JPH10188425A - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JPH10188425A JPH10188425A JP8346124A JP34612496A JPH10188425A JP H10188425 A JPH10188425 A JP H10188425A JP 8346124 A JP8346124 A JP 8346124A JP 34612496 A JP34612496 A JP 34612496A JP H10188425 A JPH10188425 A JP H10188425A
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- Japan
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- tray
- shutter
- disk
- arm
- rack
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はディスクカートリッジのシャッタを
開くためのシャッタ開成部材を開成方向に駆動する機構
を設けると共に薄型化を図ることを課題とする。 【解決手段】 ディスク装置11のシャッタ開成アーム
31は、第1アーム32と第2アーム33とを連結して
なり、トレー12がB方向に移動するのに伴って第1ア
ーム32のギヤ部56が筐体22のベース22b上に設
けられたラック61に噛合するため、ディスクカートリ
ッジの前端がターンテーブル24に至る前にシャッタを
全開させることができる。係止プレート63は、トレー
12がディスク交換位置に引き出される過程でラック6
1を係止し、トレー12が装着位置に至る過程でディス
クカートリッジのシャッタを開成させた後、トレー12
に押圧されてラック61を退避位置に移動させる。その
ため、トレー12の挿入高さ位置を下げることが可能と
なり、その分、装置の薄型化が図れる。
開くためのシャッタ開成部材を開成方向に駆動する機構
を設けると共に薄型化を図ることを課題とする。 【解決手段】 ディスク装置11のシャッタ開成アーム
31は、第1アーム32と第2アーム33とを連結して
なり、トレー12がB方向に移動するのに伴って第1ア
ーム32のギヤ部56が筐体22のベース22b上に設
けられたラック61に噛合するため、ディスクカートリ
ッジの前端がターンテーブル24に至る前にシャッタを
全開させることができる。係止プレート63は、トレー
12がディスク交換位置に引き出される過程でラック6
1を係止し、トレー12が装着位置に至る過程でディス
クカートリッジのシャッタを開成させた後、トレー12
に押圧されてラック61を退避位置に移動させる。その
ため、トレー12の挿入高さ位置を下げることが可能と
なり、その分、装置の薄型化が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特にCD−ROMなどのディスクあるいはディスク
が収納されたディスクカートリッジが装着可能とされた
ディスク装置に関する。
り、特にCD−ROMなどのディスクあるいはディスク
が収納されたディスクカートリッジが装着可能とされた
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデータベースやソフトウエアなど
の情報を記憶させる記憶媒体として、光ディスク装置の
レーザ式ピックアップにより再生されるディスク状の記
憶媒体が使用されている。また、光ディスク装置には、
例えばCD(コンパクト・ディスク)又はCD−RO
M等と呼ばれるディスクに記憶された情報を読み取る
「再生専用型」のものと、ディスクに情報を書き込むこ
とができる「書き込み可能型」のものとがある。そし
て、書き込み可能型には、1回だけ書き込み可能な
「追記型光ディスク装置(CD−R)」と、何回でも
書き込み可能な光磁気ディスク装置、相変化型ディスク
(PD,CD−RW)装置等の「書換え可能型光ディス
ク装置」がある。
の情報を記憶させる記憶媒体として、光ディスク装置の
レーザ式ピックアップにより再生されるディスク状の記
憶媒体が使用されている。また、光ディスク装置には、
例えばCD(コンパクト・ディスク)又はCD−RO
M等と呼ばれるディスクに記憶された情報を読み取る
「再生専用型」のものと、ディスクに情報を書き込むこ
とができる「書き込み可能型」のものとがある。そし
て、書き込み可能型には、1回だけ書き込み可能な
「追記型光ディスク装置(CD−R)」と、何回でも
書き込み可能な光磁気ディスク装置、相変化型ディスク
(PD,CD−RW)装置等の「書換え可能型光ディス
ク装置」がある。
【0003】そして、従来の光ディスク装置は上記〜
のディスク専用であるため、複数台の光ディスク装置
が必要であった。このような不便さを解消するため、例
えば異なる種類のディスクが同一のトレーに装着可能と
されたディスク装置の開発が進められている。
のディスク専用であるため、複数台の光ディスク装置
が必要であった。このような不便さを解消するため、例
えば異なる種類のディスクが同一のトレーに装着可能と
されたディスク装置の開発が進められている。
【0004】この種の異なる種類のディスクが装着され
る従来のディスク装置としては、例えばCD−ROMと
PD用ディスクが収納されたディスクカートリッジが同
一のトレーに装着可能とされたものがある。図17はC
D−ROM又はディスクカートリッジが装着可能とされ
た従来装置を説明するための分解斜視図である。
る従来のディスク装置としては、例えばCD−ROMと
PD用ディスクが収納されたディスクカートリッジが同
一のトレーに装着可能とされたものがある。図17はC
D−ROM又はディスクカートリッジが装着可能とされ
た従来装置を説明するための分解斜視図である。
【0005】シャーシ1上には、ディスクがクランプさ
れるターンテーブル2及び光ピックアップ3が配設され
ており、シャーシ1上部にはCD−ROM又はディスク
カートリッジ(共に図示せず)が挿入されるトレー4が
摺動可能に取り付けられている。このトレー4は、CD
−ROMが装着される内トレー4aと、ディスクカート
リッジが装着される外トレー4bとからなる2重構造と
されており、外トレー4bの内部に内トレー4aが昇降
可能に取り付けられている。
れるターンテーブル2及び光ピックアップ3が配設され
ており、シャーシ1上部にはCD−ROM又はディスク
カートリッジ(共に図示せず)が挿入されるトレー4が
摺動可能に取り付けられている。このトレー4は、CD
−ROMが装着される内トレー4aと、ディスクカート
リッジが装着される外トレー4bとからなる2重構造と
されており、外トレー4bの内部に内トレー4aが昇降
可能に取り付けられている。
【0006】尚、内トレー4aは、直径8cmのディス
クが載置される小径ディスク載置部4a1 と、直径12
cmのディスクが載置されるディスク載置部4a2 とを
有する。また、内トレー4aは、通常、CD−ROMを
支持する上動位置に附勢されているが、ディスクカート
リッジが装着されたときに下動するように取り付けられ
ている。
クが載置される小径ディスク載置部4a1 と、直径12
cmのディスクが載置されるディスク載置部4a2 とを
有する。また、内トレー4aは、通常、CD−ROMを
支持する上動位置に附勢されているが、ディスクカート
リッジが装着されたときに下動するように取り付けられ
ている。
【0007】また、トレー4の上方には、シャーシ1上
部空間を覆う支持板5が取り付けられており、支持板5
の下面にはディスクカートリッジのシャッタを開成する
ためのシャッタ開成レバー6が支持されている。このシ
ャッタ開成レバー6は、ディスクカートリッジがトレー
4に装着された後、トレー4が装置内に移動する過程で
ディスクカートリッジのシャッタ側面に係合し、ディス
クカートリッジの端部に押圧されて回動することによ
り、シャッタを開方向にスライドさせるようになってい
る。
部空間を覆う支持板5が取り付けられており、支持板5
の下面にはディスクカートリッジのシャッタを開成する
ためのシャッタ開成レバー6が支持されている。このシ
ャッタ開成レバー6は、ディスクカートリッジがトレー
4に装着された後、トレー4が装置内に移動する過程で
