JPH10187734A - データ処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置及び記憶媒体

Info

Publication number
JPH10187734A
JPH10187734A JP8346200A JP34620096A JPH10187734A JP H10187734 A JPH10187734 A JP H10187734A JP 8346200 A JP8346200 A JP 8346200A JP 34620096 A JP34620096 A JP 34620096A JP H10187734 A JPH10187734 A JP H10187734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
schedule
computer
information
executable program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8346200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3718936B2 (ja
Inventor
Masao Sanhongi
正雄 三本木
Minoru Taki
実 田木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP34620096A priority Critical patent/JP3718936B2/ja
Publication of JPH10187734A publication Critical patent/JPH10187734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718936B2 publication Critical patent/JP3718936B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、個人情報を管理する電子ツールに
おいてPIMソフトとしてのアプリケーションプログラ
ム間で個人情報のリンク関係を設定して、アプリケーシ
ョンプログラム間における個人情報の利用を容易にする
ことである。 【解決手段】 CPU2は、リンクモード処理におい
て、PIMアプリケーションにより各種データベースに
記憶された個人情報に対するユニークコード(リンクコ
ード)の設定とリンクデータタイトルの設定を行って、
この設定したユニークコードを当該個人情報が格納され
る記憶装置6内のデータベースに関連付けて格納し、当
該ユニークコードとリンクデータタイトルを記憶装置6
内のリンクデータメモリに格納する。そして、リンクデ
ータメモリに予め格納されたリンクデータタイトルが選
択されると、当該リンクデータタイトルに関連してリン
クデータメモリに格納されたユニークコードに基づい
て、各種データベースに格納された個人情報を読み出し
て表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置及
び記憶媒体に係り、詳細には、アプリケーション間のデ
ータリンクを設定するデータ処理装置及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、個人情報を管理する電子ツールと
して電子手帳やパームトップコンピュータ等の各種電子
機器が広く普及している。これらの電子機器では、個人
情報管理用のソフトウエアとしてPIM(Personal Inf
ormation Manager)ソフトを採用している。このPIM
ソフトでは、個人に関わる管理情報として住所録、スケ
ジュール、メモ帳等を所定の管理形態(五十音順、日付
順、入力時間順等)で管理するように、その各個人情報
に応じた入力環境及び情報処理環境を提供するためのア
プリケーションを個別に用意している。
【0003】すなわち、PIMソフトにおいては、住所
録データ及び住所録関連データを入力する住所録アプリ
ケーションプログラム、スケジュールデータ及びスケジ
ュール関連データを入力するスケジュールアプリケーシ
ョンプログラム、またメモデータをメモ帳形式で入力す
るメモ帳アプリケーションプログラム、といように目的
に応じて個別に個人情報を入力するように個別にアプリ
ケーションプログラムが用意されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の個人情報を管理する電子ツールにあってはP
IMソフトを採用し、このPIMソフトにあっては目的
に応じて個別に個人情報を入力するように個別にアプリ
ケーションプログラムが用意されていたため、そのアプ
リケーションプログラム間で共通あるいは利用関係が設
定された個人情報が有ったとしても、アプリケーション
プログラム間では個人情報のリンク間系を設定すること
が困難であるという問題があった。
【0005】すなわち、例えば、住所録プログラムにお
いて管理されている住所録データを、スケジュールプロ
グラムにおいて予定表に利用しようとした場合、その住
所録データを予定表上にコピーして活用するといった形
態では利用可能であるが、元の住所録データとコピー先
の予定表データとの間には、何等リンク関係は設定され
ていない。このため、予定表上に住所録データを利用す
る場合は、住所録アプリケーションプログラムを起動し
て住所録データを検索する等の操作手順が必須となり、
アプリケーションプログラム間で個人情報を利用する際
の操作に手間がかかるとともに、アプリケーションプロ
グラム間における個人情報の有効利用が行い難いという
問題があった。
【0006】本発明の課題は、個人情報を管理する電子
ツールにおいてPIMソフトとしてのアプリケーション
プログラム間で個人情報のリンク関係を設定して、アプ
リケーションプログラム間における個人情報の利用を容
易にするデータ処理装置及び記憶媒体を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
異なるアプリケーションに属する各種データを記憶する
データベースと、前記アプリケーションに属する任意の
データ同士の関連付けを設定する関連付け情報と、当該
データ同士の関連付けに対するタイトルを設定して管理
する関連情報管理手段と、前記関連付けされたデータの
タイトルを一覧表示する表示手段と、この一覧表示され
たタイトルが選択手段により選択されると、当該選択タ
イトルで関連付けられたデータを前記データベースから
検索して前記表示手段に表示する検索手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明のデータ処理装置
によれば、異なるアプリケーションに属する各種データ
をデータベースに記憶し、関連情報管理手段により、前
記アプリケーションに属する任意のデータ同士の関連付
けを設定する関連付け情報と、当該データ同士の関連付
けに対するタイトルを設定して管理し、前記関連付けさ
れたデータのタイトルを表示手段に一覧表示し、この一
覧表示されたタイトルが選択手段により選択されると、
検索手段により、当該選択タイトルで関連付けられたデ
ータが前記データベースから検索されて前記表示手段に
表示される。
【0009】請求項4記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、異な
るアプリケーションに属する各種データを記憶するため
のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、前記
