に整列して取り出し所定の
位置に供給する部品供給装置に関する。
ップ状部品を、その配列方向に搬送し、供給するチップ
状部品供給装置に関し、また、ホッパ部にバルク状に収
納されたチップ状部品を一列に整列して取り出し所定の
位置に供給する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路にマウントして使用されるチップ状
回路部品は、年々小形化が進んでいる。このなかで、自
動マント装置を使用して、このようなチップ状回路部品
を回路基板にマウントするため、バラ積み状態のチップ
状部品を一列に取り出して供給するチップ状部品供給装
置が開発されている。
回路部品は、年々小形化が進んでいる。このなかで、自
動マント装置を使用して、このようなチップ状回路部品
を回路基板にマウントするため、バラ積み状態のチップ
状部品を一列に取り出して供給するチップ状部品供給装
置が開発されている。
【0003】このようなチップ状部品供給装置は、底面
に勾配を有するホッパ部の中にチップ状部品をバルク状
に収納し、このホッパ部の底部に貫通した部品排出パイ
プに一列にチップ状部品を取り出す。さらに、この部品
排出パイプに一列に取り出したチップ状部品を部品ガイ
ドにより水平方向に整列し、この状態で部品ガイドの下
に設けたエンドレスベルトにより、チップ状部品を部品
ガイドに沿って搬送する。そして、部品ガイドの終端部
に設けた部品取出部において、部品チャックによりチッ
プ状部品を1つずつ取り出し、回路基板上にマウントす
る。
に勾配を有するホッパ部の中にチップ状部品をバルク状
に収納し、このホッパ部の底部に貫通した部品排出パイ
プに一列にチップ状部品を取り出す。さらに、この部品
排出パイプに一列に取り出したチップ状部品を部品ガイ
ドにより水平方向に整列し、この状態で部品ガイドの下
に設けたエンドレスベルトにより、チップ状部品を部品
ガイドに沿って搬送する。そして、部品ガイドの終端部
に設けた部品取出部において、部品チャックによりチッ
プ状部品を1つずつ取り出し、回路基板上にマウントす
る。
【0004】このような従来のチップ状部品供給装置に
おいて使用されている部品ガイドは、チップ状部品が一
列状態でのみ通過できるようなトンネル状の部品通路を
有し、チップ状部品はこの部品通路に沿って移動する。
また、この部品ガイドに整列されたチップ状部品に推進
力を与え、それを送るためのエンドレスベルトは、ゴ
ム、プラスチック或いは金属からなるベルトであり、前
記部品通路の底面を構成するように部品ガイドの真下に
配置されている。この走行するエンドレスベルトは、専
らその表面とチップ状部品との摩擦力を介して部品ガイ
ド内のチップ状部品に推進力を与える。
おいて使用されている部品ガイドは、チップ状部品が一
列状態でのみ通過できるようなトンネル状の部品通路を
有し、チップ状部品はこの部品通路に沿って移動する。
また、この部品ガイドに整列されたチップ状部品に推進
力を与え、それを送るためのエンドレスベルトは、ゴ
ム、プラスチック或いは金属からなるベルトであり、前
記部品通路の底面を構成するように部品ガイドの真下に
配置されている。この走行するエンドレスベルトは、専
らその表面とチップ状部品との摩擦力を介して部品ガイ
ド内のチップ状部品に推進力を与える。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】前記従来のチップ
状部品供給装置おける部品ガイドの部品通路は、チップ
状部品が円滑に通ることができるようにチップ状部品の
外径寸法に対して若干の余裕をもって作られている。し
かし、チップ状部品の外径寸法のばらつき等によりチッ
プ状部品と部品通路との余裕には若干のばらつきが生じ
る。他方、エンドレスベルトには、金属製ベルト等も使
用されるが、曲げやすさや摩擦係数の高いゴム製ベルト
が一般に使用される。ところが、ゴム製ベルトは変形し
やすく、多少の撓みが生じると、部品通路の底面となる
エンドレスベルトの上面に凹凸が生じ、部品通路の実際
の高さにばらつきが生じる。また、このようなエンドレ
スベルトの表面に凹凸が生じると、チップ状部品に与え
る摩擦力にもばらつきが生じ、前後のチップ状部品の推
進速度が違ってくる。
状部品供給装置おける部品ガイドの部品通路は、チップ
状部品が円滑に通ることができるようにチップ状部品の
外径寸法に対して若干の余裕をもって作られている。し
かし、チップ状部品の外径寸法のばらつき等によりチッ
プ状部品と部品通路との余裕には若干のばらつきが生じ
る。他方、エンドレスベルトには、金属製ベルト等も使
用されるが、曲げやすさや摩擦係数の高いゴム製ベルト
が一般に使用される。ところが、ゴム製ベルトは変形し
やすく、多少の撓みが生じると、部品通路の底面となる
エンドレスベルトの上面に凹凸が生じ、部品通路の実際
の高さにばらつきが生じる。また、このようなエンドレ
スベルトの表面に凹凸が生じると、チップ状部品に与え
る摩擦力にもばらつきが生じ、前後のチップ状部品の推
進速度が違ってくる。
【0006】このような理由から、従来のチップ状部品
供給装置では、部品通路内に一列に列んで搬送されるべ
きチップ状部品が上下に重なり合ったり、部品通路内で
斜めに重なり合ったりしてしまうことがある。また特
に、小形のチップ状部品を供給する場合、エンドレスベ
ルトと部品通路との間にチップ状部品aをかみ込んでし
まうことがある。そうすると、チップ状部品と部品通路
との間の抵抗が強くなり、そこで停止して詰まってしま
う、いわゆるロック状態を起こすことになる。
供給装置では、部品通路内に一列に列んで搬送されるべ
きチップ状部品が上下に重なり合ったり、部品通路内で
斜めに重なり合ったりしてしまうことがある。また特
に、小形のチップ状部品を供給する場合、エンドレスベ
ルトと部品通路との間にチップ状部品aをかみ込んでし
まうことがある。そうすると、チップ状部品と部品通路
との間の抵抗が強くなり、そこで停止して詰まってしま
う、いわゆるロック状態を起こすことになる。
【0007】また、このようなチップ状部品供給装置で
は、部品取出部において、チップ状部品を一定の位置で
停止させて取り上げるために、ストッパを必要とする。
さらに、チップ状部品aは、エンドレスベルト上を前後
に重なり合って送られてくるため、部品取出部において
取り出す先頭のチップ状部品と、その後のチップ状部品
とを分離するための特殊な機構を必要とする。このた
め、装置の機構が複雑となり、誤動作や故障が多くなり
やすい。
は、部品取出部において、チップ状部品を一定の位置で
停止させて取り上げるために、ストッパを必要とする。
さらに、チップ状部品aは、エンドレスベルト上を前後
に重なり合って送られてくるため、部品取出部において
取り出す先頭のチップ状部品と、その後のチップ状部品
とを分離するための特殊な機構を必要とする。このた
め、装置の機構が複雑となり、誤動作や故障が多くなり
やすい。
【0008】本発明は、このような従来のチップ状部品
供給装置における課題に鑑み、チップ状部品を互いに重
なり合わせることなく、円滑に搬送することができ、こ
れにより、チップ状部品の詰まりを生じさせず、しかも
部品取出部で前後のチップ状部品を互いに分離した状態
で所定の位置からチップ状部品を取り出すことができ、
これによって複雑な機構を不要としたチップ状部品供給
装置を提供することを目的とする。
供給装置における課題に鑑み、チップ状部品を互いに重
なり合わせることなく、円滑に搬送することができ、こ
れにより、チップ状部品の詰まりを生じさせず、しかも
部品取出部で前後のチップ状部品を互いに分離した状態
で所定の位置からチップ状部品を取り出すことができ、
これによって複雑な機構を不要としたチップ状部品供給
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記の目的
を達成するため、チップ状部品aを部品ガイド12の部
品通路12aに一列に列べて搬送するに当たり、フィー
ダ14にチップ状部品aを1つずつ収納する凹部14b
を所定の間隔で設け、各チップ状部品aをこの凹部14
bに収納し、互いに分離した状態で搬送するようにした
ものである。
を達成するため、チップ状部品aを部品ガイド12の部
品通路12aに一列に列べて搬送するに当たり、フィー
ダ14にチップ状部品aを1つずつ収納する凹部14b
を所定の間隔で設け、各チップ状部品aをこの凹部14
bに収納し、互いに分離した状態で搬送するようにした
ものである。
【0010】すなわち、本発明によるチップ状部品供給
装置は、チップ状部品aを整列する部品ガイド12と、
この部品ガイド12の下にあって、同部品ガイド12内
のチップ状部品aにその配列方向に沿った推進力を与え
るフィーダ14とを有する。そして、フィーダ14は、
部品ガイド12内のチップ状部品aを収納する凹部14
bを、チップ状部品aが搬送される方向に所定の間隔で
設けた長尺な走行体であることを特徴とする。
装置は、チップ状部品aを整列する部品ガイド12と、
この部品ガイド12の下にあって、同部品ガイド12内
のチップ状部品aにその配列方向に沿った推進力を与え
るフィーダ14とを有する。そして、フィーダ14は、
部品ガイド12内のチップ状部品aを収納する凹部14
bを、チップ状部品aが搬送される方向に所定の間隔で
設けた長尺な走行体であることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明によるチップ状部品供給装
置は、チップ状部品aをバルク状に収納するホッパ部4
と、このホッパ部4内のチップ状部品aを一列に取り出
す部品排出パイプ5と、この部品排出パイプ5に一列に
取り出されたチップ状部品aを整列する部品ガイド12
と、この部品ガイド12の下にあって、同部品ガイド1
2内のチップ状部品aにその配列方向に沿った推進力を
与えるフィーダ14と、フィーダ14によりチップ状部
品aが搬送される部品ガイド12の終端側にあって、チ
ップ状部品aを取り出す部品取出部12bとを有する。
そしてやはり、前記フィーダ14は、部品ガイド12内
のチップ状部品aを収納する凹部14bを、チップ状部
品aが搬送される方向に所定の間隔で設けた長尺な走行
体であることを特徴とする。
置は、チップ状部品aをバルク状に収納するホッパ部4
と、このホッパ部4内のチップ状部品aを一列に取り出
す部品排出パイプ5と、この部品排出パイプ5に一列に
取り出されたチップ状部品aを整列する部品ガイド12
と、この部品ガイド12の下にあって、同部品ガイド1
2内のチップ状部品aにその配列方向に沿った推進力を
与えるフィーダ14と、フィーダ14によりチップ状部
品aが搬送される部品ガイド12の終端側にあって、チ
ップ状部品aを取り出す部品取出部12bとを有する。
そしてやはり、前記フィーダ14は、部品ガイド12内
のチップ状部品aを収納する凹部14bを、チップ状部
品aが搬送される方向に所定の間隔で設けた長尺な走行
体であることを特徴とする。
【0012】このようなチップ状部品供給装置では、個
々のチップ状部品aがフィーダ14の凹部14bに収納
された状態で搬送されるため、前後のチップ状部品aの
重なり起こらない。そのため、部品ガイド12内でのチ
ップ状部品aの重なり合いによる詰まりが生じない。ま
た、部品ガイド12の終端の部品取出部12bにおい
て、フィーダ14の凹部14bによって決定される一定
の位置にチップ状部品aが停止されるため、チップ状部
品aを停止するストッパ機構等が不要となる。しかも、
各チップ状部品aがフィーダ14の凹部14bに収納さ
れた状態で当初から個々に分離して搬送されるので、部
品ガイド12の終端の部品取出部12bにおいて取り出
そうとする先頭のチップ状部品aとそれより手前のチッ
プ状部品aとを分離するための分離機構等も不要とな
る。
々のチップ状部品aがフィーダ14の凹部14bに収納
された状態で搬送されるため、前後のチップ状部品aの
重なり起こらない。そのため、部品ガイド12内でのチ
ップ状部品aの重なり合いによる詰まりが生じない。ま
た、部品ガイド12の終端の部品取出部12bにおい
て、フィーダ14の凹部14bによって決定される一定
の位置にチップ状部品aが停止されるため、チップ状部
品aを停止するストッパ機構等が不要となる。しかも、
各チップ状部品aがフィーダ14の凹部14bに収納さ
れた状態で当初から個々に分離して搬送されるので、部
品ガイド12の終端の部品取出部12bにおいて取り出
そうとする先頭のチップ状部品aとそれより手前のチッ
プ状部品aとを分離するための分離機構等も不要とな
る。
【0013】部品ガイド12はチップ状部品aが一列に
なって通過し得るトンネル状の空間からなる部品通路1
2aを有し、フィーダ14がこの部品通路12aの底面
を形成するよう配置されている。フィーダ14の凹部1
4bは、部品排出パイプ5側からチップ状部品aを縦に
収受し、そこから部品取出部12bに至る間に横へと向
きを変換するようにすると、縦長のチップ状部品aを短
い間隔で搬送することができ、搬送効率を向上させるこ
とができる。そして、部品取出部12b側では、チップ
状部品aが横向きにされるため、部品チャックによりチ
ップ状部品aを横向きに取り上げてプリント配線基板等
に搬送することができる。
なって通過し得るトンネル状の空間からなる部品通路1
2aを有し、フィーダ14がこの部品通路12aの底面
を形成するよう配置されている。フィーダ14の凹部1
4bは、部品排出パイプ5側からチップ状部品aを縦に
収受し、そこから部品取出部12bに至る間に横へと向
きを変換するようにすると、縦長のチップ状部品aを短
い間隔で搬送することができ、搬送効率を向上させるこ
とができる。そして、部品取出部12b側では、チップ
状部品aが横向きにされるため、部品チャックによりチ
ップ状部品aを横向きに取り上げてプリント配線基板等
に搬送することができる。
【0014】さらに、フィーダ14の凹部14bが、部
品排出パイプ5側から送られてきたチップ状部品aを、
その一端側を先にして横向きに収受するようにすれば、
前記のようなチップ状部品aの姿勢の変換も不要とな
る。フィーダ14が凹部14bの収納された一部に磁性
体を有するチップ状部品aを吸着する磁石14aを有す
ることにより、チップ状部品aを凹部14b内に確実に
収納し、且つ確実に保持した状態で搬送することがで
き、チップ状部品aが凹部14b内から脱出してしまう
ことが防止できる。さらに、フィーダ14にワイヤ14
cを埋め込むことにより、フィーダ14の可撓性を保っ
たまま、そのコシを強くすることができるので、フィー
ダ14の変形によるチップ状部品aの搬送の障害を起こ
さない。この場合に、ワイヤ14cそのものを磁石とす
ることにより、別に磁石を設ける必要がなくなる。
品排出パイプ5側から送られてきたチップ状部品aを、
その一端側を先にして横向きに収受するようにすれば、
前記のようなチップ状部品aの姿勢の変換も不要とな
