JPH06111553A - 携帯型電子機器装置 - Google Patents

携帯型電子機器装置

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JPH06111553A
JPH06111553A JP4285250A JP28525092A JPH06111553A JP H06111553 A JPH06111553 A JP H06111553A JP 4285250 A JP4285250 A JP 4285250A JP 28525092 A JP28525092 A JP 28525092A JP H06111553 A JPH06111553 A JP H06111553A
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lid body
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JP4285250A
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Masahiko Kakizaki
昌彦 柿崎
Keisuke Tejima
啓介 手島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作釦により選択された操作モードが不用意
に切り換えられることを確実に防止するとともに、電源
の不要な消費を防止する。 【構成】 駆動部4,5,8,9が配設された機器本体
1と、この機器本体1に開閉自在に取付けられた蓋体3
とを備え、上記蓋体3の外方側主面に複数の操作釦1
3,14,15,36を配設するとともに、上記複数の
操作釦13,14,15,36を覆う第1の位置と上記
複数の操作釦を外方に臨まさせる第2の位置間に亘って
移動可能に覆板16を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型のカセット式のテ
ープレコーダやディスクプレーヤの如く携帯して利用さ
れる携帯型電子機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型電子機器装置として、テー
プカセットを記録媒体に用いるカセット式のテープレコ
ーダが用いられている。この種のテープレコーダには、
このテープレコーダの各種の操作モードを選択するため
の複数のモード選択釦が配設されている。これら操作モ
ード選択釦を設けたテープレコーダは、上記操作モード
選択釦1つを押圧操作することにより、押圧操作された
操作モード選択釦に対応する操作モード選択スイッチが
操作され、上記操作モード選択釦に対応する操作モード
が選択される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、専ら携帯し
て使用されるテープレコーダにあっては、カバンやポケ
ット等に収納させた状態で使用されることがある。この
ような状態で使用する場合、各操作モード選択釦が不用
意に押圧操作され、予期しない操作モードが選択されて
しまう。このように操作モード選択釦が不用意に押圧さ
れ、予期しない操作モードが選択されてしまうことを防
止するため、一旦選択された操作モードを維持するた
め、ホールドスイッチが設けられているテープレコーダ
も提案されている。しかし、このホールドスイッチは、
小型のレコーダ本体の一部に操作部を突出させて設けて
いるだけであるので、その操作状態を容易に確認するこ
とが極めて困難である。
【0004】また、小型の携帯型のテープレコーダ等の
電子機器装置にあっては、大容量の電源を内蔵させるこ
とが極めて困難であるので、不用意に操作モード選択釦
が押圧操作されて動作モードが選択されてしまうと、短
時間で電源を消耗させてしまい、希望する時に動作させ
ることができなくなってしまう。
【0005】そこで、本発明は、一旦操作された操作釦
により選択された操作モードが不用意に切り換えられる
ことを確実に防止するとともに、操作釦の不用意な押圧
操作を防止し、電源の不要な消費を防止可能となす携帯
型電子機器を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、操作釦の操作可能な状態
が否かを容易に判別可能な携帯型電子機器を提供するこ
とを目的とする。
【0007】さらに、本発明は、操作釦が配設された蓋
体側から機器本体の内部を確認可能となす携帯型電子機
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る携帯型電子
機器装置は、駆動部が配設された機器本体と、上記機器
本体に開閉自在に取付けられた蓋体とを備え、上記蓋体
の外方側主面に複数の操作釦を配設するとともに、上記
複数の操作釦を覆う第1の位置と上記複数の操作釦を外
方に臨まさせる第2の位置間に亘って移動可能に覆板を
設けたものである。
【0009】また、本発明に係る携帯型電子機器装置
は、上記蓋体に、この蓋体と機器本体との間に装着され
る記録媒体の少なくとも一部を透視させる窓部を設けた
ものである。
【0010】さらに、本発明に係る携帯型電子機器装置
は、上記窓部を、蓋体と機器本体との間に装着されるテ
ープカセットの磁気テープが巻回されるテープリールの
ハブ部の一部を臨ませる大きさに形成したものである。
【0011】さらにまた、本発明に係る携帯型電子機器
装置は、上記蓋体の内側面側にプリント回路基板を取付
けるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明に係る携帯型電子機器装置は、覆板を第
1の位置に移動させることにより、蓋体の外方側主面に
設けらた複数の操作釦が覆われて操作不能の状態とな
る。また、蓋体が第2の位置に移動されると上記複数の
操作釦が外方に臨み、所望の操作釦の押圧操作が可能な
状態となる。
【0013】また、蓋体を閉じた状態において、この蓋
体に設けた窓部を介して機器本体の内部が透視される。
【0014】さらにまた、蓋体に取付けられたプリント
回路基板により上記蓋体の強度が増強される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を携帯可能となされたカセット
式のテープレコーダに適用した例を挙げて説明する。本
発明が適用されたテープレコーダは、磁気テープを走行
操作させるテープ走行機構等の駆動部と備えたレコーダ
本体1と、このレコーダ本体1に回動可能に取付けら
れ、上記レコーダ本体1の上面側に構成されるカセット
装着部2を開閉する蓋体3とを備えてなる。
【0016】そして、レコーダ本体1の上面側に構成さ
れるカセット装着部2内には、このカセット装着部2に
装着されるテープカセットのテープリールに係合し、こ
のテープリールを回転操作する一対のリール駆動軸4,
5が突設されている。さらに、カセット装着部2内に
は、蓋体3側に取付けられるピンチローラ6,7と共働
して磁気テープを挾持し、この磁気テープを定速走行操
作する一対のキャプスタン軸8,9が突設されている。
上記リール駆動軸4,5及びキャプスタン軸8,9は、
レコーダ本体1内に配設される駆動モータにより回転駆
動される。
【0017】さらにまた、上記カセット装着部2内に
は、個々に装着されるテープカセットの装着位置を位置
決めする一対の位置決めピン10,10が植立されてい
る。
【0018】また、レコーダ本体1に回動可能に取付け
られる蓋体3は、レコーダ本体1の上面側に構成された
カセット装着部2の前面を覆うに足るレコーダ本体1の
平面に等しい大きさの方形をなす平板状に形成されてな
る。この蓋体3は、背面側に立ち下がり形成した背面壁
3a側が図示しない回動支軸に支持されることによりレ
コーダ本体1に可動可能に取付けられている。
【0019】そして、上記蓋体3のレコーダ本体1への
取付け部側である背面壁3aの内側面には、一対のピン
チローラ6,7及び記録再生用の磁気ヘッド11が取付
けられた磁気ヘッド支持ブロック12が配設されてい
る。
【0020】上記蓋体3の外方側主面には、図2に示す
ように、このテープレコーダの操作モードを選択する複
数の操作モード選択釦が配設されている。この操作モー
ド選択釦は、磁気テープの定速走行を選択する定速走行
モード選択釦13、ストップモード選択釦14、早送り
モード選択釦15及び巻戻しモード選択釦36とからな
る。これらモード選択釦13,14,15,36は、図
2に示すように、蓋体3の一端側の位置において、この
蓋体3の短辺方向に並列配置されている。
【0021】上記各モード選択釦13,14,15,3
6は、先端側が後述する覆板16がスライドする覆板ス
ライド凹部17と略面一となるようにして蓋体3に取付
けられいる。
【0022】そして、上記蓋体3の外方側主面には、こ
の蓋体3に配設された各モード選択釦13,14,1
5,36を覆う覆板16が配設されている。この覆板1
6は、図3に示す各モード選択釦13,14,15,3
6を覆う第1の位置と、これらモード選択釦13,1
4,15,36を外方に臨ませる図2に示す第2の位置
間に亘って移動可能となされて蓋体3に取付けられい
る。
【0023】上記覆板16は、蓋体3の外方側主面の各
モード選択釦13,14,15,36が配設された領域
を囲むように形成された覆板スライド凹部17内に配設
されてなるものであって、蓋体3に取付けられたとき、
この蓋体3の外方側主面と略面一となる厚さの薄板状に
形成されている。
【0024】ところで、覆板16は、蓋体3の内側面側
に配設されるスライダ板18にビス19により固定され
ることにより、上記スライダ板18と一体となって蓋体
3にスライド可能に取付けられる。すなわち、覆板16
は、スライダ板18と共同して蓋体3の主面部を挾持す
ることにより上記蓋体3に取付けられてなる。なお、覆
板16をスライダ板18に固定するビス19が挿通され
る蓋体3に穿設された透孔21は、少なくとも覆板16
の第1の位置から第2の位置に亘る移動を許容する長さ
をもって形成されている。
【0025】また、スライダ板18と蓋体3との間には
図示しないがトグルバネが取付けられ、覆板3が第1及
び第2の位置にそれぞれ移動された状態を保持するよう
にしている。さらに、上記スライダ板18の第1位置へ
の移動位置及び第2の位置への移動位置は、蓋体3の内
面側に突設された移動ガイド片22に形成した規制段部
により規制される。
【0026】上述のように蓋体3に取付けられた覆板1
6は、図3に示す第1の位置に移動されて各モード選択
釦13,14,15,36を覆うことにより、これらモ
ード選択釦13,14,15の操作を禁止し、このテー
プレコーダを所定の操作モードに保持し、図2に示す第
2の位置に移動されることにより、各モード選択釦1
3,14,15,36を外方に臨ませて所望の操作モー
ドの選択を可能となす。
【0027】さらに、蓋体3のモード選択釦13,1
4,15,36が配設された一端側と対向する他端側に
は、カセット装着部2に装着されてテープカセットの磁
気テープが巻回されるテープリール31の一部を透視さ
せる窓部23が設けられている。この窓部23は、上記
テープリールが係合する一方のリール駆動軸5の中心に
対し偏心した位置に設けられ、このリール駆動軸5に係
合されるテープリールの内周側のリールハブ32部分の
一部を透視させる大きさの楕円状に形成されている。こ
のようにリールハブ32の一部を透視させることによ
り、テープリールの回転状態、すなわち当該テープレコ
ーダが駆動状態にあるか否かの判別が極めて容易とな
る。
【0028】そして、蓋体3の内面側には、このテープ
レコーダによって再生される音声信号を送信し、あるい
はリモートコントロール装置からの制御信号の受信を行
う送受信部が構成されるプリント回路基板24が配設さ
れている。このプリント回路基板24は、蓋体3の内面
側に植立される支持ピン25に係合孔を係合させ固定ビ
スにより固定されて取付けられてなる。このプリント回
路基板24の上記各モード選択釦13,14,15,3
6に対応する位置にはこれらモード選択釦13,14,
15,36により切換え操作されるモード選択スイッチ
28が配設されている。
【0029】さらに、蓋体3の内面側には、上記プリン
ト回路基板24を覆って化粧板26がビス27により固
定されて取付けられている。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る携帯型電
子機器装置は、蓋体の外方側主面に複数の操作釦を配設
するとともに、上記複数の操作釦を覆う第1の位置と上
記複数の操作釦を外方に臨まさせる第2の位置間に亘っ
て移動可能に覆板を設けてなるので、覆板を複数の操作
釦を覆う第1の位置に移動させることにより、一旦操作
された操作釦の不用意な操作が禁止され、所望の操作モ
ードを確実に保持することができ、電源の不要な消費を
防止することができる。
【0031】また、蓋体に機器本体の内部を透視する窓
部を設けてなるので、機器の状態を容易に識別すること
ができる。特に、蓋体側に操作釦により選択された操作
モードを保持する覆板を設け、さらに機器本体の内部を
透視可能となす窓部を設けることにより、当該機器の操
作モードを迅速に判別し、所望する操作モードを容易に
選択することが可能となる。
【0032】さらに、蓋体にプリント回路基板を重ね合
わせるように取付けることにより、開閉操作される蓋体
の強度を上げることができ、耐久性のある携帯型電子機
器装置を構成できる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたカセット式テープレコーダ
を示す斜視図であって、蓋体を開放した状態を示す。
【図2】蓋体に設けた覆板をスライドさせて操作釦を外
方に臨ませた状態の平面図である。
【図3】覆板によって操作釦を覆った状態を示す平面図
である。
【図4】蓋体の縦断面図である。
【符号の説明】
1 レコーダ本体 3 蓋体 4,5 リール駆動軸 8,9 キャプスタン軸 13,14,15,36 モード選択釦 16 覆板 24 プリント回路基板 32 テープカセットのリールハブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部が配設された機器本体と、 上記機器本体に開閉自在に取付けられた蓋体とを備え、 上記蓋体の外方側主面に複数の操作釦を配設するととも
    に、上記複数の操作釦を覆う第1の位置と上記複数の操
    作釦を外方に臨まさせる第2の位置間に亘って移動可能
    に覆板を設けてなる携帯型電子機器装置。
  2. 【請求項2】 上記蓋体に、この蓋体と機器本体との間
    に装着される記録媒体の少なくとも一部を透視させる窓
    部を設けてなる請求項1記載の携帯型電子機器装置。
  3. 【請求項3】 上記窓部は、蓋体と機器本体との間に装
    着されるテープカセットの磁気テープが巻回されるテー
    プリールのハブ部の一部を臨ませる大きさに形成されて
    なる請求項2記載の携帯型電子機器装置。
  4. 【請求項4】 上記蓋体の内側面側にプリント回路基板
    が取付けられてなる請求項1記載の携帯型電子機器装
    置。
JP28525092A 1992-09-30 1992-09-30 携帯型テープレコーダ装置 Expired - Fee Related JP3495750B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8916970B2 (en) 2012-12-21 2014-12-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for welding gold-silicon eutectic chip, and transistor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8916970B2 (en) 2012-12-21 2014-12-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for welding gold-silicon eutectic chip, and transistor

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