JPH1018953A - 内燃機関の燃焼状態検出装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態検出装置

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JPH1018953A
JPH1018953A JP19280896A JP19280896A JPH1018953A JP H1018953 A JPH1018953 A JP H1018953A JP 19280896 A JP19280896 A JP 19280896A JP 19280896 A JP19280896 A JP 19280896A JP H1018953 A JPH1018953 A JP H1018953A
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JP
Japan
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capacitor
voltage
knocking
resistor
spark plug
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Application number
JP19280896A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Inagaki
浩 稲垣
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパークプラグ近傍のイオンによって失火の
有無と共にノッキングを高精度で検出し得る内燃機関の
燃焼状態検出装置を提供する。 【解決手段】 スパークプラグPの火花放電発生後に、
コイルT2が、スパークプラグPの中心電極へ電圧を印
加する。この電圧は、該スパークプラグの装填されたシ
リンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、燃焼時に発生
されたイオンにより減衰していく。この減衰特性に基づ
き失火検出回路20が失火の有無を検出する。ここで、
燃焼の際にノッキングが発生した場合には、これによっ
てスパークプラグP近傍のイオンの濃度に揺らぎが起
き、イオン電流が振動しながら減衰していく。このイオ
ン電流の振動は、第3抵抗R3に印加される電圧の振動
となる。この電圧の振動に基づいて、ノッキング検出回
路30がノッキングを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼状
態を検出する燃焼状態検出装置に関し、更に詳細には、
失火と共にノッキングを検出する内燃機関の燃焼状態検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパークプラグを用いた内燃機関では、
スパークプラグを発火点としてシリンダー内に燃料混合
気の燃焼が下方に徐々に火炎伝播し、それがピストンを
下方に押して運動エネルギーを発生する。一方、シリン
ダー内に高温の熱溜りが有ると、そこを発火点として燃
料混合気の火炎伝播が発生してしまうノッキング(ノッ
ク)が起きることが有る。ここで、ノッキングが発生す
ると、正常なエンジン出力を得られないばかりか、ノッ
キングによる火炎伝播とスパークフラグによる火炎伝播
が衝突する事で衝撃波が発生し、シリンダーの内面を傷
っけ、また、不快な騒音を発生する。そこで、従来から
ノッキングを検出するセンサをエンジンに装着し、僅か
でもノッキングが発生すると、スパークプラグの点火時
期を遅らせて、ノッキングが発生しないようにエンジン
を制御している。
【0003】上記のノッキングを検出するセンサには、
ノッキングによる機械的な振動を検出するセンサ、シリ
ンダー内の火炎中のイオンを検出するセンサなどが有
る。この機械的な振動を検出するセンサは、エンジンの
高速回転時には、エンジンの正常な燃焼において発生す
る機械的な振動ノイズが、ノッキングによる機械振動と
同程度に大きく検出されるのでS/N比が悪くなり、そ
の結果、ノッキングを高精度で検出できにくいという問
題が有る。
【0004】イオン電流を検出してノッキングを検出す
るセンサとしては、特開昭57−46156や特開昭5
8−7536、特開昭58−24832などに幾つかの
方法が提案されている。これらは、基本的に、所定の電
