JPH10188393A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JPH10188393A
JPH10188393A JP8340153A JP34015396A JPH10188393A JP H10188393 A JPH10188393 A JP H10188393A JP 8340153 A JP8340153 A JP 8340153A JP 34015396 A JP34015396 A JP 34015396A JP H10188393 A JPH10188393 A JP H10188393A
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JP8340153A
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Hiroyuki Ebihara
洋之 海老原
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体が装填された直後の誤動作を防止す
ることのできる記録及び/又は再生装置を提供する。 【解決手段】 記録及び/又は再生装置の制御部は、検
出スイッチからの検出出力に基づいて、テープカセット
が装填されているか否かを常時検出する(ステップS
1)。テープカセットが装填されていると判断する場合
は、テープカセットが装填されてから所定時間が経過し
たか否かを判断する(ステップS2)。所定期間が経過
していないと判断する場合は、KEY入力を受け付けず
処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットが
装置に装填されているか否かを検出するスイッチを有す
る記録及び/又は再生装置に関し、特にこのスイッチの
検出信号に基づき操作入力の制御をする記録及び/又は
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープカセットを使用して音声信
号等の記録及び再生を行うテープカセットの記録及び/
又は再生装置が提案されている。
【0003】例えば、磁気テープを記録媒体として用い
るテープカセットの記録及び/又は再生装置300は、
図9に示すように、テープカセットに収納された磁気テ
ープに音声信号の記録及び/又は再生をする記録再生部
303を有する本体301と、本体301に取り付けら
れ開閉自在に回動する蓋体302とから構成される。上
記テープカセットは、カセット内の一対の回転可能なテ
ープリールに磁気テープが巻装されている。そして、こ
のテープカセットは、テープリールが回転することによ
り磁気テープが走行するように構成されている。
【0004】本体301には、装置の操作入力を行う操
作入力ボタン305が設けられている。また、本体30
1に有する記録再生部303は、一対のテープリールに
係合されるリール軸と、上記磁気テープを定速走行させ
るキャプスタン軸及びピンチローラと、この磁気テープ
に音声信号の記録及び再生をする磁気ヘッド等を有して
いる。蓋体302は、この記録再生部303を閉塞する
ように取り付けられ、内側にテープカセットを保持する
カセットホルダ304が設けられている。
【0005】このテープカセットの記録及び/又は再生
装置300は、蓋体302が開いている状態で、テープ
カセットが蓋体302の内側に設けられたカセットホル
ダ304に挿入される。このテープカセットは、長辺方
向の背面側を挿入端としている。このカセットホルダ3
04は、テープカセットが挿入された状態でこのテープ
カセットを保持する。また、蓋体302は、テープカセ
ットがカセットホルダ304に挿入された状態から、閉
じられることでテープカセットを本体301の記録再生
部303に装填する。そして、テープカセットの記録及
び/又は再生装置300は、テープカセットが記録再生
部303に装填されて、本体301に設けられた操作入
力ボタン305が押圧されると記録再生等の動作を開始
する。例えば、再生ボタンが押圧されると、磁気ヘッド
がテープカセットの磁気テープの記録面に接触し、さら
に、この磁気テープが走行することにより音声信号が再
生される。
【0006】このようなテープカセットの記録及び/又
は再生装置300には、一般に蓋体302が開いている
状態やテープカセットが記録再生部303に装填されて
いない状態で再生や記録の動作をしないようにするた
め、テープカセットが装置に装填されているか否かを検
出するテープ装填検出スイッチを備えている。このテー
プ装填検出スイッチは、例えばテープカセットが装填さ
