JP3495750B2 - 携帯型テープレコーダ装置 - Google Patents

携帯型テープレコーダ装置

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JP3495750B2
JP3495750B2 JP28525092A JP28525092A JP3495750B2 JP 3495750 B2 JP3495750 B2 JP 3495750B2 JP 28525092 A JP28525092 A JP 28525092A JP 28525092 A JP28525092 A JP 28525092A JP 3495750 B2 JP3495750 B2 JP 3495750B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、携帯型のテープレコー
ダ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、携帯型電子機器装置として、テー
プカセットを記録媒体に用いる携帯型のテープレコーダ
装置が用いられている。この種のテープレコーダ装置に
は、このテープレコーダの各種の操作モードを選択する
ための複数のモード選択釦が配設されている。これら操
作モード選択釦を設けたテープレコーダは、上記操作モ
ード選択釦1つを押圧操作することにより、押圧操作さ
れた操作モード選択釦に対応する操作モード選択スイッ
チが操作され、上記操作モード選択釦に対応する操作モ
ードが選択される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、専ら携帯し
て使用されるテープレコーダ装置にあっては、カバンや
ポケット等に収納させた状態で使用されることがある。
このような状態で使用する場合、各操作モード選択釦が
不用意に押圧操作され、予期しない操作モードが選択さ
れてしまう。このように操作モード選択釦が不用意に押
圧され、予期しない操作モードが選択されてしまうこと
を防止するため、一旦選択された操作モードを維持する
ため、ホールドスイッチが設けられているテープレコー
ダも提案されている。しかし、このホールドスイッチ
は、小型のレコーダ本体の一部に操作部を突出させて設
けているだけであるので、その操作状態を容易に確認す
ることが極めて困難である。 【0004】また、小型の携帯型のテープレコーダ装置
にあっては、大容量の電源を内蔵させることが極めて困
難であるので、不用意に操作モード選択釦が押圧操作さ
れて動作モードが選択されてしまうと、短時間で電源を
消耗させてしまい、希望する時に動作させることができ
なくなってしまう。 【0005】そこで、本発明は、一旦操作された操作釦
により選択された操作モードが不用意に切り換えられる
ことを確実に防止するとともに、操作釦の不用意な押圧
操作を防止し、電源の不要な消費を防止可能となす携帯
型のテープレコーダ装置を提供することを目的とする。 【0006】また、本発明は、操作釦の操作可能な状態
が否かを容易に判別可能な携帯型のテープレコーダ装置
を提供することを目的とする。 【0007】さらに、本発明は、操作釦が配設された蓋
体側から機器本体の内部を確認可能となす携帯型のテー
プレコーダ装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型のテ
ープレコーダ装置は、一対のリール駆動軸を有する駆動
部が配設された機器本体と、上記機器本体に開閉自在に
設けられ、外方側主面に凹部が形成されるとともに上記
一対のリール駆動軸の何れか一方のリール駆動軸に対向
する位置に窓部が設けられた蓋体と、上記凹部内に配さ
れ上記駆動部の操作モードを選択するための複数の操作
釦と、上記蓋体の内面側に設けられた回路基板上に配さ
れ上記複数の操作釦によって各々操作される複数のスイ
ッチと、上記蓋体の上記凹部に上記複数の操作釦を覆う
第1の位置と上記複数の操作釦を外方に臨ませる第2の
位置に移動自在に設けられた覆板と、上記覆板を上記第
1の位置又は上記第2の位置に保持する保持手段と、上
記蓋体と上記回路基板との間に配されたスライダ板とを
備え、上記蓋体には上記覆板の上記第1の位置と上記第
2の位置との間を移動可能とする透孔が形成され、上記
覆板は上記透孔を介して上記スライダ板と連結されてい
る。 【0009】 【0010】 【作用】本発明に係る携帯型のテープレコーダ装置は、
覆板を第1の位置に移動させることにより、蓋体の外方
側主面に設けらた複数の操作釦が覆われて操作不能の状
態となる。また、蓋体が第2の位置に移動されると上記
複数の操作釦が外方に臨み、所望の操作釦の押圧操作が
可能な状態となる。 【0011】また、蓋体を閉じた状態において、この蓋
体に設けた窓部を介して機器本体の内部が透視される。 【0012】 【実施例】以下、本発明に係る携帯型のテープレコーダ
装置を図面を参照して説明する。 【0013】本発明が適用されたテープレコーダ装置
は、磁気テープを走行操作させるテープ走行機構等の駆
動部と備えたレコーダ本体1と、このレコーダ本体1に
回動可能に取付けられ、上記レコーダ本体1の上面側に
構成されるカセット装着部2を開閉する蓋体3とを備え
てなる。 【0014】そして、レコーダ本体1の上面側に構成さ
れるカセット装着部2内には、このカセット装着部2に
装着されるテープカセットのテープリールに係合し、こ
のテープリールを回転操作する一対のリール駆動軸4,
5が突設されている。さらに、カセット装着部2内に
は、蓋体3側に取付けられるピンチローラ6,7と共働
して磁気テープを挾持し、この磁気テープを定速走行操
作する一対のキャプスタン軸8,9が突設されている。
上記リール駆動軸4,5及びキャプスタン軸8,9は、
レコーダ本体1内に配設される駆動モータにより回転駆
動される。 【0015】さらにまた、上記カセット装着部2内に
は、個々に装着されるテープカセットの装着位置を位置
決めする一対の位置決めピン10,10が植立されてい
る。 【0016】また、レコーダ本体1に回動可能に取付け
られる蓋体3は、レコーダ本体1の上面側に構成された
カセット装着部2の前面を覆うに足るレコーダ本体1の
平面に等しい大きさの方形をなす平板状に形成されてな
る。この蓋体3は、背面側に立ち下がり形成した背面壁
3a側が図示しない回動支軸に支持されることによりレ
コーダ本体1に可動可能に取付けられている。 【0017】そして、上記蓋体3のレコーダ本体1への
取付け部側である背面壁3aの内側面には、一対のピン
チローラ6,7及び記録再生用の磁気ヘッド11が取付
けられた磁気ヘッド支持ブロック12が配設されてい
る。 【0018】上記蓋体3の外方側主面には、図2に示す
ように、このテープレコーダの操作モードを選択する複
数の操作モード選択釦が配設されている。この操作モー
ド選択釦は、磁気テープの定速走行を選択する定速走行
モード選択釦13、ストップモード選択釦14、早送り
モード選択釦15及び巻戻しモード選択釦36とからな
る。これらモード選択釦13,14,15,36は、図
2に示すように、蓋体3の一端側の位置において、この
蓋体3の短辺方向に並列配置されている。 【0019】上記各モード選択釦13,14,15,3
6は、先端側が後述する覆板16がスライドする覆板ス
ライド凹部17と略面一となるようにして蓋体3に取付
けられいる。 【0020】そして、上記蓋体3の外方側主面には、こ
の蓋体3に配設された各モード選択釦13,14,1
5,36を覆う覆板16が配設されている。この覆板1
6は、図3に示す各モード選択釦13,14,15,3
6を覆う第1の位置と、これらモード選択釦13,1
4,15,36を外方に臨ませる図2に示す第2の位置
間に亘って移動可能となされて蓋体3に取付けられい
る。 【0021】上記覆板16は、蓋体3の外方側主面の各
モード選択釦13,14,15,36が配設された領域
を囲むように形成された覆板スライド凹部17内に配設
されてなるものであって、蓋体3に取付けられたとき、
この蓋体3の外方側主面と略面一となる厚さの薄板状に
形成されている。 【0022】ところで、覆板16は、蓋体3の内側面側
に配設されるスライダ板18にビス19により固定され
ることにより、上記スライダ板18と一体となって蓋体
3にスライド可能に取付けられる。すなわち、覆板16
は、スライダ板18と共同して蓋体3の主面部を挾持す
ることにより上記蓋体3に取付けられてなる。なお、覆
板16をスライダ板18に固定するビス19が挿通され
る蓋体3に穿設された透孔21は、少なくとも覆板16
の第1の位置から第2の位置に亘る移動を許容する長さ
をもって形成されている。 【0023】 また、スライダ板18と蓋体3との間に
は図示しないがトグルバネが取付けられ、覆板16が第
1及び第2の位置にそれぞれ移動された状態を保持する
ようにしている。さらに、上記スライダ板18の第1位
置への移動位置及び第2の位置への移動位置は、蓋体3
の内面側に突設された移動ガイド片22に形成した規制
段部により規制される。 【0024】上述のように蓋体3に取付けられた覆板1
6は、図3に示す第1の位置に移動されて各モード選択
釦13,14,15,36を覆うことにより、これらモ
ード選択釦13,14,15の操作を禁止し、このテー
プレコーダを所定の操作モードに保持し、図2に示す第
2の位置に移動されることにより、各モード選択釦1
3,14,15,36を外方に臨ませて所望の操作モー
ドの選択を可能となす。 【0025】さらに、蓋体3のモード選択釦13,1
4,15,36が配設された一端側と対向する他端側に
は、カセット装着部2に装着されてテープカセットの磁
気テープが巻回されるテープリール31の一部を透視さ
せる窓部23が設けられている。この窓部23は、上記
テープリールが係合する一方のリール駆動軸5の中心に
対し偏心した位置に設けられ、このリール駆動軸5に係
合されるテープリールの内周側のリールハブ32部分の
一部を透視させる大きさの楕円状に形成されている。こ
のようにリールハブ32の一部を透視させることによ
り、テープリールの回転状態、すなわち当該テープレコ
ーダが駆動状態にあるか否かの判別が極めて容易とな
る。 【0026】そして、蓋体3の内面側には、このテープ
レコーダによって再生される音声信号を送信し、あるい
はリモートコントロール装置からの制御信号の受信を行
う送受信部が構成されるプリント回路基板24が配設さ
れている。このプリント回路基板24は、蓋体3の内面
側に植立される支持ピン25に係合孔を係合させ固定ビ
スにより固定されて取付けられてなる。このプリント回
路基板24の上記各モード選択釦13,14,15,3
6に対応する位置にはこれらモード選択釦13,14,
15,36により切換え操作されるモード選択スイッチ
28が配設されている。 【0027】さらに、蓋体3の内面側には、上記プリン
ト回路基板24を覆って化粧板26がビス27により固
定されて取付けられている。 【0028】 【発明の効果】上述したように、本発明に係る携帯型の
テープレコーダ装置は、蓋体の外方側主面に複数の操作
釦を配設するとともに、上記複数の操作釦を覆う第1の
位置と上記複数の操作釦を外方に臨まさせる第2の位置
間に亘って移動可能に覆板を設けてなるので、覆板を複
数の操作釦を覆う第1の位置に移動させることにより、
一旦操作された操作釦の不用意な操作が禁止され、所望
の操作モードを確実に保持することができ、電源の不要
な消費を防止することができる。 【0029】また、蓋体に機器本体の内部を透視する窓
部を設けてなるので、機器の状態を容易に識別すること
ができる。 【0030】特に、蓋体側に操作釦により選択された操
作モードを保持する覆板を設け、さらに機器本体の内部
を透視可能となす窓部を設けることにより、当該機器の
操作モードを迅速に判別し、所望する操作モードを容易
に選択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用された携帯型のテープレコーダ装
置を示す斜視図であって、蓋体を開放した状態を示す。 【図2】蓋体に設けた覆板をスライドさせて操作釦を外
方に臨ませた状態の平面図である。 【図3】覆板によって操作釦を覆った状態を示す平面図
である。 【図4】蓋体の縦断面図である。 【符号の説明】 1 レコーダ本体、 3 蓋体、 4,5 リール駆動
軸、 8,9 キャプスタン軸、 13,14,15,
36 モード選択釦、 16 覆板、 24プリント回
路基板、 32 テープカセットのリールハブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−77832(JP,U) 実開 昭56−140933(JP,U) 実開 昭59−168808(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】一対のリール駆動軸を有する駆動部が配設
    された機器本体と、 上記機器本体に開閉自在に設けられ、外方側主面に凹部
    が形成されるとともに上記一対のリール駆動軸の何れか
    一方のリール駆動軸に対向する位置に窓部が設けられた
    蓋体と、 上記凹部内に配され上記駆動部の操作モードを選択する
    ための複数の操作釦と、 上記蓋体の内面側に設けられた回路基板上に配され上記
    複数の操作釦によって各々操作される複数のスイッチ
    と、 上記蓋体の上記凹部に上記複数の操作釦を覆う第1の位
    置と上記複数の操作釦を外方に臨ませる第2の位置に移
    動自在に設けられた覆板と、 上記覆板を上記第1の位置又は上記第2の位置に保持す
    る保持手段と、上記蓋体と上記回路基板との間に配されたスライダ板と
    を備え、 上記蓋体には上記覆板の上記第1の位置と上記第2の位
    置との間を移動可能とする透孔が形成され、上記覆板は
    上記透孔を介して上記スライダ板と連結されている 携帯
    型テープレコーダ装置。
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