ディスクカートリッジのシャッタ側面に係合し、ディス
クカートリッジの端部に押圧されて回動することによ
り、シャッタを開方向にスライドさせるようになってい
る。
【0008】しかしながら、上記のような従来の装置に
おいては、支持板5に回動可能に取り付けられたシャッ
タ開成レバー6がトレー4の移動によりシャッタ開成動
作する構成であるため、トレー4が所定の装着位置に至
る直前にシャッタが全開されることになる。そのため、
従来の装置では、シャッタがターンテーブル2を通過し
てから全開となるため、ディスクカートリッジの装着高
さ位置をシャッタがターンテーブル2に接触しない高さ
に設定しなければならず、その分装置の薄型化を図るこ
とができなかった。
おいては、支持板5に回動可能に取り付けられたシャッ
タ開成レバー6がトレー4の移動によりシャッタ開成動
作する構成であるため、トレー4が所定の装着位置に至
る直前にシャッタが全開されることになる。そのため、
従来の装置では、シャッタがターンテーブル2を通過し
てから全開となるため、ディスクカートリッジの装着高
さ位置をシャッタがターンテーブル2に接触しない高さ
に設定しなければならず、その分装置の薄型化を図るこ
とができなかった。
【0009】このような不都合を解消するため、トレー
4の後部にシャッタ開成レバーを設けて支持板5を不要
にすると共に、シャッタがターンテーブル2の上方に至
るまでにシャッタを全開させる方式が検討されている。
4の後部にシャッタ開成レバーを設けて支持板5を不要
にすると共に、シャッタがターンテーブル2の上方に至
るまでにシャッタを全開させる方式が検討されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、シャッ
タ開成レバーをトレー4の後部に設ける構成では、シャ
ッタ開成レバーにギヤを設けると共に、シャッタ開成レ
バーのギヤに噛合するラックをシャーシ1のベース上に
設けることが考えられている。また、ラック以外の駆動
手段として、アクチュエータによりシャッタ開成レバー
を駆動させる方式等が検討されている。
タ開成レバーをトレー4の後部に設ける構成では、シャ
ッタ開成レバーにギヤを設けると共に、シャッタ開成レ
バーのギヤに噛合するラックをシャーシ1のベース上に
設けることが考えられている。また、ラック以外の駆動
手段として、アクチュエータによりシャッタ開成レバー
を駆動させる方式等が検討されている。
【0011】この構成では、トレー4の移動に伴ってよ
りシャッタ開成レバーが回動してターンテーブル2の上
方に至る前にディスクカートリッジのシャッタを全開に
できるので、シャッタが開いた分だけディスクカートリ
ッジの装着高さ位置を低くすることができるが、トレー
4の下面がベース上に設けられたラック等の駆動手段に
干渉しないようにトレー4の挿入高さ位置を設定しなけ
ればならない。
りシャッタ開成レバーが回動してターンテーブル2の上
方に至る前にディスクカートリッジのシャッタを全開に
できるので、シャッタが開いた分だけディスクカートリ
ッジの装着高さ位置を低くすることができるが、トレー
4の下面がベース上に設けられたラック等の駆動手段に
干渉しないようにトレー4の挿入高さ位置を設定しなけ
ればならない。
【0012】そのため、上記方式の場合、トレー4の挿
入高さ位置がベース上に設けられたラック等の駆動手段
により制約されてしまい、それ以上装置の薄型化を図る
ことができなかった。特にノート型パソコンでは、CD
−ROMやディスクカートリッジを記憶媒体として使用
するディスク装置を標準装備として内蔵させる傾向にあ
り、ディスク装置全体の薄型化が望まれていた。
入高さ位置がベース上に設けられたラック等の駆動手段
により制約されてしまい、それ以上装置の薄型化を図る
ことができなかった。特にノート型パソコンでは、CD
−ROMやディスクカートリッジを記憶媒体として使用
するディスク装置を標準装備として内蔵させる傾向にあ
り、ディスク装置全体の薄型化が望まれていた。
【0013】そこで、本発明は上記課題を解決したディ
スク装置を提供することを目的とする。
スク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、ディスクカートリッジが挿入されるトレーの
移動により該トレーが装着位置に至る過程で該ディスク
カートリッジのシャッタを開成させて記録又は再生を行
うディスク装置において、前記トレーに支持され、前記
シャッタに係合する第1の位置と前記シャッタを開成さ
せる第2の位置とを移動自在に設けられたシャッタ開成
部材と、前記トレーに対向するベースに前記シャッタ開
成部材に結合される駆動位置と該駆動位置から離間した
退避位置との間で移動可能に設けられ、前記トレーが装
着位置へ移動するのに伴って前記シャッタ開成部材を回
動させて前記シャッタを開成させる駆動部材と、前記ト
レーが装着位置に到着する前に前記駆動部材を前記退避
位置に移動させる移動手段と、を備えてなることを特徴
とするものである。
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、ディスクカートリッジが挿入されるトレーの
移動により該トレーが装着位置に至る過程で該ディスク
カートリッジのシャッタを開成させて記録又は再生を行
うディスク装置において、前記トレーに支持され、前記
シャッタに係合する第1の位置と前記シャッタを開成さ
せる第2の位置とを移動自在に設けられたシャッタ開成
部材と、前記トレーに対向するベースに前記シャッタ開
成部材に結合される駆動位置と該駆動位置から離間した
退避位置との間で移動可能に設けられ、前記トレーが装
着位置へ移動するのに伴って前記シャッタ開成部材を回
動させて前記シャッタを開成させる駆動部材と、前記ト
レーが装着位置に到着する前に前記駆動部材を前記退避
位置に移動させる移動手段と、を備えてなることを特徴
とするものである。
【0015】従って、請求項1の発明によれば、シャッ
タ開成部材がディスクカートリッジの挿入に伴ってディ
スクカートリッジのシャッタを開成させると共に、トレ
ーが装着位置に到着する前に移動手段により駆動部材を
退避位置に移動させるため、トレーの下面が駆動部材に
干渉することが防止され、その分装置の薄型化が図れ
る。
タ開成部材がディスクカートリッジの挿入に伴ってディ
スクカートリッジのシャッタを開成させると共に、トレ
ーが装着位置に到着する前に移動手段により駆動部材を
退避位置に移動させるため、トレーの下面が駆動部材に
干渉することが防止され、その分装置の薄型化が図れ
る。
【0016】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載のディスク装置において、前記シャッタ開成部材にギ
ヤを設け、前記駆動部材を前記シャッタ開成部材に設け
られたギヤに噛合するラックとしたことを特徴とするも
のである。
載のディスク装置において、前記シャッタ開成部材にギ
ヤを設け、前記駆動部材を前記シャッタ開成部材に設け
られたギヤに噛合するラックとしたことを特徴とするも
のである。
【0017】従って、請求項2の発明によれば、駆動部
材がシャッタ開成部材に設けられたギヤに噛合するラッ
クよりなるため、簡単な構成でシャッタ開成部材を駆動
させることができ、駆動部材を薄板状に形成できるので
薄型化にも対応することができる。
材がシャッタ開成部材に設けられたギヤに噛合するラッ
クよりなるため、簡単な構成でシャッタ開成部材を駆動
させることができ、駆動部材を薄板状に形成できるので
薄型化にも対応することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明になるディスク装置
のトレーを引き出した状態を示す平面図、図2はトレー
を引き出した状態を示す側断面図、図3はトレーがディ
スク装置内に収容された状態を示す平面図、図4はトレ
ーがディスク装置内に収容された状態を示す側断面図で
ある。
態について説明する。図1は本発明になるディスク装置
のトレーを引き出した状態を示す平面図、図2はトレー
を引き出した状態を示す側断面図、図3はトレーがディ
スク装置内に収容された状態を示す平面図、図4はトレ
ーがディスク装置内に収容された状態を示す側断面図で
ある。
【0019】ディスク装置11(以下「装置」と称す
