JPH10191185A - 画像信号処理装置 - Google Patents
画像信号処理装置Info
- Publication number
- JPH10191185A JPH10191185A JP8354702A JP35470296A JPH10191185A JP H10191185 A JPH10191185 A JP H10191185A JP 8354702 A JP8354702 A JP 8354702A JP 35470296 A JP35470296 A JP 35470296A JP H10191185 A JPH10191185 A JP H10191185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- reading
- line
- image signal
- line memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 44
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 従来の鏡像反転処理を行うカメラでは、少な
くとも2ライン分のラインメモリやスイッチを必要と
し、構成が複雑になり、コストアップとなっていた。 【解決手段】 撮像素子から出力される画像信号は、被
写体像が鏡像になっており、鏡像反転処理を施して被写
体と同じにする必要がある。鏡像反転処理を行う回路を
備えた画像信号処理装置は、1ライン分の前記画像信号
の書き込み及び読み出しが可能なラインメモリ101、
及び、ラインメモリ101への前記画像信号の書き込み
及び読み出しを1ライン毎に逆転させるタイミング発生
回路102を備えて構成される。この構成により、1つ
のラインメモリで鏡像反転処理を行うことが可能にな
る。
くとも2ライン分のラインメモリやスイッチを必要と
し、構成が複雑になり、コストアップとなっていた。 【解決手段】 撮像素子から出力される画像信号は、被
写体像が鏡像になっており、鏡像反転処理を施して被写
体と同じにする必要がある。鏡像反転処理を行う回路を
備えた画像信号処理装置は、1ライン分の前記画像信号
の書き込み及び読み出しが可能なラインメモリ101、
及び、ラインメモリ101への前記画像信号の書き込み
及び読み出しを1ライン毎に逆転させるタイミング発生
回路102を備えて構成される。この構成により、1つ
のラインメモリで鏡像反転処理を行うことが可能にな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置における鏡像を処理することのできる画像信号
処理装置に関する。
撮像装置における鏡像を処理することのできる画像信号
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおいては、被写体像を光
学系によりCCD等の撮像素子に結像させ、撮像素子で
光−電変換することにより画像信号を得ている。この画
像信号を処理してモニタに表示させ、或いはビデオテー
プに記録する処理が行われる。
学系によりCCD等の撮像素子に結像させ、撮像素子で
光−電変換することにより画像信号を得ている。この画
像信号を処理してモニタに表示させ、或いはビデオテー
プに記録する処理が行われる。
【0003】従来、光学系は複数の光学レンズを一直線
上に配置したものが用いられていたが、最近では、カメ
ラ本体を小型化するため、光学系内にミラーやプリズム
を用い、光軸を直角に曲げる等の構成にした光学系が用
いられている。
上に配置したものが用いられていたが、最近では、カメ
ラ本体を小型化するため、光学系内にミラーやプリズム
を用い、光軸を直角に曲げる等の構成にした光学系が用
いられている。
【0004】しかし、このような光学系においては、撮
像素子に結像した画像は、通常のものとは異なり左右が
反転した鏡像になる。そこで、一般には、ラインメモリ
を用い、書き込みと読み出しを逆にすることにより、鏡
像を左右正転させ、正立した画像が得られるようにして
いる。このような構成の画像信号処理装置について、以
下に説明する。
像素子に結像した画像は、通常のものとは異なり左右が
反転した鏡像になる。そこで、一般には、ラインメモリ
を用い、書き込みと読み出しを逆にすることにより、鏡
像を左右正転させ、正立した画像が得られるようにして
いる。このような構成の画像信号処理装置について、以
下に説明する。
【0005】図4はビデオカメラの光学系及び画像信号
処理系を示す構成図である。
処理系を示す構成図である。
【0006】被写体像を90度の方向へ曲げるプリズム
401の下部には複数の光学レンズを用いた光学系40
2が配設されている。この光学系402の結像面には撮
