JPH10190881A - 通信端末装置及びデータ通信システム - Google Patents

通信端末装置及びデータ通信システム

Info

Publication number
JPH10190881A
JPH10190881A JP8350401A JP35040196A JPH10190881A JP H10190881 A JPH10190881 A JP H10190881A JP 8350401 A JP8350401 A JP 8350401A JP 35040196 A JP35040196 A JP 35040196A JP H10190881 A JPH10190881 A JP H10190881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
communication
telephone
data communication
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8350401A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Misawa
裕 三澤
Michiko Enomoto
道子 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8350401A priority Critical patent/JPH10190881A/ja
Publication of JPH10190881A publication Critical patent/JPH10190881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線をデータ通信用と電話用とに共用す
る場合において、データ通信時に人が無駄に電話に出る
ことを防止する。 【解決手段】 カラオケ装置本体1を、接続装置3によ
り、電話回線5を介してホストコンピュータ6に接続す
る。接続装置3に電話機7を接続する。ホストコンピュ
ータ6を、カラオケ装置本体1とのデータ通信(カラオ
ケ演奏データの送信)を行うにあたり、まず呼出信号の
コール回数が1回の発呼を行い、その数秒後に再び発呼
を行うように構成する。一方、カラオケ装置本体1の制
御装置2を、呼出信号のコールが1回で切れたかどうか
を判断し、そのコールが1回で切れたときには、データ
受信モードとなって所定時間内に再び呼出信号を受けた
ときに電話回線5に制御装置2を接続するように構成す
る。また、呼出信号のコールが1回を越えるまでは、電
話機7のベルの鳴動を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置との間
で電話回線などの通信回線を通じてデータ通信を行う通
信端末装置、及び、その通信端末装置を備えるデータ通
信システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば家庭用あるいは
業務用のカラオケ装置としては、いわゆる通信型カラオ
ケが広く供されてきている。この種の通信型のカラオケ
装置は、端末装置であるカラオケ装置本体に、多数の曲
に関するカラオケ演奏データ(MIDIデータ等)を記
憶するハードディスク等の記憶装置を備えて構成され、
カラオケ曲のリクエストがあると、その曲のカラオケ演
奏データが読出されてカラオケ演奏が行われるようにな
っている。
【0003】そして、この種のカラオケ装置はデータ通
信機能を備えており、例えば新たに制作されたカラオケ
演奏データが、随時ホストコンピュータから通信回線こ
の場合電話回線を通じて送信されることにより、前記ハ
ードディスクに、カラオケ演奏データが蓄積されていく
ようになっている。
【0004】ところで、このような通信型カラオケ装置
を例えばスナック等に設置する場合には、データ通信用
の回線を電話機と共用することが多い事情がある。この
ため、ホストコンピュータ側から端末装置を呼出す場
合、電話機のベルが鳴動するため、その呼出しが電話の
ためのものなのかデータ通信用のものなのかを、受話器
を取上げてみないと区別することができず、人が無駄に
電話に出ることが多くなる不具合があった。
【0005】尚、この場合、端末装置側からホストコン
ピュータを呼出してデータ通信を行うようにすれば、上
記のような問題は生じないが、各端末装置とのデータ通
信をいつ行うかといった管理をホストコンピュータ側で
自在に行うことが困難になるため、制御,管理上の問題
が生ずる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、通信回線をデータ通信用と電話用とに
共用する場合においても、データ通信時に人が無駄に電
話に出ることを防止することができる通信端末装置及び
データ通信システムを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、通信端
末装置側つまり着信側が受ける呼出信号のコールが、電
話のためのものなのかデータ通信のためのものなのかを
区別できないことに起因して生ずるものである。この場
合、電話とデータ通信とで呼出信号自体を別のものとす
ることは困難である。そこで、本発明者は、ホスト装置
がデータ通信を実際に行うための発呼の前に、予め、通
信端末装置に対して、次にデータ通信を行うといういわ
ばサインを送ることができれば、着信側で、次の呼出信
号をデータ通信のためのものとして区別することができ
るという着想を得、本発明を成し遂げたのである。
【0008】前記サインは、呼出信号のコールのみを所
定回数行うことによって実現することができる。この際
の所定回数は、電話の際に発信側が通常では切ることの
ないようなコールの回数で、且つ着信側で人が電話に出
るには短い程度の時間に応じた回数とすれば良く、1回
とすることが最も望ましく、あるいは多くとも2〜3回
とすることが望ましい。また、このサインは、ホスト装
置から通信端末装置に対して、データ通信実行のタイミ
ングを教えるサインともなるので、通信端末装置側がそ
のサインを受けると、今度は通信端末装置側からホスト
装置に対して発呼を行うようにしても良いのである。
【0009】本発明の請求項1の通信端末装置は、ホス
ト装置との間で通信回線を通じてデータ通信が行われる
データ端末を備えると共に、その通信回線に電話機が接
続されるものにあって、呼出信号のコールが所定回数で
切れたかどうかを判断する判断手段と、この判断手段に
より前記コールが所定回数で切れたと判断され、且つそ
の後所定時間内に再び呼出信号を受けたときに、前記通
信回線に前記データ端末を接続する回線制御手段とを具
備するところに特徴を有する。
【0010】これによれば、判断手段により、ホスト装
置から、次にデータ通信を行うといういわばサインがあ
ったかどうかが判断され、そのサインがあった場合に
は、回線制御手段により、その後所定時間内に再び呼出
信号を受けたときに、通信回線にデータ端末側が接続さ
れる。従って、ホスト装置からの最初の発呼時において
も、人が無駄に電話に出ることはなく、また、人は、次
にかかってくる電話をデータ通信用のものであると容易
に知ることができる。そして、その後の実際のデータ通
信に係る再発呼時においても、通信回線が電話機側でな
くデータ端末側に自動的に接続され、人が電話に出るこ
となくデータ通信が行われる。尚、前記所定時間は、あ
まり長く設定しても意味はないので、例えば数秒から数
十秒の間のいずれかに設定することが望ましい。
【0011】本発明の請求項2の通信端末装置は、ホス
ト装置との間で通信回線を通じてデータ通信が行われる
データ端末を備えると共に、その通信回線に電話機が接
続されるものにあって、呼出信号のコールが所定回数で
切れたかどうかを判断する判断手段と、この判断手段に
より前記コールが所定回数で切れたと判断されたときに
は、所定時間内に前記ホスト装置に対する発呼を行う発
呼手段とを具備するところに特徴を有する。
【0012】これによれば、判断手段により、ホスト装
置から、次にデータ通信を行うといういわばサインがあ
ったかどうかが判断され、そのサインがあった場合に
は、発呼手段により、その後所定時間内に、データ通信
を行うべく、通信端末装置側からホスト装置に対して発
呼が行われる。従って、ホスト装置からの最初の発呼時
において、人が無駄に電話に出ることはなく、また、デ
ータ通信をいつ行うかといった管理を、ホスト装置側で
自在に行うことが可能となる。
【0013】このとき、上記した各通信端末装置におい
て、呼出信号のコール回数が所定回数を越えるまでは、
電話機のベルを鳴動させないベル制御手段を設けるよう
にすることができる(請求項3の発明)。これによれ
ば、ホスト装置からの最初の発呼時においては、電話機
のベルが鳴動されなくなるので、人が電話に出ることを
確実に防止することができる。また、電話がかかってい
るときには、所定回数を越えたコールが行われるので、
この際には、電話機のベルが鳴動され、使用者は電話に
出ることができる。
【0014】そして、本発明の請求項4のデータ通信シ
ステムは、ホスト装置と、このホスト装置との間で通信
回線を通じてデータ通信を行う請求項1記載の通信端末
装置とを備えると共に、前記ホスト装置を、前記通信端
末装置とのデータ通信を行うにあたって、まず、前記通
信端末装置に対する発呼を行い、その呼出信号のコール
が所定回数となったときに一旦呼出しを終了し、その
後、所定時間内に再び発呼を行うように構成したところ
に特徴を有する。
【0015】これによれば、ホスト装置からの最初の発
呼時においても、通信端末装置側において人が無駄に電
話に出ることはなく、その後の実際のデータ通信に係る
再発呼時においても、通信端末装置において、通信回線
が電話機側でなくデータ端末側に自動的に接続されるの
で、人が電話に出ることを防止できる。
【0016】本発明の請求項5のデータ通信システム
は、ホスト装置と、このホスト装置との間で通信回線を
通じてデータ通信を行う請求項2記載の通信端末装置と
を備えると共に、前記ホスト装置を、前記通信端末装置
とのデータ通信を行うにあたって、前記通信端末装置に
対する発呼を行い、その呼出信号のコールが所定回数と
なったときに呼出しを終了し、その後前記通信端末装置
からの呼出しを待つように構成したところに特徴を有す
る。
【0017】これによれば、ホスト装置からの最初の発
呼時において、通信端末装置側において人が無駄に電話
に出ることはなく、また、その後通信端末装置から発呼
が行われてデータ通信を行うことができるので、通信端
末装置に対してデータ通信をいつ行うかといった管理
を、ホスト装置側で自在に行うことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を通信型カラオケ装
置に適用した一実施例(請求項1,3,4に対応)につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例
に係るデータ通信システムである通信カラオケのシステ
ムを概略的に示している。
【0019】ここで、通信端末装置たるカラオケ装置本
体1は、制御装置2、接続装置3、ハードディスク装置
4を備えて構成されている。このうち制御装置2は、C
PUを含んで構成され、カラオケ演奏やデータ通信等の
制御を行うようになっている。また、前記ハードディス
ク装置4には、多数の曲のカラオケ演奏データ(MID
Iデータ及び歌詞データ)が記憶されるようになってい
る。
【0020】尚、図示はしないが、前記カラオケ装置本
体1(制御装置2)には、使用者がリクエスト等を行う
ための操作パネル及びリモコンからなる入力装置、前記
ハードディスク装置4に記憶されたカラオケ演奏データ
に基づいてアンプを介してスピーカからカラオケ演奏音
を出力させる音源、背景画像再生用のCDプレーヤ、歌
詞を背景画像と共に表示するディスプレイなどが接続さ
れ、全体としてカラオケシステムが構成されるようにな
っている。
【0021】そして、このカラオケ装置本体1は、前記
接続装置3により、通信回線この場合電話回線5を介し
てホスト装置たるホストコンピュータ6との間のデータ
通信が可能とされている。また、前記接続装置3には、
電話機7が接続されるようになっている。前記制御装置
2は、この接続装置3を介して、前記カラオケ装置本体
1あるいは電話機7の前記電話回線5との接続を制御
(切換)し、さらに本実施例では、前記電話機7のベル
の鳴動も制御するようになっている。
【0022】前記ホストコンピュータ6は、多数の端末
装置(カラオケ装置本体1)を管理し、例えば新曲等の
カラオケ演奏データが制作されると、各カラオケ装置本
体1に対してそのカラオケ演奏データの配送を行うもの
で、その配送を、例えば深夜の時間帯に、前記電話回線
5を介したデータ通信により行うようになっている。こ
れにて、制御装置2がデータ端末として機能し、前記ハ
ードディスク装置4に、カラオケ演奏データが蓄積され
て行くのである。
【0023】さて、前記ホストコンピュータ6は、カラ
オケ装置本体1とのデータ通信(カラオケ演奏データの
送信)を行うにあたって、まず、前記カラオケ装置本体
1に対する発呼を行い、その呼出信号のコールが所定回
数ここでは1回となったときに一旦呼出しを終了し、そ
の後、所定時間例えば数秒後に再び発呼を行うように構
成されている。
【0024】そして、詳しくは後のフローチャートの説
明にて明らかとなるように、カラオケ装置本体1の制御
装置2は、そのソフトウエア的構成により、呼出信号を
受けた際に、呼出信号のコールが所定回数この場合1回
で切れたかどうかを判断し、そのコールが1回で切れた
ときには、データ受信モードとなって、その後所定時間
内に再び呼出信号を受けたときに、前記接続装置3を介
して電話回線5に制御装置2側を接続するようになって
いる。
【0025】また、本実施例では、制御装置2は、呼出
信号を受けた際に、呼出信号のコールが1回を越えるま
では、前記電話機7のベルの鳴動を禁止し、呼出信号の
コールの2回目から電話機7のベルを鳴動させるように
なっている。従って、制御装置2が、本発明にいう判断
手段、回線制御手段、ベル制御手段として機能するよう
になっているのである。尚、呼出信号を受けた際に、呼
出信号のコールが2回以上続いた場合には、電話モード
となって、電話機7の受話器が取上げられることにより
電話回線5に電話機7が接続されるようになっている。
【0026】次に、上記構成の作用について、図2及び
図3も参照して述べる。上述のように、ホストコンピュ
ータ6は、例えば新曲等のカラオケ演奏データが制作さ
れると、各カラオケ装置本体1に対してそのカラオケ演
奏データの配送を行う。このとき、ホストコンピュータ
6は、まず、カラオケ装置本体1に対する発呼を行い、
その呼出信号のコールが1回行われたところで一旦呼出
しを終了し、その後、数秒後に再び発呼を行ってデータ
を送信するように構成されている。
【0027】これに対し、カラオケ装置本体1の制御装
置2においては、呼出信号を受けたときに、図2のフロ
ーチャートに示す手順にて、データ受信モードあるいは
電話モードのいずれかを設定するようになっている。
【0028】即ち、ステップS1では呼出信号があるか
どうかが監視され、呼出信号があった場合には(Ye
s)、ステップS2にてコール回数がカウントされる。
そして、そのコール回数が1回であったとき、つまり1
回のコールのみで切られた場合には(ステップS3にて
Yes)、データ受信モードに設定される(ステップS
4)。従って、上記のようにホストコンピュータ6から
最初の発呼があると、カラオケ装置本体1側がデータ受
信モードとなるのである。このデータ受信モードの詳細
は、図3のフローチャートの通りとなる。
【0029】一方、コールが2回以上続いたときには
(ステップS3にてNo)、電話モードが設定され(ス
テップS5)、人が電話機7の受話器を取上げることに
よって電話を行うことができるようになる。また、この
とき、図示はしていないが、制御装置2は、呼出信号を
受けた際に、呼出信号のコールが1回を越えるまでは、
前記電話機7のベルの鳴動を禁止し、呼出信号のコール
の2回目から電話機7のベルを鳴動させるようになって
いる。従って、人は、1回のコールがあっただけでは、
電話に出る(受話器を取上げる)ことはないのである。
【0030】図3のフローチャートは、上記データ受信
モード(ステップS4)の処理の内容を示している。こ
こで、データ受信モードが設定されると、時間カウント
が開始され、ステップS41では所定時間(例えば数秒
〜数十秒)が経過したかどうかが判断される。所定時間
以内においては(No)、ステップS42にて呼出しが
あるかどうかが監視される。
【0031】そして、呼出信号を受けると(ステップS
42にてYes)、ステップS43にて、電話回線5に
制御装置2を接続し、応答信号を発してホストコンピュ
ータ6との接続が行われる。このとき、ホストコンピュ
ータ6との接続が成功したかどうかが判断され(ステッ
プS44)、成功したときには(Yes)、ステップS
45にてデータの受信が行われる。データ受信が完了す
ると、データ受信モードが終了する。
【0032】一方、データ受信モード設定後、所定時間
内に呼出しがないときには(ステップS41にてYe
s)、そのままデータ受信モードが終了する。さらに、
ホストコンピュータ6との接続が成功しなかった場合に
は(ステップS44にてNo)、その失敗の回数をカウ
ントし(ステップS46)、2回の失敗までは再度呼出
信号を待ってホストコンピュータ6との接続を試みるも
のであるが(ステップS47にてNo)、接続の失敗が
3回になると(ステップS47にてYes)、やはりそ
のままデータ受信モードが終了するようになっている。
【0033】これによれば、ホストコンピュータ6から
の最初の発呼時において、呼出信号の1回のコールで切
るようにしたので、通常の呼出信号を用いながらも、予
めカラオケ装置本体1に対して、次にデータ通信を行う
といういわばサインを送ることができる。この場合、通
常の電話の際には、発信側が1回のコールで切ることは
少ないので、着信側つまりカラオケ装置本体1側では、
十分な確かさで、ホストコンピュータ6からのサインで
あると判断することができる。また、このとき、カラオ
ケ装置本体1側においては、電話機7のベルが鳴動する
ことはないので、人が無駄に電話に出ることもない。
【0034】そして、ホストコンピュータ6において
は、データ通信のための再発呼が数秒後に行われ、一
方、カラオケ装置本体1においては、上記サインがあっ
たと判断されたときには、自動的にデータ受信モードが
設定され、次の呼出信号を受けた際に、電話回線5が電
話機7側でなく制御装置2側に自動的に接続されるの
で、やはり人が電話に出ることを防止でき、スムーズに
データ通信が行われるようになるのである。
【0035】このように本実施例によれば、電話回線5
をデータ通信用と電話用とに共用する場合であっても、
呼出しが電話のためのものなのかデータ通信用のものな
のかを、受話器を取上げてみないと区別することができ
なかった従来のものと異なり、データ通信時において
は、人が無駄に電話に出ることを防止することができる
という優れた実用的効果を得ることができる。しかも、
特に本実施例では、ホストコンピュータ6からの最初の
発呼時においては、電話機7のベルの鳴動が禁止される
構成としたので、人が電話に出ることを確実に防止する
ことができるものである。
【0036】尚、上記実施例では、発呼は全てホストコ
ンピュータ6側から行うようにしたが、上記した最初の
発呼によるサインは、ホストコンピュータ6側からカラ
オケ装置本体1に対してデータ通信実行のタイミングを
教えるサインともなるので、そのサインを受けると、今
度はカラオケ装置本体1側からホストコンピュータ6に
対して発呼を行うように構成することもできる(請求項
2,5に対応)。
【0037】即ち、図示及び詳しい説明は省略するが、
前記ホストコンピュータ6を、カラオケ装置本体1との
データ通信を行うにあたって、まず、上記実施例と同様
に最初の発呼時において呼出信号の1回のコールで切る
ようにし、その後、カラオケ装置本体1からの呼出しを
待つように構成する。これに対し、前記カラオケ装置本
体1(制御装置2)を、呼出信号のコールが1回で切れ
たときには、所定時間(例えば数秒)以内にホストコン
ピュータ6に対する発呼を行うように構成し、もってデ
ータ通信を行うように構成するのである。
【0038】これによれば、上記実施例と同様に、ホス
トコンピュータ6からの最初の発呼時において、カラオ
ケ装置本体1側において人が無駄に電話に出ることを防
止でき、そして、その後カラオケ装置本体1側から発呼
が行われてデータ通信を行うことができるので、データ
通信をいつ行うかといった管理を、ホストコンピュータ
6側で自在に行うことが可能となるものである。
【0039】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば1回目のコール時に電話機7
のベルの鳴動を禁止することは必ずしも行わなくても良
く、たとえ電話機7のベルが鳴動したとしても、それが
人が電話に出るには短い程度の時間とすれば、人が無駄
に電話に出ることはない。また、それを聞くことによ
り、人は、次にかかってくる電話をデータ通信用のもの
であると判断して電話を取らないようにすることができ
る。
【0040】また、本発明は、通信カラオケシステムに
限らず、各種のデータ通信システム及び通信端末装置に
適用することができ、さらには、電話回線に限らず各種
の通信回線を利用することができる等、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の通信端末装置及びデータ通信システムによれば、通信
回線をデータ通信用と電話用とに共用する場合において
も、データ通信時に人が無駄に電話に出ることを防止す
ることができるという優れた実用的効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、通信カラオケ
システムの構成を概略的に示すブロック図
【図2】データ受信モードとなる手順を示すフローチャ
ート
【図3】データ受信モード時における処理の手順を示す
フローチャート
【符号の説明】
図面中、1はカラオケ装置本体(通信端末装置)、2は
制御装置(データ端末、判断手段、回線制御手段,ベル
制御手段)、3は接続装置、4はハードディスク装置、
5は電話回線(通信回線)、6はホストコンピュータ
(ホスト装置)、7は電話機を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置との間で通信回線を通じてデ
    ータ通信が行われるデータ端末を備えると共に、該通信
    回線に電話機が接続される通信端末装置において、 呼出信号のコールが所定回数で切れたかどうかを判断す
    る判断手段と、 この判断手段により前記コールが所定回数で切れたと判
    断され、且つその後所定時間内に再び呼出信号を受けた
    ときに、前記通信回線に前記データ端末を接続する回線
    制御手段とを具備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 ホスト装置との間で通信回線を通じてデ
    ータ通信が行われるデータ端末を備えると共に、該通信
    回線に電話機が接続される通信端末装置において、 呼出信号のコールが所定回数で切れたかどうかを判断す
    る判断手段と、 この判断手段により前記コールが所定回数で切れたと判
    断されたときには、所定時間内に前記ホスト装置に対す
    る発呼を行う発呼手段とを具備することを特徴とする通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 呼出信号のコール回数が所定回数を越え
    るまでは、電話機のベルを鳴動させないベル制御手段を
    備えることを特徴とする請求項1又は2記載の通信端末
    装置。
  4. 【請求項4】 ホスト装置と、このホスト装置との間で
    通信回線を通じてデータ通信を行う請求項1記載の通信
    端末装置とを備え、 前記ホスト装置は、前記通信端末装置とのデータ通信を
    行うにあたって、まず、前記通信端末装置に対する発呼
    を行い、その呼出信号のコールが所定回数となったとき
    に一旦呼出しを終了し、その後、所定時間内に再び発呼
    を行うように構成されていることを特徴とするデータ通
    信システム。
  5. 【請求項5】 ホスト装置と、このホスト装置との間で
    通信回線を通じてデータ通信を行う請求項2記載の通信
    端末装置とを備え、 前記ホスト装置は、前記通信端末装置とのデータ通信を
    行うにあたって、前記通信端末装置に対する発呼を行
    い、その呼出信号のコールが所定回数となったときに呼
    出しを終了し、その後前記通信端末装置からの呼出しを
    待つように構成されていることを特徴とするデータ通信
    システム。
JP8350401A 1996-12-27 1996-12-27 通信端末装置及びデータ通信システム Pending JPH10190881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350401A JPH10190881A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 通信端末装置及びデータ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8350401A JPH10190881A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 通信端末装置及びデータ通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10190881A true JPH10190881A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18410252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8350401A Pending JPH10190881A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 通信端末装置及びデータ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10190881A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103945077A (zh) * 2014-04-25 2014-07-23 李金华 救援通讯导向系统及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103945077A (zh) * 2014-04-25 2014-07-23 李金华 救援通讯导向系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5471522A (en) Telephone line sharing for a personal computer system
JP4146997B2 (ja) 会議中の着信呼に応答するシステムおよび方法
JPH11252242A (ja) 可変呼出音カウント装置および到来呼に対する呼出音カウントを設定する方法
JP3851474B2 (ja) 話し中電話機からのフラッシュフック信号を取り扱う方法および発信者識別データを表示する電話機
US7421065B2 (en) Internet telephone system
JPH10190881A (ja) 通信端末装置及びデータ通信システム
JPH0730637A (ja) 自動応答式電話装置
US6836541B2 (en) Communicating apparatus
JP2000516437A (ja) コールウェイティング呼出し番号識別(cwcid)システム用の第1の加入者への信号送り
US7292566B2 (en) Telephone terminal and storage medium storing terminal control program thereof
JP3486521B2 (ja) 通信装置
JP3515005B2 (ja) 電話機
JPH11239210A (ja) 留守番電話装置および発信者情報取得方法
JP3796649B2 (ja) ボタン電話装置
JP3127755B2 (ja) 電話装置
JP3326329B2 (ja) 電話機およびメッセージ再生方法
KR20010062908A (ko) 전화기 겸용 무선마우스 및 전화기능 제어방법
JP3243815B2 (ja) 電話交換機
JPH04242361A (ja) 電話交換装置
JP2002077370A (ja) 通信端末装置
JP2004007792A (ja) 電話装置
KR100265119B1 (ko) 자동응답기능을갖는전화기의메시지자동전송방법
JP2749454B2 (ja) ファクシミリ受信方法
JP2000134289A (ja) 電話装置
JP2993387B2 (ja) 留守番電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228