る)は、パソコン(図示せず)に接続されて外部記憶装
置として使用されるディスク装置である。この装置11
は、CD−ROM又はPD用のディスクカートリッジ4
5(図5参照)を迎え入れるためのトレー12がA,B
方向にスライド可能に設けられている。そして、装置1
1は、トレー12を装着位置にロックするロック機構1
3と、トレー12をA方向に押圧するトレー押圧機構1
4と、ディスクカートリッジのシャッタを開閉させるシ
ャッタ開閉機構15とを有する。
る)は、パソコン(図示せず)に接続されて外部記憶装
置として使用されるディスク装置である。この装置11
は、CD−ROM又はPD用のディスクカートリッジ4
5(図5参照)を迎え入れるためのトレー12がA,B
方向にスライド可能に設けられている。そして、装置1
1は、トレー12を装着位置にロックするロック機構1
3と、トレー12をA方向に押圧するトレー押圧機構1
4と、ディスクカートリッジのシャッタを開閉させるシ
ャッタ開閉機構15とを有する。
【0020】ロック機構13は、前面ベゼル16に設け
られたイジェクト釦17が押圧操作されると、トレー1
2の下面に配されたロックレバー18が本体側に設けら
れた係止ピン19から離間してロックを解除する。トレ
ー12のロックが解除されると、トレー押圧機構14の
押圧レバー20がコイルバネ21のバネ力で筐体22の
背面側壁部23を蹴ってトレー12をA方向に押し出
す。これにより、操作者はトレー12をディスク交換位
置に引き出すことが可能になる。
られたイジェクト釦17が押圧操作されると、トレー1
2の下面に配されたロックレバー18が本体側に設けら
れた係止ピン19から離間してロックを解除する。トレ
ー12のロックが解除されると、トレー押圧機構14の
押圧レバー20がコイルバネ21のバネ力で筐体22の
背面側壁部23を蹴ってトレー12をA方向に押し出
す。これにより、操作者はトレー12をディスク交換位
置に引き出すことが可能になる。
【0021】また、筐体22の底板上には、ディスクを
回転駆動するターンテーブル24と、光ピックアップ2
5と、光ピックアップ駆動機構26とが取り付けられた
トラバース27が上下方向に回動可能に設けられてい
る。このトラバース27は、後部に回動軸27aを有
し、前端がトレー12のA,B方向の移動に連動して昇
降されるように設けられている。すなわち、トラバース
27は、トレー12がディスク交換位置に移動する過程
で降下し、トレー12が装着位置に移動する過程で上昇
する。
回転駆動するターンテーブル24と、光ピックアップ2
5と、光ピックアップ駆動機構26とが取り付けられた
トラバース27が上下方向に回動可能に設けられてい
る。このトラバース27は、後部に回動軸27aを有
し、前端がトレー12のA,B方向の移動に連動して昇
降されるように設けられている。すなわち、トラバース
27は、トレー12がディスク交換位置に移動する過程
で降下し、トレー12が装着位置に移動する過程で上昇
する。
【0022】また、筐体22のベース22bには、ター
ンテーブル24と光ピックアップ25が通過する開口部
98が設けられ、この開口部98の両側縁部には内側に
突出する位置決め当接部99が設けられている。トラバ
ース27は、上面が位置決め当接部99に当接されて記
録再生位置に位置決めされる。
ンテーブル24と光ピックアップ25が通過する開口部
98が設けられ、この開口部98の両側縁部には内側に
突出する位置決め当接部99が設けられている。トラバ
ース27は、上面が位置決め当接部99に当接されて記
録再生位置に位置決めされる。
【0023】図4に示されるようにトレー12が装着位
置に移動してトラバース27が上方に回動すると、トラ
バース27に搭載されたターンテーブル24がトレー1
2に載置されたCD−ROM又はディスクカートリッジ
45のディスク43をトレー12又はディスクカートリ
ッジ内の載置面から持ち上げて筐体22の天板22aに
設けられたクランパ44にクランプさせる。そして、光
ピックアップ25がディスク43の記録面に対向して記
録再生動作を行う。
置に移動してトラバース27が上方に回動すると、トラ
バース27に搭載されたターンテーブル24がトレー1
2に載置されたCD−ROM又はディスクカートリッジ
45のディスク43をトレー12又はディスクカートリ
ッジ内の載置面から持ち上げて筐体22の天板22aに
設けられたクランパ44にクランプさせる。そして、光
ピックアップ25がディスク43の記録面に対向して記
録再生動作を行う。
【0024】トレー12のカートリッジ載置面12aに
は、ターンテーブル24、光ピックアップ25、光ピッ
クアップ駆動機構26に対応する形状の開口部29が形
成されている。この開口部29の周囲にはCD−ROM
の外周を支持するディスクカートリッジ45の装着に連
動させて複数のディスク支持部材30が設けられてい
る。本実施例では、各ディスク支持部材30(30a〜
30c)は、カートリッジ載置面12aに120度間隔
で配設された開口12bに収納可能に取り付けられてい
る。
は、ターンテーブル24、光ピックアップ25、光ピッ
クアップ駆動機構26に対応する形状の開口部29が形
成されている。この開口部29の周囲にはCD−ROM
の外周を支持するディスクカートリッジ45の装着に連
動させて複数のディスク支持部材30が設けられてい
る。本実施例では、各ディスク支持部材30(30a〜
30c)は、カートリッジ載置面12aに120度間隔
で配設された開口12bに収納可能に取り付けられてい
る。
【0025】ディスク支持部材30(30a〜30c)
は、夫々同一形状に形成されており、カートリッジ載置
面12aに設けられた軸受部12dにより回動可能に支
持されている。また、ディスク支持部材30(30a〜
30c)は、トーションバネ(図1、図3では隠れて見
えない)によりトレー12の開口12bより上方に突出
したディスク支持位置に保持される。
は、夫々同一形状に形成されており、カートリッジ載置
面12aに設けられた軸受部12dにより回動可能に支
持されている。また、ディスク支持部材30(30a〜
30c)は、トーションバネ(図1、図3では隠れて見
えない)によりトレー12の開口12bより上方に突出
したディスク支持位置に保持される。
【0026】そして、ディスクカートリッジ45が装着
されたときは、ディスク支持部材30(30a〜30
c)はディスクカートリッジ45の重量により下方に回
動してカートリッジ載置面12aに設けられた開口12
b内に収納される。図5はディスクカートリッジの構成
を示す平面図である。
されたときは、ディスク支持部材30(30a〜30
c)はディスクカートリッジ45の重量により下方に回
動してカートリッジ載置面12aに設けられた開口12
b内に収納される。図5はディスクカートリッジの構成
を示す平面図である。
【0027】ディスクカートリッジ45は、箱状に形成
されたケース45a内にディスク43が収納されてお
り、ケース45aの上下面にはディスク43を露出させ
て光ピックアップ25による記録再生を可能とするため
の開口45bが半径方向に延在形成されている。さら
に、ケース45aの上下面には、開口45bを閉蓋する
シャッタ45cがC,D方向に摺動可能に取り付けられ
ている。このシャッタ45cは、非装着時は、バネ部材
(図示せず)により開口45bを閉じる位置に附勢され
ており、トレー12に挿入されて装置11内に移動する
過程でシャッタ開閉機構15によりC方向に摺動して開
口45bを開く。
されたケース45a内にディスク43が収納されてお
り、ケース45aの上下面にはディスク43を露出させ
て光ピックアップ25による記録再生を可能とするため
の開口45bが半径方向に延在形成されている。さら
に、ケース45aの上下面には、開口45bを閉蓋する
シャッタ45cがC,D方向に摺動可能に取り付けられ
ている。このシャッタ45cは、非装着時は、バネ部材
(図示せず)により開口45bを閉じる位置に附勢され
ており、トレー12に挿入されて装置11内に移動する
過程でシャッタ開閉機構15によりC方向に摺動して開
口45bを開く。
【0028】また、トレー12の背面側壁部23には、
シャッタ開閉機構15に駆動されてディスクカートリッ
ジ45のシャッタ45cを開くためのシャッタ開成アー
ム(シャッタ開成部材)31が回動可能に取り付けられ