像素子403が配設されている。撮像素子403には、
そのアナログ出力をデジタル画像信号に変換するA/D
変換器404が接続されている。A/D変換器404に
は、鏡像反転回路405、信号処理回路406及びD/
A変換器407が直列に接続されている。
401の下部には複数の光学レンズを用いた光学系40
2が配設されている。この光学系402の結像面には撮
像素子403が配設されている。撮像素子403には、
そのアナログ出力をデジタル画像信号に変換するA/D
変換器404が接続されている。A/D変換器404に
は、鏡像反転回路405、信号処理回路406及びD/
A変換器407が直列に接続されている。
【0007】図4において、水平方向からプリズム40
1へ入射した被写体像は、プリズム401によって直角
方向(横方向)に曲げられ、被写体像の左右が反転した
状態で光学系402に入射する。光学系402を通過し
た被写体像は、撮像素子403に結像される。撮像素子
403は被写体像に応じた画像信号をアナログ信号で出
力する。この画像信号は、光路内にプリズム401が配
設されているために鏡像になっている。撮像素子403
の出力信号はA/D変換器404によってデジタル信号
に変換され、更に、鏡像反転回路405によって左右を
反転した正像に変換される。この後、信号処理回路40
6によってビデオ信号等の所定の信号処理を施した後、
D/A変換器407によってアナログ信号に変換され
る。
1へ入射した被写体像は、プリズム401によって直角
方向(横方向)に曲げられ、被写体像の左右が反転した
状態で光学系402に入射する。光学系402を通過し
た被写体像は、撮像素子403に結像される。撮像素子
403は被写体像に応じた画像信号をアナログ信号で出
力する。この画像信号は、光路内にプリズム401が配
設されているために鏡像になっている。撮像素子403
の出力信号はA/D変換器404によってデジタル信号
に変換され、更に、鏡像反転回路405によって左右を
反転した正像に変換される。この後、信号処理回路40
6によってビデオ信号等の所定の信号処理を施した後、
D/A変換器407によってアナログ信号に変換され
る。
【0008】図5は図4のプリズム401と光学系40
2の組み合わせと同等の機能を有する光学系の構成例を
示し、ミラー501はプリズム401に相当し、レンズ
光学系502は光学系402に相当し、複数枚の凸レン
ズ及び凹レンズを組み合わせて所定の焦点距離を得てい
る。プリズム401の反射面にミラー501を配置すれ
ば、被写体像はミラー501で反射の後、左右が反転し
た状態でレンズ光学系502に入射し、このレンズ光学
系502によって被写体像は撮像素子403の撮像面に
合焦する。
2の組み合わせと同等の機能を有する光学系の構成例を
示し、ミラー501はプリズム401に相当し、レンズ
光学系502は光学系402に相当し、複数枚の凸レン
ズ及び凹レンズを組み合わせて所定の焦点距離を得てい
る。プリズム401の反射面にミラー501を配置すれ
ば、被写体像はミラー501で反射の後、左右が反転し
た状態でレンズ光学系502に入射し、このレンズ光学
系502によって被写体像は撮像素子403の撮像面に
合焦する。
【0009】図6は鏡像反転回路405の詳細を示す回
路図である。601a,601bはラインメモリであ
り、信号入力側は並列接続され、出力側はスイッチ60
3により切り替えられる。更に、ラインメモリ601
a,601b及びスイッチ603はタイミング発生回路
602によって制御される。A/D変換器404の出力
信号はラインメモリ601a,601bに入力され、書
き込みアドレスに従って書き込みが行われる。書き込ま
れた信号は、読み出しアドレスに従って読み出され、ス
イッチ603に接続された側のラインメモリ601から
出力される。なお、タイミング発生回路602には、ク
ロック信号(Clk)、垂直同期信号(VD)、水平同
期信号(HD)、及びスイッチ603を切り替えるため
のセレクト信号(Read Sel)が入力されてい
る。
路図である。601a,601bはラインメモリであ
り、信号入力側は並列接続され、出力側はスイッチ60
3により切り替えられる。更に、ラインメモリ601
a,601b及びスイッチ603はタイミング発生回路
602によって制御される。A/D変換器404の出力
信号はラインメモリ601a,601bに入力され、書
き込みアドレスに従って書き込みが行われる。書き込ま
れた信号は、読み出しアドレスに従って読み出され、ス
イッチ603に接続された側のラインメモリ601から
出力される。なお、タイミング発生回路602には、ク
ロック信号(Clk)、垂直同期信号(VD)、水平同
期信号(HD)、及びスイッチ603を切り替えるため
のセレクト信号(Read Sel)が入力されてい
る。
