JPH10189384A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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JPH10189384A
JPH10189384A JP8351195A JP35119596A JPH10189384A JP H10189384 A JPH10189384 A JP H10189384A JP 8351195 A JP8351195 A JP 8351195A JP 35119596 A JP35119596 A JP 35119596A JP H10189384 A JPH10189384 A JP H10189384A
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JP
Japan
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perovskite
less
ceramic capacitor
dielectric layer
multilayer ceramic
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JP8351195A
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English (en)
Inventor
Akira Furusawa
明 古澤
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高容量で、誘電損失も小さく、かつ誘電体層が
5μm以下の積層セラミックコンデンサを提供する。 【解決手段】金属元素酸化物のモル比による組成式を、
xPb(Mg1/3 Nb2/ 3 )O3 ・yPbTiO3 と表
した時、前記xおよびyが91≦x≦99、1≦y≦
9、x+y=100を満足するとともに、Pb元素をA
とし、Mg、NbおよびTiをBとし、前記ペロブスカ
イト型複合酸化物の化学式をABO3 と表した時、A/
Bのモル比が0.95≦A/B≦0.99を満足し、か
つ、平均結晶粒径が0.5〜3μmのものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層セラミックコン
デンサに関するもので、例えば、スイッチング電源の平
滑用コンデンサに好適に用いられる積層セラミックコン
デンサに関するものである。
【0002】
【従来技術】近年、電子機器の小型化、高性能化に伴
い、コンデンサ等の電子部品の小型化、大容量化の要求
が高まってきている。
【0003】一般に、コンデンサなどに使用される誘電
体材料には、高い比誘電率が要求されることは勿論のこ
と、誘電損失が小さく、温度特性が良好であり、直流電
圧に対する誘電特性の依存性が小さい等の、種々の要求
を満足させる必要がある。
【0004】従来から、この様な要求を満足する誘電体
材料として、BaTiO3 のようなペロブスカイト型の
各種酸化物が報告されており、また実用化されている。
【0005】しかしながら、BaTiO3 を主体とする
高誘電率系材料では焼成温度が1300〜1350℃と
高く、内部電極としてAu、Pt、Pdなどの高価な貴
金属が一般に用いられ、積層セラミックコンデンサで
は、生産コストに占める電極材料費の割合が大きいた
め、全体のコストを低減することに限度があった。
【0006】このため、BaTiO3 を主体とする高誘
電率系材料にB、Bi、Si、Pbなどの酸化物からな
るガラス成分を添加し、焼成温度を1300〜1350
℃から1100〜1150℃に低下させた積層セラミッ
クコンデンサが開発されている。この積層セラミックコ
ンデンサは、低温での焼結が可能なため、比較的安価な
Ag−Pd合金を内部電極に使用することができる。し
かし、この積層セラミックコンデンサでは、ガラス成分
を添加することによって、比誘電率が低下してしまうと
いう問題点があった。
【0007】このような問題を解決したものとして、従
来、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3−PbTiO3 を主
とする組成物であって、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
を88〜99モル%と、PbTiO3 を1〜12モル%
とからなり、Pb元素をAとし、Mg、NbおよびTi
をBとし、ペロブスカイト型複合酸化物の化学式をAB
3 と表した時、A/Bのモル比が0.94≦A/B≦
1.00を満足する誘電体磁器組成物が開示されている
(特公平61−28620号公報参照)。
【0008】この誘電体磁器組成物は、出発原料として
PbO、Nb2 5 、MgO、TiO2 を所定配合比と
なるように秤量し、700〜850℃で仮焼し、この仮
焼物をボールミルを用いて数μm程度に粉砕する。これ
を成形し、850〜1100℃で2時間焼成することに
より得られる。
【0009】このようにして得られた誘電体磁器組成物
は、高誘電率を有し、誘電損失も低いものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
61−28620号公報に開示された誘電体磁器組成物
では、ペロブスカイト型複合酸化物の平均結晶粒径が大
きいため、積層コンデンサの誘電体層が厚くなり、近年
における積層コンデンサの薄型化、例えば誘電体層の厚
みが5μm以下の薄層コンデンサに対応できないという
問題があった。
【0011】本発明は、高容量で、誘電損失も小さく、
かつ誘電体層が5μm以下の積層セラミックコンデンサ
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の誘電体磁器組成
物は、金属元素として少なくともPb、Mg、Nbおよ
びTiを含有するペロブスカイト型複合酸化物であっ
て、これらの金属元素酸化物のモル比による組成式を、
xPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 ・yPbTiO3 と表
した時、前記xおよびyが91≦x≦99、1≦y≦
9、x+y=100を満足するとともに、Pb元素をA
とし、Mg、NbおよびTi元素をBとし、前記ペロブ
スカイト型複合酸化物の化学式をABO3 と表した時、
A/Bのモル比が0.95≦A/B≦0.99を満足
し、かつ、ペロブスカイト型結晶粒子の平均結晶粒径が
0.5〜3μmのものである。ここで、粒径3μm以下
のペロブスカイト型結晶粒子の割合が80%以上である
ことが望ましい。
【0013】
【作用】上記した特公平61−28620号公報に開示
された誘電体磁器組成物では、出発原料としてPbO、
Nb2 5 、MgO、TiO2 を用い、これらの仮焼物
を数μmに粉砕し、850〜1100℃で焼成している
ため、明確な記載はないが、本発明者の実験によれば3
〜8μm程度の平均結晶粒径を有することが確認されて
いる。このような誘電体磁器組成物では、平均結晶粒径
が大きいため、積層コンデンサの誘電体層が厚くなり、
誘電体層厚み5μm以下の薄層コンデンサに対応できな
い。
【0014】本発明では、5μm以下の誘電体層を得る
ために、Nb2 5 、MgOを一旦仮焼して得られたニ
オブ酸マグネシウムMgNb2 6 を出発原料として用
い、しかもこのMgNb2 6 の仮焼粉末を1μm以下
に粉砕して用いるとともに、このMgNb2 6 にPb
O、TiO2 を添加し、仮焼した仮焼粉末を0.5〜1
μmに粉砕したのである。また、A/Bのモル比を小さ
くし、粒成長を抑制したのである。
【0015】このような製法により、上記仮焼粉末を成
形し、焼成して得られた磁器のペロブスカイト型結晶粒
子の平均粒径が0.5〜3μmとなり、誘電体層厚み5
μm以下の薄層コンデンサに対応できる。
【0016】また、ニオブ酸マグネシウムMgNb2
6 を一旦作製して、PbO、TiO2 を添加し、誘電体
層が形成されるため、高誘電率であるペロブスカイト型
結晶の合成率を著しく向上でき、積層セラミックコンデ
ンサの静電容量を増加できるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の積層セラミックコンデン
サは、厚み5μm以下の誘電体層と内部電極とを交互に
積層してなるものである。ここで、誘電体層の厚みを5
μm以下としたのは、近年における薄層コンデンサの高
容量化に対応するためである。
【0018】そして、誘電体層は、金属元素酸化物のモ
ル比による組成式を、xPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
・yPbTiO3 と表した時、xおよびyが、91≦x
≦99、1≦y≦9、x+y=100を満足するもので
ある。
【0019】ここで、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3
を示すxを91〜99モル%としたのは、xが91モル
%よりも少ない場合(yが9モル%よりも多い場合)に
は、積層セラミックコンデンサのショート率が高くな
り、積層コンデンサとして有用性がなくなり、99モル
%よりも多い場合(yが1モル%よりも少ない場合)に
は、比誘電率は15000以下となり、絶縁抵抗も低く
なるからである。xおよびyは、高い誘電率を得、高い
絶縁抵抗を得るという点から93≦x≦98、2≦y≦
7を満足することが望ましい。
【0020】また、Pb元素をAとし、Mg、Nbおよ
びTi元素をBとし、ペロブスカイト型複合酸化物の化
学式をABO3 と表した時、A/Bのモル比を0.95
≦A/B≦0.99としたのは、A/B比が0.95よ
りも小さい場合には焼成温度が高くなり、A/B比が
0.99よりも大きい場合には積層コンデンサを作製し
た時の歩留りが低下するからである。
【0021】さらに、本発明の誘電体層は、ペロブスカ
イト型結晶粒子の平均結晶粒径が0.5〜3μmであ
る。ここで、平均結晶粒径が0.5μmよりも小さい場
合には比誘電率が15000以下となり、3μmよりも
大きくなると積層コンデンサとしたときのショート率が
高くなるからである。ペロブスカイト型結晶粒子の平均
結晶粒径は、比誘電率および製品の歩留りという点から
1〜3μmであることが望ましい。
【0022】さらにまた、本発明の誘電体層は、粒径3
μm以下のペロブスカイト型結晶粒子の割合が80%以
上であることが望ましい。これは、粒径3μm以下のペ
ロブスカイト型複合酸化物の割合が80%よりも少ない
場合には、積層セラミックコンデンサを作製した場合の
ショート率が高くなるからである。
【0023】本発明の誘電体層は、粉砕ボール等により
ZrO2 、Al2 3 等が混入する場合がある。さら
に、本願発明では、原料粉末からの不純物として、Al
2 3、SiO2 、BaO、CaO、Ta2 5 、Mn
2 、K、Na、PO4 が混入する場合もある。
【0024】また、本発明の誘電体層では、結晶相とし
て、Pb、Mg、NbおよびTiを含有するペロブスカ
イト型複合酸化物、Pb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 、P
bTiO3 の相互固溶体からなるペロブスカイト型結晶
を主結晶とするものであるが、その他の結晶として、P
b(Mg1/3 Nb2/3 )O3 、PbTiO3 のそれぞれ
の結晶が存在することもある。
【0025】本発明の誘電体層は、先ず、出発原料とし
て、PbO、MgO、Nb2 5 を準備した。まずMg
OとNb2 5 を反応させニオブ酸マグネシウムMgN
26 (MNと表記)の合成粉を、大気等の酸化性雰
囲気において700〜1000℃で2〜4時間仮焼し、
仮焼粉末を得る。
【0026】次にMNと化学量論量より少ない所定のP
bO、TiO2 を所定量秤量し、700〜900℃で2
〜4時間仮焼し、所定の化合物粉体を得た。
【0027】本発明では、ペロブスカイト型結晶粒子の
平均結晶粒径が0.5〜3μmとするために、Nb2
5 、MgOを一旦仮焼して得られたニオブ酸マグネシウ
ムMgNb2 6 を出発原料として用い、しかもこのM
gNb2 6 の仮焼粉末を平均粒径1μm以下に粉砕す
る必要がある。また、このMgNb2 6 にPbO、T
iO2 を添加し仮焼した仮焼粉末を平均粒径0.5〜1
μmに粉砕する必要がある。さらに、A/Bのモル比を
小さくし、粒成長を抑制する必要がある。このように微
細に粉砕する方法として、アトライターミル、振動ミル
を用いる方法、通常のボールミルにより長時間粉砕する
方法等がある。
【0028】そして、上記仮焼粉末を成形し、焼成して
得られた磁器のペロブスカイト型結晶粒子の平均結晶粒
径は0.5〜3μmとなり、誘電体層厚み5μm以下の
薄層コンデンサに対応できる。
【0029】ここではMNを先に合成したが、MgO、
TiO2 、Nb2 5 を反応させMN−TiO2 系化合
物粉体を合成し、これを粉砕した原料にPbOを配合、
仮焼し最終組成の化合物粉体を得ても良い。いずれにし
ても、仮焼粉末は、平均粒径1μm以下に粉砕する必要
がある。鉛源としてPbO以外のPb3 4 等の他の鉛
酸化物を用いても良い。ゾルゲル、アルコキシド、水熱
等の他の合成方法により作製した一時原料、MN等の化
合物を用いても良い。
【0030】しかし、一旦MNが合成する過程を含まな
い合成プロセスでは、誘電体磁器において高誘電率を与
える結晶構造であるペロブスカイト構造の合成率が著し
く低下し、誘電率が急激に低下しコンデンサ材料として
有用性がなくなる。従って、必ずMNが一旦合成するプ
ロセスを経なければならない。
【0031】このように合成した化合物粉体を混合粉砕
し、この後、混合粉砕物にバインダーを添加し攪拌して
セラミック泥漿を調製した後、得られたセラミック泥漿
を用いてドクターブレード法等の公知の成形技術により
台板上に誘電体層成形体を作製し、その誘電体層成形体
の上に、内部電極用ペーストを所定形状にスクリーン印
刷した後、誘電体層成形体を塗り重ね、内部電極用ペー
ストの印刷から誘電体層成形体の工程を所定回数繰り返
し、積層成形体を作製した。この積層成形体を所定寸法
に切断してグリーンチップを作製した。得られたグリー
ンチップを脱バインダー処理した後、大気中等の酸化性
雰囲気において、1050〜1100℃で2〜10時間
焼成することにより、本発明のセラミックコンデンサを
得る。
【0032】
【実施例】出発原料として、酸化鉛PbO、酸化マグネ
シウムMgO、酸化ニオブNb2O5 を準備した。まず、
MgOとNb2 5 を1000℃、4時間仮焼し、反応
させニオブ酸マグネシウムMgNb2 6 (MNと表
記)の合成粉を作製した。
【0033】このMN仮焼粉末をZrO2 ボール、ポリ
ポットを用いて表1に示す平均粒径まで粉砕した。
【0034】次にMNとPbO、TiO2 を、表1に示
す組成となるように所定量秤量し、900℃で2時間仮
焼し、PMN−PTからなる所定の仮焼粉体を得た。こ
のPMN−PT仮焼粉体をZrO2 ボール、ポリポット
を用いて表1に示す平均粒径まで粉砕した。
【0035】このようにして得られたスラリーを乾燥
後、1重量%のPVAを加えバインダー混合し造粒粉を
作製した。1ton/cm2 の圧力で直径12mm、厚
み約1mmの円板に成形した。その後、400℃で4時
間脱脂した後、表1に示す温度で2時間、マグネシア甲
鉢に入れ焼成した。
【0036】焼結体の電気特性はIn−Ga合金を電極
として、温度25℃、周波数1KHz,測定電圧1Vで
誘電率及び誘電損失を測定した。絶縁抵抗は直流電圧5
00Vを印加し1分後に測定した。また、得られた試料
の断面を、走査電子顕微鏡(SEM)により観察し、平
均結晶粒径を求めるとともに、粒径3μm以下のペロブ
スカイト型結晶粒子の割合を求めた。
【0037】また、本発明者は、上記試料を誘電体層と
するとともに厚みを5μmとし、この誘電体層10層
と、Ag−Pd合金を内部電極とを交互に積層した積層
セラミックコンデンサを100個作製し、印加電圧10
Vでのショート率を求めた。この結果を表2に記載す
る。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】これらの表1、2により、本発明の試料で
は、比誘電率が16000以上であり、tanδが4%
以下、絶縁抵抗が6×1012Ω以上、ショート率が2%
以下であった。
【0041】これに対して、A/B比が0.94の試料
No.6では比誘電率が14000となり、積層コンデン
サとして有用性がなくなることが判る。また、yが0の
試料No.7では、比誘電率は15000と低く、かつ絶
縁抵抗も低いことが判る。一方、yが10モル%の試料
No.12では焼成温度が高く、平均結晶粒径も6μmと
大きいことが判る。
【0042】また、粒径3μm以下のペロブスカイト型
結晶粒子の割合が80%よりも少ない試料No.2、4で
は、ショート率が増加し歩留りが低下することが判る。
【0043】さらに、−25℃から85℃までの温度範
囲での比誘電率の変化率を測定し、この温度において2
5℃を基準とした時の変化率を(KT −K25)×100
/K25で算出したところ(T℃の比誘電率をKT とし、
25℃の比誘電率をK25とする)、本発明の試料はすべ
てJIS規格のF特性を満足した。
【0044】
【発明の効果】本発明の積層セラミックコンデンサで
は、ペロブスカイト型結晶粒子の平均粒径が0.5〜3
μmであるため、誘電体層厚み5μm以下の薄層コンデ
ンサに対応できるとともに、ニオブ酸マグネシウムMg
Nb2 6 を一旦作製して、PbO、TiO2 を添加
し、誘電体層が形成されるため、高誘電率であるペロブ
スカイト型結晶の合成率を著しく向上でき、積層セラミ
ックコンデンサの静電容量を増加できる。
【0045】従って、高容量で、誘電損失も小さく、か
つ誘電体層の厚みが5μm以下の積層セラミックコンデ
ンサを得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚み5μm以下の誘電体層と内部電極とを
    交互に積層してなる積層セラミックコンデンサであっ
    て、前記誘電体層が、 金属元素として少なくともPb、Mg、NbおよびTi
    を含有するペロブスカイト型複合酸化物であって、これ
    らの金属元素酸化物のモル比による組成式を、 xPb(Mg1/3 Nb2/3 )O3 ・yPbTiO3 と表した時、前記xおよびyが 91≦x≦99 1≦y≦9 x+y=100 を満足するとともに、Pb元素をAとし、Mg、Nbお
    よびTi元素をBとし、前記ペロブスカイト型複合酸化
    物の化学式をABO3 と表した時、A/Bのモル比が
    0.95≦A/B≦0.99を満足し、かつ、ペロブス
    カイト型複合酸化物の平均結晶粒径が0.5〜3μmの
    範囲にあることを特徴とする積層セラミックコンデン
    サ。
  2. 【請求項2】粒径3μm以下のペロブスカイト型結晶粒
    子の割合が80%以上であることを特徴とする請求項1
    記載の積層セラミックコンデンサ。
JP8351195A 1996-12-27 1996-12-27 積層セラミックコンデンサ Pending JPH10189384A (ja)

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Effective date: 20040824