ている。このシャッタ開成アーム31は、トレー12の
移動に連動する第1アーム32と第2アーム33とが回
動可能に連結されており、第2アーム33の先端に設け
られた係合ローラ34がディスクカートリッジ45のシ
ャッタ45cに係合した状態でトレー12の移動に連動
してA,B方向と直交するC,D方向に移動する。
シャッタ開閉機構15に駆動されてディスクカートリッ
ジ45のシャッタ45cを開くためのシャッタ開成アー
ム(シャッタ開成部材)31が回動可能に取り付けられ
ている。このシャッタ開成アーム31は、トレー12の
移動に連動する第1アーム32と第2アーム33とが回
動可能に連結されており、第2アーム33の先端に設け
られた係合ローラ34がディスクカートリッジ45のシ
ャッタ45cに係合した状態でトレー12の移動に連動
してA,B方向と直交するC,D方向に移動する。
【0029】ここで、本発明の要部を構成するシャッタ
開閉機構15及びシャッタ開成アーム31の構成につい
て説明する。図6はシャッタ開成アーム31の分解斜視
図、図7はシャッタ開成アーム31が取り付けられたト
レー12を背面側からみた背面図、図8はカートリッジ
挿入前のシャッタ開閉機構15の状態を示す平面図、図
9はシャッタ開閉機構15の分解斜視図である。
開閉機構15及びシャッタ開成アーム31の構成につい
て説明する。図6はシャッタ開成アーム31の分解斜視
図、図7はシャッタ開成アーム31が取り付けられたト
レー12を背面側からみた背面図、図8はカートリッジ
挿入前のシャッタ開閉機構15の状態を示す平面図、図
9はシャッタ開閉機構15の分解斜視図である。
【0030】シャッタ開成アーム31は、トレー12の
背面側壁部23に設けられた小孔46に軸支されたピン
47と、基端にピン47が挿通される小孔48を有しピ
ン47により回動可能に支持された第1アーム32と、
バーリングカシメ51により第1アーム32の先端に回
動可能に連結された第2アーム33と、第2アーム33
の一端に設けられた小孔52に挿入されるガイドピン5
3と、ガイドピン53より先端側に位置する小孔54に
挿入される軸55により回動自在に支持される係合ロー
ラ34とよりなる。
背面側壁部23に設けられた小孔46に軸支されたピン
47と、基端にピン47が挿通される小孔48を有しピ
ン47により回動可能に支持された第1アーム32と、
バーリングカシメ51により第1アーム32の先端に回
動可能に連結された第2アーム33と、第2アーム33
の一端に設けられた小孔52に挿入されるガイドピン5
3と、ガイドピン53より先端側に位置する小孔54に
挿入される軸55により回動自在に支持される係合ロー
ラ34とよりなる。
【0031】シャッタ開成アーム31は、第1アーム3
2の基端がピン47によりトレー12の背面側壁部23
に支持され、第2アーム33の先端がガイドピン53に
よりC,D方向にガイドされているので、トレー12の
背面側壁部23に沿って延在するように回動してディス
クカートリッジ45のシャッタ45cを開くことができ
る。このとき、第1アーム32及び第2アーム33は、
高さ寸法がディスクカートリッジ45の厚さと略同じで
あるので、トレー12の背面側から突出しないように密
着する。そのため、トレー12の上方に第1アーム32
及び第2アーム33のスペースを設ける必要がなく、そ
の分薄型化されている。
2の基端がピン47によりトレー12の背面側壁部23
に支持され、第2アーム33の先端がガイドピン53に
よりC,D方向にガイドされているので、トレー12の
背面側壁部23に沿って延在するように回動してディス
クカートリッジ45のシャッタ45cを開くことができ
る。このとき、第1アーム32及び第2アーム33は、
高さ寸法がディスクカートリッジ45の厚さと略同じで
あるので、トレー12の背面側から突出しないように密
着する。そのため、トレー12の上方に第1アーム32
及び第2アーム33のスペースを設ける必要がなく、そ
の分薄型化されている。
【0032】また、第1アーム32及び第2アーム33
は、夫々板金をコ字状に加工して軽量化を図ると共に強
度が確保されており、各ピン47、バーリングカシメ5
1、ガイドピン53、軸55がコ字状に形成された上下
部分に設けられた一対の小孔48、連結孔49、連結孔
50、小孔52,54に挿通される。そして、第1アー
ム32は、下部基端側に円弧状のギヤ部56が一体形成
されており、このギヤ部56に回動力が伝達されて回動
する。
は、夫々板金をコ字状に加工して軽量化を図ると共に強
度が確保されており、各ピン47、バーリングカシメ5
1、ガイドピン53、軸55がコ字状に形成された上下
部分に設けられた一対の小孔48、連結孔49、連結孔
50、小孔52,54に挿通される。そして、第1アー
ム32は、下部基端側に円弧状のギヤ部56が一体形成
されており、このギヤ部56に回動力が伝達されて回動
する。
【0033】さらに、トレー12の背面側壁部23に
は、断面がコ字状に形成された第1アーム32及び第2
アーム33の凹部に嵌合するための凸部57がC,D方
向に延在形成されており、この凸部57上面にはガイド
ピン53が嵌合するガイド溝58がC,D方向に延在形
成されている。そのため、ガイドピン53は、第1アー
ム32及び第2アーム33の回動によりガイド溝58に
沿ってC,D方向に移動する。これにより、第2アーム
33の先端に設けられた係合ピン34は、C,D方向に
移動してディスクカートリッジ45のシャッタ45cを
開閉させる。
は、断面がコ字状に形成された第1アーム32及び第2
アーム33の凹部に嵌合するための凸部57がC,D方
向に延在形成されており、この凸部57上面にはガイド
ピン53が嵌合するガイド溝58がC,D方向に延在形
成されている。そのため、ガイドピン53は、第1アー
ム32及び第2アーム33の回動によりガイド溝58に
沿ってC,D方向に移動する。これにより、第2アーム
33の先端に設けられた係合ピン34は、C,D方向に
移動してディスクカートリッジ45のシャッタ45cを
開閉させる。
【0034】図8に破線で示すトーションバネ60は、
一端60aがトレー12の下面に掛止され、他端60b
が第1アーム32のギヤ部56先端に掛止されている。
そして、図8に示す位置では、トーションバネ60の他
端60bがピン47と一端60aとを結ぶ線Lの右側に
位置しているので、トーションバネ60は第1アーム3
2を反時計方向に回動附勢する。そのため、第2アーム
33は、トーションバネ60のバネ力により時計方向に
附勢されている。
一端60aがトレー12の下面に掛止され、他端60b
が第1アーム32のギヤ部56先端に掛止されている。
そして、図8に示す位置では、トーションバネ60の他
端60bがピン47と一端60aとを結ぶ線Lの右側に
位置しているので、トーションバネ60は第1アーム3
2を反時計方向に回動附勢する。そのため、第2アーム
33は、トーションバネ60のバネ力により時計方向に
附勢されている。
【0035】そのため、ディスクカートリッジ45が挿
入される前は、第1アーム32及び第2アーム33は、
く字状にたたまれた状態に保持されている。このとき係
合ローラ34は、D方向に変位した待機位置にある。図
9において、61はラック(駆動部材)で、トレー12
の移動により第1アーム32のギヤ部56が噛合するギ
ヤ部61aを有し、軸62により筐体22のベース22
b上に回動可能に取り付けられている。このラック61
は、平板状に形成されており、上面には軸孔61bと、
軸孔61bを中心とした円弧状に形成された第1の係止
溝61cと、第1の係止溝61cと対称に軸孔61bを
中心とした円弧状に形成された第2の係止溝61dと、
軸62が挿通される貫通孔61eとが設けられている。
入される前は、第1アーム32及び第2アーム33は、
く字状にたたまれた状態に保持されている。このとき係
合ローラ34は、D方向に変位した待機位置にある。図
9において、61はラック(駆動部材)で、トレー12
の移動により第1アーム32のギヤ部56が噛合するギ
ヤ部61aを有し、軸62により筐体22のベース22
b上に回動可能に取り付けられている。このラック61
は、平板状に形成されており、上面には軸孔61bと、
軸孔61bを中心とした円弧状に形成された第1の係止
溝61cと、第1の係止溝61cと対称に軸孔61bを
中心とした円弧状に形成された第2の係止溝61dと、
軸62が挿通される貫通孔61eとが設けられている。
【0036】また、ラック61は、ギヤ部61aが第1
アーム32のギヤ部56に噛合して第1アーム32を開
成方向に駆動させる駆動部材として機能するものであ
り、設置スペースが小さく、且つ、比較的簡単な構成で
第1アーム32及び第2アーム33を駆動することがで
きる。このラック61は、平板状部材により形成されて
いるため、薄型化に対応している。
アーム32のギヤ部56に噛合して第1アーム32を開
成方向に駆動させる駆動部材として機能するものであ
り、設置スペースが小さく、且つ、比較的簡単な構成で
第1アーム32及び第2アーム33を駆動することがで
きる。このラック61は、平板状部材により形成されて
いるため、薄型化に対応している。
【0037】また、ラック61が取り付けられるベース
22b上には、軸62が嵌合される取付孔22cと、取
付孔22cを囲むように形成されたカム溝22dと、バ
ネ掛止部22eが設けられている。尚、カム溝22d
は、円弧状部22fと、円弧状部22fの端部から直角
方向に延在する係止部22gとを有する。
22b上には、軸62が嵌合される取付孔22cと、取
付孔22cを囲むように形成されたカム溝22dと、バ
ネ掛止部22eが設けられている。尚、カム溝22d
は、円弧状部22fと、円弧状部22fの端部から直角
方向に延在する係止部22gとを有する。
【0038】63は係止プレートで、後述するように上
記ラック61を係止すると共にトレー12の移動に伴っ
てラック61を退避位置に回動させる。また、係止プレ
ート63の下面には、ラック61の中央に設けられた軸
孔61bに嵌合して軸承される軸63aと、ラック61
の第1の係止溝61cに係合するよう切り起こされた第
1の係合部63bと、ラック61の第2の係止溝61d
に係合するよう突出する突出ピンからなる第2の係合部
63cとを有する。
記ラック61を係止すると共にトレー12の移動に伴っ
てラック61を退避位置に回動させる。また、係止プレ
ート63の下面には、ラック61の中央に設けられた軸
孔61bに嵌合して軸承される軸63aと、ラック61
の第1の係止溝61cに係合するよう切り起こされた第
1の係合部63bと、ラック61の第2の係止溝61d
に係合するよう突出する突出ピンからなる第2の係合部
63cとを有する。
【0039】係止プレート63は、軸63a、第1の係
合部63b、第2の係合部63cがラック61の軸孔6
1b及び軸孔61bを中心とした円弧状の第1の係止溝
61c、第2の係止溝61dに嵌合されているので、軸
孔61bを中心に所定角度だけ回動することができる。
合部63b、第2の係合部63cがラック61の軸孔6
1b及び軸孔61bを中心とした円弧状の第1の係止溝
61c、第2の係止溝61dに嵌合されているので、軸
孔61bを中心に所定角度だけ回動することができる。
【0040】また、係止プレート63は、一端がラック
61の側面よりA方向に突出する当接部63dとなって
おり、他端がバネ掛止部63eとなっている。そして、
係止プレート63は、C,D方向に延在するラック61
に対し、A,B方向に延在して交差するようにラック6
1の上面に取り付けられる。
61の側面よりA方向に突出する当接部63dとなって
おり、他端がバネ掛止部63eとなっている。そして、
係止プレート63は、C,D方向に延在するラック61
に対し、A,B方向に延在して交差するようにラック6
1の上面に取り付けられる。
【0041】64はトーションバネで、一端64aがベ
ース22bのバネ掛止部22eに掛止され、他端64b
が係止プレート63のバネ掛止部63eに掛止されてい
る。そのため、係止プレート63は、トーションバネ6
4のバネ力により時計方向に附勢されているが、ラック
61との係合により回動できない状態に係止されてい
る。
ース22bのバネ掛止部22eに掛止され、他端64b
が係止プレート63のバネ掛止部63eに掛止されてい
る。そのため、係止プレート63は、トーションバネ6
4のバネ力により時計方向に附勢されているが、ラック
61との係合により回動できない状態に係止されてい
る。
【0042】尚、この係止プレート63は、トレー12
がA方向に引き出されたときラック61を噛合位置に係
止し、トレー12がB方向に挿入されてディスクカート
リッジ45のシャッタ45cが開いた後トレー12の下
面に突出するリブ(図示せず)に当接してロック解除位
置に回動する。これにより、ラック61は係止プレート
63と共に時計方向に回動することにより、トレー12
に形成された軸受部12dの移動路から退避する。
がA方向に引き出されたときラック61を噛合位置に係
止し、トレー12がB方向に挿入されてディスクカート
リッジ45のシャッタ45cが開いた後トレー12の下
面に突出するリブ(図示せず)に当接してロック解除位
置に回動する。これにより、ラック61は係止プレート
63と共に時計方向に回動することにより、トレー12
に形成された軸受部12dの移動路から退避する。
【0043】図10はトレー12がディスク交換位置に
引き出されたときのラック61、係止プレート63、ト
ーションバネ64の組立状態を示す平面図である。ラッ
ク61は、軸62によりベース22bに回動自在に取り
付けられる。そして、係止プレート63は、軸63aを
ラック61の軸孔61bに嵌合させ、且つ第1の係合部
63bをラック61の第1の係止溝61cに嵌合させ、
且つ第2の係合部63cをラック61の第2の係止溝6
1dに嵌合させる。尚、第2の係合部63cは、第1の
係合部63bより長く突出しており、ラック61の第2
の係止溝61dを貫通してベース22bに形成されたカ
ム溝22dに嵌合する。
引き出されたときのラック61、係止プレート63、ト
ーションバネ64の組立状態を示す平面図である。ラッ
ク61は、軸62によりベース22bに回動自在に取り
付けられる。そして、係止プレート63は、軸63aを
ラック61の軸孔61bに嵌合させ、且つ第1の係合部
63bをラック61の第1の係止溝61cに嵌合させ、
且つ第2の係合部63cをラック61の第2の係止溝6
1dに嵌合させる。尚、第2の係合部63cは、第1の
係合部63bより長く突出しており、ラック61の第2
の係止溝61dを貫通してベース22bに形成されたカ
ム溝22dに嵌合する。
【0044】この状態で、トーションバネ64の一端6
4aをベース22bのバネ掛止部22eに掛止させ、他
端64bを係止プレート63のバネ掛止部63eに掛止
させる。このとき、係止プレート63より下方に突出し
た第2の係合部63cがカム溝22dのC,D方向に延
在する係止部22gに嵌合しているため、トーションバ
ネ64のバネ力が係止プレート63をB方向に附勢して
も係止プレート63は図10に示す位置に保持されてい
る。
4aをベース22bのバネ掛止部22eに掛止させ、他
端64bを係止プレート63のバネ掛止部63eに掛止
させる。このとき、係止プレート63より下方に突出し
た第2の係合部63cがカム溝22dのC,D方向に延
在する係止部22gに嵌合しているため、トーションバ
ネ64のバネ力が係止プレート63をB方向に附勢して
も係止プレート63は図10に示す位置に保持されてい
る。
【0045】また、係止プレート63の下方に介在する
ラック61の軸孔61b、第1の係止溝61c、第2の
係止溝61dに軸63a、第1の係合部63b、第2の
係合部63cが嵌合されているので、ラック61は軸6
2を中心として回動できず、図10に示す位置に係止さ
れる。
ラック61の軸孔61b、第1の係止溝61c、第2の
係止溝61dに軸63a、第1の係合部63b、第2の
係合部63cが嵌合されているので、ラック61は軸6
2を中心として回動できず、図10に示す位置に係止さ
れる。
【0046】次に、上記のように構成されたシャッタ開
閉機構15の動作について説明する。図11は第1アー
ム32のギヤ部56がラック61に噛合する状態を示す
平面図、図12はトレー12の移動に伴うディスクカー
トリッジ45のシャッタ45cを開く動作を示す平面
図、図13はディスクカートリッジ45のシャッタ45
cが全開となった状態を示す平面図である。
閉機構15の動作について説明する。図11は第1アー
ム32のギヤ部56がラック61に噛合する状態を示す
平面図、図12はトレー12の移動に伴うディスクカー
トリッジ45のシャッタ45cを開く動作を示す平面
図、図13はディスクカートリッジ45のシャッタ45
cが全開となった状態を示す平面図である。
【0047】トレー12の背面側壁部23がP1 位置
(ディスク交換位置)にあるときにトレー12にディス
クカートリッジ45が挿入されると、図8に示すように
シャッタ45cの係合部45dに係合ローラ34が係合
する。そして、図11に示すようにトレー12がB方向
に移動されてP2 位置に至ると、第1アーム32のギヤ
部56がラック61に噛合しはじめる。このとき、ラッ
ク61は、前述した係止プレート63及びトーションバ
ネ64の作用により回動できないように係止されてい
る。
(ディスク交換位置)にあるときにトレー12にディス
クカートリッジ45が挿入されると、図8に示すように
シャッタ45cの係合部45dに係合ローラ34が係合
する。そして、図11に示すようにトレー12がB方向
に移動されてP2 位置に至ると、第1アーム32のギヤ
部56がラック61に噛合しはじめる。このとき、ラッ
ク61は、前述した係止プレート63及びトーションバ
ネ64の作用により回動できないように係止されてい
る。
【0048】さらに、トレー12がB方向に移動してP
3 位置に至ると、図12に示すように第1アーム32の
ギヤ部56がラック61に噛合しているので、トレー1
2とラック61との相対変位により第1アーム32が時
計方向に回動し、バーリングカシメ51によって第1ア
ーム32に連結された第2アーム33が反時計方向に回
動してガイドピン53がガイド溝58に沿ってC方向に
移動する。これにより、係合ローラ34が同方向に移動
してシャッタ45cを開く。
3 位置に至ると、図12に示すように第1アーム32の
ギヤ部56がラック61に噛合しているので、トレー1
2とラック61との相対変位により第1アーム32が時
計方向に回動し、バーリングカシメ51によって第1ア
ーム32に連結された第2アーム33が反時計方向に回
動してガイドピン53がガイド溝58に沿ってC方向に
移動する。これにより、係合ローラ34が同方向に移動
してシャッタ45cを開く。
【0049】そして、トレー12がB方向に移動してP
4 位置に至ると、図13に示すように第1アーム32及
び第2アーム33がC,D方向に延在するように回動変
位してシャッタ開成アーム31は、直線状となる。この
状態で、ディスクカートリッジ45は、シャッタ45c
が全開となり、ディスク43が露出されて光ピックアッ
プ25による記録再生が可能となる。このとき、ディス
クカートリッジ45はターンテーブル24の手前に位置
しており、シャッタ45cがターンテーブル24の上方
を通過する前に全開状態となっている。
4 位置に至ると、図13に示すように第1アーム32及
び第2アーム33がC,D方向に延在するように回動変
位してシャッタ開成アーム31は、直線状となる。この
状態で、ディスクカートリッジ45は、シャッタ45c
が全開となり、ディスク43が露出されて光ピックアッ
プ25による記録再生が可能となる。このとき、ディス
クカートリッジ45はターンテーブル24の手前に位置
しており、シャッタ45cがターンテーブル24の上方
を通過する前に全開状態となっている。
【0050】また、シャッタ開成アーム31が全開状態
となると、第1アーム32を附勢していたトーションバ
ネ60のバネ力により第1アーム32及び第2アーム3
3がトレー12の背面側壁部23に密着するように附勢
され、シャッタ全開状態に保持される。図12に示す位
置では、トーションバネ60の他端60bがピン47と
一端60aとを結ぶ線L上に位置しているので、トーシ
ョンバネ60のバネ力がピン47に向かって作用するこ
とになる。
となると、第1アーム32を附勢していたトーションバ
ネ60のバネ力により第1アーム32及び第2アーム3
3がトレー12の背面側壁部23に密着するように附勢
され、シャッタ全開状態に保持される。図12に示す位
置では、トーションバネ60の他端60bがピン47と
一端60aとを結ぶ線L上に位置しているので、トーシ
ョンバネ60のバネ力がピン47に向かって作用するこ
とになる。
【0051】そして、図13に示す位置では、トーショ
ンバネ60の他端60bがピン47と一端60aとを結
ぶ線Lの左側に位置しているので、トーションバネ60
は第1アーム32を時計方向に回動附勢する。これによ
り、第1アーム32及び第2アーム33は、シャッタ全
開状態に保持される。
ンバネ60の他端60bがピン47と一端60aとを結
ぶ線Lの左側に位置しているので、トーションバネ60
は第1アーム32を時計方向に回動附勢する。これによ
り、第1アーム32及び第2アーム33は、シャッタ全
開状態に保持される。
【0052】このように、トレー12がB方向に移動す
る際の相対変位に伴って第1アーム32のギヤ部56が
筐体22のベース22b上に設けられたラック61に噛
合してシャッタ開成アーム31は、ディスクカートリッ
ジ45のシャッタ45cを短時間で開くことが可能とな
り、ディスクカートリッジ45の前端がターンテーブル
24に至る前にシャッタ45cを全開させることができ
る。
る際の相対変位に伴って第1アーム32のギヤ部56が
筐体22のベース22b上に設けられたラック61に噛
合してシャッタ開成アーム31は、ディスクカートリッ
ジ45のシャッタ45cを短時間で開くことが可能とな
り、ディスクカートリッジ45の前端がターンテーブル
24に至る前にシャッタ45cを全開させることができ
る。
【0053】そのため、従来はディスクカートリッジ4
5の挿入高さ位置を、シャッタ45cがターンテーブル
24に衝突しないようにターンテーブル24の上方をシ
ャッタ45cが通過する高さ位置としていたが、本実施
例によればシャッタ45cが全開した状態でターンテー
ブル24の上方を通過するため、ディスク43がターン
テーブル24に接触しない程度まで挿入高さ位置を下げ
ることが可能となり、その分、装置の薄型化が図れる。
また、シャッタ45cが全開した状態でクランパ44の
下方を通過するため、クランパ44をシャッタ45cの
上面より下方に配しておくことができ、装置の薄型化に
有利である。また、従来装置のようにシャッタ開成部材
を支持するための支持板が不要になり、その分装置の薄
型化が図れる。
5の挿入高さ位置を、シャッタ45cがターンテーブル
24に衝突しないようにターンテーブル24の上方をシ
ャッタ45cが通過する高さ位置としていたが、本実施
例によればシャッタ45cが全開した状態でターンテー
ブル24の上方を通過するため、ディスク43がターン
テーブル24に接触しない程度まで挿入高さ位置を下げ
ることが可能となり、その分、装置の薄型化が図れる。
また、シャッタ45cが全開した状態でクランパ44の
下方を通過するため、クランパ44をシャッタ45cの
上面より下方に配しておくことができ、装置の薄型化に
有利である。また、従来装置のようにシャッタ開成部材
を支持するための支持板が不要になり、その分装置の薄
型化が図れる。
【0054】尚、ラック61及び係止プレート63の取
り付け位置には、トレー12に設けられたディスク支持
部材30cが通過する位置と重なっている。そのため、
トレー12の下面には、ディスク支持部材30cを回動
自在に支持する軸受部12dが突出しており、軸受部1
2dがラック61及び係止プレート63に当接しないよ
うにトレー12の摺動高さ位置を高くしなければならな
い。
り付け位置には、トレー12に設けられたディスク支持
部材30cが通過する位置と重なっている。そのため、
トレー12の下面には、ディスク支持部材30cを回動
自在に支持する軸受部12dが突出しており、軸受部1
2dがラック61及び係止プレート63に当接しないよ
うにトレー12の摺動高さ位置を高くしなければならな
い。
【0055】しかしながら、このようにトレー12の摺
動高さ位置を高くすると、装置の薄型化に反して装置高
さ寸法が大となってしまう。そこで、本実施例では、ト
レー12の下面に突出するリブ(移動手段)12eが係
止プレート63を係止解除位置に移動させた後ラック6
1を軸受部12dに当接しない退避位置に変位させるよ
う構成されている。
動高さ位置を高くすると、装置の薄型化に反して装置高
さ寸法が大となってしまう。そこで、本実施例では、ト
