JPH10190261A - 重量筐体搭載構造 - Google Patents

重量筐体搭載構造

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JPH10190261A
JPH10190261A JP8344101A JP34410196A JPH10190261A JP H10190261 A JPH10190261 A JP H10190261A JP 8344101 A JP8344101 A JP 8344101A JP 34410196 A JP34410196 A JP 34410196A JP H10190261 A JPH10190261 A JP H10190261A
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JP
Japan
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mounting
mounting base
base body
heavy
storage battery
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Withdrawn
Application number
JP8344101A
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English (en)
Inventor
Masatomo Oota
匡知 大田
Hiroyuki Abe
浩幸 阿部
Katsumi Kanezaki
克己 金崎
Masahiro Haga
正博 羽賀
Shigenori Yamaji
重紀 山地
Nobuhiro Izumi
信弘 泉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/262Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders with fastening means, e.g. locks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は重量筐体搭載構造に関し、重量筐体
である停電対策用蓄電池をキャビネットへ搭載する作業
を安全に行えるようにすることを課題とする。 【解決手段】 停電対策用蓄電池36は搭載台40上に
バンド45−1,45−2によって縛りつけられて固定
してある。搭載台40はハンドル43−1等を有する。
キャビネット63には、搭載アングル対60が固定して
ある。作業者は、ハンドル43−1等を掴んでで作業
し、搭載台40を搭載アングル対60に嵌合させること
によって、停電対策用蓄電池36がキャビネット63に
搭載される。ロック腕部46aが第1の係合部88と係
合して、搭載台40は搭載アングル対60にロックされ
るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重量筐体搭載構造に
係り、特に、通信装置に設けてある、停電対策用蓄電池
を複数個縦に並べて搭載する重量筐体搭載構造に関す
る。光通信装置は、停電時でも動作するように、停電対
策用蓄電池を複数個内蔵している。この停電対策用蓄電
池は、定期的に保守される。よって、光通信装置内に設
けてある蓄電池搭載構造は、蓄電池の保守がし易い構
造、換言すれば、蓄電池を搭載する作業及び蓄電池を降
ろす作業が安全にできて、且つし易い構造であることが
望ましい。
【0002】
【従来の技術】従来の停電対策用蓄電池搭載構造10
は、図14に示すように、光通信装置11の内部に設け
てあり、縦の支柱12に複数の棚板13が所定の間隔で
取り付けてあり、前面側に、棒状のストッパ部材14が
ねじ15で取り付けられ、ストッパ部材14が各収容棚
16の前面開口を縦に横切る構成である。
【0003】停電対策用蓄電池20は、棚板13上に載
せられて各棚16に搭載され、ねじ15で取り付けられ
たストッパ部材14によって外に飛び出ないようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】停電対策用蓄電池20
は、10数キロと重く、また、取っ手は無く、略立方体
形状を有する。上記の従来の停電対策用蓄電池搭載構造