れたときにテープカセットが当接される記録再生部30
3の当接面に設けられる。そして、テープカセットがカ
セットホルダ304に挿入された状態で蓋体302が閉
じられることにより、テープカセット自体がこのテープ
装填検出スイッチを押圧する。このテープ装填検出スイ
ッチは、押圧されることによりオン信号を装置内部に備
える制御部に供給する。この制御部は、このオン信号が
供給されている状態で再生ボタン等が押圧されると、制
御を受けつけて再生の動作等を開始する。
【0007】また、テープカセットの記録及び/又は再
生装置300は、テープカセットが装填されていないと
きは、再生ボタン等が押圧されても制御部が操作入力を
受けつけず再生の動作等を開始しない。つまり、テープ
カセットの記録及び/又は再生装置300は、テープカ
セットが装填されているときのみに操作入力を受けつけ
記録や再生等をすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したテープカセッ
トの記録及び/又は再生装置300では、例えば装置の
デザイン上の都合や装置の小型化を実現する等のため
に、本体301に設けていた再生ボタン等の操作入力ボ
タン305を、蓋体302上に設けなければならない場
合がある。
【0009】ところが、蓋体302上に操作入力ボタン
305を設けると、図10に示すように、使用者がテー
プカセットをカセットホルダ304に挿入して蓋体30
2を閉じる際に、蓋体302上の操作入力ボタン305
を押圧してしまう場合がある。従って、蓋体302が閉
じた直後では、テープ装填検出スイッチがテープカセッ
トにより押圧されているため、制御部は使用者が押圧し
ている操作入力ボタン305の操作入力を受けつけてし
まう。そのため、この記録及び/又は再生装置300
は、蓋体302を閉じた直後に使用者が意図しない動作
を開始してしまう。
【0010】また、テープ装填検出スイッチは、検出精
度が悪く、例えば蓋体302を完全に閉じないでも操作
入力の受けつけをしてしまう構成となっている場合があ
る。この場合、記録及び/又は再生装置300は、使用
者がテープカセットをカセットホルダ304に挿入して
蓋体302が閉じられる際に、テープカセットが記録再
生部303に完全に装填されずに動作を開始してしま
う。そのため、テープカセットの磁気テープが記録再生
部303の磁気ヘッドやピンチローラ等とからみつきテ
ープカセットや磁気テープの破壊につながり、またさら
に、テープカセットの記録及び/又は再生装置300の
破壊にもつながりかねない。
【0011】また、上述のようなテープカセットの記録
及び/又は再生装置に限らず、記録媒体を装填した直後
に操作入力を受けつけてしまう構成となっている記録及
び/又は再生装置であれば、誤操作により予期せぬ動作
を開始してしまう場合もある。
【0012】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、記録媒体が装填された直後の誤動作を防
止することのできる記録及び/又は再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録及び/
又は再生装置は、上述のような課題を解決すべく、記録
媒体が装填され、この記録媒体に信号の記録及び/又は
再生をする記録再生部と、上記記録再生部に上記記録媒
体が装填されたことを検出する検出スイッチと、記録及
び/又は再生の操作入力がされる操作入力部と、上記操
作入力部への操作入力に基づき上記記録再生部を制御す
る制御部とを備え、上記制御部は、上記検出スイッチに
よって記録媒体が上記記録再生部に装填されたことを検
出した後所定時間の間は、操作入力部から操作入力に対
応した制御を禁止することを特徴とする。
【0014】この記録及び/又は再生装置では、記録再
生部への記録媒体の装填の後所定時間の間は、操作入力
部から操作入力に対応した制御を禁止してこの間に操作
入力がされても動作は開始しない。
【0015】また、この記録及び/又は再生装置は、記
録媒体をテープカセットとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録及び/又
は再生装置が適用されたテープカセットレコーダについ
て図面を用いて詳細に説明する。このテープカセットレ
コーダは、通常のテープカセットの約4分の1程度の大
きさを有する小型のテープカセットに音声信号を記録
し、又は、このテープカセットから音声信号を再生する
ものである。
【0017】本発明に係るテープカセットレコーダ30
は、例えば図1及び図2に示すように、テープカセット
の記録再生ユニット31と、この記録再生ユニット31
に対し着脱自在に取り付けられるスピーカユニット32
とから構成される。
【0018】記録再生ユニット31は、外筐体が例えば
アルミニウム(Al)等の金属材料により形成され、全
体としてテープカセットの外形形状よりやや大きい直方
体形となっている。
【0019】記録再生ユニット31は、テープカセット
に収納された磁気テープに音声信号の記録及び/又は再
生をする記録再生部35を有する本体33と、本体33
に取り付けられ開閉自在に回動する蓋体34とから構成
される。この記録再生部35にはテープカセットが装填
され、テープカセットに収納された磁気テープを走行さ
せるリール軸、キャプスタン軸、ピンチローラ等や、磁
気テープから音声信号の記録又再生をする磁気ヘッド等
を有している。また、蓋体34は、本体33にこの記録
再生部35を閉塞するように取り付けられ、内側にはテ
ープカセットを保持するカセットホルダ36が設けられ
ている。
【0020】本体33には、その前面側に、テープカセ
ットの磁気テープに音声信号を記録する操作を行うため
の操作入力ボタンである録音ボタン41と、録音又は再
生動作を一時停止させるための操作入力ボタンである一
時停止ボタン42とが設けられている。これらの操作入
力ボタンは、押圧操作されると、本体33内に設けられ
た詳細は後述するマイクロコントローラにオン信号を供
給する。
【0021】また、本体33には、一方の側面部に、テ
ープスピード切換えつまみ43、音量つまみ44、イヤ
ホン/マイクジャック45が設けられている。そして、
この側面部には、録音状態時に限って点灯される動作識
別ランプも設けられている。また、本体33には、蓋体
34を回動させて記録再生部35を開放した状態にする
ための蓋体34のロック解除つまみ46が設けられてい
る。このロック解除つまみ46は、例えばスプリングに
より付勢され、本体33の図示しないロック爪が蓋体3
4の係合部と係合して、蓋体34を閉じた状態で保持す
る。また、ロック解除つまみ46は、この本体33のロ
ック爪と蓋体34の係合部との係合を解除させることに
より、上記スプリングの弾性力で蓋体34を開き記録再
生部35を開放した状態にさせる。
【0022】一方、蓋体34には、テープカセットの磁
気テープの巻き戻し操作を行うための巻戻しボタン51
と、早送りボタン52と、再生,録音等の動作を停止さ
せる停止ボタン53と、再生動作を開始させる再生ボタ
ン54とが設けられている。これら各操作入力ボタン5
1〜54は、上述した本体33の前面側に設けられた操
作入力ボタンと同様に、押圧操作されると本体33内に
設けられたマイクロコントローラにオン信号を供給す
る。
【0023】また、蓋体34には、液晶表示パネル55
が設けられている。この液晶表示パネル55には、装置
の現状を示す例えば再生、録音状態を示すマーク、ま
た、電源となる電池の残量表示を示すマークが表示され
るとともに、磁気テープの走行量を表示するテープカウ
ンタが表示される。この液晶表示パネル55の電池の残
量表示は、マイクロコントローラにより制御がされる。
また、蓋体34には、装置の操作をホールドするための
ホールドつまみと、磁気テープの進行状況を表示するカ
ウンタのリセット操作を行うカウンタボタンが設けられ
ている。
【0024】スピーカユニット32は、記録再生ユニッ
ト31のイヤホン/マイクジャック45等が設けられて
いない反対側の側面に着脱自在に取り付けられる。この
スピーカユニット32は、その内部にスピーカが備えら
れている。そして、スピーカユニット32は、記録再生
ユニット31に取り付けられた場合に限って音声出力を
する。
【0025】記録再生ユニット31とスピーカユニット
32は、それぞれ電源部を備えている。それぞれの電源
部には、いわゆる市販の1次電池が1本ずつ装填できる
ように構成されている。この電源部からテープカセット
レコーダ30の各電子回路に1.5ボルトの電源が供給
される。
【0026】以上のように構成される本発明に係るテー
プカセットレコーダ30は、図2中の矢印X方向に、テ
ープカセットが、蓋体34が開いている状態で蓋体34
の内側に設けられたカセットホルダ36に挿入される。
このとき、テープカセットは、長辺方向の背面側を挿入
端としてカセットホルダ36に挿入される。カセットホ
ルダ36は、テープカセットが挿入された状態でこのテ
ープカセットを保持する。
【0027】また、蓋体34は、図2中の矢印Y方向
に、テープカセットがカセットホルダ36に挿入された
状態から閉じられる。この蓋体34は、閉じられること
でテープカセットを本体33の記録再生部35に装填す
る。そして、テープカセットが記録再生部35に装填さ
れて例えば上述した再生ボタン54が押圧されると、磁
気ヘッドがテープカセットの前面部に進入して磁気テー
プの記録面に接触し、さらに、この磁気テープが走行す
ることにより音声信号が再生される。
【0028】また、蓋体34は、図2中の矢印Z方向
に、閉じている状態からロック解除つまみ46を解除す
ることにより開放される。このとき、テープカセットが
記録再生部35に装填されている場合は、テープカセッ
トレコーダ30の動作が停止している状態で蓋体34が
開放される。
【0029】ここで、このテープカセットレコーダ30
は、蓋体34が開いている状態やテープカセットが記録
再生部35に装填されていない状態で再生や記録等の動
作をしないようにするために、テープカセットが記録再
生部35に装填されているか否かを検出するテープ装填
検出スイッチを備えている。このテープ装填検出スイッ
チは、例えば凸状の押しボタン等により形成され、テー
プカセットが装填されたときにテープカセットが当接さ
れる記録再生部35の当接面等に設けられる。そして、
テープカセットがカセットホルダ36に挿入され蓋体3
4が閉じることにより、テープカセット自体がこのテー
プ装填検出スイッチを押圧する。そして、このテープ装
填検出スイッチは、押圧されると、本体33内に設けら
れたマイクロコントローラにオン信号を供給する。
【0030】また、このテープカセットレコーダ30に
は、テープカセットが磁気テープへの記録が可能な状態
にあるか否かを検出するテープ爪検出スイッチを備えて
いる。このテープ爪検出スイッチは、テープカセットに
有する誤記録防止機能の状態を検出する。
【0031】つぎに、上述したテープカセットレコーダ
30の制御回路について説明する。図3は、テープカセ
ットレコーダ30の操作入力制御回路を示すブロック図
である。
【0032】テープカセットレコーダ30は、内部にア
ナログデジタル変換器1aを有するマイクロコントロー
ラ1と、テープ装填検出スイッチ2と、各操作入力スイ
ッチが接続されるKEY入力回路3と、マイクロコント
ローラ1に制御されるモータ駆動回路4及びモード切換
モータ駆動回路5と、テープ爪検出スイッチ6とを備え
ている。
【0033】マイクロコントローラ1は、例えばいわゆ
る中央処理装置(CPU)からなり、市販のIC(Inte
grated Circuit)により実現できる。また、このマイク
ロコントローラ1は、所定の処理プログラムを記憶する
メモリを有する。マイクロコントローラ1は、この処理
プログラムに基づいて、テープカセットレコーダ30に
備える各電子回路を制御する。
【0034】また、このマイクロコントローラ1は、ア
ナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル
変換器1aを備えている。このアナログデジタル変換器
1aには、後述するKEY入力回路3から出力されるア
ナログ信号が入力される。
【0035】テープ装填検出スイッチ2は、上述したよ
うに、蓋体34が開いている状態やテープカセットが記
録再生部35に装填されていない状態で再生や記録の動
作をしないようにするために、テープカセットが装置に
装填されているか否かを検出するスイッチである。この
テープ装填検出スイッチは、テープカセットレコーダ3
0の記録再生部35にテープカセットが装填されると、
マイクロコントローラ1にオン信号を供給する。
【0036】KEY入力回路3は、本体33及び蓋体3
4に設けられた各操作入力ボタンである録音ボタン4
1,一時停止ボタン42,巻戻しボタン51,早送りボ
タン52,停止ボタン53,再生ボタン54からの信号
が供給される。これらの各操作入力ボタンが押圧される
と、ON信号がこのKEY入力回路3に供給される。こ
のKEY入力回路3は、各操作入力ボタンからのON信
号をそれぞれ重みを変えたアナログ信号に変換して、マ
イクロコントローラ1のアナログデジタル変換器1aに
供給する。つまり、KEY入力回路3は、例えば抵抗の
R−2Rラダー回路等により各スイッチに対応して所定
ステップ単位の電流値を出力させ、その電流値を電圧値
に変換してアナログデジタル変換器1aに供給するとい
ったものである。
【0037】なお、各操作入力ボタンからの信号は、こ
のようなKEY入力回路3を用いずに直接マイクロコン
トローラ1のデジタル入力端子に供給するものであって
も良い。
【0038】モータ駆動回路4は、テープカセットの磁
気テープを走行させるためのリール軸やキャプスタン軸
等を回転させる駆動モータに駆動電流を供給する回路で