レー12の下面に突出するリブ(移動手段)12eが係
止プレート63を係止解除位置に移動させた後ラック6
1を軸受部12dに当接しない退避位置に変位させるよ
う構成されている。
【0056】ここで、シャッタ開閉機構15を構成する
ラック61、係止プレート63、トーションバネ64の
退避動作について説明する。図14はトレー12がB方
向に移動して係止プレート63が係止解除方向に押圧さ
れる直前の状態を示す平面図、図15は係止プレート6
3が係止解除方向に動作開始した状態を示す平面図、図
16はトレー12が所定装着位置に装着された状態を示
す平面図である。
ラック61、係止プレート63、トーションバネ64の
退避動作について説明する。図14はトレー12がB方
向に移動して係止プレート63が係止解除方向に押圧さ
れる直前の状態を示す平面図、図15は係止プレート6
3が係止解除方向に動作開始した状態を示す平面図、図
16はトレー12が所定装着位置に装着された状態を示
す平面図である。
【0057】図14に示されるように、トレー12がB
方向に摺動して装着位置に戻る過程において、トレー1
2の背面側下面に突出するリブ12eが係止プレート6
3の当接部63dに当接する。さらに、トレー12がB
方向に摺動すると、図15に示すように係止プレート6
3が係止解除方向に動作開始する。すなわち、係止プレ
ート63は、軸63a、第1の係合部63b、第2の係
合部63cがラック61の軸孔61b及び軸孔61bを
中心とした円弧状の第1の係止溝61c、第2の係止溝
61dに嵌合されているので、当接部63dがB方向に
押圧されると共に、時計方向に回動する。
方向に摺動して装着位置に戻る過程において、トレー1
2の背面側下面に突出するリブ12eが係止プレート6
3の当接部63dに当接する。さらに、トレー12がB
方向に摺動すると、図15に示すように係止プレート6
3が係止解除方向に動作開始する。すなわち、係止プレ
ート63は、軸63a、第1の係合部63b、第2の係
合部63cがラック61の軸孔61b及び軸孔61bを
中心とした円弧状の第1の係止溝61c、第2の係止溝
61dに嵌合されているので、当接部63dがB方向に
押圧されると共に、時計方向に回動する。
【0058】このように、トレー12のリブ12eに押
圧された係止プレート63が時計方向に回動すると共
に、係止プレート63より下方に突出した第2の係合部
63cがカム溝22dの係止部22gから離脱して円弧
状部22fに至る。これにより、ベース22bに対する
係止プレート63の係止が解除され、係止プレート63
は第2の係合部63cがカム溝22dの円弧状部22f
に沿って回動可能となる。
圧された係止プレート63が時計方向に回動すると共
に、係止プレート63より下方に突出した第2の係合部
63cがカム溝22dの係止部22gから離脱して円弧
状部22fに至る。これにより、ベース22bに対する
係止プレート63の係止が解除され、係止プレート63
は第2の係合部63cがカム溝22dの円弧状部22f
に沿って回動可能となる。
【0059】そして、係止プレート63は、トーション
バネ64により反時計方向に附勢されているので、当接
部63dがトレー12のリブ12eに押圧されている。
さらに、トレー12がB方向に摺動すると、図16に示
すように係止プレート63の当接部63dは、リブ12
eに押圧されてラック61と共に時計方向に回動して退
避位置に至る。すなわち、係止プレート63が軸63a
を中心として所定角度時計方向に回動すると、第1の係
合部63b、第2の係合部63cがラック61の第1の
係止溝61c、第2の係止溝61dの内壁に当接してラ
ック61を同方向に押圧する。
バネ64により反時計方向に附勢されているので、当接
部63dがトレー12のリブ12eに押圧されている。
さらに、トレー12がB方向に摺動すると、図16に示
すように係止プレート63の当接部63dは、リブ12
eに押圧されてラック61と共に時計方向に回動して退
避位置に至る。すなわち、係止プレート63が軸63a
を中心として所定角度時計方向に回動すると、第1の係
合部63b、第2の係合部63cがラック61の第1の
係止溝61c、第2の係止溝61dの内壁に当接してラ
ック61を同方向に押圧する。
【0060】これにより、係止プレート63及びラック
61は、トレー12のリブ12eに押圧されて退避位置
に回動する。そして、トレー12がB方向に移動するの
に伴って係止プレート63の当接部63dは、トレー1
2の背面側に突出するリブ12eからA方向に延在形成
されたリブ12f、及び軸受部12dを避けるように形
成された傾斜部12g、及び傾斜部12gに連続してA
方向に延在形成されたリブ12hを摺動しながら時計方
向に回動する。
61は、トレー12のリブ12eに押圧されて退避位置
に回動する。そして、トレー12がB方向に移動するの
に伴って係止プレート63の当接部63dは、トレー1
2の背面側に突出するリブ12eからA方向に延在形成
されたリブ12f、及び軸受部12dを避けるように形
成された傾斜部12g、及び傾斜部12gに連続してA
方向に延在形成されたリブ12hを摺動しながら時計方
向に回動する。
【0061】そのため、係止プレート63及びラック6
1は、トレー12の下面に突出するディスク支持部材3
0cを支持する軸受部12dに当接しない退避位置に回
動する。よって、シャッタ開成アーム31を開成方向に
駆動するためのラック61及び係止プレート63が上記
のように退避するため、トレー12の摺動高さ位置をベ
ース22bに近接させた低い位置に設定することがで
き、装置の薄型化にも対応することができる。
1は、トレー12の下面に突出するディスク支持部材3
0cを支持する軸受部12dに当接しない退避位置に回
動する。よって、シャッタ開成アーム31を開成方向に
駆動するためのラック61及び係止プレート63が上記
のように退避するため、トレー12の摺動高さ位置をベ
ース22bに近接させた低い位置に設定することがで
き、装置の薄型化にも対応することができる。
【0062】上記のようにして装置内にディスクカート
リッジ45が装着された後、ディスクカートリッジ45
を取り出す際、操作者は前面ベゼル16に設けられたイ
ジェクト釦17が押圧操作する。これにより、ロック機
構13は、トレー12の下面に配されたロックレバー1
8が本体側に設けられた係止ピン19から離間してロッ
クを解除する。トレー12のロックが解除されると、ト
レー押圧機構14の押圧レバー20がコイルバネ21の
バネ力で筐体22の背面側壁部23を蹴ってトレー12
をA方向に押し出す。これにより、操作者はトレー12
をディスク交換位置に引き出すことが可能となる。
リッジ45が装着された後、ディスクカートリッジ45
を取り出す際、操作者は前面ベゼル16に設けられたイ
ジェクト釦17が押圧操作する。これにより、ロック機
構13は、トレー12の下面に配されたロックレバー1
8が本体側に設けられた係止ピン19から離間してロッ
クを解除する。トレー12のロックが解除されると、ト
レー押圧機構14の押圧レバー20がコイルバネ21の
バネ力で筐体22の背面側壁部23を蹴ってトレー12
をA方向に押し出す。これにより、操作者はトレー12
をディスク交換位置に引き出すことが可能となる。
【0063】そして、イジェクト操作後、トレー12が
A方向へ移動するのに伴ってディスクカートリッジ45
がターンテーブル24を通過した後、上記シャッタ開閉
機構15が逆の動作を行ってシャッタ45cを閉じる。
尚、上記実施例では、ラック61がシャッタ開成アーム
31を開成方向に駆動する駆動部材として機能している
が、これに限らず、ラック以外の手段(例えばアクチュ
エータ等)によりシャッタ開成アーム31を駆動させる
ようにしても良い。
A方向へ移動するのに伴ってディスクカートリッジ45
がターンテーブル24を通過した後、上記シャッタ開閉
機構15が逆の動作を行ってシャッタ45cを閉じる。
尚、上記実施例では、ラック61がシャッタ開成アーム
31を開成方向に駆動する駆動部材として機能している
が、これに限らず、ラック以外の手段(例えばアクチュ
エータ等)によりシャッタ開成アーム31を駆動させる
ようにしても良い。
【0064】また、上記実施例では、トレー12のリブ
12eが係止プレート63を押圧してラック61を退避
位置に回動させる構成としたが、これに限らず、例えば
トレー12の移動に連動してモータを駆動させて係止プ
レート63を回動させてラック61を退避位置に回動さ
せるように構成しても良いのは勿論である。
12eが係止プレート63を押圧してラック61を退避
位置に回動させる構成としたが、これに限らず、例えば
トレー12の移動に連動してモータを駆動させて係止プ
レート63を回動させてラック61を退避位置に回動さ
せるように構成しても良いのは勿論である。
【0065】また、トレー12に装着される記録媒体
は、上記実施例のようなCD−ROM又はPD用のディ
スクカートリッジに限らず、他のディスク状記録媒体、
例えば、CD、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディ
スク等が装着されるものにも適用できる。
は、上記実施例のようなCD−ROM又はPD用のディ
スクカートリッジに限らず、他のディスク状記録媒体、
例えば、CD、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディ
スク等が装着されるものにも適用できる。
【0066】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、シャッタ開成部材がディスクカートリッジの挿入に
伴ってディスクカートリッジのシャッタを開成させると
共に、トレーが装着位置に到着する前に移動手段により
駆動部材を退避位置に移動させるため、トレーの下面が
駆動部材に干渉することが防止され、その分装置の薄型
化を図ることができる。
ば、シャッタ開成部材がディスクカートリッジの挿入に
伴ってディスクカートリッジのシャッタを開成させると
共に、トレーが装着位置に到着する前に移動手段により
駆動部材を退避位置に移動させるため、トレーの下面が
駆動部材に干渉することが防止され、その分装置の薄型
化を図ることができる。
【0067】また、請求項2の発明によれば、駆動部材
がシャッタ開成部材に設けられたギヤに噛合するラック
よりなるため、簡単な構成でシャッタ開成部材を駆動さ
せることができ、駆動部材を薄板状に形成できるので薄
型化にも対応することができる。
がシャッタ開成部材に設けられたギヤに噛合するラック
よりなるため、簡単な構成でシャッタ開成部材を駆動さ
せることができ、駆動部材を薄板状に形成できるので薄
型化にも対応することができる。
【図1】本発明になるディスク装置のトレーを引き出し
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図2】トレーを引き出した状態を示す側断面図であ
る。
る。
【図3】トレーがディスク装置内に収容された状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】トレーがディスク装置内に収容された状態を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図5】ディスクカートリッジの一例を示す図である。
【図6】シャッタ開成アームの分解斜視図である。
【図7】シャッタ開成アームが取り付けられたトレーを
背面側からみた背面図である。
背面側からみた背面図である。
【図8】カートリッジ挿入前のシャッタ開閉機構の状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図9】シャッタ開閉機構の構成を説明するための分解
斜視図である。
斜視図である。
【図10】シャッタ開閉機構を組立た状態を説明するた
めの平面図である。
めの平面図である。
【図11】第1アームのギヤ部がラックに噛合する状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図12】トレーの移動に伴うディスクカートリッジの
シャッタを開く動作を示す平面図である。
シャッタを開く動作を示す平面図である。
【図13】ディスクカートリッジのシャッタが全開とな
った状態を示す平面図である。
った状態を示す平面図である。
【図14】トレーがB方向に移動して係止プレートが係
止解除方向に押圧される直前の状態を示す平面図であ
る。
止解除方向に押圧される直前の状態を示す平面図であ
る。
【図15】係止プレートが係止解除方向に動作開始した
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図16】トレーが所定装着位置に装着された状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図17】CD−ROM又はディスクカートリッジが装
着可能とされた従来装置を説明するための分解斜視図で
ある。
着可能とされた従来装置を説明するための分解斜視図で
ある。
11 ディスク装置 12 トレー 12e リブ 13 ロック機構 14 トレー押圧機構 15 シャッタ開閉機構 16 前面ベゼル 17 イジェクト釦 22 筐体 22d カム溝 24 ターンテーブル 25 光ピックアップ 26 光ピックアップ駆動機構 27 トラバース 30(30a〜30c) ディスク支持部材 31 シャッタ開成アーム 32 第1アーム 33 第2アーム 34 係合ローラ 45 ディスクカートリッジ 45c シャッタ 53 ガイドピン 56 ギヤ部 58 ガイド溝 60 トーションバネ 61 ラック 61a ギヤ部 61b 軸孔 61c 第1の係止溝 61d 第2の係止溝 62 軸 63 係止プレート 64 トーションバネ 63a 軸 63b 第1の係合部 63c 第2の係合部
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスクカートリッジが挿入されるトレ
ーの移動により該トレーが装着位置に至る過程で該ディ
スクカートリッジのシャッタを開成させて記録又は再生
を行うディスク装置において、 前記トレーに支持され、前記シャッタに係合する第1の
位置と前記シャッタを開成させる第2の位置とを移動自
在に設けられたシャッタ開成部材と、 前記トレーに対向するベースに前記シャッタ開成部材に
結合される駆動位置と該駆動位置から離間した退避位置
との間で移動可能に設けられ、前記トレーが装着位置へ
移動するのに伴って前記シャッタ開成部材を回動させて
前記シャッタを開成させる駆動部材と、 前記トレーが装着位置に到着する前に前記駆動部材を前
記退避位置に移動させる移動手段と、 を備えてなることを特徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載のディスク装置におい
て、 前記シャッタ開成部材にギヤを設け、 前記駆動部材を前記シャッタ開成部材に設けられたギヤ
に噛合するラックとしたことを特徴とするディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08346124A JP3114639B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08346124A JP3114639B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188425A true JPH10188425A (ja) | 1998-07-21 |
JP3114639B2 JP3114639B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=18381299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08346124A Expired - Fee Related JP3114639B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114639B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP08346124A patent/JP3114639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3114639B2 (ja) | 2000-12-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |