JPH10187321A - エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH10187321A
JPH10187321A JP8345847A JP34584796A JPH10187321A JP H10187321 A JPH10187321 A JP H10187321A JP 8345847 A JP8345847 A JP 8345847A JP 34584796 A JP34584796 A JP 34584796A JP H10187321 A JPH10187321 A JP H10187321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
notification
level
same type
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8345847A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneaki Hashimoto
庸明 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8345847A priority Critical patent/JPH10187321A/ja
Publication of JPH10187321A publication Critical patent/JPH10187321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ操作に応じて動作する電子機器において
エラー状態を報知するためのエラー報知装置であって、
同じ種類のエラーを何回も繰り返した場合には、同一の
エラーデータが繰り返し報知されるのではなく、そのエ
ラー繰り返し回数に応じて適切なエラーデータを報知す
ること。 【解決手段】入力操作に伴ない、エラーが発生したと判
断されると、エラー管理データファイル内のエラーの種
類に該当するエラー内容のエラーフラグ“1”がセット
され、エラーレベルNO“1”によるエラーデータが作
成されてエラー報知され後、同一のエラーが繰返し発生
されると、その繰返し回数に応じてエラーレベルNOが
更新され、それぞれ異なるエラーデータが作成されてエ
ラー報知されるので、同じ種類のエラーを何回も繰り返
した場合には、その度合いに応じて適切なエラー報知が
行なわれるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ操作に応じ
て動作する電子機器においてエラー状態を報知するため
のエラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザ操作に応じて動作する電子
機器としては、例えばECR(電子式キャッシュレジス
タ),ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ等、
様々な電子機器が存在するが、一般に、これらの電子機
器の使用に際し、間違った操作を行なうと、操作の間違
いをユーザに報知するための、電子音(ピー音)の発生
やメッセージ表示等によりエラー報知が行なわれる。
【0003】このような電子機器におけるエラー報知機
能は、単にエラーであることを知らせることのみ行なう
ものや、間違った操作の内容、つまり、エラーの種類に
応じたエラーデータを表示するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のエラ
ー報知機能では、様々なエラーの種類に応じた内容の、
例えばガイドメッセージ等のエラーデータを出力するこ
とができるものの、同じ種類のエラーを何回も繰り返し
た場合に、その都度同一のエラーデータしか出力されな
いのでは、例えばユーザによる習慣的なエラー操作を効
果的に防ぐことができない問題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、同じ種類のエラーを何回も繰り返した場合に
は、同一のエラーデータが繰り返し報知されるのではな
く、そのエラー繰り返し回数に応じて適切なエラーデー
タを報知することが可能になるエラー報知装置、及びエ
ラー報知制御プログラムを記録した記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わるエラー報知装置は、エラーの種類に応じた
エラー報知を行なうエラー報知装置であって、同一種類
のエラーが繰返し発生したか否かを判別する繰返しエラ
ー判別手段と、この繰返しエラー判別手段により同一種
類のエラーが繰返し発生したと判別された場合に、当該
同一種類のエラー繰返し回数に応じたエラー報知を行な
うエラー報知手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】つまり、本発明の請求項1に係わるエラー
報知装置では、前記繰返しエラー判別手段により同一種
類のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当
該同一種類のエラー繰返し回数に応じたエラー報知が行
なわれることになる。
【0008】また、本発明の請求項2に係わるエラー報
知装置は、前記請求項1に係わるエラー報知装置にあっ
て、さらに、同一種類のエラー繰返し回数に応じたそれ
ぞれのエラー用案内データを記憶するエラーデータ記憶
手段を備え、前記エラー報知手段を、前記繰返しエラー
判別手段により同一種類のエラーが繰返し発生したと判
別された場合に、当該同一種類のエラー繰返し回数に応
じて、前記エラーデータ記憶手段に記憶されているエラ
ー用案内データによりエラー報知を行なうエラー報知手
段としたことを特徴とする。
【0009】つまり、本発明の請求項2に係わるエラー
報知装置では、前記繰返しエラー判別手段により同一種
類のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当
該同一種類のエラー繰返し回数に応じて、前記エラーデ
ータ記憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し
回数に応じたそれぞれのエラー用案内データによりエラ
ー報知が行なわれることになる。
【0010】また、本発明の請求項3に係わるエラー報
知装置は、エラーの種類に応じたエラー報知を行なうエ
ラー報知装置であって、同一種類のエラー繰返し回数に
応じたそれぞれのエラー用案内データを記憶するエラー
データ記憶手段と、同一種類のエラーが繰返し発生した
か否かを判別する繰返しエラー判別手段と、この繰返し
エラー判別手段により同一種類のエラーが繰返し発生し
たと判別された場合に、当該同一種類のエラー繰返し回
数に応じて前記エラーデータ記憶手段に記憶されている
エラー用案内データを予め設定されている報知順序で出
力してエラー報知を行なうエラー報知手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0011】つまり、本発明の請求項3に係わるエラー
報知装置では、前記繰返しエラー判別手段により同一種
類のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当
該同一種類のエラー繰返し回数に応じて、前記エラーデ
ータ記憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し
回数に応じたそれぞれのエラー用案内データが予め設定
されている報知順序で出力されてエラー報知が行なわれ
ることになる。
【0012】また、本発明の請求項4に係わるエラー報
知装置は、前記請求項3に係わるエラー報知装置にあっ
て、さらに、エラーが解除された際に、その直前に前記
エラー報知手段によりエラー報知の行なわれた前記エラ
ー用案内データの報知回数を記憶する報知回数記憶手段
と、この報知回数記憶手段に記憶された前記エラーデー
タ記憶手段に記憶されている各エラー用案内データ毎の
報知回数に応じて、当該各エラー用案内データの報知順
序を設定する順序設定手段とを備え、前記エラー報知手
段を、前記繰返しエラー判別手段により同一種類のエラ
ーが繰返し発生したと判別された場合に、当該同一種類
のエラー繰返し回数に応じて前記エラーデータ記憶手段
に記憶されているエラー用案内データを前記順序設定手
段により設定された報知順序で出力してエラー報知を行
なうエラー報知手段としたことを特徴とする。
【0013】つまり、本発明の請求項4に係わるエラー
報知装置では、前記繰返しエラー判別手段により同一種
類のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当
該同一種類のエラー繰返し回数に応じて、前記エラーデ
ータ記憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し
回数に応じたそれぞれのエラー用案内データが、前記順
序設定手段により各エラー用案内データ毎の過去の報知
回数に応じて設定された報知順序で出力されてエラー報
知が行なわれることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
エラー報知装置を搭載したECR(電子式キャッシュレ
ジスタ)の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0015】ECRは、CPU11を備えている。CP
U11は、入力装置12から入力されるスイッチ・キー
操作データに応じて、記憶装置13に予め記憶されてい
るシステムプログラムデータや該記憶装置13を介して
記憶媒体13aから読み出される各種のプログラムデー
タ、通信回線13bを介して転送され記憶装置13に記
憶された各種のプログラムデータを起動させ、RAM1
4をワークメモリとして回路各部の動作を制御するもの
で、このCPU11には、前記入力装置12、記憶装置
13、RAM14が接続される他に、ドロア装置15、
表示装置16、印刷装置17が接続される。
【0016】入力装置12には、電源の投入/遮断を行
なうためのON/OFFスイッチをはじめ、金額の入力
を行なうためのテンキー、金額登録を指示する「PL
U」キー、任意の商品金額に対応付けられた商品番号キ
ー、合計金額の計算を指示する合計キー、ドロアの開放
を指示するドロアキー、伝票印字を指示する「SLI
P」キー等、様々なキー群が備えられる。
【0017】図2は前記エラー報知装置を搭載したEC
RのRAM14における一部データメモリの構成を示す
図である。RAM14には、エラーメッセージデータフ
ァイル21、エラーイメージデータファイル22、エラ
ー管理データファイル23、同一エラーレベル繰返し回
数(EC)レジスタ24、現在エラーレベルNO(NO
C)レジスタ25、エラー終了回数最多エラーレベルN
O(EB)レジスタ26、そして、ワークエリア27等
が備えられる。
【0018】図3は前記エラー報知装置を搭載したEC
RのRAM14におけるエラーメッセージデータファイ
ル21のデータ記憶状態を示す図である。このエラーメ
ッセージデータファイル21には、様々な種類のエラー
内容に応じたエラーメッセージデータが、その種類毎に
1メッセージ以上予め記憶され、各メッセージデータは
メッセージ番号「01,02,…」に対応付けされて管
理される。
【0019】図4は前記エラー報知装置を搭載したEC
RのRAM14におけるエラーイメージデータファイル
22のデータ記憶状態を示す図である。このエラーイメ
ージファイル22には、様々な種類のエラー内容に応じ
たエラーイメージデータが、その種類毎に1メッセージ
以上予め記憶され、各メッセージデータはイメージ番号
「A,B,…」に対応付けされて管理される。
【0020】図5は前記エラー報知装置を搭載したEC
RのRAM14におけるエラー管理データファイル23
のデータ記憶状態を示す図である。このエラー管理デー
タファイル23には、様々な種類のエラー内容毎に1以
上のエラーレベルが設定され、各エラーレベル毎に、当
該エラーレベルの番号が記憶されるエラーレベルNOエ
リア、エラーメッセージ(図3参照)とエラーイメージ
(図4参照)の組み合わせからなるエラーデータの生成
番号が記憶されるエラーデータ番号エリア、当該エラー
レベルによるエラー報知の繰返し指定回数が記憶される
エラー繰返し回数エリア、当該エラーレベルによるエラ
ー報知に従って発生エラーが解除(終了)された回数が
記憶されるエラー終了回数エリアが備えられる。ここ
で、前記エラー繰返し回数エリアに記憶される記号「E
L」は、“エンドレス”の意味である。
【0021】そして、個々のエラー内容毎に、そのエラ
ーが発生中か否かを示すフラグデータがセットされるエ
ラー中フラグエリアが対応付けて備えられる。また、前
記RAM14内の同一エラーレベル繰返し回数(EC)
レジスタ24には、エラー発生時において同一のエラー
レベルによるエラー報知が繰返された回数(EC)がカ
ウントされてセットされる。
【0022】また、前記RAM14内の現在エラーレベ
ルNO(NOC)レジスタ25には、エラー発生時にお
いて現在の報知指定エラーレベルNO(NOC)がカウ
ントされてセットされる。
【0023】さらに、前記RAM14内のエラー終了回
数最多エラーレベルNO(EB)レジスタ26には、エ
ラー発生時においてそのエラー内容に対応する最多のエ
ラー終了回数が記憶されているところのエラーレベルN
O(EB)がセットされる。
【0024】ドロア装置15には、前記入力装置12か
らの指示に応じて、ドロアを動作させるための制御部及
び駆動機構等が備えられる。表示装置16には、例えば
液晶表示装置が使用され、前記入力装置12の入力操作
に応じた様々なデータが表示される。
【0025】印刷装置17には、例えば伝票を印刷する
ためのスリッププリンタやレシートプリンタが備えられ
る。次に、前記構成によるエラー報知装置を搭載したE
CRの動作について説明する。
【0026】図6は前記エラー報知装置を搭載したEC
Rにおける全体処理を示すフローチャートである。入力
装置12により、ユーザ操作によるスイッチあるいはキ
ー入力が行なわれた場合に(ステップS1)、エラーの
伴なわない正常な入力操作であると判断されると(ステ
ップS2)、入力データの内容が解析され(ステップS
3)、該解析された入力データの内容に応じて処理が実
行される(ステップS4)。
【0027】ここで、RAM14内のエラー管理データ
ファイル23における何れかのエラー内容に対応するエ
ラー中フラグエリアに、エラーフラグ“1”がセットさ
れているか否かに従って前回の入力操作時にエラー処理
の実行が有ったか否か判断される(ステップS5)。
【0028】そして、前記エラー管理データファイル2
3における何れのエラー内容に対応するエラー中フラグ
エリアにも、エラーフラグ“1”はセットされてなく、
前回の入力操作時にエラー処理は実行されてないと判断
されると、次の入力待機状態となる(ステップS5→S
1)。
【0029】一方、入力装置12により、ユーザ操作に
よるスイッチあるいはキー入力が行なわれた場合に(ス
テップS1)、エラーの伴なう間違った入力操作である
と判断されると(ステップS2)、エラー処理が起動さ
れ、エラー管理データファイル23におけるエラーの種
類に対応するエラー内容のエラー中フラグエリアにエラ
ーフラグ“1”がセットされ、エラー報知処理が実行さ
れる(ステップSA)。
【0030】また、前記エラー処理が実行された直後の
ユーザ入力操作が正常入力であると判断され(ステップ
S1→S2)、入力された内容に応じた処理が実行され
た際に(ステップS3,S4)、前記エラー管理データ
ファイル23におけるエラー中フラグエリアにエラーフ
ラグ“1”がセットされていることで、前回の入力操作
時にエラー処理が実行されていたと判断されると(ステ
ップS5)、前記エラーフラグ“1”がセットされてい
るエラー内容の現在エラーレベルNO(NOC)に対応
するところのエラー終了回数エリアのエラー終了回数が
“+1”されて1回加算される(ステップS6)。
【0031】すると、前記エラー管理データファイル2
3にセット中のエラーフラグ“1”が“0”にオフされ
る(ステップS7)。図7は前記エラー報知装置を搭載
したECRにおける全体処理に伴なうエラー処理を示す
フローチャートである。
【0032】図8は前記図5(A)に示すエラー管理デ
ータファイル23のエラー管理状態においてエラー内容
“A”に対応するエラーが発生した場合のエラー報知動
作を示す図である。
【0033】例えば商品番号「01」に対応する金額を
登録し、伝票としてスリップ印字するために、まず、図
8(A)に示すように、入力装置12における「PL
U」キー及び「01」キーを操作すると(ステップS
1)、予めRAM14内に登録されている商品番号「0
1」に対応する金額「100」が読み出され、表示装置
16に表示されると共に、RAM14内の演算レジスタ
に格納される(ステップS2〜S4)。
【0034】この場合、エラー管理データファイル23
におけるエラー中フラグエリアには、エラーフラグ
“1”はセットされてなく、前回の入力操作に伴なうエ
ラーの発生は無かったと判断されるので、再び入力待機
状態に戻る(ステップS5→S1)。
【0035】そして、図8(B)に示すように、入力装
置12における「SLIP」キーを操作した際に(ステ
ップS1)、例えば印刷装置17に備えられるスリップ
プリンタにスリップ紙を入れていないという操作の誤り
が、当該スリッププリンタにおけるスリップ紙センサに
より検出されることで、「SLIP」キーなる入力操作
は正常入力ではないと判断されると、図7におけるエラ
ー処理が起動される(ステップS2→SA)。
【0036】すると、現在生じている操作の誤りに該当
するエラー内容が、RAM14内のエラー管理データフ
ァイル23のエラー内容エリアにあるか否かが判断さ
れ、当該エラー内容エリアに該当するエラー内容が無い
と判断された場合には、電子音(ピー音)の発生や“エ
ラー”メッセージの表示等、簡単なエラー報知が行なわ
れる(ステップA1→A2)。
【0037】一方、現在生じている、スリッププリンタ
にスリップ紙を入れない状態で「SLIP」キーを操作
したことの誤りに該当するエラー内容が、前記エラー管
理データファイル23のエラー内容“A”として有ると
判断されると、当該エラー内容“A”に対応するエラー
中フラグエリアにエラーフラグ“1”がセットされてな
いと判断され、エラーフラグ“1”がセットされる(ス
テップA1→A3→A4)。
【0038】すると、RAM14内の現在エラーレベル
NOレジスタ25の現在エラーレベルNOとして(NO
C=1)と代入され、また、同一エラーレベル繰返し回
数レジスタ24の同一エラーレベル繰返し回数として
(EC=1)と代入され、さらに、エラー終了回数最多
エラーレベルNOレジスタ26のエラー終了回数最多エ
ラーレベルNOとして(EB=0)と代入される(ステ
ップA5)。
【0039】そして、エラー管理データファイル23に
おけるエラー内容“A”に対応するところのエラー終了
回数が最多であるエラーレベルNOが、エラーレベルN
Oの小さい方を優先として検索され、該検索されたエラ
ーレベルNOがエラーレベルの最小NOではなく、レベ
ルNO順ではないNO“2”以上のエラーレベルNOで
あるか否か判断される(ステップA6,A7)。
【0040】この場合、エラー管理データファイル23
におけるエラー内容“A”に対応するところのエラー終
了回数が最多であるエラーレベルNOは、エラーレベル
NOの小さい方を優先として検索すると、エラーレベル
NO“1”及びエラーレベルNO“2”の何れのエラー
終了回数も最多同等の“2”で、エラーレベルNO
“1”として検索される(ステップA6)。よって、該
検索されたエラーレベルNO“1”は、エラーレベルの
最小NOで、レベルNO順であると判断され、前記現在
エラーレベルNOレジスタ25に代入された現在エラー
レベルNOの(NOC=1)に従って、エラーデータ番
号「A+02」に対応するエラーデータが、エラーメッ
セージデータファイル21(図3参照)及びエラーイメ
ージデータファイル22(図4参照)から読み出されて
生成され、図8(B)に示すように、スリッププリンタ
のイメージデータと“コンパルソリーエラー”のメッセ
ージデータの組み合わせからなるエラーデータとして表
示装置16に表示される(ステップA7→A9)。
【0041】こうして、エラー内容“A”の1回目のエ
ラー発生に伴なう、エラーレベルNO“1”でのエラー
報知動作が行なわれると、同一エラーレベル繰返し回数
レジスタ24に記憶されている同一エラーレベル繰返し
回数が(+1)されて(EC=2)にカウントアップさ
れる(ステップA10)。
【0042】この後、印刷装置17におけるスリッププ
リンタにスリップ紙を入れないままで、再度入力装置1
2における「SLIP」キーを操作すると、同一エラー
内容“A”の2回目のエラー処理が起動される(ステッ
プS1→S2→SA)。
【0043】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=2)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“1”に対応するエラー繰返し指定回数“2”内であ
ると判断され(ステップA1→A3→A11)、現在エ
ラーレベルNOレジスタ25に記憶されている現在エラ
ーレベルNOの(NOC=1)に従って、前記1回目の
エラー報知動作と同様に、エラーデータ番号「A+0
2」に対応するエラーデータが、エラーメッセージデー
タファイル21(図3参照)及びエラーイメージデータ
ファイル22(図4参照)から読み出されて生成され、
図8(B)に示すように、スリッププリンタのイメージ
データと“コンパルソリーエラー”のメッセージデータ
の組み合わせからなるエラーデータとして表示装置16
に再表示される(ステップA11→A9)。
【0044】こうして、同一エラー内容“A”の2回目
のエラー発生に伴なう、エラーレベルNO“1”での2
回のエラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル
繰返し回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレ
ベル繰返し回数が、さらに(+1)されて(EC=3)
にカウントアップされる(ステップA10)。
【0045】この後、図8(C)に示すように、印刷装
置17におけるスリッププリンタにスリップ紙を入れな
いままで、再度入力装置12における「SLIP」キー
を操作すると、同一エラー内容“A”の3回目のエラー
処理が起動される(ステップS1→S2→SA)。
【0046】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=3)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“1”に対応するエラー繰返し指定回数“2”を越え
たと判断され(ステップA1→A3→A11)、エラー
終了回数最多エラーレベルNOレジスタ26に記憶され
ているエラー終了回数最多エラーレベルNO(EB)が
“0”でないか否か、つまり、エラー終了回数が最多の
エラーレベルNOがエラーレベルの最小NO“1”では
なく、レベルNO順ではないNO“2”以上のエラーレ
ベルNOであるか否か判断される(ステップA11→A
12)。
【0047】この場合、前記エラー終了回数最多エラー
レベルNOレジスタ26に(EB=0)と記憶されてお
り、エラー終了回数が最多のエラーレベルNOは“1”
でレベルNO順であると判断されると、同一エラーレベ
ル繰返し回数レジスタ24の同一エラーレベル繰返し回
数が(EC=1)として初期化され(ステップA12→
A15)、現在エラーレベルNOレジスタ25の現在エ
ラーレベルNOが(+1)されて(NOC=2)に更新
される(ステップA16)。
【0048】すると、前記現在エラーレベルNOレジス
タ25にて更新された現在エラーレベルNOの(NOC
=2)に従って、エラーデータ番号「A+02+03」
に対応するエラーデータが、エラーメッセージデータフ
ァイル21(図3参照)及びエラーイメージデータファ
イル22(図4参照)から読み出されて生成され、図8
(C)に示すように、スリッププリンタのイメージデー
タと“コンパルソリーエラー”“スリップ紙を入れて下
さい”のメッセージデータの組み合わせからなるエラー
データとして表示装置16に表示される(ステップA
9)。
【0049】こうして、同一エラー内容“A”の3回目
のエラー発生に伴なう、エラーレベルNO“2”でのエ
ラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル繰返し
回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレベル繰
返し回数が(+1)されて(EC=2)にカウントアッ
プされる(ステップA10)。
【0050】この後さらに、図8(D)に示すように、
印刷装置17におけるスリッププリンタにスリップ紙を
入れないままで、再度入力装置12における「SLI
P」キーを操作すると、同一エラー内容“A”の4回目
のエラー処理が起動される(ステップS1→S2→S
A)。
【0051】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=2)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“2”に対応するエラー繰返し指定回数“1”を越え
たと判断され(ステップA1→A3→A11)、さら
に、エラー終了回数最多エラーレベルNOレジスタ26
に(EB=0)と記憶されており、エラー終了回数が最
多のエラーレベルNOは“1”でレベルNO順であると
判断される(ステップA11→A12)。
【0052】すると、同一エラーレベル繰返し回数レジ
スタ24の同一エラーレベル繰返し回数が(EC=1)
として初期化され(ステップA12→A15)、現在エ
ラーレベルNOレジスタ25の現在エラーレベルNOが
(+1)されて(NOC=3)に更新される(ステップ
A16)。
【0053】すると、前記現在エラーレベルNOレジス
タ25にて更新された現在エラーレベルNOの(NOC
=3)に従って、エラーデータ番号「B+01」に対応
するエラーデータが、エラーメッセージデータファイル
21(図3参照)及びエラーイメージデータファイル2
2(図4参照)から読み出されて生成され、図8(D)
に示すように、スリッププリンタに用紙を挿入するイメ
ージデータと“スリップ印字は無効ですか?無効なら解
除キーを押して下さい。”のメッセージデータの組み合
わせからなるエラーデータとして表示装置16に表示さ
れる(ステップA9)。
【0054】こうして、同一エラー内容“A”の4回目
のエラー発生に伴なう、エラーレベルNO“3”でのエ
ラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル繰返し
回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレベル繰
返し回数が(+1)されて(EC=2)にカウントアッ
プされる(ステップA10)。
【0055】このように、同一エラー内容“A”での1
回目〜4回目までのエラー処理に伴ない、このエラー繰
返し回数に応じて異なるエラーデータが作成されてエラ
ー報知がなされることにより、現在のエラー状態がスリ
ップ紙を挿入しないで「SLIP」キーを操作している
ことにあることが、ユーザに効果的に報知され、図8
(E)に示すように、スリップ用紙挿入の後に「SLI
P」キーを操作すると、当該入力操作は正常な操作と判
断されて印刷装置17におけるスリップ印字が実行され
る(ステップS1→S2→S3,S4)。
【0056】この場合、前記エラー管理データファイル
23のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリ
アには、エラーフラグ“1”がセットされているので、
前回の入力操作に伴なうエラー有りと判断され、当該エ
ラーフラグ“1”がセットされているエラー内容“A”
の現在エラーレベルNO(NOC=3)に対応するエラ
ー終了回数が(+1)されてカウントアップされる(ス
テップS5→S6)。
【0057】そして、前記エラー管理データファイル2
3のエラー内容“A”に対応してセット中のエラーフラ
グ“1”が“0”にオフされる(ステップS7)。一
方、前記図5(A)に示したような、エラー管理データ
ファイル23のエラー管理状態において、前記図6及び
図7で示したフローチャートに従い、前記図8(A)〜
図8(C)で示したような、同一エラー内容“A”での
3回目のエラー報知動作が、現在エラーレベルNO(N
OC=2)に応じて行なわれた際に、現在のエラー状態
の原因をユーザが知ることで、図8(E)で示したよう
に、スリップ用紙挿入の後に「SLIP」キーが操作さ
れてエラー解除され、スリップ印字が実行されると、ス
テップS6の処理において、前記エラー管理データファ
イル23のエラーフラグ“1”がセットされているエラ
ー内容“A”の現在エラーレベルNO(NOC=2)に
対応するエラー終了回数が(+1)され、図5(B)に
示すように“3”にカウントアップされる。
【0058】図9は前記図5(B)に示すエラー管理デ
ータファイル23のエラー管理状態においてエラー内容
“A”に対応するエラーが発生した場合のエラー報知動
作を示す図である。
【0059】例えば商品番号「01」に対応する金額を
登録し、伝票としてスリップ印字するために、まず、図
9(A)に示すように、入力装置12における「PL
U」キー及び「01」キーを操作すると(ステップS
1)、予めRAM14内に登録されている商品番号「0
1」に対応する金額「100」が読み出され、表示装置
16に表示されると共に、RAM14内の演算レジスタ
に格納される(ステップS2〜S4)。
【0060】この場合、エラー管理データファイル23
におけるエラー中フラグエリアには、エラーフラグ
“1”はセットされてなく、前回の入力操作に伴なうエ
ラーの発生は無かったと判断されるので、再び入力待機
状態に戻る(ステップS5→S1)。
【0061】そして、図9(B)に示すように、入力装
置12における「SLIP」キーを操作した際に(ステ
ップS1)、例えば印刷装置17に備えられるスリップ
プリンタにスリップ紙を入れていないという操作の誤り
が、当該スリッププリンタにおけるスリップ紙センサに
より検出されることで、「SLIP」キーなる入力操作
は正常入力ではないと判断されると、図7におけるエラ
ー処理が起動される(ステップS2→SA)。
【0062】ここで、現在生じている、スリッププリン
タにスリップ紙を入れない状態で「SLIP」キーを操
作したことの誤りに該当するエラー内容が、前記エラー
管理データファイル23のエラー内容“A”として有る
と判断されると、当該エラー内容“A”に対応するエラ
ー中フラグエリアにエラーフラグ“1”がセットされて
ないと判断され、エラーフラグ“1”がセットされる
(ステップA1→A3→A4)。
【0063】すると、RAM14内の現在エラーレベル
NOレジスタ25の現在エラーレベルNOとして(NO
C=1)と代入され、また、同一エラーレベル繰返し回
数レジスタ24の同一エラーレベル繰返し回数として
(EC=1)と代入され、さらに、エラー終了回数最多
エラーレベルNOレジスタ26のエラー終了回数最多エ
ラーレベルNOとして(EB=0)と代入される(ステ
ップA5)。
【0064】そして、エラー管理データファイル23に
おけるエラー内容“A”に対応するところのエラー終了
回数が最多の“3”であるエラーレベルNO“2”が検
索され(ステップA6)、該検索されたエラーレベルN
O“2”がエラーレベルの最小NO“1”ではなく、レ
ベルNO順ではないと判断されると、当該エラー終了回
数が最多の“3”であるエラーレベルNO“2”が、エ
ラー終了回数最多エラーレベルNOレジスタ26に(E
B=2)として記憶されると共に、現在エラーレベルN
Oレジスタ25にも(NOC=2)として記憶される
(ステップA7→A8)。
【0065】すると、前記現在エラーレベルNOレジス
タ25に記憶された現在エラーレベルNOの(NOC=
2)に従って、エラーデータ番号「A+02+03」に
対応するエラーデータが、エラーメッセージデータファ
イル21(図3参照)及びエラーイメージデータファイ
ル22(図4参照)から読み出されて生成され、図9
(B)に示すように、スリッププリンタのイメージデー
タと“コンパルソリーエラー”“スリップ紙を入れて下
さい”のメッセージデータの組み合わせからなるエラー
データとして表示装置16に表示される(ステップA
9)。
【0066】こうして、エラー内容“A”の1回目のエ
ラー発生に伴ない、エラー終了回数が最多の“3”であ
るエラーレベルNO“2”でのエラー報知動作が優先的
に行なわれると、同一エラーレベル繰返し回数レジスタ
24に記憶されている同一エラーレベル繰返し回数が
(+1)されて(EC=2)にカウントアップされる
(ステップA10)。
【0067】この後、印刷装置17におけるスリッププ
リンタにスリップ紙を入れないままで、再度入力装置1
2における「SLIP」キーを操作すると、同一エラー
内容“A”の2回目のエラー処理が起動される(ステッ
プS1→S2→SA)。
【0068】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=2)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“2”に対応するエラー繰返し指定回数“1”を越え
ていると判断され(ステップA1→A3→A11)、さ
らに、前記エラー終了回数最多エラーレベルNOレジス
タ26に(EB=2)と記憶されており、エラー終了回
数が最多のエラーレベルNOは“2”でレベルNO順で
ないと判断される(ステップA11→A12)。
【0069】するとさらに、現在エラーレベルNO(N
OC=2)と前記エラー終了回数最多エラーレベルNO
(EB=2)が等しいと判断されることで、エラー終了
回数が最多“3”のエラーレベルNO“2”によるエラ
ー報知の直後であると判断されると、現在エラーレベル
NO(NOC=0)に初期化される(ステップA13→
A14)。
【0070】すると、同一エラーレベル繰返し回数レジ
スタ24の同一エラーレベル繰返し回数が(EC=1)
として初期化され(ステップA15)、前記初期化され
た現在エラーレベルNOレジスタ25の現在エラーレベ
ルNOが(+1)されて(NOC=1)にセットされる
(ステップA16)。
【0071】すると、前記現在エラーレベルNOレジス
タ25にセットされた現在エラーレベルNOの(NOC
=1)に従って、エラーデータ番号「A+02」に対応
するエラーデータが、エラーメッセージデータファイル
21(図3参照)及びエラーイメージデータファイル2
2(図4参照)から読み出されて生成され、図9(C)
に示すように、スリッププリンタのイメージデータと
“コンパルソリーエラー”のメッセージデータの組み合
わせからなるエラーデータとして表示装置16に表示さ
れる(ステップA9)。
【0072】こうして、同一エラー内容“A”の2回目
のエラー発生に伴ない、エラーレベルNO“1”でのエ
ラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル繰返し
回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレベル繰
返し回数が(+1)されて(EC=2)にカウントアッ
プされる(ステップA10)。
【0073】この後さらに、印刷装置17におけるスリ
ッププリンタにスリップ紙を入れないままで、再度入力
装置12における「SLIP」キーを操作すると、同一
エラー内容“A”の3回目のエラー処理が起動される
(ステップS1→S2→SA)。
【0074】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=2)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“1”に対応するエラー繰返し指定回数“2”内であ
ると判断され(ステップA1→A3→A11)、現在エ
ラーレベルNOレジスタ25に記憶されている現在エラ
ーレベルNOの(NOC=1)に従って、前記2回目の
エラー報知動作と同様に、エラーデータ番号「A+0
2」に対応するエラーデータが、エラーメッセージデー
タファイル21(図3参照)及びエラーイメージデータ
ファイル22(図4参照)から読み出されて生成され、
図9(C)に示すように、スリッププリンタのイメージ
データと“コンパルソリーエラー”のメッセージデータ
の組み合わせからなるエラーデータとして表示装置16
に再表示される(ステップA11→A9)。
【0075】こうして、同一エラー内容“A”の3回目
のエラー発生に伴なう、エラーレベルNO“1”での2
回のエラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル
繰返し回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレ
ベル繰返し回数が、さらに(+1)されて(EC=3)
にカウントアップされる(ステップA10)。
【0076】この後、図9(D)に示すように、印刷装
置17におけるスリッププリンタにスリップ紙を入れな
いままで、再度入力装置12における「SLIP」キー
を操作すると、同一エラー内容“A”の4回目のエラー
処理が起動される(ステップS1→S2→SA)。
【0077】すると、エラー管理データファイル23内
のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリアに
エラーフラグ“1”がセットされていると判断されると
共に、前記同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24に
記憶された同一エラーレベル繰返し回数(EC=3)
は、エラー管理データファイル23内のエラーレベルN
O“1”に対応するエラー繰返し指定回数“2”を越え
たと判断され(ステップA1→A3→A11)、さら
に、前記エラー終了回数最多エラーレベルNOレジスタ
26に(EB=2)と記憶されており、エラー終了回数
が最多のエラーレベルNOは“2”でレベルNO順でな
いと判断される(ステップA11→A12)。
【0078】するとさらに、現在エラーレベルNO(N
OC=1)と前記エラー終了回数最多エラーレベルNO
(EB=2)が等しくないと判断され、該エラー終了回
数最多エラーレベルNO(EB=2)を(−1)した値
“1”が現在エラーレベルNO(NOC=1)に等し
い、つまり、現在エラーレベルNO(NOC=1)が前
記優先エラー報知済みのエラーレベルNO“2”の直前
になったと判断される(ステップA13→A17)。
【0079】すると、前記エラー終了回数最多エラーレ
ベルNO(EB=2)がそのまま現在エラーレベルNO
(NOC=2)として代入された後(ステップ17→A
18)、同一エラーレベル繰返し回数レジスタ24の同
一エラーレベル繰返し回数が(EC=1)として初期化
され(ステップA15)、現在エラーレベルNOレジス
タ25の現在エラーレベルNOが、さらに(+1)され
て優先エラー報知済みのエラーレベルNO“2”が飛ば
され(NOC=3)に更新される(ステップA16)。
【0080】すると、前記現在エラーレベルNOレジス
タ25にて更新された現在エラーレベルNOの(NOC
=3)に従って、エラーデータ番号「B+01」に対応
するエラーデータが、エラーメッセージデータファイル
21(図3参照)及びエラーイメージデータファイル2
2(図4参照)から読み出されて生成され、図9(D)
に示すように、スリッププリンタに用紙を挿入するイメ
ージデータと“スリップ印字は無効ですか?無効なら解
除キーを押して下さい。”のメッセージデータの組み合
わせからなるエラーデータとして表示装置16に表示さ
れる(ステップA9)。
【0081】こうして、同一エラー内容“A”の4回目
のエラー発生に伴なう、エラーレベルNO“3”でのエ
ラー報知動作が行なわれると、同一エラーレベル繰返し
回数レジスタ24に記憶されている同一エラーレベル繰
返し回数が(+1)されて(EC=2)にカウントアッ
プされる(ステップA10)。
【0082】このように、同一エラー内容“A”での1
回目〜4回目までのエラー処理に伴ない、最多エラー終
了回数に応じた優先報知や、エラー繰返し回数に応じて
異なるエラーデータが作成されてエラー報知がなされる
ことにより、現在のエラー状態がスリップ紙を挿入しな
いで「SLIP」キーを操作していることにあること
が、ユーザに効果的に報知され、図9(E)に示すよう
に、スリップ用紙挿入の後に「SLIP」キーを操作す
ると、当該入力操作は正常な操作と判断されて印刷装置
17におけるスリップ印字が実行される(ステップS1
→S2→S3,S4)。
【0083】この場合、前記エラー管理データファイル
23のエラー内容“A”に対応するエラー中フラグエリ
アには、エラーフラグ“1”がセットされているので、
前回の入力操作に伴なうエラー有りと判断され、当該エ
ラーフラグ“1”がセットされているエラー内容“A”
の現在エラーレベルNO(NOC=3)に対応するエラ
ー終了回数が(+1)されてカウントアップされる(ス
テップS5→S6)。
【0084】そして、前記エラー管理データファイル2
3のエラー内容“A”に対応してセット中のエラーフラ
グ“1”が“0”にオフされる(ステップS7)。した
がって、前記構成のエラー報知装置を搭載したECRに
よれば、入力装置12における入力操作に伴ない、エラ
ーが発生したと判断されると、エラー管理データファイ
ル23内のエラーの種類に該当するエラー内容のエラー
フラグ“1”がセットされ、エラーレベルNO“1”に
よるエラーデータが作成されてエラー報知され後、同一
のエラーが繰返し発生されると、その繰返し回数に応じ
てエラーレベルNOが更新され、それぞれ異なるエラー
データが作成されてエラー報知されるので、同じ種類の
エラーを何回も繰り返した場合には、その度合いに応じ
て適切なエラー報知が行なわれるようになり、例えばユ
ーザによる習慣的なエラー操作が効果的に防げるように
なる。
【0085】また、前記構成のエラー報知装置を搭載し
たECRによれば、前記エラー管理データファイル23
で管理されている各エラーレベルNO毎に、当該エラー
レベルNOによるエラー報知を過去何回行なったかを示
すエラー終了回数を記憶させ、エラー発生時には、前記
エラー終了回数が最多のエラーレベルNOが優先されて
対応するエラーデータが作成報知され、同種エラーの繰
返しに伴なう報知エラーレベルの順序が設定されるの
で、ユーザのエラー操作の癖に応じて最適なエラーデー
タを生成報知できるようになる。
【0086】なお、前記実施形態では、同一エラー内容
の繰返し回数に応じたエラーレベルNOに対応して生成
されるエラーデータを、エラーイメージデータとエラー
メッセージデータとの組み合わせを異ならせて何れも表
示報知する構成としたが、同一エラー内容の繰返し回数
に応じて、例えば1回目は報音による報知、2回目は操
作指示内容の音声ガイドによる報知、3回目は操作指示
内容の表示による報知というように、順次報知手段それ
自体を変化させ、より効果的にエラー報知動作する構成
としてもよい。
【0087】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち図6のフローチャートに示すエラー報知装
置を搭載したECRの全体処理、図7のフローチャート
に示すエラー処理等の各手法は、コンピュータに実行さ
せることができるプログラムとして、メモリカード(R
OMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッ
ピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体13
aに格納して配布、あるいは通信回線13bを介して伝
送することができる。そして、コンピュータは、この記
憶媒体13aに記録されたプログラムや通信回線13b
を介して伝送されたプログラムを記憶装置13において
読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制
御されることにより、前記実施形態において説明した各
機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行す
ることができる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
るエラー報知装置によれば、繰返しエラー判別手段によ
り同一種類のエラーが繰返し発生したと判別された場合
には、当該同一種類のエラー繰返し回数に応じたエラー
報知が行なわれるようになる。
【0089】また、本発明の請求項2に係わるエラー報
知装置によれば、繰返しエラー判別手段により同一種類
のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当該
同一種類のエラー繰返し回数に応じて、エラーデータ記
憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し回数に
応じたそれぞれのエラー用案内データによりエラー報知
が行なわれるようになる。
【0090】また、本発明の請求項3に係わるエラー報
知装置によれば、繰返しエラー判別手段により同一種類
のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当該
同一種類のエラー繰返し回数に応じて、エラーデータ記
憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し回数に
応じたそれぞれのエラー用案内データが予め設定されて
いる報知順序で出力されてエラー報知が行なわれるよう
になる。
【0091】また、本発明の請求項4に係わるエラー報
知装置によれば、繰返しエラー判別手段により同一種類
のエラーが繰返し発生したと判別された場合には、当該
同一種類のエラー繰返し回数に応じて、エラーデータ記
憶手段に記憶されている同一種類のエラー繰返し回数に
応じたそれぞれのエラー用案内データが、順序設定手段
により各エラー用案内データ毎の過去の報知回数に応じ
て設定された報知順序で出力されてエラー報知が行なわ
れるようになる。
【0092】よって、本発明によれば、同じ種類のエラ
ーを何回も繰り返した場合には、同一のエラーデータが
繰り返し報知されるのではなく、そのエラー繰り返し回
数に応じて適切なエラーデータを報知することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるエラー報知装置を搭
載したECR(電子式キャッシュレジスタ)の電子回路
の構成を示すブロック図。
【図2】前記エラー報知装置を搭載したECRのRAM
における一部データメモリの構成を示す図。
【図3】前記エラー報知装置を搭載したECRのRAM
におけるエラーメッセージデータファイルのデータ記憶
状態を示す図。
【図4】前記エラー報知装置を搭載したECRのRAM
におけるエラーイメージデータファイルのデータ記憶状
態を示す図。
【図5】前記エラー報知装置を搭載したECRのRAM
におけるエラー管理データファイルのデータ記憶状態を
示す図。
【図6】前記エラー報知装置を搭載したECRにおける
全体処理を示すフローチャート。
【図7】前記エラー報知装置を搭載したECRにおける
全体処理に伴なうエラー処理を示すフローチャート。
【図8】前記図5(A)に示すエラー管理データファイ
ルのエラー管理状態においてエラー内容“A”に対応す
るエラーが発生した場合のエラー報知動作を示す図。
【図9】前記図5(B)に示すエラー管理データファイ
ルのエラー管理状態においてエラー内容“A”に対応す
るエラーが発生した場合のエラー報知動作を示す図。
【符号の説明】
11 …CPU、 12 …入力装置、 13 …記憶装置、 13a…記憶媒体、 13b…通信回線、 14 …RAM、 15 …ドロア装置、 16 …表示装置、 17 …印刷装置、 21 …エラーメッセージデータファイル、 22 …エラーイメージデータファイル、 23 …エラー管理データファイル、 24 …同一エラーレベル繰返し回数(EC)レジス
タ、 25 …現在エラーレベルNO(NOC)レジスタ、 26 …エラー終了回数最多エラーレベルNO(EB)
レジスタ、 27 …ワークエリア。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラーの種類に応じたエラー報知を行な
    うエラー報知装置であって、 同一種類のエラーが繰返し発生したか否かを判別する繰
    返しエラー判別手段と、 この繰返しエラー判別手段により同一種類のエラーが繰
    返し発生したと判別された場合に、当該同一種類のエラ
    ー繰返し回数に応じたエラー報知を行なうエラー報知手
    段とを具備したことを特徴とするエラー報知装置。
  2. 【請求項2】 さらに、 同一種類のエラー繰返し回数に応じたそれぞれのエラー
    用案内データを記憶するエラーデータ記憶手段を備え、 前記エラー報知手段は、前記繰返しエラー判別手段によ
    り同一種類のエラーが繰返し発生したと判別された場合
    に、当該同一種類のエラー繰返し回数に応じて、前記エ
    ラーデータ記憶手段に記憶されているエラー用案内デー
    タによりエラー報知を行なうエラー報知手段であること
    を特徴とする請求項1に記載のエラー報知装置。
  3. 【請求項3】 エラーの種類に応じたエラー報知を行な
    うエラー報知装置であって、 同一種類のエラー繰返し回数に応じたそれぞれのエラー
    用案内データを記憶するエラーデータ記憶手段と、 同一種類のエラーが繰返し発生したか否かを判別する繰
    返しエラー判別手段と、 この繰返しエラー判別手段により同一種類のエラーが繰
    返し発生したと判別された場合に、当該同一種類のエラ
    ー繰返し回数に応じて前記エラーデータ記憶手段に記憶
    されているエラー用案内データを予め設定されている報
    知順序で出力してエラー報知を行なうエラー報知手段と
    を具備したことを特徴とするエラー報知装置。
  4. 【請求項4】 さらに、 エラーが解除された際に、その直前に前記エラー報知手
    段によりエラー報知の行なわれた前記エラー用案内デー
    タの報知回数を記憶する報知回数記憶手段と、 この報知回数記憶手段に記憶された前記エラーデータ記
    憶手段に記憶されている各エラー用案内データ毎の報知
    回数に応じて、当該各エラー用案内データの報知順序を
    設定する順序設定手段とを備え、 前記エラー報知手段は、前記繰返しエラー判別手段によ
    り同一種類のエラーが繰返し発生したと判別された場合
    に、当該同一種類のエラー繰返し回数に応じて前記エラ
    ーデータ記憶手段に記憶されているエラー用案内データ
    を前記順序設定手段により設定された報知順序で出力し
    てエラー報知を行なうエラー報知手段であることを特徴
    とする請求項3に記載のエラー報知装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 同一種類のエラーが繰返し発生したか否かを判別する繰
    返しエラー判別手段、 この繰返しエラー判別手段により同一種類のエラーが繰
    返し発生したと判別された場合に、当該同一種類のエラ
    ー繰返し回数に応じたエラー報知を行なうエラー報知手
    段、 として機能させるためのエラー報知制御プログラムを記
    録した記録媒体。
JP8345847A 1996-12-25 1996-12-25 エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH10187321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8345847A JPH10187321A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8345847A JPH10187321A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10187321A true JPH10187321A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18379396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8345847A Pending JPH10187321A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10187321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7480828B2 (en) 2004-06-10 2009-01-20 International Business Machines Corporation Method, apparatus and program storage device for extending dispersion frame technique behavior using dynamic rule sets

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7480828B2 (en) 2004-06-10 2009-01-20 International Business Machines Corporation Method, apparatus and program storage device for extending dispersion frame technique behavior using dynamic rule sets
US7725773B2 (en) 2004-06-10 2010-05-25 International Business Machines Corporation Method, apparatus and program storage device for extending dispersion frame technique behavior using dynamic rule sets

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5953010A (en) User-friendly iconic message display indicating progress and status of loading and running system program in electronic digital computer
KR970071301A (ko) 데이타 처리 시스템 및 그 방법
JPH10187321A (ja) エラー報知装置、及びエラー報知制御プログラムを記録した記録媒体
US7016063B2 (en) Printing apparatus, printing system, and print job controlling method and program product
JP2003044326A (ja) データ処理装置
JP3567257B2 (ja) データ記憶装置
JPH06350757A (ja) ファクシミリ装置
EP0250176B1 (en) Word processing system with means to record messages from an operator relating to the text
JP5379764B2 (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JP2001256029A5 (ja)
JPH11134059A (ja) ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体
GB2217075A (en) Data processing device
JPH07309054A (ja) 印字装置
JPH0814749B2 (ja) ヘルプ画面生成装置
JPH04102917A (ja) コンピュータシステムのメッセージ表示装置および方法
JPS60164860A (ja) デ−タ処理装置
JPH04213758A (ja) 文書処理装置
JP3005344B2 (ja) 文書処理装置
JPH11353093A (ja) コード入力装置
JPH0814750B2 (ja) ヘルプ画面生成装置
JPH01193918A (ja) エラーメッセージ表示方式
JPS6195473A (ja) 電子タイプライタ
JPH05225190A (ja) データ処理装置
JPH07182113A (ja) データ入力装置
JPH02307157A (ja) 日本語文書処理装置