JP3338624B2 - 内燃機関の燃焼状態検出装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態検出装置

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JP3338624B2 JP03396597A JP3396597A JP3338624B2 JP 3338624 B2 JP3338624 B2 JP 3338624B2 JP 03396597 A JP03396597 A JP 03396597A JP 3396597 A JP3396597 A JP 3396597A JP 3338624 B2 JP3338624 B2 JP 3338624B2
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関の燃焼
時に生じるイオン量の変化を点火コイルの二次巻線の低
圧側から検出して内燃機関の燃焼状態を検出する装置に
関し、特にイオン電流検出回路のトラブルなどが点火制
御時の二次電流に影響することがなく、点火特性を悪化
を防止した内燃機関の燃焼状態検出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数気筒により駆動される内燃
機関においては、各気筒の燃焼室内に導入された空気お
よび燃料の混合気をピストンの上昇により圧縮し、燃焼
室内に設置された点火プラグに点火用高電圧を印加して
電気火花を発生させ、混合気の燃焼時に発生する爆発力
をピストン押し下げ力に変換することにより、内燃機関
の回転出力として取り出している。
【0003】このように燃焼室内において燃焼が行われ
ると、燃焼室内の分子が電離(イオン化)するので、燃
焼室内に設置されたイオン電流検出用電極(通常、点火
プラグの電極が用いられる)にバイアス電圧を印加する
と、電荷を有するイオンが点火プラグ間をイオン電流と
して流れることが知られている。
【0004】また、イオン電流は、燃焼室内の燃焼状態
により敏感に変化するため、イオン電流の発生状態を検
出することにより内燃機関の燃焼状態を検出できること
が知られている。
【0005】この種の内燃機関の燃焼状態検出装置は、
たとえば特開平4−191465号公報または特開平7
−217519号公報などに記載されており、この場
合、点火プラグをイオン電流検出用の電極として用い、
点火直後のイオン電流検出量から、燃焼が正常に行われ
なかったこと(失火状態)などを検出している。
【0006】図5は従来の内燃機関の燃焼状態検出装置
を示す回路構成図であり、1つの気筒に対応した点火コ
イルに対し1つのイオン電流検出回路を接続した独立着
火装置の一例を示している。図5において、車載のバッ
テリ1の陽極は、点火コイル2の一次巻線2aの一端に
接続され、一次巻線2aの他端は、一次電流を通電遮断
するためのエミッタ接地のパワートランジスタ3を介し
てグランドに接続されている。
【0007】点火コイル2の二次巻線2bは、一次巻線
2aとともにトランスを構成しており、二次巻線2bの
高圧側は、各気筒(図示せず)に対応した点火プラグ4
の一端に接続されており、点火制御時に負極性の高電圧
を出力する。
【0008】対向電極からなる点火プラグ4は、点火用
高電圧が印加されることにより、放電して各気筒内の混
合気を着火する。なお、点火コイル2および点火プラグ
4は、各気筒毎に並設されているが、ここでは、代表的
に一組の点火コイル2および点火プラグ4のみを示す。
【0009】二次巻線2bの低圧側は、イオン電流検出
回路10に接続されている。イオン電流検出回路10
は、二次巻線2bを介して、点火極性とは逆極性すなわ
ち正極性のバイアス電圧を点火プラグ4に印加し、燃焼
時に発生するイオン量に対応したイオン電流を検出す
る。
【0010】イオン電流検出回路10は、二次巻線2b
の低圧側に接続されたバイアス手段すなわちコンデンサ
Cと、コンデンサCとグランドとの間に挿入されたダイ
オードDと、ダイオードDに並列接続された抵抗器R
と、コンデンサCおよびダイオードDに並列接続された
電圧制限用のツェナーダイオードDZとを含む。
【0011】コンデンサCおよびダイオードDからなる
直列回路ならびにこの直列回路に並列接続されたツェナ
ーダイオードDZは、二次巻線2bの低圧側とグランド
との間に挿入されて、点火電流発生時にコンデンサCに
バイアス電圧を充電するための充電経路を構成してい
る。
【0012】コンデンサCは、パワートランジスタ3の
オフ時(一次巻線2aの通電電流の遮断時)において、
二次巻線2bから出力される高電圧で放電した点火プラ
グ4を介して流れる二次電流により充電される。この充
電電圧は、ツェナーダイオードDZにより所定のバイア
ス電圧(たとえば、数100V程度)に制限され、イオ
ン電流検出用のバイアス手段すなわち電源として機能す
る。
【0013】イオン電流検出回路10内の抵抗器Rは、
バイアス電圧によって流れるイオン電流を電圧変換し、
イオン電流検出信号EiとしてECU(電子制御装置)
20に入力する。マイクロコンピュータからなるECU
20は、イオン電流検出信号Eiに基づいて内燃機関の
燃焼状態を判定し、燃焼状態の悪化を検出した場合に
は、不都合が生じないように適宜対応制御を行う。
【0014】また、ECU20は、各種センサ(図示せ
ず)から得られる運転条件に基づいて点火時期等を演算
し、パワートランジスタ3に対する点火信号Pのみなら
ず、各気筒毎のインジェクタ(図示せず)に対する燃料
噴射信号や各種アクチュエータ(スロットルバルブやI
SCバルブ等)に対する駆動信号を出力する。
【0015】図6および図7は二次巻線2bおよびイオ
ン電流検出回路10に流れる電流経路を示す説明図であ
り、図6は点火プラグ4の放電時(点火制御時)に高電
圧により流れる二次電流I2の経路(実線参照)、図7
はイオン電流検出時にバイアス電圧により流れるイオン
電流iの経路(破線参照)をそれぞれ示している。
【0016】次に、図6および図7を参照しながら、図
5に示した従来の内燃機関の燃焼状態検出装置の動作に
ついて説明する。通常、ECU20は、運転条件に応じ
て点火時期等を演算し、目標制御タイミングでパワート
ランジスタ3のベースに点火信号Pを印加し、パワート
ランジスタ3をオンオフ制御する。
【0017】これにより、パワートランジスタ3は、点
火コイル2の一次巻線2aに流れる一次電流を通電遮断
して一次電圧を昇圧し、さらに二次巻線2bの高圧側に
点火用高電圧(たとえば、数10kV)を発生させる。
【0018】この二次電圧は、各気筒内の点火プラグ4
に印加され、点火制御気筒の燃焼室内に放電火花を発生
させて混合気を燃焼させる。このとき、燃焼状態が正常
であれば、点火プラグの周辺および燃焼室内に所要量の
イオンが発生する。
【0019】点火制御時において、点火プラグ4の放電
により流れる二次電流I2の経路は、図6内の実線矢印
のようになり、まず、イオン電流検出回路10内の充電
経路を介して、バイアス電源となるコンデンサCを充電
する。
【0020】続いて、コンデンサCのバイアス電圧がツ
ェナーダイオードDZのツェナー電圧を越えると、二次
電流I2は、ツェナーダイオードDZ側の経路を流れ、
コンデンサCのバイアス電圧は、ツェナーダイオードD
Zのツェナー電圧に制限される。なお、コンデンサCの
バイアス電圧は、ツェナーダイオードDZの回路特性に
よって任意の所要値に設定される。
【0021】こうしてコンデンサCに充電されたバイア
ス電圧は、二次巻線2bを介して点火制御(燃焼)直後
の気筒の点火プラグ4に印加され、燃焼時の発生イオン
量に応じたイオン電流i(図7内の破線)を流す。この
とき、点火プラグ4の電極間でイオンが移動し、コンデ
ンサCは放電する。
【0022】イオン電流iは、抵抗器Rの両端での電圧
降下によりイオン電流検出信号Eiとして検出され、E
CU20は、イオン電流検出信号Eiに基づいて各気筒
の燃焼状態を判定し、前述のように、運転状態および燃
焼状態に応じて適切な制御パラメータ(点火時期など)
を演算する。
【0023】しかしながら、点火制御時に流れる二次電
流I2の経路にイオン電流検出回路10が含まれている
ので、イオン電流検出回路10に関連した種々のトラブ
ルが点火特性に影響を与えることになる。
【0024】たとえば、点火コイル2とイオン電流検出
回路10との間の接続ハーネスが断線したり、イオン電
流検出回路10そのものが故障すると、二次電流I2が
正常に流れなくなり、点火動作に支障を与えるおそれが
ある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関の燃焼
状態検出装置は以上のように、点火制御時に流れる二次
電流I2の経路にイオン電流検出回路10が含まれてい
るので、イオン電流検出回路10に関連した種々のトラ
ブルが二次電流I2に影響を与えてしまい、二次電流I
2の健全性を確保できなくなって誤制御を招くおそれが
あるという問題点があった。
【0026】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、イオン電流検出回路のトラブル
などが点火制御時の二次電流に影響することがなく、点
火特性の悪化を防止した内燃機関の燃焼状態検出装置を
得ることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
の燃焼状態検出装置は、一次巻線および二次巻線を有す
るトランス構成からなり、一次巻線の電流遮断時に二次
巻線の高圧側に点火用高電圧を発生する点火コイルと、
二次巻線の高圧側に接続された対向電極からなり、点火
用高電圧の印加により放電して内燃機関の気筒内の混合
気を着火する点火プラグと、二次巻線の低圧側に接続さ
れたバイアス手段を含み、混合気の燃焼後にバイアス手
段から点火プラグを介して流れるイオン電流を検出する
イオン電流検出回路と、イオン電流の流れる方向が順方
向となるようにバイアス手段と二次巻線の低圧側との間
に挿入された整流手段と、二次巻線の低圧側とグランド
との間に挿入された電圧クランプ手段と、イオン電流に
基づいて点火プラグにおける燃焼状態を検出するECU
とを備え、バイアス手段は、整流手段および二次巻線を
介して、点火用高電圧とは逆極性のバイアス電圧を点火
プラグに印加し、電圧クランプ手段は、点火用高電圧の
発生時における二次巻線の低圧側の電圧を所定値に制限
し、所定値の絶対値は、バイアス手段のバイアス電圧の
絶対値以上に設定され、整流手段および電圧クランプ手
段の接続点と二次巻線の低圧側との間に電流制限手段を
挿入し、電流制限手段は、バイアス手段から二次巻線を
介して点火プラグに流れる電流を抑制し、一次巻線への
通電開始時に二次巻線の高圧側に発生する電圧を抑制す
ものである。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】また、この発明に係る内燃機関の燃焼状態
検出装置の電流制限手段は、抵抗器と、抵抗器に並列接
続されたダイオードとを含み、ダイオードは、点火用高
電圧の印加時に二次巻線に流れる二次電流の方向を順方
向とし、点火制御時における抵抗器の両端間の電位差を
抑制するものである。
【0033】
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下、前述と同様に独立着火構成の内燃機関装置を例に
とり、この発明の実施の形態1を図について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に関連した装置を示す構
成図であり、前述(図5参照)と同様の構成要素には同
一符号を付して、ここでは詳述を省略する。
【0036】図1において、二次巻線2bの低圧側とイ
オン電流検出回路10A内のコンデンサC(バイアス手
段)との間には、イオン電流iの流れる方向を順方向と
する逆流防止用のダイオード5が挿入されている。ま
た、点火コイル2の二次巻線2bの低圧側は、ツェナー
ダイオード6およびダイオード7より構成された電圧ク
ランプ手段を介して接地されている。
【0037】ツェナーダイオード6は、点火用高電圧に
より二次巻線2bに流れる二次電流I2に対して逆極性
に接続され、点火用高電圧の発生時の二次巻線2bの低
圧側電圧を所定値(クランプ電圧Vc)に制限してい
る。クランプ電圧Vcの絶対値は、コンデンサCのバイ
アス電圧VBiの絶対値以上に設定されている。また、
ダイオード7は、ツェナーダイオード6に対して逆極性
となるように直列接続され、グランド側からの逆流を防
止している。
【0038】イオン電流検出回路10Aは、一次巻線2