ある。このモータ駆動回路4は、マイクロコントローラ
1により制御される。このマイクロコントローラ1は、
モータ駆動回路4に対して、例えばモータのON/OF
Fのコントロール信号、モータの回転方向のコントロー
ル信号、モータのスピードのコントロール信号等を供給
する。モータ駆動回路4は、これらの制御信号に対応し
て、モータのON/OFFをし、早送り,再生等で異な
るモータの回転速度を可変し、また、再生方向で異なる
モータの回転方向の切換をする。
【0039】モード切換モータ駆動回路5は、テープカ
セットの磁気テープに信号の記録又は再生をする磁気ヘ
ッドやピンチローラのモード切換をするモード切換モー
タに駆動電流を供給する回路である。このモード切換モ
ータ駆動回路5は、マイクロコントローラ1からのPW
M信号により制御され、モード切換モータに安定化した
制御電圧を供給している。
【0040】モード切換モータは、カムギアを介してピ
ンチローラを所定の位置に移動させてモード切換をす
る。モード切換モータ駆動回路5は、マイクロコントロ
ーラ1からのPWM信号に基づきこのモード切換モータ
に制御電流を供給する。
【0041】テープ爪検出スイッチ6は、上述したテー
プカセットの側面に設けられた誤記録防止機構の状態を
検出するスイッチである。このテープ爪検出スイッチ6
は、フォワード方向テープ爪検出スイッチ6aとリバー
ス方向テープ爪検出スイッチ6bを有し、それぞれ対応
するテープカセットのフォワード(FWD)再生方向,
リバース(REV)再生方向の誤記録防止機構の状態を
検出している。マイクロコントローラ1は、この誤記録
防止機構の状態をテープ爪検出スイッチ6a,6bで検
出することにより、テープカセットに音声信号の記録が
可能であるか否かを判断する。
【0042】ここで、モード切換モータが行うモード切
換について以下に説明する。例えば、テープカセットレ
コーダ30が再生動作をするときには、ピンチローラが
キャプスタン軸に磁気テープを挟んで圧接して、磁気テ
ープを定速走行させる。また、テープカセットレコーダ
30が早送り動作をするときには、ピンチローラがキャ
プスタン軸から離れていて、磁気テープを高速走行させ
る。このようにピンチローラは、各動作モードにより動
作位置を変化する。このため、テープカセットレコーダ
30は、各動作モードに基づいて磁気テープを走行させ
る前に、このピンチローラの動作位置を移動させなけれ
ばならない。この動作位置を移動することを、モード切
換という。
【0043】なお、このモード切換モータが行うモード
切換は、ピンチローラのモード切換のみではなく、磁気
ヘッドのヘッド位置、伝達ギアの位置等もカムギアを介
してモード切換する。マイクロコントローラ1は、テー
プ装填検出スイッチ2およびKEY入力回路3の信号に
基づいてモータ駆動回路4およびモータ切換モータ駆動
回路5に制御信号を供給する。
【0044】マイクロコントローラ1は、いずれかの操
作入力ボタンが押圧されると、テープカセットが装填さ
れているか否かを判断する。このとき、マイクロコント
ローラ1は、テープカセットが装填されていないか、或
いは、テープカセットが装填されて所定時間が経過して
いなければ制御を中止し、操作入力を受け付けない。つ
まり、テープカセットレコーダ30は、テープカセット
が装填されていないときの操作入力は無効と判断し、操
作入力ボタンの操作入力に対応した制御を禁止する。そ
のため、テープカセットレコーダ30は、蓋体34に操
作入力ボタンを設けているため誤った操作入力をしても
誤動作をすることがない。
【0045】また、マイクロコントローラ1は、テープ
カセットが装填されて所定期間経過していると判断する
場合は、操作入力を受け付ける処理を行う。つまり、マ
イクロコントローラ1は、KEY入力回路3からのアナ
ログ信号をアナログデジタル変換器1aによりデジタル
データに変換し、この変換したデータに基づき操作入力
の内容を判断する。そして、この操作入力に基づき、モ
ード切換モータ駆動回路5に制御信号を供給してモード
切換を行い、この後に、例えば再生等の制御を行う。
【0046】つぎに、上述したマイクロコントローラ1
の制御内容について、図4及び図5に示すフローチャー
トを参照して説明する。
【0047】マイクロコントローラ1は、テープカセッ
トレコーダ30に設けられる各操作入力ボタン、例え
ば、録音ボタン41,一時停止ボタン42,巻戻しボタ
ン51,早送りボタン52,停止ボタン53,再生ボタ
ン54が押圧されると、図4に示す、ステップS1から
の処理を開始する。
【0048】ステップS1においてマイクロコントロー
ラ1は、 テープ装填検出スイッチ2から供給される信
号を検出することによりテープカセットが本体31の記
録再生部35に装填されているか否かを判断する。テー
プカセットが装填されていないと判断する場合は、押圧
された操作ボタンの操作入力を受け付けず処理を終了す
る。従って、テープカセットレコーダ30はテープカセ
ットが装填されていなければボタンが押されても何ら動
作しない。また、テープカセットが装填されていると判
断する場合はステップS2に進む。
【0049】ステップS2において、マイクロコントロ
ーラ1は、規定時間経過フラグがセットされているかを
判断する。この規定時間経過フラグは、テープカセット
が装填されてから所定時間が経過したか否かを示すフラ
グである。この規定時間経過フラグがセットされていれ
ばテープカセットが装填されて所定時間が経過している
ことを示し、また、規定時間経過フラグがセットされて
いなければテープカセットが装填されてから所定時間が
経過していないことを示している。
【0050】ここで、この所定時間経過フラグのセット
の処理について説明する。マイクロコントローラ1は、
図5に示すステップS11からステップS16までの処
理により所定時間経過フラグのセットをする。
【0051】マイクロコントローラ1は、このステップ
S11からステップS16までの処理を、所定の時間毎
に繰り返し行う。例えば、マイクロコントローラ1がメ
インプログラムを起動している間に、所定時間毎に割り
込み処理を行い上述のステップS11からステップS1
6の処理を行うといったものである。マイクロコントロ
ーラは、例えば、0.1秒毎にこの割り込み処理を行
い、規定時間経過フラグをセットする。
【0052】ステップS11においてマイクロコントロ
ーラ1は、テープ装填検出スイッチ2から供給される信
号を検出することによりテープカセットが本体31の記
録再生部35に装填されているか否かを判断する。テー
プカセットが装填されていないと判断する場合はステッ
プS12に進む。また、テープカセットが装填されてい
ると判断する場合はステップS14に進む。
【0053】ステップS12において、規定時間経過フ
ラグをクリアする。そして、ステップS13において、
変数tを0とする。ステップS13において変数tを0
とすると処理を終了する。
【0054】また、ステップS11でテープカセットが
装填されていると判断する場合は、ステップS14にお
いて、変数tの値に1を加算する。ステップS14から
ステップS15に進む。
【0055】ステップS15において、この変数tの値
が所定の値txであるかどうかを判断する。このtxの
値は、テープカセットが装填されてから規定時間経過フ
ラグをセットするまでの規定時間を設定している値であ
り、この値は自然数でなければならない。例えば、この
ステップS11からステップS16までの処理がマイク
ロコントローラ1によって0.1秒毎に繰り返されるも
のであれば、このtxを5とすることで規定時間経過フ
ラグがセットされるまでの時間が0.5秒となる。t=
txであると判断する場合は、ステップS16に進む。
また、t=txでないと判断する場合は、処理を終了す
る。
【0056】ステップS16において、規定時間経過フ
ラグをセットし、処理を終了する。以上のように、マイ
クロコントローラ1は、ステップS11からステップS
16までの処理を行い規定時間経過フラグのセットを行
う。
【0057】そして、図4に示すステップS2におい
て、マイクロコントローラ1は、上述のように求めた規
定時間経過フラグがセットされているかを判断する。規
定時間経過フラグがセットされている場合は、ステップ
S3に進む。また、規定時間経過フラグがセットされて
いない場合は押圧された操作ボタンの操作入力を受け付
けず処理を終了する。
【0058】ステップS3において、マイクロコントロ
ーラ1は、押圧操作された操作ボタン、例えば、録音ボ
タン41,一時停止ボタン42,巻戻しボタン51,早
送りボタン52,停止ボタン53,再生ボタン54の信
号に基づき操作入力を受け付ける。マイクロコントロー
ラ1は、この操作入力を受け付けることによりモード切
換モータ駆動回路5に制御信号を供給して、磁気ヘッド
やピンチローラ等のモード切換を行い、このモード切換
を行った後に磁気テープ等を走行させ記録,再生等の動
作を開始する。
【0059】以上のように、マイクロコントローラ1
は、テープカセットが装填されてから規定時間が経過す
るまでは操作入力ボタンが押圧されても、その操作入力
の対応した制御を禁止する。
【0060】つまり、テープカセットレコーダ30は、
テープカセットを装填する際に蓋体に設けられた操作入
力ボタンを誤って押圧しても、動作は開始しない。
【0061】また、テープカセットレコーダ30は、テ
ープカセットを装填してから規定時間が経過した後には
操作入力を受け付ける。従って、この規定時間を操作性
が図れる最適の時間例えば、0.5秒とすることで、操
作性の向上が図れる。
【0062】以上、通常のテープカセットの約4分の1
の大きさを有するテープカセットのテープカセットレコ
ーダ30について詳細に説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば光ディスク、光磁気ディ
スク等の円盤状記録媒体が回転自在に収納されたディス
クカートリッジの記録及び/又は再生装置に適用しても
よい。また、小型の記録及び/又は再生装置のみならず
通常の大きさを有した記録及び/又は再生装置に適用し
てもよいのは勿論である。
【0063】つぎに、このテープカセットレコーダ30
のテープ装填検出スイッチ2の具体的な構成について、
以下に図面を用いて説明する。
【0064】このテープ装填検出スイッチ2は、例えば
図6に示すように、基体部133と、フレキシブル基板
104と、このフレキシブル基板104を支持する支持
部材135とから構成される。
【0065】基体部133は、ステンレス等の導電性の
金属板が打ち抜かれてその表面に金メッキが施されて形
成されている。この基体部133は、図6中X6方向に
弾性変位するように形成された検出部136と、フレキ
シブル基板104の固定接点に接触される可動接点13
7とから構成される。この検出部136は、金属片が山
状に曲折して形成され頂点138が形成されている。ま
た、基体部133には、打ち抜き穴139を形成するこ
とにより可動接点137が形成されている。すなわち、
可動接点137は、この金属片と連続するように形成さ
れ、可動接点137の連結部140を第1の回動支点と
し、検出部136のコーナ部141を第2の回動支点と
して図6中X6方向に回動される。すなわち、第1の回
動支点は、連結部140の捻れにより回動され、第2の
回動支点は、コーナ部141の曲折で回動される。そし
て、この第1の回動支点と第2の回動支点とでは、第1
の回動支点が捻れにより回動されることからその動作力
が軽くされる。また、可動接点137は、フレキシブル
基板104の固定接点と近接して配置されることから、
スイッチのオフの状態からオンの状態を検出するまでの
ストロークを短くすることができ、検出を正確に行うこ
とができる。
【0066】また、基体部133には、検出部136が
設けられない裏面側に突接点142が2つ設けられてい
る。さらには、基体部133の周縁には、切欠部143
が設けられ、また、この周縁に設けられた突片には、支
持穴144が設けられている。
【0067】フレキシブル基板104は、可撓性を有す
る合成樹脂材料に配線パターンが施されて形成され、突
接点142に接触される第1の固定接点145と、可動
接点137に接触される第2の固定接点146が形成さ
れている。第1の固定接点145は、常時、突接点14
2と接触された状態にあり、第2の固定接点146は、
可動接点137が図6中X6方向に回動された場合に限
って接触される。
【0068】支持部材135は、板状に形成され、係止
部150、151とが設けられている。係止部150
は、基体部133との間にフレキシブル基板104が配
設された状態で、基体部133の切欠部143に係合さ
れ、係止部151は、支持穴144に係合される。これ
により、フレキシブル基板104は、基体部133と支
持部材135とに狭持され支持される。
【0069】そして、このようなテープ装填検出スイッ
チ2は、図7及び図8に示すように、蓋体34の長辺背
面側にヒンジ部152を介して取り付けられた基板15
3上に設けられている。すなわち、この基板153は蓋
体34に回動自在となっている。また、この基板153
は、記録再生部35の背面側の外壁80に隣り合って位
置している。
【0070】このようなテープ装填検出スイッチ2は、
図7に示すように、蓋体34が開いておりテープカセッ
トが挿入されていない場合に、基板153がヒンジ部1
52を介して外開きの状態にされ基板153の下側がシ
ャーシ61より外方にはみ出している。そして、基体部
133の可動接点137は、第2の固定接点146に非
接触の状態とされる。
【0071】また、テープ装填検出スイッチ2は、図8
に示すように、テープカセットが記録再生部35に装填
された場合に、検出部136がテープカセットに押圧さ
れて第1の回動支点、すなわち、連結部140を中心に
6方向に弾性変位された状態となる。その一方、基板
153は、記録再生部35の背面側の外壁80に突き当
てられる。したがって、テープ装填検出スイッチ2は、
テープカセットの背面とこの外壁80とに挟まれて、可
動接点137が第2の固定接点146が接触され、テー
プカセットが記録再生部35に装填されたことを検出す
る。
【0072】また、例えば規格の大きさではあるがこれ
よりやや大きいテープカセットが装填された場合には、
検出部136は、第2の回動支点であるコーナ部141
を中心にX6方向に回動する。これにより、可動接点1
37と第2の固定接点136が接触されてからさらに押
圧された場合のストローク、すなわちオーバーストロー
クを大きくすることができる。したがって、製造誤差に
よりテープカセット等の大きさの相違がある場合にも、
テープカセットの有無の検出を正確に行うことができ
る。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る記録及び/又は再生装置で
は、記録再生部への記録媒体の装填の後所定時間の間
は、操作入力部から操作入力に対応した制御を禁止して
この間に操作入力がされても動作は開始しない。このこ
とにより、この記録及び/又は再生装置では、記録媒体
の装填直後の誤操作によって、操作入力がされても動作
は開始されない。また、記録媒体を装填する際に、記録
媒体が完全に装填されずに動作が開始することがない。
そのため、本発明に係る記録及び/又は再生装置では、
操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態で説明するテープカセットレコーダ
の全体斜視図である。
【図2】実施の形態で説明するテープカセットレコーダ
の全体斜視図である。
【図3】実施の形態で説明するテープカセットレコーダ
の制御回路のブロック構成図である。
【図4】マイクロコントローラの制御内容を示すフロー
チャートである。
【図5】マイクロコントローラの制御内容を示すフロー
チャートである。
【図6】テープ装填スイッチの分解斜視図である。
【図7】オフの状態を説明するためのテープ装填検出ス
イッチの断面図である。
【図8】オンの状態を説明するためのテープ装填検出ス
イッチの断面図である。
【図9】従来の記録及び/又は再生装置の全体斜視図で
ある。
【図10】従来の記録及び/又は再生装置の全体斜視図
である。
【符号の説明】
1 マイクロコントローラ、1a アナログデジタル変
換器、2 テープ装填検出スイッチ、3 KEY入力回
路、30 テープカセットレコーダ、33 本体、34
蓋体、35 記録再生部、36 カセットホルダ、4
1 録音ボタン、42 一時停止ボタン、51 巻戻し
ボタン、52 早送りボタン、53 停止ボタン、54
再生ボタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が装填され、この記録媒体に信
    号の記録及び/又は再生をする記録再生部と、 上記記録再生部に上記記録媒体が装填されたことを検出
    する検出スイッチと、 記録及び/又は再生の操作入力がされる操作入力部と、 上記操作入力部からの操作入力に基づき上記記録再生部
    を制御する制御部とを備え、 上記制御部は、上記検出スイッチによって記録媒体が上
    記記録再生部に装填されたことを検出した後所定時間の
    間は、操作入力部への操作入力に対応した制御を禁止す
    ることを特徴とする記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は、テープカセットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録及び/又は再生
    装置。
JP8340153A 1996-12-19 1996-12-19 記録及び/又は再生装置 Withdrawn JPH10188393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018113457A (ja) * 2018-03-05 2018-07-19 ヤマハ発動機株式会社 電子部品装着装置及び電子部品装着装置における自動ローディング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018113457A (ja) * 2018-03-05 2018-07-19 ヤマハ発動機株式会社 電子部品装着装置及び電子部品装着装置における自動ローディング方法

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