JPH10192194A - 電気掃除機の騒音低減用カバー - Google Patents

電気掃除機の騒音低減用カバー

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JPH10192194A
JPH10192194A JP9006803A JP680397A JPH10192194A JP H10192194 A JPH10192194 A JP H10192194A JP 9006803 A JP9006803 A JP 9006803A JP 680397 A JP680397 A JP 680397A JP H10192194 A JPH10192194 A JP H10192194A
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JP
Japan
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vacuum cleaner
cover
main body
noise reduction
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP9006803A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Namura
佳哉 名村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAMURA DENKI KOGYO KK
Original Assignee
NAMURA DENKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存の電気掃除機は、騒音が大きいため使用が
はばかられ、またこれに対処するためには、電気掃除機
自体を騒音対策が施されたものに買い換えなくてはなら
ず、出費が嵩むと共に、現在使用中の電気掃除機が無駄
になるという問題点を改善する。また、従来の電気掃除
機では、注意して使用しないと、本体や周囲の家具など
に傷をつけ易いという点の改善を課題とする。 【解決手段】布、フェルト、不織布、化学繊維、皮革、
合成皮革などの素材で、電気掃除機の本体10を覆える
ように底面開放袋状のカバー1を形成した。そして、そ
の前面の吸込口に対応する箇所を逆U字形に切除して切
欠部2を形成すると共に、背面の排気口10bに対応す
る箇所を上向きコ字形に切り、開口部3とこの開口部3
を開閉するフラップ状の蓋部4を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の本体
に被せて使用する騒音低減用のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機の騒音を低減するに
は、内部に吸音材を貼着したり、排気通路を工夫するこ
となど、電気掃除機自体の内部構造を変更するか、ある
いは実公昭63−21226号公報に示されるように外
部に消音器として作用する別部品を取り付けるというこ
とが行われていた。
【0003】上記実公昭63−21226号公報に示さ
れたものは、図3に示すように排気口12aを設けた付
属品の収納ケース12を、後部下側に排気口11aを設
けた電気掃除機本体11の下部に嵌合するようにし、電
気掃除機本体11からの排気をこの付属品の収納ケース
12を介して外部に導くことにより、消音効果を得たも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、まず電気掃除機自体の内部構造を変更するものは、
構造が複雑化すると共に、コストの上昇を招き、また既
存の電気掃除機に対応し得ないという問題点があった。
【0005】また、実公昭63−21226号公報に示
されたものは、付属品の収納ケースを消音器として使用
した際、電気掃除機の車輪が中空に保持され、接地しな
いため、人の動きに追従して移動せず、使用範囲が制限
されるという問題点があり、さらにこの付属品の収納ケ
ースは、取り付けられる電気掃除機と対になったもので
あり、これも既存の電気掃除機に対応し得ないという問
題点があった。
【0006】また、これらの電気掃除機は、合成樹脂成
形品である本体の表面が保護されていないので、掃除の
際、家具などと接触して傷ついたり、あるいは家具側に
傷をつけたりする虞れがあり、さらにこのように本体の
表面に傷がつくと、ここに塵埃などが溜まり易く、非衛
生的であるという問題点もあった。
【0007】本発明は、上記従来の電気掃除機が有して
いた問題点の解決を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明のうち、請求項1記載の発明は、底面が開
放された袋状に形成すると共に、前面と背面にそれぞれ
開口部あるいは切欠部を設け、この開口部あるいは切欠
部が、それぞれ電気掃除機の本体に形成された吸込口と
排気口に対応する箇所に位置してこの電気掃除機の本体
の少なくともその上部を覆えるようにした電気掃除機の
騒音低減用カバーである。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の電気掃除機の騒音低減用カバーにおいて、カバーを柔
軟性を有する素材で形成すると共に、その底面の開放口
縁に、この口縁を絞める方向に作用する弾性部材、ある
いは口縁を所定の寸法に絞めた状態で保持する面接合テ
ープや紐を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は請求項2記載の電気掃除機の騒音低減用カバーにおい
て、カバーを構成する素材が、複層であることを特徴と
する。
【0011】請求項4記載の発明は、上記請求項1から
請求項3のいずれかに記載された電気掃除機の騒音低減
用カバーに、抗菌や防臭などの衛生処理を施したことを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施の形
態に基づき詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の実施形態を示す斜視図で
ある。図示したように本発明の電気掃除機の騒音低減用
カバー1は、底面が開放された袋状のものであり、前面
(図1において左奥側)の中央下部を逆U字形に切除し
て切欠部2を形成すると共に、背面(図1において右手
前側)のほぼ中央部を上向きコ字形に切り、開口部3
と、この開口部3を開閉するフラップ状の蓋部4を形成
している。
【0014】なお、この騒音低減用カバー1は、被せる
電気掃除機の本体10の大きさや形状に応じて自由に変
形し得るように柔軟性を有する素材(例えば厚手の布、
フェルト、不織布、化学繊維、皮革、合成皮革など)で
形成されている。
【0015】上記構成を有する本発明の電気掃除機の騒
音低減用カバー1は、図2に示すようにその前後を電気
掃除機の本体10の前後と一致させて、上方からこの電
気掃除機の本体10に被せれば良く、このことでこの騒
音低減用カバー1は、切欠部2が電気掃除機の本体10
に設けられた吸込口10aの前方に位置すると共に、開
口部3が電気掃除機の本体10に設けられた排気口10
bの後方に位置してこの電気掃除機の本体10の上部を
被うように取り付けられる。従って、吸込口10aの前
方が切欠部2で開放されているので、騒音低減用カバー
1を付けた状態で吸込みホース13の着脱が行える。そ
して、この状態で電気掃除機の本体10に内装された電
動送風機(図示せず)に通電し、掃除を開始すると、排
気口10bからの排気圧で開口部3を塞いでいる蓋部4
が、後方に持ち上げられ、開口部3を開放するので、排
気は妨げられず、通常の電気掃除機となんら変わること
なく使用することができる。
【0016】また、電気掃除機の本体10に設けられた
転動車輪10cは、図1に示すように騒音低減用カバー
1の下端の開放された口縁1aから突出し、その回転が
妨げられないようになっているので、清掃時、吸込みホ
ースを持った人の動きに追従して移動し、この面でも通
常の電気掃除機の使用となんら変わるところはない。
【0017】このように本発明の電気掃除機の騒音低減
用カバー1は、その使用性をなんら妨げることなく、電
気掃除機の本体10に装着できる。そして、その時の騒
音をJIS C 9108に基づき電気掃除機の本体1
0から水平方向と垂直方向に、それぞれ1m離れた地点
で測定をしたところ、カバーをしないものに比し、約
1.9〜4.1デシベルの騒音低減効果が確認できた。
【0018】また本発明の電気掃除機の騒音低減用カバ
ー1では、カバーを構成する上述の素材(布、フェル
ト、不織布、化学繊維、皮革、合成皮革など)を複層に
しても良く、この場合はさらに効果が大きく、上記と同
様に測定をしたところ、カバーをしないものに比し、約
5.4〜6.1デシベル騒音が低減された。
【0019】このように本発明の電気掃除機の騒音低減
用カバー1は、前面に吸込ホース13を着脱可能な吸込
口10aが設けられ、背面に排気口10bが設けられた
従来から存在する通常の電気掃除機の本体10に、その
使用性をなんら妨げること無く、取り付けることがで
き、その騒音を大幅に低減することができる。また電気
掃除機の本体10の表面を傷つかないように保護すると
共に、家具などへの接触による傷つきも効果的に防止さ
れるものである。
【0020】なお、この騒音低減用カバー1の下端の開
放口縁1aに、この口縁1aを絞める方向に作用する弾
性部材(例えば、ゴム、はりがね鋼、形状記憶合金、形
状記憶樹脂など)を設けたり、あるいは口縁1aを所定
の寸法に絞めた状態で保持するマジックテープなどの面
接合テープや紐を設ければ、電気掃除機の本体10への
装着が確実になると共に、その間の隙間が塞がれ、さら
に本体10の上部に連続したその下面の周囲も覆われる
ことから、一層の騒音低減効果が得られることとなり、
望ましい。
【0021】また、騒音低減用カバー1に抗菌や防臭あ
るいは防菌などの衛生処理を施せば、衛生面での向上も
はかられることとなる。さらに表面に所望の模様や色彩
を施せば、電気掃除機の本体10に従来には見られない
印象を与えることもできる。
【0022】なお、図示した本発明の実施の形態では、
前面に切欠部2を設け、背面に開口部3を設けている
が、本発明の電気掃除機の騒音低減用カバー1は、吸込
口10aへの吸込みホースの着脱を妨げず、また排気口
10bからの排気を妨げないように、それぞれに対応し
た箇所を塞がないように切欠部や開口部が設けられてい
れば良く、切欠部と開口部を設ける箇所が反対方向であ
ってもあるいは、前後共に切欠部または開口部であって
も良い。また、図示した例では、開口部3にフラップ状
の蓋部4を設けた例を示したが、この蓋部4は必ずしも
設ける必要はない。
【0023】また実施の形態では、各種の電気掃除機に
対応できるように騒音低減用カバー1を柔軟性を有する
素材で形成した例を示したが、この騒音低減用カバー1
は、吸込口10aと排気口10bを除いて電気掃除機の
本体10の少なくともその上部を覆い、騒音を低減する
ものであれば良く、所定の電気掃除機専用に予めその外
形とほぼ同一形状に形成されたものであっても良く、そ
の場合は、必ずしも柔軟性を有していなくとも良い。な
おまた、この騒音低減用カバー1が、容易に洗えたり交
換できる素材で形成されていれば、衛生面、コスト面か
ら一層望ましいものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち、請求
項1記載の発明は、電気掃除機の本体に形成された吸込
口と排気口を塞ぐことなく、少なくともその上部を被う
ことにより、既存の電気掃除機の使用性を妨げることな
く、その騒音の低減を図ったものである。また、このこ
とにより電気掃除機自体の傷つきが防止されると共に、
接触による周囲の家具などへの傷つきも防止されること
となる。
【0025】請求項2記載の発明は、カバーを柔軟性を
有する素材で形成すると共に、その底面の開放口縁に、
この口縁を絞める弾性部材や面接合テープや紐を設ける
ことにより、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、
電気掃除機の本体への装着が確実になされると共に、一
層の騒音低減効果が得られるものである。
【0026】請求項3記載の発明は、カバーを構成する
素材を複層とすることにより、上記請求項1または請求
項2記載の発明の効果を一層向上させることができる。
【0027】請求項4記載の発明は、電気掃除機の騒音
低減用カバーに抗菌や防臭、防菌などの衛生処理を施す
ことにより、上記各請求項記載の発明の効果に加えて、
衛生面での向上も図られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気掃除機の騒音低減用カバーの
実施形態を示す簡略斜視図である。
【図2】図1に示した騒音低減用カバーの電気掃除機本
体への取り付けを説明する側面図である。
【図3】騒音低減対策がなされた電気掃除機の従来例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 騒音低減用カバー 1a 口縁 2 切欠部 3 開口部 4 蓋部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開放された袋状に形成されると共
    に、前面と背面にそれぞれ開口部あるいは切欠部が設け
    られ、この開口部あるいは切欠部が、それぞれ電気掃除
    機の本体に形成された吸込口と排気口に対応する箇所に
    位置してこの電気掃除機の本体の少なくともその上部を
    覆えるようになされたことを特徴とする電気掃除機の騒
    音低減用カバー。
  2. 【請求項2】 カバーが柔軟性を有する素材で形成され
    ると共に、その底面の開放された口縁に、この口縁を絞
    める方向に作用する弾性部材、あるいは口縁を所定の寸
    法に絞めた状態で保持する面接合テープや紐が設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の騒音低
    減用カバー。
  3. 【請求項3】 カバーを構成する素材が、複層であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気掃除
    機の騒音低減用カバー。
  4. 【請求項4】 抗菌や防臭などの衛生処理が施されたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の電気掃除機の騒音低減用カバー。
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