JPH10190775A - 通信チャネルの救済方式 - Google Patents

通信チャネルの救済方式

Info

Publication number
JPH10190775A
JPH10190775A JP8341225A JP34122596A JPH10190775A JP H10190775 A JPH10190775 A JP H10190775A JP 8341225 A JP8341225 A JP 8341225A JP 34122596 A JP34122596 A JP 34122596A JP H10190775 A JPH10190775 A JP H10190775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
channel
subscriber
rescue
priority
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8341225A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Aoyanagi
雅人 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8341225A priority Critical patent/JPH10190775A/ja
Publication of JPH10190775A publication Critical patent/JPH10190775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた救済専用回線を効率よく利用して、
加入者に対する通信サービスを向上させた通信チャネル
の救済方式を提供する。 【解決手段】 通常の通信で使用される回線と、回線で
障害が発生したときに使用される1本の救済専用回線と
を有し、障害発生時に救済専用回線を用いて通信サービ
スを維持する通信チャネルの救済方式において、回線の
障害の発生の有無を定期的に監視し、障害の発生した回
線を特定する回線監視手段と、加入者毎の優先度をそれ
ぞれ保持するプライオリティ記憶手段と、障害の発生し
た回線を使用していた加入者を特定し、そのなかの優先
度の高い加入者に対して救済専用回線のチャネルをそれ
ぞれ割り当てるチャネル管理手段と、優先度の高い加入
者が使用していた回線のチャネルをチャネル管理手段で
割り当てた救済専用回線のチャネルにそれぞれ切り替え
るためのパス切替手段とを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばETSI
(European Telecommunications Standards Institut
e)のV5.2仕様に準拠したホスト局とリモートター
ミナルとを接続する回線で障害が発生した場合に、その
回線を使用している加入者のBチャネルの通信サービス
を維持する通信チャネルの救済方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の通信チャネルの救済方式を
適用した通信システムの構成を示すブロック図である。
【0003】図8において、第1の交換機31、および
第2の交換機41間は複数のチャネルからなる少なくと
も1本の回線52を使用して通常の通信が行われてい
る。第1の交換機31には、回線52とのインタフェー
ス部である第1の伝送装置33が第1の接続線36を介
して接続され、第2の交換機41には、回線52とのイ
ンタフェース部である第2の伝送装置43が第2の接続
線46を介して接続されている。
【0004】また、第1の交換機31、および第2の交
換機41間には、回線52、第1の接続線36、あるい
は第2の接続線46で障害が発生した場合に使用される
1本の救済専用回線51が設けられている。第1の交換
機31には、救済専用回線51とのインタフェース部で
あり、使用する回線を救済専用回線51に切り替えるた
めの第1の切替制御手段32が接続され、第2の交換機
41には、救済専用回線51とのインタフェース部であ
り、使用する回線を救済専用回線51に切り替えるため
の第2の切替制御手段42が接続されている。
【0005】このような構成において、任意の回線52
で障害が発生した場合、あるいは第1の接続線36、ま
たは第2の接続線46で障害が発生した場合、第1の切
替制御手段32および第2の切替制御手段42は、使用
する回線を救済専用回線51に切り替え、第1の交換機
31、および第2の交換機41間の通信サービスを維持
していた。
【0006】ここで、複数の回線52で同時に障害が発
生した場合は、救済専用回線51が1本しかないため、
予め決められた優先順位に従い、優先度の高い加入者が
使用している回線52を救済専用回線51に切り替え、
その加入者の通信サービスを優先的に維持していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の通信チャネルの救済方式では、通信サービ
スを維持するために設けられた救済専用回線が1本しか
ないため、最初に障害が発生した回線を使用している加
入者のみが救済されていた。
【0008】特に、救済専用回線への切り替え処理は回
線単位で行われるため、救済専用回線に空きチャネルが
あっても、次に障害の発生した回線を使用している加入
者にその空きチャネルが割り当てられることがなかっ
た。
【0009】つまり、救済専用回線が無駄に利用されて
いるため、次に障害の発生した回線を使用している加入
者の優先度が高くても、救済専用回線が空いていないた
めにその加入者を救済することができないという問題が
あった。
【0010】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、限られ
た救済専用回線を効率よく利用して、加入者に対する通
信サービスを向上させた通信チャネルの救済方式を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の通信チャネルの救済方式は、通常の通信で使用
される複数のチャネルからなる少なくとも1本の回線
と、前記回線で障害が発生したときに使用される複数の
チャネルからなる1本の救済専用回線とを有し、前記救
済専用回線を使用して、障害の発生した回線を使用して
いた加入者の通信サービスを維持する通信チャネルの救
済方式において、前記回線の障害の発生の有無を定期的
に監視し、障害の発生した回線を特定する回線障害監視
手段と、予め各加入者毎に決められた、通信サービスの
維持の必要性を示す優先度をそれぞれ保持するプライオ
リティ記憶手段と、障害の発生した回線を使用していた
加入者を特定し、前記プライオリティ記憶手段から得た
該加入者のそれぞれの前記優先度を基に、優先度の高い
加入者に対して前記救済専用回線のチャネルをそれぞれ
割り当てるチャネル管理手段と、前記優先度の高い加入
者が使用していた回線のチャネルを、前記チャネル管理
手段で割り当てた前記救済専用回線のチャネルにそれぞ
れ切り替えるためのパス切替手段と、を有することを特
徴とする。
【0012】このとき、前記回線、および前記救済専用
回線は、ETSIのV5.2仕様に準拠したインタフェ
ースで使用されてもよい。
【0013】上記のように構成された通信チャネルの救
済方式は、各加入者毎の優先度をそれぞれプライオリテ
ィ記憶手段で保持し、チャネル管理手段は、プライオリ
ティ記憶手段から得られる加入者毎の優先度を基に、障
害の発生した回線を使用していた加入者のなかから、優
先度の高い加入者に対して救済専用回線のチャネルをそ
れぞれ割り当てる。
【0014】したがって、救済専用回線の各チャネル
が、加入者単位でそれぞれ割り当てられて使用されるた
め、限られた救済専用回線をより有効に利用することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の通信チャネルの救済方式を
適用する通信システムの構成を示すブロック図である。
図2は図1に示したV5.2アダプタが有する本発明の
通信チャネルの救済方式の構成を示すブロック図であ
る。また、図3は図2に示したチャネル管理手段で保持
する管理テーブルの構成を示す図であり、同図(a)は
回線の使用状況を示す第1の管理テーブルの構成図、同
図(b)は救済専用回線の使用状況を示す第2の管理テ
ーブルの構成図である。
【0017】なお、以下では、図1に示すようなETS
IのV5.2仕様に準拠したホスト局(局用交換機)と
リモートターミナル間の回線で障害が発生した場合に加
入者のBチャネルを救済する例で説明する。また、本発
明の通信チャネルの救済方式は図2に示すように図1に
示したV5.2アダプタ内に設けられている。
【0018】図1において、ホスト局である局用交換機
11には、V5.2仕様の信号に変換するためのV5.
2アダプタ12が接続線17を介して接続され、V5.
