JPH10194081A - 自動車用自動着脱シートベルト装置 - Google Patents

自動車用自動着脱シートベルト装置

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JPH10194081A
JPH10194081A JP9031032A JP3103297A JPH10194081A JP H10194081 A JPH10194081 A JP H10194081A JP 9031032 A JP9031032 A JP 9031032A JP 3103297 A JP3103297 A JP 3103297A JP H10194081 A JPH10194081 A JP H10194081A
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JP
Japan
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belt
wire
main
tension
main belt
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JP9031032A
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Asako Hanno
あさ子 半野
Tsutomu Hanno
勉 半野
Mizuho Hanno
みず帆 半野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、シートベルトの引出し押込みフック
操作など、手の操作を無くし、着脱操作を全自動で行
い、手操作の煩雑さを回避し着用率をアップさせる。 【構成】縦、横方向用のワイヤー穴とワイヤー腕端部を
持つベルトブロック多数をリンクピンブロックで互いに
縦、横方向に折れ曲がりができるよう連結し、縦および
横方向用の対になったワイヤーがワイヤー穴とワイヤー
腕端部を滑動し、張力の加減により一連のベルトブロッ
クの曲がり形状を決定する構造のメインベルト1とし、
ベルトガイド23と、縦、横ワイヤー張力駆動機構11
a、11b、15a、15b、ベルト送り駆動機構16
を備え、メインベルト1先端の先端目印体30をセンサ
機構29で空間位置を検知し、先端位置をベルト制御機
構で制御し、補助ベルト40と共にフック31を自動で
チャック爪25にフックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用シートベル
トの自動着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動用のシートベルトは、運転者
がシートに座って手でベルトを取り、引き出して先端の
フックをチャック爪に押し込んで操作している。この操
作は労力と煩雑さを感じさせ、シートベルト着用率の低
下の原因となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベルトを取
り、引き出し、押し込むなど手による操作を無くし、こ
の着脱操作を全自動で行う自動着脱シートベルト装置を
提供し、手操作の煩雑さを無くし着用率をアップさせ、
運転者の安全をまもる。
【0004】
【課題を解決するための手段】まず、メインベルト1関
係の構造を図1のメインベルト側面機構図と、図2のメ
インベルト平面機構図とにより説明する。縦方向用のワ
イヤー穴2a、2bとワイヤー腕端部3a、3bと横方
向用のワイヤー穴4a、4bとワイヤー腕端部5a、5
bとを持つ多数のベルトブロック6があり、リンクピン
ブロック7で互いに縦、横方向に折れ曲がりができるよ
う連結し、縦方向対になったワイヤー8a、8bがワイ
ヤー穴2a、2bを通り、ワイヤー腕端部3aまたは3
bに接触し、また、横方向対になったワイヤー9a、9
bがワイヤー穴4a、4bを通り、ワイヤー腕端部5a
または5bに接触し一連の帯状のメインベルト1を構成
する。なお、図1、図2ではワイヤー穴2a、2b、4
a、4bが特にリンクピンブロック7に設置してある
が、ベルトブロック6に設置し機能してもよい。また、
それぞれのワイヤーにはワイヤガイド10が付いていて
柔軟に曲がり、しかも張力が伝達できる。縦方向ワイヤ
ー8a、8bには縦ワイヤー張力駆動機構11a,11
bが付いていて、これはモータ12、ワイヤドラム1
3、張力フィーバック器14より構成する。横方向ワイ
ヤー9a、9bも、横ワイヤー張力駆動機構15a、1
5bが付いていて、同様にモータ12、ワイヤドラム1
3、張力フィーバック器14より構成する。つぎに、図
3のベルト送り駆動機構図で説明する。ベルト送り駆動
機構16は送りモータ17、スプロケット18、メイン
ベルト1の送り量検出器19、衝撃ブレーキ機構20な
どで構成する。スプロケット爪21がベルトブロック6
の爪溝22にそってリンクピンブロック7に嵌まり、メ
インベルト1を下から抱き込む形状のベルトガイド23
とでメインベルト1を強制し、スプロケット18で出し
入れを駆動する。つぎに、図4のチャック機構部図で説
明する。チャック機構部24には、チャック爪25があ
り、ばね26、ピン27、レバー28により機能する。
センサ機構29を設置し、メインベルト1の先端目印体
30の3次元空間位置を検出する。また、フック31の
有無センサ32を設置する。図4はさらにメインベルト
1のベルトガイド23の収納奥側の端部を示している。
メインベルト1は完全に収納されベルトガイド23によ
りわん曲している。メインベルト1の収納奥側の端部ブ
ロック33はそれぞれのワイヤーに対し曲げローラ3
4、35、回転自在柱36を擁し、ワイヤーおよびワイ
ヤガイド10の柔軟性能を容易にする。なお、図4の状
態ではメインベルト1は完全に収納されているので、メ
インベルト1の先端目印体30、フック31はこの位置
に無く、そのため一点鎖線で示している。
【0005】
【作用】図1のメインベルト側面機構図、図2のメイン
ベルト平面機構図、および図3のベルト送り駆動機構図
と、図4のチャック機構部図により説明する。縦方向対
になったワイヤー8a、8bは先端ベルトブロック6s
の縦ワイヤー端6a、6bで固着しておく。その一方は
縦ワイヤー張力駆動機構11a,11bのワイヤドラム
13に巻いておく。なお、この間ワイヤー8a,8bは
端部ブロック33にある曲げローラ34、回転自在柱3
6を通りそこの曲げローラ35に接し、回転自在柱36
に接続しているワイヤガイド10の中を通り縦ワイヤー
張力駆動機構11a,11bのベースを介してワイヤド
ラム13に達する。ワイヤガイド10は適当な長さであ
り曲げに柔軟性を持つものであり、回転自在柱36の回
転運動も作用してメインベルト1が送り出され、端部ブ
ロック33がベルトガイド23に添って滑り移動しても
ワイヤー8a、8bの張力を伝達することができる。両
ワイヤーをそれぞれのモータ12で駆動し、それぞれの
ワイヤドラム13で張力を発生させ、それぞれの張力フ
ィーバック器14で張力を検出する。ここで、図1で示
すようにメインベルト1内側すなわちワイヤー8aの張
力を強くする制御を行うと、ワイヤー8aはワイヤー穴
2aを自由に滑動し、かつ強制されて多角形形状に成
り、外側ワイヤ8bはワイヤー穴2bとワイヤー腕端部
3bで自由に滑動し、かつ強制されたジグザグの多角形
形状に成る。このようにメインベルト1は力学的バラン
ス作用により山形にわん曲する。この作用でワイヤー8
a、8bの張力の加減を行うとメインベルト1の縦のわ
ん曲曲率が制御できる。横方向対になった横ワイヤー9
a、9bも同じく、先端ベルトブロック6sの横ワイヤ
ー端6c、6dで固着しておく。その一方は横ワイヤー
張力駆動機構15a、15bのワイヤドラム13に巻い
ておく。横ワイヤー9a、9bは端部ブロック33にあ
る横ワイヤー9a、9b用のそれぞれの曲げローラ3
4、回転自在柱36を通り曲げローラ35に接し、回転
自在柱36に接続しているワイヤガイド10の中を通り
横ワイヤー張力駆動機構15a、15bのベースを介し
てワイヤドラム13に達する。メインベルト1が送り出
され、端部ブロック33がベルトガイド23に添っての
滑り移動に対し、横ワイヤー9a、9bの張力を伝達す
ることができる。同じく、両ワイヤーをそれぞれのモー
タ12を駆動し、それぞれのワイヤドラム13で張力を
発生させ、それぞれの張力フィーバック器14で張力を
検出する。ここで、図2で示すように、メインベルト1
の側面内側すなわち横方向ワイヤー9aの張力を強くす
る制御を行うと、ワイヤー9aは横方向ワイヤー穴4a
を自由に滑動し、かつ強制されて多角形形状に成り、側
面外側横方向ワイヤ9bは横方向ワイヤー穴4bとワイ
ヤー腕端部5bで自由に滑動し、かつ強制されたジグザ
グの多角形形状に成り、メインベルト1は力学的バラン
ス作用により側面に山形にわん曲する。この作用で、ワ
イヤー9a、9bの張力の加減を行うとメインベルト1
の横のわん曲曲率が制御できる。これで縦のわん曲曲率
の制御と合わせてメインベルト1の先端位置制御が出き
るようになる。さらに、縦方向ワイヤー8a、8b、横
方向ワイヤー9a、9bの張力を同時により強くすると
メインベルト1はより固くなり、弱くするとやわらかく
なる。張力を無くすると自由に曲がるようになり、シー
トベルト着装中はこの状態がよい。つぎに、図3のベル
ト送り駆動機構16では送りモータ17を駆動し、スプ
ロケット18が回転し、スプロケット爪21がベルトブ
ロック6の爪溝22にそってリンクピンブロック7に嵌
まりメインベルト1の送出、収納を行う。また、ベルト
装着後のメインベルト1の張力加減も制御する。送り量
検出器19データによりメインベルト1の送り位置が分
かり、メインベルト1の先端位置の移動を制御し、フッ
ク動作を制御するのを容易にする。多数のベルトブロッ
ク6で連結されたメインベルト1を下から抱き込む形状
のベルトガイド23はスプロケット18の回転中にメイ
ンベルト1を保持し、メインベルト1の移動滑走をガイ
ドする。さらにベルトガイド口23aはメインベルト1
の基本立脚位置としメインベルト1のわん曲形状を決定
していく。図4のチャック機構部24では、チャック爪
25がピン27を支点にばね26で外方向に押さえてお
く。メインベルト1の先端にあるフック31が先端位置
の移動の制御により、フック受け入れガイド口37に到
着し、チャック爪25に捕らえられた時フック31の有
無センサ32でこれを感知する。センサ機構29は光、
電波、超音波などを利用してメインベルト1の先端目印
体30の3次元空間位置を検出する。レバー28を運転
者が指で引くと、メインベルト1の微張力によりフック
31が外れ有無センサ32がこれを感知し、自動操作に
従ってメインベルト1の収納状態に入ることになる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例につき図5、図6、図7で説
明する。本実施例は自動車の運転者シートに適用したも
のである。これらの図は見えない部分も実線で表してい
るところもあり主に機構の位置関係を分かり易く示した
ものである。図5は本実施例を自動車後方より見た図で
ある。シート38に本発明の装置を下方から抱く様に設
置したものである。メインベルト1がベルトガイド23
にそってガイドされ、先端がベルトガイド口23aから
出ているところをしめしている。縦ワイヤー張力駆動機
構11a、11b、横ワイヤー張力駆動機構15a、1
5b、ベルト送り駆動機構16、チャック機構部24の
位置もしめしている。先端目印体30とフック31が付
いた先端ベルトブロック6sに補助ベルト結合ピン39
で布製の補助ベルト40を回転自在結合、連結してお
く。補助ベルト40は着装完了時運転者右肩から左腰に
かかるものである。補助ベルト40は吊り金具41で自
動車窓支柱上部に吊るされ、その先は補助ベルト操作機
構42で操作される。ベルト操作機構42は補助ベルト
40のテンション機能、自家巻きとり機能、衝突ブレー
キ機能を持ち補助ベルト40を操作する。チャック機構
部24は運転者の左腰下の位置にくる。フック受け入れ
ガイド口37の横にあるレバー28を操作してフック3
1を外しシートベルトの解除動作をスタートさせる。ベ
ルトガイド23は長手方向は鍋底形状にしてあり収納鞘
長さを長くするようにしメインベルト1の必要長さに対
応させている。図6は実施例を自動車天井方向より見た
図である。ベルト送り駆動機構16の送りモータ17、
スプロケット18、送り量検出器19、衝撃ブレーキ機
構20の設置場所を示している。また、縦ワイヤー張力
駆動機構11a、11b、横ワイヤー張力駆動機構15
a、15bの設置場所を示し、それぞれのワイヤーはや
わらかく曲がった4本のワイヤーガイド10、4セット
の曲げローラ34、35、回転自在柱36を通り、端部
ブロック33からメインベルト1へ通じていることを図
6は示している。図7は実施例を自動車の運転者側外横
サイドより見た図である。シート38、シート背もたれ
38aと本実施例装置の設置位置関係を示している。本
図では本発明装置の取り付け角度適正化、装置のコンパ
クト化を表している。また、開始指令スイッチ43の設
置場所もしめす。本発明の特徴として、開始指令スイッ
チ43を自動車の正面の運転操作パネルではなくこのよ
うにシート背もたれ38a回りの位置に設置する。この
ことによりシートベルトの着装をしたい時、実施例で
は、右手で背もたれ38a回りの位置に設置した開始指
令スイッチ43を操作すると、右手がじゃますることな
く補助ベルト40が右手を超えて正規の位置に滑りこみ
動作をさせることができる。次に、図8により、本実施
例のベルト制御機構44を説明する。制御機構44はマ
イクロコンピュータなどで構成し、入力、出力信号と制
御プログラムにより働く。図8は制御機構44の各機構
にたいする操作信号の入力、出力関係の説明図である。
入力としては、開始指令スイッチ43、縦ワイヤー張力
駆動機構11a、11b、横ワイヤー張力駆動機構15
a、15bの各々の張力フィーバック器14、ベルト送
り駆動機構16の送り量検出器19、チャック機構部2
4のセンサ機構29、有無センサ32である。出力とし
ては、縦ワイヤー張力駆動機構11a,11b、横ワイ
ヤー張力駆動機構15a,15bの各々モータ12、ベ
ルト送り駆動機構16の送りモータ17、衝撃ブレーキ
機構20などである。次に、本実施例のベルト制御機構
44の働き、すなわち、本発明装置の動作例を説明す
る。最初はメインベルト1がベルトガイド23の鞘に完
全に収納されている状態とし、(1)より説明する。 (1)シートベルト未着装である運転者がシート38、
シート背もたれ38aに座って、右手で背もたれ38a
回りの位置に設置した開始指令スイッチ43を操作す
る。 (2)開始指令スイッチ43を操作し入力を感知したベ
ルト制御機構44は縦ワイヤー張力駆動機構11a、1
1b、横ワイヤー張力駆動機構15a、15bの各モー
タ12などに指令し、同時に各張力フィーバック器14
から縦方向ワイヤー8a、8b、横方向ワイヤー9a、
9bの張力を検出入力し、あらかじめ設定した張力にし
つつベルト送り駆動機構16の送りモータ17に指令し
送り量検出器19の検出入力を感知しながら、メインベ
ルト1をベルトガイド23、のベルトガイド口23aか
ら送出していく。この時のワイヤー8a、8bの張力関
係によりメインベルト1は運転者おなかに向け少しわん
曲しつつ送出していく。先端ベルトブロック6sにある
結合ピン39で結合されている補助ベルト40もメイン
ベルト1が少し固いので連れて伸び出てくる。 (3)補助ベルト40が開始指令スイッチ43を操作中
の右腕を滑り超えると右手は補助ベルト40の動作のじ
ゃまにならなくなるので、開始指令スイッチ43をはな
しても装置の動作は続けられる。これ以前であると、開
始指令スイッチ43をはなすとメインベルト1の送出は
止まる、再び開始指令スイッチ43操作すると装置の動
作は続けられる。ここまではあらかじめ決めておいたワ
イヤ張力のデータ、送出量、スピードで動作する。 (4)ベルト制御機構44は先端目印体30の3次元位
置を検出するセンサ機構29入力を取りはじめ、先端目
印体30の位置を検出しながらワイヤー8a、8b、ワ
イヤー9a、9bの張力を検出入力しつつ、ベルト送り
駆動機構16の送り量検出器19の検出入力を感知しな
がらワイヤー張力駆動機構の各モータ12、ベルト送り
駆動機構16の送りモータ17などに指令し、メインベ
ルト1の曲がり形状、先端目印体30の位置を制御し、
メインベルト1先端のフック31をフック受け入れガイ
ド口37へと導いていく。同時に補助ベルト40も追従
送出していく。もし、ここでセンサ機構29の検出入力
が弱まった場合フック31の先端が左手衣服などで進行
阻害されているので運転者が危険であり緊急動作停止を
するようにしておく。 (5)フック31がフック受け入れガイド口37に到着
したことを感知するとワイヤー8a,8b、ワイヤー9
a,9bの張力を大きくしてメインベルト1をより固く
しつつ、送り出し、フック31をチャック爪25に押し
込めフックしフック動作が完了する。 (6)有無センサ32によりフック31がチャック爪2
5に捕らえられたことを感知するとベルト制御機構44
は縦ワイヤー張力駆動機構11a,11b、横ワイヤー
張力駆動機構15aに指令を出し、ワイヤ張力を緩め、
メインベルト1をやわらかくすると同時に、ベルト送り
駆動機構16に指令を出し、メインベルト1を微小張力
で引き戻すようにし、補助ベルト40も操作機構42内
のテンション機能で微小張力に張られた状態であり、本
シートベルトめ着装は完了する。 (7)もし着装中に衝撃が遭った場合、メインベルト1
では送り量検出器19が衝撃を察知し衝撃ブレーキ機構
20を働かせ、メインベルト1をスプロケット18で瞬
時固定し運転者を保護する。補助ベルト40も同様に補
助ベルト操作機構42の衝突ブレーキ機構が働き、瞬時
固定しより確実に運転者を守る。 (8)本シートベルトの解除では、レバー28を運転者
が指で引くとメインベルト1の微張力によりフック31
がチャック爪25から外れ、有無センサ32がこれを感
知し、ベルト制御機構44はベルト送り駆動機構16を
作動させ、メインベルト1をベルトガイド23に収納し
て行き、送り量検出器19で原点を感知し鞘に収まった
状態で停止させる。同時に補助ベルト40も補助ベルト
操作機構42の自家巻きとり機能により収納される。
【0007】
【発明の効果】多数連結した一連のベルトブロックを一
対になったワイヤーで制御するので機構が安価に製作で
き、形成されるメインベルトは固い時も全体で弾力性が
残り、着装動作過程で運転者に対し従来の布製のベルト
と同じようにソフトタッチで安全に対応できる。また着
装中はやわらかくなるので従来の布製のものと同じ感触
で快適に使用できる。さらに本発明のシートベルト装置
は着脱操作を全自動で行うので、運転者が着装し易く、
シートベルトの着用率を大幅にアップさせ、交通事故に
よる死亡事故を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メインベルト側面機構図
【図2】メインベルト平面機構図
【図3】ベルト送り駆動機構図
【図4】チャック機構部図
【図5】実施例を自動車後方より見た図
【図6】実施例を自動車天井方向から見た図
【図7】実施例を自動車の運転者側外横サイドより見た
【図8】ベルト制御機構の各機構の操作信号入力、出力
関係の説明図
【符号の説明】
1 メインベルト 2a、2b 縦方向用のワイヤー穴 3a、3b 縦方向用のワイヤー腕端部 4a、4b 横方向用のワイヤー穴 5a、5b 横方向用のワイヤー腕端部 6 ベルトブロック 7 リンクピンブロック 8a、8b 縦方向ワイヤー 9a、9b 横方向ワイヤー 11a、11b 縦ワイヤー張力駆動機構 15a、15b 横ワイヤー張力駆動機構 16 ベルト送り駆動機構 23 ベルトガイド 24 チャック機構部 29 センサ機構 30 先端目印体 38a シート背もたれ 43 開始指令スイッチ 44 ベルト制御機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦、横方向用のワイヤー穴とワイヤー腕
    端部を持つベルトブロックが多数あり、リンクピンブロ
    ックで互いに縦、横方向に折れ曲がりができるように連
    結し、縦、および横方向用一対になったワイヤーが自由
    に滑動できるワイヤー穴を通り、ワイヤー腕端部に接触
    して自由に滑動し、このワイヤーの張力の加減により連
    結した一連のベルトブロックの折れ曲がり形状を決定す
    る構造のメインベルトであり、ベルトガイドと、ここか
    ら出たメインベルトの曲がり形状を決める縦、および横
    ワイヤー張力駆動機構、メインベルトの出し入れを駆動
    しブレーキ作用するベルト送り駆動機構を備えたこと特
    徴とする自動車用自動着脱シートベルト装置。
  2. 【請求項2】 メインベルト先端に先端目印体を設置
    し、チャック機構部場所などに設置した先端目印体の空
    間位置を検知するセンサ機構があり、この情報により、
    メインベルトの折れ曲がり形状と出し入れの駆動でメイ
    ンベルト先端位置の移動を制御し、フック動作を自動制
    御するベルト制御機構を備えたこと特徴とする自動車用
    自動着脱シートベルト装置。
  3. 【請求項3】 シートベルト着装の時、シートベルト着
    脱者の腕の姿勢を制限する目的で開始指令スイッチ設置
    位置をシート背もたれ回り付近に選んだことを特徴とす
    る自動車用自動着脱シートベルト装置。
JP9031032A 1997-01-06 1997-01-06 自動車用自動着脱シートベルト装置 Pending JPH10194081A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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