【0010】図7はラインメモリの読み出し時の信号の
流れを示す説明図である。或る時点の走査期間(n)に
ラインメモリ601aに書き込まれた信号(Write
1H)は、次の走査期間(n+1)において、書き込
み時とは逆方向から読み出される(Read1H)。同
時に、ラインメモリ601bには次の(n+1)走査信
号の書き込みが行われる(Write 2H)。更に、
次の次の走査期間(n+2)においては、スイッチ60
3がラインメモリ601b側に切り替えられ、読み出し
はラインメモリ601bから逆読みされる(Read
2H)。また、ラインメモリ601aには次の信号の書
き込みが行われる。以後、ラインメモリ601a,60
1bには交互に書き込みと読み出しが行われる。
流れを示す説明図である。或る時点の走査期間(n)に
ラインメモリ601aに書き込まれた信号(Write
1H)は、次の走査期間(n+1)において、書き込
み時とは逆方向から読み出される(Read1H)。同
時に、ラインメモリ601bには次の(n+1)走査信
号の書き込みが行われる(Write 2H)。更に、
次の次の走査期間(n+2)においては、スイッチ60
3がラインメモリ601b側に切り替えられ、読み出し
はラインメモリ601bから逆読みされる(Read
2H)。また、ラインメモリ601aには次の信号の書
き込みが行われる。以後、ラインメモリ601a,60
1bには交互に書き込みと読み出しが行われる。
【0011】図8は図7における書き込み/読み出しア
ドレス、及び読み出し切り替え信号のタイミングを示す
タイミングチャートである。図中の数字は、書き込みア
ドレスと読み出しアドレスを示している。書き込みアド
レスの指定が「1」、「2」・・・「14」、「15」
の順であるのに対し、読み出しアドレスの指定は1サイ
クル後の次の書き込みアドレス「1」の時点である。こ
の読み出しは逆読みであるため、読み出しアドレスは
「15」、「14」・・・「2」、「1」の順に指定さ
れる。
ドレス、及び読み出し切り替え信号のタイミングを示す
タイミングチャートである。図中の数字は、書き込みア
ドレスと読み出しアドレスを示している。書き込みアド
レスの指定が「1」、「2」・・・「14」、「15」
の順であるのに対し、読み出しアドレスの指定は1サイ
クル後の次の書き込みアドレス「1」の時点である。こ
の読み出しは逆読みであるため、読み出しアドレスは
「15」、「14」・・・「2」、「1」の順に指定さ
れる。
【0012】以上のような手順により、書き込みに対し
て読み出しが逆方向になることで、画像の左右を逆にし
て読み出されたことになり、被写体像は左右が反転した
正像になる。しかも、書き込みと読み出しの間に干渉を
生じることがない。
て読み出しが逆方向になることで、画像の左右を逆にし
て読み出されたことになり、被写体像は左右が反転した
正像になる。しかも、書き込みと読み出しの間に干渉を
生じることがない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、書き込みのアドレスの進み方向と読み出しの
アドレスの進み方向とが逆であるため、或るラインをラ
インメモリに書き込んでいるときには、そのラインメモ
リに対して読み出しを行うことができない。このため、
ラインメモリは少なくとも2ライン分が必要になり、構
成が複雑になると共に、コストアップを招くという問題
がある。
来例では、書き込みのアドレスの進み方向と読み出しの
アドレスの進み方向とが逆であるため、或るラインをラ
インメモリに書き込んでいるときには、そのラインメモ
リに対して読み出しを行うことができない。このため、
ラインメモリは少なくとも2ライン分が必要になり、構
成が複雑になると共に、コストアップを招くという問題
がある。
【0014】本発明は上述の問題点に鑑み、1ライン分
のラインメモリで済むようにすることのできる画像信号
処理装置を提供することを目的としている。
のラインメモリで済むようにすることのできる画像信号
処理装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、光学系統
を介して結像された被写体像が鏡像になる撮像素子より
得られた画像信号に対して鏡像反転処理を施す画像信号
処理装置において、少なくとも1ライン分の前記画像信
号の書き込み及び読み出しが可能なラインメモリと、こ
のラインメモリへの前記画像信号の書き込み及び読み出
しを1ライン毎に逆方向から行う制御手段を備えた画像
信号処理装置にある。
を実現する構成は、請求項1に記載のように、光学系統
を介して結像された被写体像が鏡像になる撮像素子より
得られた画像信号に対して鏡像反転処理を施す画像信号
処理装置において、少なくとも1ライン分の前記画像信