アプリケーションに属する任意のデータ同士の関連付け
を設定する関連付け情報と、当該データ同士の関連付け
に対するタイトルを設定して管理するためのコンピュー
タが実行可能なプログラムコードと、前記関連付けされ
たデータのタイトルを一覧表示するためのコンピュータ
が実行可能なプログラムコードと、この一覧表示された
タイトルが選択されると、当該選択タイトルで関連付け
られたデータを前記データベースから検索して表示する
ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
を含むプログラムを格納したことを特徴としている。
【0010】したがって、携帯情報端末等のデータ処理
装置でこの記憶媒体に記憶されたプログラムを実行すれ
ば、PIMアプリケーション毎に個別に管理されていた
個人情報を簡単な操作手順で関連付けを設定することが
でき、PIMアプリケーション間で個人情報を利用する
ことが容易にできる。また、個人情報に関連付け情報と
関連付けタイトルを設定して、その関連付けタイトルの
選択を容易にしたことにより、PIMアプリケーション
起動中において関連付け関係を設定した個人情報の検索
を容易にすることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、各種データサービ
スを提供するセンター装置と通信媒体を介して接続され
る通信手段と、住所録データとスケジュールデータを記
憶するデータメモリと、処理対象データと処理コマンド
を入力する入力手段と、この入力手段から入力される処
理対象データと処理コマンドに基づいて前記通信手段に
より前記センター装置にデータサービスを要求し、この
要求に応じて当該センター装置から場所情報を取得する
情報取得手段と、この取得した場所情報が前記住所録デ
ータに登録されているか否かを判別する場所判別手段
と、この場所判別手段により場所情報が前記住所録デー
タに登録されていると判別された場合は、当該場所に行
く予定の前記スケジュールデータの有無を判別するスケ
ジュール判別手段と、このスケジュール判別手段により
当該場所に行く予定のスケジュールデータが有ると判別
された場合は、当該スケジュールデータに対して当該場
所へ行く旨の行動スケジュールを登録する登録手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0012】この請求項2記載の発明のデータ処理装置
によれば、各種データサービスを提供するセンター装置
と通信媒体を介して通信手段を接続し、住所録データと
スケジュールデータをデータメモリに記憶し、入力手段
から入力される処理対象データと処理コマンドに基づい
て前記通信手段により前記センター装置にデータサービ
スを要求し、この要求に応じて当該センター装置から場
所情報を情報取得手段により取得すると、この取得した
場所情報が前記住所録データに登録されているか否かを
場所判別手段により判別し、この場所情報が前記住所録
データに登録されていると判別された場合は、スケジュ
ール判別手段により当該場所に行く予定の前記スケジュ
ールデータの有無を判別し、当該場所に行く予定のスケ
ジュールデータが有ると判別された場合は、登録手段に
より当該スケジュールデータに対して当該場所へ行く旨
の行動スケジュールが登録される。
【0013】請求項5記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各種
データサービスを提供するセンター装置と通信媒体を介
して接続するためのコンピュータが実行可能なプログラ
ムコードと、住所録データとスケジュールデータを記憶
するためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
と、処理対象データと処理コマンドを入力するためのコ
ンピュータが実行可能なプログラムコードと、この入力
される処理対象データと処理コマンドに基づいて前記セ
ンター装置にデータサービスを要求し、この要求に応じ
て当該センター装置から場所情報を取得するためのコン
ピュータが実行可能なプログラムコードと、この取得し
た場所情報が前記住所録データに登録されているか否か
を判別するためのコンピュータが実行可能なプログラム
コードと、この場所判別処理により場所情報が前記住所
録データに登録されていると判別された場合は、当該場
所に行く予定の前記スケジュールデータの有無を判別す
るためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
と、このスケジュール判別処理により当該場所に行く予
定のスケジュールデータが有ると判別された場合は、当
該スケジュールデータに対して当該場所へ行く旨の行動
スケジュールを登録するためのコンピュータが実行可能
なプログラムコードと、を含むプログラムを格納したこ
とを特徴としている。
【0014】したがって、携帯情報端末等のデータ処理
装置がこの記憶媒体に記憶されたプログラムを実行すれ
ば、管理されていたスケジュールデータに対して、簡単
な操作手順でセンター装置にアクセスして行動に必要な
情報を検索して行動補助情報として活用することがで
き、そのスケジュールに基づく行動を補助するチケット
予約等の手続を自動的に行って、ユーザーのスケジュー
ル調整を容易にしている。
【0015】請求項3記載の発明は、各種データサービ
スを提供するセンター装置と通信媒体を介して接続され
る通信手段と、住所録データとスケジュールデータを記
憶するデータメモリと、処理対象データと処理コマンド
を入力する入力手段と、この入力手段から入力される処
理対象データと処理コマンドに基づいて前記通信手段に
より前記センター装置にデータサービスを要求し、この
要求に応じて当該センター装置から時間情報と場所情報
を取得する情報取得手段と、この取得した時間情報が前
記スケジュールデータと重複するか否かを判別するとと
もに、取得した場所情報が前記住所録データに登録され
ているか否かを判別する判別手段と、この判別手段によ
りスケジュールが重複せず、場所情報が登録されている
と判別された場合は、前記取得した時間情報と場所情報
を報知する報知手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0016】この請求項3記載の発明のデータ処理装置
によれば、各種データサービスを提供するセンター装置
と通信媒体を介して通信手段を接続し、住所録データと
スケジュールデータをデータメモリに記憶し、入力手段
から入力される処理対象データと処理コマンドに基づい
て前記通信手段により前記センター装置にデータサービ
スを要求し、この要求に応じて当該センター装置から時
間情報と場所情報を情報取得手段により取得すると、判
別手段により、この取得した時間情報が前記スケジュー
ルデータと重複するか否かを判別するとともに、取得し
た場所情報が前記住所録データに登録されているか否か
を判別し、この判別手段によりスケジュールが重複せ
ず、場所情報が登録されていると判別された場合は、報
知手段により前記取得した時間情報と場所情報を報知す
る。
【0017】請求項6記載の発明は、コンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、各種
データサービスを提供するセンター装置と通信媒体を介
して接続するためのコンピュータが実行可能なプログラ
ムコードと、住所録データとスケジュールデータを記憶
するためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
と、処理対象データと処理コマンドを入力するためのコ
