JP2754504B2 - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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JP2754504B2
JP2754504B2 JP3326508A JP32650891A JP2754504B2 JP 2754504 B2 JP2754504 B2 JP 2754504B2 JP 3326508 A JP3326508 A JP 3326508A JP 32650891 A JP32650891 A JP 32650891A JP 2754504 B2 JP2754504 B2 JP 2754504B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • F02P2017/125Measuring ionisation of combustion gas, e.g. by using ignition circuits

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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の失火検出装
置に関し、特に燃料系に係る失火の検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の気筒に吸入された燃料混合気
を点火するため該各気筒毎に点火プラグが設けられてい
る。通常、内燃機関の点火コイルにおいて発生された高
電圧は配電器を介して各気筒の点火プラグへ順次分配さ
れ、前記燃料混合気を点火する。この場合、点火プラグ
での点火が正常に行なわれない、すなわち失火が生ずる
と、種々の弊害が発生する。例えば、運転性能を悪化さ
せ、燃費を悪化させ、さらには未燃焼ガスの排気系路で
の後燃えにより排気ガス浄化装置における触媒温度の上
昇をまねく等の弊害である。従って、このような弊害を
もたらす失火は絶対に防止しなければならない。この失
火の原因を大別すると、燃料系に係るものと点火系に係
るものとがある。前者の燃料系に係るものは燃料混合気
のリーンまたはリッチに起因するものであり、後者の点
火系に係るものはいわゆるミス・スパークに起因するも
のである。ミス・スパークとは点火プラグに正常な火花
放電が生じないことを意味する。例えば未燃燃料の付着
による点火プラグのくすぶりやかぶりにより、あるいは
点火回路の異常により正常な火花放電が行われない場合
である。
【0003】従来の失火検出装置としては例えば、特公
昭51−22568号公報に記載されたものがある。こ
れは、点火回路の1次回路に配電器接点の開路毎に発生
する減衰振動電圧の周波数が、点火の場合は失火の場合
よりも高いことを利用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
失火検出装置は、点火回路に発生する減衰振動電圧の周
波数のみ、すなわち点火プラグの両電極間の放電の有無
のみを検出しているため、失火の原因が放電が発生した
が混合気がリーン又はリッチにより着火しないといった
燃料系に係るものか否かを判断することができず、迅速
な故障対策の上で必ずしも満足のいくものではなかっ
た。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、失火の原因が燃料系に
係るものか否かを検出することができる内燃機関の失火
検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、機関運転パラメータの値を検
出する機関運転状態検出手段と、前記機関運転パラメー
タの値に基づいて点火時期を決定して点火指令信号を発
生する信号発生手段と、前記点火指令信号に基づいて、
機関に備えられた点火プラグを放電させる為の高電圧を
発生させる点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生さ
れる時の電圧値を検出する電圧値検出手段とを有する内
燃機関の失火検出装置において、前記点火指令信号発生
後の点火電圧値と所定電圧値とを比較することにより失
火が発生したか否かを判定する失火判定手段を備え、こ
の失火判定手段は、前記点火電圧値と所定電圧値との比
較を行うべき比較期間を限定する期間限定手段及び前記
点火電圧値に応じて前記所定電圧値を設定する基準レベ
ル設定手段を有し、該比較期間における前記点火電圧値
と前記所定電圧値との大小関係に基づいて失火状態を判
定することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、機関運転パラメ
ータの値を検出する機関運転状態検出手段と、前記機関
運転パラメータの値に基づいて点火時期を決定して点火
指令信号を発生する信号発生手段と、前記点火指令信号
に基づいて、機関に備えられた点火プラグを放電させる
為の高電圧を発生させる点火手段と、前記点火手段に高
電圧が発生される時の電圧値を検出する電圧値検出手段
とを有する内燃機関の失火検出装置において、前記点火
指令信号発生後の点火電圧値と所定電圧値とを比較する
ことにより失火が発生したか否かを判定する失火判定手
段を備え、この失火判定手段は、前記点火電圧値と所定
電圧値との比較を行うべき比較期間を限定する期間限定
手段を有し、該比較期間における前記点火電圧値と所定
電圧値との大小関係に基づいて失火状態を判定し、前記
点火手段は、一次側系路及び二次側系路を有し、該二次
側系路に点火プラグ放電時の電流と逆方向の電流を抑止
する電流抑止手段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、機関運転パラメ
ータの値を検出する機関運転状態検出手段と、前記機関
運転パラメータの値に基づいて点火時期を決定して点火
指令信号を発生する信号発生手段と、前記点火指令信号
に基づいて、機関に備えられた点火プラグを放電させる
為の高電圧を発生させる点火手段と、前記点火手段に高
電圧が発生される時の電圧値を検出する電圧値検出手段
とを有する内燃機関の失火検出装置において、前記点火
指令信号発生後の点火電圧値と所定電圧値とを比較する
ことにより失火が発生したか否かを判定する失火判定手
段を備え、この失火判定手段は、前記点火電圧値と所定
電圧値との比較を行うべき比較期間を限定する期間限定
手段を有し、該比較期間における前記点火電圧値と所定
電圧値との大小関係に基づいて失火状態を判定し、前記
比較期間は、前記点火プラグの放電期間の終了近傍の容
量放電状態の期間であることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載の失火検出装置において、前記所定電圧値は、機
関の運転状態に応じて設定されることを特徴とする。請
求項5に記載の発明は、請求項2または3記載の失火検
出装置において、前記失火判定手段は、前記点火電圧値
に応じて前記所定電圧値を設定する基準レベル設定手段
を有することを特徴とする。請求項6に記載の発明は、
請求項1または5記載の失火検出装置において、前記基
準レベル設定手段は、前記点火電圧を平滑する平滑手段
と、該平滑手段の出力を所定の増幅率にて増幅する増幅
手段とから成ることを特徴とする。請求項7に記載の発
明は、請求項6記載の失火検出装置において、前記基準
レベル設定手段の平滑手段は、点火プラグの誘導放電中
の点火電圧を平滑することを特徴とする。請求項8に記
載の発明は、請求項1載の失火検出装置において、前記
点火手段は、一次側系路及び二次側系路を有し、該二次
側系路に点火プラグ放電時の電流と逆方向の電流を抑止
する電流抑止手段を備えることを特徴とする。請求項9
に記載の発明は、請求項1記載の失火検出装置におい
て、前記点火電圧は点火コイルの一次側電圧であること
を特徴とする。請求項10に記載の発明は、請求項1記
載の失火検出装置において、前記点火電圧は点火コイル
の二次側電圧であることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、点火電圧値と
所定電圧値との比較を行うべき比較期間が限定されると
ともに、点火電圧値に応じて前記所定電圧値が設定さ
、その比較期間における点火電圧値と前記所定電圧値
との大小関係に基づいて、失火状態が判定される。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、二次側系
路に点火プラグ放電時の電流と逆方向の電流が抑止され
る状態において、点火電圧値と所定電圧値との比較を行
うべき比較期間が限定され、その比較期間における点火
電圧値と所定電圧値との大小関係に基づいて、失火状態
が判定される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、点火電圧
値と所定電圧値との比較を行うべき比較期間が、点火プ
ラグの放電期間の終了近傍の容量放電状態の期間に限定
され、その比較期間における点火電圧値と所定電圧値と
の大小関係に基づいて、失火状態が判定される。請求項
4に記載の発明によれば、前記所定電圧値は、機関の運
転状態に応じて設定される。請求項5に記載の発明によ
れば、前記所定電圧値は、点火電圧値に応じて設定され
