JPH10191129A - Vtr一体型撮像装置 - Google Patents

Vtr一体型撮像装置

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JPH10191129A
JPH10191129A JP8346413A JP34641396A JPH10191129A JP H10191129 A JPH10191129 A JP H10191129A JP 8346413 A JP8346413 A JP 8346413A JP 34641396 A JP34641396 A JP 34641396A JP H10191129 A JPH10191129 A JP H10191129A
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JP
Japan
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signal
circuit
vtr
output
camera
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JP8346413A
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Inventor
Ryoji Asada
良次 浅田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログレシブ信号用VTR一体型撮像装置に
おいて回路規模の削減と、カメラのインタレース出力信
号の高画質化を図ることを目的とする。 【解決手段】 カメラのデジタルプロセス回路の出力信
号とVTR部からのプログレシブ再生信号を記録,再生
のモードにより切り換えて出力する切り換え回路およ
び、前記切り換え回路の出力信号よりインタレースの信
号を生成するP/I変換回路を備えたVTRI/F回路
部11と、VTRI/F回路部11のP/I変換回路の
出力信号が入力されコンポジット信号を出力するエンコ
ーダ回路とを備え、カメラ撮像信号とVTR再生信号を
切り換えてVTRI/F回路部11のP/I変換回路へ
入力する構成により、回路規模を削減でき、かつカメラ
撮像信号は高帯域なコンポジット出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログレシブ(順
次走査)撮像信号を記録可能なVTR一体型撮像装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、EDTV2の信号源として採用さ
れているプログレシブ(順次走査)信号が注目を集めて
いる。プログレシブ信号は、高画質(インタレースフリ
ッカがない、垂直解像度,動解像度が高い)、圧縮効率
が高い、パソコンとの整合性がよいなどの特徴があり、
これからのデジタル放送時代に適した方式である。
【0003】プログレシブ信号を扱う機器としては既に
放送用カメラ,VTRが商品化されており、スイッチャ
などその他の放送用機器も開発が進められている。以下
各機器について図5,図6を用いて簡単に説明する。
【0004】図5はプログレシブ方式の放送用カメラの
回路の構成を示すブロック図である。図5において、
1,2,3はプログレシブ撮像信号を出力するCCD
(チャージ・カップルド・デバイス)、4,5,6は黒
レベル、白レベルなどを調整するアナログプロセス回
路、7,8,9はデジタル信号に変換するA/D変換
器、10はガンマ補正、マトリックス、エンハンサなど
カメラプロセスのメイン処理を施すデジタルプロセス回
路、23はプログレシブの規格に信号を変換するプログ
レシブエンコード回路、24はカメラヘッド部とベース
ステーション部で信号を送受するための処理を施す伝送
回路A、25は光ファイバー、26はベースステーショ
ン部で伝送の処理を施す伝送回路B、27はプログレシ
ブエンコード回路23と逆の処理を施すプログレシブデ
コード回路、28はプログレシブのシリアル信号,アナ
ログ信号を出力するプログレシブ出力回路、29はプロ
グレシブ信号からインターレースのシリアル信号,アナ
ログ信号を生成するP/I変換回路である。
【0005】なお、以下簡単のためにプログレシブ信号
はP信号、インタレース信号はI信号と記述する。CC
D1,2,3からそれぞれR(赤),G(緑),B
(青)の撮像P信号が得られる。アナログプロセス回路
4,5,6では黒レベルの調整のためのブラックバラン
ス処理や、白レベルの調整のためのホワイトバランス処
理などを行いA/D変換器7,8,9へ出力する。
【0006】A/D変換器7,8,9ではCCD1,
2,3が例えば52万画素ワイドCCDであれば、36
MHzのクロックでデジタル信号に変換する。デジタル
プロセス回路10ではガンマ処理,エンハンサ処理,マ
トリックス処理などカメラプロセスのメイン処理を施す
とともに、P信号の規格にエンコードしやすくするため
にP信号を並列化された2系統のI信号のメイン信号
(Ym:輝度信号,Pbm、Prm:色差信号),サブ
信号(Ys:輝度信号,Pbs、Prs:色差信号)と
して次段へ出力する。メイン信号,サブ信号はそれぞれ
奇数ラインの信号群か偶数ラインの信号群であり次フィ
ールドでは入れ換るように構成される。
【0007】プログレシブエンコード回路23ではメイ
ン,サブの2系統の輝度信号,色差信号よりP信号の規
格にあった13.5MHzレートの輝度メイン信号Y
m’、輝度サブ信号Ys’および6.75MHzレート
の色差信号Pb’,Pr’信号に変換し出力する(P
b,PrはI信号に変換される)。伝送回路A24では
それらの信号を所定の信号レートにシリアル化し、電
気,光変換して光ファイバ25によりベースステーショ
ン部へ伝送する。
【0008】ベースステーション部の伝送回路B26で
は光,電気変換後パラレル信号のYm’,Ys’,P
b’,Pr’へ信号を復元し、さらにプログレシブデコ
ード回路27で、カメラヘッド部のデジタルプロセス回
路10の出力信号と同様な2系統のメイン,サブ信号で
あるYm”,Ys”,Pbm”,Pbs”,Prm”,
Prs”を出力する。プログレシブ出力回路28では、
これらの信号よりP系の信号に時間圧縮し正規のライン
順に並び換えてP信号とするPアナログ出力と、P信号
の規格に合ったデジタル信号をシリアル化し、Pシリア
ル出力として出力する。またP/I変換回路29では、
メイン,サブ信号を加算しI信号に変換しIアナログ出
力,Iシリアル出力を出力する。
【0009】このようにしてベースステーション部より
P信号の規格にあったPシリアル出力(4:2:2×2
chまたは4:2:0p×1ch;4は13.5MHz
レートの輝度信号、2は6.75MHzの色差信号の意
味),Pアナログ出力,Iシリアル出力(4:2:
2),Iアナログ出力が得られる。
【0010】次にVTRの動作を説明する。図6はVT
Rの回路構成を間単に示すブロック図である。図6にお
いて、30,34はシリアル信号をパラレル信号に変換
するシリアル−パラレル変換回路、31は記録容量を減
らすためデータを圧縮する圧縮回路、32,36はパラ
レル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル
変換回路、33はテープに信号を記録するための処理や
再生信号を得るための処理を施す記録再生回路部、35
は圧縮されたデータの復元とエラー訂正を行う復号,修
正回路、37はP信号をI信号に変換するP/I変換回
路である。
【0011】以下、簡単に動作を説明する。シリアル−
パラレル変換回路30では、P信号の規格信号であるカ
メラPシリアル信号が4:2:2の2chもしくは4:
2:0pの1chで入力され、カメラのデジタルプロセ
ス回路10の出力と同様な並列信号に変換する処理が行
われる。
【0012】圧縮回路31ではこれらの信号を記録部の
記録容量に合うように所定のアルゴリズムで容量を下
げ、圧縮を行う。圧縮された信号をパラレル−シリアル
変換回路32で再びシリアル信号に変換し、記録再生回
路部33へ記録信号として出力する。
【0013】記録再生回路部33では記録信号をテープ
へ記録できるように処理を施すとともに、テープの記録
信号を再生するための処理を施す。再生する場合はシリ
アル−パラレル変換回路34へ再生信号が入力され、こ
こで再び並列化された信号に変換され、復号,修正回路
35へ入力される。復号,修正回路35は圧縮アルゴリ
ズムに合う処理で復号し、さらにエラー訂正でデータを
修正する。この後パラレル−シリアル変換回路36で再
びP信号の規格にあった信号形態にシリアル変換され、
VTRのPシリアル出力として出力される。
【0014】またP/I変換回路37ではカメラと同様
に複号,修正回路35からのメイン信号とサブ信号が加
算される形でI信号が得られVTR再生のI信号が出力
される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年注目さ
れているP方式を普及させていくには、放送用のスタジ
オ機器だけでなくニュース取材用のVTR一体型撮像装
置、いわゆるカムコーダの開発が必須である。そのため
には前述したカメラ部とVTR部を合体させる必要があ
るが以下の問題点が生じる。
【0016】P方式は従来のI方式に比べCCDの駆動
周波数,デジタルプロセスのクロックも倍になり、その
分回路規模,消費電力が増大する。さらにP方式の規格
に合わせるために、輝度信号および色差信号を回路処理
のクロックから13.5MHzおよび6.75MHzへ
クロックレートを変換する処理や、モニタリングやI方
式の機器として使用するためにI出力(コンポジット出
力;NTSCなど)を出すP/I変換処理などが余分に
必要である。故にP方式のVTR一体型撮像装置は回路
規模,消費電力が非常に大きくなり、従来と同様な筺体
では実現するのが困難である。
【0017】また、I出力は従来の構成ではP方式の規
格の13.5MHz(輝度)および6.75MHz(色
差)へレート変換されてから生成されているため、カメ
ラのI出力はCCDの画素数が高画素になっても帯域が
約6MHz(輝度信号)であり、本来の性能を出せな
い。
【0018】このように、P方式のVTR一体型撮像装
置を実現するためには以上2つの課題を有していた。本
発明はかかる点に鑑み、回路規模と消費電力を抑え、か
つカメラのI出力の性能を落すことのなく高画質の映像
を出力できる構成のVTR一体型撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、カメラ部にのみP/I変換回路とエンコー
ダ回路を備え、切換回路でカメラ撮像信号とVTR再生
信号を切り換えてP/I変換回路へ入力するようにし、
かつP/I変換回路は、撮像信号をプログレシブ信号の
規格に変換しVTR部へ出力するVTRインタフェース
回路の前に位置する構成とすることにより、回路規模削
減ができ、さらにカメラ出力は高帯域コンポジット信号
が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のVTR一体型撮像装置
は、プログレシブ撮像信号を出力するカメラ部と、前記
プログレシブ撮像信号を記録、再生可能なVTR部とよ
り構成されるVTR一体型撮像装置であって、前記カメ
ラ部でカメラの信号処理を行うデジタルプロセス回路
と、前記デジタルプロセス回路の出力信号とVTR部か
らのプログレシブ再生信号を記録,再生のモードにより
切り換えて出力する切換回路と、前記切換回路の出力信
号よりインタレースの信号を生成するP/I変換回路
と、前記P/I変換回路の出力信号が入力されコンポジ
ット信号を出力するエンコーダ回路と、前記切換回路の
出力信号にレート変換などの処理を施しプログレシブ信
号の規格に変換しVTR部へ出力するVTRI/F回路
を備えたことを特徴とし、カメラ部のデジタルプロセス
で撮像P信号をP信号規格に変換しVTR部へ送ること
にりP信号が記録できる。
【0021】またカメラ部にのみP/I変換回路および
エンコーダ回路を備え、記録時はカメラ撮像信号を,再
生時はVTRからの再生信号を切り換えて入力すること
によりコンポジット信号を得るので、回路規模を減らし
消費電力を抑えることができる。またP/I変換回路は
P信号規格のためのレート変換処理より前に位置させる
構成により、カメラ撮像信号の出力時はCCDの本来の
性能の高帯域コンポジット信号が得られる。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。図1は本発明によるVTR一体型撮像
装置を示す。図1において、1,2,3はプログレシブ
撮像信号を出力するCCD、4,5,6は黒レベル、白
レベルなどを調整するアナログプロセス回路、7,8,
9はデジタル信号に変換するA/D変換器、10はガン
マ補正、マトリックス、エンハンサなどカメラプロセス
のメインの処理を施すデジタルプロセス回路、11はP
/I変換のための処理やプログレシブの規格に信号を変
換するためのレート変換処理などの回路を備えるVTR
I/F回路部、12はコンポジット出力を出すためのエ
ンコーダ回路で、これらでカメラ部が構成されている。
13はVTR部のVTR信号処理回路である。
【0023】VTRI/F回路部11は図2に示すよう
に構成されている。図2において、14は切換回路、1
5は切換回路14を構成するマルチプレクサ、16はP
/I変換回路、17はP/I変換回路16を構成する加
算器である。18はP信号の規格に変換するための処理
を施すプログレシブエンコード回路、19は色差信号に
垂直の帯域制限をかけI信号へ変換する垂直LPF回
路、20,21はカメラ信号処理のクロックレートをP
信号規格の13.5MHz(輝度信号),6.75MH
z(色差)へ変換するレート変換回路、22は輝度信号
と色差信号を多重してメイン,サブの2系統にする多重
回路であり、19〜22の各回路でプログレシブエンコ
ード回路18を構成する。
【0024】CCD1,2,3、アナログプロセス回路
4,5,6、A/D変換器7,8,9、デジタルプロセ
ス回路10は従来例と全く同様な回路であり、その動作
説明は省略する。
【0025】デジタルプロセス回路10からは従来例と
同様に、P信号の規格にエンコードしやすくするため
に、P信号を並列化された2系統のI信号のメイン信号
(Ym:輝度信号,Pbm、Prm:色差信号),サブ
信号(Ys:輝度信号,Pbs、Prs:色差信号)と
して次段へ出力する。従来例と同様、メイン信号,サブ
信号はそれぞれ奇数ラインの信号群か偶数ラインの信号
群であり次フィールドでは入れ換るように構成される。
VTRI/F回路部11は図2のように構成され、まず
切換回路14のマルチプレクサ15のI0入力へ、それ
ぞれカメラ撮像メイン信号Ym,Pbm,Prmおよび
サブ信号Ys,Pbs,Prsが入力され、I1入力に
は図1で図示していないがVTR部からの再生P信号の
メイン信号Ym−Pb,Pbm−Pb,Prm−Pbお
よびサブ信号Ys−Pb,Pbs−Pb,Prs−Pb
が入力される。ここで記録/再生切り換え信号により記
録時はカメラ撮像P信号が選択され、再生時はVTR部
からの再生P信号が選択される。この切換回路14の出
力信号はP/I変換回路16およびプログレシブエンコ
ー回路18へ出力される。
【0026】P/I変換回路16では加算器17により
メイン信号とサブ信号が加算され、I信号の輝度および
色差信号のYi,Pbi,Priが出力される。一方プ
ログレシブエンコード回路18では垂直LPF回路19
により、色差信号に垂直の帯域制限が施されP信号規格
のI信号に変換される。
【0027】さらにレート変換回路20および21で輝
度信号はメインおよびサブ信号が13.5MHzレート
の信号Ym’,Ys’に、色差信号は6.75MHzの
信号Pb’、Pr’に変換される。多重回路22ではメ
イン信号の輝度信号Ym’と色差信号Pb’,Pr’が
多重され27MHzレートのMAIN信号に、サブ信号
の輝度信号Ys’と色差信号Pb’,Pr’が多重され
27MHzレートのSUB信号に変換され出力される。
このようにしてVTRI/F回路部11からVTR部へ
P信号が出力されVTR信号処理回路13では従来例と
同様に記録,再生のための処理を施す。
【0028】再生時には再生用の処理が施された後図示
していないが、VTR側よりカメラ部のVTRI/F回
路部へ再生P信号のメイン信号Ym−Pb,Pbm−P
b,Prm−Pbおよびサブ信号Ys−Pb,Pbs−
Pb,Prs−Pbが入力される。
【0029】P/I変換によるI出力信号Yi,Pb
i,Priはエンコーダ回路12へ入力され、帯域制
限,直角二相変調などの処理が施され、コンポジット信
号(例えばNTSC)として出力される。
【0030】このように、従来カメラ,VTR双方で備
えていたP/I変換回路およびエンコーダ回路をカメラ
部にのみ備え、記録,再生で切り換えて使用できる構成
にすることにより回路規模を減らすことができる。
【0031】さらにP信号の規格に合わせるためのレー
ト変換処理の前にP/I変換回路を位置させる構成によ
り、カメラ撮像出力は帯域がレート変換によって落され
ることなく、本来のCCD画素数によって決まる帯域を
確保できる。またコンポジット信号も高帯域の信号より
作成されることにより高変調度が維持される。
【0032】この点を図3(a)〜(e)を用いて説明
する。図3(a)〜(e)は信号帯域の説明図である。
図3(a)は例えばCCDの画素数が52万画素の場合
にP動作させたときの信号帯域図である。通常CCDカ
メラでは画素ずらし処理を行なうので、CCD駆動周波
数の36MHzまでの帯域を確保できる。I信号の周波
数に変換すると図3(b)のようになる(18MHzま
での帯域)。
【0033】カメラのデジタルプロセス回路からの出力
信号のメイン信号,サブ信号はI信号に変換された後、
画素ずらし処理のため36MHzで処理されるので、輝
度信号,色差信号とも図3(c)の網掛け部分の帯域が
確保され図3(b)同様18MHzまでとなる。一方P
信号規格のための帯域制限は、輝度信号に関しては36
MHzを13.5MHzのレートに、色差信号に関して
は36MHzを6.75MHzのレートに変換するの
で、各々図3(d),(e)に示す網掛け部の帯域に制
限される。つまりP/I変換回路をレート変換の前に位
置させる構成により、本発明においては、図3(d),
(e)の帯域に対して、図3(c)の帯域のカメラ撮像
出力を得ることができる。もちろんVTR再生出力はレ
ート変換されたP信号規格のI出力信号となるので、図
3(d),(e)の帯域となる。信号のやり取りを考慮
すると、レート変換処理の後にP/I変換回路を位置さ
せる(例えばVTR部にもつ)仕方も考えられるが、こ
の場合はカメラ撮像出力も図3(d),(e)の帯域と
なってしまう。
【0034】なお、この実施の形態においては、VTR
部からの再生P信号はメイン,サブ各々の輝度,色差信
号がパラに入力されているが、図4のようにP信号のM
AIN,SUB信号を双方向に伝送可能とし、カメラ側
に分割回路を設けるようにし、カメラ部とVTR部の間
の信号のやり取りを簡単にするようにしてもよい。
【0035】またさらなる回路規模削減を実現するため
に、カメラI撮像出力のためのP/I変換処理がP信号
規格のためのレート変換処理より常に前であれば、カメ
ラ部およびVTR部を一部融合する形で、ソフトウェア
ーによる処理で各処理を実現してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来カメ
ラ,VTR双方で備えていたP/I変換回路およびエン
コーダ回路をカメラ部にのみ備え、記録,再生で切り換
えて使用できる構成にすることにより回路規模を減らす
ことができ、消費電力,発熱を抑え、従来のインタレー
ス信号用VTR一体型撮像装置の筺体でも使用可能とす
ることができる。さらにプログレシブ信号の規格に合わ
せるためのレート変換処理の前にP/I変換回路を位置
させる構成により、カメラ撮像出力を、本来のCCD画
素数によって決まる帯域まで再現することができ、高画
質なインタレース信号の出力画像を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるVTR一体型撮像装
置の回路構成図
【図2】同実施の形態のVTRI/F回路部の内部回路
の構成図
【図3】本来のカメラ撮像信号帯域とプログレシブ信号
規格に変換したときの信号帯域の説明図
【図4】カメラ部,VTR部間の信号伝送方法の説明図
【図5】従来のプログレシブ信号用カメラの回路の構成
【図6】従来のプログレシブ信号用VTRの回路の構成
【符号の説明】
1,2,3 プログレシブ方式の撮像信号を出力する
CCD 4,5,6 アナログプロセス回路 7,8,9 A/D変換器 10 デジタルプロセス回路 11 VTRI/F回路部 12 エンコーダ回路 13 VTR信号処理回路 14 切換回路 15 マルチプレクサ 16 P/I変換回路 17 加算器 18 プログレシブエンコード回路 19 垂直LPF回路 20,21 レート変換回路 22 多重回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログレシブ撮像信号を出力するカメラ
    部と、前記プログレシブ撮像信号を記録、再生可能なV
    TR部とより構成されるVTR一体型撮像装置であっ
    て、 前記カメラ部でカメラの信号処理を行うデジタルプロセ
    ス回路と、 前記デジタルプロセス回路の出力信号とVTR部からの
    プログレシブ再生信号を記録,再生のモードにより切り
    換えて出力する切換回路と、 前記切換回路の出力信号よりインタレースの信号を生成
    するP/I変換回路と、 前記P/I変換回路の出力信号が入力されコンポジット
    信号を出力するエンコーダ回路と、 前記切換回路の出力信号にレート変換などの処理を施し
    プログレシブ信号の規格に変換しVTR部へ出力するV
    TRI/F回路とを備えたプログレシブ信号用VTR一
    体型撮像装置。
JP8346413A 1996-12-26 1996-12-26 Vtr一体型撮像装置 Pending JPH10191129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657674B1 (en) 1998-04-02 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image pickup apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657674B1 (en) 1998-04-02 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image pickup apparatus

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