ンピュータが実行可能なプログラムコードと、この入力
される処理対象データと処理コマンドに基づいて前記セ
ンター装置にデータサービスを要求し、この要求に応じ
て当該センター装置から時間情報と場所情報を取得する
ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、
この取得した時間情報が前記スケジュールデータと重複
するか否かを判別するとともに、取得した場所情報が前
記住所録データに登録されているか否かを判別するため
のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、この
判別処理によりスケジュールが重複せず、場所情報が登
録されていると判別された場合は、前記取得した時間情
報と場所情報を報知するためのコンピュータが実行可能
なプログラムコードと、を含むプログラムを格納したこ
とを特徴としている。
【0018】したがって、データ処理装置がこの記憶媒
体のプログラムを実行すれば、に格納されたスケジュー
ルデータベースには、センター装置で検索された検索結
果が報知された後、ユーザーの要望に応じて検索結果が
登録されるとともに、その検索結果を登録する際にはス
ケジュールの重複が考慮されるため、スケジュールの変
更を容易にし、スケジュールに検索結果を有効に利用す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1〜図3は、本発
明を適用した第1の実施の形態の携帯情報端末1を示す
図である。
【0021】まず、構成を説明する。
【0022】図1は、本第1の実施の形態の携帯情報端
末1の要部構成を示すブロック図である。この図1にお
いて、携帯情報端末1は、CPU2、入力部3、RAM
4、表示部5及び記憶装置6により構成されており、各
部はバス8に接続されている。
【0023】CPU(Central Processing Unit )2
は、入力部3から入力されるキー入力指示により選択さ
れたPIMソフトとしてのアプリケーションプログラム
(以下、PIMアプリケーションという)を記憶装置6
から読み出してRAM4に展開し、このRAM4に展開
したPIMアプリケーションプログラムに基づいて個人
情報(住所録データ、スケジュールデータ等)の入力処
理及び入力された個人情報を記憶装置6に格納された対
応するデータベースへの登録処理等を実行する。
【0024】また、CPU2は、入力部3のキー入力に
おいてリンクモードキーが操作されると後述するリンク
モード処理を実行し、PIMアプリケーションにより各
種データベースに記憶された個人情報に対するユニーク
コード(リンクコード)の設定とリンクデータタイトル
の設定を促す処理を行って、その設定指示に従って当該
個人情報にユニークコード及びリンクデータタイトルを
設定し、この設定したユニークコードを当該個人情報が
格納される記憶装置6内のデータベースに関連付けて格
納するとともに、当該ユニークコードとリンクデータタ
イトルを記憶装置6内のリンクデータメモリに格納す
る。
【0025】さらに、CPU2は、リンクモード処理に
おいて、リンクデータメモリに予め格納されたリンクデ
ータタイトルが選択された場合は、当該リンクデータタ
イトルに関連してリンクデータメモリに格納されたユニ
ークコードに基づいて、各種データベースに格納された
個人情報を読み出して表示することにより、ユニークコ
ードを利用してPIMアプリケーション毎に登録された
個人情報にリンク関係を設定して、PIMアプリケーシ
ョン間での個人情報の有効利用を可能としている。
【0026】入力部3は、カーソルキー、数字入力キ
ー、各種機能キー、リンクモードキー及びリンクキー等
を備え、押下されたキーの押下信号をCPU2に出力す
る。
【0027】RAM(Random Accesss Memory )4は、
CPU2により処理される各種PIMアプリケーション
プログラムやその個人情報に係るデータを一時的に格納
するメモリエリアを形成する。
【0028】表示部5は、液晶パネル等により構成さ
れ、CPU2から入力される表示データ(PIMアプリ
ケーションプログラムに応じた入力画面や入力されたデ
ータ等)を表示する。
【0029】記憶装置6は、プログラムやデータ等か予
め記憶されている記憶媒体7を有しており、この記憶媒
体7は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体7は記憶装置6に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体7には上記各種PIMアプリケーショ
ンプログラム(住所録プログラム、スケジュールプログ
ラム等)、リンクモード処理プログラム及び各処理プロ
グラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0030】また、この記憶媒体7に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0031】また、記憶装置6は、PIMアプリケーシ
ョンプログラムに必要なメモリ領域として各種データベ
ースとして図2(a)、(b)に示す住所録データベー
スとスケジュールデータベースを有し、後述するリンク
モード処理おいて利用される図2(c)に示すリンクデ
ータメモリを有する。図2(a)の住所録データベース
には、店舗や映画館等の名称と、その住所及び電話番号
を関連付けて格納するとともに、その住所録データ毎に
リンクキー処理に際して設定されるユニークコードを格
納するようにしている。同図(b)のスケジュールデー
タベースには、日付、時間帯、場所及び行動内容を関連
付けて格納するとともに、そのスケジュールデータ毎に
リンクキー処理に際して設定されるユニークコードを格
納するようにしている。同図(c)のリンクデータメモ
リには、上記CPU2により実行されるリンクモード処
理において個人情報に設定されたユニークコードを、そ
のリンクデータタイトルと関連付けて格納するようにし
ている。
【0032】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0033】本第1の実施の形態の携帯情報端末1によ
り実行されるリンクモード処理について図3に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0034】このフローチャートに記載した各機能を実
現するプログラムはCPU2が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で上記記憶媒体7に記憶されている。
【0035】この図3に示すリンクモード処理は、入力
部3におけるリンクモードのキー操作を監視することに
より実行開始の有無が判別されるため、まず、入力部3
におけるリンクモードキーの押下の有無をチェックする
(ステップS1)。ユーザーによりリンクモードキーが
押下されると、次いで、現在の状態が、データリンクを
行うPIMアプリケーション(住所録アプリケーショ
ン、スケジュールアプリケーション)が選択され、何ら
かのデータが表示部5に表示されているか判断する(ス
テップS2)。
【0036】表示部5にデータリンクされる個人情報
(例えば住所録データの「AAA本店」)が表示されて
いる場合は、Yesに進み,入力部3においてリンクー
キーが押下されるかをチェックする(ステップS3)。
リンクキーが押下されると、その個人情報にユニークコ
ードが設定されているか否かを、当該個人情報が格納さ
れた図2の(a)の住所録データベースあるいは図2
(b)のスケジュールデータベースを検索して判別する
(ステップS4)。