10においては、蓄電池の保守時には、作業者は、ねじ
15を緩めてストッパ部材14を取り外し、停電対策用
蓄電池20を抱き上げるように直接持って、棚16より
降ろしている。このため、作業がしにくく、また、誤っ
て落として怪我する危険もあった。
【0005】また、保守後に停電対策用蓄電池20を再
度元の収容棚16に搭載する作業も、蓄電池20を直接
抱き上げるように持って、収容棚16に搭載している。
このため、作業がしにくく、また、手が滑って蓄電池2
0を誤って落として怪我する危険もあった。また、全部
の蓄電池20を元の収容棚16に戻した後に、ストッパ
部材14をねじ止めする作業をする必要があり、この点
でも作業が面倒であった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解決した重
量筐体搭載構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、重量
筐体が搭載される搭載台と、キャビネットに固定してあ
る搭載アングル対とよりなり、該搭載台は、重量筐体が
搭載される搭載台本体と、該搭載台本体に固定してあ
り、重量筐体をキャビネットに積み降ろしする作業者が
掴むハンドルと、該搭載台本体に搭載された重量筐体を
該搭載台本体に固定する重量筐体固定手段と、ロック部
材とを有し、該搭載アングル対は、上記搭載台本体の端
が嵌合するガイドレールと、上記ロック部材が係合する
係合部とを有し、上記重量筐体が、上記搭載台本体上に
搭載され上記重量筐体固定手段によって固定された状態
で、上記搭載台本体の端部が上記搭載アングルのガイド
レールに沿って摺動し、上記ロック部材が上記係合部に
係合してロックされて、上記搭載台と共に上記キャビネ
ットに搭載された構成としたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の重量筐
体固定手段は、重量筐体の端を受ける形状を有する受け
部材と、重量筐体を縛るバンドと、該受け部材の該搭載
台本体上の取付け位置が変えられるようにした取付け位
置変更機構と、該ベルトの搭載台本体への固定位置が変
えられるようにした固定位置変更機構とよりなる構成と
したものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の搭
載アングルの係合部は、上記重量筐体が上記キャビネッ
トに搭載された状態で、上記ロック部材が深く係合する
第1の係合部と、上記搭載台が搭載アングルのガイドレ
ールから抜け出る直前に上記ロック部材が浅く係合する
第2の係合部とよりなる構成としたものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の搭
載アングルは、折り畳まれる構造を有する構成としたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例になる
停電対策用蓄電池搭載構造30を含めた光通信装置31
の全体の構成を示す。光通信装置31は、キャビネット
構造の主信号回路部32を有し、この隣に、同じくキャ
ビネット構造の停電対策用蓄電池装置33を有し、これ
らがロック34付きのカバー35で覆われた構造を有す
る。停電対策用蓄電池装置33は、停電対策用蓄電池搭
載構造30を利用して複数の停電対策用蓄電池36が縦
に一列に並んで搭載された構造を有する。図2は、一つ
の停電対策用蓄電池36が搭載されている状態を示す。
【0012】停電対策用蓄電池搭載構造30は、キャビ
ネット構造を有し、図3に示す搭載台40と、図5に示
す搭載アングル対60とより成る構成である。各図中、
X1,X2が左右方向、Y1,Y2が前後方向、Z1,
Z2が上下(縦)方向である。
【0013】先ず、搭載台40について説明し、次い
で、搭載アングル対60について説明し、最後に、停電
対策用蓄電池36を搭載する作業等について説明する。 〔搭載台40の構造〕図3に示すように、搭載台40
は、搭載台本体41と、台座42−1,42−2と、4
つのハンドル43−1乃至43−4と、受け部材44−
1,44−2と、バンド45−1,45−2と、ロック
部材46とを有する。受け部材44−1,44−2とバ
ンド45−1,45−2とが、特許請求の範囲の欄記載
の重量筐体固定手段を構成する。
【0014】搭載台本体41は、停電対策用蓄電池36
の底面より十分に大きいサイズの矩形状の板であり、右
辺41a、左辺41b、前辺41c、後辺41dを有す
る。台座42−1,42−2は、搭載台本体41の下面
の左右端近傍に固定してある。
【0015】ハンドル43−1乃至43−4は、丸棒鋼
を略U字状に曲げたものであり、先端のねじを搭載台本
体41の孔に通し、搭載台本体41の下面からナットを
締めて固定してあり、作業者が掴み易いように略逆U字
状を有しており、載台本体41上に、右辺41a、左辺
41b、前辺41c、後辺41dに沿って設けてある。
【0016】受け部材44−1は、L字形状を有し、搭
載台本体41の上面のうち、左辺41bと後辺41dと
のなすコーナ41eの近傍にリベットで固定してある。
別の受け部材44−2は、同じくL字形状を有し、搭載
台本体41の上面のうち、右辺41aと前辺41cとの
なすコーナ41fの近傍にねじ47で固定してある。受
け部材44−1と受け部材44−2との間隔a1は、停
電対策用蓄電池36の底面の対角線の長さと等しく、受
け部材44−1と受け部材44−2とは停電対策用蓄電
池36の底面の対角のコーナを押さえる。
【0017】搭載台本体41には、複数の個所にねじ孔
41gが形成してある。上記の停電対策用蓄電池36よ
り小型の停電対策用蓄電池を使用する場合には、受け部
材44−2は、図3中、二点鎖線で示す位置に取付けら
れる。ねじ孔41gが搭載台本体41の複数の個所に形
成されている構成が、特許請求の範囲の欄記載の取付け
位置変更機構を構成する。
【0018】バンド45−1は、搭載台本体41の上面
のうち後辺41dの近傍にリベットで固定してある。別
のバンド45−2は、搭載台本体41の前辺41cの近
傍の開口41hを通って搭載台本体41の下面に、図4
(A),(B)に併せて示すように、固定位置が変えら
れるように固定してある。バンド45−2の先端には、
バックル45−2aが設けてある。
【0019】バンド45−2の基部側の端には、可動金
具48が固定してある。可動金具48は、上面にX1,
X2方向に延在する凸部48aを有し、下面に弓状部4
8bを有する。可動金具48は、搭載台本体41の下面
に固定してあるカバー49内の空間に設けてある。カバ
ー49は、可動金具48の可動範囲を覆うように設けて
ある。搭載台本体41の下面41iのうちカバー49に
対向する部分には、X1,X2方向に延在する4つの溝
41j−1乃至41j−4が、Y1,Y2方向に間隔を
おいて並んで形成してある。図4(A)に示す状態で
は、可動金具48は、弓状部48bが少し押しつぶされ
るように弾性変形しており、凸部48aがZ1方向に付
勢されており、溝41j−1にしっかりと嵌合してい
る。これによって、可動金具48は、搭載台本体41の
下面41iに固定されている。
【0020】作業者が指を開口41h内に入れ、図4
(B)に示すように、可動金具48をZ2方向に押し、
弓状部48bを押しつぶすように変形させ、凸部48a
を溝41j−1から抜け出させ、可動金具48をカバー
49の内面に沿ってY1,Y2方向に適宜滑らせ、指を
離し、凸部48aを別の溝41j−2、41j−3、又
は41j−4に嵌合させることによって、固定位置が変
更される。この作業は、搭載する停電対策用蓄電池のサ
イズに応じて適宜行う。可動金具48及び4つの溝41
j−1乃至41j−4が、特許請求の範囲の欄記載の固
定位置変更機構を構成する。
【0021】ロック部材46は、丸棒鋼の両端を90度
食い違うように曲げたものであり、搭載台本体41の上
面にY1,Y2方向上離して固定してある軸受金具5
0、51に回動可能に支持されており、搭載台本体41
の右辺41aに沿って設けてある。ロック部材46は、
Y1方向端に、ロック腕部46aを有し、Y2方向端
(搭載台40の前側)に、ハンドル部46bを有する。
ロック部材46には、ばね46cが嵌合しており、搭載
台40の前側から見て時計方向(C方向)に付勢されて
おり、ロック腕部46aがX1方向に向いており、ハン
ドル部46bがZ1方向に向いている。ハンドル部46
bは、停電対策用蓄電池を降ろす際に操作される。ま
た、ロック部材46は、Y1,Y2方向には動かないよ
うになっている。
【0022】なお、搭載台40は、搭載する停電対策用
蓄電池の個数と同じ数だけ準備してある。また、受け部
材44−2の取付け位置が変更出来るようにしてあり、
バンド45−2の固定位置が変更出来るようにしてある
ため、搭載台40は、一種類だけ用意すれば足りる。よ
って、搭載台40を複数種類用意する場合に比べて、設
備は安価で済む。
【0023】〔搭載アングル対60〕図5に示すよう
に、搭載アングル対60は、2つの折り畳式搭載アング
ル61、62が、キャビネット63の縦の支柱64にね
じ65で固定された構成である。搭載アングル61、6
2は、同じ高さに位置し、且つ、搭載台本体41のX
1,X2方向の幅Wと同じ間隔Aをあけて配してある。
【0024】搭載アングル61は、ベース部材66と、
ガイドレール付き支持腕67と、斜め吊り梁68とを有
する。ベース部材66は、その上下端側を、ねじ65で
もって支柱64に固定してある。支持腕67は、ヒンジ
69によってベース部材66の下端近傍に取り付けてあ
り、通常は、ベース部材66に対して直角(アングル)
をなし、Y2方向に水平に延在している。斜め吊り梁6
8は、中央がヒンジ70で連結してある第1の梁71と
第2の梁72とを有し、第1の梁71の端がヒンジ73
によってベース部材66の上端近傍に取り付けてあり、
第2の梁72の端がヒンジ74によって支持腕67の略
中央に取り付けてある。第1の梁71と第2の梁72と
が直線状をなして、斜めの状態にあり、支持腕67を吊
って水平の姿勢に支えている。
【0025】必要に応じて、図6(A),(B)に示す
ように、斜め吊り梁68を折り曲げることによって、支
持腕67が上方に回動され、搭載アングル61は折り畳
まれた状態とされる。蓄電池を搭載する作業に邪魔とな
らないようにするためである。折り畳まれた状態の搭載
アングル61は、展開されて、図5に示す状態となる。
【0026】支持腕67は、図7(A),(B)に示す
ように、特殊コの字型鋼板80、81を背中合わせに
し、下面の補強板82を添えて、溶接して一体化したも
のである。符号83は溶接部を示す。支持腕67は、X
1側に、Y1,Y2方向に延在するガイドレール85を
有し、X2側に、同じくY1,Y2方向に延在するガイ
ドレール84を有し、先端に、傾斜部86を有し、且
つ、ガイドレール84に沿う細長のフランジ部87に、
第1の係合部88及び第2の係合部89を有する。
【0027】ガイドレール84、85は、搭載台本体4
1の辺が嵌合して摺動するための部分であり、且つ、搭
載台本体41を支持する部分である。傾斜部86は、ロ
ック腕部46aがフランジ部87上に乗り上がるように
ロック腕部46aを案内するための部分である。第1の
係合部88及び第2の係合部89は、ロック腕部46a
が係合する部分である。
【0028】第1の係合部88は、Y1方向端の近傍の
位置、即ち、搭載台40が上記キャビネットに搭載され
た状態でロック腕部46aが対向する部位に形成してあ
り、ロック腕部46aが十分に嵌合する深い深さaを有
し、且つ、垂直壁88aを有する。よって、ロック腕部
46aが第1の係合部88と一旦係合すると、ハンドル
部46bを操作して反時計方向(CC方向)に操作しな
い限りはロック腕部46aは第1の係合部88から抜け
出さないようになっており、搭載台40が搭載アングル
61、即ち、キャビネット63にロックされる。
【0029】第2の係合部89は、Y2方向端の近傍の
位置、即ち、搭載台40が支持腕67から抜け出る少し
前にロック腕部46aが対向する部位に形成してあり、
ロック腕部46aが浅く係合する浅い深さbを有し、且
つ、傾斜した壁89aを有する。よって、ロック腕部4
6aが第2の係合部89に係合しても搭載台40を強く
引くと、ロック腕部46aが傾斜した壁89aを登っ
て、第2の係合部89から抜け出すようになっており、
搭載台40が搭載アングルのガイドレールから抜け出る
前に軽い負荷及び衝撃を発生させて操作者に注意を喚起
させる。
【0030】別の搭載アングル62は、上記の搭載アン
グル61と同じ構成を有する。その説明は省略する。別
の搭載アングル62が、上記の搭載アングル61と同じ
構成であり、搭載アングルが一種類で済むのは、搭載ア
ングル61が両側にガイドレール84、85を有する構
成であるからである。また、搭載アングルが一種類で済
むので、二種類の搭載アングルを準備するのに比べて、
設備費が安価で済む。
【0031】また、キャビネット63には、搭載する停
電対策用蓄電池の個数と同じ数の搭載アングル対60
が、高さ方向上、停電対策用蓄電池の高さ寸法より少し
長い寸法離して、高さ方向上間隔をおいて固定してあ
る。キャビネット63の支柱64には、細かいピッチで
ねじ孔が形成してあり、搭載アングル61、62は、所
望の間隔で取り付けてある。
【0032】〔停電対策用蓄電池36を搭載する作業
等〕停電対策用蓄電池36を搭載する作業は、図8に示
すように、搭載しようとする高さに位置している折り畳
まれた状態の搭載アングル61,62を展開させ、停電
対策用蓄電池36を搭載台40上に後述するように固定
し、ハンドル43−1乃至43−4を持って搭載台40
を持ち上げ、搭載台本体41の左右側の辺を搭載アング
ル62、61の内側のガイドレール84に嵌合させ、Y
1方向に押し、ガイドレール84に沿って奥部まで滑ら
せることによって行う。
【0033】持ちにくい停電対策用蓄電池36は持ち上
げず、ハンドル付きの搭載台40をハンドルを掴んで持
ち上げるため、滑って落とす危険は無くなり、停電対策
用蓄電池36を搭載する作業は、従来に比べて、格段に
安全に且つ作業性良く行われる。
【0034】また、搭載台40をガイドレール84に沿
ってY1方向に移動させることによって、ロック腕部4
6aは傾斜部86を登ってフランジ部87上に乗り上が
り、最初に第2の係合部89を通過し、図2に示すよう
に、搭載台40が奥部まで移動すると、ロック腕部46
aがばね46cのばね力で第1の係合部88に係合し、
搭載台40は、Y2方向に移動出来ないようにロックさ
れる。よって、作業者が重量物を持ち上げているときに
ロック部材46を手動で操作する必要はなく、この点か
らも、停電対策用蓄電池36を搭載する作業は、安全に
且つ作業性良く行われる。
【0035】また、ロック腕部46aがばね46cのば
ね力で第1の係合部88に深く係合しているため、搭載
台40はしっかりとロックされ、強い地震が起きたよう
な場合でも搭載台40がY2方向に移動して落下する事
故は起きない。また、搭載しようとする高さの位置以外
の搭載アングル61、62は折り畳まれた状態にある。
よって、搭載した停電対策用蓄電池36へ外部から電線
を接続する作業は、搭載アングル61、62によって邪
魔されることなく作業性良く行われる。
【0036】また、搭載されている停電対策用蓄電池3
6を降ろす場合には、ハンドル部46bを反時計方向
(CC方向)に操作し、ロック腕部46aを第1の係合
部88から抜け出させ、ハンドル43−1乃至43−4
を持って搭載台40を手前(Y2方向)に引く。これに
よって、搭載台40が搭載アングル61、62のガイド
レールに沿って移動して、搭載アングル61、62から
抜け出し、搭載アングル61、62から外れて地面上に
降ろされる。ここで、搭載台40が完全に搭載アングル
61、62から抜け出る前に、ロック腕部46aが第2
の係合部89に嵌合し、そしてこの第2の係合部89か
ら抜け出る。この動作が、軽い負荷及び衝撃を発生し、
これが操作者に注意を喚起させる。よって、搭載台40
がいっきに搭載アングル61、62から外れてしまうこ
とはなく、よって落としてまう恐れは無く、安全であ
る。
【0037】次に、停電対策用蓄電池36を搭載台40
上に固定することについて説明する。図2、図3及び図
8に示すように、停電対策用蓄電池36は、端子36a
が手前を向いた向きで、底面のコーナ部36bを受け部
材44−1,44−2の内側に合わせて搭載台本体41
上に載せられ、且つ、バンド45−1,45−2を停電
対策用蓄電池36に回し、バンド45−1をバックル4
5−2aに通して固定することによって停電対策用蓄電
池36を搭載台本体41に縛りつけ、動かないように固
定される。
【0038】小さいサイズの停電対策用蓄電池36Aを
固定する場合には、図9に示すように、受け部材44−
2の位置を変え、バンド45−2の固定位置を変える調
整をする。これによって、小さいサイズの停電対策用蓄
電池36Aも大きいサイズの停電対策用蓄電池36と同
様に固定される。
【0039】また、図10に示すように、搭載アングル
を横に3つ並べて配した構成によって、中央の搭載アン
グルについては、両側のガイドレールを利用することに
よって、2つの搭載台が横に並んで搭載される。次に、
本発明の別の実施例になる電子ユニット搭載構造100
について説明する。
【0040】図11及び図12に示すように、電子ユニ
ット搭載構造100は、基本的には、前記の停電対策用
蓄電池搭載構造30と同じ構成である。図13及び図1
2に示すように、電子ユニット110は、筐体111に
回路基板組立体112が複数並べて挿入されている構成
である。電子ユニット110は、搭載台40Aに搭載さ
れた状態で、両側のハンドル113を利用して、搭載台
40Aに固定してある。
【0041】電子ユニット110は、搭載台40Aに搭
載された状態で、ハンドル113を掴んで、搭載台40
Aごと、搭載アングル対60に挿入されて、図11及び
図12に示すように搭載される。なお、本発明は、停電
対策用蓄電池36及び電子ユニット110以外のもので
あって重いものを搭載するのにも適用出来る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、重量筐体を搭載台本体上に搭載して重量筐体固
定手段によって固定した状態で、ハンドルを掴んで、搭
載台本体を搭載アングルのガイドレールに沿って摺動さ
せ、搭載台をロックし、重量筐体を搭載台毎キャビネッ
トに搭載する構成としたため、蓄電池及び電子ユニット
等の重量筐体をキャビネットに搭載したり降ろしたりす
る作業を安全に行うことが出来る。
【0043】請求項2の発明によれば、重量筐体固定手
段は、重量筐体の端を受けられる形状を有する受け部材
と、重量筐体を縛るベルトと、該受け部材の該搭載台本
体上の取付け位置が変えられるようにした取付け位置変
更機構と、該ベルトの搭載台本体への固定位置が変えら
れるようにした固定位置変更機構とよりなる構成とした
ため、重量筐体の大きさが変わっても、搭載台は変えず
にこれに対応することが出来、よって、搭載台は一種類
だけを用意すれば足りるようにすることが出来、経済的
である。
【0044】請求項3の発明によれば、搭載アングルの
係合部は、上記重量筐体が上記キャビネットに搭載され
た状態で、上記ロック部材が深く係合する第1の係合部
と、上記搭載台が搭載アングルのガイドレールから抜け
出る直前に上記ロック部材が浅く係合する第2の係合部
とよりなる構成としたため、第1の係合部があることに
よって、搭載台をしっかりとロックすることが出来、強
い地震が起きたような場合でも重量筐体が落ちることを
確実に防止出来、また、第2の係合部があることによっ
て、重量筐体をキャビネットから降ろす操作をするとき
に、搭載台が搭載アングルのガイドレールから抜け出る
前に軽い負荷及び衝撃を発生させて操作者に注意を喚起
させることが出来、よって、重量筐体を誤って落下させ
る事故の発生を効果的に防止出来、安全性の向上を図る
ことが出来る。
【0045】請求項4の発明によれば、搭載アングルは
折り畳まれる構造を有するため、複数の搭載台を高さ方
向上並べて別々の高さの位置に搭載しようとする場合
に、搭載しようとする搭載アングル以外の搭載アングル
については、折り畳んでおくことによって、搭載した重
量筐体へ外部から電線を接続する作業をするときに、搭
載アングルが邪魔とならず、よって、電線を接続する作
業を作業性良く行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光通信装置に適用されている本発明の一実施例
になる停電対策用蓄電池搭載構造を示す図である。
【図2】停電対策用蓄電池が搭載されている状態を示す
図である。
【図3】搭載台を示す図である。
【図4】バンドの固定構造を示す図である。
【図5】搭載アングル対を示す図である。
【図6】搭載アングルを折り畳んだ状態を示す図であ
る。
【図7】ガイドレール付き支持腕の構造を示す図であ
る。
【図8】停電対策用蓄電池を搭載する途中の状態を示す
図である。
【図9】小さいサイズの停電対策用蓄電池を搭載台上に
固定した状態を示す図である。
【図10】停電対策用蓄電池を横に並べて搭載した状態
を示す図である。
【図11】本発明の別の実施例になる電子ユニット搭載
構造を示す図である。
【図12】電子ユニットが搭載されている状態を示す図
である。
【図13】図12中、電子ユニットと搭載台との関係を
示す図である。
【図14】従来の停電対策用蓄電池搭載構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
30 停電対策用蓄電池搭載構造 31 光通信装置 33 停電対策用蓄電池装置 36,36A 停電対策用蓄電池 40、40A 搭載台 41 搭載台本体 41a〜41d 辺 41j−1〜41j−4 溝 43−1〜43−4 ハンドル 44−1,44−2 受け部材 45−1,45−2 バンド 45−2a バックル 46 ロック部材 46a ロック腕部 46a ハンドル 47 ねじ 48 可動金具 48a 凸部 48b 弓状部 49 カバー 50、51 軸受金具 60 搭載アングル対 61、62 折り畳式搭載アングル 63 キャビネット 64 支柱 65 ねじ 66 ベース部材 67 ガイドレール付き支持腕 68 斜め吊り梁 69、70、73、74 ヒンジ 71 第1の梁 72 第2の梁 80、81 特殊コの字型鋼板 82 補強板 84、85 ガイドレール 86 傾斜部 88 第1の係合部 89 第2の係合部 100 電子ユニット搭載構造 110 電子ユニット 111 筐体 112 回路基板組立体 113 ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金崎 克己 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 羽賀 正博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山地 重紀 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 泉 信弘 栃木県小山市城東3丁目28番1号 富士通 ディジタル・テクノロジ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量筐体が搭載される搭載台と、キャビ
    ネットに固定してある搭載アングル対とよりなり、 該搭載台は、重量筐体が搭載される搭載台本体と、該搭
    載台本体に固定してあり、重量筐体をキャビネットに積
    み降ろしする作業者が掴むハンドルと、該搭載台本体に
    搭載された重量筐体を該搭載台本体に固定する重量筐体
    固定手段と、ロック部材とを有し、 該搭載アングル対は、上記搭載台本体の端が嵌合するガ
    イドレールと、上記ロック部材が係合する係合部とを有
    し、 上記重量筐体が、上記搭載台本体上に搭載され上記重量
    筐体固定手段によって固定された状態で、上記搭載台本
    体の端部が上記搭載アングルのガイドレールに沿って摺
    動し、上記ロック部材が上記係合部に係合してロックさ
    れて、上記搭載台と共に上記キャビネットに搭載された
    構成としたことを特徴とする重量筐体搭載構造。
  2. 【請求項2】 上記重量筐体固定手段は、重量筐体の端
    を受ける形状を有する受け部材と、重量筐体を縛るバン
    ドと、該受け部材の該搭載台本体上の取付け位置が変え
    られるようにした取付け位置変更機構と、該ベルトの搭
    載台本体への固定位置が変えられるようにした固定位置
    変更機構とよりなる構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の重量筐体搭載構造。
  3. 【請求項3】 上記搭載アングルの係合部は、上記重量
    筐体が上記キャビネットに搭載された状態で、上記ロッ
    ク部材が深く係合する第1の係合部と、上記搭載台が搭
    載アングルのガイドレールから抜け出る直前に上記ロッ
    ク部材が浅く係合する第2の係合部とよりなる構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の重量筐体搭載構造。
  4. 【請求項4】 上記搭載アングルは、折り畳まれる構造
    を有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の重
    量筐体搭載構造。
JP8344101A 1996-12-24 1996-12-24 重量筐体搭載構造 Withdrawn JPH10190261A (ja)

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