JPH10192794A - 金属の選別回収装置 - Google Patents

金属の選別回収装置

Info

Publication number
JPH10192794A
JPH10192794A JP9002639A JP263997A JPH10192794A JP H10192794 A JPH10192794 A JP H10192794A JP 9002639 A JP9002639 A JP 9002639A JP 263997 A JP263997 A JP 263997A JP H10192794 A JPH10192794 A JP H10192794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductance
crushed
crushed pieces
measuring
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9002639A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Takeda
文夫 武田
Masakatsu Hayashi
政克 林
Tetsuo Miyamoto
哲郎 宮本
Yoshiyuki Takamura
義之 高村
Tsutomu Hasegawa
勉 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9002639A priority Critical patent/JPH10192794A/ja
Publication of JPH10192794A publication Critical patent/JPH10192794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金属の選別回収装置において、破砕片の中から
銅、真鍮、アルミニウムやステンレス等の有価非磁性金
属を材質別に確実に選別回収可能にする。 【解決手段】検出用コイル9の破砕片2によるインダク
タンス変化量をインダクタンス測定装置20で測定し、
また破砕片2の重量を重量検出装置4で測定し、さらに
画像センサで破砕片の形状と色を測定し、演算・制御装
置21において前記インダクタンス変化量と破砕片2の
重量と、形状と色とにより演算を行って破砕片2の材質
を識別し、その識別結果に基づいて、アルミニウムの回
収容器509、銅の回収容器510、真鍮の回収容器5
11、ステンレスの回収容器512、その他の回収容器
513へ材質毎に破砕片2を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属を含む廃棄物
から金属をさらに選別回収する金属の選別回収装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属、およびプラスチック等の非
金属が混在した廃棄物から、鉄、および鉄以外の銅やア
ルミニウム、ステンレス等比較的高価な有価非磁性金属
を選別回収する処理はかなり古くから行われているが、
とりわけ形状が小さく比較的均一な大きさの廃棄物につ
いては従来の選別回収装置で比較的効率良くその選別回
収が行なわれている。従来の一般的な選別回収装置にお
いて、鉄に対しては磁気選別機が用いられており、銅や
アルミニウムには回転ドラム式の渦電流選別機が用いら
れている。また、風力選別機や振動式選別機、さらに比
較的比重の大きな液体(重液)を使った比重選別機も一
般的に使われている。
【0003】また、比較的大きな形状の破砕片に対して
は人手による選別(以下、手選別という)が多く行われ
ている。例えば、特開昭57−81878号公報に記載
の金属廃棄物破砕処理設備のように、磁力選別機により
鉄を除いた後、風力選別機により非金属を除き、その後
非磁性金属の選別を主として手選別で(小物に限っては
回転式風力選別機を利用して)行う従来技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鉄を除いた後の非磁性
金属に関しては、例えば上述した渦電流選別機により銅
およびアルミニウムをまとめて選別するのは可能である
が、銅とアルミニウムとを分けるのには困難を伴なう。
また、上述した風力選別機や振動式選別機は10mm以
下の寸法の比較的小形状で均一な粒状の破砕片に対して
は比重差による分離効率が良いが、10〜200mm程
度の寸法の大きい破砕片については形状の影響により選
別が困難である。
【0005】また、水に鉄の微粉をコロイド状に拡散さ
せた液等からなる重液を用いた選別において、例えば比
重が3である重液を使えば、アルミニウムは浮き、銅は
沈むことで選別可能である。しかし、この方法では処理
量は大きく取れるが、その反面、装置が大規模になり高
価である。また、重液を使うため水処理設備が必要で設
備が大型になり、その上重液の比重管理も必要であり、
保守のための作業用員が不可欠である。さらに、缶やパ
イプ状の破砕片に対しては選別性能が低下する。従っ
て、液体を使用せずメンテナンスフリーに選別回収を行
なうことが望まれる。
【0006】特開昭57−81878号公報に記載の従
来技術では、比較的大きな形状の破砕片を選別回収する
ことが一つの狙いであるが、手選別に頼る部分が多いた
め、やむを得ず作業者を騒音、汚れ、危険といった劣悪
な環境においたり、長時間の単純作業に従事させること
になってしまう。また、廃棄物処理という観点からみる
と採算に合うレベルまで極力処理コストを低減すべきこ
とは当然であるのに対し、手選別に頼れば人件費等によ
って処理コストが高くなることは避けられず、コストの
低減が困難となる。このようなことから、人手によら
ず、自動的に選別回収を行えるようにすることが望まれ
る。
【0007】ここで、選別方法を考えるとまず、廃棄工
業製品は破砕機により破砕され、粒径が1mm以下の細か
い破砕片から大きな破砕片まで様々な粒径の破砕片が混
合している。そこで、粒径が1mm以下の細かいものの選
別は粒径も比較的揃っていることから風力選別等でも選
別できるが、大きな破砕片まで風力選別等で選別するた
めに破砕して粒径を細かく揃えることは破砕エネルギが
大きく、非効率的である。 従って、本発明の目的は、
比較的大きな破砕片の中から銅やアルミニウム、真鍮、
ステンレス等の有価非磁性金属を材質別に確実に選別回
収可能であり、しかも人手によらず、メンテナンスフリ
ーかつ低コストにその選別回収が行える金属の選別回収
装置およびその方法、並びにそのような金属の選別回収
装置を有する廃品処理システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、金属を含む
破砕片の材質を識別し回収する金属の選別回収装置にお
いて、この破砕片の重量を測定する重量測定手段と、前
記破砕片によるインダクタンス変化量を測定するインダ
クタンス測定手段と、破砕片の形状(寸法)を測定する
形状測定手段とを備え、これら重量とインダクタンス変
化量及び破砕片寸法を用いて破砕片の材質を識別しこの
識別結果に基づいて材質別に前記破砕片を回収する回収
手段とを備えることにより達成される。
【0009】更に、銅と真鍮の如くインダクタンスの変
化量が似ている金属が混入している場合は、インダクタ
ンスの変化に基づく識別を行った後、色の違いによって
識別することにより、代表的な非鉄金属を分別すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による金属の選別回収装置
の一実施例について、図1〜図15を参照しながら説明
する。
【0011】図1は、本実施例の破砕片の重量とインダ
クタンス変化量と破砕片形状と破砕片の色とを検出して
材質を識別する金属の選別回収装置を示す全体構成図で
ある。図1において、破砕機(記載せず)で破砕され、
さらに篩(記載せず)で粒径10mm以下を除かれた粒径
10mm〜の金属を含む破砕片2がまず、供給部のホッ
パ400に投入され、次にホッパ下部から振動フィーダ
401に落下し、振動フィーダ401で平面的に分散さ
れ搬送ガイド402で1列に整列され1個づつ間隔をあ
けて搬送装置1に送られる。ここで破砕片は1個づつが
順次各センサー部を通過するように破砕片同士の間隔は
最小間隔を確保できるように振動フィーダ401からの
破砕片の単位時間当たりの供給量を管理する。搬送装置
1は搬送装置用モータ11によって駆動され、搬送装置
用モータ11はドライバ12によって駆動され、さらに
ドライバ12はインターフェイス8を介して接続された
演算・制御装置21によって制御される。
【0012】また、搬送装置1には形状センサ450と
フォトセンサ18が設置されており、フォトセンサ18
による破砕片2の通過の検出信号で形状センサ450に
よって破砕片の形状を検出する。なお、ここで破砕片の
形状とは高さ(厚さ)、長さ、幅等である。また、破砕
片形状を精度良く検出する為に、照明装置404を設置
している。検出した破砕片の形状信号は信号処理回路
(2)451により形状データとして、インターフェイ
ス8を介して演算・制御装置21に記憶される。
【0013】次に、検出用コイル9と検出用コイル9の
前にはフォトセンサ18が設けられており、破砕片2が
フォトセンサ部を通過した時のフォトセンサ18の検出
信号をもとに検出用コイル9によりインダクタンス変化
を検出する。すなわち、検出用コイル9には予め周波数
fの電圧が印加されており、搬送装置1のベルト面には
交流磁界が形成されている。そこで、破砕片2がコイル
の検出部に無いときのインダクタンスを初期インダクタ
ンスとして検出しておき、次に、供給された破砕片2が
搬送装置1により搬送され、検出コイル9の検出部に達
すると、交流磁界内を通過する破砕片(導電材)には渦
電流が発生し、逆起電力が発生する。その結果、コイル
のインダクタンスは変化(減少)する。インダクタンス
の変化量はインダクタンスの初期値と破砕片が検出部を
通過しているときのインダクタンスとの差を示す。な
お、フォトセンサ18による破砕片2の通過検出信号は
インターフェイス8を介して接続された演算・制御装置
21に取り込まれ、測定したインダクタンスは同様にイ
ンターフェイス8を介して演算・制御装置21に取り込
まれる。
【0014】次に搬送装置1を通過した破砕片2はガイ
ド403を通過して重量検出装置4により重量を測定す
る。重量検出装置4は受け台31で破砕片2を案内する
と共に重量を支持する。
【0015】この重量検出装置4の構造の詳細を図2に
示す。図2において、受け台31にかかった破砕片2の
重量は支持部材32を介してロードセル33に伝達され
る。受け台31は破砕片2が減速せず摺動が可能なよう
に傾斜して支持部材32と接続されている。支持部材3
2は軸受34により軸方向にのみスライド可能なように
支持されており、摩擦抵抗が軽減されている。また、ロ
ードセル33からのリード線5は重量検出装置4の壁面
に設けた穴から引き出され、ストレインアンプ6(図1
参照)へ接続されており、このストレインアンプ6で重
量が検出される。
【0016】図1に戻り、ストレインアンプ6で検出さ
れた重量を示すアナログの電圧信号はA/D変換器7で
ディジタル信号に変換され、その後インターフェイス8
を介して演算・制御装置21に取り込まれ、破砕片2の
重量に換算され演算・制御装置21内の記憶回路に記憶
される。
【0017】次に、重量が測定された破砕片2はガイド
508を通過し、その間に演算・制御装置21によって
破砕片形状(寸法)に基づくインダクタンス変化と重量
との比から材質が識別され、回収装置501で回収され
る。回収装置501では、各材質毎に回収容器を設けて
おり、例えば、アルミニウムは509、ステンレスは5
12、その他(非金属等)は513に回収される。な
お、銅と真鍮は前記識別結果からは同じグループに識別
される為、次のガイド(2)550へ送られ次に画像セ
ンサ405で色を検出し、銅又は真鍮に識別され、銅と
識別された破砕片は回収容器510へ、真鍮は回収容器
511に回収する。ここでは、真鍮が混入された廃棄物
の分別のため色識別による銅・真鍮分別が必要である
が、真鍮が混入しない廃棄物の分別であれば、この色に
よる識別装置は必要ではない。
【0018】なお、各材質毎の回収容器の上部には破砕
片のガイドを兼ねたセパレータ502d〜502f、5
02hが設けられており、各セパレータ502d〜50
2f、502hは接続したアクチュエータ16の動作で
矢印504で示すように上下方向に開閉する。
【0019】ここで、セパレータの部分の詳細を図6に
示す。例えば、アルミニウムの回収容器のセパレータ5
02dの搬送方向の一端はその両側を軸受506で回転
支持されており、一方の軸505はアクチュエータ16
に接続されている。また、これらのアクチュエータ16
は図1に示すインターフェイス8を介して演算・制御装
置21に接続しており、破砕片の材質の識別した結果に
応じて、該当する回収容器509〜513の上部のセパ
レータ502d〜502f、502hを上方に開く。セパ
レータ502d〜502f、502hは通常、各回収容器
のストッパ507上に閉じており、その上を破砕片2は
摺動しガイドされる。
【0020】もし、破砕片がアルミニウムであると識別
されると、アルミニウムの回収容器509上部のセパレ
ータ502dの軸に接続したアクチュエータ16を動作
させてセパレータ502dを上方に開く。すると、そこ
へ摺動してきた破砕片はアルミニウムの回収容器509
に収納される。次に他の材質に識別されると、アルミニ
ウムのセパレータ502dを閉じ、該当する回収容器の
セパレータを同様に開く。なお、その他の回収容器51
3には、おもにプラスチック、ゴム等の非金属が回収さ
れるが、その他の非磁性金属の場合もある。
【0021】ここで、アルミニウム、ステンレス、その
他の材質についてはインダクタンス変化と破砕片重量の
比から識別可能であり、各々の回収容器(509、51
2、513)へ回収する。また、上記識別方法では同類
に識別される銅と真鍮については更に図1のガイド
(2)550上を摺動する間に画像センサ405により
破砕片の色を検出し、その結果から銅と真鍮とを識別
し、銅と識別した場合は銅の回収容器510のセパレー
タ502hを開にし、銅の回収容器510に収納する。
また、真鍮と識別した場合は真鍮の回収容器511に収
納する。なお、画像センサ405で破砕片の色を検出す
る時は正確に検出可能なように照明404を設けてい
る。
【0022】次に、インダクタンス測定装置20につい
て図4により説明する。図4に示す実施例では、搬送装
置1の搬送ベルト406近傍に検出用コイル9を配置
し、搬送装置1の搬送ベルト406によって破砕片2を
搬送している時にインダクタンスの測定を行う構造とし
ている。これを自己インダクタンス型(外部検知型)と
称する。インダクタンス測定装置20は、設定した周波
数の交流電圧を検出用コイル9に印加しており、検出用
コイル9の下部の搬送ベルト406の面には交流磁界が
形成されている。その交流磁界を破砕片2(導電材であ
る非磁性金属)が通過すると、破砕片には渦電流が発生
し、逆起電力が発生する。その結果、検出用コイル9の
インダクタンスは変化(減少)する。なおインダクタン
ス測定装置20は検出用コイル9のインダクタンス検出
回路23を備える。また、図示は省略したが、インダク
タンス測定装置20には測定したインダクタンスのデー
タを演算・制御装置21に送るための出力ポートも備え
ている。
【0023】次に、検出用コイルのインダクタンス測定
の方式についての他の実施例を図5に示す。図5は周波
数発振増幅回路22aを有する励磁用コイル9aを検出
用コイル9に対向するように設けておき、搬送装置1の
搬送ベルト406によって破砕片2を搬送している時に
励磁用コイル9aと検出用コイル9の間に生ずる相互誘
導作用を利用して相互インダクタンスを測定する。これ
を相互インダクタンス型と称する。すなわち、励磁用コ
イル9aに設定した周波数の交流電圧を印加することで
検出用コイル9との間に交流磁界が発生する。その結
果、検出用コイル9には電磁誘導現象により電圧が誘起
される。そこに破砕片(導電材)2が通過すると同様に
破砕片2には渦電流が発生し、逆起電力が発生する。そ
の結果、検出用コイル9の検出電圧が変動し、インダク
タンスも同様に変化する。従って、この検出用コイルの
インダクタンスをインダクタンス検出装置20で検出で
きる。
【0024】または、検出用コイル9の検出電圧の変
化、励磁用コイル9aを印加している電圧の位相と検出
コイルの検出電圧との位相差を検出してもインダクタン
ス変化と等価である。但し、図4と図5において、図1
と同等の部材には同じ符号を付してある。
【0025】上記のような図5に示した相互インダクタ
ンス型による測定によっても、図1の実施例による自己
インダクタンス型と同様の材質を識別する効果が得られ
る。次に、図3で破砕片2の色を測定する色検出装置に
ついて説明する。図3は図1で示すガイド(2)550
上を摺動する破砕片2を画像センサ405で測定し、色
を検出する方法を示す。画像センサ405はカラーで画
像を取り込み、破砕片2の色を正確に測定するために照
明404を配置している。画像センサ405では破砕片
の画面を取り込むことで、破砕片2の表面の色を検出で
きる。
【0026】これらの測定結果は、銅と真鍮のように単
位重量当たりの上記インダクタンス変化量からは判別困
難な材質同士について、さらに色による判別を行い、色
の判別結果から銅は回収容器510へ、真鍮は回収容器
511へ回収する。なお、色検出には単にカラーセンサ
(記載せず)を用いてもよい。
【0027】次に、本実施例による金属の選別回収装置
の各機器の電気的接続関係を図7のブロック線図により
説明する。図7に示すように、演算・制御装置21は演
算回路(CPU)24、記憶回路(RAM)25、記憶
回路(ROM)26とから構成されており、インターフ
ェイス8を介して各機器からの信号及びデータの入出力
が行われる。即ち、搬送装置用モータ11、選別用アク
チュエータ16は、それぞれドライバ12、ドライバ1
7を介して駆動される。また、検出用コイル9のインダ
クタンスはインダクタンス測定装置20により検出され
る。さらに、フォトセンサ18からの信号はアンプ
(2)19を介して取り込まれ、ロードセル33により
検出された破砕片2の重量データはアンプ6とA/D変
換器7を介して取り込まれる。また、画像センサ405
からの色の信号は信号処理回路409を介して取り込ま
れる。また、形状センサ450からの形状信号は同様に
信号処理回路(2)451を介して取り込まれる。
【0028】次に、図8に破砕片2の有無による検出用
コイル9のインダクタンスの変化を破砕片重量で割った
値を印加周波数に対して示す。図8において、横軸は印
加する電圧の周波数(印加周波数)f、縦軸は破砕片2
の有無の差によるインダクタンス変化量ΔLを重量Wで
除した値、即ち単位重量当たりのインダクタンス変化量
であり、この値を判別値αと表す。また、図中のA1〜
A3は印加周波数f2における各材質を判別するしきい
値を示しており、A1は印加周波数f2におけるアルミニ
ウムのしきい値を示し、A2は同様に銅・真鍮のしきい
値を示し,A3はステンレスのしきい値を示す。また,
A1’〜A3’は印加周波数f1における各材質を判別
するしきい値を示す。なお、この図の単位重量当りのイ
ンダクタンス変化量(判別値)はその絶対値を示してあ
る。
【0029】以上をまとめると、図8において、予め所
定の設定値A(例えばA1〜A3,A1’〜A3’)を
決めておき、未知の材質の破砕片2につき印加周波数
f1とf2 における単位重量当りのインダクタンス変化
量(判別値)を求め、そこで、上記設定値A1〜A3又
はA1’〜A3’と比較することによりその破砕片2の
材質がアルミニウムか銅・真鍮、ステンレス、その他
(非金属)かを識別することが可能となる。すなわち、
印加周波数f2での判別値が(ΔL/W)>A1ならばア
ルミニウム、A1≧(ΔL/W)>A2ならば銅または真
鍮、A2≧(ΔL/W)>A3ならばステンレス、A3≧
(ΔL/W)ならばその他と識別する。
【0030】但し、図8から明らかなように判別値(Δ
L/W)の周波数特性を見ると個々の材質に対するしき
い値が周波数の高い所では近く、周波数が低いところで
は離れている材質も有るので、これらの各材質に対する
しきい値の周波数特性を考慮して、各々の材質に対して
しきい値が離れている最適な周波数で識別すると識別精
度が向上する。
【0031】次に、図9と図10により、破砕片の材質
及び形状に対するインダクタンス変化の関係について説
明する。まず、図9は破砕片重量に対するインダクタン
ス変化を材質をパラメータにとって示す。破砕機で一様
に破砕された同様な形状の破砕片については、図9に示
すように破砕片の重量に対してインダクタンス変化はほ
ぼ比例しており、その比率は材質固有の値となっている
ため、単位重量に対するインダクタンス変化の値(判別
値とする)により材質を判別可能である。
【0032】次に、図10により、材質は同じで、幅が
一定で長さの異なる破砕片と、面積は一定で高さ(厚
さ)の異なる破砕片について、破砕片寸法に対するイン
ダクタンスの変化を示す。各々一定の範囲(長さLにつ
いてはLa,高さHについてはHa)では破砕片の長さ、高
さに対してインダクタンス変化はほぼ比例しているの
で、すなわち、体積に比例している。従って、重量に比
例するため図9に示す結果と同様に材質の判別は可能で
ある。しかし、極度に形状が異なる破砕片に対しては図
10に示すように例えば長さに対してはLaを高さに対
してはHaを越えるとインダクタンスの変化が破砕片形
状の増加すなわち体積の増加に対し比例関係が得られな
くなる。
【0033】従って、破砕片の重量に対する比例関係が
得られなくなる。そこで、精度良く識別する為には、破
砕片の形状(長さ、高さ等の寸法)を画像センサ405
または形状センサ450で検出し、その大きさ(寸法)
に応じて図10に示すようにインダクタンス変化の測定
値を測定した破砕片寸法(高さ、長狭、幅等)に対して
図中の一点鎖線で示すように長さLについてはLaまで
の実線で示す勾配に合せ、高さHについてはHaまでの
実線で示す勾配に合せるようにインダクタンス変化の値
を補正する必要が有る。
【0034】または、材質を判別するしきい値を破砕片
形状(寸法)に対応させて設定しても同様な効果があ
る。例えば、長さL、高さHの大きさに対応させてしき
い値を小さくする等。
【0035】次に、図11は破砕片形状のうち、高さを
専用のラインセンサ410により測定する方法を示す。
搬送装置1の搬送ベルト406の側面にラインセンサ4
10を配置し、ベルト面406から破砕片の上部までの
距離を高さhとして検出する。その際、ベルト面を明確
にするために上部をベルト面に合わせた平板412を設
けるとさらに効果的で有る。
【0036】図12は破砕片の高さを専用の高さセンサ
411で測定する方法を示す。搬送装置1のベルト面4
06を基準にして焦点を設定しておき、次に破砕片の上
部に焦点を合せ、両者の焦点深度の差から距離を計測す
る。また、この方法によって、搬送方向に破砕片2の高
さhを検出する時間を計測することで、ベルト速度と掛
け合わせることで破砕片2の長さLを検出することも可
能である。
【0037】図13は破砕片上部の搬送装置ベルト面4
06の幅方向にラインセンサ410を配置し、破砕片の
幅bを検出する例である。本実施例による金属の選別回
収装置の動作を図14のフローチャートにより説明す
る。動作をスタートすると、まず、ステップS101で
初期設定をする。回収装置のセパレータをすべて閉に
し、次にインダクタンスを測定する印加周波数を設定
し、その周波数でのコイルのインダクタンスの測定値を
初期値として演算制御装置21に記憶する。次にロード
セルの重量を測定し、同様に初期値として演算制御装置
に記憶する。次にステップS101において搬送装置1
をスタートさせ破砕片供給装置から破砕片の供給を行
う。
【0038】次に、ステップS102で停止するかどう
かの判別を行い、停止する場合はステップ103ヘ進ん
で搬送装置1をストップさせ、停止しない場合はステッ
プS104へ進む。ステップS104ではフォトセンサ
18による破砕片2の通過を検出し、破砕片2が送られ
るまで検出を繰り返す。破砕片2が通過したことを検出
したらステップS105で画像センサにより破砕片2の
形状を測定する。次にステップS106で形状の測定結
果から単位重量当たりのインダクタンス変化量から材質
を判別する際のしきい値を設定する。
【0039】次にステップS107でコイルの前に設け
たフォトセンサ18で破砕片の通過を検出し、破砕片が
送られるまで検出を繰り返す。破砕片が通過したことを
検出したらステップS108でコイルによりインダクタ
ンスを測定する。次にステップS109で同様に重量検
出装置4の前に設けたフォトセンサ18で破砕片の通過
を検出し、破砕片が送られるまで検出を繰り返す。破砕
片が通過したことを検出したらステップS110で重量
計測を行う。
【0040】続いて、これらの測定結果から演算・制御
装置21による演算と識別を行なう。ステップS111
では単位重量当たりのインダクタンス変化量(判別値)
を求める。
【0041】次に、ステップS112において例えば図
8に示すしきい値A1と判別値αとを比較しαがA1よ
り大きければ破砕片2がアルミニウムであると判断して
ステップS113に進み、アルミニウムの回収容器50
9に回収されるようセパレータ502dのアクチュエー
タ16を動作させセパレータ(1)502dを開にセッ
トする。
【0042】また、該当しない場合はステップS114
に進み、同様に図8に示すしきい値A2と判別値αとを
比較し、αがA2より大きければ破砕片2が銅・真鍮で
あると判断してステップS122に進み色を検出する。
更に、ステップS115に進み検出した色による材質判
別を行う。その結果、銅と判断した場合はスッテップS
116へ進み、銅の回収容器510に回収されるようセ
パレータ502hのアクチュエータ16を動作させセパ
レータ502hを開にセットする。もし、真鍮と判断し
た場合は真鍮の回収容器511に回収されるよう他の回
収容器のセパレータは全部閉としておくと最終位置の回
収容器511に回収される。
【0043】次に銅・真鍮と判断されない場合はステッ
プS118へ進み、しきい値A3と判別値αとを比較
し、 A3よりも大きければステンレスと判断してステ
ップ119へ進みステンレスの回収容器512に回収さ
れるようセパレータ502eのアクチュエータ16を動
作させセパレータ(2)502eを開にセットする。ス
テンレスについては例えばさらに低い周波数での判別値
αをしきい値A4と比較し、 A4より小さければステン
レスと判断してもよく、2種類の周波数で比較すると更
に高精度な判別が可能である。
【0044】次にステップS118において、破砕片2
が非金属やプラスチック等のその他と判断した場合はス
テップS117に進み、回収容器513のセパレータ5
02fを開にして破砕片2をその他の回収容器513に
回収する。
【0045】その後、ステップS120で回収装置50
1に設けた透過型のフォトセンサ514a,514bで回
収容器501のいずれかの回収容器へ破砕片2が回収さ
れたことを検出すると、ステップS121へ進み、動作
させたセパレータを閉にする。その後、ステップS10
2へ戻り、次の破砕片の判別を行う。以後、これらの動
作を繰り返す。
【0046】以上のような本実施例によれば、検出用コ
イル9の破砕片2によるインダクタンス変化量を測定
し、さらに破砕片の形状(寸法)を測定し、そのインダ
クタンス変化量と破砕片2の重量と破砕片の形状の測定
値を用いて破砕片2の材質を識別し、さらに破砕片の色
を測定した結果も含めた識別結果に基づいて材質毎に破
砕片2を回収するので、比較的大きな破砕片2の中から
銅、真鍮やアルミニウム、ステンレス等の有価非磁性金
属を材質別に確実に選別回収することができる。
【0047】また、その選別回収を自動的に行なうこと
が可能であり、従来のように液体を使用することもない
ため設備のコンパクト化も図れ、人手によらず、メンテ
ナンスフリーかつ低コストに選別回収を行なうことがで
きる。
【0048】次に、本発明の廃棄物処理システムの一実
施例について図15により説明する。ここでは、対象と
して自動車、家電品等の廃工業製品について説明する。
【0049】本実施例の廃棄物処理システムにおいて
は、ストックヤード200に廃工業製品が回収され、そ
こで保管された後、供給装置201によって処理ライン
へ供給される。
【0050】上記のうち、前処理206において、自動
車については冷却液、油等破砕に支障のある物を取り出
し、冷蔵庫やエアコン等についてはフロン等の冷媒を抜
き取り、テレビ等についてはガラス類(ブラウン管等)
を取り除き、また基板類を取り除く。
【0051】その後、破砕機209において200mm以
下ぐらいに破砕される。さらに、破砕後の破砕片から磁
気選別装置221により鉄を選別回収し、次に、鉄が除
かれた破砕片からは軽量物分別装置211により発泡ウ
レタン等の非金属軽量物が分別され、その後、篩い選別
装置212により10mm未満の寸法の細かい破砕片が
取り除かれ、10mm以上の寸法の破砕片が金属選別装
置220に送られる。
【0052】金属選別装置220においては、まず、破
砕片の形状(寸法)を検出し、次のインダクタンス変化
と重量の比である判別値と比較して材質を識別するため
の破砕片形状と材質に基づくしきい値を設定する。次に
インダクタンスと破砕片重量を検出し、インダクタンス
変化と重量の比で表す判別値と各材質を判別するしきい
値と比較し、破砕片の材質を識別する。また、銅・真鍮
についてはインダクタンス変化と重量による識別が困難
なため更に破砕片の色を検出し、色による識別を行い銅
と真鍮を識別する。
【0053】なお、ここに示す金属選別装置220は図
1から図15で説明した金属の選別回収装置と同様の構
成を有するものである。また、参考として磁気選別装置
221で除去されずに混入した鉄はインダクタンス変化
が他の非磁性金属と逆になることから、インダクタンス
変化と重量による識別に符号を考慮することで識別が可
能である。
【0054】上記本実施例のシステムによれば、様々な
形状の金属やプラスチック類等の非金属が混在する廃工
業製品から鉄、および銅やアルミニウム、真鍮、ステン
レス等の有価非磁性金属を高純度で効率的に選別回収す
ることが可能となり、かつ、人手によらず、メンテナン
スフリーかつ低コストに選別回収を行なうことが可能と
なる。そして、その後のリサイクルに有効に活用するこ
ともできる。
【0055】なお、本発明の廃棄物処理システムは廃工
業製品全般に適用可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明の金属の選別回収装置および方法
によれば、検出用コイルの破砕片によるインダクタンス
変化量を測定し、また、破砕片形状と色を測定し、その
インダクタンス変化量と破砕片の重量と破砕片形状、破
砕片の色を用いて破砕片の材質を識別し、その識別結果
に基づいて材質毎に破砕片を回収するので、比較的大き
な破砕片の中から銅やアルミニウム等の有価非鉄金属を
材質別に確実に選別回収することができる。また、その
選別回収を自動的に行なうことが可能であり、従来のよ
うに液体を使用することもないため設備のコンパクト化
も図れ、人手によらず、メンテナンスフリーかつ低コス
トに選別回収を行なうことができる。
【0057】また、本発明の廃棄物処理システムによれ
ば、様々な形状の金属やプラスチック類等の非金属が混
在する廃家電品、廃自動車等の工業製品から鉄、および
銅、真鍮やアルミニウム、ステンレス等の有価非磁性金
属を高純度で効率的に選別回収することができ、しかも
人手によらず、メンテナンスフリーかつ低コストに選別
回収を行なうことができる。そして、その後のリサイク
ルに有効に活用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による金属の選別回収装置を示
す全体構成図である。
【図2】図1の重量検出装置の構造の詳細を示す図であ
る。
【図3】図1の破砕片の色を測定する画像検出装置を示
す図である。
【図4】図1のインダクタンス測定装置について説明す
る図である。
【図5】本発明の他の実施例によるインダクタンス測定
の方式を示す図である。
【図6】図1の破砕片の回収装置の平面を示す図であ
る。
【図7】図1の金属の選別回収装置の各機器の電気的接
続関係を示すブロック線図である。
【図8】印加周波数に対する破砕片の有無による検出用
コイルの単位重量当たりのインダクタンスの変化を示す
図である。
【図9】破砕片重量に対するインダクタンスの変化を示
す図である。
【図10】破砕片形状に対するインダクタンスの変化を
示す図である。
【図11】本発明の他の実施例によるラインセンサによ
る破砕片の高さ測定の方式を示す図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例による破砕片の高
さ及び長さ測定の方式を示す図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例による破砕片の幅
測定の方式を示す図である。
【図14】図1の金属の選別回収装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の一実施例による廃棄物処理システム
を示す図である。
【符号の説明】
1……搬送装置、2……破砕片、4……重量検出装置、
6……ストレインアンプ、7……A/D変換器、8……
インターフェイス、9……検出用コイル、9a……励磁
用コイル、11……搬送装置用モータ、12……ドライ
バ、16……選別用アクチュエータ、17……ドライ
バ、18……フォトセンサ、19……アンプ、20……
インダクタンス測定装置、21……演算・制御装置、2
4……演算回路(CPU)、25……記憶回路(RA
M)、26……記憶回路(ROM)、31……受け台、
32……支持部材、33……ロードセル、34……軸
受、200……ストックヤード、201……供給装置、
206……前処理、209……破砕機、211……軽量
物分別装置、212……篩い選別装置、220……金属
選別装置、221……磁気選別機、400……ホッパ、
401……振動フィーダ、402……搬送ガイド、40
4……照明、405……画像センサ、406……搬送ベ
ルト、409……信号処理回路、410……ラインセン
サ、411……高さセンサ、450……形状センサ、4
51……信号処理回路(2)、502d……アルミニウ
ム回収セパレータ、502e……ステンレス回収セパレ
ータ、502f……その他回収セパレータ、502h……
銅回収セパレータ、505……軸、506……軸受、5
07……ストッパ、508……ガイド、509……アル
ミニウム回収容器、510……銅回収容器、511……
真鍮回収容器、512……ステンレス回収容器、513
……その他回収容器、514a……透過型フォトセン
サ、514b……透過型フォトセンサ、550……ガイ
ド(2)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 11/02 G01J 3/46 Z G01J 3/46 G01N 5/00 Z G01N 5/00 27/72 27/72 B09B 5/00 ZABC (72)発明者 高村 義之 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 長谷川 勉 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所機電事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属を含む破砕片の材質を識別し回収する
    金属の選別回収装置において、この破砕片の重量を測定
    する重量測定手段と、前記破砕片によるインダクタンス
    変化量を測定するインダクタンス測定手段と、破砕片の
    形状(寸法)を測定する形状測定手段とを備え、これら
    重量とインダクタンス変化量及び破砕片寸法を用いて破
    砕片の材質を識別しこの識別結果に基づいて材質別に前
    記破砕片を回収する回収手段とを備えた金属の選別回収
    装置。
  2. 【請求項2】金属を含む破砕片の材質を識別し回収する
    金属の選別回収装置において、この破砕片の重量を測定
    する重量測定手段と、前記破砕片によるインダクタンス
    変化量を測定するインダクタンス測定装置と、これら重
    量とインダクタンス変化量を用いて破砕片の材質を識別
    する識別手段と、破砕片の色を測定する色測定手段と、
    前記識別手段の出力及び色測定手段の出力に基づいて材
    質別に前記破砕片を回収する回収手段とを備えた金属の
    選別回収装置。
  3. 【請求項3】金属を含む破砕片の材質を識別し回収する
    金属の選別回収装置において、この破砕片の重量を測定
    する重量測定手段と、前記破砕片によるインダクタンス
    変化量を測定するインダクタンス測定装置と破砕片の形
    状(寸法)を測定する形状測定手段と、破砕片の色を測
    定する色測定手段と、これら重量、インダクタンス変化
    量、破砕片寸法及び色測定手段の出力を用いて破砕片の
    材質を識別し、この識別結果に基づいて材質別に前記破
    砕片を回収する回収手段とを備えた金属の選別回収装
    置。
JP9002639A 1997-01-10 1997-01-10 金属の選別回収装置 Pending JPH10192794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9002639A JPH10192794A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 金属の選別回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9002639A JPH10192794A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 金属の選別回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192794A true JPH10192794A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11534956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9002639A Pending JPH10192794A (ja) 1997-01-10 1997-01-10 金属の選別回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192794A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378385B1 (ko) * 1999-06-30 2003-03-29 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 폐기물처리방법 및 장치
JP2009262009A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 非磁性金属の識別方法及び識別回収装置
JP2010172799A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 非磁性金属の識別方法
JP2010214279A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Jfe Kankyo Corp 廃棄物の選別装置及び選別方法
CN104438117A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 常州艾尔麦克传动机械有限公司 自检式称重分选装置
JP2016118475A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 識別装置及び識別方法
JP2016209812A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 ハリタ金属株式会社 金属廃材から有価物を選別する選別装置
CN106914468A (zh) * 2015-12-24 2017-07-04 北京三态环境科技有限公司 垃圾分选一体机参数反馈自动调控装置及方法
JP2019069445A (ja) * 2019-01-24 2019-05-09 ハリタ金属株式会社 金属廃材から有価物を選別する選別方法
KR20190096666A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 광주과학기술원 레이저 유도붕괴 분광분석을 이용한 금속 분류 시스템 및 그것의 동작 방법
WO2021140788A1 (ja) * 2020-01-08 2021-07-15 株式会社日立ハイテク 検体搬送装置、検体分析システム、および検体前処理システム、並びに検体の搬送方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100378385B1 (ko) * 1999-06-30 2003-03-29 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 폐기물처리방법 및 장치
JP2009262009A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 非磁性金属の識別方法及び識別回収装置
JP2010172799A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 非磁性金属の識別方法
JP2010214279A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Jfe Kankyo Corp 廃棄物の選別装置及び選別方法
CN104438117A (zh) * 2014-11-14 2015-03-25 常州艾尔麦克传动机械有限公司 自检式称重分选装置
JP2016118475A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 国立研究開発法人産業技術総合研究所 識別装置及び識別方法
JP2016209812A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 ハリタ金属株式会社 金属廃材から有価物を選別する選別装置
CN106914468A (zh) * 2015-12-24 2017-07-04 北京三态环境科技有限公司 垃圾分选一体机参数反馈自动调控装置及方法
KR20190096666A (ko) * 2018-02-09 2019-08-20 광주과학기술원 레이저 유도붕괴 분광분석을 이용한 금속 분류 시스템 및 그것의 동작 방법
JP2019069445A (ja) * 2019-01-24 2019-05-09 ハリタ金属株式会社 金属廃材から有価物を選別する選別方法
WO2021140788A1 (ja) * 2020-01-08 2021-07-15 株式会社日立ハイテク 検体搬送装置、検体分析システム、および検体前処理システム、並びに検体の搬送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3293310B2 (ja) 金属の選別回収方法とその装置
US5413222A (en) Method for separating a particular metal fraction from a stream of materials containing various metals
JP5311376B2 (ja) 非磁性金属の識別方法
JPH10192794A (ja) 金属の選別回収装置
Mesina et al. Automatic sorting of scrap metals with a combined electromagnetic and dual energy X-ray transmission sensor
CA2291982A1 (en) Method and apparatus for classifying and recovering the main components of used batteries
US20110017644A1 (en) Method and System for Separating and Recovering Like-Type Materials from an Electronic Waste System
RU2753152C1 (ru) Автоматическая система сортировки отходов авиационного алюминия на основе технологии лазерно-искровой эмиссионной спектроскопии
JP2011525144A (ja) 処理したリサイクル材料から金属を回収する方法およびシステム
MX2010010842A (es) Sistema y metodo para clasificar materiales diferentes utilizando un sensor dinamico.
CN105142806A (zh) 加工采出物料
Zhang et al. Separation mechanisms and criteria of a rotating eddy-current separator operation
Mesina et al. Improvements in separation of non-ferrous scrap metals using an electromagnetic sensor
JP2002210417A (ja) 金属の選別回収システム及びその方法
Williams et al. Classification of batteries in waste streams using magnetic induction spectroscopy
JP2013136019A (ja) アルミ合金判別方法と判別装置および選別設備
JP3180006B2 (ja) 金属の選別回収装置および方法、並びに廃棄物処理システム
JP3728581B2 (ja) 金属の選別回収装置および方法
JPH11147076A (ja) 金属の選別回収装置
Williams et al. A review of the classification of non-ferrous metals using magnetic induction for recycling
Kercher et al. Scrap processing by eddy current separation techniques
JP2000042500A (ja) 金属の選別回収装置
Kolacz New high definition X-ray sorting system based on X-MINE detection technology
Fenercioglu et al. Performance determination of novel design eddy current separator for recycling of non-ferrous metal particles
JPH07260665A (ja) 非鉄金属分離装置