【0037】その検索の結果、その個人情報にユニーク
コードが設定されていない場合は、その個人情報に新た
なユニークコードを設定する(ステップS5)。「AA
A本店」にユニークコードが付いてないとしたら「00
01」のように付け、既に付いていればそのままステッ
プS6に移行する。そしてステップS6では、リンクデ
ータメモリに記憶されているタイトルデータを一覧表示
する。第2図(c)のように「我が輩は猫である」と
「面接」というタイトルが記憶されていたとすると(ま
だ何のリンクも張っていない状態とする)、これらのタ
イトルが一覧表示され、ユーザは「AAA本店」に関連
付けるタイトルを選択することができる。ここで「我が
輩は猫である」を選択すると、リンクデータメモリの
「我が輩は猫である」に「AAA本店」のユニークコー
ド「0001」が付加されることになる(ステップS
9)。
【0038】一方リンクデータタイトル入力画面におい
てユーザーにより「新規」のデータを入力することもで
きる(ステップS7→S8)。この場合は、新たなタイ
トルが入力されリンクデータに追加され(ステップS
8)、その対応するエリアに「AAA本店」のユニーク
コード「0001」が付加されることになる(ステップ
S9)。
【0039】図2(c)は最終的に「我が輩は猫であ
る」というタイトルに対して「AAA本店」と「10/
3のスケジュール」のリンク情報が記憶され、「面接」
というタイトルに対して「CCC理容室」のリンク情報
が記憶された状態を示している。
【0040】また、ステップS2において、PIMアプ
リケーションが起動されず、データが表示されていない
状態が判断された場合は、リンクデータメモリに記憶さ
れているタイトルを「選択」するための入力画面を表示
部5に表示する(ステップS10)。そして、表示され
たタイトルの中から1つのタイトルが選択されると(ス
テップS11)、この選択されたタイトルが格納された
リンクデータメモリ内のユニークコードをRAM4に読
み出す(ステップS12)。次に、この読み出したユニ
ークコードが設定された住所録データを住所録データベ
ースから読み出し、あるいは読み出したユニークコード
が設定されたスケジュールデータをスケジュールデータ
ベースから読み出して表示部5に表示する(ステップS
13)。
【0041】すなわち、「我が輩は猫である」が選択さ
れると、住所録データにユニークコード「0001」が
設定されているため、対応する住所録データが読み出さ
れ表示部5に表示され、また同時に、スケジュールデー
タベースでは2行目のスケジュールデータにユニークコ
ード「0002」が設定されているため、そのユニーク
コード「0002」に対応するスケジュールデータが読
み出され表示部5に表示される。
【0042】以上のように、本第1の実施の形態の携帯
情報端末1では、リンクモード処理機能を有し、このリ
ンクモード処理機能を利用するために記憶装置6内にリ
ンクデータメモリを格納し、このリンクデータメモリに
は各タイトルに対して、PIMアプリケーションで登録
された各種個人情報(住所録データ、スケジュールデー
タ)に設定されたユニークコードが関連付けられて格納
される。つまり、リンクモード処理に際しては、PIM
アプリケーションを起動してリンクする個人情報が表示
されている場合は、タイトルを新規入力あるいは選択す
ることにより、その個人情報に対してユニークコードが
自動的に設定されて当該PIMアプリケーションに対応
するデータベースに格納されるとともに、そのユニーク
コードと入力/選択されたリンクデータタイトルととも
にリンクデータメモリに格納される。
【0043】さらに、リンクモード処理では、リンクデ
ータタイトル選択画面でタイトルを選択すると、その選
択されたリンクデータタイトルに設定されたユニークコ
ードから関連付けられた個人情報(住所録データ、スケ
ジュールデータ)が対応するデータベース(住所録デー
タベース、スケジュールデータベース)から読み出され
て表示される。
【0044】したがって、従来はPIMアプリケーショ
ン毎に個別に管理されていた個人情報を簡単な操作手順
でリンク関係を設定することができ、PIMアプリケー
ション間で個人情報を利用することが容易にできる。ま
た、個人情報にユニークコードとリンクデータタイトル
から構成されるリンク情報を設定して、そのリンクデー
タタイトルの呼び出しを容易にしたことにより、PIM
アプリケーション起動中においてリンク関係を設定した
個人情報の検索を容易にすることができる。
【0045】(第2の実施の形態)図4〜図11は、本
発明を適用した第2の実施の形態の携帯情報端末10を
示す図である。
【0046】まず、構成を説明する。
【0047】図4は、本第2の実施の形態の携帯情報端
末10の要部構成を示すブロック図である。この図4に
おいて、携帯情報端末10は、CPU11、通信ユニッ
ト12、入力部13、表示部14、記憶装置15、RA
M17及びI/F部18により構成されており、各部は
バス19に接続されている。
【0048】CPU11は、入力部13から入力される
キー入力指示により選択されたPIMアプリケーション
を記憶装置15から読み出してRAM17に展開し、こ
のRAM17に展開したPIMアプリケーションプログ
ラムに基づいて個人情報(住所録データ、スケジュール
データ等)の入力処理及び入力された個人情報を記憶装
置6に格納された対応するデータベースへの登録処理等
を実行する。
【0049】また、CPU2は、入力部13のキー入力
においてアシスタント機能を実行させるコマンド入力と
して「購入」キーあるいは「調査」キーが操作される
と、後述するアシスタント機能処理を開始し、入力され
たコマンドを判断し、記憶装置15内の便利帳に格納さ
れた対象データ及び分類データに基づいて、個人の行動
を補助する内容(例えば、購入予定の本が置かれた書店
の調査、所望の映画の上映予定映画館の調査等)の検索
処理を、通信ユニット12により後述するサービスセン
ター20に依頼し、その検索結果をサービスセンター2
0から通信ユニット12により受信して表示部14に表
示した後、ユーザーの要求に応じて購入依頼や予約依頼
等の処理を自動的に実行する。
【0050】通信ユニット12は、CPU11により実
行されるアシスタント機能処理において、CPU11の
制御によりサービスセンター20との間で各種コマンド
や検索データ等を所定の通信プロトコルに基づいて無線
信号をアンテナ12aにより送・受信する通信機能を有
する。また、通信ユニット12は、後述するアシスタン
ト実行処理に際して、本の予約等を実行する場合は書店
に発呼して予約する旨のメッセージを送信する通信機能
等も有する。
【0051】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ー、各種機能キー、アシスタントモードキー及び「購
入」、「調査」等のコマンドキー等を備え、押下された
キーの押下信号をCPU11に出力する。
【0052】表示部14は、液晶パネル等により構成さ
れ、CPU11から入力される表示データ(PIMアプ
リケーションプログラムに応じた入力画面や入力された
データ等)を表示する。
【0053】記憶装置15は、プログラムやデータ等か
予め記憶されている記憶媒体16を有しており、この記
憶媒体16は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体16は記憶装置
15に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体16には上記各種PIMア
プリケーションプログラム(住所録プログラム、スケジ
