JPH10192410A - 医療用ガイドワイヤー - Google Patents
医療用ガイドワイヤーInfo
- Publication number
- JPH10192410A JPH10192410A JP9013161A JP1316197A JPH10192410A JP H10192410 A JPH10192410 A JP H10192410A JP 9013161 A JP9013161 A JP 9013161A JP 1316197 A JP1316197 A JP 1316197A JP H10192410 A JPH10192410 A JP H10192410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide wire
- balloon
- medical
- medical guidewire
- distal end
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 医療用ガイドワイヤーを可撓性及び復元性が
ある極細径とすることができるので、患者に苦痛を与え
ることなく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容
易に届かせることができ、しかも、このガイドワイヤー
内を通して薬液や造影剤等を患部へと送ることができる
と共に、気体又は液体をパイプ内を通して送ることでバ
ルーンも容易に膨らませることができる医療用ガイドワ
イヤーを提供する。 【解決手段】 医療用ガイドワイヤーを、Ni−Ti系
弾性合金でパイプ状に形成した。
ある極細径とすることができるので、患者に苦痛を与え
ることなく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容
易に届かせることができ、しかも、このガイドワイヤー
内を通して薬液や造影剤等を患部へと送ることができる
と共に、気体又は液体をパイプ内を通して送ることでバ
ルーンも容易に膨らませることができる医療用ガイドワ
イヤーを提供する。 【解決手段】 医療用ガイドワイヤーを、Ni−Ti系
弾性合金でパイプ状に形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、経皮的にカテー
テルを血管内に挿入する際に使用される医療用ガイドワ
イヤーに係り、特に、血管の狭窄部位をバルーンを用い
て拡張させるのに好適な医療用ガイドワイヤーに関す
る。
テルを血管内に挿入する際に使用される医療用ガイドワ
イヤーに係り、特に、血管の狭窄部位をバルーンを用い
て拡張させるのに好適な医療用ガイドワイヤーに関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】従来から、可撓性があるガイド
ワイヤーを体腔内に挿入し、体外のワイヤーの他端を持
って操作することで、体腔内の深い位置にある患部、例
えば、血管、気管、食道、消化器官、大腸、直腸または
尿道等の腫瘍や静脈瘤等の治療や診断用の薬液を投与す
ることが行われている。
ワイヤーを体腔内に挿入し、体外のワイヤーの他端を持
って操作することで、体腔内の深い位置にある患部、例
えば、血管、気管、食道、消化器官、大腸、直腸または
尿道等の腫瘍や静脈瘤等の治療や診断用の薬液を投与す
ることが行われている。
【0003】また、近年では、血管の狭窄部位を拡張す
る目的から、PTCA(経皮経管冠動脈形成術)カテー
テルを用いた治療法が行われている。このPTCAカテ
ーテルは、カテーテルの先端部にバルーンを設けたもの
で、血管内にカテーテルを挿入し、バルーンを血管の狭
窄部位に位置させた上で、バルーンを膨らませることに
より、狭窄部位を拡張するものである。
る目的から、PTCA(経皮経管冠動脈形成術)カテー
テルを用いた治療法が行われている。このPTCAカテ
ーテルは、カテーテルの先端部にバルーンを設けたもの
で、血管内にカテーテルを挿入し、バルーンを血管の狭
窄部位に位置させた上で、バルーンを膨らませることに
より、狭窄部位を拡張するものである。
【0004】ところで、このような従来のガイドワイヤ
ーは、高張力ステンレス鋼線または超弾性合金線等の可
撓性がある線材で形成されているため、重量が嵩み、こ
のため、細い血管内の誘導荷、即ち、ガイドワイヤー先
端部に伝達される人為的な加重が嵩み、血管壁を損傷さ
せ易く、また、薬液や造影剤等を患部まで送液する場合
には、このガイドワイヤーの外周に高分子樹脂で形成さ
れたチューブを被覆し、このチューブとガイドワイヤー
との間に薬液や造影剤等を流して送らなければならない
ため、カテーテルの外径が太くなり、患部がある細い血
管までカテーテルを届かせることが難しくなると共に、
このような太径化したカテーテルにバルーンを装着した
場合には、患者に対して苦痛を強いることになる、とい
う問題を有していた。
ーは、高張力ステンレス鋼線または超弾性合金線等の可
撓性がある線材で形成されているため、重量が嵩み、こ
のため、細い血管内の誘導荷、即ち、ガイドワイヤー先
端部に伝達される人為的な加重が嵩み、血管壁を損傷さ
せ易く、また、薬液や造影剤等を患部まで送液する場合
には、このガイドワイヤーの外周に高分子樹脂で形成さ
れたチューブを被覆し、このチューブとガイドワイヤー
との間に薬液や造影剤等を流して送らなければならない
ため、カテーテルの外径が太くなり、患部がある細い血
管までカテーテルを届かせることが難しくなると共に、
このような太径化したカテーテルにバルーンを装着した
場合には、患者に対して苦痛を強いることになる、とい
う問題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、医療用ガイド
ワイヤーをNi−Ti系弾性合金でパイプ状に形成する
ことで、該ガイドワイヤーを可撓性及び復元性がある極
細径とすることができ、その結果、患者に苦痛を与える
ことなく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容易
に届かせることができ、しかも、このガイドワイヤーは
パイプ状に形成されているため、ガイドワイヤーの外周
に高分子樹脂チューブを被覆することなく、薬液や造影
剤等を患部へと送ることができると共に、気体又は液体
をパイプ内を通して送ることでバルーンも容易に膨らま
せることができる医療用ガイドワイヤーを提供しようと
するものである。
ものであって、その目的とするところは、医療用ガイド
ワイヤーをNi−Ti系弾性合金でパイプ状に形成する
ことで、該ガイドワイヤーを可撓性及び復元性がある極
細径とすることができ、その結果、患者に苦痛を与える
ことなく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容易
に届かせることができ、しかも、このガイドワイヤーは
パイプ状に形成されているため、ガイドワイヤーの外周
に高分子樹脂チューブを被覆することなく、薬液や造影
剤等を患部へと送ることができると共に、気体又は液体
をパイプ内を通して送ることでバルーンも容易に膨らま
せることができる医療用ガイドワイヤーを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る医療用ガイドワイヤーにあっては、
Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成したことを特徴
とするものである。
め、この発明に係る医療用ガイドワイヤーにあっては、
Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成したことを特徴
とするものである。
【0007】また、この発明にあっては、上記目的を達
成する他の手段として、Ni−Ti系弾性合金でパイプ
状に形成されたガイドワイヤー本体の先端部を、先端に
向かうほど細径に形成したことを特徴とするものであ
る。
成する他の手段として、Ni−Ti系弾性合金でパイプ
状に形成されたガイドワイヤー本体の先端部を、先端に
向かうほど細径に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0008】さらに、この発明にあっては、上記目的を
達成するさらに他の手段として、Ni−Ti系弾性合金
でパイプ状に形成されたガイドワイヤー本体の先端部
に、同種合金または異種合金或は高分子樹脂で形成され
た管状体または線状体を接続したことを特徴とするもの
である。
達成するさらに他の手段として、Ni−Ti系弾性合金
でパイプ状に形成されたガイドワイヤー本体の先端部
に、同種合金または異種合金或は高分子樹脂で形成され
た管状体または線状体を接続したことを特徴とするもの
である。
【0009】この発明において、上記ガイドワイヤー本
体の表面は、親水性高分子化合物或はこの親水性高分子
化合物誘導体でコーティングするのが望ましい。
体の表面は、親水性高分子化合物或はこの親水性高分子
化合物誘導体でコーティングするのが望ましい。
【0010】また、この発明において、上記管状体は、
先端に向かうほど細径に形成し、さらには、高分子樹脂
で被覆するのが望ましい。
先端に向かうほど細径に形成し、さらには、高分子樹脂
で被覆するのが望ましい。
【0011】さらに、この発明にあっては、上記ガイド
ワイヤー本体または管状体に拡張用バルーンを接続する
ことができる。
ワイヤー本体または管状体に拡張用バルーンを接続する
ことができる。
【0012】そして、上記ガイドワイヤー本体または管
状体或は拡張用バルーンの表面には、X線不透過性金属
を付着することで、ガイドワイヤー本体または管状体或
は拡張用バルーンの体内位置を容易に確認することがで
きるように構成するのが望ましい。
状体或は拡張用バルーンの表面には、X線不透過性金属
を付着することで、ガイドワイヤー本体または管状体或
は拡張用バルーンの体内位置を容易に確認することがで
きるように構成するのが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施の一形態例を詳細に説明する。
明の実施の一形態例を詳細に説明する。
【0014】図1乃至図4に示すように、この形態例に
係る医療用ガイドワイヤー1は、Ni−Ti系弾性合金
でパイプ状に形成された長尺のガイドワイヤー本体2
と、このガイドワイヤー本体2の先端部に向かって細径
化された細径部3と、この細径部3に開設され上記ガイ
ドワイヤー本体2の中空部4と連通する空孔5と、上記
細径部3に装着されるバルーン6と、から構成されてい
る。
係る医療用ガイドワイヤー1は、Ni−Ti系弾性合金
でパイプ状に形成された長尺のガイドワイヤー本体2
と、このガイドワイヤー本体2の先端部に向かって細径
化された細径部3と、この細径部3に開設され上記ガイ
ドワイヤー本体2の中空部4と連通する空孔5と、上記
細径部3に装着されるバルーン6と、から構成されてい
る。
【0015】このガイドワイヤー本体2は、例えば、ニ
ッケルが54〜57重量%に対してチタンが43〜46
重量%が混合されて形成されているので、重量を従来の
線状ガイドワイヤーよりも30〜50%軽量化すること
ができると共に、可撓性及び復元性に富み、さらには、
容易に極細径化させることができる。
ッケルが54〜57重量%に対してチタンが43〜46
重量%が混合されて形成されているので、重量を従来の
線状ガイドワイヤーよりも30〜50%軽量化すること
ができると共に、可撓性及び復元性に富み、さらには、
容易に極細径化させることができる。
【0016】この軽量化により、細い血管内の誘導荷、
即ち、ガイドワイヤー先端部に伝達される人為的な加重
を軽減することができるので、血管壁が損傷するのを有
効に防止することができる。一般に、この種のガイドワ
イヤーは、カテーテルを目的とする位置まで誘導するた
めに用いられる医療器具であるが、カテーテル特性を本
発明に係るガイドワイヤーは有しているので、別途カテ
ーテルを用意する必要がなくなり、患者に対する苦痛を
大幅に軽減することができる。
即ち、ガイドワイヤー先端部に伝達される人為的な加重
を軽減することができるので、血管壁が損傷するのを有
効に防止することができる。一般に、この種のガイドワ
イヤーは、カテーテルを目的とする位置まで誘導するた
めに用いられる医療器具であるが、カテーテル特性を本
発明に係るガイドワイヤーは有しているので、別途カテ
ーテルを用意する必要がなくなり、患者に対する苦痛を
大幅に軽減することができる。
【0017】また、ガイドワイヤー本体2をパイプ状に
形成したことで、上記中空部4を通して薬剤や造影剤等
を患部まで送液することができると共に、該中空部4を
利用してエアーを送ることができるので、従来のカテー
テルのように、ガイドワイヤーの外周にチューブを被覆
してエアー流路を形成することなく、エアーを上記中空
部4から細径部3に開設された空孔5を通してバルーン
6へと送ることができるため、該バルーン6を目的位置
で簡単に膨らませることができる。
形成したことで、上記中空部4を通して薬剤や造影剤等
を患部まで送液することができると共に、該中空部4を
利用してエアーを送ることができるので、従来のカテー
テルのように、ガイドワイヤーの外周にチューブを被覆
してエアー流路を形成することなく、エアーを上記中空
部4から細径部3に開設された空孔5を通してバルーン
6へと送ることができるため、該バルーン6を目的位置
で簡単に膨らませることができる。
【0018】細径部3の基部と先端中途部にはバンド
7,8が巻装されており、上記バンド7,8間に上記バ
ルーン6が軸方向に移動しない状態で装着されている。
尚、この細径部3は、この形態例では、ガイドワイヤー
本体2と同じNi−Ti系弾性合金で形成されている
が、これに代えて、該細径部を高張力ステンレス鋼材で
パイプ状に形成して構成することで硬化性を付与するこ
とができるが、この場合には、細径部の表面を高分子樹
脂で被覆して柔軟性を付与することで血管壁等の損傷を
防止するように構成するのが望ましい。
7,8が巻装されており、上記バンド7,8間に上記バ
ルーン6が軸方向に移動しない状態で装着されている。
尚、この細径部3は、この形態例では、ガイドワイヤー
本体2と同じNi−Ti系弾性合金で形成されている
が、これに代えて、該細径部を高張力ステンレス鋼材で
パイプ状に形成して構成することで硬化性を付与するこ
とができるが、この場合には、細径部の表面を高分子樹
脂で被覆して柔軟性を付与することで血管壁等の損傷を
防止するように構成するのが望ましい。
【0019】また、上記バルーン6には、金マーカ9が
固着されており、さらには、先端が丸く形成された細径
部3の先端部外周には、金または白金マーカ10が固着
されており、これら各マーカー9,10はX線を透過性
しない金属であるので、ガイドワイヤー本体2または拡
張用バルーン6の体内位置をX線撮影により容易に確認
することができる。
固着されており、さらには、先端が丸く形成された細径
部3の先端部外周には、金または白金マーカ10が固着
されており、これら各マーカー9,10はX線を透過性
しない金属であるので、ガイドワイヤー本体2または拡
張用バルーン6の体内位置をX線撮影により容易に確認
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る医
療用ガイドワイヤーによれば、医療用ガイドワイヤーを
Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成されているの
で、このガイドワイヤーを可撓性及び復元性がある極細
径とすることができ、その結果、患者に苦痛を与えるこ
となく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容易に
届かせることができ、しかも、このガイドワイヤーはパ
イプ状に形成されているため、ガイドワイヤーの外周に
高分子樹脂チューブを被覆することなく、薬液や造影剤
等を患部へと送ることができると共に、気体または液体
をパイプ内を通して送ることでバルーンも容易に膨らま
せることができる、という幾多の優れた効果が得られ
る。
療用ガイドワイヤーによれば、医療用ガイドワイヤーを
Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成されているの
で、このガイドワイヤーを可撓性及び復元性がある極細
径とすることができ、その結果、患者に苦痛を与えるこ
となく細い血管内でもガイドワイヤーの先端部を容易に
届かせることができ、しかも、このガイドワイヤーはパ
イプ状に形成されているため、ガイドワイヤーの外周に
高分子樹脂チューブを被覆することなく、薬液や造影剤
等を患部へと送ることができると共に、気体または液体
をパイプ内を通して送ることでバルーンも容易に膨らま
せることができる、という幾多の優れた効果が得られ
る。
【図1】本発明の実施の一形態例に係る医療用ガイドワ
イヤーの要部断面図である。
イヤーの要部断面図である。
1 医療用ガイドワイヤー 2 ガイドワイヤー本体 3 細径部 4 中空部 6 バルーン 9,10 マーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術とその課題】従来から、可撓性があるガイド
ワイヤーを体腔内に挿入し、体外のワイヤーの他端を持
って操作することで、適切なカテーテルを誘導し、体腔
内の深い位置にある患部、例えば、血管、気管、食道、
消化器官、大腸、直腸または尿道等の腫瘍や静脈瘤等の
治療や診断用の薬液を投与することが行われている。
ワイヤーを体腔内に挿入し、体外のワイヤーの他端を持
って操作することで、適切なカテーテルを誘導し、体腔
内の深い位置にある患部、例えば、血管、気管、食道、
消化器官、大腸、直腸または尿道等の腫瘍や静脈瘤等の
治療や診断用の薬液を投与することが行われている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】ところで、このような従来のガイドワイヤ
ーは、高張力ステンレス鋼線または弾性合金線等の可撓
性がある線材で形成されているため、重量が嵩み、この
ため、細い血管内の誘導荷、即ち、ガイドワイヤー先端
部に伝達される人為的な加重が嵩み、血管壁を損傷させ
易く、また、薬液や造影剤等を患部まで送液する場合に
は、このガイドワイヤーの外周に高分子樹脂で形成され
たチューブを被覆し、このチューブとガイドワイヤーと
の間に薬液や造影剤等を流して送らなければならないた
め、カテーテルの外径が太くなり、患部がある細い血管
までカテーテルを届かせることが難しくなると共に、こ
のような太径化したカテーテルにバルーンを装着した場
合には、患者に対して苦痛を強いることになる、という
問題を有していた。
ーは、高張力ステンレス鋼線または弾性合金線等の可撓
性がある線材で形成されているため、重量が嵩み、この
ため、細い血管内の誘導荷、即ち、ガイドワイヤー先端
部に伝達される人為的な加重が嵩み、血管壁を損傷させ
易く、また、薬液や造影剤等を患部まで送液する場合に
は、このガイドワイヤーの外周に高分子樹脂で形成され
たチューブを被覆し、このチューブとガイドワイヤーと
の間に薬液や造影剤等を流して送らなければならないた
め、カテーテルの外径が太くなり、患部がある細い血管
までカテーテルを届かせることが難しくなると共に、こ
のような太径化したカテーテルにバルーンを装着した場
合には、患者に対して苦痛を強いることになる、という
問題を有していた。
Claims (8)
- 【請求項1】 Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成
されてなる医療用ガイドワイヤー。 - 【請求項2】 Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成
されたガイドワイヤー本体の先端部を、先端に向かうほ
ど細径に形成したことを特徴とする医療用ガイドワイヤ
ー。 - 【請求項3】 Ni−Ti系弾性合金でパイプ状に形成
されたガイドワイヤー本体の先端部に、同種合金または
異種合金或は高分子樹脂で形成された管状体または線状
体を接続したことを特徴とする医療用ガイドワイヤー。 - 【請求項4】 前記ガイドワイヤー本体の表面は、親水
性高分子化合物或はこの親水性高分子化合物誘導体でコ
ーティングされていることを特徴とする請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の医療用ガイドワイヤー。 - 【請求項5】 前記管状体は、先端に向かうほど細径に
形成されていること特徴とする請求項3に記載の医療用
ガイドワイヤー。 - 【請求項6】 前記管状体は、高分子樹脂で被覆されて
いることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか
に記載の医療用ガイドワイヤー。 - 【請求項7】 前記ガイドワイヤー本体または管状体に
は、拡張用バルーンが接続されていることを特徴とする
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の医療用ガイド
ワイヤー。 - 【請求項8】 前記ガイドワイヤー本体または管状体或
は拡張用バルーンの表面には、X線不透過性金属が付着
されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
ずれかに記載の医療用ガイドワイヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013161A JPH10192410A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 医療用ガイドワイヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013161A JPH10192410A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 医療用ガイドワイヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192410A true JPH10192410A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11825458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9013161A Pending JPH10192410A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 医療用ガイドワイヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10192410A (ja) |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP9013161A patent/JPH10192410A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060904 |