JPH10190935A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10190935A
JPH10190935A JP8350257A JP35025796A JPH10190935A JP H10190935 A JPH10190935 A JP H10190935A JP 8350257 A JP8350257 A JP 8350257A JP 35025796 A JP35025796 A JP 35025796A JP H10190935 A JPH10190935 A JP H10190935A
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jam
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forming apparatus
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Ikuya Hotta
郁也 堀田
Masaru Ushio
勝 牛尾
Junji Sato
純二 佐藤
Yoshinao Kitahara
義奈朗 北原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の感覚に近いジャム多発検知の結果を
外部の機器に伝達することが可能な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 記録紙や原稿のジャム発生箇所毎のジャ
ム発生カウントデータと通紙カウントデータとを有し、
所定ジャム数に占める該当領域のジャム数と、保持され
たジャムデータの中で最古データ取得時のトータル通紙
カウント及び保持されたジャムデータの中で最新データ
取得時のトータル通紙カウントの差とにより、予め定め
た領域毎のジャム発生頻度を演算する演算手段151
と、前記領域毎の通紙枚数が所定値を超え、かつ、その
領域毎のジャム発生頻度が所定値を超えたときにジャム
多発信号を発生するジャム多発信号発生手段151,1
58,160とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式の画像
形成装置に関し、更に詳しくはジャム多発を検知可能な
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置で
は、原稿や記録紙が複雑な経路を通過しつつ搬送が行わ
れるために紙詰まり(搬送エラー:ジャム)が発生する
ことがある。
【0003】一般の画像形成装置では、ジャム発生と共
に装置の動作を停止し、ジャム発生の旨及びジャム発生
箇所を示すコード(ジャムコード)を表示部に表示する
ようになっている。
【0004】ところで、この種の画像形成装置におい
て、いずれか特定の部位でジャムが多発するようになっ
た場合には、その部位の保守の必要が考えられる。この
ような要求から、部位毎にジャム多発検知を行うことが
考えられてきている。
【0005】このジャム多発検知を行う場合には、部位
毎に処理枚数(記録紙の画像形成枚数若しくは原稿の通
紙枚数)のカウント値とジャム発生カウント値とからジ
ャム発生頻度を計算し、ジャム発生カウント値とジャム
発生頻度とが一定値を超えた場合に警告を発生するもの
が存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにジャム発
生カウント値とジャム発生頻度とからジャム多発検知を
行う場合は時間的要素を加味していないため、検知結果
が使用者の感覚とずれるという問題がある。
【0007】また、従来のジャム多発検知では、検知さ
れた結果を外部の機器で知ることができないという問題
も存在している。すなわち、ジャムを発生した装置の表
示部に所定の表示がなされるのみであり、離れた位置に
いる保守管理者が装置の異常を容易に知り得ないという
問題がある。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、使用者の感覚に近いジャム多発検知結果
を得ることができる画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0009】また、使用者の感覚に近いジャム多発検知
結果を外部の機器に伝達することが可能な画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、課題を解決す
る手段を構成する本発明は以下に説明するようなもので
ある。
【0011】(1)請求項1記載の発明は、記録紙や原
稿のジャム発生箇所毎のジャム発生カウントデータと通
紙カウントデータとを有する画像形成装置であって、ジ
ャム発生箇所情報とジャム発生日時とをジャム発生時刻
の新しい順に所定数保持するジャムデータ保持手段と、
ジャム発生箇所情報から所定の発生箇所毎のジャム発生
回数を算出するジャム発生回数算出手段と、記録紙の画
像形成(通紙)枚数と原稿通紙枚数とからなるカウント
データを保持する処理データ保持手段と、前記ジャムデ
ータ保持手段と処理データ保持手段で保持したデータを
参照して、所定ジャム数に占める該当領域のジャム数
と、保持された該当領域のジャムデータの中で最古デー
タ取得時のトータル通紙カウント及び保持された該当領
域のジャムデータの中で最新データ取得時のトータル通
紙カウントの差とにより、予め定めた領域毎のジャム発
生頻度を演算する演算手段と、前記領域毎の通紙枚数が
所定値を超え、かつ、その領域毎のジャム発生頻度が所
定値を超えたときにジャム多発信号を発生するジャム多
発信号発生手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
置である。
【0012】この画像形成装置の発明では、所定ジャム
数に占める該当領域のジャム数と、保持された該当領域
のジャムデータの中で最古データ取得時のトータル通紙
カウント及び保持された該当領域のジャムデータの中で
最新データ取得時のトータル通紙カウントの差とによ
り、予め定めた領域毎のジャム発生頻度を演算し、この
領域毎のジャム発生頻度が所定値を超え、かつ、その領
域毎の通紙枚数が所定値を超えたときにジャム多発信号
を発生するようにしている。
【0013】尚、ここで、所定ジャム数に占める該当領
域のジャム数を求める場合の所定ジャム数とは、保持さ
れた所定のジャムデータの数を意味するものである。こ
のため、現在に最も近い時刻に発生した所定数のジャム
データで算出するため、時間的要素を加味できるように
なり、コピーカウントのみからジャム頻度を求めてジャ
ム多発検知を行う場合と比較して、使用者の感覚に近い
ジャム多発検知結果が得られることになる。
【0014】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0015】(2)請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の画像形成装置のジャム多発信号発生手段が、画
像形成装置本体の記録紙のジャムと原稿送り装置の原稿
のジャムとに分けてジャム多発信号を発生することを特
徴とする画像形成装置である。
【0016】この画像形成装置の発明では、所定ジャム
数に占める該当領域のジャム数と、保持されたジャムデ
ータの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及
び保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のト
ータル通紙カウントの差とにより、画像形成装置本体側
と原稿送り装置側とに分けてジャム発生頻度を演算し、
それぞれのジャム発生頻度が所定値を超え、かつ、領域
毎の通紙枚数が所定値を超えたときにジャム多発信号を
発生するようにしている。
【0017】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0018】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、コピーカウントのみからジ
ャム頻度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較し
て、使用者の感覚に近い検知結果が得られるようにな
る。
【0019】そして、画像形成装置本体側と原稿送り装
置側とに分けてジャム発生頻度を検知しているので、関
連する領域毎に検知が行われるようになって、使用者の
感覚に近い検知結果が得られるようになる。
【0020】(3)請求項3記載の発明は、上記請求項
1記載の画像形成装置のジャム多発信号発生手段が、ジ
ャム発生に関連する領域毎に分けてジャム多発信号を発
生することを特徴とする画像形成装置である。
【0021】この画像形成装置の発明では、所定ジャム
数に占める該当領域のジャム数と、保持されたジャムデ
ータの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及
び保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のト
ータル通紙カウントの差とにより、ジャム発生に関連す
る領域毎に分けてジャム発生頻度を演算し、それぞれの
ジャム発生頻度が所定値を超え、かつ、領域毎の通紙枚
数が所定値を超えたときにジャム多発信号を発生するよ
うにしている。
【0022】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0023】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0024】そして、ジャム発生に関連する領域毎に分
けてジャム発生頻度を検知しているので、関連する領域
毎に検知が行われるようになって、使用者の感覚に近い
検知結果が得られるようになると共に、より細かいジャ
ム多発情報を開示することができる。
【0025】(4)請求項4記載の発明は、上記請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置におい
て、ジャム多発信号発生手段からのジャム多発信号を外
部の機器に伝送する通信手段を備えたことを特徴とする
画像形成装置である。
【0026】この画像形成装置の発明では、所定ジャム
数に占める該当領域のジャム数と、保持されたジャムデ
ータの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及
び保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のト
ータル通紙カウントの差とにより、所定の領域毎に分け
てジャム発生頻度を演算し、それぞれのジャム発生頻度
が所定値を超え、かつ、領域毎の通紙枚数が所定値を超
えたときにジャム多発信号を発生するようにしている。
そして、モデム等の通信手段により通信回線を介してジ
ャム多発信号を外部の機器(ホストコンピュータ等)に
伝送する。
【0027】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0028】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0029】そして、このジャム多発信号をホストコン
ピュータ等の外部の機器に伝送しているので、外部の機
器から保守管理者等が画像形成装置の状態を把握するこ
とができるようになる。
【0030】また、遠隔診断システムを使用することに
より、ジャム多発発生の原因や状況についての情報を保
守管理者等が遠隔で把握できるため、顧客に対して迅速
な点検修理を行うことが可能になる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置およ
びその動作について添付図面を参照して説明する。
【0032】<機械的構成>ここでは、まず図2を参照
して本発明の実施の形態例の画像形成装置の機械的な全
体構成について説明する。尚、ここでは、画像形成装置
100として複写機の場合を例にして説明を行うものと
する。
【0033】この図2において、110は電子写真複写
機本体、120は給紙ユニット(PFU装置)、130
は自動原稿送り装置(ADF)、140は後処理装置
(ソータ)である。
【0034】画像形成装置100の上部には自動原稿送
り装置130が備えられており、後述するADF制御部
130Cによって制御され、原稿載置トレイにセットさ
れた原稿Dが搬送機構により原稿載置板上に送られる。
この原稿載置板に載置された原稿Dは、露光終了のタイ
ミングで搬送機構によって原稿受け部に排出される。
尚、この自動原稿送り装置130内には原稿ジャム(自
動原稿送り装置内で発生するジャム)を検知するセンサ
が複数配置されている。
【0035】電子写真複写機本体110は、原稿Dに対
してスリット状の光を全面にわたって走査し、原稿Dか
ら反射されてきた光をミラーやレンズ等を経由させて感
光体ドラムに導き、感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る走査露光部111と、感光体ドラム上の静電潜像を現
像剤により可視化して転写紙Pに転写する画像形成部1
12と、転写紙Pを画像形成部112に供給する給紙部
113と、転写紙Pを搬送する搬送部114と、転写紙
P上のトナーを熱により定着させる定着部115と、定
着後の転写紙Pの排紙を切替える排紙切替部116と、
複数の給紙カセット117と、両面複写用転写紙再給紙
装置(ADU)118とから構成されている。
【0036】この図2中、一転鎖線は転写紙Pの搬送経
路を示している。この搬送経路は、主経路と循環経路の
2種類が存在している。そして、この搬送経路中に本体
ジャム(電子写真複写機本体内で発生する転写紙による
ジャム)を検知するセンサが複数配置されている。
【0037】主経路は、電子写真複写機本体110の下
部に設けられた給紙カセット117又は給紙ユニット1
20に収容された転写紙Pが画像形成部112により画
像形成された後、搬送部114,定着部115,排紙切
替部116を経て後処理装置140に収容される経路で
ある。
【0038】一方、循環経路は、排紙切替部116から
分岐された転写紙Pが両面複写用転写紙再給紙装置11
8一旦ストックされた後、再給送されて電子写真複写機
本体110の給紙部113に至る経路である。
【0039】<電気的構成>以上のように構成された画
像形成装置100は、電気的には図3のような構成にな
っている。
【0040】この図3に示すように、画像形成装置10
0は、走査露光部111を制御する光学制御部111
C、感光体ドラム112を制御する感光体ドラム制御部
112C、自動原稿送り装置130を制御するADF制
御部130C、後処理装置140を制御するソータ制御
部140C、各種の操作がなされる操作部や各種表示を
行う表示部を制御する走査表示制御部170C、電子写
真複写機本体110の各部を制御する本体制御部150
を備えている。
【0041】また、外部機器との通信のための変復調を
行うモデム160が画像形成装置100に接続可能に構
成されている。尚、このモデム160は画像形成装置1
00内に設けることも可能である。
【0042】また、上記本体制御部150は、演算手段
としてのCPU151、処理プログラムが格納されてい
るROM152、処理実行時の作業メモリとして使用さ
れるRAM153、各種設定データや保持すべきデータ
を格納する不揮発性メモリ154、各種センサ(ジャム
検知センサ等)からの検知信号をCPU151に入力す
るための入力ポート155、CPU151からの指示を
各種モータ等に出力するための出力ポート156、前述
した各種制御部とCPU151と後述するモデムI/F
ユニット158とをシリアル接続する双方向シリアルポ
ート157、CPU151が発生するジャム多発信号を
外部機器(ホストコンピュータ300等)に伝送するた
めの通信制御を行うモデムI/Fユニット158、を備
えている。
【0043】電気通信回線設備200(以下、単に回線
200という)は、各種回線を意味しており、公衆回線
や自営回線のみならず、電波,赤外光,可視光等を用い
る無線伝送路も含むものである。
【0044】ホストコンピュータ300は後述する保守
管理者等の傍に設置されたコンピュータであり、画像形
成装置100の保守や管理を行うためのものである。そ
して、ホストコンピュータ300はモデム301によ
り、回線200を介して画像形成装置100と通信可能
に構成されている。
【0045】<画像形成装置の動作>以下、図1のフロ
ーチャートを参照して本実施の形態例のジャム多発検知
の動作について説明する。
【0046】尚、この図1は動作ジャム(画像形成の動
作中に発生するジャム)の処理を示すサブルーチンであ
り、CPU151におけるメインの動作プログラム処理
中において動作ジャム発生と同時にコールされるもので
ある。
【0047】上述した原稿D若しくは記録紙Pの搬送経
路のいずれかにおいてジャムが発生すると、該当する箇
所のジャム検知センサからの検知信号を受けたCPU1
51では、メインの動作プログラムから動作ジャムルー
チンがコールされる。このときCPU151は、ジャム
発生時の通常処理(図1S1)を実行する。
【0048】このジャム発生時の通常処理として、画像
形成装置100の各部の機械的動作を停止させると共
に、時系列ジャムデータの作成と、箇所別ジャムカウン
トとを行う。
【0049】ここで、時系列ジャムデータとは、所定件
数(例えば、過去100件、または、サービス実施時か
ら現在まで)のジャム情報をジャム発生時に蓄積してお
くものであり、起因ジャムコード,発生月,発生日,発
生時,発生分,発生給紙段,使用(転写紙/原稿)サイ
ズ,倍率などが含まれている。また、箇所別ジャムカウ
ントとは、ジャムの発生箇所毎にカウントしておくもの
である。
【0050】そして、これら時系列ジャムデータと箇所
別ジャムカウントとを不揮発性メモリ154等に保持し
ておく。また、通常の処理の際にも原稿通紙枚数TO
(トータル原稿カウント)や転写紙通紙(画像形成)枚
数TC(トータルコピーカウント)などのカウント値も
同様に不揮発性メモリ154に保持されるが、ジャム発
生時にはこれらTOやTCが時系列ジャムデータ内に取
り込まれる。
【0051】尚、ここで本実施の形態例で使用するデー
タ等について以下にまとめて説明しておく。 <転写紙Pのジャムに関するデータ> TC:トータルコピーカウント TC1:区間ジャムデータリセット(サービス実施)時
のTC TC2:時系列ジャムデータ中で、TC1より大きいT
Cを持つ最も古い本体ジャムデータのTC(但し、TC
1より大きいTCデータを持つ本体ジャムデータが1件
だけの場合にはTC2=TC1とする) TC3:現在のTC N1:区間ジャムデータリセット(サービス実施)後、
ある所定枚数コピーされるまではジャム多発検知を行わ
ないためのしきい値 N3:TC2〜TC3の間で発生した本体ジャムの件数
(TC2=TC1の場合を除き、TC2で発生したジャ
ムを除く) N4:本体ジャム発生あたりコピー枚数MCBJにより
本体ジャム多発の判定を行うしきい値 <原稿Dのジャムに関するデータ> TO:トータル原稿カウント TO1:区間ジャムデータリセット(サービス実施)時
のTO TO2:時系列ジャムデータ中で、TO1より大きいT
Oを持つ最も古い原稿ジャムデータのTO(但し、TO
1より大きいTOデータを持つ原稿ジャムデータが1件
だけの場合にはTO2=TO1とする) TO3:現在のTO N2:区間ジャムデータリセット(サービス実施)後、
ある所定枚数原稿通紙されるまではジャム多発検知を行
わないためのしきい値 N5:TO2〜TO3の間で発生した原稿ジャムの件数
(TO2=TO1の場合を除き、TO2で発生したジャ
ムを除く) N6:原稿ジャム発生あたり通紙枚数MOBJにより原
稿ジャム多発の判定を行うしきい値 そして、以上のようなジャム発生時の通常処理を実行し
た後に、発生したジャムが原稿ジャムであるか本体ジャ
ムであるかを、起因ジャムコード等を参照してCPU1
51が判定する(図1S2)。この判定結果により、原
稿ジャムであれば原稿ジャム多発呼出ルーチン(図1S
3A〜S8A)か、本体ジャムであれば本体ジャム多発
呼出ルーチン(図1S3B〜S8B)かのいずれかに振
り分ける。
【0052】原稿ジャム多発呼出ルーチン:発生した
ジャムが原稿ジャムである場合、CPU151は不揮発
性メモリ154や各種レジスタ等に格納されたデータを
参照して、原稿ジャム発生時のトータル原稿カウントT
Oと区間ジャムデータリセット(サービス実施)時のト
ータル原稿カウントTO1との差(TO−TO1)を求
め、この差(サービス実施後原稿通紙枚数)がしきい値
N2より大きいかを調べる(図1S3A)。
【0053】この差がしきい値N2以下である場合に
は、以下の原稿ジャム多発呼出ルーチンを実行せずに終
了する。これは、ある程度の原稿通紙を行った後でない
と、ジャム多発を判定する信頼性が低くなるためであ
る。
【0054】また、サービス実施後原稿通紙枚数がN2
より大きければ、原稿ジャム発生あたり通紙枚数MOB
Jの算出を行う(図1S4A)。ここで、原稿ジャム発
生あたり通紙枚数MOBJは、 MOBJ=(TO3−TO2)/N5 と表すことができる。
【0055】すなわち、所定ジャム数に占める該当領域
(原稿送り装置)のジャム数N5と、保持されたジャム
データの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント
及び保持されたジャムデータの中で最新データ取得時の
トータル通紙カウントの差(TO3−TO2)とによ
り、原稿ジャム発生あたり通紙枚数MOBJを演算して
いる。また、このMOBJの逆数が原稿送り装置側のジ
ャム発生頻度を意味している。
【0056】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0057】すなわち、このようにジャム発生頻度を演
算することで、時間頻度(最近に発生した所定数のジャ
ムデータ(ジャム発生箇所,画像形成枚数(記録紙通紙
枚数)又は原稿通紙枚数))と通紙枚数に対する頻度
(保持されたジャムデータの中で最古データ取得時のト
ータル通紙カウント及び保持されたジャムデータの中で
最新データ取得時のトータル通紙カウントの差)との両
方から判断しているため、時間的要素を含んだ状態でジ
ャム多発検知を行うことになる。すなわち、通紙枚数だ
けで判断していた従来方法と比較して、時間頻度をもパ
ラメータとして用いることで、使用者の感覚に近い検知
結果が得られるようになる。
【0058】そして、以上の原稿ジャム発生あたり通紙
枚数MOBJを所定のしきい値N6と比較して(図1S
5A)、MOBJがN6以上であれば原稿ジャム多発で
はないので終了し、MOBJがN6未満であれば原稿ジ
ャム多発であると判定する。
【0059】原稿ジャム多発であると判定された場合
は、CPU151は双方向シリアルポート157を介し
てモデム160からの所定信号(DR信号等)を判断し
てモデム160の有無を調べる。また、同様にして、C
PU151は双方向シリアルポート157を介して所定
信号によりモデムI/Fユニット158の有無を検出す
る(図1S6A)。
【0060】これらモデムI/Fユニット158やモデ
ム160は接続(装備)されていない画像形成装置も存
在しており、これらが接続されていない場合には表示部
に原稿ジャム多発である旨を表示して終了する。
【0061】また、これらモデムI/Fユニット158
やモデム160は接続されている画像形成装置では、C
PU151によりジャム多発呼出の設定(画像形成装置
においてオン/オフ設定が可能なように構成されてい
る)のオン/オフを調べ、呼出の設定がオフのときには
原稿ジャム多発呼出を行わずに終了し、呼出の設定がオ
ンのときには原稿ジャム多発呼出を行うようにする(図
1S7A)。
【0062】そして、原稿ジャム多発呼出を行う場合に
は、CPU151は双方向シリアルポート157を介し
てモデムI/Fユニット158に原稿ジャム多発呼出の
ための指示を与える。
【0063】この指示を受けたモデムI/Fユニット1
58はモデム160を用いてホストコンピュータ300
に対して原稿ジャム多発呼出を行う(図1S8A)。こ
の際、ホストコンピュータ300に対しては、原稿ジャ
ム多発を示すコマンドやパラメータの他にMOBJの値
や画像形成装置100のシリアル番号,ホストコンピュ
ータのID等を送信する。
【0064】また、この送信に際して、ジャム多発時の
TC,TO,ジャム発生箇所別ジャムカウント、また
は、サービスコール毎の件数や用紙サイズ別カウントデ
ータ等、ジャム多発とは直接関係のないデータを送るこ
とも可能である。
【0065】この原稿ジャム多発呼出により、ホストコ
ンピュータ300は画像形成装置100側の原稿ジャム
多発を感知し、画像形成装置100の状態や設置場所等
の情報を表示する。この結果、保守管理者等がジャムの
発生した画像形成装置100の状態を把握することがで
きるようになる。
【0066】本体ジャム多発呼出ルーチン:発生した
ジャムが本体ジャムである場合、CPU151は不揮発
性メモリ154や各種レジスタ等に格納されたデータを
参照して、本体ジャム発生時のトータル本体カウントT
Cと区間ジャムデータリセット(サービス実施)時のト
ータルコピーカウントTC1との差(TC−TC1)を
求め、この差(サービス実施後コピー枚数)がしきい値
N3より大きいかを調べる(図1S3B)。
【0067】この差がしきい値N3以下である場合に
は、以下の本体ジャム多発呼出ルーチンを実行せずに終
了する。これは、ある程度の画像形成を行った後でない
と、ジャム多発を判定する信頼性が低くなるためであ
る。
【0068】また、サービス実施後コピー枚数がN3よ
り大きければ、本体ジャム発生あたり通紙枚数MCBJ
の算出を行う(図1S4B)。ここで、本体ジャム発生
あたり通紙枚数MCBJは、 MCBJ=(TC3−TC2)/N3 と表すことができる。
【0069】すなわち、所定ジャム数に占める該当領域
(画像形成装置本体)のジャム数N3と、最古データ取
得時のトータルコピーカウント及び最新データ取得時の
トータルコピーカウントの差(TC3−TC2)とによ
り、本体ジャム発生あたり通紙枚数MCBJを演算して
いる。また、このMCBJの逆数が画像形成装置本体側
のジャム発生頻度を意味している。
【0070】このようにジャム発生頻度を演算すること
で、時間頻度(最近に発生した所定数のジャムデータ
(ジャム発生箇所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又
は原稿通紙枚数))とコピー枚数に対する頻度(最古デ
ータ取得時のトータルコピーカウント及び最新データ取
得時のトータルコピーカウントの差)との両方から判断
しているため、現在に最も近い時刻に発生した所定数の
ジャムデータで算出することにより、時間的要素を含ん
だ状態でジャム多発検知を行うことになる。すなわち、
コピー枚数だけで判断していた従来方法と比較して、時
間頻度をもパラメータとして用いることで、使用者の感
覚に近い検知結果が得られるようになる。
【0071】そして、以上の本体ジャム発生あたり通紙
枚数MCBJを所定のしきい値N4と比較して(図1S
5B)、MOBJがN4以上であれば本体ジャム多発で
はないので終了し、MOBJがN4未満であれば本体ジ
ャム多発であると判定する。
【0072】本体ジャム多発であると判定された場合
は、CPU151は双方向シリアルポート157を介し
てモデム160からの所定信号(DR信号等)を判断し
てモデム160の有無を調べる。また、同様にして、C
PU151は双方向シリアルポート157を介して所定
信号によりモデムI/Fユニット158の有無を検出す
る(図1S6B)。
【0073】これらモデムI/Fユニット158やモデ
ム160は接続(装備)されていない画像形成装置も存
在しており、これらが接続されていない場合には表示部
に本体ジャム多発である旨を表示して終了する。
【0074】また、これらモデムI/Fユニット158
やモデム160は接続されている画像形成装置では、C
PU151によりジャム多発呼出の設定(画像形成装置
においてオン/オフ設定が可能なように構成されてい
る)のオン/オフを調べ、呼出の設定がオフのときには
原稿ジャム多発呼出を行わずに終了し、呼出の設定がオ
ンのときには原稿ジャム多発呼出を行うようにする(図
1S7B)。
【0075】そして、本体ジャム多発呼出を行う場合に
は、CPU151は双方向シリアルポート157を介し
てモデムI/Fユニット158に本体ジャム多発呼出の
ための指示を与える。
【0076】この指示を受けたモデムI/Fユニット1
58はモデム160を用いてホストコンピュータ300
に対して本体ジャム多発呼出を行う(図1S8B)。こ
の際、ホストコンピュータ300に対しては、本体ジャ
ム多発を示すコマンドやパラメータの他にMCBJの値
や画像形成装置100のシリアル番号,ホストコンピュ
ータのID等を送信する。
【0077】また、この送信に際して、ジャム多発時の
TC,TO,ジャム発生箇所別ジャムカウント、また
は、サービスコール毎の件数や用紙サイズ別カウントデ
ータ等、ジャム多発とは直接関係のないデータを送るこ
とも可能である。
【0078】この本体ジャム多発呼出により、ホストコ
ンピュータ300は画像形成装置100側の本体ジャム
多発を感知し、画像形成装置100の状態や設置場所等
の情報を表示する。この結果、保守管理者等がジャムの
発生した画像形成装置100の状態を把握することがで
きるようになる。
【0079】<この実施の形態例により得られる効果> ジャム発生頻度を、時間頻度(最近に発生した所定数
のジャムデータ(ジャム発生箇所,画像形成枚数(記録
紙通紙枚数)又は原稿通紙枚数))と通紙枚数に対する
頻度(保持されたジャムデータの中で最古データ取得時
のトータル通紙カウント及び保持されたジャムデータの
中で最新データ取得時のトータル通紙カウントの差)と
の両方から判断することができるようになるため、現在
に最も近い時刻に発生した所定数のジャムデータで算出
することにより、時間的要素を含んだ状態でジャム多発
検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結果が
得られるようになる。
【0080】画像形成装置本体側と原稿送り装置側と
のように、ジャム発生に関連する領域毎に分けてジャム
発生頻度を検知しているので、関連する領域毎に検知が
行われるようになって、使用者の感覚に近い検知結果が
得られるようになる。
【0081】ジャム多発信号をホストコンピュータ等
の外部の機器に伝送しているので、外部の機器から保守
管理者等が画像形成装置の状態を把握することができる
ようになる。
【0082】遠隔診断システムを使用することによ
り、ジャム多発発生の原因や状況についての情報を保守
管理者等が遠隔で把握できるため、顧客に対して迅速な
点検修理を行うことが可能になる。
【0083】<その他の実施の形態例>上述した実施
の形態例では、原稿ジャムと本体ジャムとの2つの場合
を説明したが、これ以外にPFU120でのPFUジャ
ム,後処理装置140でのFNSジャムなどを検知して
もよい。
【0084】更に、本体ジャムを更に関連する幾つかの
領域毎に分けることも可能である。例えば、画像形成ユ
ニット112周辺の画像形成ジャム,給紙カセット11
7や給紙部113付近での給紙ジャム,定着部115や
排紙切替部116周辺での排紙ジャムのように、関連す
る領域毎に上述したMCBJを演算してジャム多発検知
を行うようにしてもよい。
【0085】このようにすることで、本体内で関連する
領域毎にジャムの発生頻度を求められるため、更に使用
者の感覚に近い検知結果が得られると共に、管理者にと
ってもジャム多発の状況を把握し易くなる。すなわち、
より細かいジャム多発情報を開示することができる。
【0086】<その他の実施の形態例>上述したよう
に通信制御を行うモデムI/Fユニット158は、図4
や図5に示すように構成することが可能である。
【0087】図4のモデムI/Fユニット158は、双
方向シリアルポート158Aと、RS−232C回路等
を含むモデムI/F158Fとで構成した場合の一例で
ある。この場合、通信処理プログラムはCPU151に
実行させればよい。従って、モデムI/Fユニット側の
構成を簡略化することができる。
【0088】図5のモデムI/Fユニット158は、双
方向シリアルポート158A、通信制御のための制御手
段を構成するCPU158B、通信制御のためのプログ
ラム等を格納しているROM158C、通信制御のため
の作業メモリとしてのRAM158D、通信制御のため
の各種設定が保持される不揮発性メモリ158E、モデ
ム160と接続するRS−232C回路等を含むモデム
I/F158Fとで構成した場合の一例を示している。
【0089】このように、モデムI/Fユニット158
内にCPU158B等を備えることにより、通信のプロ
グラムをモデムI/Fユニット158内で実行できるた
め、本体側のCPU151やROM152に負担をかけ
ないという利点がある。従って、通信機能がオプション
となる画像形成装置の場合には、モデムI/Fユニット
158内にCPUを備える構成が好ましい。
【0090】また、画像形成装置100のメインスイッ
チがオフされている場合には当然CPU151も動作し
ないが、この場合にはモデムI/Fユニット158が動
作可能になっていれば通信可能になるという利点もあ
る。
【0091】<具体例>上述した各しきい値N1,N
2,N4,N6については不揮発性メモリ154等に予
め格納しておくことが可能であり、また、書き換えるこ
とも可能である。
【0092】例えば、 N1=100,200,500,1000 N2=50,100,200,300 N4=50,100,500,1000 N6=25,50,100,200 等のいずれかをデフォルト値として予め設定しておき、
他の値にも設定変更することが可能なように構成してお
いてもよい。また、この他に、それぞれの値を連続可変
で設定する構成にすることも可能である。
【0093】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば以下のような効果が得られる。 (1)請求項1記載の画像形成装置の発明では、所定ジ
ャム数に占める該当領域のジャム数と、保持されたジャ
ムデータの中で最古データ取得時のトータル通紙カウン
ト及び保持されたジャムデータの中で最新データ取得時
のトータル通紙カウントの差とにより、予め定めた領域
毎のジャム発生頻度を演算し、この領域毎のジャム発生
頻度が所定値を超え、かつ、その領域毎の通紙枚数が所
定値を超えたときにジャム多発信号を発生するようにし
ている。
【0094】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0095】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0096】(2)請求項2記載の画像形成装置の発明
では、所定ジャム数に占める該当領域のジャム数と、保
持されたジャムデータの中で最古データ取得時のトータ
ル通紙カウント及び保持されたジャムデータの中で最新
データ取得時のトータル通紙カウントの差とにより、画
像形成装置本体側と原稿送り装置側とに分けてジャム発
生頻度を演算し、それぞれのジャム発生頻度が所定値を
超え、かつ、領域毎の通紙枚数が所定値を超えたときに
ジャム多発信号を発生するようにしている。
【0097】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0098】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、コピーカウントのみからジ
ャム頻度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較し
て、使用者の感覚に近い検知結果が得られるようにな
る。
【0099】そして、画像形成装置本体側と原稿送り装
置側とに分けてジャム発生頻度を検知しているので、関
連する領域毎に検知が行われるようになって、使用者の
感覚に近い検知結果が得られるようになる。
【0100】(3)請求項3記載の画像形成装置の発明
では、所定ジャム数に占める該当領域のジャム数と、保
持されたジャムデータの中で最古データ取得時のトータ
ル通紙カウント及び保持されたジャムデータの中で最新
データ取得時のトータル通紙カウントの差とにより、ジ
ャム発生に関連する領域毎に分けてジャム発生頻度を演
算し、それぞれのジャム発生頻度が所定値を超え、か
つ、領域毎の通紙枚数が所定値を超えたときにジャム多
発信号を発生するようにしている。
【0101】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0102】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0103】そして、ジャム発生に関連する領域毎に分
けてジャム発生頻度を検知しているので、関連する領域
毎に検知が行われるようになって、使用者の感覚に近い
検知結果が得られるようになると共に、より細かいジャ
ム多発情報を開示することができる。
【0104】(4)請求項4記載の画像形成装置の発明
では、所定ジャム数に占める該当領域のジャム数と、保
持されたジャムデータの中で最古データ取得時のトータ
ル通紙カウント及び保持されたジャムデータの中で最新
データ取得時のトータル通紙カウントの差とにより、所
定の領域毎に分けてジャム発生頻度を演算し、それぞれ
のジャム発生頻度が所定値を超え、かつ、領域毎の通紙
枚数が所定値を超えたときにジャム多発信号を発生する
ようにしている。そして、モデム等の通信手段により通
信回線を介してジャム多発信号を外部の機器(ホストコ
ンピュータ等)に伝送する。
【0105】このため、現在に最も近い時刻に発生した
所定数のジャムデータで算出するため、時間的要素を加
味できるようになり、コピーカウントのみからジャム頻
度を求めてジャム多発検知を行う場合と比較して、使用
者の感覚に近いジャム多発検知結果が得られることにな
る。
【0106】すなわち、ジャム発生頻度を、時間頻度
(最近に発生した所定数のジャムデータ(ジャム発生箇
所,画像形成枚数(記録紙通紙枚数)又は原稿通紙枚
数))と通紙枚数に対する頻度(保持されたジャムデー
タの中で最古データ取得時のトータル通紙カウント及び
保持されたジャムデータの中で最新データ取得時のトー
タル通紙カウントの差)との両方から判断することがで
きるようになるため、時間的要素を含んだ状態でジャム
多発検知を行うことになり、使用者の感覚に近い検知結
果が得られるようになる。
【0107】そして、このジャム多発信号をホストコン
ピュータ等の外部の機器に伝送しているので、外部の機
器から保守管理者等が画像形成装置の状態を把握するこ
とができるようになる。
【0108】また、遠隔診断システムを使用することに
より、ジャム多発発生の原因や状況についての情報を保
守管理者等が遠隔で把握できるため、顧客に対して迅速
な点検修理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のジャム多発検知の
動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態例で使用する画像形成装置
の機械的構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態例で使用する画像形成装置
の電気的構成を示す構成ブロック図である。
【図4】図3に示す電気的構成のモデムI/Fユニット
の詳細構成の一例を示す構成ブロック図である。
【図5】図3に示す電気的構成のモデムI/Fユニット
の詳細構成の一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
110 画像形成装置 101 電子複写機本体(画像形成装置の本体部) 111C 光学制御部 112C ドラム制御部 130C ADF制御部 140C ソータ制御部 150 本体制御部 151 CPU 152 ROM 153 RAM 154 不揮発性メモリ 155 入力ポート 156 出力ポート 157 双方向シリアルポート 158 モデムI/Fユニット 160 モデム 170C 操作表示制御部 200 回線 300 ホストコンピュータ 301 モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北原 義奈朗 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙や原稿のジャム発生箇所毎のジャ
    ム発生カウントデータと通紙カウントデータとを有する
    画像形成装置であって、 ジャム発生箇所とジャム発生日時とを所定数保持するジ
    ャムデータ保持手段と、 記録紙の画像形成枚数と原稿通紙枚数とからなるカウン
    トデータを保持する処理データ保持手段と、 前記ジャムデータ保持手段と処理データ保持手段で保持
    したデータを参照して、所定ジャム数に占める該当領域
    のジャム数と、保持されたジャムデータの中で最古デー
    タ取得時のトータル通紙カウント及び保持されたジャム
    データの中で最新データ取得時のトータル通紙カウント
    の差とにより、予め定めた領域毎のジャム発生頻度を演
    算する演算手段と、 前記領域毎の通紙枚数が所定値を超え、かつ、その領域
    毎のジャム発生頻度が所定値を超えたときにジャム多発
    信号を発生するジャム多発信号発生手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ジャム多発信号発生手段は、画像形
    成装置本体の記録紙のジャムと原稿送り装置の原稿のジ
    ャムとに分けてジャム多発信号を発生することを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ジャム多発信号発生手段は、ジャム
    発生に関連する領域毎に分けてジャム多発信号を発生す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ジャム多発信号発生手段からのジャ
    ム多発信号を外部の機器に伝送する通信手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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