る。フィーダ14が凹部14bの収納された一部に磁性
体を有するチップ状部品aを吸着する磁石14aを有す
ることにより、チップ状部品aを凹部14b内に確実に
収納し、且つ確実に保持した状態で搬送することがで
き、チップ状部品aが凹部14b内から脱出してしまう
ことが防止できる。さらに、フィーダ14にワイヤ14
cを埋め込むことにより、フィーダ14の可撓性を保っ
たまま、そのコシを強くすることができるので、フィー
ダ14の変形によるチップ状部品aの搬送の障害を起こ
さない。この場合に、ワイヤ14cそのものを磁石とす
ることにより、別に磁石を設ける必要がなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明によるチップ状部品供給装置の例の全体
を示している。なお、このチップ状部品供給装置により
供給されるチップ状部品aは、例えば端子電極にニッケ
ル等の磁性体を含むチップ状回路部品である。
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明によるチップ状部品供給装置の例の全体
を示している。なお、このチップ状部品供給装置により
供給されるチップ状部品aは、例えば端子電極にニッケ
ル等の磁性体を含むチップ状回路部品である。
【0016】チップ状部品供給装置は、フレーム1を有
し、このフレーム1の下面からは、図示してないマウン
タ等のフレームに取り付けるための位置決め突起1aと
クランパ2aとが設けられている。図示の例では、位置
決め突起1aがフレーム1の下面に4つ設けられ、これ
をマウンタ等のフレームの設けられた穴に差し込むこと
により、位置決めされる。クランパ2aはマウンタ等の
フレームの表面に設けた鈎形のクランプ穴に差し込まれ
るもので、クランプアーム2から突設されている。この
クランパ2aは、L字形の鈎形を呈し、先端に勾配を有
する。クランプアーム2は軸ピン2bの周りに回転自在
に取り付けられ、前記クランパ2aに係装されたばね3
により、クランプアーム2とクランパ2aとは、軸ピン
2bを中心として図1において時計回りの方向に弾力が
付勢されている。クランプアーム2の中間部は、フレー
ム1の下部に設けた段状のストッパ1bにより、前記ば
ね3の弾力に抗して停止されている。
し、このフレーム1の下面からは、図示してないマウン
タ等のフレームに取り付けるための位置決め突起1aと
クランパ2aとが設けられている。図示の例では、位置
決め突起1aがフレーム1の下面に4つ設けられ、これ
をマウンタ等のフレームの設けられた穴に差し込むこと
により、位置決めされる。クランパ2aはマウンタ等の
フレームの表面に設けた鈎形のクランプ穴に差し込まれ
るもので、クランプアーム2から突設されている。この
クランパ2aは、L字形の鈎形を呈し、先端に勾配を有
する。クランプアーム2は軸ピン2bの周りに回転自在
に取り付けられ、前記クランパ2aに係装されたばね3
により、クランプアーム2とクランパ2aとは、軸ピン
2bを中心として図1において時計回りの方向に弾力が
付勢されている。クランプアーム2の中間部は、フレー
ム1の下部に設けた段状のストッパ1bにより、前記ば
ね3の弾力に抗して停止されている。
【0017】このチップ状部品供給装置をマウンタ等の
フレームに取り付ける際は、軸ピン2bを中心して、ば
ね3の弾力に抗してレバー2を図1において反時計回り
の方向に回し、クランパ2aを傾ける。この状態で、前
記位置決め突起1aをマウンタ等のフレームの所定の位
置決め穴に差し込む。さらに、クランパ2aの先端をマ
ウンタ等のフレームのクランプ穴に差し込み、その後、
ばね3の弾力でレバーとクランパ2aを戻し、クランパ
2aを前記クランプ穴の奥に挿入する。この状態では、
ばね3の弾力でクランパ2aがクランプ穴の奥深く挿入
されようとし、そのためクランパ2aの勾配によってフ
レーム1がマウンタ等のフレームの所定の位置に密着し
た状態で固定される。
フレームに取り付ける際は、軸ピン2bを中心して、ば
ね3の弾力に抗してレバー2を図1において反時計回り
の方向に回し、クランパ2aを傾ける。この状態で、前
記位置決め突起1aをマウンタ等のフレームの所定の位
置決め穴に差し込む。さらに、クランパ2aの先端をマ
ウンタ等のフレームのクランプ穴に差し込み、その後、
ばね3の弾力でレバーとクランパ2aを戻し、クランパ
2aを前記クランプ穴の奥に挿入する。この状態では、
ばね3の弾力でクランパ2aがクランプ穴の奥深く挿入
されようとし、そのためクランパ2aの勾配によってフ
レーム1がマウンタ等のフレームの所定の位置に密着し
た状態で固定される。
【0018】フレーム1の上部には、ホッパ部4が設け
られており、図2は、このホッパ部4と後述する部品ガ
イド12及びフィーダ14の一部を拡大して断面してい
る。このホッパ部4は、図1の紙面前後の幅が薄く、図
1の左右方向の幅が広いもので、平面が扁平矩形状とな
っている。チップ状部品aを収納する収納空間4aの図
1の紙面前後に対向する内壁は、垂直な壁面となってい
る。また、図1の左右方向に対向する内壁は、上部から
下方にかけてしだいに間隔が狭くなるような勾配が形成
されている。この勾配面により、収納空間4aの底面が
最も低くなった位置に、縦に挿入孔4cが開設されてい
る。また、収納空間4aの上面は開口しているが、蓋体
4bで閉じられる。
られており、図2は、このホッパ部4と後述する部品ガ
イド12及びフィーダ14の一部を拡大して断面してい
る。このホッパ部4は、図1の紙面前後の幅が薄く、図
1の左右方向の幅が広いもので、平面が扁平矩形状とな
っている。チップ状部品aを収納する収納空間4aの図
1の紙面前後に対向する内壁は、垂直な壁面となってい
る。また、図1の左右方向に対向する内壁は、上部から
下方にかけてしだいに間隔が狭くなるような勾配が形成
されている。この勾配面により、収納空間4aの底面が
最も低くなった位置に、縦に挿入孔4cが開設されてい
る。また、収納空間4aの上面は開口しているが、蓋体
4bで閉じられる。
【0019】前記ホッパ部4の底部に設けられた挿入孔
4cの中心に部品排出パイプ5が挿入されている。この
部品排出パイプ5は、ホッパ部4に収納され、それから
排出、供給されるチップ状部品aが縦に一列になっての
み通過し得る内形及びその内側寸法を有している。図2
及び図4で示されたように、部品排出パイプ5の下端部
は、ホッパ部4の下に設けられたフレーム1のパイプ保
持部材1cに固定され、図示の例では垂直に立設されて
いる。さらに、部品排出パイプ5の最下端部は、後述す
る部品ガイド12に達しており、それに形成された部品
通路12aの起点となる縦孔に接続されている。また、
図2及び図3に示されたように、部品排出パイプ5の上
端部は、ホッパ部4の挿入口4cの中心軸に沿って挿入
され、その最上端は挿入孔4cの上部開口とほぼ同じ高
さとなっている。
4cの中心に部品排出パイプ5が挿入されている。この
部品排出パイプ5は、ホッパ部4に収納され、それから
排出、供給されるチップ状部品aが縦に一列になっての
み通過し得る内形及びその内側寸法を有している。図2
及び図4で示されたように、部品排出パイプ5の下端部
は、ホッパ部4の下に設けられたフレーム1のパイプ保
持部材1cに固定され、図示の例では垂直に立設されて
いる。さらに、部品排出パイプ5の最下端部は、後述す
る部品ガイド12に達しており、それに形成された部品
通路12aの起点となる縦孔に接続されている。また、
図2及び図3に示されたように、部品排出パイプ5の上
端部は、ホッパ部4の挿入口4cの中心軸に沿って挿入
され、その最上端は挿入孔4cの上部開口とほぼ同じ高
さとなっている。
【0020】部品排出パイプ5の外側に昇降パイプ6が
スライド自在に嵌め込まれ、この昇降パイプ5が部品排
出パイプ5と挿入孔4cとの間に挿入されている。この
昇降パイプ6のホッパ部4の下方へ突出した中間部に
は、フランジ6aが設けられている。また、昇降パイプ
6の上端面は、図3に示すように、中心開口部が低くな
るような勾配が形成されている。
スライド自在に嵌め込まれ、この昇降パイプ5が部品排
出パイプ5と挿入孔4cとの間に挿入されている。この
昇降パイプ6のホッパ部4の下方へ突出した中間部に
は、フランジ6aが設けられている。また、昇降パイプ
6の上端面は、図3に示すように、中心開口部が低くな
るような勾配が形成されている。
【0021】この昇降パイプ6は、図1及び図2に示す
昇降機構7により、前記挿入孔4cの中で昇降される。
この昇降機構7は、ホッパ部4の下部に軸ピン8aを中
心として揺動自在に取り付けられた主動レバー8と、こ
の主動レバー8の下に、中間部が軸ピン9aを中心とし
て揺動自在に取り付けられた従動レバー9とを有する。
従動レバー9の一端は、二股状に別れたばね受け部9b
となっており、このばね受け部9bが前記昇降パイプ6
の下端部の両側に挿入されている。また、従動レバー8
の他端は、前記主動レバー8の先端下部に当接してい
る。
昇降機構7により、前記挿入孔4cの中で昇降される。
この昇降機構7は、ホッパ部4の下部に軸ピン8aを中
心として揺動自在に取り付けられた主動レバー8と、こ
の主動レバー8の下に、中間部が軸ピン9aを中心とし
て揺動自在に取り付けられた従動レバー9とを有する。
従動レバー9の一端は、二股状に別れたばね受け部9b
となっており、このばね受け部9bが前記昇降パイプ6
の下端部の両側に挿入されている。また、従動レバー8
の他端は、前記主動レバー8の先端下部に当接してい
る。
【0022】昇降パイプ6のフランジ6aより下部にコ
イル状のばね10が嵌め込まれ、これが前記フランジ6
aと前記従動レバー9の先端のばね受け部9bとの間に
挿入され、それらを引き離す方向に弾力が付勢されてい
る。また、昇降パイプ6のフランジ6aより上部にコイ
ル状のばね11が嵌め込まれ、これが前記フランジ6a
とホッパ部4の底壁下面との間に挿入され、それらを引
き離す方向に弾力が付勢されている。この2つのばね1
0、11のうち、下方のばね10が上方のばね11より
弾力が強いものが使用されている。
イル状のばね10が嵌め込まれ、これが前記フランジ6
aと前記従動レバー9の先端のばね受け部9bとの間に
挿入され、それらを引き離す方向に弾力が付勢されてい
る。また、昇降パイプ6のフランジ6aより上部にコイ
ル状のばね11が嵌め込まれ、これが前記フランジ6a
とホッパ部4の底壁下面との間に挿入され、それらを引
き離す方向に弾力が付勢されている。この2つのばね1
0、11のうち、下方のばね10が上方のばね11より
弾力が強いものが使用されている。
【0023】このような昇降機構7では、軸ピン8aを
支点として主動レバー8を上下に揺動することにより、
従動レバー9が軸ピン9aを支点として揺動し、その先
端のばね受け部9bが上下動する。このため、昇降パイ
プ6がばね10、11の緩衝作用を受けながら挿入孔4
c内で昇降し、その上端面が挿入孔4cの上端開口から
ホッパ部4の収納空間4a内に突出したり、引き込まれ
たりする。この状態を図3に示す。
支点として主動レバー8を上下に揺動することにより、
従動レバー9が軸ピン9aを支点として揺動し、その先
端のばね受け部9bが上下動する。このため、昇降パイ
プ6がばね10、11の緩衝作用を受けながら挿入孔4
c内で昇降し、その上端面が挿入孔4cの上端開口から
ホッパ部4の収納空間4a内に突出したり、引き込まれ
たりする。この状態を図3に示す。
【0024】図3(a)に示すように、昇降パイプ6の
上端面が挿入孔4cの上部開口及び部品排出パイプ5の
上端開口より下に引き込まれた状態から、同図(b)に
示すように、昇降パイプ6が上昇し、その上端面がそれ
ら開口より上に上昇すると、ホッパ部4の挿入孔4cの
上部開口付近にあるチップ状部品aが突き上げられ、そ
れらの塊が崩される。続いて、図3(c)で示すよう
に、昇降パイプ6が下降し、その上端面が挿入孔4cの
上部開口及び部品排出パイプ5の上端開口とほぼ同じ高
さに達すると、チップ状部品aがそれに伴って引き下げ
られ、一部のチップ状部品aが部品排出パイプ5の上端
からその中に入り込む。さらに、図3(d)で示すよう
に、昇降パイプ6が下降し、その上端面が最も低い位置
へと達する課程で、さらにチップ状部品aが引き下げら
れ、一部のチップ状部品aが部品排出パイプ5の上端か
らその中に入り込む。この動作を繰り返すことにより、
部品排出パイプ5の中には、チップ状部品aが縦に一列
になって入り込み、重力で下方へ排出される。
上端面が挿入孔4cの上部開口及び部品排出パイプ5の
上端開口より下に引き込まれた状態から、同図(b)に
示すように、昇降パイプ6が上昇し、その上端面がそれ
ら開口より上に上昇すると、ホッパ部4の挿入孔4cの
上部開口付近にあるチップ状部品aが突き上げられ、そ
れらの塊が崩される。続いて、図3(c)で示すよう
に、昇降パイプ6が下降し、その上端面が挿入孔4cの
上部開口及び部品排出パイプ5の上端開口とほぼ同じ高
さに達すると、チップ状部品aがそれに伴って引き下げ
られ、一部のチップ状部品aが部品排出パイプ5の上端
からその中に入り込む。さらに、図3(d)で示すよう
に、昇降パイプ6が下降し、その上端面が最も低い位置
へと達する課程で、さらにチップ状部品aが引き下げら
れ、一部のチップ状部品aが部品排出パイプ5の上端か
らその中に入り込む。この動作を繰り返すことにより、
部品排出パイプ5の中には、チップ状部品aが縦に一列
になって入り込み、重力で下方へ排出される。
【0025】図1、図2、図4及び図5に示すように、
ホッパ部4の下には、部品ガイド12が水平に配置され
ている。この部品ガイド12の図1、図2において右端
側にある起点部は、パイプ保持部材1cの下に重なって
いる。部品ガイド12内には、部品通路12aが形成さ
れている。この部品通路12aの図1及び図2の右端に
ある起点部は、前記部品排出パイプ5の下端に連なった
縦孔となっている。さらに、部品通路12aの起点部か
ら図1の右側に示す部品取出部12bに至る部分は、部
品ガイド12の底面に設けた溝状のものからなる。この
部品ガイド12の部品通路12aの幅は、供給しようと
するチップ状部品aの幅より僅かに広く設定されてい
る。
ホッパ部4の下には、部品ガイド12が水平に配置され
ている。この部品ガイド12の図1、図2において右端
側にある起点部は、パイプ保持部材1cの下に重なって
いる。部品ガイド12内には、部品通路12aが形成さ
れている。この部品通路12aの図1及び図2の右端に
ある起点部は、前記部品排出パイプ5の下端に連なった
縦孔となっている。さらに、部品通路12aの起点部か
ら図1の右側に示す部品取出部12bに至る部分は、部
品ガイド12の底面に設けた溝状のものからなる。この
部品ガイド12の部品通路12aの幅は、供給しようと
するチップ状部品aの幅より僅かに広く設定されてい
る。
【0026】この部品ガイド12の下には、フィーダガ
イド13が配置され、そのフィーダガイド13の部品ガ
イド12の真下の部分に一定の幅及び深さの溝状のガイ
ド溝13aが形成されている。そして、このガイド溝1
3aには、エンドレスベルトからなるフィーダ14が嵌
め込まれ、引き通されている。図5に示すように、ガイ
ド溝13aの幅及び深さは、フィーダ14の幅及び厚さ
よりそれぞれごく僅かに大きく、フィーダ14は抵抗な
く、しかもガタつくことなく、ガイド溝13a内を走行
することができる。このガイド溝13a内を走行するフ
ィーダ14の幅は、その上の部品ガイド12の部品通路
12aの幅より十分広く、フィーダ14の上面が部品通
路12aの底面を完全にカバーしている。
イド13が配置され、そのフィーダガイド13の部品ガ
イド12の真下の部分に一定の幅及び深さの溝状のガイ
ド溝13aが形成されている。そして、このガイド溝1
3aには、エンドレスベルトからなるフィーダ14が嵌
め込まれ、引き通されている。図5に示すように、ガイ
ド溝13aの幅及び深さは、フィーダ14の幅及び厚さ
よりそれぞれごく僅かに大きく、フィーダ14は抵抗な
く、しかもガタつくことなく、ガイド溝13a内を走行
することができる。このガイド溝13a内を走行するフ
ィーダ14の幅は、その上の部品ガイド12の部品通路
12aの幅より十分広く、フィーダ14の上面が部品通
路12aの底面を完全にカバーしている。
【0027】部品通路12aの底面がフィーダ14の上
面により閉じられていることにより、部品通路12a
は、直線状に連なった長尺な閉空間となっている。図4
及び図5に示すように、フィーダ14は、ゴム等の可撓
性を有するベルト基材の上面に長手方向に沿って幅方向
にわたる凹凸を設け、その凹部14bを一定の間隔で形
成したものである。この凹部14bには、チップ状部品
aが1つずつ収納されるものであり、この例ではチップ
状部品aはその長手方向がフィーダ14の長手方向を向
くように収納される。すなわち、部品排出パイプ5側か
らチップ状部品aは縦方向に落下してくるが、フィーダ
14が図4において矢印方向に間欠走行することによ
り、チップ状部品aはフィーダ14の凹部14b内にお
いて倒伏し、フィーダ14の長手方向、すなわちその移
動方向に向いた状態で収納される。
面により閉じられていることにより、部品通路12a
は、直線状に連なった長尺な閉空間となっている。図4
及び図5に示すように、フィーダ14は、ゴム等の可撓
性を有するベルト基材の上面に長手方向に沿って幅方向
にわたる凹凸を設け、その凹部14bを一定の間隔で形
成したものである。この凹部14bには、チップ状部品
aが1つずつ収納されるものであり、この例ではチップ
状部品aはその長手方向がフィーダ14の長手方向を向
くように収納される。すなわち、部品排出パイプ5側か
らチップ状部品aは縦方向に落下してくるが、フィーダ
14が図4において矢印方向に間欠走行することによ
り、チップ状部品aはフィーダ14の凹部14b内にお
いて倒伏し、フィーダ14の長手方向、すなわちその移
動方向に向いた状態で収納される。
【0028】さらに、フィーダ14の各凹部14bの底
面部分に、小さな永久磁石14aが埋め込まれている。
このフィーダ14に埋め込まれた磁石14aから発生す
る磁界により、一部に磁性体を含むチップ状部品aが吸
着され、フィーダ14の凹部14b内に確実に収納され
ると共に、安定して保持される。このフィーダ14の底
面近くには、ワイヤ14cが埋め込まれている。このワ
イヤ14cは、フィーダ14の可撓性を保持したままそ
のフィーダ14にコシを与えるものである。このワイヤ
14cとして磁界を発生させる磁石材料からなるものを
使用することにより、前記の磁石14aと共にチップ状
部品aを吸着する。また、磁石14aをフィーダ14に
埋め込むのを省略することもできる。
面部分に、小さな永久磁石14aが埋め込まれている。
このフィーダ14に埋め込まれた磁石14aから発生す
る磁界により、一部に磁性体を含むチップ状部品aが吸
着され、フィーダ14の凹部14b内に確実に収納され
ると共に、安定して保持される。このフィーダ14の底
面近くには、ワイヤ14cが埋め込まれている。このワ
イヤ14cは、フィーダ14の可撓性を保持したままそ
のフィーダ14にコシを与えるものである。このワイヤ
14cとして磁界を発生させる磁石材料からなるものを
使用することにより、前記の磁石14aと共にチップ状
部品aを吸着する。また、磁石14aをフィーダ14に
埋め込むのを省略することもできる。
【0029】ベルト基材は、可撓性を有するものであれ
ば、金属等であってもよいが、それは非磁性体とするこ
とが必要である。図1に示すように、エンドレスベルト
であるフィーダ14は、一対のプーリ15、16に巻き
掛けされている。プーリ15は間欠駆動機構17により
フレーム1に設けられた軸15aの周りに図1において
反時計周りの方向に間欠回転される主動プーリであり、
プーリ16は、フィーダ14を介してプーリ15の回転
を受けてフレーム1に設けられた軸16aの周りに間欠
回転する従動プーリである。
ば、金属等であってもよいが、それは非磁性体とするこ
とが必要である。図1に示すように、エンドレスベルト
であるフィーダ14は、一対のプーリ15、16に巻き
掛けされている。プーリ15は間欠駆動機構17により
フレーム1に設けられた軸15aの周りに図1において
反時計周りの方向に間欠回転される主動プーリであり、
プーリ16は、フィーダ14を介してプーリ15の回転
を受けてフレーム1に設けられた軸16aの周りに間欠
回転する従動プーリである。
【0030】プーリ15を回転させるための図示の間欠
回転機構17としては、ラチェット機構が示されている
が、プーリ16の回転手段はこれに限られるものではな
い。このラチェット機構からなる間欠回転機構17は、
図6に示すように、プーリ15と共に軸15aに取り付
けられ、且つプーリ15に固定された爪車24と、軸1
5aの周りに回転自在に取り付けられた従動リンク20
と、従動リンク20の端部に回転自在に取付られ、巻き
ばね23の弾力により、前記爪車24の歯に噛み合う爪
22とを有している。さらに、主動リンクとなるレバー
18が、図1及び図6において軸15aから右下に離れ
てフレーム1に設けた軸ピン18aの周りに回転自在に
設けられている。このレバー18にばね19(図1参
照)が係装され、このばね19には前記レバー18を軸
ピン18aの周りに反時計回り方向に回転させるよう弾
力が付勢されている。このレバー18の回転範囲は、2
つのストッパ25、26により規制される。主動リンク
であるレバー18と従動リンク20とは、伝達リンク2
1により連結され、レバー18を揺動することにより従
動リンク20が揺動する。
回転機構17としては、ラチェット機構が示されている
が、プーリ16の回転手段はこれに限られるものではな
い。このラチェット機構からなる間欠回転機構17は、
図6に示すように、プーリ15と共に軸15aに取り付
けられ、且つプーリ15に固定された爪車24と、軸1
5aの周りに回転自在に取り付けられた従動リンク20
と、従動リンク20の端部に回転自在に取付られ、巻き
ばね23の弾力により、前記爪車24の歯に噛み合う爪
22とを有している。さらに、主動リンクとなるレバー
18が、図1及び図6において軸15aから右下に離れ
てフレーム1に設けた軸ピン18aの周りに回転自在に
設けられている。このレバー18にばね19(図1参
照)が係装され、このばね19には前記レバー18を軸
ピン18aの周りに反時計回り方向に回転させるよう弾
力が付勢されている。このレバー18の回転範囲は、2
つのストッパ25、26により規制される。主動リンク
であるレバー18と従動リンク20とは、伝達リンク2
1により連結され、レバー18を揺動することにより従
動リンク20が揺動する。
【0031】この間欠回転機構17において、ばね19
の弾力に抗して、軸ピン18aの回りにレバー18を時
計回り方向に回転させ、その後戻すことにより、レバー
18をストッパ25、26で規制される範囲で繰り返し
往復回転させる。このレバー18の往復回転は、伝達リ
ンク21を介して従動リンク20に伝達され、従動リン
ク20が軸15aの回りに往復回転する。従動リンク2
0が図1及び図6において反時計回り方向に回転したと
き、爪22によって爪車24がその方向に押されて歯の
1ノッチ分だけ爪車24が回転される。また、従動リン
ク20が図1及び図6において時計回り方向に回転した
とき、爪22は巻きばね23の弾力に抗して回転し、爪
車24の歯を1つ分乗り越える。これを繰り返すことに
よって、爪車24がその歯の1ノッチ分ずつ間欠回転
し、この爪車24に固定された主動プーリ15も間欠回
転する。これにより、ベルト14が間欠的に移動する。
このベルト14の移動は、図1においてベルト14の上
側が左方向に移動するようになされ、その間欠移動ピッ
チは、フィーダ14の凹部14bの間隔に相当する。
の弾力に抗して、軸ピン18aの回りにレバー18を時
計回り方向に回転させ、その後戻すことにより、レバー
18をストッパ25、26で規制される範囲で繰り返し
往復回転させる。このレバー18の往復回転は、伝達リ
ンク21を介して従動リンク20に伝達され、従動リン
ク20が軸15aの回りに往復回転する。従動リンク2
0が図1及び図6において反時計回り方向に回転したと
き、爪22によって爪車24がその方向に押されて歯の
1ノッチ分だけ爪車24が回転される。また、従動リン
ク20が図1及び図6において時計回り方向に回転した
とき、爪22は巻きばね23の弾力に抗して回転し、爪
車24の歯を1つ分乗り越える。これを繰り返すことに
よって、爪車24がその歯の1ノッチ分ずつ間欠回転
し、この爪車24に固定された主動プーリ15も間欠回
転する。これにより、ベルト14が間欠的に移動する。
このベルト14の移動は、図1においてベルト14の上
側が左方向に移動するようになされ、その間欠移動ピッ
チは、フィーダ14の凹部14bの間隔に相当する。
【0032】図7に示すように、部品ガイド12に形成
された部品通路12aのプーリ15に近い終端側の上面
はチップ状部品aの1個分強の長さだけ開口しており、
ここが部品取出部12bとなっている。ここで先頭のチ
ップ状部品aが部品取出部12bの上に移動してくる図
示してない部品チャックにより取り上げられ、所定の場
所に搬送される。チップ状部品aの搬送先は通常プリン
ト配線基板であり、そこでチップ状部品aが搭載され
る。
された部品通路12aのプーリ15に近い終端側の上面
はチップ状部品aの1個分強の長さだけ開口しており、
ここが部品取出部12bとなっている。ここで先頭のチ
ップ状部品aが部品取出部12bの上に移動してくる図
示してない部品チャックにより取り上げられ、所定の場
所に搬送される。チップ状部品aの搬送先は通常プリン
ト配線基板であり、そこでチップ状部品aが搭載され
る。
【0033】図8は、フィーダ14であるベルトの他の
例を示す。前記のフィーダ14では、ベルト基材の表面
に幅方向に凹凸を一定の間隔で設け、その凹溝の部分を
凹部14bとしてそこにチップ状部品aを収納するよう
にした。これに対し、図8の例では、凹部14bがチッ
プ状部品aの形状に合わせて四方を閉じた窪みからな
り、そこにチップ状部品aが収納される。凹部14bの
下方にそれぞれ磁石14aが埋め込まれている点、及び
フィーダ14の底面近くにワイヤ14cが埋め込まれて
いる点は、前記の例と同様である。
例を示す。前記のフィーダ14では、ベルト基材の表面
に幅方向に凹凸を一定の間隔で設け、その凹溝の部分を
凹部14bとしてそこにチップ状部品aを収納するよう
にした。これに対し、図8の例では、凹部14bがチッ
プ状部品aの形状に合わせて四方を閉じた窪みからな
り、そこにチップ状部品aが収納される。凹部14bの
下方にそれぞれ磁石14aが埋め込まれている点、及び
フィーダ14の底面近くにワイヤ14cが埋め込まれて
いる点は、前記の例と同様である。
【0034】図9は、前記フィーダ14のさらに他の例
を示す。この例では、フィーダ14の上面に波形或いは
繰り返しV字形の凹凸が形成され、その谷の部分が凹部
14bとなっている。この例では、チップ状部品aがフ
ィーダ14の凹部14bに斜めに収納された状態で搬送
される。また、この例では、フィーダ14に埋め込まれ
たワイヤ14cが磁石で出来ており、そのため別に磁石
を埋設していない。もちろん、前記の例と同様にして、
フィーダ14に磁石を埋設してもよい。
を示す。この例では、フィーダ14の上面に波形或いは
繰り返しV字形の凹凸が形成され、その谷の部分が凹部
14bとなっている。この例では、チップ状部品aがフ
ィーダ14の凹部14bに斜めに収納された状態で搬送
される。また、この例では、フィーダ14に埋め込まれ
たワイヤ14cが磁石で出来ており、そのため別に磁石
を埋設していない。もちろん、前記の例と同様にして、
フィーダ14に磁石を埋設してもよい。
【0035】図10及び図11は、前記フィーダ14の
さらに他の例を示す。この例では、フィーダガイド13
のガイド溝13aが部品排出パイプ5の下の位置から部
品ガイド12の終端の部品取出部12bに至る区間でツ
イストしている。これによって、ガイド溝13aによっ
て案内されるフィーダ14の凹部14bの方向が、前記
区間を移動する間に変換される。フィーダ14が部品排
出パイプ5の真下にあるとき、つまり図10のA−A線
に示す位置では、図11(a)にも示すように、フィー
ダ14はその凹部14bが縦になって上方に開いてい
る。このため、部品排出パイプ5から送られてきたチッ
プ状部品aはその下端側から縦に凹部14b内に収受さ
れる。
さらに他の例を示す。この例では、フィーダガイド13
のガイド溝13aが部品排出パイプ5の下の位置から部
品ガイド12の終端の部品取出部12bに至る区間でツ
イストしている。これによって、ガイド溝13aによっ
て案内されるフィーダ14の凹部14bの方向が、前記
区間を移動する間に変換される。フィーダ14が部品排
出パイプ5の真下にあるとき、つまり図10のA−A線
に示す位置では、図11(a)にも示すように、フィー
ダ14はその凹部14bが縦になって上方に開いてい
る。このため、部品排出パイプ5から送られてきたチッ
プ状部品aはその下端側から縦に凹部14b内に収受さ
れる。
【0036】部品排出パイプ5の真下から、部品取出部
12b(図1、図6及び図7参照)側へ進んだ位置、例
えば、図10のB−B線に示す位置では、図11(b)
にも示すように、フィーダガイド13のガイド溝13a
が傾き、これに案内されるフィーダ14も約30゜傾
く。このため、凹部14bが斜め約60゜に傾斜し、そ
の中に収納されているチップ状部品aも斜め60゜に傾
く。さらにそこから部品取出部12b側へ進んだ位置、
例えば、図10のC−C線に示す位置では、図11
(c)にも示すように、フィーダガイド13のガイド溝
13aがさらに30゜傾き、これに案内されるフィーダ
14も傾く。このため、凹部14bが斜め約30゜に傾
斜し、その中に収納されているチップ状部品aも斜め3
0゜に傾く。
12b(図1、図6及び図7参照)側へ進んだ位置、例
えば、図10のB−B線に示す位置では、図11(b)
にも示すように、フィーダガイド13のガイド溝13a
が傾き、これに案内されるフィーダ14も約30゜傾
く。このため、凹部14bが斜め約60゜に傾斜し、そ
の中に収納されているチップ状部品aも斜め60゜に傾
く。さらにそこから部品取出部12b側へ進んだ位置、
例えば、図10のC−C線に示す位置では、図11
(c)にも示すように、フィーダガイド13のガイド溝
13aがさらに30゜傾き、これに案内されるフィーダ
14も傾く。このため、凹部14bが斜め約30゜に傾
斜し、その中に収納されているチップ状部品aも斜め3
0゜に傾く。
【0037】そして、部品取出部12bへ至るまでに、
フィーダガイド13のガイド溝13aがさらに30゜傾
き、凹部14bが水平となる。この水平となった凹部1
4b内のチップ状部品aは、部品取出部12bにおいて
図示してない部品チャックに取り上げられ、プリント配
線基板等へ搬送される。この例では、フィーダ14の凹
部14bにチップ状部品aをその一端側から挿入して収
納できるため、縦横に寸法差のある通常のチップ状部品
aを搬送する場合、凹部14bの間隔を密にすることが
できる。
フィーダガイド13のガイド溝13aがさらに30゜傾
き、凹部14bが水平となる。この水平となった凹部1
4b内のチップ状部品aは、部品取出部12bにおいて
図示してない部品チャックに取り上げられ、プリント配
線基板等へ搬送される。この例では、フィーダ14の凹
部14bにチップ状部品aをその一端側から挿入して収
納できるため、縦横に寸法差のある通常のチップ状部品
aを搬送する場合、凹部14bの間隔を密にすることが
できる。
【0038】次に、図12の例について説明すると、図
12はホッパ部4の真下の部品排出パイプ5の下端部か
らフィーダガイド13の部分について示してある。この
例では、フィーダガイド13のガイド溝13aにより案
内されるフィーダ14の凹部14bが横向きになって図
12の紙面の後方から前方へと走行する。そして、部品
排出パイプ5の下端側は、垂直から水平方向へと湾曲
し、その先端からチップ状部品aがフィーダ14の凹部
14bに収納される。すなわち、チップ状部品aは、そ
の一端側から凹部14b内に横に挿入される。このよう
にしてフィーダ14の凹部14bに挿入されたチップ状
部品aは、部品取出部12bに搬送され、そこで部品チ
ャックに取り上げられ、プリント配線基板等へ搬送され
る。
12はホッパ部4の真下の部品排出パイプ5の下端部か
らフィーダガイド13の部分について示してある。この
例では、フィーダガイド13のガイド溝13aにより案
内されるフィーダ14の凹部14bが横向きになって図
12の紙面の後方から前方へと走行する。そして、部品
排出パイプ5の下端側は、垂直から水平方向へと湾曲
し、その先端からチップ状部品aがフィーダ14の凹部
14bに収納される。すなわち、チップ状部品aは、そ
の一端側から凹部14b内に横に挿入される。このよう
にしてフィーダ14の凹部14bに挿入されたチップ状
部品aは、部品取出部12bに搬送され、そこで部品チ
ャックに取り上げられ、プリント配線基板等へ搬送され
る。
【0039】この例では、部品排出パイプ5からフィー
ダ14の凹部14bにチップ状部品aが収納された当初
からチップ状部品aが横向きであるため、フィーダ14
をツイストしてその凹部14bの方向を変換する必要が
ない。しかも、チップ状部品aは、その一端側から凹部
14b内に横に挿入されるので、縦横に寸法差のある通
常のチップ状部品aを搬送する場合、凹部14bの間隔
を密にすることができる。なお、図10〜図12に示す
例でも、フィーダ14に埋め込まれたワイヤ14cが磁
石で出来ており、そのため別に磁石を埋設していない。
もちろん、図4〜図8の例と同様にして、フィーダ14
に磁石を埋設してもよい。
ダ14の凹部14bにチップ状部品aが収納された当初
からチップ状部品aが横向きであるため、フィーダ14
をツイストしてその凹部14bの方向を変換する必要が
ない。しかも、チップ状部品aは、その一端側から凹部
14b内に横に挿入されるので、縦横に寸法差のある通
常のチップ状部品aを搬送する場合、凹部14bの間隔
を密にすることができる。なお、図10〜図12に示す
例でも、フィーダ14に埋め込まれたワイヤ14cが磁
石で出来ており、そのため別に磁石を埋設していない。
もちろん、図4〜図8の例と同様にして、フィーダ14
に磁石を埋設してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるチップ
状部品供給装置では、個々のチップ状部品aがフィーダ
14の凹部14bに収納された状態で搬送されるため、
前後のチップ状部品aの重なりが起こらない。そのた
め、部品ガイド12内でのチップ状部品aの重なり合い
による詰まりが生じない。また、部品ガイド12の終端
の部品取出部12bにおいて、フィーダ14の凹部14
bによって決定される一定の位置にチップ状部品aが停
止されるため、チップ状部品aを停止するストッパ機構
等が不要となる。しかも、各チップ状部品aがフィーダ
14の凹部14bに収納された状態で当初から個々に分
離して搬送されるので、部品ガイド12の終端の部品取
出部12bにおいて取り出そうとする先頭のチップ状部
品aとそれより手前のチップ状部品aとを分離するため
の分離機構等も不要となる。従って、簡単な機構で確実
なチップ状部品aの搬送が可能となる。
状部品供給装置では、個々のチップ状部品aがフィーダ
14の凹部14bに収納された状態で搬送されるため、
前後のチップ状部品aの重なりが起こらない。そのた
め、部品ガイド12内でのチップ状部品aの重なり合い
による詰まりが生じない。また、部品ガイド12の終端
の部品取出部12bにおいて、フィーダ14の凹部14
bによって決定される一定の位置にチップ状部品aが停
止されるため、チップ状部品aを停止するストッパ機構
等が不要となる。しかも、各チップ状部品aがフィーダ
14の凹部14bに収納された状態で当初から個々に分
離して搬送されるので、部品ガイド12の終端の部品取
出部12bにおいて取り出そうとする先頭のチップ状部
品aとそれより手前のチップ状部品aとを分離するため
の分離機構等も不要となる。従って、簡単な機構で確実
なチップ状部品aの搬送が可能となる。
【図1】本発明によるチップ状部品供給装置の例を示す
概略側面図である。
概略側面図である。
【図2】同チップ状部品供給装置の例のホッパ部の底部
付近を示す要部縦断側面図である。
付近を示す要部縦断側面図である。
【図3】同チップ状部品供給装置の例のホッパ部の底部
の最も低い部分における部品排出動作を示す要部拡大縦
断側面図である。
の最も低い部分における部品排出動作を示す要部拡大縦
断側面図である。
【図4】同チップ状部品供給装置の例のホッパ部より下
の部品通路の起点部分を示す要部拡大縦断側面図であ
る。
の部品通路の起点部分を示す要部拡大縦断側面図であ
る。
【図5】図4のA−A線拡大縦断面図である。
【図6】同チップ状部品供給装置の例の部品通路の終端
付近を示す一部切欠き要部拡大側面図である。
付近を示す一部切欠き要部拡大側面図である。
【図7】同チップ状部品供給装置の例の部品通路の終端
付近を示す要部拡大平面図である。
付近を示す要部拡大平面図である。
【図8】同チップ状部品供給装置の他の例のホッパ部よ
り下の部品通路の起点部分を示す要部拡大縦断正面図で
ある。
り下の部品通路の起点部分を示す要部拡大縦断正面図で
ある。
【図9】本発明によるチップ状部品供給装置のさらに他
の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要部
拡大縦断側面図である。
の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要部
拡大縦断側面図である。
【図10】本発明によるチップ状部品供給装置のさらに
他の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要
部拡大縦断側面図である。
他の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要
部拡大縦断側面図である。
【図11】図10のA−A線、B−B線及びC−C線縦
断面図である。
断面図である。
【図12】本発明によるチップ状部品供給装置のさらに
他の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要
部拡大縦断正面図である。
他の例のホッパ部より下の部品通路の起点部分を示す要
部拡大縦断正面図である。
4 ホッパ部 5 部品排出パイプ 12 部品ガイド 12a 部品通路 12b 部品取出部 14 フィーダ 14a 磁石 14b 凹部 14c ワイヤ a チップ状部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 浩幸 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 整列状態にあるチップ状部品(a)をそ
の配列方向に搬送し、供給するチップ状部品供給装置で
あって、 チップ状部品(a)を整列する部品ガイド(12)と、 この部品ガイド(12)の下にあって、同部品ガイド
(12)内のチップ状部品(a)にその配列方向に沿っ
た推進力を与えるフィーダ(14)とを有し、 フィーダ(14)は、部品ガイド(12)内のチップ状
部品(a)を収納する凹部(14b)を、チップ状部品
(a)が搬送される方向に所定の間隔で設けた長尺な走
行体であることを特徴とするチップ状部品供給装置。 - 【請求項2】 バルク状のチップ状部品(a)を整列
し、部品取出部(12b)に供給するチップ状部品供給
装置であって、 チップ状部品(a)をバルク状に収納するホッパ部
(4)と、 このホッパ部(4)内のチップ状部品(a)を一列に取
り出す部品排出パイプ(5)と、 この部品排出パイプ(5)に一列に取り出されたチップ
状部品(a)を整列する部品ガイド(12)と、 この部品ガイド(12)の下にあって、同部品ガイド
(12)内のチップ状部品(a)にその配列方向に沿っ
た推進力を与えるフィーダ(14)と、 フィーダ(14)によりチップ状部品(a)が搬送され
る部品ガイド(12)の終端側にあって、チップ状部品
(a)を取り出す部品取出部(12b)とを有し、 前記フィーダ(14)は、部品ガイド(12)内のチッ
プ状部品(a)を収納する凹部(14b)を、チップ状
部品(a)が搬送される方向に所定の間隔で設けた長尺
な走行体であることを特徴とするチップ状部品供給装
置。 - 【請求項3】 フィーダ(14)の凹部(14b)は、
部品排出パイプ(5)側からチップ状部品(a)を縦に
収受し、そこから部品取出部(12b)に至る間で横へ
と向きを変換することを特徴とする請求項2に記載のチ
ップ状部品供給装置。 - 【請求項4】 フィーダ(14)の凹部は(14b)
は、部品排出パイプ(5)側から送られてきたチップ状
部品(a)を、その一端側を先にして横向きに収受する
ことを特徴とする請求項2に記載のチップ状部品供給装
置。 - 【請求項5】 部品ガイド(12)はチップ状部品
(a)が一列になって通過し得るトンネル状の空間から
なる部品通路(12a)を有し、フィーダ(14)がこ
の部品通路(12a)の底面を形成するよう配置されて
いることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のチ
ップ状部品供給装置。 - 【請求項6】 フィーダ(14)は、凹部(14b)の
収納された一部に磁性体を有するチップ状部品(a)を
吸着する磁石(14a)を有することを特徴とする請求
項1〜5の何れかに記載のチップ状部品供給装置。 - 【請求項7】 フィーダ(14)は、ワイヤ(14c)
を埋め込んだベルトからなることを特徴とする請求項1
〜6の何れかに記載のチップ状部品供給装置。 - 【請求項8】 ワイヤ(14c)が磁石からなることを
特徴とする請求項7に記載のチップ状部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358878A JPH10194431A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | チップ状部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8358878A JPH10194431A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | チップ状部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10194431A true JPH10194431A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18461575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8358878A Withdrawn JPH10194431A (ja) | 1996-12-30 | 1996-12-30 | チップ状部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10194431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100404398C (zh) * | 2004-07-01 | 2008-07-23 | 东京威尔斯股份有限公司 | 工件输送系统 |
KR100955624B1 (ko) * | 2002-06-27 | 2010-05-03 | 린텍 가부시키가이샤 | 다면체 검사용 피더 및 다면체 검사장치 |
-
1996
- 1996-12-30 JP JP8358878A patent/JPH10194431A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100955624B1 (ko) * | 2002-06-27 | 2010-05-03 | 린텍 가부시키가이샤 | 다면체 검사용 피더 및 다면체 검사장치 |
CN100404398C (zh) * | 2004-07-01 | 2008-07-23 | 东京威尔斯股份有限公司 | 工件输送系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |