JPH10192158A - ミキサー - Google Patents

ミキサー

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Publication number
JPH10192158A
JPH10192158A JP8358012A JP35801296A JPH10192158A JP H10192158 A JPH10192158 A JP H10192158A JP 8358012 A JP8358012 A JP 8358012A JP 35801296 A JP35801296 A JP 35801296A JP H10192158 A JPH10192158 A JP H10192158A
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JP
Japan
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bottle
cylinder
cutter
mixer
cylindrical body
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Application number
JP8358012A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sone
也寸志 曽根
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J43/0716Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools for machines with tools driven from the lower side
    • A47J43/0722Mixing, whipping or cutting tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/046Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven with tools driven from the bottom side
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J43/08Driving mechanisms
    • A47J43/085Driving mechanisms for machines with tools driven from the lower side

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 きめ細かな氷を作ることができ、使用性を向
上できるミキサーを提供する。 【解決手段】 ミキサー10は、モータ31を内蔵する
駆動部3と、駆動部3上に載置されるボトル台2と、該
ボトル台2に着脱自在に取り付けられるボトル1と、前
記ボトル台2に回動自在に配設されてモータにより回転
駆動される上向きのカッター4と、前記ボトル1内に挿
入され下端が前記カッター4の周囲に位置する下すぼま
りの筒体とを備え、筒体の上部外面に、筒体のボトル1
内への挿入時にボトル開口縁に当接して筒体をボトル1
に対してほぼ同軸に回動させるリブ(鍔部)を形成され
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミキサーに関し、
さらに詳しくは、きめ細かなかき氷を作ることができる
ミキサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャーベット状のかき氷、すなわ
ち、きめ細かなかき氷は専用のかき氷製造機で作られて
いるが、ミキサーを利用して同様のものを得ようとし
て、冷蔵庫の製氷皿で作った1〜3cm角程度のサイコ
ロ状氷片を多数、ミキサーのボトル内に入れて、上刃及
び下刃を備えてなるカッターで粉砕しようと試みること
がある。しかし、ミキサーは液体を対流させて材料をミ
キシングするため、材料が対流しやすいようにカッター
とボトルとの間隔がある程度広く設けられている。その
ためミキサーにおいて、氷を粉砕すると、液体材料でな
いためにカッターとボトルとの間において氷が対流しに
くい、従って氷が細かく粉砕されない。
【0003】この場合、サイコロ状氷片は、ミキサーの
カッタにより少し砕かれて米粒の数倍程度までは小さく
なる(これを便宜上、「大粒状のかき氷」と称する)も
のの、シャーベット状のかき氷にはならない。そこで、
大粒状のかき氷をシャーベット状のかき氷の代用にする
ことがある。
【0004】一方、前記のような操作でミキサーのボト
ル内に得られた大粒状のかき氷をボトルから取り出すに
は、ボトルをその口が下になるように傾けておき、スプ
ーンや箸などを用いてかき氷を容器に掻き出していた。
【0005】しかし、これでは不便なので、出願人は、
もっと簡単にかき氷をボトルから取り出すために、予め
ミキサーのボトル内に同軸状に挿入、セットされるかき
氷取出用筒体が考案した。この筒体は、上下に開口し下
端部の径が上端部の径よりも小さくされた筒本体と、こ
の筒本体の上部に取り付けられた出し入れ用ハンドルと
からなるものである。筒本体は、ミキサーのボトル内に
挿入されて定位置(使用可能な位置)にセットされたと
きに、下端部がボトル内の上向きのカッタ、すなわち上
刃を取り囲みかつ下刃よりも上方に位置するように構成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような筒体にあっ
ては、ボトル内へセットする際に、筒体がボトルと同軸
状にならずに斜めに挿入されてしまうことがある。
【0007】そのような場合、筒体の下端部の一部分が
カッタ(上刃)の内側へ入ったり、カッタにひっかかっ
たりするので、筒体をボトルから取り出して再び入れな
おす必要があった。また、カッタの内側へ入ったり、カ
ッタにひっかかったりしたままで筒体を無理に押し込も
うとすると、筒体またはカッタの刃先が傷むおそれがあ
った。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、きめ細かなかき氷を作ることができ、使用性
を向上できるミキサーを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、モータを内蔵する本体と、該本体上に載置される
ボトル台と、該ボトル台に着脱自在に取り付けられるボ
トルと、前記ボトル台に回転自在に配設されてモータに
より回転駆動される上向きのカッターと、前記ボトル内
に挿入され下端が前記カッターの周囲に位置する下すぼ
まりの筒体とを備え、前記筒体の上部外面に、該筒体の
ボトル内への挿入時にボトル開口縁に当接して筒体をボ
トルに対してほぼ同軸に回動させる鍔部を形成したこと
を特徴とするミキサーが提供される。
【0010】筒体の外面上部には、外方へ張り出した鍔
部が設けられている。この鍔部は、筒体がボトル内へ斜
めに挿入される途中にボトルの上部開口縁に当たる。そ
して、筒体をボトルに対しほぼ同軸に回動させ、その状
態で筒体を定位置まで落下させることを可能にする。
【0011】この鍔部は例えば、一本の環状リブからな
るものや、同一高さにある複数本の円弧状リブからなる
ものなどが好ましく用いられる。
【0012】また、鍔部は好ましくは、その鍔部から筒
体の下端までの距離と、ボトル内のカッタの上刃の上端
からボトルの上部開口縁までの最短距離とがほぼ等しく
なるような位置に設けられている。これは、筒体がボト
ル内へ斜めに挿入される途中に鍔部がボトルの上部開口
縁に当たったときに、鍔部から筒体の下端までの距離
と、カッタの上刃の上端からボトルの上部開口縁までの
最短距離とがほぼ等しくされていれば、その当たった反
動で筒体が鍔部とボトルの上部開口縁との当たった点を
支点にして回動しボトルに対しほぼ同軸になる際に、筒
体の下部がカッタの上刃に干渉するおそれを回避するこ
とができるからである。
【0013】このようなミキサーにあっては、ジュース
を作る際にはボトルから同筒体を外しておき、かき氷を
作る際にはボトルに同筒体を簡単かつ確実にセットする
ことができる。これにより、使用者の要望に応じてジュ
ースまたはかき氷を選択して作ることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1つの実施の形態
を図面に基づいて説明する。なお、これによって本発明
が限定されるものではない。
【0015】図1は、本発明の1つの実施の形態に係る
ミキサーを示す。ミキサー10は、食材を収納するボト
ル1と、ボトル1を載置するボトル台2と、ボトル台2
を着脱可能に載置する、本体としての駆動部3と、カッ
タ4と、かき氷取出用筒体6(図5)と、蓋7とを備え
てなる。
【0016】ボトル1は、ガラスを材料とし、大径の上
部開口縁1aと、小径の下部開口縁1bとを有する傾斜
筒体で形成されている。ボトル1の内部側面には、円周
方向に略等間隔で内方へ突出して筒体と一体に形成され
た複数の縦リブ11を有する。縦リブ11の横断面の形
状は三角形、詳細にはボトル1内に突出した頂点が略直
角で形成される直角二等辺三角形であり、それぞれの縦
リブ11は、上部開口縁1aのわずかに下方から下部開
口縁1bまで略垂直に連続している。
【0017】ボトル1の内部側面の下部には、上方から
下部開口縁1bに向かって筒体の内径を縮小する傾斜部
12が、外部側面の下部には雄ねじ部13がそれぞれ形
成されている。ボトル1の下方にはボトル台2が配設さ
れている。
【0018】ボトル台2は、後述するカッタ4と、この
カッタ4をその中心部で軸支するボトル台本体20とか
らなる。ボトル台本体20はポリエチレン樹脂で一体成
形された円筒状成形体で、その上部には受け皿状凹部2
1が形成されている。この凹部21は、内部側面に形成
された雌ねじ部22と、装着されたボトル1の底部を形
成する平坦部23と、この平坦部23の中心から上方へ
突出した軸受け部24とを備える。平坦部23の外周部
には溝25が形成され、この溝25にはボトル1の下部
開口縁1bと平坦部23とを液密に封鎖するリングパッ
キン26が配設されている。
【0019】軸受け部24にはカッタ軸5を垂直に支持
する軸孔24aが形成される。ボトル台本体20の下部
はスカート部27を形成し、スカート部27の内部には
軸孔24aに貫通されたカッタ軸5に固着されたカップ
リングギア28を回動可能に収納するギア孔28aが形
成される。ボトル台本体20の下方には駆動部3が配設
される。
【0020】駆動部3は、モータ31と、モータケース
32と、モータケース32の前面に取り付けられたスイ
ッチ33と、モータ31の回転軸に固定されたカップリ
ング基部34とからなる。モータケース32の上部に
は、環状の台座部35が形成され、この台座部35にス
カート部27を介してボトル台本体20が嵌合により固
定可能である。カップリング基部34は、ボトル台本体
20が台座部35に固定されたとき、カップリングギア
28と係合する。軸受け部24の頂点部分にはカッタ4
が配設されている。
【0021】カッタ4は、図2〜4で示すように、軸支
部Aから上方へ折り曲げられた上刃50と、軸支部Aよ
り下方へ折り曲げられた下刃40とからなる。下刃40
及び上刃50は、回転前方側縁に刃先を有し、折り曲げ
線40a、40b及び50a、50bでそれぞれ折り曲
げて形成されている。
【0022】下刃40は、軸支部Aを中心に有する水平
部44と、折り曲げ線40aで下方に屈曲して軸受け部
24の斜面に沿って延出した傾斜部45と、さらに折り
曲げ線40bで外方に屈曲して水平に延出した末端水平
部46とからなる。
【0023】「上向きに折り曲げられた刃」としての上
刃50は、水平面を有するとともにこの水平面の中心に
軸支部Aを有する水平部54と、折り曲げ線50aで上
方に約40°屈曲して外方に延出した傾斜部55及び折
り曲げ線50bで上方に屈曲し末端部分が略直立した垂
直部56からなる切削部57とを有している(図3)。
垂直部56は約85〜90°の範囲で設定できる。垂直
部56において、刃先は前縁52の回転中心側に位置
し、後縁53は胴51を形成する厚みを有し略直角なエ
ッジをもつ。
【0024】垂直部56は、垂直部56における前縁5
2の任意の点、例えばB、及びこの点Bと同一高さにあ
る後縁の回転中心側エッジの点Cの2点を結ぶ第1辺E
と、点Bと軸支部A(軸心)とを結ぶ第2辺Fとが形成
する平面上で、第1辺Eと第2辺Fとが鈍角αを形成す
る。この鈍角αは、約110°であり、90°より大き
ければよい。折り曲げ線50aは、回転方向(この例で
は上から見て時計回り)に前傾して形成され、すなわ
ち、回転前方側が回転後方側より回転中心側に位置して
いる。なお、図14及び図15において従来のカッタ1
00を示す。カッタ100は下刃140及び上刃150
を有し、上刃150の末端部分156において刃先の向
きが回転方向に一致している。さらに図16において他
の従来のカッタ200を示す。カッタ200は、その上
刃の末端部分256において刃先の向きが回転方向から
外側に向いている。
【0025】図5において、かき氷取出用筒体6は、上
下開口の筒本体61と、この筒本体61の上部に取り付
けられた出し入れ用ハンドル62とからなる。
【0026】筒本体61はポリプロピレンから作られ、
略垂直に形成された上部側壁63と、この上部側壁63
の下端に連なって下方へ径小となる傾斜壁64と、この
傾斜壁64の下端に連なる下部垂直壁65とから構成さ
れている。
【0027】ハンドル62は、筒本体61における上部
側壁63の上端部に、その内側から外側へ向けて嵌合取
付されている。すなわち、図6及び図7に示すように、
筒本体61における上部側壁63の上端部には、ハンド
ル62を取り付けるための孔63aが設けられている。
【0028】一方、ハンドル62の各端には、孔63a
の径よりも小径の基部62aと、この基部62aに連な
り孔63aの径よりも大径の先端部62bと、この先端
部62bの直径箇所をなす溝部62cとが設けられてい
る。先端部62bの一部、具体的には先端部62bの弾
性変形方向と直交する側面には平坦なカット面62dが
形成されている。溝部62cは、先端部62bが筒本体
61の孔63aを通過するための弾性を与える部分であ
り、ハンドル62の本体部が水平になるように倒された
ときに垂直になる位置に設けられている。
【0029】筒本体61における上部側壁63の上端部
にはさらに、ハンドル62の回動を一定範囲で規制する
ための下向き凸部63bが設けられている。この凸部6
3bは、図6に示すように、ハンドル62の本体部が水
平になるように倒されたときに溝部62cを臨む位置に
かつ先端部62bのカット面62dに当たる大きさに設
けられている。
【0030】筒本体61にハンドル62を取り付ける場
合は、ハンドル62の先端部62bを弾性を利用して筒
本体61の内側から孔63aに通し、凸部63bを溝部
62cに臨ませるようにする。これにより、ハンドル6
2は、水平に倒れた状態で筒本体61の凸部63bが先
端部62bのカット面62dに当たり、筒本体61を反
転させてもハンドル62が起立しないように固定される
(図6及び図7)。
【0031】ハンドル62を垂直に立てると、図8及び
図9に示すように、ハンドル62の先端部62bが筒本
体61の凸部63bにより下方へ押し付けられて弾性に
より撓んだ状態で固定される。
【0032】筒本体61は、筒体6がミキサー10のボ
トル1内に挿入されて定位置(図5で示される位置)に
セットされたときに下端部がボトル1内のカッタ4の上
刃50を取り囲みかつ下刃40よりも上方に位置する。
【0033】図10及び図11に示すように、筒本体6
1の上部側壁63における外面上部には、同一高さで外
方へ水平に張り出した鍔部としての4本の円弧状リブ6
6・66・66・66が一体に設けられている。
【0034】また、筒本体61の上部側壁63から傾斜
壁64にかけて、筒本体61の内側へ膨出した4つの係
合部67・67・67・67が一体に設けられている。
各係合部67により、上部側壁63及び傾斜壁64の外
面に凹面が、上部側壁63及び傾斜壁64の内面に凸面
がそれぞれ形成されている。係合部67・67・67・
67は、筒体6がミキサー10のボトル1内に挿入され
る際に、その凹面において、ボトル1の内面における縦
リブ11・11・11・11に遊びをもって係合し、回
り止めとなる。
【0035】そして、各係合部67の凸面は、図11に
示すように筒本体61の下面から見ると、緩傾斜部67
aとその左側に連なる急傾斜部67bとからなる。
【0036】さらに、筒本体61の傾斜壁64から下部
垂直壁65にかけて、筒本体61の外方へ突出した4つ
の脚部68・68・68・68が一体に設けられてい
る。これらの脚部68・68・68・68は、筒体6が
ミキサー10のボトル1内に挿入されたときに、ボトル
1の周壁内面の下部に当接して筒本体61をがたつきの
ない状態で支持する。
【0037】図12に示すように、各リブ66は、リブ
66から筒本体61の下部垂直壁65の下端までの距離
Hと、ボトル1内のカッタ4の上刃50の上端からボト
ル1の口縁までの最短距離Lとがほぼ等しくなるような
位置に設けられている。
【0038】また、図12及び図13に示すように、各
リブ66は、筒本体61がボトル1内へ斜めに挿入され
る途中にボトル1の上部開口縁1aに当たりそこを支点
として筒本体61が回動し筒本体61をボトル1に対し
ほぼ同軸に修正して定位置まで落下させるように機能す
る。ここで、H≒Lにされているので、ボトル1の上部
開口縁1aに当たった反動で筒本体61がリブ66とボ
トル1の上部開口縁1aとの当たった点を支点にして回
動しボトル1に対しほぼ同軸になる際に、筒本体61の
下部がカッタ4の上刃50に干渉するおそれを回避する
ことができる。
【0039】さて、このように構成されたミキサー10
を使用してジュースを作る場合は、果物などの食材及び
水や牛乳等の液体をボトル1に収納して駆動部3により
カッタ4を回転させる。すると、上刃50が上記の食材
を吸引して粗く砕き、上刃50で砕かれて落下した食材
を下刃50が細かく砕き、さらに上刃50の上方へ戻す
動作を任意の時間の間、繰り返す。
【0040】このミキサー10を使用してかき氷を作る
場合は、まず、ボトル1内に筒体6を挿入してセットす
る。筒体6を挿入する際、筒本体61のリブ66は、筒
本体61がボトル1内へ斜めに挿入される途中にボトル
1の上部開口縁1aに当たり筒本体61がリブ66とボ
トル1の上部開口縁1aとの当たった点を支点にして回
動し筒本体61をボトル1に対しほぼ同軸に修正して定
位置まで落下させるので、容易に筒体6をセットするこ
とができる。上記の「H≒L」の関係より、筒本体61
の下部が上刃50に干渉されることなく、筒体6のセッ
トが容易になるとともにカッタ4によって筒本体が傷付
いたり削られることがない。
【0041】次に、この筒体6に、例えば、冷蔵庫の製
氷皿で作ったサイコロ状氷片を多数、収納して、駆動部
3によりカッタ4を回転させる。このとき、上刃50が
氷片を破砕するとともに砕氷片を上方へ戻し、さらに降
下した砕氷片を破砕する動作を繰り返し、上刃50の傾
斜部55及び垂直部56が降下する砕氷片を効率的に破
砕する。さらに、垂直部56において第1辺Eと第2辺
Fとが鈍角αを形成しているので、刃先が回転中心に向
くため破砕されて上方から降下する砕氷片が刃先(前縁
52)に確実に当接する。すなわち、従来のように、刃
先の向きが回転方向に一致(第1辺Eと第2辺Fとが直
角を形成)したり、刃先の向きが回転方向から外側に向
く(第1辺Eと第2辺Fとが鋭角を形成)と、降下する
砕氷片が垂直部56の胴部52の回転中心側の面に当た
って回転中心側へはじかれ、破砕されない。
【0042】セットされたかき氷取出用筒体6は、先細
りとなる傾斜壁64及びこの傾斜壁64の下端に連なる
下部垂直壁65が上刃50の外周空間を狭めるため、破
砕した砕氷片が筒本体61の下部開口縁から落下するの
を抑止するとともに、砕氷片の上方への移動をスムース
にする。また、筒本体61の各係合部67における緩傾
斜部67aは、筒本体61の内部の砕氷片の回転運動を
スムースにする。
【0043】筒体6内の氷片は効率的に破砕されてシャ
ーベット状のかき氷が筒体6内に作られる。作られたか
き氷を筒体6から取り出して食器に移す際は、ハンドル
62が水平に倒れた状態で筒本体61の凸部63bが先
端部62bのカット面62dに当たって固定されるの
で、筒体6を傾けてもハンドル62がかき氷の取り出し
を妨げることがない。なお、本実施例ではリブ66を複
数の円弧状に形成したが、1本の環状リブに形成するこ
とにより、筒体のどの部分がボトルにあたっても確実に
同軸状に修正でき、使用性を向上できる。
【0044】本発明に係るミキサーに使用される筒体
は、ボトルを傷付けないこと、軽くて丈夫なこと、量産
ができることなどを考慮すると、例えばポリプロピレン
やポリエチレンなどのプラスチックから作られるのが好
ましい。筒体には、その筒本体上部に出し入れ用ハンド
ルが設けられるのが好ましい。
【0045】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るミキサーは、筒
体のボトル内への挿入時に、筒体の上部外面に形成され
た鍔部がボトル開口縁に当接して筒体をボトルに対して
略同軸に回動させるので、その状態で筒体を定位置まで
落下させることを可能にする。したがって、筒体は、ボ
トル内へ挿入する際にカッタにひっかかることなく確実
に定位置にセットでき、使用性を向上できる。
【0046】本発明の請求項2に係るミキサーは、鍔部
が一本の環状リブからなるので、請求項1に係る前記効
果に加えて、筒体のどの部分がボトルにあたっても確実
に同軸状に修正でき、使用性を向上できる。
【0047】本発明の請求項3に係るミキサーは、鍔部
が同一高さにある複数本の円弧状リブからなるので、請
求項1に係る前記効果に加えて、筒体における鍔部のな
い外面上部に凹部や凸部などを設けることが可能にな
る。
【0048】本発明の請求項4に係るミキサーは、鍔部
が、その鍔部から筒体の下端までの距離と、ボトル内の
カッタの上端からボトルの上部開口縁までの最短距離と
がほぼ等しくなるような位置に設けられているので、請
求項1〜3に係るミキサーが奏する前記効果に加えて、
筒体がボトル内へ斜めに挿入される途中に鍔部がボトル
の上部開口縁に当たったときに、その当たった反動で筒
体が鍔部とボトルの上部開口縁との当たった点を支点に
して回動しボトルに対しほぼ同軸になる際にカッタに干
渉するおそれを回避することができる。
【0049】ジュースを作る際にはボトルから同筒体を
外しておき、かき氷を作る際にはボトルに同筒体を簡単
かつ確実にセットすることで、使用者の要望に応じてジ
ュースまたはかき氷を選択して作ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態に係る筒体がセット
されるミキサーの全体構成説明図である。
【図2】図1のミキサーを上方から見た全体構成説明図
である。
【図3】図1のカッタを上面から見た構成説明図であ
る。
【図4】ミキサーのボトル内における図3のカッタの垂
直部の状態を示す説明図である。
【図5】図1のミキサーのボトル内に筒体がセットされ
た状態を示すミキサーの全体構成説明図である。
【図6】図5の筒体のハンドルが水平に倒れた状態を示
す筒体の一部構成説明図である。
【図7】図6の状態を別の方向から見た筒体の一部構成
説明図である。
【図8】図5の筒体のハンドルが垂直に立った状態を示
す筒体の一部構成説明図である。
【図9】図8の状態を別の方向から見た筒体の一部構成
説明図である。
【図10】図5の筒体を正面から見た全体構成説明図で
ある。
【図11】図10の筒体を下面から見た全体構成説明図
である。
【図12】図10の筒体がミキサーのボトル内にセット
される途中にリブでボトルの上部開口縁に当たった状態
を示すミキサーの全体構成説明図である。
【図13】図12の筒体がミキサーのボトル内にセット
される途中にボトルに対しほぼ同軸に修正された状態を
示すミキサーの全体構成説明図である。
【図14】従来のカッタを上面から見た、図3に対応す
る全体構成説明図である。
【図15】ミキサーのボトル内における図14の従来カ
ッタの末端部分の状態を示す説明図である。
【図16】ミキサーのボトル内における他の従来のカッ
タの末端部分の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボトル 1a 上部開口縁 2 ボトル台 3 駆動部(本体) 4 カッタ 6 筒体 10 ミキサー 40 下刃 50 上刃 61 筒本体 62 ハンドル 66 リブ(鍔部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを内蔵する本体と、該本体上に載
    置されるボトル台と、該ボトル台に着脱自在に取り付け
    られるボトルと、前記ボトル台に回転自在に配設されて
    モータにより回転駆動される上向きのカッターと、前記
    ボトル内に挿入され下端が前記カッターの周囲に位置す
    る下すぼまりの筒体とを備え、前記筒体の上部外面に、
    該筒体のボトル内への挿入時にボトル開口縁に当接して
    筒体をボトルに対してほぼ同軸に回動させる鍔部を形成
    したことを特徴とするミキサー。
  2. 【請求項2】 鍔部が一本の環状リブからなることを特
    徴とする請求項1記載のミキサー。
  3. 【請求項3】 鍔部が同一高さにある複数本の円弧状リ
    ブからなることを特徴とする請求項1記載のミキサー。
  4. 【請求項4】 鍔部は、その鍔部から筒体の下端までの
    距離と、ボトル内のカッタの上端からボトルの上部開口
    縁までの最短距離とがほぼ等しくなるような位置に設け
    られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つに記載のミキサー。
JP8358012A 1996-12-30 1996-12-30 ミキサー Pending JPH10192158A (ja)

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