圧をスパークプラグの中心電極に印加し、その時にスパ
ークプラグ近傍に有るイオンによって得られるイオン電
流を検出するという方法を用いている。
【0005】他方、自動車エンジンの排気ガスの浄化及
び燃費向上の要求から、エンジンの各気筒毎に着火状態
を検知し全気筒の失火防止できるようにするため、失火
検出装置が、上述したノッキングセンサとは別に設けら
れている。ここで、失火の検出は、ノッキングの検出と
同様に、スパークプラグ近傍に有るイオンによって得ら
れるイオン電流を検出することで行い得るため、イオン
電流を検出することで失火と共にノッキングをも検出す
る内燃機関の燃焼状態検出装置が研究されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記イ
オン電流法はイオン電流を直接検出するので、電磁的な
ノイズに弱く、放電現象が起きているスパークプラグの
電圧から失火を検出するには、これらのノイズを除去す
る対策が必要となる。即ち、上述したイオン電流法を用
いる内燃機関の燃焼状態検出装置では、失火を高い精度
で検出することが困難であった。
【0007】本出願人は、内燃機関の燃焼状態を検出す
る装置として特願平6−243585にて燃焼状態検出
装置を提案している。この燃焼状態検出装置は、スパー
クプラグを含む点火装置の二次電圧系の配線に逆流防止
ダイオードを介してパルス状の高電圧を印加し、二次電
圧系の配線とアースとの間に形成された浮遊容量に電荷
を蓄積し、その電荷のイオン電流による放電を検出す
る。即ち二次電圧系の配線の電圧を2つのコンデンサの
直列回路で構成される分圧回路で検出し、その電圧の減
衰の程度からスパークプラグのイオンの存在を検出す
る。この燃焼状態検出装置は、イオン電流を検出する高
電圧をパルス的にしか与えていないため、常時高電圧を
印加するタイプのイオン電流法に比べて、高電圧発生装
置が簡単に構成出来るという利点が有る。
【0008】しかし、この燃焼状態検出装置で失火と共
にノッキングを検出しようとした際に、ノッキングが精
度良く検出し得ないことが判明した。即ち、容量分圧回
路の接続点においてノッキングによって生じる電圧変動
は、小さすぎて検出が困難なことが明らかになった。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、スパー
クプラグ近傍のイオンによって失火の有無と共にノッキ
ングを高精度で検出し得る内燃機関の燃焼状態検出装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の内燃機関の燃焼状態検出装置では、一次
巻線と二次巻線とを有するイグニッションコイルと、該
一次巻線にバッテリ電流を断続して流す一次電流断続手
段と、該二次巻線に中心電極が接続されたスパークプラ
グと、を備えた内燃機関の燃焼状態検出装置であって、
放電完了後のスパークプラグに電圧を印加する電圧印加
手段と、該電圧印加手段に接続された第1コンデンサ
と、該第1コンデンサと直列に接続され、該第1コンデ
ンサよりも大きな容量を有し、当該第1コンデンサの電
圧を分圧する第2コンデンサと、前記第1コンデンサと
前記第2コンデンサとの接続点に接続され、該接続点の
電圧に基づいて失火の有無を検出する失火検出手段と前
記第2コンデンサに接続された抵抗と、該抵抗の両端子
間の電圧に基づいて、ノッキングの有無を検出するノッ
キング検出手段と、を有することを技術的特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するため、請求項2
の内燃機関の燃焼状態検出装置では、一次巻線と二次巻
線とを有するイグニッションコイルと、該一次巻線にバ
ッテリ電流を断続して流す一次電流断続手段と、該二次
巻線に中心電極が接続されたスパークプラグと、を備え
た内燃機関の燃焼状態検出装置であって、前記イグニッ
ションコイルの二次巻線に接続された第1コンデンサ
と、該第1コンデンサと直列に接続され、該第1コンデ
ンサよりも大きな容量を有し、当該第1コンデンサの電
圧を分圧する第2コンデンサと、前記第1コンデンサと
前記第2コンデンサとの接続点に接続され、該接続点の
電圧に基づいて失火の有無を検出する失火検出手段と前
記第2コンデンサに接続された抵抗と、該抵抗の両端子
間の電圧に基づいて、ノッキングの有無を検出するノッ
キング検出手段と、を有することを技術的特徴とする。