2アダプタ12にはV5.2仕様で規定されたインタフ
ェース部である第1のディジタルトランク13が接続さ
れている。また、複数の加入者16が接続されるリモー
トターミナル15には、V5.2仕様で規定されたイン
タフェースである第2のディジタルトランク14が接続
されている。
【0019】V5.2アダプタ12およびリモートター
ミナル15間は、通常の呼処理(Bチャネルの通信)で
使用される複数のチャネルからなる少なくとも1つの回
線18と、回線18で障害が発生した場合に通信サービ
スを維持するために使用される1本の救済専用回線19
とによって接続されている。
【0020】ここで、第1のディジタルトランク13と
第2のディジタルトランク14とは、回線18および救
済専用回線19毎にそれぞれ設けられている。
【0021】V5.2アダプタ12、およびリモートタ
ーミナル15には、回線18、および救済専用回線19
のチャネルを切り替えるためのタイムスイッチをそれぞ
れ備えている。リモートターミナル15はタイムスイッ
チによって各加入者16を回線18および救済専用回線
19の任意のチャネルに接続することが可能になる。ま
た、V5.2アダプタ12はタイムスイッチによって回
線18および救済専用回線19の任意のチャネルを接続
線17に接続することが可能になる。
【0022】図2において、回線障害監視手段21は、
回線18および救済専用回線19の障害発生状況をそれ
ぞれ監視し、障害が発生した場合は第1のデジタルトラ
ンク13から発せられる障害報告によって、どの回線で
障害が発生したか示す障害発生通知をチャネル管理手段
22に送出する。
【0023】チャネル管理手段22は、図3に示す回線
18の使用状況を管理するための第1の管理テーブルT
1、および救済専用回線19の使用状況を管理するため
の第2の管理テーブルT2をそれぞれ保持している。
【0024】また、回線障害監視手段21からの障害発
生通知を受け取ると、第1の管理テーブルT1、および
第2の管理テーブルT2を検索し、障害の発生した回線
18を使用している加入者16のうち、後述する優先度
の高い加入者16に対して救済専用回線19の使用可能
なチャネルを割り当てる。
【0025】さらに、救済する加入者16の加入者番号
と、その加入者16に対して割り当てた救済専用回線1
9のチャネルのチャネル番号とをパス切替手段24に通
知する。
【0026】なお、第1の管理テーブルT1には、各加
入者16の発着呼時に局用交換機11がそれぞれの加入
者に対して割り当てた回線18のチャネル番号をそれぞ
れ書き込む。また、第2の管理テーブルT2は救済専用
回線19のチャネルが使用される際に、その使用状況に
応じて更新する。
【0027】プライオリティ記憶手段23は、予め各加
入者毎に決められた、通信サービスの維持の必要性を示
す優先度をそれぞれ保持し、チャネル管理手段22から
の照会に応じて、該当する加入者16の優先度をチャネ
ル管理手段22に通知する。パス切替手段24は、チャ
ネル管理手段22から送られた加入者番号およびチャネ
ル番号から、V5.2仕様のメッセージであるALLOCATI
ONメッセージを作成し、リモートターミナル15に送信
する。また、リモートターミナル15から、応答メッセ
ージであるALLOCATION COMPLEATEメッセージを受け取る
と、救済する加入者16が使用していた回線18のチャ
ネルから、新しく割り当てられた救済専用回線19のチ
ャネルに切り替えるように、タイムスイッチ25に対し
て指示する。
【0028】タイムスイッチ25は、パス切替手段24
の指示に従い、救済する加入者16の使用チャネルを救
済専用回線19のチャネルに切り替える。
【0029】次に、本発明の通信チャネルの救済方式の
上記各手段の動作について図4〜図7を参照して説明す
る。
【0030】図4は図2に示した回線障害監視手段の動
作手順を示すフローチャートであり、図5は図2に示し
たチャネル管理手段の動作手順を示すフローチャートで
ある。図6は図2に示したプライオリティ記憶手段の動
作を説明する図であり、同図(a)は動作手順を示すフ
ローチャート、同図(b)は各加入者の優先度を管理す
る第3の管理テーブルの構成図である。また、図7は図
2に示したパス切替手段の動作手順を示すフローチャー
トである。
【0031】まず、回線障害監視手段21の動作につい
て図4を参照して説明する。
【0032】図4において、回線障害監視手段21は、
第1のデジタルトランク13から発せられる障害報告の
有無を定期的に監視し(ステップS101)、障害報告
があった場合は、その障害報告に基づいて、どの回線で
障害が発生したかを障害発生通知としてチャネル管理手
段22に送出する(ステップS102)。また、障害報
告がない場合は、次の監視タイミングまで待機する。
【0033】次に、チャネル管理手段22の動作につい
て図5を参照して説明する。
【0034】図5において、チャネル管理手段22は、
回線障害監視手段21からの障害発生通知の有無を監視
し(ステップS201)、障害発生通知がない場合は次
の監視タイミングまで待機する。また、障害発生通知が
あった場合は障害の発生した回線が救済専用回線19以
外であるか否かを確認する(ステップS202)。
【0035】ここで、救済専用回線19で障害が発生し
た場合は処理を終了し、それ以外の回線18で障害が発
生した場合は、図3(a)に示した第1の管理テーブル
T1を検索し(ステップS203)、障害の発生した回
線18を使用している加入者16の有無を確認する(ス
テップS204)。
【0036】そして、障害の発生した回線18を使用し
ている加入者16がいない場合は処理を終了し、障害の
発生した回線18を使用している加入者16がいる場合
は、該当する各加入者16の優先度をプライオリティ記
憶手段23に照会する(ステップS205)。
【0037】次に、プライオリティ記憶手段23から得
た各加入者16の優先度を基に、優先度「1」(最優
先)の加入者16がいるか否かを判定し(ステップS2
06)、優先度「1」の加入者16がいる場合はその加
入者16に対する通信サービスを維持するためにステッ
プS207以降の処理を行う。
【0038】また、優先度「1」の加入者16がいない
場合は、優先度「2」の加入者16がいるか否かを判定
し(ステップS210)、優先度「2」の加入者16が
いる場合はその加入者16に対してステップS207以
降の処理を行う。
【0039】さらに、優先度「2」の加入者16がいな
い場合は、優先度「3」の加入者16がいるか否かを判
定し、優先度「5」の加入者がいるか否かの判定(ステ
ップS211)まで同様の処理を繰り返す。
【0040】なお、優先度は「1」〜「5」の5段階に
限る必要はなく、任意の数の段階に設定することができ
る。
【0041】ステップS207では、優先度が最も高
く、救済することに決定した加入者16の数に応じて、
救済専用回線19のチャネルを確保する。そして、救済
する各加入者16に対するチャネルの確保ができるか否
かを確認し(ステップS208)、チャネルの確保がで
きない場合は処理を終了する。
【0042】また、チャネルの確保ができた場合は、そ
のチャネル番号と救済する加入者16の加入者番号とを
それぞれパス切替手段24に通知する(ステップS20
9)。
【0043】なお、確保した救済専用回線19のチャネ
ルを使用できない旨、パス切替手段24から通知があっ
た場合は、そのチャネルの使用を放棄(リリース)する
(ステップS212)。
【0044】次に、プライオリティ記憶手段23の動作
について図6を参照して説明する。図6(a)におい
て、プライオリティ記憶手段23は、チャネル管理手段
22からのアクセスによって、送られてきた加入者16
の加入者番号から図6(b)に示す第3の管理テーブル
T3を検索し、該当する加入者16の優先度をそれぞれ
読み出す(ステップS301)。
【0045】第3の管理テーブルT3の内容は、予め局
用交換機システム11を用いて設定しておく。この加入
者16の優先度をチャネル管理手段22にそれぞれ通知
し、処理を終了する(ステップS302)。
【0046】次に、パス切替手段24の動作について図
7を参照して説明する。
【0047】パス切替手段24は、救済する加入者16
の加入者番号、およびその加入者16に対して割り当て
られた救済専用回線19のチャネルのチャネル番号を受
け取ると、V5.2仕様のALLOCATIONメッセージを作成
し(ステップS401)、作成したALLOCATIONメッセー
ジをリモートターミナル15に送信する(ステップS4
02)。
【0048】そして、リモートターミナル15からチャ
ネルの切替完了(リモートターミナル15が備えたタイ
ムスイッチによるチャネルの切り替え)を示すALLOCATI
ONCOMPLETEメッセージを受信すると(ステップS40
3)、救済する加入者16の使用チャネルを救済専用回
線19のチャネルに切り替えるようにタイムスイッチ2
5に対して指示する(ステップS405)。
【0049】なお、ALLOCATION COMPLETEメッセージを
受信できない場合は、救済専用回線19のチャネルを使
用できない旨(放棄要求)、チャネル管理手段22に通
知し(ステップS405)、処理を終了する。
【0050】次に、いずれかの回線18で障害が発生し
た場合を例にして、上記各手段の一連の動作を説明す
る。
【0051】まず、回線18に障害が発生したことをデ
ィジタルトランク13は回線障害監視手段21に報告す
る。回線障害監視手段21は、障害報告を受け取るとチ
ャネル管理手段22に障害発生通知を送出する。
【0052】チャネル管理手段22は、障害の発生した
回線18が救済専用回線19ではないことを確認し、障
害の発生した回線18を使用している加入者16の有無
を確認する。
【0053】今、回線番号「3」の回線18で障害が発
生した場合、チャネル管理手段22は、図3(a)に示
した第1の管理テーブルT1を検索し、加入者番号
「2」の加入者16が救済対象になったことを検出し、
その加入者16の優先度をプライオリティ記憶手段23
に照会する。
【0054】プライオリティ記憶手段23は図6(b)
に示した第3の管理テーブルT3を検索し、加入者番号
「2」の加入者16の優先度を読み出し(優先度
「1」)、その優先度の情報をチャネル管理手段22に
返送する。
【0055】チャネル管理手段22は、加入者番号
「2」の加入者16が優先度「1」の加入者16である
ため、救済専用回線19のチャネルのなかから使用可能
なチャネル(チャネル番号「4」)を確保し、図3
(b)に示す第2の管理テーブルT2に記載し、加入者
番号「2」と救済専用回線19のチャネル番号「4」と
をパス切替手段24に通知する。
【0056】加入者番号と救済専用回線19のチャネル
番号とを受け取ったパス切替手段24は、その情報を基
にALLOCATIONメッセージを作成し、リモートターミナル
15に送信する。そして、リモートターミナル15から
ALLOCATION COMPLETEメッセージを受信すると、タイム
スイッチ25に対して加入者番号「2」の加入者16の
使用するチャネルの切り替えを指示し、救済処理を完了
する。
【0057】もし、ALLOCATION COMPLETEメッセージを
受信できない場合は、チャネル管理手段22に対してそ
のチャネルが使用できない旨、通知し、第2の管理テー
ブルT2の加入者番号「2」の情報を消去させる。
【0058】以上説明したように、加入者毎の優先度を
それぞれプライオリティ記憶手段23で保持し、チャネ
ル管理手段22で優先度が高い加入者から救済専用回線
19のチャネルをそれぞれ割り当てることで、限られた
救済専用回線19をより有効に利用することができる。
よって、低コストで、加入者に対する通信サービスが向
上した通信チャネルの救済方式を提供することができ
る。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0060】回線の障害の発生の有無を定期的に監視
し、障害の発生した回線を特定する回線障害監視手段
と、予め加入者毎に決められた、通信サービスの維持の
必要性を示す優先度をそれぞれ保持するプライオリティ
記憶手段と、障害の発生した回線を使用していた加入者
を特定し、プライオリティ記憶手段から得たその加入者
の優先度を基に、優先度の高い加入者に対して救済専用
回線のチャネルをそれぞれ割り当てるチャネル管理手段
と、優先度の高い加入者が使用していた回線のチャネル
を、チャネル管理手段で割り当てた救済専用回線のチャ
ネルにそれぞれ切り替えるためのパス切替手段とを有す
ることで、限られた救済専用回線をより有効に利用する
ことができる。
【0061】よって、低コストで、加入者に対する通信
サービスが向上した通信チャネルの救済方式を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信チャネルの救済方式を適用する通
信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したV5.2アダプタが有する本発明
の通信チャネルの救済方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2に示したチャネル管理手段で保持する管理
テーブルの構成を示す図であり、同図(a)は回線の使
用状況を示す第1の管理テーブルの構成図、同図(b)
は救済専用回線の使用状況を示す第2の管理テーブルの
構成図である。
【図4】図2に示した回線障害監視手段の動作手順を示
すフローチャートである。
【図5】図2に示したチャネル管理手段の動作手順を示
すフローチャートである。
【図6】図2に示したプライオリティ記憶手段の動作を
説明する図であり、同図(a)は動作手順を示すフロー
チャート、同図(b)は各加入者の優先度を管理する第
3の管理テーブルの構成図である。
【図7】図2に示したパス切替手段の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】従来の通信チャネルの救済方式を適用した通信
システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 局用交換機 12 V5.2アダプタ 13 第1のディジタルトランク 14 第2のディジタルトランク 15 リモートターミナル 16 加入者 17 接続線 18 回線 19 救済専用回線 21 回線障害監視手段 22 チャネル管理手段 23 プライオリティ記憶手段 24 パス切替手段 25 タイムスイッチ T1 第1の管理テーブル T2 第2の管理テーブル T3 第3の管理テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の通信で使用される複数のチャネル
    からなる少なくとも1本の回線と、前記回線で障害が発
    生したときに使用される複数のチャネルからなる1本の
    救済専用回線とを有し、前記救済専用回線を使用して、
    障害の発生した回線を使用していた加入者の通信サービ
    スを維持する通信チャネルの救済方式において、 前記回線の障害の発生の有無を定期的に監視し、障害の
    発生した回線を特定する回線障害監視手段と、 予め各加入者毎に決められた、通信サービスの維持の必
    要性を示す優先度をそれぞれ保持するプライオリティ記
    憶手段と、 障害の発生した回線を使用していた加入者を特定し、前
    記プライオリティ記憶手段から得た該加入者のそれぞれ
    の前記優先度を基に、優先度の高い加入者に対して前記
    救済専用回線のチャネルをそれぞれ割り当てるチャネル
    管理手段と、 前記優先度の高い加入者が使用していた回線のチャネル
    を、前記チャネル管理手段で割り当てた前記救済専用回
    線のチャネルにそれぞれ切り替えるためのパス切替手段
    と、を有することを特徴とする通信チャネルの救済方
    式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信チャネルの救済方
    式において、 前記回線、および前記救済専用回線は、 ETSIのV5.2仕様に準拠したインタフェースで使
    用されることを特徴とする通信チャネルの救済方式。
JP8341225A 1996-12-20 1996-12-20 通信チャネルの救済方式 Pending JPH10190775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8341225A JPH10190775A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 通信チャネルの救済方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8341225A JPH10190775A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 通信チャネルの救済方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10190775A true JPH10190775A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18344355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8341225A Pending JPH10190775A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 通信チャネルの救済方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10190775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060326A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Hitachi Ltd セッション中継装置およびセッション救済方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060326A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Hitachi Ltd セッション中継装置およびセッション救済方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7194078B2 (en) Network redirection control routing
JPH0573300B2 (ja)
JPH04117741A (ja) 回線切替方式
JP2001268034A (ja) 多方向多重通信システムおよびそのチャネルアサイン方法
KR100434348B1 (ko) 지능망 시스템의 특수자원 다중화 장치 및 그 제어방법
CN106534758B (zh) 会议备份方法和装置
JP2776977B2 (ja) Isdn通信システムの障害処理方法およびisdn通信システム
US5461613A (en) Method for preparing de-centralized redundant units in a communications system to be placed in service
JPH10190775A (ja) 通信チャネルの救済方式
EP0808051A2 (en) Message storing and reproducing system separately comprising processors and storages
JP3335686B2 (ja) マルチリンク制御方式
JPH0828897B2 (ja) 交換機のマルチプロセッサ中央制御装置
JPH07221837A (ja) 加入者複数交換機収容方式
KR100326114B1 (ko) 브이5 인터페이스로 연결된 장치의 가입자 포트 상태관리방법
KR950008219B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 패킷처리장치
JPH06216940A (ja) パケット交換システムにおける回線バックアップ方式
JP3056632B2 (ja) 複数チャネル通信方法及び通信装置
JPH1141291A (ja) 論理チャネル管理制御方式
GB2329790A (en) Maintaining information concerning subscriber terminals within a call routing system of a telecommunications system
JP2940427B2 (ja) 切り替え及び切り戻し時の信号リンク設定方法および装置
KR100516672B1 (ko) 인트라정터 및 모자국 링크 자동 복구방법
JP2658806B2 (ja) パケットハンドラ共有制御装置
JPH10247910A (ja) ノード障害通知システム
JPH11252104A (ja) ネットワークシステム及びネットワーク構成管理方法
KR20000042913A (ko) 에이티엠 교환시스템의 소프트 고정접속형 가상채널 재 설정방법