aの低圧側にアノードが接続されたダイオード8と、ダ
イオード8のカソードとコンデンサ8(バイアス手段)
の高圧側端子との間に挿入された電流制限用の抵抗器9
とを含み、コンデンサCは、一次巻線2aに流れる一次
電流I1により充電されるようになっている。
【0039】また、ツェナーダイオードDZは、コンデ
ンサCの両端間に並列接続され、ダイオードDを介して
アノードが接地されている。これにより、ツェナーダイ
オードDZの温度特性による漏れ電流は、イオン電流検
出用の抵抗器Rに流れず、誤検出されないようになって
いる。
【0040】次に、図1に示した装置の動作について説
明する。前述のように、ECU20からの点火信号Pに
より、パワートランジスタ3がオンされると、一次巻線
2aに流れる一次電流I1が通電遮断される。
【0041】このとき、点火信号PがHレベルからLレ
ベルに変化してパワートランジスタ3が一次電流I1を
遮断すると、一次巻線2aの低圧側(パワートランジス
タ3のコレクタ側)に比較的高い正極性の一次電圧が発
生する。この一次電圧により、ダイオード8→抵抗器9
→コンデンサC→ダイオードD→グランドの経路で電流
が流れ、コンデンサCは充電される。
【0042】コンデンサCの充電電圧が、ダイオードD
の順方向降下電圧とツェナーダイオードDZのツェナー
電圧との和(バイアス電圧VBi)に等しくなると、コ
ンデンサCの充電は完了する。その後、一次電流I1
は、ダイオード8→抵抗器9→ツェナーダイオードDZ
→ダイオードD→グランドの経路で流れる。
【0043】また、一次電流I1の遮断時において、二
次巻線2bの高圧側に発生する負極性の二次電圧(点火
用高電圧)により、点火プラグ4で火花放電が発生して
混合気の燃焼が行われる。このとき、二次電流I2は、
グランド→点火プラグ4→二次巻線2b→ツェナーダイ
オード6→ダイオード7→グランドの経路で流れる。
【0044】上記二次電流I2により、ツェナーダイオ
ード6のカソード電位は、ダイオード7の順方向降下電
圧とツェナーダイオード6のツェナー電圧との和(クラ
ンプVc)に上昇する。
【0045】ここで、コンデンサCに充電されたバイア
ス電圧VBiと、ツェナーダイオード6のカソード電位
すなわちクランプ電圧Vcとの関係は、ダイオード5の
順方向降下電圧V5と関連して、以下の(1)式を満た
すように設定されている。
【0046】Vc+V5>VBi …(1)
【0047】したがって、二次電流I2の通電時(一次
電流I1の遮断時)において、ダイオード5はオフ状態
を維持しており、コンデンサCの蓄積電荷は放出され
ず、バイアス電圧の低下を招くことはない。
【0048】なお、クランプ電圧Vcは、イオン電流i
の検出開始タイミングの遅れ(後述する)を小さくする
ために、(1)式を満たす範囲内で比較的低い値に設定
されることが望ましい。
【0049】点火制御時における点火プラグ4の放電中
において、二次巻線2bの高圧側の電圧は、放電開始時
の−数10kVから−数kVに絶対値が低下し、放電終
了時に正極性のクランプ電圧Vc(たとえば、200V
程度)を示すようになる。
【0050】こうして点火プラグ4の放電により混合気
が燃焼すると、続いて、クランプ電圧Vcにより、燃焼
室内に発生したイオンを媒体としてイオン電流が流れ
る。このとき、まず、ツェナーダイオード6のカソード
からのクランプ電圧Vcによりイオン電流が流れ、クラ
ンプ電圧Vcが低下して、以下の(2)式を満たすよう
になる。
【0051】Vb+V5=Va …(2)
【0052】この時点から、コンデンサCのバイアス電
圧VBiによるイオン電流i(破線参照)が流れ始め、
その後、バイアス電圧VBiおよびクランプ電圧Vcが
低下するが、(2)式を満たしながらイオン電流iが流
れ続ける。
【0053】このとき、イオン電流iは、グランド→抵
抗器R→コンデンサC→ダイオード5→二次巻線2b→
点火プラグ4→グランドの経路で流れる。これにより、
抵抗器Rはイオン電流検出信号Eiを出力し、ECU2
0は、イオン電流検出信号Eiに基づいて燃焼状態を判
定する。
【0054】このように、点火制御時の二次電流I2の
経路がイオン電流検出回路10Aを含まないように構成
したので、イオン電流検出回路10Aに関連した回路故
障や接続故障などのトラブルが点火特性に影響すること
がなく、点火装置の故障モード発生率を低減して点火動
作の信頼性を向上させることができる。
【0055】また、ダイオード5、ツェナーダイオード
6およびダイオード7を点火コイル2側に追加するのみ
で、コストアップを招くことなく、二次巻線2bの低圧
側から何ら支障なくイオン電流iを検出することができ
る。また、ツェナーダイオード6に逆極性のダイオード
7を直列接続すたので、他の回路からの干渉を確実に防
止することができる。
【0056】また、点火装置の構成上、イオン電流検出
用のバイアス電圧VBiを二次巻線2bの低圧側から印
加しなければならない場合であっても、二次電流I2を
バイアス電圧VBiの充電に用いることなく、一次巻線
2aの逆起電圧による一次電流I1を用いることができ
る。さらに、一次電流I1を用いてコンデンサCを充電
可能なので、バイアス電圧供給用のDC電源を省略する
ことができる。
【0057】上記装置では、イオン電流検出用のバイア
ス電圧VBiとして、点火制御時の一次巻線2aの逆起
電圧により充電されたコンデンサCを用いたが、一般的
なDC電源を用いてもよい。この場合、コンデンサ充電
回路すなわちイオン電流検出回路10A内のダイオード
8、抵抗器9およびツェナーダイオードDZを除去する
ことができる。
【0058】上記装置では、一次電流I1の通電開始時
でのバイアス電圧VBiの放電について特に考慮しなか
ったが、次に、通電開始時のバイアス電圧VBiの放電
を防止するための電流制限手段を挿入したこの発明の実
施の形態1について説明する
【0059】一般に、一次巻線2aの通電開始時には、
二次巻線2bの高圧側に正極性電圧(点火時とは逆極性
の電圧)が発生するので、この発生電圧にバイアス電圧
が重畳されると、点火プラグ4が放電して早期誤点火が
発生するおそれがある。したがって、二次巻線2bの低
圧側に電流制限手段を挿入し、早期点火およびバイアス
電圧VBiの放電を防止することが望ましい。
【0060】図2はバイアス電圧の放電防止用の電流制
限手段を設けたこの発明の実施の形態1を示す回路構成
図であり、前述(図1参照)と同様の構成については、
同一符号を付してここでは詳述を省略する。
【0061】図2において、ダイオード5およびツェナ
ーダイオード6の接続点と二次巻線2bの低圧側との間
には、抵抗器12およびダイオード13の並列回路から
なる電流制限手段11が挿入されている。
【0062】電流制限手段11を構成する抵抗器12
は、コンデンサCから二次巻線2bを介して点火プラグ
4に流れる放電電流を抑制し、一次巻線2aの通電開始
時に二次巻線2bの高圧側の発生電圧を抑制して点火プ
ラグ4の放電(早期点火)を防止する。
【0063】また、コンデンサCの放電が防止されるの
で、バイアス電圧は健全な値に維持され、イオン電流i
の検出感度を損なうことはない。さらに、バイアス電圧
VBiの早期放電によるイオン電流検出信号Eiの誤検
出を防止することができる。
【0064】一方、抵抗器12に並列接続されたダイオ
ード13は、点火用高電圧の印加時に二次巻線2bに流
れる二次電流I2の方向を順方向としており、点火制御
時における抵抗器12の両端間の電位差を抑制する。す
なわち、二次電流I2は、ダイオード13を流れるの
で、抵抗器12の電流制限機能が無効となり、点火特性
が劣化することはない。
【0065】このように、電流制限手段11を挿入する
ことにより、早期点火制御やバイアス電圧VBiの低下
を招くことはなく、高精度のイオン電流検出信号Eiに
基づく信頼性の高い燃焼状態判定結果を得ることができ
る。
【0066】上記実施の形態1では、点火プラグ4に対
して低圧配電を行う場合を例にとって説明したが、点火
コイルと各点火プラグとの間に配電器を介在させた高圧
配電の内燃機関に対して適用してもよい。
【0067】図3は4気筒の高圧配電装置に適用した
を示す回路構成図であり、前述(図1参照)と同様の
構成については、同一符号を付してここでは詳述を省略
する。図3において、二次巻線2bの高圧側と各点火プ
ラグ4A〜4Dとの間には、配電器14が挿入されてい
る。
【0068】配電器14は、二次巻線2bの高圧側に接
続された中心電極15と、気筒毎の点火プラグ4A〜4
Dに個別に接続された複数(この場合、4個)の周辺電
極16A〜16Dと、内燃機関の回転にともなって中心
電極15を中心に回転し、周辺電極16A〜16Dに空
隙を介して順次対向する回転電極17と、イオン電流i
の流れる方向が順方向となるように中心電極15と各周
辺電極16A〜16Dとの間に個別に挿入された4個の
高圧ダイオード18A〜18Dとを含む。
【0069】この場合、一次電流I1の遮断時に二次巻
線2bに発生した二次電圧は、配電器14内の回転電極
17が周辺電極16A〜16Dに対向する毎に、各点火
プラグ4A〜4Dに配電され、火花放電によって混合気
を燃焼させる。
【0070】このとき、たとえば点火プラグ4Aのみに
注目すれば、二次電流I2は、グランド→点火プラグ4
A→周辺電極16A→回転電極17→中心電極15→二
次巻線2b→ツェナーダイオード6→ダイオード7→グ
ランドの経路で流れる。
【0071】続いて、燃焼後の点火プラグ4Aを介した
イオン電流により、クランプ電圧Vcが前述の(2)式
を満たす値まで低下すると、コンデンサCを介したイオ
ン電流i(破線参照)が、グランド→抵抗器R→コンデ
ンサC→ダイオード5→二次巻線2b→中心電極15→
ダイオード18A→点火プラグ4A→グランドの経路で
流れ、前述と同様に抵抗器Rはイオン電流検出信号Ei
を出力する。
【0072】このように、中心電極15と周辺電極16
A〜16Dとの間にイオン電流iを流すためのダイオー
ド18A〜18Dを挿入することにより、高圧配電の内
燃機関に対しても適用でき、前述と同様の作用効果を奏
する。
【0073】また、各気筒毎の点火プラグ4A〜4Dに
対して、単一のツェナーダイオード6および単一のイオ
ン電流検出回路10Aを共通に用いることができ、コス
トアップを招くことはない。
【0074】なお、この場合も、コンデンサCおよびコ
ンデンサCの充電回路に代えて、前述のようにDC電源
を用いてもよい。また、ここでは図示されないが、電流
制限手段11(図2参照)が挿入され得る。
【0075】また、上記実施の形態1では、代表的に単
一の点火プラグ4のみを示して説明したが、気筒毎に対
応して複数の点火コイルおよび複数の点火プラグを有す
る内燃機関装置に対しても適用可能なことは言うまでも
ない。
【0076】この場合も、各気筒毎の複数の点火コイル
および点火プラグに対して、単一の電圧クランプ手段
(ツェナーダイオード6)および単一のイオン電流検出
回路10Aを共通に用いることができ、コストアップを
招くことはない。
【0077】図4は4気筒の独立着火装置に適用した
を示す回路構成図であり、前述(図1参照)と同様の
構成については、同一符号を付してここでは詳述を省略
する。
【0078】図4において、4気筒に対応して並設され
た点火コイル2A〜2Dは、それぞれ、同一構成からな
り、一次巻線2aA〜2aDおよび二次巻線2bA〜2
bDを有している。各気筒の燃焼室に配設された点火プ
ラグ4A〜4Dは、各点火コイル2A〜2Dの二次巻線
2bA〜2bDの高圧側に個別に接続されている。
【0079】バッテリ1の陽極は、各点火コイル2A〜
2Dの一次巻線2aA〜2aDの一端に接続され、一次
巻線2aA〜2aDの他端は、各パワートランジスタ3
A〜3Dのコレクタに個別に接続されている。
【0080】また、一次巻線2aA〜2aDの他端は、
ダイオード19A〜19Dを介して、イオン電流検出回
路10A内のダイオード8のアノードに共通に接続され
ている。ダイオード19A〜19Dは、パワートランジ
スタ3A〜3Dの遮断時の逆起電圧による一次電流I1
をバイアス電圧充電用のコンデンサC側に流すととも
に、他の点火コイルの二次電流I2の相互干渉を防止し
ている。
【0081】各点火コイル2A〜2Dの二次巻線2bA
〜2bDの低圧側は、ダイオード5およびツェナーダイ
オード6の接続点に共通に接続され、ツェナーダイオー
ド6およびダイオード7からなる電圧クランプ手段を介
して接地されている。
【0082】次に、図4に示した装置の動作について説
明する。ここでは、簡略化のために、点火プラグ4Aで
点火制御が行われた場合を例にとって説明する。
【0083】まず、パワートランジスタ3Aのオンオフ
により一次電流I1を通電遮断すると、一次電流I1の
遮断時に、パワートランジスタ3Aのコレクタに一次電
圧が発生し、バイアス電圧充電用の一次電流I1が、ダ
イオード19A→ダイオード8→抵抗器9→コンデンサ
C→ダイオードD→グランドの経路で流れ、コンデンサ
Cが充電される。
【0084】コンデンサCの蓄積電圧が所定のバイアス
電圧VBiに達すると、コンデンサCの充電が完了し、
その後の一次電流I1は、ダイオード19A→ダイオー
ド8→抵抗器9→ツェナーダイオードDZ→ダイオード
D→グランドの経路で流れる。
【0085】一方、点火プラグ4Aを点火制御する二次
巻線2bAにおいて、二次電流I2がツェナーダイオー
ド6を流れ、前述の(1)式を満たすクランプ電圧Vc
が発生する。続いて、燃焼後にクランプ電圧Vcが
(2)式を満たすまで低下すると、点火プラグ4Aおよ
びイオン電流検出回路10Aを介してイオン電流iが流
れ、イオン電流検出信号Eiが出力される。
【0086】このように、複数気筒の独立着火装置に適
用しても、前述と同様の作用効果を奏する。また、各気
筒に対応した点火コイル2A〜2Dに対して単一のツェ
ナーダイオード6およびイオン電流検出回路10Aを共
通接続することにより、コストアップを招くことなく高
精度のイオン電流検出信号Eiを得ることができ、内燃
機関の燃焼状態を高い信頼性で判定することができる。
【0087】なお、コンデンサCおよびコンデンサCの
充電回路に代えて、DC電源を用いてもよい。 また、こ
こでは図示されないが、電流制限手段11(図2参照)
が挿入され得る。
【0088】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、一次巻線および二次巻線を有するトランス構成から
なり、一次巻線の電流遮断時に二次巻線の高圧側に点火
用高電圧を発生する点火コイルと、二次巻線の高圧側に
接続された対向電極からなり、点火用高電圧の印加によ
り放電して内燃機関の気筒内の混合気を着火する点火プ
ラグと、二次巻線の低圧側に接続されたバイアス手段を
含み、混合気の燃焼後にバイアス手段から点火プラグを
介して流れるイオン電流を検出するイオン電流検出回路
と、イオン電流の流れる方向が順方向となるようにバイ
アス手段と二次巻線の低圧側との間に挿入された整流手
段と、二次巻線の低圧側とグランドとの間に挿入された
電圧クランプ手段と、イオン電流に基づいて点火プラグ
における燃焼状態を検出するECUとを備え、バイアス
手段は、整流手段および二次巻線を介して、点火用高電
圧とは逆極性のバイアス電圧を点火プラグに印加し、電
圧クランプ手段は、点火用高電圧の発生時における二次
巻線の低圧側の電圧を所定値に制限し、所定値の絶対値
は、バイアス手段のバイアス電圧の絶対値以上に設定
れ、整流手段および電圧クランプ手段の接続点と二次巻
線の低圧側との間に電流制限手段を挿入し、電流制限手
段は、バイアス手段から二次巻線を介して点火プラグに
流れる電流を抑制し、一次巻線への通電開始時に二次巻
線の高圧側に発生する電圧を抑制するようにしたので、
イオン電流検出回路のトラブルなどが点火制御時の二次
電流に影響することがなく、早期点火などの誤制御やバ
イアス電圧の無駄な放電を防止して、点火特性の悪化を
防止した内燃機関の燃焼状態検出装置が得られる効果が
ある。
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、電流制限手段は、抵抗器と、抵抗器に並
列接続されたダイオードとを含み、ダイオードは、点火
用高電圧の印加時に二次巻線に流れる二次電流の方向を
順方向とし、点火制御時における抵抗器の両端間の電位
差を抑制するようにしたので、点火制御時の点火特性悪
化を防止した内燃機関の燃焼状態検出装置が得られる効
果がある。
【0094】
【0095】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に関連した装置を示
す回路構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す回路構成図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態1の変形例を示す回路
構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の変形例を示す回路
構成図である。
【図5】 従来の内燃機関の燃焼状態検出装置を示す回
路構成図である。
【図6】 従来の内燃機関の燃焼状態検出装置による点
火制御時の二次電流経路を示す説明図である。
【図7】 従来の内燃機関の燃焼状態検出装置によるイ
オン電流検出時のイオン電流経路を示す説明図である。
【符号の説明】
2、2A〜2D 点火コイル、2a、2aA〜2aD
一次巻線、2b、2bA〜2bD 二次巻線、3、3A
〜3D パワートランジスタ、4、4A〜4D点火プラ
グ、5、7、8、13 ダイオード、6 ツェナーダイ
オード、9、12 抵抗器、10A イオン電流検出回
路、11 電流制限手段、14 配電器、15 中心電
極、16A〜16D 周辺電極、17 回転電極、18
A〜18D 高圧ダイオード、20 ECU、C コン
デンサ(バイアス手段)、Eiイオン電流検出信号、I
1 一次電流、I2 二次電流、i イオン電流、P点
火信号、VBi バイアス電圧、Vc クランプ電圧。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−191466(JP,A) 特開 平4−203475(JP,A) 特開 平5−157001(JP,A) 特開 平5−149229(JP,A) 実開 平7−4868(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02P 17/12 F02D 45/00 G01M 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線および二次巻線を有するトラン
    ス構成からなり、前記一次巻線の電流遮断時に前記二次
    巻線の高圧側に点火用高電圧を発生する点火コイルと、 前記二次巻線の高圧側に接続された対向電極からなり、
    前記点火用高電圧の印加により放電して内燃機関の気筒
    内の混合気を着火する点火プラグと、 前記二次巻線の低圧側に接続されたバイアス手段を含
    み、前記混合気の燃焼後に前記バイアス手段から前記点
    火プラグを介して流れるイオン電流を検出するイオン電
    流検出回路と、 前記イオン電流の流れる方向が順方向となるように前記
    バイアス手段と前記二次巻線の低圧側との間に挿入され
    た整流手段と、 前記二次巻線の低圧側とグランドとの間に挿入された電
    圧クランプ手段と、 前記イオン電流に基づいて前記点火プラグにおける燃焼
    状態を検出するECUとを備え、 前記バイアス手段は、前記整流手段および前記二次巻線
    を介して、前記点火用高電圧とは逆極性のバイアス電圧
    を前記点火プラグに印加し、 前記電圧クランプ手段は、前記点火用高電圧の発生時に
    おける前記二次巻線の低圧側の電圧を所定値に制限し、 前記所定値の絶対値は、前記バイアス手段のバイアス電
    圧の絶対値以上に設定され、 前記整流手段および前記電圧クランプ手段の接続点と前
    記二次巻線の低圧側との間に電流制限手段を挿入し、 前記電流制限手段は、前記バイアス手段から前記二次巻
    線を介して前記点火プラグに流れる電流を抑制し、前記
    一次巻線への通電開始時に前記二次巻線の高圧側に発生
    する電圧を抑制する ことを特徴とする内燃機関の燃焼状
    態検出装置。
  2. 【請求項2】 前記電流制限手段は、抵抗器と、前記抵
    抗器に並列接続されたダイオードとを含み、 前記ダイオードは、前記点火用高電圧の印加時に前記二
    次巻線に流れる二次電流の方向を順方向とし、点火制御
    時における前記抵抗器の両端間の電位差を抑制 する こと
    を特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態検出
    装置。
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