【0012】更に、請求項3の内燃機関の燃焼状態検出
装置では、請求項1又は2において、前記抵抗の一方の
端子が接地され、他方の端子が第2コンデンサと接続さ
れ、前記ノッキング検出手段が、該抵抗と該第2コンデ
ンサとの間に接続されたことを技術的特徴とする。
【0013】請求項4の内燃機関の燃焼状態検出装置で
は、請求項1又2において、前記前記抵抗が、前記第1
コンデンサと前記第2コンデンサとの間に介挿され、前
記ノッキング検出手段が、該抵抗と該第1コンデンサと
の間に接続されたことを技術的特徴とする。
【0014】
【作用】
〔請求項1について〕上記のように構成された内燃機関
の燃焼状態検出装置では、一次電流断続手段が、イグニ
ッションコイルの一次巻線に所定時間電流を流した後、
遮断すると二次巻線側に高電圧が発生する。この高電圧
は、スパークプラグの中心電極に印加され火花放電を発
生せしめる。そして、該二次巻線側の電圧が低下した際
に、電圧印加手段が、火花放電の終了したスパークプラ
グの中心電極へ電圧を印加する。
【0015】〔着火の有無の検出〕スパークプラグの中
心電極に印加された電圧は、該スパークプラグの装填さ
れたシリンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、燃焼時
に発生したイオンによりスパークプラグの中心電極と外
側電極との間に電流が流れるため減衰していく。このス
パークプラグの中心電極の電圧を、第1コンデンサと、
該第1コンデンサと直列に接続されている第2コンデン
サとが分圧する。この第1コンデンサと第2コンデンサ
との接続点の電圧の減衰特性に基づいて、失火検出手段
がシリンダ内で正常に燃焼が行われたことを検出する。
【0016】他方、上記スパークプラグの中心電極に印
加された電圧は、シリンダ内で正常に燃焼が行われない
場合にはイオンが発生せず、スパークプラグの中心電極
と外側電極との間に電流が流れないためほぼ一定の電位
値を保つ。このスパークプラグの中心電極の電圧を第1
コンデンサと第2コンデンサとが分圧する。この第2コ
ンデンサに発生する電圧の減衰特性、即ち、減衰が緩や
かであることに基づいて、失火検出手段がシリンダ内で
正常に燃焼が行われなかったことを検出する。
【0017】〔ノッキングの検出〕放電後にスパークプ
ラグに印加された電圧は、該スパークプラグの装填され
たシリンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、上述した
ように燃焼時に発生されたイオンによりスパークプラグ
の中心電極と外側電極との間に電流が流れるため減衰し
ていく。ここで、燃焼の際にノッキングが発生した場合
には、これによってスパークプラグ近傍のイオンの濃度
に揺らぎが起き、イオン電流が振動しながら減衰してい
く。このイオン電流の振動は、第2コンデンサに接続さ
れた抵抗の両端子間の電圧の振動となる。この電圧の振
動に基づいて、ノッキング検出手段がノッキングを検出
する
【0018】〔請求項2について〕上記のように構成さ
れた内燃機関の燃焼状態検出装置では、一次電流断続手
段が、イグニッションコイルの一次巻線に所定時間電流
を流した後、遮断すると二次巻線側に高電圧が発生す
る。この高電圧は、スパークプラグの中心電極に印加さ
れ火花放電を発生せしめると共に、第1コンデンサに充
電される。そして、該イグニッションコイルの二次巻線
側の電圧が低下した際に、該第1コンデンサに充電され
た電荷が火花放電の終了したスパークプラグの中心電極
を介して放電する。
【0019】〔着火の有無の検出〕該第1コンデンサに
充電された電荷は、該スパークプラグの装填されたシリ
ンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、燃焼時に発生し
たイオンによりスパークプラグの中心電極と外側電極と
の間に電流が流れ、放電していく。このスパークプラグ
の中心電極から放電する電荷を充電している第1コンデ
ンサの電圧を、該第1コンデンサと直列に接続されてい
る第2コンデンサが分圧する。この第1コンデンサと第
2コンデンサの接続底の電圧の減衰特性に基づいて、失
火検出手段がシリンダ内で正常に燃焼が行われたことを
検出する。
【0020】他方、上記第1コンデンサの電圧は、シリ
ンダ内で正常に燃焼が行われない場合にはイオンが発生
せず、スパークプラグの中心電極と外側電極との間に電
流が流れないためほぼ一定の値を保つ。この第1コンデ
ンサの電圧を、第2コンデンサが分圧する。この第2コ
ンデンサに発生する電圧の減衰特性、即ち、減衰が緩や
かであることに基づいて、着火検出手段がシリンダ内で
正常に燃焼が行われなかったことを検出する。
【0021】〔ノッキングの検出〕放電後に第1コンデ
ンサに充電された電荷は、該スパークプラグの装填され
たシリンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、上述した
ように燃焼時に発生されたイオンによりスパークプラグ
の中心電極と外側電極との間に電流が流れるため放電し
ていく。ここで、燃焼の際にノッキングが発生した場合
には、これによってスパークプラグ近傍のイオンの濃度
に揺らぎが起き、イオン電流が振動する。このイオン電
流の振動は、第2コンデンサに接続された抵抗に発生す
る電圧の振動となる。この電圧の振動に基づいて、ノッ
キング検出手段がノッキングを検出する
【0022】〔請求項3について〕アースと第2コンデ
ンサとの間に抵抗を挿入する。ノッキングは、該抵抗と
第2コンデンサの接続点から検出し、着火の有無は、第
1コンデンサと第2コンデンサの接続点から検出する。
【0023】〔請求項4について〕小容量の第1コンデ
ンサと大容量の第2コンデンサとの間に抵抗を挿入す
る。ノッキングは、抵抗と第1コンデンサの接続点から
検出し、着火の有無は、抵抗と第2コンデンサの接続点
から検出する。この構成では、抵抗にイオン電流が流れ
た事による電圧降下が、着火の有無を検出するための電
圧に影響しないので、着火の有無を高い精度で検出でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様を図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施
態様に係る内燃機関の燃焼状態検出装置100の構成を
示している。この燃焼状態検出装置100は、自動車の
イグニッションコイルT1と、ECU10とに図示しな
い接続端子を介して接続されている。
【0025】イグニッションコイルT1は、薄い珪素鋼
板を積層した鉄心に一次巻線(巻き数数百回)と二次巻
線(巻き数数万回)とを巻回して、樹脂(エポキシ等)
封止したケースに収容したものであり、該一次巻線の一
方はバッテリBと接続され、該一次巻線の他方はトラン
ジスタTR1のコレクタ側と接続されている。このトラ
ンジスタTR1は一般にイグナイタと呼ばれるもので、
このエミッタは接地され、ベースにはECU(エンジン
制御ユニット)10からの信号が加えられるようになっ
ている。このECU10は、エンジンの回転速度、水
温、カムポジションセンサ等からの各信号に基づいて最
適点火時期を決定し、その最適点火時期に火花点火が行
われるようにトランジスタTR1に対してパルス信号を
送出する。
【0026】また、イグニッションコイルT1の二次巻
線の正極側は、ハイテンションコード12を介してスパ
ークプラグPの中心電極に接続されている。このスパー
クプラグPの外側電極は図示しないシリンダを介してア
ース側に接続されている。また、このイグニッションコ
イルT1の二次巻線の負極側は、該イグニッションコイ
ルT1よりも小容量のコイルT2に接続されている。こ
のコイルT2は、ECU10により制御されたトランジ
スタTR2のオン・オフにより、イグニッションコイル
T1を介して、放電完了後のスパークプラグPの中心電
極にスパーク放電の生じない電位(所謂セカンドチャー
ジ)を加えるようになっている。
【0027】このイグニッションコイルT1の二次巻線
の負極側には、また、100pF程度の小容量の第1コ
ンデンサC1と、10000pF程度の大容量の第2コ
ンデンサC2とが直列に接続されている。この第1コン
デンサC1と第2コンデンサC2との接続点は、失火検
出回路20の入力端子20aへ接続されている。この失
火検出回路20の入力20aは、第2抵抗器R2及びダ
イオードD6を介して接地されている。この失火検出回
路20は、入力20aに加えられた信号に基づき、シリ
ンダ内で失火が発生したか判断する。
【0028】更に、イグニッションコイルT1の二次巻
線の負極側は、第1抵抗R1を介してトランジスタTR
3にて接地され得る。該トランジスタTR3は、上述し
た第1コンデンサC1に充電された電荷を、次のセカン
ドチャージの前に接地して消滅させ、セカンドチャージ
毎に第1コンデンサC1に所定の電荷を蓄え得るように
する。
【0029】他方、上記第2コンデンサC2は、ダイオ
ードD4を介して第3抵抗R3と接続されると共に、ダ
イオードD5を介して接地されている。この第3抵抗R
3は、該ダイオードD4側の端子がノッキング検出回路
30の入力30aに接続され、反対側の端子が接地され
ている。該ノッキング検出回路30は、該第3抵抗R3
に発生する電圧の振動に基づきノッキングの検出を行
う。
【0030】この第3抵抗R3には、また、CMOS等
のスイッチング素子から成る接地用スイッチSWが並列
に接続するとよい。該接地用スイッチSWは、上述した
トランジスタTR3のオンにより第1コンデンサC1に
印加された電位が開放される際に、オンして該第1コン
デンサC1へアース側からの電流を流す。即ち、該接地
用スイッチSWを介して電流を流さないと、第3抵抗R
3を介して電流が流れるため、第3抵抗に電位が発生し
て、正確なノッキングの測定に好適である。スイッチS
Wは無くとも本システムは作動する。
【0031】引き続き、該ノッキング検出回路30の回
路構成について図2を参照して説明する。該ノッキング
検出回路30は、図1に示す第3抵抗R3の電位を検出
する入力端子30aからの電位を増幅するための増幅用
のオペレーションアンプOP1と、電圧の振幅のみを取
り出すためのフィルター用のオペレーションアンプOP
2と、ダイオードD4及び抵抗11及びコンデンサC5
から成る積分回路32と、該積分回路32の出力を抵抗
R13及びR14で分圧された基準電位Vsと比較する
コンパレータOP3とを有している。上記積分回路32
の出力側には、該積分回路32の電圧値をクリアするた
めのトランジスタTR4及び抵抗12が接続されてい
る。即ち、ECU10からの信号が入力端子30bを介
して加えられると、トランジスタTR4を介して抵抗1
2が接地され、積分回路32の電圧値をクリアする。
【0032】次に、この燃焼状態検出装置100の動作
について、図3及び図4の波形図を参照して説明する。
ここでは先ず、該燃焼状態検出装置100の失火検出回
路20の動作について、図3を参照して説明する。図3
中で、はECU10の出力端子10aの波形を、は
出力端子10bの波形を、は第1コンデンサと第2コ
ンデンサの接続点の電圧の波形を示している。ECU1
0が、スパークプラグP側のシリンダ圧縮サイクルにお
ける所定のタイミングで、図3に示すようにパルス信
号aを発生する。これよりトランジスタTR1がターン
オンしてイグニッションコイルT1の一次巻線に所定時
間だけ数Aの電流を流した後、遮断すると、イグニッシ
ョンコイルの二次巻線に高電圧が発生し、この高電圧
が、絶縁破壊を発生せしめる10KV程度まで昇圧して
スパークプラグPの中心電極に電圧を印加して火花放電
をせしめ、該シリンダ内で圧縮された混合気を燃焼させ
る。
【0033】その後、ECU10は、図3に示すよう
にパルス信号bを発生する。これよりトランジスタTR
2がターンオンしてコイルT2の一次巻線に所定時間電
流を流した後、遮断する。これにより、コルイT2の二
次巻線に高電圧(上記イグニッションコイルT1により
発生される電位よりも低い)が発生し、この高電圧が、
スパークプラグPの中心電極に印加され、また図3に
示すように、第1コンデンサと第2コンデンサの接続点
にセカンドチャージ電圧r1、r2を発生させる。
【0034】ここで、セカンドチャージ電圧r1は、該
スパークプラグが装着されたシリンダ内で燃焼があった
場合を示している。即ち、シリンダ内で燃焼がありイオ
ンが発生すると、該イオン中により電荷が放電され、ス
パークプラグPの中心電極の電圧は急速に減衰してい
く。この電圧が、第1コンデンサC1に印加され、該第
1コンデンサC1の電圧は、該第1コンデンサC1の1
00倍の静電容量である10000pFを有する第2コ
ンデンサC2で1/100に分圧される。なお、第1コ
ンデンサC1の容量は100pFに設定されているが、
イグニッションコイル二次巻線側の対アース静電容量は
数10pF程度である。この分圧された電圧が失火検出
回路20の入力端子20aに加えられる。該失火検出回
路20は、速やかにセカンドチャージ電圧r1が減衰し
ていることに基づき、正常に燃焼のあったものと判断す
る。
【0035】ここで、セカンドチャージ電圧r2は失火
時の減衰波形を示している。ここでは、燃焼によるイオ
ンが発生していないので、放電による減衰が生じていな
い。なお、燃焼によるイオンが発生せず放電がない状態
で、図中に示すようにセカンドチャージ電圧r2が僅か
つづ減衰するのは、第2コンデンサC2と並列に1MΩ
程度の第2抵抗器R2が接続されているためである。セ
カンドチャージ電圧r2が緩やかにしか減衰しないこと
により、失火検出回路20は、失火が発生したと判断
し、図3のに示す長い出力パルスcをECU10側へ
送出する。
【0036】引き続き、ノッキング検出回路30による
ノッキング検出動作について、該ノッキング検出回路3
0の回路図である図2、及び、図4の波形図を参照して
説明する。図4に示す〜は、図3に示す〜と同
様であるため詳細な説明を省略する。一方、〜は、
該ノッキング検出回路30の各部の出力波形を示してい
る。なお、のセカンドチャージ電圧r1は、ノッキン
グが発生しなかった際のものを、また、セカンドチャー
ジ電圧r1’は、ノッキングが発生した際のものを示し
ている。即ち、放電後にスパークプラグPの中心電極に
印加された電圧は、該スパークプラグPの装填されたシ
リンダ内で正常に燃焼が行われた場合に、上述したよう
に燃焼時に発生されたイオンによりスパークプラグPの
中心電極と外側電極との間に電流が流れるため減衰して
いく。ここで、燃焼の際にノッキングが発生した場合に
は、これによってスパークプラグ近傍のイオンの濃度に
揺らぎが起き、イオン電流が振動しながら減衰していく
が、このイオン電流の振動は、第2コンデンサC2に接
続された第3抵抗R3に発生する電圧の振動となる。こ
こで、セカンドチャージ電圧r1’は、図中では判別し
難いものの僅かに振動しながら減衰して行く。
【0037】図4のは、R3に発生した電圧を、図2
に示す増幅用のオペレーションアンプOP1で増幅した
波形を示している。ノッキングが発生した際のセカンド
チャージ電圧r1’を増幅した波形v’は、電圧の振動
が明瞭に識別できるようになっている。この波形v’を
フィルタ回路にてフィルターした波形uをに示す。
は、波形uを図2に示す積分回路32にて積分した波形
を示している。この積分回路32の波形は、該波形v’
の電圧の入力により立ち上がり、そして、ECU10か
らのパルスbによるトランジスタTR4のオンにて、タ
イミングt2で立ち下がる。ここで、比較器を構成する
コンパレータOP3は、に示す積分回路32の出力値
と、抵抗R13及び抵抗R14で分圧された基準電圧V
sとを比較し、に示すタイミングt1にて立ち上が
り、タイミングt2で立ち下がる出力波形(ノッキング
検出信号)nをECU側へ送出する。
【0038】引き続き、図1に示す回路構成を簡略化し
た第1実施態様の改変例について、図5を参照して説明
する。図5に示す構成では、図1に示すダイオードD4
とダイオードD5とが省略されている。即ち、図1に示
す構成で、ダイオードD4、D5は、セカンドチャージ
を行う際に第3抵抗R3に電流(ノッキング検出の際に
ノイズとなる)が流れるのを防ぐために挿入されている
が、セカンドチャージによるノイズは測定の開始時のご
く短い時間にしか生じないので、ノッキングを検出する
基本的な動作に影響することはないので、この改変例に
おいては省略されている。また、同様な理由により、ス
イッチSWも省略されている。
【0039】また、この改変例のノッキング検出回路1
30では、ノッキングの周波数成分を高速フーリエ変換
し、エンジンの固有ノッキング振動の中心周波数を検出
する従来の機械的センサ用の構成が採用されている。こ
の改変例は構成が簡易であると共に、従来のノッキング
検出回路を流用し得る利点がある。
【0040】更に、第1実施態様の別の改変例につい
て、図6を参照して説明する。図1を参照して上述した
構成では、第1コンデンサC1と第2コンデンサC2と
の間に失火検出回路20が接続され、第2コンデンサC
2と第3抵抗R3との間にノッキング検出回路30が接
続されていたが、この改変例では、第1コンデンサC1
と第3抵抗R3との間にノッキング検出回路30が接続
され、第3抵抗R3と第2コンデンサC2との間に失火
検出回路20が接続されている。
【0041】この構成においては、第3抵抗R3にイオ
ン電流が流れた事による電圧降下が、失火を検出するた
めの電圧に影響しないため、失火の検出が高い精度で行
うことができる。また、図1に示す上記構成では、ノッ
キングの減衰波形にイオン電流の減衰波形が重なるが、
図6に示す構成では、第1コンデンサC1の電圧の減衰
に従ってイオン電流の減衰が起きるため、それらの減衰
が丁度打ち消し合うよう方向に働き、イオン電流の減衰
波形がノッキングを検出する電圧へ影響する程度が軽減
される。
【0042】なお、図1、図5、図6に示した第1実施
態様の回路構成においては、正確に所定の高電圧を発生
させる得るようにコイルT2を設け、セカンドチャージ
を行わしめていた。この代わりに、ECU10から、イ
グニッションコイルT1に放電用のパルスaに続いて、
セカンドチャージ用の短いパルスを加えるように構成す
ることで、低電圧発生用のコイルT2を省くことも可能
である。
【0043】引き続き、本発明の第2実施態様につい
て、図7及び図8を参照して説明する。上述した第1実
施態様においては、点火用の放電後にセカンドチャージ
を行い、イオン電流を検出していたが、この第2実施態
様においては、セカンドチャージを行うことなく、おつ
り電圧の減衰波形に基づきイオン電流を検出する。
【0044】即ち、図7に示すECU10が、イグニッ
ションコイルT1に電流を流すと二次側に高電圧が発生
する。この高電圧は、スパークプラグPの中心電極に印
加され火花放電を発生せしめると共に、第1コンデンサ
C1に充電される。そして、該イグニッションコイルT
1の二次巻線側の電圧が低下した際に、該第1コンデン
サC1に充電された電荷が火花放電の終了したスパーク
プラグPを介して放電する。
【0045】図8のは、スパークプラグPの中心電極
に印加されている電位を示している。イグニッションコ
イルの二次巻線に発生した高電圧(ピーク電圧p)によ
りスパークプラグPの中心電極と外側電極間に火花放電
をせしめ、該シリンダ内で圧縮された混合気を燃焼させ
る。この時、当該高電圧の継続時間と第1コンデンサC
1の容量に応じた電荷が該第1コンデンサC1に蓄積さ
れる。そして、アーク放電による1KV程度の低電圧が
しばらく続く(図中にqで示す)。このアーク放電の終
了後、イグニッションコイルT1とスパークプラグでの
放電との相互作用による“おつり電圧”が発生して一旦
上昇した後急速に減衰する。このおつり電圧と第1コン
デンサC1の放電とにより形成される緩やかなピーク電
圧s1を図中に示す。このピーク電圧の減衰に基づき、
失火検出回路20が上述した第1実施態様と同様にして
失火の有無を検出する。
【0046】一方、ノッキング検出回路230は、入力
端子230aに発生した電圧を検出し、第1実施態様と
同様にして、その電圧をフィルタにかけて、ノッキング
成分の波形uを抽出し(図8の参照)、ノッキングの
有無を検出する。
【0047】なお、この第2実施態様においても、図6
を参照して上述した第1実施態様の改変例と同様に、第
1コンデンサC1と第3抵抗R3との間にノッキング検
出回路230を接続し、第3抵抗R3と第2コンデンサ
C2との間に失火検出回路20を接続することにより、
図6の構成と同様な効果を得ることができる。
【0048】
【効果】以上記述したように本発明の内燃機関の燃焼状
態検出装置では、失火の有無を、イオン電流による放電
を2つのコンデンサで構成される分圧回路で検出される
2次電圧系の配線の電圧の減衰として検出して、その電
圧の減衰の程度からスパークプラグのイオンの存在を検
出する。即ち、本発明の燃焼状態検出装置は浮遊容量に
蓄積した電荷の放電を検出するので、イオン電流法と比
べてノイズに強い。また、イオン電流を検出する高電圧
をパルス的にしか与えていないため、常時高電圧を印加
するタイプのイオン電流法に比べて高電圧発生装置が簡
単に構成出来る。
【0049】更に、ノッキングの有無を、抵抗に印加さ
れる電圧に基づき判断しているため、正確に検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る内燃機関の燃焼状
態検出装置の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示すノッキング検出回路の構成を示す回
路図である。
【図3】失火検出回路による失火検出動作を説明するた
めの波形図である。
【図4】ノッキング検出回路によるノッキング検出動作
を説明するための波形図である。
【図5】本発明の第1実施態様の改変例に係る内燃機関
の燃焼状態検出装置の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第1実施態様の別改変例に係る内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の第2実施態様に係る内燃機関の燃焼状
態検出装置の構成を示す回路図である。
【図8】第2実施態様に係る内燃機関の燃焼状態検出装
置のノッキング検出回路によるノッキング検出動作を説
明するための波形図である。
【符号の説明】
10 ECU 20 失火検出回路 30 ノッキング検出回路 P スパークプラグ T1 イグニッションコイル T2 コイル R3 第3抵抗器 C1 第1コンデンサ C2 第2コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 15/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線と二次巻線とを有するイグニッ
    ションコイルと、 該一次巻線にバッテリ電流を断続して流す一次電流断続
    手段と、 該二次巻線に中心電極が接続されたスパークプラグと、
    を備えた内燃機関の燃焼状態検出装置であって、 放電完了後のスパークプラグに電圧を印加する電圧印加
    手段と、 該電圧印加手段に接続された第1コンデンサと、 該第1コンデンサと直列に接続され、該第1コンデンサ
    よりも大きな容量を有し、当該第1コンデンサの電圧を
    分圧する第2コンデンサと、 前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとの接続点に
    接続され、該接続点の電圧に基づいて失火の有無を検出
    する失火検出手段と前記第2コンデンサに接続された抵
    抗と、 該抵抗の両端子間の電圧に基づいて、ノッキングの有無
    を検出するノッキング検出手段と、を有することを特徴
    とする内燃機関の燃焼状態検出装置。
  2. 【請求項2】 一次巻線と二次巻線とを有するイグニッ
    ションコイルと、 該一次巻線にバッテリ電流を断続して流す一次電流断続
    手段と、 該二次巻線に中心電極が接続されたスパークプラグと、
    を備えた内燃機関の燃焼状態検出装置であって、 前記イグニッションコイルの二次巻線に接続された第1
    コンデンサと、 該第1コンデンサと直列に接続され、該第1コンデンサ
    よりも大きな容量を有し、当該第1コンデンサの電圧を
    分圧する第2コンデンサと、 前記第1コンデンサと前記第2コンデンサとの接続点に
    接続され、該接続点の電圧に基づいて失火の有無を検出
    する失火検出手段と前記第2コンデンサに接続された抵
    抗と、 該抵抗の両端子間の電圧に基づいて、ノッキングの有無
    を検出するノッキング検出手段と、を有することを特徴
    とする内燃機関の燃焼状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗の一方の端子が接地され、他方
    の端子が第2コンデンサと接続され、 前記ノッキング検出手段が、該抵抗と該第2コンデンサ
    との間に接続されたことを特徴とする請求項1又は2の
    内燃機関の燃焼状態検出装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗が、前記第1コンデンサと前記
    第2コンデンサとの間に介挿され、 前記ノッキング検出手段が、該抵抗と該第1コンデンサ
    との間に接続されたことを特徴とする請求項1又は2の
    内燃機関の燃焼状態検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022517634A (ja) * 2019-02-06 2022-03-09 ヒューレット-パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. メモリ回路を備えた印刷コンポーネント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022517634A (ja) * 2019-02-06 2022-03-09 ヒューレット-パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. メモリ回路を備えた印刷コンポーネント

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