JPH10192915A - 圧延機及び圧延設備 - Google Patents

圧延機及び圧延設備

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JPH10192915A
JPH10192915A JP181397A JP181397A JPH10192915A JP H10192915 A JPH10192915 A JP H10192915A JP 181397 A JP181397 A JP 181397A JP 181397 A JP181397 A JP 181397A JP H10192915 A JPH10192915 A JP H10192915A
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rolling mill
roll
rolling
strip
cold
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JP181397A
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English (en)
Inventor
Shoichi Hashimoto
正一 橋本
Tetsuo Kajiwara
哲雄 梶原
Keiji Mizuta
桂司 水田
Masashi Yoshikawa
雅司 吉川
Yutaka Matsuda
裕 松田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロールクラウンを自由にコントロールするこ
とができて良好な形状の帯板を圧延できる圧延機を提供
する。 【解決手段】 4段圧延機におけるバックアップロール
7のロール本体10内部にロール本体10の材質(ロー
ル鋼)より高熱膨張率の材質(例えば銅)からなる環状
のブロック体11a〜11eをロール軸方向へ5分割し
て埋設すると共に、これらのブロック体11a〜11e
に形成した環状通路13a〜13eに蒸気又は冷却水通
路15a〜15cと16a〜16cを介して蒸気又は冷
却水を特定ブロック体毎に選択的に導入することで、ロ
ール本体10が部分的に加熱又は冷却されるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機及び圧延設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機の圧延ロールで鋼板(帯板)を圧
延すると、帯板(ストリップ)の幅方向端部が大きく伸
びる端伸び、幅方向の1/4部分が伸びるクォータ伸び
及び幅方向中央部分が伸びる中伸び等が生じることが知
られている。これらの異常な伸びをなくすため、圧延機
にはクロス装置,ベンダー及びCVC(コンティニュア
ス バリアブル クラウン)機構等の形状制御手段が適
宜選択されて組み込まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の4段
圧延機のバックアップロールは中実ロールであったた
め、圧延される帯板の板厚,板幅及び圧延荷重等による
影響をもろに受けてワークロールと共に変形し、これに
より帯板の形状が種々に乱れ、前記形状制御手段の機能
が十分に発揮されないという問題点があった。
【0004】本発明は前記状況に鑑みてなされたもの
で、ロールクラウンを自由にコントロールすることがで
きて良好な形状の帯板を圧延できる圧延機及び圧延設備
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る圧延機は、ロール内部にロールの材質よ
り高熱膨張率の材質からなるブロック体をロール軸方向
に複数分割して埋設したバックアップロールと、前記ブ
ロック体を個別に加熱又は冷却する温度調節手段と、帯
板の状態を検出する状態検出手段と、該状態検出手段か
らの信号により前記温度調節手段を介して前記バックア
ップロールのクラウン制御を行う制御手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0006】また、前記ブロック体はロール軸方向へ奇
数分割されると共に、真中のブロック体を中心に対称な
ブロック体同士が組になって加熱又は冷却されることを
特徴とする。
【0007】上記目的を達成するための本発明に係る冷
間圧延設備は、前記構成の圧延機を、リール間で帯板を
複数回往復通板させて所定厚さまで冷間圧延する可逆式
圧延機に適用したことを特徴とする。
【0008】また、前記構成の圧延機を、巻出機から巻
き出された帯板を複数スタンドに亙って順次冷間圧延す
るタンデム圧延機列に適用したことを特徴とする。
【0009】また、複数の巻出機から交互に巻き出され
た帯板を接続する溶接機と、接続された帯板をルーパを
経た後複数スタンドに亙って順次冷間圧延するタンデム
圧延機列と、冷間圧延された帯板を切断する切断機と、
切断された帯板を交互に巻き取る複数の巻取機を備える
と共に、前記タンデム圧延機列に前記構成の圧延機を適
用したことを特徴とする。
【0010】また、複数の巻出機から交互に巻き出され
た帯板を接続する溶接機と、接続された帯板をルーパを
経た後酸洗する酸洗装置と、酸洗された帯板をトリマ及
びルーパを経た後複数スタンドに亙って順次冷間圧延す
るタンデム圧延機列と、冷間圧延された帯板を切断する
切断機と、切断された帯板を交互に巻き取る複数の巻取
機を備えると共に、前記タンデム圧延機列に前記構成の
圧延機を適用したことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するための本発明に係る圧
延設備は、前記構成の圧延機を調質圧延機に適用したこ
とを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するための本発明に係る熱
間圧延設備は、前記構成の圧延機を用いて鉄鋼,ステン
レス,アルミニウム,銅,合金等を熱間圧延することを
特徴とする。
【0013】[作用]前記圧延機及び該圧延機を備えた
圧延設備によれば、ブロック体を加熱又は冷却すること
で、帯板の形状や材質,板厚,板幅及び圧延荷重等に応
じてロールクラウンを自由にコントロールでき、良好な
形状の帯板を圧延できる。また、前記ブロック体はロー
ル軸方向へ奇数分割されると共に、真中のブロック体を
中心に対称なブロック体同士が組になって加熱又は冷却
されると、帯板の端伸び,クォータ伸び及び中伸びに対
応してロールクラウンが制御される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧延機及び圧
延設備を実施例により詳細に説明する。 [第1実施例]図1は本発明の第1実施例を示す冷間圧
延設備の概略構成図、図2は同じく可逆式圧延機のバッ
クアップロールの断面図、図3は図2のA−A断面図、
図4は同じく図2のB−B断面図である。
【0015】図1に示すように、双方のリール1A,1
B間に、帯板2を複数回往復通板させて所定厚さまで冷
間圧延する可逆式圧延機3が配置され、この可逆式圧延
機3の上下一対のバックアップロール7の内下バックア
ップロール7のみが、帯板2の形状を検出する形状検出
手段(状態検出手段)5等の検出信号を入力するコント
ローラ(制御手段)4により、後述する温度調節手段を
介して帯板形状等に応じてクラウン制御されている。
【0016】図2乃至図4に示すように、前記下バック
アップロール7は、そのロール鋼(鍛鋼)製のロール本
体10の内部に、ロール鋼より熱膨張率の高い、例えば
銅等の材質からなる環状のブロック体11a〜11eが
ロール軸方向へ複数分割(図示例では5分割)して埋設
され、これらのブロック体11a〜11eが後述する加
熱手段又は冷却手段(温度調節手段)により選択的に加
熱又は冷却されるようになっている。また、相互に隣接
するブロック体11a〜11e間には適宜断熱材12が
介装される。
【0017】前記各ブロック体11a〜11eの内部に
は環状通路13a〜13eがそれぞれ形成され、これら
の環状通路13a〜13eがそれぞれ第1及び第2ポー
ト14a,14bを介して各ブロック体11a〜11e
の内方に位置してロール本体10のロール軸方向に形成
された複数本(図示例では供給,戻り通路各3本)の蒸
気又は冷却水通路15a〜15cと16a〜16cに適
宜連通接続されている。
【0018】そして図示例では、真中のブロック体(セ
ンタブロック体)11cの環状通路13cが第1ポート
14aを介して蒸気又は冷却水通路15bに、また第2
ポート14bを介して蒸気又は冷却水通路16bに単独
で接続され、その両側のブロック体(クォータブロック
体)11b,11dの環状通路13b,13dがそれぞ
れ第1及び第2ポート14a,14bを介して蒸気又は
冷却水通路15aと16cに組になって接続されると共
に、さらに外側のブロック体(サイドブロック体)11
a,11eの環状通路13a,13eがそれぞれ第1及
び第2ポート14a,14bを介して蒸気又は冷却水通
路15cと16aに組になって接続されている。
【0019】前記蒸気又は冷却水通路15a〜15cと
16a〜16cの一端側はロータリジョイント17を介
して図示しない蒸気供給源(蒸発器)と冷却水供給源に
それぞれ連通接続され、それぞれ特定ブロック体毎に加
熱時は蒸気,冷却時は冷却水を選択して通路15a〜1
5cから供給され通路16a〜16cから戻る循環系を
形成するようになっている。
【0020】このように構成されるため、帯板2は可逆
式圧延機3においてリール1A,1B間を複数回往復通
板されて所定厚さまで冷間圧延される。
【0021】この際、前記可逆式圧延機3の下バックア
ップロール7は、そのロール本体10内のブロック体1
1a〜11eの環状通路13a〜13eに蒸気又は冷却
水通路15a〜15c及び16a〜16cを介して蒸気
又は冷却水が帯板2の状態に応じて選択的に供給され
て、ブロック体11a〜11eがそれぞれに加熱又は冷
却される。
【0022】即ち、環状通路13a〜13eに蒸気が供
給されたブロック体11a〜11eは熱膨張して当該部
位のロール本体10部分を半径方向に膨らませると共
に、逆に冷却水が供給されたブロック体11a〜11e
は収縮して当該部位のロール本体10部分を半径方向に
縮まるように変形しやすくするのである。
【0023】これにより、下バックアップロール7にお
けるロール表面の凹凸(ロールクラウン)が、帯板2の
形状や板厚,板幅及び圧延荷重等に応じて適正にコント
ロールされることになり、良好な形状の帯板2が圧延さ
れる。
【0024】そして、本実施例では、前記ブロック体1
1a〜11eはロール軸方向へ5分割されると共に、セ
ンタブロック体11cを中心に対称なブロック体同士、
11bと11d及び11aと11eが組になって加熱又
は冷却されるので、帯板2の端伸び,クォータ伸び及び
中伸びに対応してロールクラウンが制御される。
【0025】例えば、板厚0.3〜0.8mm程度,板
幅1500〜1800mm程度の薄物広幅材(冷間鋼や
冷間アルミニウム等)を圧延する場合はワークロールと
バックアップロールがたわむため、板の端部が中央部に
比べ薄目に圧延されるため、いわゆる耳波の形状となり
やすい。この場合はセンタブロック体11cを加熱し膨
張させ、外側のブロック体11a,11eを冷却,収縮
させると、下バックアップロール7の胴中央部が大きく
胴端部が細いロールクラウンの状態となり、板の中央部
がより強く圧延され、結果的に中央部と端部の厚さが均
一となり、耳波形状は修正され、平坦で良好な板形状と
なる。
【0026】[第2実施例]図5は本発明の第2実施例
を示す冷間圧延設備の概略構成図である。
【0027】図示のように、巻出機20から巻き出され
た帯板2を、複数スタンド(図示例では5スタンド)の
圧延機30a〜30eを列設してなるタンデム圧延機列
30により、順次冷間圧延して巻取機21に巻き取るよ
うに構成される。そして、前記複数スタンド圧延機30
a〜30eの内の最終スタンド圧延機30eの下バック
アップロール7が、形状検出手段5等の検出信号を入力
するコントローラ4により、前述した温度調節手段を介
して帯板形状等に応じてクラウン制御されている。
【0028】これによるも、前記最終スタンド圧延機3
0eの下バックアップロール7の内部が部分的に加熱又
は冷却されることになり、第1実施例と同様に、下バッ
クアップロール7におけるロール表面の凹凸(ロールク
ラウン)が、帯板2の形状や板厚,板幅及び圧延荷重等
に応じて適正にコントロールされることになり、良好な
形状の帯板2が圧延される。
【0029】[第3実施例]図6は本発明の第3実施例
を示す冷間圧延設備の概略構成図である。
【0030】図示のように、複数(図示例では二台)の
巻出機20a,20bから交互に巻き出された帯板2を
接続する溶接機23と、この接続した帯板2を蓄積する
ルーパ24と、このルーパ24から供給された帯板2を
複数スタンド(図示例では5スタンド)の圧延機30a
〜30eにより順次冷間圧延するタンデム圧延機列30
と、この冷間圧延された帯板2を切断する切断機25
と、この切断された帯板2を交互に巻き取る複数(図示
例では二台)の巻取機21a,21bとを備える。そし
て、前記複数スタンド圧延機30a〜30eの内の最終
スタンド圧延機30eの下バックアップロール7が、形
状検出手段5等の検出信号を入力するコントローラ4に
より、前述した温度調節手段を介して帯板形状等に応じ
てクラウン制御されている。
【0031】これによるも、前記最終スタンド圧延機3
0eの下バックアップロール7の内部が部分的に加熱又
は冷却されることになり、第1実施例と同様に、下バッ
クアップロール7におけるロール表面の凹凸(ロールク
ラウン)が、帯板2の形状や板厚,板幅及び圧延荷重等
に応じて適正にコントロールされることになり、良好な
形状の帯板2が圧延される。
【0032】[第4実施例]図7は本発明の第4実施例
を示す冷間圧延設備の概略構成図である。
【0033】図示のように、複数(図示例では二台)の
巻出機20a,20bから交互に巻き出された帯板2を
接続する溶接機23と、この接続した帯板2を蓄積する
ルーパ24aと、このルーパ24aから供給された帯板
2を酸洗する酸洗装置26と、この酸洗された帯板2を
トリミングするトリマ27と、このトリミングされた帯
板2を蓄積するルーパ24bと、このルーパ24aから
供給された帯板2を複数スタンド(図示例では5スタン
ド)の圧延機30a〜30eにより順次冷間圧延するタ
ンデム圧延機列30と、この冷間圧延された帯板2を切
断する切断機25と、この切断された帯板2を交互に巻
き取る複数(図示例では二台)の巻取機21a,21b
とを備える。そして、前記複数スタンド圧延機30a〜
30eの内の最終スタンド圧延機30eの上バックアッ
プロール7が、形状検出手段5等の検出信号を入力する
コントローラ4により、前述した温度調節手段を介して
帯板形状等に応じてクラウン制御されている。
【0034】これによるも、前記最終スタンド圧延機3
0eの上バックアップロール7の内部が部分的に加熱又
は冷却されることになり、第1実施例と同様に、上バッ
クアップロール7におけるロール表面の凹凸(ロールク
ラウン)が、帯板2の形状や板厚,板幅及び圧延荷重等
に応じて適正にコントロールされることになり、良好な
形状の帯板2が圧延される。
【0035】尚、上記各実施例では、上下一対のバック
アップロール7の内の何れか一方がクラウン制御される
ようになっているが、両方クラウン制御しても良い。ま
た、タンデム圧延機列30の場合、最終スタンド圧延機
30eのバックアップロール7のみがクラウン制御され
るようになっているが、その他のスタンドの圧延機30
a〜30dのバックアップロール7もクラウン制御して
も良い。要するに、タンデム圧延機列30の場合、最終
スタンド圧延機30eによる形状制御で帯板の形状が殆
ど決定されることから、少なくとも最終スタンド圧延機
30eのバックアップロール7をクラウン制御するのが
好ましいのである。
【0036】また、本発明は上記各実施例に限定され
ず、加熱手段として蒸気に代えてその他の熱媒を用いる
とか、ブロック体11a〜11eの内部にニクロム線を
埋設して電気加熱を行うとかしても良い。
【0037】また、本発明は上記冷間圧延設備の他、ホ
ットスキンパス,コールドスキンパス,リコイリングラ
イン,酸洗,メッキライン,焼鈍ライン等数多くの場所
で使用される調質圧延機のバックアップロールに適用し
ても良い。
【0038】更に、本発明はアルミニウムを中心に鉄
鋼,ステンレス,銅,各種合金用の熱間圧延設備におけ
る圧延機のバックアップロールに適用しても良い。
【0039】また、環状のブロック体は、ロール軸方向
に3分割,7分割(冷間ステンレス薄板や冷間アルミニ
ウム等の場合好適である)及び9分割等でも良く、奇数
分割であれば好適である。
【0040】また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
ブロック体の材質や通路構造を変更する等各種変更が可
能であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】請求項1及び請求項3〜請求項8の発明
によれば、ブロック体を選択的に加熱又は冷却すること
で、帯板の形状や板厚,板幅及び圧延荷重等に応じて圧
延機のロールクラウンを自由にコントロールでき、良好
な形状の帯板を圧延できる。
【0042】請求項2の発明によれば、帯板の端伸び,
クォータ伸び及び中伸びに対応して圧延機のロールクラ
ウンが制御され、板形状の精度向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す冷間圧延設備の概略
構成図である。
【図2】同じく可逆式圧延機のバックアップロールの断
面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】同じく図2のB−B断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す冷間圧延設備の概略
構成図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す冷間圧延設備の概略
構成図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す冷間圧延設備の概略
構成図である。
【符号の説明】
1A,1B リール 2 帯板 3 可逆式圧延機 7 バックアップロール 10 ロール本体 11a〜11e ブロック体 13a〜13e 環状通路 15a〜15c 蒸気通路 16a〜16c 冷却水通路 20 巻出機 21 巻取機 23 溶接機 24 ルーパ 25 切断機 26 酸洗装置 27 トリマ 30 タンデム圧延機列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21B 27/02 B21B 27/02 A 27/05 27/05 27/08 27/08 (72)発明者 吉川 雅司 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 松田 裕 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール内部にロールの材質より高熱膨張
    率の材質からなるブロック体をロール軸方向に複数分割
    して埋設したバックアップロールと、前記ブロック体を
    個別に加熱又は冷却する温度調節手段と、帯板の状態を
    検出する状態検出手段と、該状態検出手段からの信号に
    より前記温度調節手段を介して前記バックアップロール
    のクラウン制御を行う制御手段とを設けたことを特徴と
    する圧延機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ブロック体はロ
    ール軸方向へ奇数分割される共に、真中のブロック体を
    中心に対称なブロック体同士が組になって加熱又は冷却
    されることを特徴とする圧延機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の圧延機を、リー
    ル間で帯板を複数回往復通板させて所定厚さまで冷間圧
    延する可逆式圧延機に適用したことを特徴とする冷間圧
    延設備。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2の圧延機を、巻出
    機から巻き出された帯板を複数スタンドに亙って順次冷
    間圧延するタンデム圧延機列に適用したことを特徴とす
    る冷間圧延設備。
  5. 【請求項5】 複数の巻出機から交互に巻き出された帯
    板を接続する溶接機と、接続された帯板をルーパを経た
    後複数スタンドに亙って順次冷間圧延するタンデム圧延
    機列と、冷間圧延された帯板を切断する切断機と、切断
    された帯板を交互に巻き取る複数の巻取機を備えると共
    に、前記タンデム圧延機列に請求項1又は請求項2の圧
    延機を適用したことを特徴とする冷間圧延設備。
  6. 【請求項6】 複数の巻出機から交互に巻き出された帯
    板を接続する溶接機と、接続された帯板をルーパを経た
    後酸洗する酸洗装置と、酸洗された帯板をトリマ及びル
    ーパを経た後複数スタンドに亙って順次冷間圧延するタ
    ンデム圧延機列と、冷間圧延された帯板を切断する切断
    機と、切断された帯板を交互に巻き取る複数の巻取機を
    備えると共に、前記タンデム圧延機列に請求項1又は請
    求項2の圧延機を適用したことを特徴とする冷間圧延設
    備。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2の圧延機を調質圧
    延機に適用したことを特徴とする圧延設備。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2の圧延機を用いて
    鉄鋼,ステンレス,アルミニウム,銅,合金等を熱間圧
    延することを特徴とする熱間圧延設備。
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