号の書き込み及び読み出しが可能なラインメモリと、こ
のラインメモリへの前記画像信号の書き込み及び読み出
しを1ライン毎に逆方向から行う制御手段を備えた画像
信号処理装置にある。
【0016】この構成によれば、ラインメモリに対して
一旦書き込みが終了した後は、読み出しと次のライン分
のデータの書き込みを並行させ、1ライン分の書き込み
が終了する毎に読み出し方向及び書き込み方向を反転さ
せる。これにより、1つのラインメモリで鏡像反転処理
を行うことができ、構成の簡略化及びローコスト化が可
能になる。
一旦書き込みが終了した後は、読み出しと次のライン分
のデータの書き込みを並行させ、1ライン分の書き込み
が終了する毎に読み出し方向及び書き込み方向を反転さ
せる。これにより、1つのラインメモリで鏡像反転処理
を行うことができ、構成の簡略化及びローコスト化が可
能になる。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記ラインメモリ
は、書き込み済みの画像信号の読み出しが終了したアド
レスから順次次のライン分の書き込みが行われる画像信
号処理装置にある。
な構成は、請求項2に記載のように、前記ラインメモリ
は、書き込み済みの画像信号の読み出しが終了したアド
レスから順次次のライン分の書き込みが行われる画像信
号処理装置にある。
【0018】この構成によれば、ラインメモリに対して
一旦書き込みが終了した後は、読み出しが終了した直後
のアドレスに対し、次のライン分のデータの書き込みを
開始し、その読み出しと該読み出しに伴う空きアドレス
への書き込みを1回毎に逆方向から行うようにし、1つ
のラインメモリで連続的に読み出し/書き込みを実行す
る。これにより、2つのラインメモリを用いて書き込み
/読み出しを行うのと殆ど時間的に差のない鏡像反転処
理が可能になる。
一旦書き込みが終了した後は、読み出しが終了した直後
のアドレスに対し、次のライン分のデータの書き込みを
開始し、その読み出しと該読み出しに伴う空きアドレス
への書き込みを1回毎に逆方向から行うようにし、1つ
のラインメモリで連続的に読み出し/書き込みを実行す
る。これにより、2つのラインメモリを用いて書き込み
/読み出しを行うのと殆ど時間的に差のない鏡像反転処
理が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態に係る画像信
号処理装置の鏡像反転回路を示す回路図である。
号処理装置の鏡像反転回路を示す回路図である。
【0021】書き込み及び読み出しを可能とするライン
メモリ101には、書き込みアドレス(Write A
ddress)、及び読み出しアドレス(Read A
ddress)を出力するタイミング発生回路102が
接続されている。タイミング発生回路102には、クロ
ック信号(Clk)、垂直同期信号(VD)及び水平同
期信号(HD)が入力されている。鏡像反転回路以外の
構成については、図4に示した通りであるので、ここで
は説明を省略する。ラインメモリ101に対しては一方
向からデータの書き込みが行われ、他方から読み出しが
行われる。すなわち、従来のような逆読み出しは行われ
ない。ラインメモリ101に入力された信号は、書き込
みアドレスに従ってラインメモリ101に書き込まれ
る。書き込まれた信号は、読み出しアドレスに従って読
み出しが行われる。
メモリ101には、書き込みアドレス(Write A
ddress)、及び読み出しアドレス(Read A
ddress)を出力するタイミング発生回路102が
接続されている。タイミング発生回路102には、クロ
ック信号(Clk)、垂直同期信号(VD)及び水平同
期信号(HD)が入力されている。鏡像反転回路以外の
構成については、図4に示した通りであるので、ここで
は説明を省略する。ラインメモリ101に対しては一方
向からデータの書き込みが行われ、他方から読み出しが
行われる。すなわち、従来のような逆読み出しは行われ
ない。ラインメモリ101に入力された信号は、書き込
みアドレスに従ってラインメモリ101に書き込まれ
る。書き込まれた信号は、読み出しアドレスに従って読
み出しが行われる。
【0022】図2はラインメモリの読み出し時の信号の
流れを示す説明図である。或る時点の走査期間(n)に
ラインメモリ101に書き込まれた信号(Write
1H)は、次の走査期間(n+1)において、書き込み
時とは逆の方向から読み出される(Read 1H)。
この時、読み出し(Read 1H)が終了したアドレ
スより、読み出しの直ぐ後を追うようにして、次の(n
+1)の1ライン分の書き込み(Write 2H)が
行われる。つまり、(n+1)ライン分の書き込み(W
rite 2H)は、読み出し(Read 1H)に並
行して走査期間(n)の時のラインとは逆方向、且つ読
み出しと同一方向に対して行われる。
流れを示す説明図である。或る時点の走査期間(n)に
ラインメモリ101に書き込まれた信号(Write
1H)は、次の走査期間(n+1)において、書き込み
時とは逆の方向から読み出される(Read 1H)。
この時、読み出し(Read 1H)が終了したアドレ
スより、読み出しの直ぐ後を追うようにして、次の(n
+1)の1ライン分の書き込み(Write 2H)が
行われる。つまり、(n+1)ライン分の書き込み(W
rite 2H)は、読み出し(Read 1H)に並
行して走査期間(n)の時のラインとは逆方向、且つ読
み出しと同一方向に対して行われる。
【0023】Write 2Hの書き込みが終了する
と、これに対し、書き込み時とは逆の方向からRead
2Hの読み出しが開始される。読み出しが終了したア
ドレスには、次の(n+2)ライン分の書き込み(Wr
ite 3H)が開始される。このWrite 3Hの
書き込みが終了すると、逆方向からWrite 3Hに
対する読み出し(Read 3H)が行われる。以後、
同様にして書き込み及び読み出しが行われる。
と、これに対し、書き込み時とは逆の方向からRead
2Hの読み出しが開始される。読み出しが終了したア
ドレスには、次の(n+2)ライン分の書き込み(Wr
ite 3H)が開始される。このWrite 3Hの
書き込みが終了すると、逆方向からWrite 3Hに
対する読み出し(Read 3H)が行われる。以後、
同様にして書き込み及び読み出しが行われる。
【0024】図3は図2の動作時の書き込み及び読み出
しアドレスの発生タイミングを示すタイミングチャート
である。図中の数字は、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスを示している。書き込みアドレスの指定は、ま
ず、タイミング発生回路102から「1」、「2」・・
・「14」、「15」の順に行われる。Write 1
Hの書き込みが終了すると、タイミング発生回路102
から読み出しアドレスが「15」、「14」・・・
「2」、「1」の順で出力され、読み出しが行われる。
この時、読み出しアドレス「15」の読み出しが完了す
ると直ちにアドレス「15」に対してWrite 2H
のアドレス「15」の書き込みが行われる。この時点で
は、読み出しアドレス「14」から読み出しが行われて
いる。
しアドレスの発生タイミングを示すタイミングチャート
である。図中の数字は、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスを示している。書き込みアドレスの指定は、ま
ず、タイミング発生回路102から「1」、「2」・・
・「14」、「15」の順に行われる。Write 1
Hの書き込みが終了すると、タイミング発生回路102
から読み出しアドレスが「15」、「14」・・・
「2」、「1」の順で出力され、読み出しが行われる。
この時、読み出しアドレス「15」の読み出しが完了す
ると直ちにアドレス「15」に対してWrite 2H
のアドレス「15」の書き込みが行われる。この時点で
は、読み出しアドレス「14」から読み出しが行われて
いる。
【0025】なお、上記の説明では、プリズム又はミラ
ーが左右逆像になるような光学系の場合を例にしたが、
上下逆像の場合についても本発明を適用できることは言
うまでもない。
ーが左右逆像になるような光学系の場合を例にしたが、
上下逆像の場合についても本発明を適用できることは言
うまでもない。
【0026】〔発明と実施の形態の対応〕以上の実施の
形態において、タイミング発生回路102の動作が制御
手段に相当する。
形態において、タイミング発生回路102の動作が制御
手段に相当する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明は、少なくとも1ライン分の画像信号の書き込み
及び読み出しが可能なラインメモリと、このラインメモ
リへの前記画像信号の書き込み及び読み出しを1ライン
毎に逆方向から行う制御手段を備えた構成にしたので、
1つのラインメモリで鏡像反転処理を行うことができ、
構成の簡略化及びローコスト化が可能になる。
本発明は、少なくとも1ライン分の画像信号の書き込み
及び読み出しが可能なラインメモリと、このラインメモ
リへの前記画像信号の書き込み及び読み出しを1ライン
毎に逆方向から行う制御手段を備えた構成にしたので、
1つのラインメモリで鏡像反転処理を行うことができ、
構成の簡略化及びローコスト化が可能になる。
【0028】請求項2に示した本発明は、前記ラインメ
モリに対し、書き込み済みの画像信号の読み出しが終了
したアドレスから順次次のライン分の書き込みを行うよ
うにしたので、2つのラインメモリを用いて書き込み/
読み出しを行うのと殆ど時間的に差のない鏡像反転処理
が可能になる。
モリに対し、書き込み済みの画像信号の読み出しが終了
したアドレスから順次次のライン分の書き込みを行うよ
うにしたので、2つのラインメモリを用いて書き込み/
読み出しを行うのと殆ど時間的に差のない鏡像反転処理
が可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像信号処理装置
の鏡像反転回路を示す回路図である。
の鏡像反転回路を示す回路図である。
【図2】図1のラインメモリの読み出し時の信号の流れ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】図2の動作時の書き込み及び読み出しアドレス
の発生タイミングを示すタイミングチャートである。
の発生タイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】ビデオカメラの光学系及び画像信号処理系を示
す構成図である。
す構成図である。
【図5】図4の光学系統と同等の機能を有する光学系統
の詳細を示す構成図である。
の詳細を示す構成図である。
【図6】鏡像反転回路の詳細を示す回路図である。
【図7】ラインメモリの読み出し時の信号の流れを示す
説明図である。
説明図である。
【図8】図7における書き込み/読み出しアドレス、及
び読み出し切り替え信号のタイミングを示すタイミング
チャートである。
び読み出し切り替え信号のタイミングを示すタイミング
チャートである。
101 ラインメモリ 102 タイミング発生回路 401 プリズム 402 光学系 403 撮像素子 404 A/D変換器 405 鏡像反転回路 406 信号処理回路
Claims (2)
- 【請求項1】 光学系統を介して結像された被写体像が
鏡像になる撮像素子より得られた画像信号に対して鏡像
反転処理を施す画像信号処理装置において、少なくとも
1ライン分の前記画像信号の書き込み及び読み出しが可
能なラインメモリと、このラインメモリへの前記画像信
号の書き込み及び読み出しを1ライン毎に逆方向から行
う制御手段を具備することを特徴とする画像信号処理装
置。 - 【請求項2】 前記ラインメモリは、書き込み済みの画
像信号の読み出しが終了したアドレスから順次次のライ
ン分の書き込みが行われることを特徴とする請求項1記
載の画像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8354702A JPH10191185A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 画像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8354702A JPH10191185A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 画像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10191185A true JPH10191185A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18439336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8354702A Pending JPH10191185A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 画像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10191185A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000051177A (ko) * | 1999-01-19 | 2000-08-16 | 윤종용 | 하나의 라인 메모리를 이용한 리어 미러 구현 회로 및 그 방법 |
JP2006080853A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Olympus Corp | 信号処理回路 |
JP2012090357A (ja) * | 2002-02-21 | 2012-05-10 | Candela Microsystems Inc | 画像を転送する方法、イメージ・センサシステム、およびイメージ・センサ |
JP2013195963A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、集積回路装置及び画像表示システム |
CN113658034A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-16 | 浙江大华技术股份有限公司 | 图像数据的镜像处理方法、装置、存储介质和电子装置 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP8354702A patent/JPH10191185A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000051177A (ko) * | 1999-01-19 | 2000-08-16 | 윤종용 | 하나의 라인 메모리를 이용한 리어 미러 구현 회로 및 그 방법 |
JP2012090357A (ja) * | 2002-02-21 | 2012-05-10 | Candela Microsystems Inc | 画像を転送する方法、イメージ・センサシステム、およびイメージ・センサ |
JP2014096815A (ja) * | 2002-02-21 | 2014-05-22 | Candela Microsystems Inc | 画像を転送する方法、イメージ・センサシステム、およびイメージ・センサ |
JP2006080853A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Olympus Corp | 信号処理回路 |
JP4555642B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-10-06 | オリンパス株式会社 | 信号処理回路 |
JP2013195963A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、集積回路装置及び画像表示システム |
CN113658034A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-16 | 浙江大华技术股份有限公司 | 图像数据的镜像处理方法、装置、存储介质和电子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4255345B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH10191185A (ja) | 画像信号処理装置 | |
KR970064171A (ko) | 영상 반전 장치 | |
JP3118032B2 (ja) | ビデオカメラ | |
JP3222687B2 (ja) | 固体撮像装置 | |
JP3700488B2 (ja) | 広角画像撮像装置 | |
KR100539636B1 (ko) | 디지탈 카메라 | |
KR950007034B1 (ko) | 카메라의 반전영상 복원회로 | |
JPH066686A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006352757A (ja) | 撮像装置 | |
JPH0474071A (ja) | 固体撮像装置 | |
JP3566687B2 (ja) | データ配列変換装置、画像処理システムおよび画像入力装置 | |
JP2001057654A (ja) | 高感度撮像装置 | |
JP2000184296A (ja) | 画像撮影装置 | |
JPS61244183A (ja) | 走査変換方式 | |
JPH10224683A (ja) | 画像データ処理装置及び画像データ処理方法 | |
JPH04263580A (ja) | テレ・ワイド画面分割型ビデオカメラ | |
JP2006005596A (ja) | 半導体集積回路装置及び撮像装置 | |
JPH04326877A (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH06350932A (ja) | テレビカメラ装置 | |
JP2000032355A (ja) | カメラの制御装置およびカメラの制御方法並びに記憶媒体 | |
JPS646510B2 (ja) | ||
JPH0583643A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006013764A (ja) | メモリ制御装置、画像信号処理装置、メモリ制御方法、プログラム | |
JPH0795599A (ja) | 二ccd方式カラーテレビジョンカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050614 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051018 |