JPH10194300A - 仮止用粘着剤付きピロー包装体 - Google Patents

仮止用粘着剤付きピロー包装体

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Publication number
JPH10194300A
JPH10194300A JP35994196A JP35994196A JPH10194300A JP H10194300 A JPH10194300 A JP H10194300A JP 35994196 A JP35994196 A JP 35994196A JP 35994196 A JP35994196 A JP 35994196A JP H10194300 A JPH10194300 A JP H10194300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
sensitive adhesive
hot
packaging body
hot melt
Prior art date
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Pending
Application number
JP35994196A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Takao
美智子 高尾
Junko Kikuchi
純子 菊池
Kazuko Kubota
和子 久保田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テーブルや壁面等に仮止めできる仮止め用粘着
剤付きピロー包装体を提供する。 【解決手段】裏面と左右両側に熱融着シール部を設けた
ピロー包装体において、裏面側の突き合わせ状に突出し
た熱融着シール部を基部から一方に折曲してピロー包装
体表面に当接させ、この相互の当接面のいずれか一方に
ホットメルト型粘着剤を設けて強度の粘着剤部を構成
し、上記ホットメルト型粘着剤の温度低下後に、対向す
る当接面に押圧して粘着剤を付着させることにより弱粘
着剤部を構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時にテーブル
や壁面等に、或いは旅行の際には車内の椅子や窓などに
貼りつけて仮止めできるようにした仮止用粘着剤付きピ
ロー包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピロー包装体は菓子、薬品、ウエ
ットティッシュ、おしぼり、ストロー等の包装体として
汎用されている。しかし、いずれの場合もテーブルや壁
面等に固定できないから、内容物が減って軽量になると
テーブルから滑落したり、屋外では風に吹き飛ばされた
りしがちであった。また、旅行時の車内では小さなテー
ブルの上に弁当や飲み物などが多量に置かれると、ピロ
ー包装体は手で持っていなければならない等の不便があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘着剤部を
設けてテーブルや壁面等に仮止めできるピロー包装体を
提供する。従来は、粘着剤部を設ける場合には別体の剥
離紙を要していたが、使用時に剥離した後剥離紙が塵と
なって煩わしい。また、再度粘着部を覆っておきたい場
合に用をなさない。そこで、本発明は、別体の剥離紙を
不要として製造上の手間やコストのかからないようにす
るとともに、使用時にも別体の剥離紙を剥がして塵処理
する手間が要らず、接着剥離を繰り返すことができる仮
止め用粘着剤付きピロー包装体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明の仮止め用粘着剤付きピロー包装体は、裏
面と左右両側に熱融着シール部を設けたピロー包装体に
おいて、裏面側の突き合わせ状に突出した熱融着シール
部を基部から一方に折曲してピロー包装体表面に当接さ
せ、この相互の当接面のいずれか一方にホットメルト型
粘着剤を設けて強度の粘着剤部を構成し、上記ホットメ
ルト型粘着剤の温度低下後に、対向する当接面に押圧し
て粘着剤を付着させることにより弱粘着剤部を構成した
ことを特徴とする。上記の強度の粘着剤部と弱粘着剤部
は隣り合って向き合わせ状に設けられているから、相互
に接着させておくと弱粘着剤部は剥離紙の作用をする。
壁やテーブル等に貼り付けるために一旦剥離しても常に
強度の粘着剤部の対向面にあるから、壁やテーブルから
取り外した後も再度、強度の粘着剤部を覆うことが可能
で、接着剥離を繰り返すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例に基づいて説明する。
【0006】図1は、ピロー包装体の裏面を例示した斜
視図である。符号1はピロー包装体、符号2はピロー包
装体1の裏面に突き合わせ状に突出した熱融着シール
部、符号3・3は左右両側の熱融着シール部である。ピ
ロー包装体1は軟質プラスティックシートを使用し、上
記の突出した熱融着シール部2の一方の面にホットメル
ト型粘着剤部4を設けるものであるが、ホットメルト型
粘着剤群は、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合樹脂系、エチレン・イソプチルアクリレート共重合樹
脂系がより望ましいが、ポリアミド系ホットメルト、ポ
リエステル系ホットメルト、プチラール系ホットメル
ト、ポリ酢酸ビニルおよび共重合体系ホットメルト、セ
ルロース誘導体系ホットメルト、ポリメチルメタクリレ
ート系ホットメルト、ポリビニルエーテル系ホットメル
ト、ポリウレタン系ホットメルト、ポリカーボネート系
ホットメルトでもよい。上記の熱融着シール部2の一方
の面にホットメルト融着機を用いて注入塗布することに
よりホットメルト型粘着剤4を設け、適当な時間経過後
の低温状態の時に、上記の突出した熱融着シール部2の
基部よりホットメルト型粘着剤部4を設けた袋体1の表
面に押圧してホットメルト型粘着剤を付着させ弱粘着剤
部5を構成する。即ち、ホットメルト融着機を用いて注
入塗布した粘着剤部分は強度の粘着性を有するが、温度
が低下してから付着された部分は弱粘着性となるから、
対向面の一方はホットメルト型粘着剤による強度の粘着
剤部4を構成し、他方は弱粘着剤部5を構成することに
なる。この弱粘着剤部5は強度の粘着剤部4に隣設され
ていて剥離紙の作用をする。このように、製袋過程で粘
着剤部と剥離紙部を設けることができるものであるか
ら、別体の剥離紙を設ける手間が省略できる。また、弱
粘着剤部5を剥離すると強度の粘着剤部4(ホットメル
ト型粘着剤部)と弱粘着剤部5の粘着面が並び、ピロー
包装体1を貼り付ける場所が広い時には、両方の粘着剤
で貼り付けることも可能となり、耐加重性が増す。上記
のホットメルト型粘着剤は突出した熱融着シール部2の
全域に設けてもよいし、一部に設けてもよい。また、熱
融着シール部2に弱粘着剤部5を設け、この弱粘着剤部
5の当接するピロー包装体1の表面にホットメルト型粘
着剤を設けけてもよい。図面では、熱融着シール部2の
左右両端は熱融着シール部3・3によってホットメルト
型粘着剤部4を設けた側に折曲固定されているが、熱融
着シール部2の左右両端は折曲して熱融着シール部3・
3によって固定させないで、熱融着シール部3・3から
遊離させておいてもよい(図示しない)。また、ピロー
包装体はプラスティックに限るものではなく紙、布その
他の素材を用いてもよいが、その場合はホットメルト型
粘着剤4と弱粘着剤部5を設ける部分は同質のプラスチ
ック面となるようにラミネートしておくことが望まし
い。
【0007】図2は、菓子類を収納したピロー包装体1
を弱粘着剤部5を剥離してテーブル7に貼り付けた場合
を例示した斜視図である。符号6はテーブルにホットメ
ルト型粘着剤部4を貼り付ける位置を示す。このように
テーブルや壁に貼り付けて、内容物を取り出すことがで
きるから便利である。特に、車内のように狭い場所では
簡単に仮止めできる容器は重宝である。また、屋外で使
用するときは鞄に貼りつけることも可能である。
【0008】
【発明の効果】上述のように本発明は、ピロー包装体に
粘着剤を設けて簡単に仮止めできるようにしたものであ
る。この粘着剤部は、ホットメルト融着機を用いて注入
塗布して強度の粘着剤部を構成し、その後の時間差を利
用して低温化したホットメルト型粘着剤を対向面に付着
させることにより弱粘着剤部を構成成し、この弱粘着剤
部を剥離紙として作用させる。つまり、粘着剤部と剥離
紙部の構成を一製袋過程で行う新規なものである。従っ
て、別体の剥離紙を要さないから、従来のように剥離紙
を捨てることがなく、環境に優しい商品を提供できる。
さらに、常に剥離紙の作用をなす弱粘着剤部5が隣設さ
れているから簡単に相互の接着剥離を繰り返すことがで
きる。また、弱粘着剤部を剥離すると、強度の粘着剤部
4と弱粘着剤部5が平面的に並設され、両方の粘着剤で
貼り付けることも可能となって耐加重性が増すという利
便性にも優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の裏面を示す斜視図である。
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・ピロー包装体 2・・・・・裏面に突き合わせ状に突出した熱融着シー
ル部 3・・・・・左右両側の熱融着シール部 4・・・・・ホットメルト型粘着剤部(強度の粘着剤
部) 5・・・・・弱粘着剤部 6・・・・・ピロー包装体をテーブルに貼り付ける場合
の位置。 7・・・・・テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 純子 大阪府大阪市住吉区長居2−2−3−302 (72)発明者 久保田 和子 高知県高知市宝町11−10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】袋体の裏面と左右両側に熱融着シール部を
    設けたピロー包装体において、裏面側の突き合わせ状に
    突出した熱融着シール部を基部から一方に折曲してピロ
    一包装体表面に当接させ、この相互の当接面のいずれか
    一方にホットメルト型粘着剤を設けて強度の粘着剤部を
    構成し、上記ホットメルト型粘着剤の温度低下後に、対
    向する当接面に押圧して粘着剤を付着させることにより
    弱粘着剤部を構成したことを特徴とする仮止め用粘着剤
    付きピロー包装体。
JP35994196A 1996-12-30 1996-12-30 仮止用粘着剤付きピロー包装体 Pending JPH10194300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35994196A JPH10194300A (ja) 1996-12-30 1996-12-30 仮止用粘着剤付きピロー包装体

Applications Claiming Priority (1)

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JP35994196A JPH10194300A (ja) 1996-12-30 1996-12-30 仮止用粘着剤付きピロー包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10194300A true JPH10194300A (ja) 1998-07-28

Family

ID=18467092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35994196A Pending JPH10194300A (ja) 1996-12-30 1996-12-30 仮止用粘着剤付きピロー包装体

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JP (1) JPH10194300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017124870A (ja) * 2017-04-19 2017-07-20 株式会社無有 飲料容器用スリーブ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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