る。請求項6に記載の発明によれば、前記所定電圧値
は、平滑された点火電圧を所定の増幅率にて増幅するこ
とにより設定される。請求項7に記載の発明によれば、
前記所定電圧値は、点火プラグの誘導放電中の点火電圧
を平滑し、所定の増幅率にて増幅することにより設定さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1は、本発明による内燃機関の失火検出
装置の一実施例を示す回路図である。本実施例は、燃料
系に係る失火(以下、「FI失火」と略記する)が生じ
た場合には、放電後期における容量放電電圧の値が正常
燃焼の場合よりも大きく、従って容量放電を示す特性曲
線における所定電圧値以上の部分の面積の値も大きいこ
とを利用するものである。
【0015】図1において、電源電圧VBが供給される
電源端子T1は一次側コイル2と二次側コイル3とから
成る点火コイル(点火手段)1と接続され、一次側コイ
ル2と二次側コイル3とは互いにその一端で接続され、
一次側コイル2の他端は点火電圧(一次側電圧)が発生
するノードN1を介してトランジスタ4のコレクタに接
続され、トランジスタ4のベースは点火指令信号Aが入
力される入力端子T2に接続され、そのエミッタは接地
されている。また、二次側コイル3の他端は点火電圧
(二次側電圧)が発生するノードN2を介して点火プラ
グ5の中心電極5aに接続され、点火プラグ5の接地電
極5bは接地されている。さらに、ノードN1は減衰器
(電圧値検出手段)6の入力側に接続され、ノードN2
は減衰器(電圧値検出手段)7の入力側に接続され、減
衰器6および減衰器7の出力側は電子コントロールユニ
ット(以下、「ECU」と略記する)のフィルタ手段8
1、A/D変換器82およびフィルタ手段83、A/D
変換器84を介してCPU85に接続されている。減衰
器6および7は電圧分圧手段であり所定の分圧比(例え
ば1/1000及び1/100)により電圧を分圧す
る。これにより、点火コイルの一次側において数百V、
二次側において数十KVの電圧が、数十V程度に下げら
れる。さらに、CPU85は点火指令信号Aが供給され
る駆動回路86を介してトランジスタ4のベースに接続
され、入力回路87を介して、機関回転数、機関負荷等
の機関運転パラメータ値を検出する各種機関運転パラメ
ータセンサ(機関運転状態検出手段)9に接続されてい
る。上記CPU85は、該機関運転状態に基づき点火時
期を決定し点火指令信号Aを発生する信号発生手段と、
失火か否かを判定する失火判定手段とを構成する。
【0016】なお、二次側コイル3と中心電極5aとの
間には、ディストリビュータが設けられているが、図1
では図示を省略している。
【0017】図2は図1の回路の失火検出動作を実行す
るためのプログラムを示すフローチャートであり、本プ
ログラムは所定周期で繰り返し実行される。
【0018】図3および図5は点火指令信号A発生によ
り点火コイル1の一次側コイル2に生じる点火電圧(一
次側電圧)Vおよび二次側コイル3に生じる点火電圧
(二次側電圧)Vの点火電圧特性曲線を示すタイムチャ
ートであり、図3および図5において、実線は燃料混合
気の正常燃焼時の点火電圧特性曲線を示し、点線はFI
失火時の点火電圧特性曲線を示す。
【0019】次に、図3を用いて各点火電圧特性につい
て説明する。
【0020】まず、正常燃焼時の点火電圧特性(実線で
示す特性)について説明する。点火指令信号A発生時刻
t0の直後においては点火電圧は燃料混合気(点火プラ
グの放電ギャップ間)の絶縁を破壊する値まで上昇する
(曲線a)。例えば図3に示すように点火電圧Vの値が
正常点火判別用基準電圧Vfire0の値を越えたとき(V
>Vfire0となったとき)燃料混合気の絶縁は破壊さ
れ、絶縁破壊前の容量放電状態(数百アンペア程度の電
流による非常に短い時間の放電状態)から放電電圧が略
一定の誘導放電状態へと移行する(曲線b)(数十ミリ
アンペア程度の電流により、数ミリ秒程度の放電期
間)。誘導放電電圧は、時刻t0以降の圧縮行程に伴う
気筒内の圧力が上昇することにより上昇する。これは、
圧力が高くなると誘導放電に必要な電圧も高くなるため
である。誘導放電の最後の段階においては点火コイルの
誘導エネルギーの減少により誘導放電を維持するための
電圧よりも点火プラグ電極間の電圧が低くなり、誘導放
電は消失して容量放電状態(後期の容量放電状態)へ移
行する。容量放電状態においては点火プラグ電極間の電
圧は燃料混合気の絶縁を再度破壊するため上昇するが、
点火コイル1の残余のエネルギーが少なく電圧上昇はわ
ずかである(曲線c)。これは、燃焼が発生した場合
は、プラグギャップ間の電気抵抗が低いためであり、燃
焼時の燃料混合気がイオン化していることに起因する。
【0021】次に、燃料混合気が燃料供給系の異常等に
よりリーン状態やカット状態となりFI失火が発生した
とき(燃焼が発生しなかったとき)の点火電圧特性(点
線で示す特性)について説明する。点火指令信号A発生
時刻t0の直後においては点火電圧Vは点火プラグ電極
間の燃料混合気の絶縁を破壊する値まで上昇するが、こ
のときの絶縁破壊電圧の値は、燃料混合気に占める空気
の割合が正常時よりも多く含まれており、燃料混合気の
絶縁耐力が大きくなり、また、燃焼が発生していないた
め、燃料混合気がイオン化しておらず、プラグギャップ
間の電気抵抗が高くなることから、正常燃焼時の電圧値
よりも高くなる(曲線a’)。この後、正常燃焼時と同
様に誘導放電状態へ移行するが、放電抵抗も正常燃焼時
よりも大きいことにより正常燃焼時よりも早く上容量放
電状態へ移行する(曲線b’)。誘導放電の最後の段階
で発生する容量放電(後期の容量放電)の値は、燃料混
合気の絶縁破壊電圧が正常燃焼時よりも大きいことによ
り、図3に示すように正常燃焼時に比べて非常に大きく
なる(曲線c’)。
【0022】次に図2、図3を用いて、図1の回路の動
作について説明する。
【0023】まず、点火指令信号Aが発生したか否かを
示すIGフラグ(FlagIG)に「1」が立っているか
否かを判断する(ステップS1)。「1」は点火指令信
号Aが発生したことを示す。IGフラグに「1」を立て
る処理は図2のルーチンとは別のルーチン例えば点火時
期演算処理ルーチンで行う。点火指令信号Aの発生前に
おいては「1」は立っていないので、ステップS1にお
ける判断は否定となり、ステップS2,S3,S4へ移
行し、ECU8のタイマ(点火指令信号A発生後の時間
を計測するタイマ)に時間Tmis0(第1の所定期間),
Tmis1(第2の所定期間)を設定し、ファイヤ・フラグ
(Flag fire)およびIGフラグに「0」を立て、図2
のフローの動作を終了する。上記時間Tmis0は、点火指
令信号A発生時から容量放電終了時までの時間以上に設
定され、図3において時刻t0からt1までの時間であ
る。また、時間Tmis1は、時刻t0から時刻t2までの
時間である。
【0024】なお、上記時間Tmis0,Tmis1の値は、機
関運転状態(機関運転パラメータ値)、例えば機関回転
数、機関負荷、バッテリー電圧、機関温度等に応じてマ
ップ又はテーブルから読み出される値である。後述する
Vfire0,Smis1も同様である。
【0025】次に、点火指令信号Aが発生してIGフラ
グに「1」が立つと、ステップS1からS5へ移行し
て、点火電圧Vの値が基準電圧Vfire0の値を越えたか
否かを判断する(図3参照)。V>Vfire0の場合に
は、正常点火又はFI失火であると判断してファイヤ・
フラグに「1」を立て(ステップS6)、ステップS8
へ移行する。V≦Vfire0の場合には、ステップS7へ
移行し、ファイヤ・フラグに「1」が立っているか否か
を判断する。ファイヤ・フラグに「1」が立っている場
合、一度はV>Vfire0が成立しているので、ステップ
S8へ移行し、以降の処理において正常点火かFI失火
かを判断する。ファイヤ・フラグに「1」が立っていな
い場合、一度もV>Vfire0が成立していないので、正
常点火でもなければFI失火でもない、あるいは、正常
点火かFI失火かを判断できる状態でないと判定して図
2のフローの動作を終了する。
【0026】次に、ステップS5においてV>Vfire0
の場合、またはステップS5,S7においてV≦Vfire
0で且つファイヤ・フラグに「1」が立っている場合に
は、ステップS8,S9で、現在時刻がt1とt2との
間(所定期間)の時刻であるか否かを判断し、時刻t1
とt2との間であれば、正常点火かFI失火かの判断を
すべき時刻であるので、点火電圧Vと所定電圧Vmis1
値を比較し(ステップS10)、V≧Vmis1であればF
I失火と判定し(ステップS11)、V<Vmis1であれ
ば、FI失火でなく正常点火と判定する。所定電圧Vmi
s1は、曲線c’で示す容量放電状態を検出でき且つ曲線
cで示す容量放電の電圧値よりも十分に高い値に設定さ
れる。ステップS8で現在時刻が時刻t1以前である場
合は、その時刻は正常点火かFI失火かを判断できる時
刻でないので、図2のフローの動作を終了する。また、
ステップS9で現在時刻が時刻t2以後である場合は、
正常点火かFI失火かを判断できる時刻を過ぎているの
で、ファイヤ・フラグおよびIGフラグに「0」を立て
(ステップS3,S4)、図2のフローの動作を終了す
る。
【0027】次に、本発明の第2の実施例について図4
と図5を用いて説明する。図4、図5において、図2、
図3と異なるところは、所定時間Tmis0’,Tmis1’お
よび基準電圧Vfire0’,Vmis1’であり、図2、図3
のTmis0,Tmis1およびVfire0,Vmis1にそれぞれ対
応する。図4に示す動作は図2に示す動作と同様である
ので、その説明は省略する。また、図3、図5において
Tmis0,Tmis1,Tmis0’,Tmis1’という記号を使用
しているが、Tmis0,Tmis1とTmis0’,Tmis1’とは
それぞれ異なる値としてもよい。基準電圧Vfire0,Vm
is1は通常はVfire0’,Vmis1’よりも小さい値に設定
される。
【0028】上述したことから分かるように、図2、図
4においては、時刻t1からt2までの所定期間内の点
火電圧Vの値がV≧Vmis1(V≧Vmis1’)となったと
きにFI失火であると判断しており、このように失火の
種類、すなわちFI失火か否かを正確に判定できるの
で、故障個所の早期発見や適切な故障対策が可能とな
る。
【0029】図6は、本発明の第3実施例に係る失火検
出装置の構成を示す図であり、点火コイル1の一次側コ
イル2及びトランジスタ4は図1の第1の実施例と同様
に接続されている。二次側コイル3はディストリビュー
タ12を介して点火プラグ5の中心電極5aに接続され
ている。ディストリビュータ12と中心電極5aとを接
続する接続線14の途中には、その接続線14と静電的
に結合された(接続線14と数PFのコンデンサを形成
する)電圧センサ13が設けられ、電圧センサ13の出
力は入力回路21を介して判定ゲート回路22及び測定
ゲート23に接続されている。入力回路21は、電圧分
圧回路、バッファアンプ等から成り、電圧センサ13の
検出値に応じた検出点火電圧Vを出力する。判定ゲート
回路22は、所定の判定ゲート期間(TDG)中のみ入
力信号をそのまま出力する回路であり、その出力は比較
器27の非反転入力に接続されている。測定ゲート回路
23は、所定の測定ゲート期間(TMG)中のみ入力信
号をそのまま出力する回路であり、その出力はピークホ
ールド回路24に接続されている。ピークホールド回路
24の出力は、比較レベル設定回路23を介して比較器
27の反転入力に接続されている。また、比較レベル設
定回路23の出力側には、適切なタイミングで比較レベ
ル設定回路23の出力をリセットするリセット回路26
が接続されている。比較器27の出力は、失火判定回路
28に接続されている。
【0030】なお、本実施例においても機関の点火時期
等の制御を行うECU8(図1)は同様に設けられてい
る。図6中の回路ブロック8aはECU8の一部として
構成してもよいが、機関本体の近傍に設けてもよい。ま
た、判定ゲート22及び測定ゲート23のゲート期間並
びにリセット回路26のリセットタイミングを決定する
タイミング信号はECU8のCPU85から供給され
る。
【0031】次に図7を参照して、図6の回路の動作を
説明する。
【0032】図7(a),(b)及び(c)は、それぞ
れ点火信号(A)、測定ゲート信号(B)及び判定ゲー
ト信号(C)を示しており、測定ゲート信号及び判定ゲ
ート信号が低レベルとなる期間が、入力信号を通過させ
るゲート期間(TMG,TDG)である。これらのゲー
ト期間TMG,TDGは、点火信号(A)の発生時刻t
0から所定期間Tmis2〜Tmis5経過後の時刻t3〜t6
によって決定されている。また図7(d)は、燃焼時の
検出された点火電圧(入力回路21の出力)V(D)及
び比較レベル(比較レベル設定回路25の出力)VCO
MP(F)を示している。同図(e)は、失火時の点火
電圧V(D′)及び比較レベルVCOMP(F′)を示
している。
【0033】時刻t3〜t4間の測定ゲート期間TMG
中は、点火電圧はそのままピークホールド回路24へ供
給され、測定ゲート期間中の点火電圧Vのピーク値(同
図(d),(e)のE,E′)が保持され、そのピーク
ホールド値が比較レベル設定回路25に供給される。比
較レベル設定回路25は、入力電圧を値1より大きい所
定数倍し、測定ゲート期間TMG終了後比較レベルVC
OMPとして出力する。なお、図7においては比較レベ
ルVCOMPは判定ゲート期間TDGの開始時(時刻t
5)に出力されているが、測定ゲート期間TMG終了後
であればよく、時刻t5に合わせる必要はない。また、
測定ゲート期間TMGは、誘導放電期間内に設定され
る。
【0034】一方、比較器27の非反転入力には、時刻
t5〜t6間の判定ゲート期間中のみ、点火電圧Vが供
給され、比較器27により比較レベルVCOMPと比較
される。判定ゲート期間TDGは、測定ゲート期間TM
G終了後の放電期間の終了近傍に設定されるので、燃焼
時においては、同図(d)に示すように、点火電圧値
(D)は、比較レベル(F)を越えないのに対し、失火
時においては同図(e)に示すように点火電圧値
(D′)は比較レベル(F′)を越える。その結果、失
火判定回路28は、同図(f)に示すように、点火電圧
値(D′)が比較レベル(F′)を越えた時点(t7)
で高レベルとなり、判定ゲート期間終了と同時に低レベ
ルとなる信号を出力する。これにより、失火の発生を検
出することができる。
【0035】本実施例は、誘導放電電圧値に対する放電
期間終了近傍の容量放電電圧のピーク値の比率が、失火
時は燃焼時に比べて非常に大きくなる点に着目したもの
であり、誘導放電電圧値に応じて比較レベルVCOMP
を設定することにより、機関運転状態や点火プラグ等の
経時変化に拘らず、正確かつ安定した失火検出が可能と
なる。
【0036】なお、ピークホールド回路24は、平均化
回路(積分回路)で代用してもよい。
【0037】また、判定ゲート回路22は、図8に示す
ように、比較器27と失火判定回路28との間に設けて
もよい。
【0038】また、上述した実施例では、判定ゲート期
間TDGは放電期間終了近傍の所定期間としたが、判定
ゲート期間TDGの終了時刻t6は、ディストリビュー
タ12のロータヘッド(図示せず)が次のセグメントに
かかる手前(点火からクランク角度で120度程度の範
囲内)であればいつでもよい。
【0039】また、図9に示すように、二次コイル3と
ディストリビュータ12との間にダイオード11を設け
るようにしてもよい。このようにダイオード11を設け
ることにより、失火時においては、ダイオード11と点
火プラグ5との間に蓄積された電荷がそのまま保持され
るので、検出点火電圧は、図7(e)に破線Hで示すよ
うになり、高電圧状態が比較的長時間継続する。これに
対し、燃焼時においては点火プラグ5の電極近傍に存在
するイオンによって、ダイオード11と点火プラグ5と
の間に蓄積された電荷が中和されるので、検出点火電圧
値は、ダイオード11を設けない場合と同様に変化す
る。即ち、ダイオード11を設けることにより、燃焼時
と失火時の点火電圧波形の差が顕著となり、失火検出を
より確実に行うことができる。
【0040】次に上述した図9の実施例で使用するダイ
オード11の特性について考察すると、このダイオード
11の逆方向耐圧が高い場合には、ダイオードとプラグ
間の浮遊容量が大きい場合、ピストンが上死点を過ぎて
気筒内圧が低下すると早期に点火プラグ5の電極間でブ
レイクダウン(絶縁破壊)が発生し、検出点火電圧Vが
高電圧に保持されずに低下してしまうことがある(図1
0(a)参照)。このようなプラグ電極間のブレイクダ
ウンが発生した場合、正常燃焼時のイオン電流による検
出点火電圧Vの低下と区別できないので、上述した手法
では失火判定ができないことがある。
【0041】そこで、ダイオード11としてプラグ電極
間でブレイクダウンが発生しない程度(5〜10KV)
のツェナー電圧VZを有するツェナーダイオードを用い
ることにより、図10(b)に示すように、失火時には
検出点火電圧Vをツェナー電圧VZ付近に長期間保持す
ることができ、失火判定が可能となる。
【0042】なお、ダイオード11は逆方向耐圧の低い
ものを用いることにより、ツェナーダイオードを用いた
場合と同様の作用・効果を得ることができるが、印加電
圧が通常動作範囲(逆方向耐圧を越えない範囲)に戻っ
たときの性能が保証されていることが条件となる。
【0043】更に、図11に示すように逆方向耐圧の高
いダイオード11と並列に絶縁破壊電圧が5〜10KV
程度に安定したギャップ素子11′を設けるようにして
もよい。このような構成によっても、図10(b)に示
したような失火時の検出点火電圧を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
によれば、点火電圧値と所定電圧値との比較を行うべ
き比較期間が限定されるとともに、点火電圧値に応じて
前記所定電圧値が設定され、その比較期間における点火
電圧値と前記所定電圧値との大小関係に基づいて、失火
状態が判定されるので、燃料系に係る失火を正確に検出
でき、故障個所の早期発見や適切な故障対策が可能とな
る。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、二次側系
路に点火プラグ放電時の電流と逆方向の電流が抑止され
る状態において、点火電圧値と所定電圧値との比較を行
うべき比較期間が限定され、その比較期間における点火
電圧値と所定電圧値との大小関係に基づいて、失火状態
が判定されるので、失火発生時には、二次側系路の電圧
を高電圧状態に長期間保持でき、燃料系に係る失火をよ
り正確に判定することができる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、点火電圧
値と所定電圧値との比較を行うべき比較期間が、点火プ
ラグの放電期間の終了近傍の容量放電状態の期間に限定
され、その比較期間における点火電圧値と所定電圧値と
の大小関係に基づいて、失火状態が判定されるので、正
常時と失火時の点火電圧値の差が大きい期間で判定が行
われ、燃料系に係る失火をより正確に判定することがで
きる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、前記所定
電圧値は、機関の運転状態に応じて設定されるので、機
関運転状態が変化しても正確に失火を検出することがで
きる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】一次側電圧に基づく失火検出動作を実行するた
めのプログラムを示すフローチャートである。
【図3】点火電圧(一次側電圧)を示すタイムチャート
である。
【図4】二次側電圧に基づく失火検出動作を実行するた
めのプログラムを示すフローチャートである。
【図5】点火電圧(二次側電圧)を示すタイムチャート
である。
【図6】本発明の他の実施例に係る失火検出装置の構成
を示す図である。
【図7】図6の装置の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図8】図6の装置の変形例の構成を示す図である。
【図9】図6の装置の変形例の構成を示す図である。
【図10】点火電圧を示すタイムチャートである。
【図11】図9の装置の変形例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 点火コイル 2 一次側コイル 3 二次側コイル 5 点火プラグ 6,7 減衰器(電圧値検出手段) 8 ECU 9 各種機関運転パラメータセンサ(機関運転状態検出
手段) 12 ディストリビュータ 13 電圧センサ 24 ピークホールド回路 27 比較器 85 CPU(信号発生手段、失火判定手段) 86 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 恵隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 新井 秀明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 金広 正毅 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 久木 隆 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 丸山 茂 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 馬場 茂樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−155662(JP,A) 特開 平2−241987(JP,A) 特表 平2−503814(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関運転パラメータの値を検出する機関
    運転状態検出手段と、前記機関運転パラメータの値に基
    づいて点火時期を決定して点火指令信号を発生する信号
    発生手段と、前記点火指令信号に基づいて、機関に備え
    られた点火プラグを放電させる為の高電圧を発生させる
    点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生される時の電
    圧値を検出する電圧値検出手段とを有する内燃機関の失
    火検出装置において、前記点火指令信号発生後の点火電
    圧値と所定電圧値とを比較することにより失火が発生し
    たか否かを判定する失火判定手段を備え、この失火判定
    手段は、前記点火電圧値と所定電圧値との比較を行うべ
    き比較期間を限定する期間限定手段及び前記点火電圧値
    に応じて前記所定電圧値を設定する基準レベル設定手段
    を有し、該比較期間における前記点火電圧値と前記所定
    電圧値との大小関係に基づいて失火状態を判定すること
    を特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  2. 【請求項2】 機関運転パラメータの値を検出する機関
    運転状態検出手段と、前記機関運転パラメータの値に基
    づいて点火時期を決定して点火指令信号を発生する信号
    発生手段と、前記点火指令信号に基づいて、機関に備え
    られた点火プラグを放電させる為の高電圧を発生させる
    点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生される時の電
    圧値を検出する電圧値検出手段とを有する内燃機関の失
    火検出装置において、前記点火指令信号発生後の点火電
    圧値と所定電圧値とを比較することにより失火が発生し
    たか否かを判定する失火判定手段を備え、この失火判定
    手段は、前記点火電圧値と所定電圧値との比較を行うべ
    き比較期間を限定する期間限定手段を有し、該比較期間
    における前記点火電圧値と所定電圧値との大小関係に基
    づいて失火状態を判定し、前記点火手段は、一次側系路
    及び二次側系路を有し、該二次側系路に点火プラグ放電
    時の電流と逆方向の電流を抑止する電流抑止手段を備え
    ることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  3. 【請求項3】 機関運転パラメータの値を検出する機関
    運転状態検出手段と、前記機関運転パラメータの値に基
    づいて点火時期を決定して点火指令信号を発生する信号
    発生手段と、前記点火指令信号に基づいて、機関に備え
    られた点火プラグを放電させる為の高電圧を発生させる
    点火手段と、前記点火手段に高電圧が発生される時の電
    圧値を検出する電圧値検出手段とを有する内燃機関の失
    火検出 装置において、前記点火指令信号発生後の点火電
    圧値と所定電圧値とを比較することにより失火が発生し
    たか否かを判定する失火判定手段を備え、この失火判定
    手段は、前記点火電圧値と所定電圧値との比較を行うべ
    き比較期間を限定する期間限定手段を有し、該比較期間
    における前記点火電圧値と所定電圧値との大小関係に基
    づいて失火状態を判定し、前記比較期間は、前記点火プ
    ラグの放電期間の終了近傍の容量放電状態の期間である
    ことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
  4. 【請求項4】 前記所定電圧値は、機関の運転状態に応
    じて設定されることを特徴とする請求項2または3記載
    の内燃機関の失火検出装置。
  5. 【請求項5】 前記失火判定手段は、前記点火電圧値に
    応じて前記所定電圧値を設定する基準レベル設定手段を
    有することを特徴とする請求項2または3記載の内燃機
    関の失火検出装置。
  6. 【請求項6】 前記基準レベル設定手段は、前記点火電
    圧を平滑する平滑手段と、該平滑手段の出力を所定の増
    幅率にて増幅する増幅手段とから成ることを特徴とする
    請求項1または5記載の内燃機関の失火検出装置。
  7. 【請求項7】 前記基準レベル設定手段の平滑手段は、
    点火プラグの誘導放電中の点火電圧を平滑することを特
    徴とする請求項記載の内燃機関の失火検出装置。
  8. 【請求項8】 前記点火手段は、一次側系路及び二次側
    系路を有し、該二次側系路に点火プラグ放電時の電流と
    逆方向の電流を抑止する電流抑止手段を備えることを特
    徴とする請求項記載の内燃機関の失火検出装置。
  9. 【請求項9】 前記点火電圧は点火コイルの一次側電圧
    であることを特徴とする請求項記載の内燃機関の失火
    検出装置。
  10. 【請求項10】 前記点火電圧は点火コイルの二次側電
    圧であることを特徴とする請求項記載の内燃機関の失
    火検出装置。
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JPS61155662A (ja) * 1984-12-28 1986-07-15 Nissan Motor Co Ltd 点火栓の点火不良検出装置
WO1989009333A1 (en) * 1988-04-02 1989-10-05 Robert Bosch Gmbh Observation of combustion in a spark ignition internal combustion engine
JP2665794B2 (ja) * 1989-03-13 1997-10-22 愛三工業株式会社 内燃機関の点火装置

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