ュールプログラム等)、アシスタント機能処理プログラ
ム及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶す
る。
【0054】また、この記憶媒体16に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体16に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0055】また、記憶装置15は、PIMアプリケー
ションプログラムに必要なメモリ領域として各種データ
ベースとして図5(a)、(b)に示す住所録データベ
ースとスケジュールデータベースを有し、後述するアシ
スタント機能処理おいて利用される図5(c)に示す便
利帳メモリを有する。図5(a)の住所録データベース
には、店舗や映画館等の名称と、その住所及び電話番号
を関連付けて格納し、同図(b)のスケジュールデータ
ベースには、日付、時間帯、場所及び行動内容を関連付
けて格納している。同図(c)の便利帳メモリには、上
記CPU11により実行されるアシスタント機能処理に
おいて処理される対象データと、分類データと、コマン
ドデータとを、関連付けて格納するようにしている。
【0056】RAM17は、CPU11により処理され
る各種PIMアプリケーションプログラムやその個人情
報に係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
する。
【0057】I/F部18は、図示しない外部のコンピ
ュータシステム等と有線により接続する接続機能と、P
IMアプリケーションの処理により記憶装置15に登録
された各種個人情報等を図示しない外部のコンピュータ
システムに送信したり、また外部のコンピュータシステ
ムから個人情報の関連情報を受信したりする際に、その
外部のコンピュータシステムとの間でデータの授受を行
うデータ授受機能と、を有する。
【0058】次に、サービスセンター20の要部構成を
図6に示すブロック図に基づいて説明する。この図6の
サービスセンター20では、本のサービスセンター機能
や映画のサービスセンター機能等を有する。
【0059】通信ユニット21は、上記図4に示した携
帯情報端末10との間で上記アシスタント機能処理に伴
う各種コマンドや検索データ等を所定の通信プロトコル
に基づいて無線信号をアンテナ21aにより送・受信す
る通信機能を有し、受信した各種コマンドを情報検索装
置22に出力し、情報検索装置22から入力される検索
データを情報携帯端末10に送信する。
【0060】情報検索装置22は、通信ユニット21か
ら入力される各種コマンド(すなわち、上記「購入」、
「調査」等のコマンド)に基づいて携帯情報端末10が
所望するデータをデータベース22から検索し、その検
索データを通信ユニット21に出力する。
【0061】データベース23は、本のサービスセンタ
ー機能や映画のサービスセンター機能を実現するため、
本の在庫情報及び予約情報をデータベース化して書店デ
ータベースとして格納するとともに、映画館の情報(例
えば、上映中あるいは上映予定の映画タイトル、上映期
間、上映時間等)及び予約情報をデータベース化して映
画館データベースとして格納する。そして、データベー
ス23は、その各データベースに格納された書店情報や
映画館情報が情報検索装置22により検索されて読み出
される。
【0062】次に、本第2の実施の形態の動作を説明す
る。
【0063】本第2の実施の形態の携帯情報端末10に
より実行されるアシスタント機能処理について図7に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0064】このフローチャートに記載した各機能を実
現するプログラムはCPU11が読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で上記記憶媒体16に記憶されてい
る。
【0065】この図7に示すアシスタント機能処理は、
入力部13におけるアシスタントモードのキー操作を監
視することにより実行開始の有無が判別されるため、ま
ず、入力部13におけるアシスタントモードキーの押下
の有無をチェックする(ステップS21)。ユーザーに
よりアシスタントモードキーが押下されると、図8に示
す便利帳入力モード画面を表示部14に表示し、その便
利帳入力モード画面においてコマンド入力の有無をチェ
ックする(ステップS22)。
【0066】便利帳入力モード画面においてコマンドが
入力されると、続いて図8の便利帳入力モード画面にお
いて処理対象データの入力及び分類データ(例えば、ホ
テル、レストラン、書籍・CD、映画、交通等)の選択
が行われて、記憶装置15内の図5(c)に示した便利
帳メモリに処理すべきデータが格納されたか否かを確認
する(ステップS23)。処理対象データ及び分類デー
タの便利帳メモリへの格納を確認すると、ステップS2
2で入力されたコマンドを判断する(ステップS2
4)。図8の便利帳入力モード画面では、コマンドとし
て予め「購入」と「調査」が用意されているため、入力
コマンドは「購入」か「調査」かが判断される。次い
で、ステップS23で選択された分類の内容を判断する
(ステップS25)。図8の便利帳入力モード画面で
は、分類データとして予め「ホテル、レストラン、書籍
・CD、映画、交通」が用意されているため、この分類
データの中で選択された分類データの内容が判断され
る。
【0067】そして、この分類データの判断を終了する
と、判断したコマンド及び分類データに基づいてアシス
タント実行処理が開始される。このアシスタント実行処
理について図9及び図10に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0068】図9に示すフローチャートは、コマンドが
「購入」で、分類が「書籍・CD」の場合に実行される
アシスタント実行処理を示している。
【0069】図9においてアシスタント実行処理を開始
すると、まず、分類「書籍・CD」に基づいて記憶装置
15内の便利帳メモリに格納されている書籍のタイトル
(対象データ)を読み出す(ステップS31)。図5
(c)に示した便利帳メモリでは、「分類:書籍」に対
応して「対象(タイトル):我が輩は猫である」が格納
されているため、この「対象(タイトル):我が輩は猫
である」が処理対象データとして読み出される。次い
で、この便利帳メモリから読み出した書籍タイトル「我
が輩は猫である」が置かれている書店の候補の検索依頼
信号を通信ユニット12からサービスセンター20に送
信する(ステップS32)。
【0070】この携帯情報端末10からの「我が輩は猫
である」が置かれている書店の候補の検索依頼信号を通
信ユニット21により受信したサービスセンター20で
は、情報検索装置22が受信した「我が輩は猫である」
が置かれている書店の候補の検索依頼に基づいてデータ
ベース23内の本の在庫情報や予約情報等を格納した書
店データベースを検索し、そのデータベース23から検
索した候補書店データとして、例えば、その候補書店の
「書店名」等の候補書店情報を通信ユニット21により
携帯情報端末10に対して送信する。
【0071】そして、携帯情報端末10は、サービスセ
ンター20から送信される候補書店情報の通信ユニット
12における受信の有無をチェックし(ステップS3
3)、サービスセンター20から送信される候補書店情
報が通信ユニット12により受信されると、その受信し
た候補書店情報により取得した候補書店の「書店名」の
住所が記憶装置15内の図5(a)に示した住所録デー
タベースに登録されているか否かをチェックする(ステ
ップS34、S35)。その書店の住所が登録済みでな
い場合は、ステップS41に移行して、その書店が何処
にあるかのコメントを作成して表示部14に表示して、
その書店の住所データの入力を促して、本アシスタント
実行処理を終了する。また、その書店の住所が登録済み
である場合は、通信ユニット12により当該書店に発呼
して「我が輩は猫である」を予約する旨のメッセージを
送信する(ステップS36)。
【0072】次いで、記憶装置15内の図5(b)に示
したスケジュールデータベースを調べて(ステップS3
7)、その書店に近く行く予定があるか否かをチェック
する(ステップS38)。その書店に近く行く予定がな
い場合は、ステップS42に移行して、「我が輩は猫で
ある」の予約を済ませたので、その書店へ行く旨のメッ
セージを作成して表示部14に表示して、その書店へ行
くように促して、本アシスタント実行処理を終了する。
また、その書店に近く行く予定がある場合は、「我が輩
は猫である」の予約を済ませた旨を図11に示すように
便利帳結果出力画面として表示部14に表示するととも
に、その予約内容をスケジュールデータとして取り込ん
で(ステップS39)、本アシスタント実行処理を終了
する。
【0073】また、ステップS33において、サービス
センター20から送信される候補書店情報が通信ユニッ
ト12により受信されないと、すなわち、候補書店が見
つからないと、候補書店が見つからない旨のメッセージ
を作成して表示部14に表示して(ステップS40)、
本アシスタント実行処理を終了する。
【0074】次いで、図10に示すフローチャートは、
コマンドが「調査」で、分類が「映画」の場合に実行さ
れるアシスタント実行処理を示している。
【0075】図10においてアシスタント実行処理を開
始すると、まず、分類「映画」に基づいて記憶装置15
内の便利帳メモリに格納されている映画のタイトル(対
象データ)を読み出す(ステップS51)。図5(c)
に示した便利帳メモリでは、「分類:映画」に対応して
「対象(タイトル):風と共に去りぬ」が格納されてい
るため、この「対象(タイトル):風と共に去りぬ」が
処理対象データとして読み出される。次いで、この便利
帳メモリから読み出した映画タイトル「風と共に去り
ぬ」を上映中あるいは上映予定の映画館の候補の検索依
頼信号を通信ユニット12からサービスセンター20に
送信する(ステップS52)。
【0076】この携帯情報端末10からの「風と共に去
りぬ」を上映中あるいは上映予定の映画館の候補の検索
依頼信号を通信ユニット21により受信したサービスセ
ンター20では、情報検索装置22が受信した「風と共
に去りぬ」を上映中あるいは上映予定の映画館の候補の
検索依頼に基づいてデータベース23内の映画館の情報
(例えば、上映中あるいは上映予定の映画タイトル、上
映期間、上映時間等)及び予約情報等を格納した映画館
データベースを検索し、そのデータベース23から検索
した候補映画館データとして、例えば、その候補映画館
の「映画館名」、「上映期間」、「上映時間」等の候補
映画館情報を通信ユニット21により携帯情報端末10
に対して送信する。
【0077】そして、携帯情報端末10は、サービスセ
ンター20から送信される候補映画館情報の通信ユニッ
ト12における受信の有無をチェックし(ステップS5
3)、サービスセンター20から送信される候補映画館
情報が通信ユニット12により受信されると、その受信
した候補映画館情報により取得した候補映画館の「上映
時間」が、記憶装置15内の図5(b)に示したスケジ
ュールデータベースに登録されているスケジュールと重
ならないか否かをチェックする(ステップS54)。ま
た、取得した候補映画館の住所が記憶装置15内の図5
(a)に示した住所録データベースに登録されているこ
とを確認する(ステップS55)。
【0078】そして、サービスセンター20から取得し
た検索結果、すなわち映画館情報である「映画館名」、
「上映期間」、「上映時間」をまとめて図11に示すよ
うに便利帳結果出力画面として表示部14に表示する
(ステップS56)。この図11に示す便利帳結果出力
画面では、「風と共に去りぬ」がEEE映画館で上映予
定であり、「12/1」に見に行くことをスケジュール
に入れて良いかをユーザーに問い合わす表示を行ってい
る。ここで、便利帳結果出力画面に表示した「YES」
キーが押下されると、通信ユニット12によりEEE映
画館に発呼して「風と共に去りぬ」の「12/1」のチ
ケットを予約する旨のメッセージを送信し、EEE映画
館で上映予定の「風と共に去りぬ」を「12/1」に見
に行くことをスケジュールデータベースに登録して(ス
テップS57)、本アシスタント実行処理を終了する。
【0079】また、ステップS53において、サービス
センター20から送信される候補映画館情報が通信ユニ
ット12により受信されないと、すなわち、候補映画館
が見つからないと、候補映画館が見つからない旨のメッ
セージを作成して表示部14に表示して(ステップS5
8)、本アシスタント実行処理を終了する。
【0080】以上のように、本第2の実施の形態の携帯
情報端末10では、アシスタント処理機能を有し、この
アシスタント処理機能を利用するために記憶装置6内に
便利帳メモリを格納し、この便利帳メモリには処理対象
データ、分類データ(検索分類)、コマンドデータ(ア
シスタント処理の実行内容)をユーザーの指定により任
意に格納する。
【0081】そして、アシスタント実行処理に際して
は、便利帳メモリに登録された処理対象データ、分類デ
ータ、コマンドデータから指定される内容に従って、サ
ービスセンター20に検索依頼信号が送信され、このサ
ービスセンター20から検索結果を取得すると、その検
索結果を住所録データベースあるいはスケジュールデー
タベースと照らし合わせてユーザーの行動を補助するメ
ッセージが作成されて表示部14に表示される。さら
に、このアシスタント実行処理では、メッセージに対す
るユーザーの指示に応じてスケジュールの作成や書籍購
入の予約、あるいは映画チケットの予約等が検索された
候補書店あるいは候補映画館に対して自動的に行われ
る。
【0082】したがって、携帯情報端末10内で管理さ
れていたスケジュールデータに対して、簡単な操作手順
でサービスセンター20にアクセスして行動に必要な情
報を検索して行動補助情報として活用することができ、
そのスケジュールに基づく行動を補助するチケット予約
等の手続を自動的に行って、ユーザーのスケジュール調
整を容易にしている。また、携帯情報端末10内に格納
されたスケジュールデータベースには、サービスセンタ
ー20で検索された検索結果が報知された後、ユーザー
の要望に応じて検索結果が登録されるとともに、その検
索結果を登録する際にはスケジュールの重複が考慮され
るため、スケジュールの変更を容易にし、スケジュール
に検索結果を有効に利用することができる。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明のデータ処理装置及
び請求項5記載の発明の記憶媒体によれば、携帯情報端
末等のデータ処理装置では、PIMアプリケーション毎
に個別に管理されていた個人情報を簡単な操作手順で関
連付けを設定することができ、PIMアプリケーション
間で個人情報を利用することが容易にできる。また、個
人情報に関連付け情報と関連付けタイトルを設定して、
その関連付けタイトルの選択を容易にしたことにより、
PIMアプリケーション起動中において関連付け関係を
設定した個人情報の検索を容易にすることができる。
【0084】請求項2記載の発明のデータ処理装置及び
請求項4記載の発明の記憶媒体によれば、携帯情報端末
等のデータ処理装置内で管理されていたスケジュールデ
ータに対して、簡単な操作手順でセンター装置にアクセ
スして行動に必要な情報を検索して行動補助情報として
活用することができ、そのスケジュールに基づく行動を
補助するチケット予約等の手続を自動的に行って、ユー
ザーのスケジュール調整を容易にしている。
【0085】請求項3記載の発明のデータ処理装置及び
請求項6記載の発明の記憶媒体によれば、データ処理装
置内に格納されたスケジュールデータベースには、セン
ター装置で検索された検索結果が報知された後、ユーザ
ーの要望に応じて検索結果が登録されるとともに、その
検索結果を登録する際にはスケジュールの重複が考慮さ
れるため、スケジュールの変更を容易にし、スケジュー
ルに検索結果を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置及び記憶媒体を適用し
た第1の実施の形態の携帯情報端末1の要部構成を示す
ブロック図。
【図2】図1の記憶装置6内に格納される住所録データ
ベース(同図(a))、スケジュールデータベース(同
図(b))、リンクデータメモリ(同図(c))の各メ
モリ構成を示す図。
【図3】図1の携帯情報端末1により実行されるリンク
キー処理のフローチャート。
【図4】本発明のデータ処理装置及び記憶媒体を適用し
た第2の実施の形態の携帯情報端末10の要部構成を示
すブロック図。
【図5】図4の記憶装置15内に格納される住所録デー
タベース(同図(a))、スケジュールデータベース
(同図(b))、便利帳メモリ(同図(c))の各メモ
リ構成を示す図。
【図6】本第2の実施の形態のサービスセンター20の
要部構成を示すブロック図。
【図7】図4の携帯情報端末10により実行されるアシ
スタント機能処理のフローチャート。
【図8】図7のアシスタント機能処理において図4の表
示部14に表示される便利帳入力モード画面を示す図。
【図9】図7のアシスタント機能処理の後に実行される
アシスタント実行処理のフローチャート。
【図10】図7のアシスタント機能処理の後に実行され
るアシスタント実行処理のフローチャート。
【図11】図9及び図10の各アシスタント処理実行後
に図4の表示部14に表示される便利帳検索結果の一例
を示す図。
【符号の説明】
1、10 携帯情報端末 2、11 CPU 3、13 入力部 4、17 RAM 5、14 表紙部 6、15 記憶装置 7、16 記憶媒体 8、16 バス 12、21 通信ユニット 18 I/F部 20 サービスセンター 22 情報検索装置 23 データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるアプリケーションに属する各種デー
    タを記憶するデータベースと、 前記アプリケーションに属する任意のデータ同士の関連
    付けを設定する関連付け情報と、当該データ同士の関連
    付けに対するタイトルを設定して管理する関連情報管理
    手段と、 前記関連付けされたデータのタイトルを一覧表示する表
    示手段と、 この一覧表示されたタイトルが選択手段により選択され
    ると、当該選択タイトルで関連付けられたデータを前記
    データベースから検索して前記表示手段に表示する検索
    手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】各種データサービスを提供するセンター装
    置と通信媒体を介して接続される通信手段と、 住所録データとスケジュールデータを記憶するデータメ
    モリと、 処理対象データと処理コマンドを入力する入力手段と、 この入力手段から入力される処理対象データと処理コマ
    ンドに基づいて前記通信手段により前記センター装置に
    データサービスを要求し、この要求に応じて当該センタ
    ー装置から場所情報を取得する情報取得手段と、 この取得した場所情報が前記住所録データに登録されて
    いるか否かを判別する場所判別手段と、 この場所判別手段により場所情報が前記住所録データに
    登録されていると判別された場合は、当該場所に行く予
    定の前記スケジュールデータの有無を判別するスケジュ
    ール判別手段と、 このスケジュール判別手段により当該場所に行く予定の
    スケジュールデータが有ると判別された場合は、当該ス
    ケジュールデータに対して当該場所へ行く旨の行動スケ
    ジュールを登録する登録手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】各種データサービスを提供するセンター装
    置と通信媒体を介して接続される通信手段と、 住所録データとスケジュールデータを記憶するデータメ
    モリと、 処理対象データと処理コマンドを入力する入力手段と、 この入力手段から入力される処理対象データと処理コマ
    ンドに基づいて前記通信手段により前記センター装置に
    データサービスを要求し、この要求に応じて当該センタ
    ー装置から時間情報と場所情報を取得する情報取得手段
    と、 この取得した時間情報が前記スケジュールデータと重複
    するか否かを判別するとともに、取得した場所情報が前
    記住所録データに登録されているか否かを判別する判別
    手段と、 この判別手段によりスケジュールが重複せず、場所情報
    が登録されていると判別された場合は、前記取得した時
    間情報と場所情報を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 異なるアプリケーションに属する各種データを記憶する
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記アプリケーションに属する任意のデータ同士の関連
    付けを設定する関連付け情報と、当該データ同士の関連
    付けに対するタイトルを設定して管理するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 前記関連付けされたデータのタイトルを一覧表示するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この一覧表示されたタイトルが選択されると、当該選択
    タイトルで関連付けられたデータを前記データベースか
    ら検索して表示するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 各種データサービスを提供するセンター装置と通信媒体
    を介して接続するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 住所録データとスケジュールデータを記憶するためのコ
    ンピュータが実行可能なプログラムコードと、 処理対象データと処理コマンドを入力するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 この入力される処理対象データと処理コマンドに基づい
    て前記センター装置にデータサービスを要求し、この要
    求に応じて当該センター装置から場所情報を取得するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この取得した場所情報が前記住所録データに登録されて
    いるか否かを判別するためのコンピュータが実行可能な
    プログラムコードと、 この場所判別処理により場所情報が前記住所録データに
    登録されていると判別された場合は、当該場所に行く予
    定の前記スケジュールデータの有無を判別するためのコ
    ンピュータが実行可能なプログラムコードと、 このスケジュール判別処理により当該場所に行く予定の
    スケジュールデータが有ると判別された場合は、当該ス
    ケジュールデータに対して当該場所へ行く旨の行動スケ
    ジュールを登録するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 各種データサービスを提供するセンター装置と通信媒体
    を介して接続するためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 住所録データとスケジュールデータを記憶するためのコ
    ンピュータが実行可能なプログラムコードと、 処理対象データと処理コマンドを入力するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 この入力される処理対象データと処理コマンドに基づい
    て前記センター装置にデータサービスを要求し、この要
    求に応じて当該センター装置から時間情報と場所情報を
    取得するためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 この取得した時間情報が前記スケジュールデータと重複
    するか否かを判別するとともに、取得した場所情報が前
    記住所録データに登録されているか否かを判別するため
    のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この判別処理によりスケジュールが重複せず、場所情報
    が登録されていると判別された場合は、前記取得した時
    間情報と場所情報を報知するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
JP34620096A 1996-12-25 1996-12-25 データ処理装置及び記憶媒体 Expired - Fee Related JP3718936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34620096A JP3718936B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 データ処理装置及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34620096A JP3718936B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 データ処理装置及び記憶媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005205020A Division JP2006018844A (ja) 2005-07-14 2005-07-14 データ処理装置及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10187734A true JPH10187734A (ja) 1998-07-21
JP3718936B2 JP3718936B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=18381795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34620096A Expired - Fee Related JP3718936B2 (ja) 1996-12-25 1996-12-25 データ処理装置及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3718936B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10306312B2 (en) 2017-03-03 2019-05-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Data connection device, method and storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10306312B2 (en) 2017-03-03 2019-05-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Data connection device, method and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP3718936B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060047558A1 (en) Method, system, and computer program product for assigning personnel to project tasks
JP2000011036A (ja) 福祉相談支援方法およびシステムならびにプログラム記録媒体
JP5374943B2 (ja) コンテンツ取得システム
JP2695542B2 (ja) ユーザ情報の利用・獲得を行う情報処理装置
JP2002109161A (ja) 人員配置支援システム
JP2004126794A (ja) 受付装置および受付方法、並びに受付プログラム
JP2002251351A (ja) コンテンツ受信プログラムおよびコンテンツ受信方法
JPH10187734A (ja) データ処理装置及び記憶媒体
JP2004102730A (ja) 専門家紹介支援システム、専門家紹介支援装置および方法
JP6843958B1 (ja) 検索方法および検索プログラム、並びに検索システム
JP2003006397A (ja) 組織構成管理サーバ及び業務メニュー処理方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びプログラム
JP2002024173A (ja) データ通信装置およびデータ通信方法、ならびにデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006018844A (ja) データ処理装置及び記憶媒体
JP2005277970A (ja) 電話受付システムおよびWebサーバにおける電話受付プログラム
JP2000348035A (ja) データベース検索システム、データベース検索方法及び記憶媒体
JP3823691B2 (ja) 情報検索方法およびシステム並びに情報検索プログラムを記録した記録媒体
JP6775663B1 (ja) 検索方法および検索プログラム、並びに検索システム
JP4211777B2 (ja) 酒場市場向けカラオケ装置
JP4805623B2 (ja) 顧客情報閲覧システムおよび顧客情報提示方法、並びにプログラム
JP2003256712A (ja) メニュー提供サーバ
JP2022148422A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP4459493B2 (ja) 旅行商品情報提供システム及び旅行商品情報提供方法
JPH09230878A (ja) カラオケ装置の予約装置
JP2001319014A (ja) 図書閲覧システム及び図書閲覧方法
JP2582305Y2 (ja) データ検索装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees