JP4394468B2 - ベルトリーチャ装置 - Google Patents
ベルトリーチャ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4394468B2 JP4394468B2 JP2004021812A JP2004021812A JP4394468B2 JP 4394468 B2 JP4394468 B2 JP 4394468B2 JP 2004021812 A JP2004021812 A JP 2004021812A JP 2004021812 A JP2004021812 A JP 2004021812A JP 4394468 B2 JP4394468 B2 JP 4394468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- gear
- belt
- seat
- drive unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
請求項1に記載の発明によれば、シートベルトの装着時には、アームは、その伸張とともに傾動することによりシートベルトのウェビングを保持する保持部をシートバックよりも前方へ移動させるので、シートへ着座する際又は離れる際においてアームや保持部が搭乗者に干渉し難い。従って、衣服の引っ掛かり、或いは挟み込みが防止される。
図1に示すように、本実施形態のシート1は、シートクッション側部2に、シートベルト3の装着時にウェビング4の一部をシートバック5の側面5aからシートバック5よりも前方へ移動させるベルトリーチャ装置6を備えている。
図5に示すように、本実施形態のベルトリーチャ装置6は、モータ21に駆動電力を供給する駆動回路31と、伸縮アーム11の作動を制御するECU32とを備えている。モータ21は、駆動回路31を介して車載電源34に接続されており、駆動回路31は、ECU32に接続されている。そして、ECU32は、駆動回路31がモータ21に供給する駆動電力を制御することによりモータ21の作動、即ち伸縮アーム11の作動を制御する。
図6に示すように、本実施形態では、ECU32は、着座SW36によりシート1への搭乗者の着座を検出し(ステップ101)、続いてカーテシSW35によりドアの閉鎖を検出した場合(ステップ102)には、モータ21を作動させて伸縮アーム11を伸張させる(ステップ103)。尚、上記ステップ101,102において着座及びドアの閉鎖を検出しない場合、ECU32は、ステップ101、ステップ102を繰り返す。
(1)ベルトリーチャ装置6は、ウェビング4を保持する保持部10と、軸線方向に沿って伸縮可能に形成された伸縮アーム11と、伸縮アーム11を駆動する駆動部12とを備える。保持部10は、伸縮アーム11の先端部11aに設けられ、伸縮アーム11は、駆動部12に傾動可能に連結される。伸縮アーム11は、その基端部に駆動部12との連結点Oと同軸配置された傾動ギア18を備え、駆動部12は、モータ21の回転を傾動ギア18に連結されるアーム駆動ギア23を備える。そして、このアーム駆動ギア23に無歯部23aを設けることによりアーム駆動ギア23と伸縮アーム11の傾動ギア18との間に無噛合区間を形成し、この無噛合区間を伸縮アーム11の伸張開始と同期させる。
・本実施形態では、アーム駆動ギア23に無歯部23aを設けることにより、アーム駆動ギア23と傾動ギア18との間に無噛合区間を形成した。しかし、これに限らず、無歯部は、入力ギア27、減速ギア28及び傾動ギア18の何れに設けてもよい。つまり、無噛合区間は、モータ21の回転を伝達する入力ギア27から傾動ギア18まで間の何れかに形成すればよい。
・本実施形態では、伸縮アーム11は、同心状に配置された径寸の異なる複数の筒体16a〜16dにより構成したが、伸縮アーム11は、軸線方向に伸縮自在に形状変化するものであれば、多段伸縮筒以外の物を用いてもよい。
(イ)前記無噛合区間は、前記傾動ギアに連結されるアーム駆動ギアに無歯部を設けることにより形成されること、を特徴とする。このような構成とすれば、無噛合区間を容易に設定することができるので、伸縮アームの伸張と傾動との同期を容易に調節することができる。
Claims (3)
- シートベルトのウェビングを保持する保持部を備え、前記ウェビングをシートバックよりも前方へ移動させるベルトリーチャ装置であって、
先端に前記保持部が設けられ、伸縮可能に形成されたアームと、
前記アームを伸縮させるとともに、該アームを前後方向に傾動させる駆動部と、
を備え、
前記駆動部は、前記アームの伸張開始から所定の間、該アームを前記シートバックの側面に沿って伸張させ、その後該アームを更に伸張させるとともに傾動させること、
を特徴とするベルトリーチャ装置。 - 請求項1に記載のベルトリーチャ装置において、
前記アームは、前記駆動部の傾動中心と同軸配置された傾動ギアを備え、
前記駆動部は、前記傾動ギアに該駆動部が備える駆動源の動力を伝達する複数のギアを備え、前記傾動ギア及び前記各ギアの間には前記伸張開始と同期された無噛合区間が形成されること、
を特徴とするベルトリーチャ装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のベルトリーチャ装置において、
前記アームは、同心状に配置された径寸の異なる複数の筒体からなり、最内殻の前記筒体に接続されたコントロールケーブルの移動に伴う前記各筒体の相対変位により前記伸縮し、
前記駆動部は、前記コントロールケーブルに係合され、その回転により該コントロールケーブルを往復移動させるケーブル駆動ギアと、
前記ケーブル駆動ギアと同軸配置され該ケーブル駆動ギアと一体回転する入力ギアと、
を備えることを特徴とするベルトリーチャ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021812A JP4394468B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | ベルトリーチャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021812A JP4394468B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | ベルトリーチャ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005212605A JP2005212605A (ja) | 2005-08-11 |
JP4394468B2 true JP4394468B2 (ja) | 2010-01-06 |
Family
ID=34905332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004021812A Expired - Fee Related JP4394468B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | ベルトリーチャ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4394468B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4924826B2 (ja) * | 2007-06-02 | 2012-04-25 | 勇祐 岸 | シートベルト装着装置 |
JP2011178313A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Aisin Seiki Co Ltd | シートベルト取出し装置 |
US10071705B2 (en) | 2013-09-26 | 2018-09-11 | Ts Tech Co., Ltd. | Seat belt assist device, and vehicular seat |
-
2004
- 2004-01-29 JP JP2004021812A patent/JP4394468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005212605A (ja) | 2005-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4492439B2 (ja) | ヘッドレスト | |
JP6269619B2 (ja) | 車両用シートベルト装置及び乗員保護装置 | |
US7761207B2 (en) | Seat belt device | |
US9211821B2 (en) | Anti-pinch system for vehicle seating | |
CN110304012A (zh) | 车辆座椅安全带装置 | |
JP5254705B2 (ja) | プリテンショナ | |
JP2007045189A (ja) | シートベルト装着補助装置 | |
JP5307748B2 (ja) | プリテンショナ | |
JP2007145302A (ja) | 乗員拘束装置 | |
JP4394468B2 (ja) | ベルトリーチャ装置 | |
JP5638788B2 (ja) | シートベルト装置 | |
JP2010022533A (ja) | アームレスト装置 | |
JP2009096233A (ja) | シートベルト装置 | |
JP4845805B2 (ja) | 車両のシートベルト装置 | |
JP2010069982A (ja) | シートベルト装置 | |
JP2004299657A (ja) | 乗り物用シート | |
JP2007253734A (ja) | シートベルト装置 | |
JP2009227257A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2006137232A (ja) | シートベルト装置 | |
JP2010070158A (ja) | シートベルト装置のバックル構造 | |
JP6259732B2 (ja) | シートベルト装置 | |
JP5307749B2 (ja) | プリテンショナ | |
JP5314571B2 (ja) | シートベルト装置 | |
JP2010095024A (ja) | アームレスト装置 | |
JP6371621B2 (ja) | シートベルト装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091006 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091015 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |