JPH10187230A - 移動装置の映像監視システム - Google Patents

移動装置の映像監視システム

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Publication number
JPH10187230A
JPH10187230A JP34156496A JP34156496A JPH10187230A JP H10187230 A JPH10187230 A JP H10187230A JP 34156496 A JP34156496 A JP 34156496A JP 34156496 A JP34156496 A JP 34156496A JP H10187230 A JPH10187230 A JP H10187230A
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monitor
mobile device
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Application number
JP34156496A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のエスカレータを1台のモニタで集中管
理するために、エスカレータに発生する異常を特定する
ことが困難であった。 【解決手段】 移動装置であるエスカレータ1の各部に
設けられたセンサ11a〜11eおよび12a〜12e
からの検出信号、または、キーボード15からの入力信
号に基づき、ITV10a〜10eが映す異常発生箇所
等の映像を制御手段であるコントローラ13を介して、
モニタ7a〜7cに選択的に表示させる。 【効果】 キーボードにより手動選択されたエスカレー
タの映像、異常の発生しているエスカレータの映像、所
定期間内に異常の多発したエスカレータの映像等を選択
的にモニタに表示するので、移動装置の監視効率が大幅
に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレータま
たはトラベータに係り、これらの移動装置を映像により
監視する移動装置の映像監視システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図20は、従来のエスカレータを概略的
に示す側面図である。図20に示すように、エスカレー
タ1は、駆動装置8によって駆動され、スカートガード
2に沿って移動するステップ3と、ステップ3と同期し
て移動する移動手摺4を備える。
【0003】エスカレータ1の駆動において、スカート
ガード2とステップ3との間や移動手摺4の入り込み口
5a、5b等の摺動部品周辺は、異物等が挟まり易いた
め、故障などの異常が発生し易い。このような弊害を未
然に防止するために、一般的に、エスカレータ1は、異
常を監視するためのカメラであるITV(工業用テレビ
カメラ)2を備える。通常、ITV6は1機のエスカレ
ータにつき1台備えられており、エスカレータ1全体を
写している。なお、ITV6による映像は、建物内の管
理室または建物外の管理施設等に備えられた図示しない
モニタを通じて集中管理されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような監
視方法においては、ITV6は1機のエスカレータ全体
を映しているため、細部まで見にくく、異常が発生して
いる箇所をモニタ7を通じて特定し難い。その上、複数
のエスカレータ1(図20では、1機のみ図示する)を
1台のモニタで集中管理する場合に、図示しない制御装
置が、複数のエスカレータ1にそれぞれ設けられたIT
V6による映像を順番に選択し、モニタ7に表示する映
像を一定時間毎に順番に入れ替えることによっても、異
常を特定することが困難となるという課題があった。ま
た、モニタ7に表示される映像を通じて異常の原因を特
定することが困難であるため、作業員が異常の発生して
いる現場に着いてから異常の原因等を確認するため、作
業効率の低下を招くという課題もあった。
【0005】従って、この発明の目的は、移動装置であ
るエスカレータまたはトラベータに発生する異常が、移
動装置のどの部分に発生したどのような異常であるか、
また、その異常の原因は何であるかということを映像を
通じて容易に把握することができる移動装置の映像監視
システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の移動装置の映
像監視システムは、移動装置の各部および全体を写す複
数のカメラと、カメラによる映像を表示する複数のモニ
タと、移動装置の各部に設けられた複数のセンサと、セ
ンサが検知する移動装置の異常を集中管理し、当該異常
の発生した箇所を映すカメラの映像を選択的にモニタに
表示させる制御手段とを備える。
【0007】また、上記制御手段は、移動装置に異常が
発生していないときは、所定期間内に異常の多発した移
動装置の映像を選択的にモニタに表示させることを特徴
とする。
【0008】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少ない場合に、上記
制御手段は、移動装置に共通部分の異常が発生した際に
は、当該共通部分の異常が発生した移動装置全体を映し
ているカメラの映像を専用のモニタに表示させ、他の異
常が発生していない移動装置を映しているカメラの映像
をシーケンシャルにモニタに表示させることを特徴とす
る。
【0009】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に特定部分の異常が発生した際には、上記制御手段
は、当該特定部分の異常が発生した箇所を写しているカ
メラの映像をモニタに表示させ、他の異常が発生してい
ない移動装置を映しているカメラの映像をシーケンシャ
ルにモニタに表示させることを特徴とする。
【0010】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に異常が発生していない場合に、所定期間内に特定部
分または共通部分の異常が多発した部分をモニタに表示
する際に、上記制御手段は、当該映像の表示面積を最も
大きくまたは当該映像の表示時間を最も長くすることを
特徴とする。
【0011】また、上記カメラを選択する入力手段をさ
らに備え、上記制御手段は、入力手段により手動選択さ
れたカメラによる映像のモニタにおける表示面積を最も
大きくまたは表示時間を最も長くすることを特徴とす
る。
【0012】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に共通部分の異常および特定部分の異常が発生した際
には、上記制御手段は、移動装置に特定部分の異常およ
び共通部分の異常が共に発生した場合に、特定部分の異
常のモニタへの表示面積を共通部分のモニタへの表示面
積より大きくする、または、特定部分の異常のモニタへ
の表示時間を共通部分の異常のモニタへの表示時間より
長くさせ、他の異常が発生していない移動装置を映して
いるカメラの映像をシーケンシャルにモニタに表示させ
ることを特徴とする。
【0013】また、上記複数のカメラは、少なくとも移
動装置の全体、一方の乗降口、中間部および他方の乗降
口をそれぞれ監視するように設けられ、上記制御手段
は、当該カメラにより当該移動装置の全体、一方の乗降
口、中間部および他方の乗降口で発生した異常を別々に
表示させることを特徴とする。
【0014】また、上記複数のカメラは、移動装置に防
犯用または防災用に設けられたカメラを共用することを
特徴とする。
【0015】さらに、上記制御手段は、モニタ上に少な
くとも異常の発生した移動装置の番号又は位置情報を合
わせて表示することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、移動装置であるエスカレータを
概略的に示す側面図である。図1において、エスカレー
タ1は駆動装置8によって駆動され、スカートガード2
に沿って移動するステップ3と、ステップ3と同期して
移動する移動手摺4を備える。
【0017】エスカレータ1には、エスカレータ1の各
部に発生する故障等の異常を監視するためのカメラであ
るITV(工業用テレビカメラ)が、1機のエスカレー
タ1につき、6台備えられている。これら6台のITV
は、それぞれ、移動手摺4の入り込み口5aおよび5b
をそれぞれ映すITV10aおよび10e、スカートガ
ード2の下部、中間部および上部をそれぞれ映すITV
10b、10cおよび10d、そして、エスカレータ1
全体を映すITV10fである。なお、これらのITV
10a〜10fは全て新たに設けなくても、防犯用また
は防災用にエスカレータ1に備えられている既存のIT
Vを利用してもよい。また、図1にエスカレータ1は1
機しか示さないが、実際にはN機(N≧6)ある。
【0018】図2は、モニタ装置14を概略的に示す斜
視図である。図2に示すように、ITV10a〜10f
による映像を映像監視するためのモニタ装置14は、3
台のモニタ7a、7b、7cと、モニタ7a〜7cに表
示させたい映像を選択するためにITVをITV10a
〜10fの中から選択するためのキーボード15と、必
要な映像を記録するためのVTR(図示せず)を備え
る。
【0019】また、図1に戻って、移動手摺4の入り込
み口5a、5bには、異物等を挟み込んだことによる異
常を検出するための例えば赤外線を用いたセンサである
センサ11a、11bが設けられている。一方、スカー
トガード2の下部、中間部および上部にはスカートガー
ド2とステップ3との間において、異物等を挟み込んだ
ことによる異常を検出するセンサ11c、11dおよび
11eが設けられている。
【0020】駆動装置8には、供給される電力の超過を
検出するセンサ12aと、駆動装置8の駆動速度超過時
に作動する安全装置の作動を検出するセンサ12bと、
駆動速度低下時に作動する安全装置の作動を検出するセ
ンサ12cと、ステップ3の駆動状態の異常を検出する
センサ12dとが設けられている。一方、移動手摺4の
駆動装置(図示せず)は、移動手摺4の駆動状態の異常
を検出するセンサ12eを備えている。
【0021】なお、これらのモニタ7a〜7c、ITV
10a〜10fおよびセンサ11a〜11e、センサ1
2a〜12eは、図3にブロック図として示す制御手段
であるコントローラ13に接続されている。なお、コン
トローラ13はモニタ装置7に内蔵されている。
【0022】コントローラ13は、図3に示すように、
各エスカレータ1に備えられたセンサ11a〜11eお
よびセンサ12a〜12eからの情報を取り込む入力イ
ンターフェイス16を備える。入力インターフェイス1
6は、N機のエスカレータ1に対応してN個備えられて
おり、それぞれの情報を別々に取り込む。
【0023】さらに、コントローラ13は、コントロー
ラ13の制御機能を司るためのコンピュータユニット1
7(CPU、ROM、RAMから構成される)と、コン
ピュータユニット17によって制御されるビデオスイッ
チャー18を備える。なお、キーボード15、N個の入
力インターフェイス16、コンピュータユニット17お
よびビデオスイッチャー18は、バスライン19で互い
に接続されている。
【0024】ビデオスイッチャー18は、モニタ装置1
4のモニタ7a〜7cに表示する映像を配分するための
ものである。また、コンピュータユニット17は、IT
V10a〜10fによる映像の記録保持と、ビデオスイ
ッチャー18を介してモニタ装置14への映像の配分を
行うものであるが、さらに、コンピュータユニット17
は、モニタ装置14のモニタ7a〜7cに表示されてい
る映像が、どのエスカレータのどの箇所を示すものであ
るかを示す内容を映像と共にモニタ7a〜7cに文字表
示する機能をも備える。
【0025】このような映像監視システムでは、センサ
11a〜11eが作動した場合は、特定部分(入り込み
口5a、5b、スカートガード2の下部、中間部および
上部)の異常が発生したものとして、ITV10a〜1
0eがその特定部分をそれぞれ映すように設定されてい
る(添文字a〜fは、ITV10a〜10eとセンサ1
1a〜11eの対応関係を示す)。
【0026】また、センサ12a〜12eのいずれかが
作動した場合、即ち、駆動装置8へ供給される電力の超
過、駆動装置8の駆動速度の超過または低下を抑止する
安全装置の作動、ステップ3または移動手摺4の駆動状
態の異常のいずれかが発生した場合は、エスカレータ1
の駆動自体が正常でない状態となるため、共通部分の異
常が発生したものとして、ITV10fでエスカレータ
1全体を映すように設定されている。
【0027】次に、この発明の移動装置の映像監視シス
テムの動作について説明する。なお、以下では、特に断
る場合を除き、特定部分の異常および共通部分の異常を
まとめて異常という。
【0028】モニタ7a〜7cに表示される映像は、各
センサ11a〜11eおよび12a〜12eからの異常
信号に基づき、コンピュータユニット17がその異常に
対応したITV10a〜10fのいずれかを選択するこ
とにより決定する。その際、どの映像をどのモニタに表
示するかは、以下の優先順位(パターン1〜5)に従っ
て、コンピュータユニット17が決定する。
【0029】1.キーボード15によって手動選択され
たITV(10a〜10f)による映像(2台目まで選
択可) 2.現在異常が発生しているエスカレータの映像(2台
目まで選択可) 3.所定期間内に同一箇所に異常が多発したエスカレー
タの映像 4.所定期間内に同一エスカレータ内で異常が多発した
エスカレータの映像 5.上記1〜4のパターンに該当しない映像 なお、コンピュータユニット17は、上記パターン3〜
5に該当する映像の内、パターン3、4に該当する映像
の表示面積を最も大きく、または、その表示時間を最も
長くするように設定されている。
【0030】図4は、上記1〜5の優先順位に基づいた
フローチャートである。また、図11は、実施の形態1
におけるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図であ
る。フローが始まると(START)、まず、パターン
1に該当するカメラ選択状態か否か、即ち、キーボード
15によりITV10a〜10fのいずれかが手動選択
されたか否かが判断される(S1)。キーボード15に
入力がない場合は、パターン2に該当するカメラ選択状
態か否か、即ち、複数のエスカレータ1のいずれかにお
けて現在異常が発生しているエスカレータの有無が判断
される(S2)。そして、異常が発生しているエスカレ
ータがない場合は、所定期間内に同一箇所に異常が多発
したエスカレータの映像、即ち、パターン3に該当する
映像が選択され(S3)、そのエスカレータの異常発生
箇所の映像がモニタ7aに表示される(S4)。なお、
パターン3に該当する映像が2つ以上ある場合は、これ
らの映像がモニタ7aにシーケンシャルに、即ち、一定
時間毎に切り換えられて連続的に表示される。
【0031】さらにまた、所定期間内に同一エスカレー
タ内で異常が多発したエスカレータの映像、即ち、パタ
ーン4に該当する映像が選択され(S5)、当該映像が
モニタ7bに表示される(S6)。なお、パターン4に
該当する映像が2つ以上ある場合は、これらの映像がモ
ニタ7bにシーケンシャルに表示される。
【0032】そして、最後にパターン1〜4のいずれに
も該当しない映像、即ちパターン5に該当する映像が選
択され(S7)、当該映像がモニタ7cに表示される
(S8)。なお、パターン5に該当する映像が2つ以上
ある場合は、これらの映像がモニタ7cにシーケンシャ
ルに表示される。なお、このフローは、キーボード15
からの指令により終了する(END)。
【0033】この実施の形態1のように、パターン3〜
5の映像のモニタ7a〜7cへの表示面積が等しくなる
場合は、上述したようにモニタ7a、7bに該当する映
像の表示時間の方が、モニタ7cに表示されるパターン
5に該当する映像の表示時間より長くなる。また、モニ
タ7a〜7cには、それぞれのパターンに該当する映像
と共にその映像がどのエスカレータのどの箇所に発生し
たものであるかが文字表示される。
【0034】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、所定期間内に異常の多発
したエスカレータ等の映像をその箇所を表す文字等と共
にモニタ7a〜7cに選択的に表示させることができ
る。従って、どのような異常がどのエスカレータのどの
ような箇所に発生しているか、または、所定期間内にど
のようなエスカレータに多発していたか等を把握するこ
とができ、エスカレータ1の監視効率を大幅に向上させ
ることができる。
【0035】実施の形態2.図5は、図4のに続くフ
ローチャートである。また、図12は実施の形態2にお
けるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図である。
実施の形態1のS2において、現在異常が発生している
エスカレータがあると判断された場合は、図5に示すよ
うに、異常が発生しているエスカレータが1台であるか
否かが判断される(S9)。異常が発生しているエスカ
レータが1台である場合は、異常が発生しているエスカ
レータの異常発生箇所を映すITVによる映像が図12
に示すようにモニタ7aに表示される(S10)。な
お、このとき発生した異常が、特定部分の異常である場
合は、それぞれの異常を映すITV10a〜10eのい
ずれかによる映像がモニタ7aに表示され、また、共通
部分の異常である場合は、ITV10fにより共通部分
の異常が発生したエスカレータ1全体の映像がモニタ7
aに表示される。
【0036】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図12に示すようにモニタ7b、7cに表示される。
即ち、まず、S3と同様にパターン3に該当する映像が
選択され(S11)、パターン3に該当する映像がモニ
タ7bに表示される(S12)(該当する映像が2つ以
上あるときはシーケンシャルに表示される)。また、S
5と同様にパターン4に該当する映像が選択され(S1
3)、パターン4に該当する映像がモニタ7cの左半面
に表示される(S14)(該当する映像が2つ以上ある
ときはシーケンシャルに表示される)。そして、最後に
パターン5に該当する映像が選択され(S15)、パタ
ーン5に該当する映像がモニタ7cの右半面に表示され
る(S16)(該当する映像が2つ以上あるときはシー
ケンシャルに表示される)。
【0037】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、異常の発生しているエス
カレータおよび所定期間内に異常の多発したエスカレー
タの映像等をその異常発生箇所を表す文字等と共にモニ
タ7a〜7cに選択的に表示させることができる。従っ
て、どのような異常がどのエスカレータのどのような箇
所に発生しているか、または、所定期間内にどのような
箇所に多発していたか等を把握することができ、エスカ
レータ1の監視効率を大幅に向上させることができる。
【0038】実施の形態3.図6は、図5のに続くフ
ローチャートである。また、図13は実施の形態3にお
けるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図である。
実施の形態2のS9において、異常が発生しているエス
カレータが1台でないと判断された場合は、異常が発生
しているエスカレータが2台であるかが判断され(S1
7)、2台である場合は図13に示すようにモニタ7a
および7bにそれぞれのエスカレータの異常発生箇所の
映像が表示される(S18)。
【0039】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図13に示すようにモニタ7cに表示される。即ち、
S3と同様にパターン3に該当する映像が選択され(S
19)、パターン3に該当する映像がモニタ7cの左半
面に表示される(S20)(該当する映像が2つ以上あ
るときはシーケンシャルに表示される)。また、S5と
同様にパターン4に該当する映像が選択され(S2
1)、パターン4に該当する映像がモニタ7cの右上4
半面に表示される(S22)(該当する映像が2つ以上
あるときはシーケンシャルに表示される)。そして、最
後にS7と同様にパターン5に該当する映像が選択され
(S23)、パターン5に該当する映像がモニタ7cの
右下4半面に表示される(S24)(該当する映像が2
つ以上あるときはシーケンシャルに表示される)。
【0040】なお、S17で現在2台を越えるエスカレ
ータで異常が発生していると判断された場合には、これ
ら2台のエスカレータの異常発生箇所を映す映像は、他
の異常が発生していないエスカレータの映像(パターン
3〜5に該当)と同様に扱われ(S25)、フローはS
19へと進行する。
【0041】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、2カ所で異常が発生して
いるときでも、これらの異常をモニタ7a、7bに専用
に映し出すことができ、また、所定期間内に異常の多発
した箇所等の映像をモニタ7cに選択的に表示させ、さ
らに、それらの箇所を表す文字等を映像と共にモニタ7
a〜7cに表示させることができる。従って、どのよう
な異常がどのエスカレータ1のどの箇所に発生している
か、または、所定期間内にどの箇所に多発していたか等
を把握することができ、エスカレータ1の監視効率を大
幅に向上させることができる。
【0042】実施の形態4.図7は、図4のに続くフ
ローチャートである。また、図14は実施の形態4にお
けるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図である。
実施の形態1のS1において、キーボード15によりI
TVが手動選択された場合は、選択されたITVが1台
であるか否かが判断される(S26)。そして、選択さ
れたITVが1台である場合は、さらに現在異常が発生
しているエスカレータがあるか否かが判断される(S2
7)。そして、現在異常が発生しているエスカレータが
ない場合は、キーボード15により手動選択された映像
がモニタ7aに表示される(S28)。
【0043】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図14に示すようにモニタ7b、7cに表示される。
即ち、S3と同様にパターン3に該当する映像が選択さ
れ(S29)、パターン3に該当する映像がモニタ7b
に表示される(S30)(該当する映像が2つ以上ある
ときはシーケンシャルに表示される)。また、S5と同
様にパターン4に該当する映像が選択され(S31)、
パターン5に該当する映像がモニタ7cの左半面に表示
される(S32)(該当する映像が2つ以上あるときは
シーケンシャルに表示される)。そして、最後にS7と
同様にパターン5に該当する映像が選択され(S3
3)、パターン5に該当する映像がモニタ7cの右半面
に表示される(S34)(該当する映像が2つ以上ある
ときはシーケンシャルに表示される)。
【0044】なお、パターン1に該当する映像、即ち、
キーボード15により手動選択されたITVによる映像
は、キーボード15により映像の表示の選択終了操作が
なされると、モニタ7aに表示されなくなるため、実施
の形態1と同様の動作となる(S35)。
【0045】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、キーボードにより手動選
択されたITVによる映像および所定期間内に異常の多
発した箇所等の映像をその箇所を表す文字等と共にモニ
タ7a〜7cに選択的に表示させることができる。従っ
て、エスカレータに異常の前兆が生じていないか、また
は、所定期間内に異常が多発していたエスカレータはど
れであるか等を把握することができ、エスカレータの異
常発生を未然に防ぐことができると共に、エスカレータ
1の監視効率を大幅に向上させることができる。
【0046】実施の形態5.図8は、図7のに続くフ
ローチャートである。また、図15は実施の形態5にお
けるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図である。
S13でキーボード15により手動選択されたITVが
2台以上ある場合は、選択されたITVが2台であるか
否かが判断され(S36)、2台のITVが選択された
場合は、さらに、現在異常が発生しているエスカレータ
の有無が判断される(S37)。
【0047】そして、現在異常が発生しているエスカレ
ータがない場合は、S13でキーボード15により手動
選択された2台のITVによる映像がモニタ7aおよび
7bにそれぞれ表示される(S38)。
【0048】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図15に示すようにモニタ7cに表示される。即ち、
S3と同様にパターン3に該当する映像が選択され(S
39)、パターン3に該当する映像がモニタ7cの左半
面に表示される(S40)(該当する映像が2つ以上あ
るときはシーケンシャルに表示される)。また、S5と
同様にパターン4に該当する映像が選択され(S4
1)、パターン4に該当する映像がモニタ7cの右上4
半面にに表示される(S42)(該当する映像が2つ以
上あるときはシーケンシャルに表示される)。そして、
最後に7と同様にパターン5に該当する映像が選択され
(S43)、パターン5に該当する映像がモニタ7cの
右上4半面にシーケンシャルに表示される(S44)
(該当する映像が2つ以上あるときはシーケンシャルに
表示される)。
【0049】なお、パターン1に該当する映像、即ち、
キーボード15により手動選択されたITVによる映像
は、キーボード15により映像の表示の選択終了操作が
なされると、モニタ7aに表示されなくなるため、実施
の形態1と同様の動作となる(S45)。
【0050】なお、キーボード15により手動選択され
たITVが2台を越える場合は、これら3つの映像をモ
ニタ7a〜7cに表示してしまうと他の映像をモニタ7
a〜7cのいずれにも表示することができないので、キ
ーボード15により手動選択された映像の表示は行わず
(S50)、フローは終了する(END)。
【0051】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、キーボードにより手動選
択されたITVによる映像が2つある場合でも、これら
の映像をモニタ7a、7bに表示させると共に、所定期
間内に異常の多発した箇所等の映像をモニタ7cに選択
的に表示させることができ、さらに、これらの映像と共
にその映像が示す箇所を表す文字等をもモニタ7a〜7
cに表示させることができる。従って、エスカレータに
異常の前兆が生じていないか、または、所定期間内に異
常が多発していたエスカレータはどれであるか等を把握
することができ、エスカレータの異常発生を未然に防ぐ
ことができると共に、エスカレータ1の監視効率を大幅
に向上させることができる。
【0052】実施の形態6.図9は、図7のに続くフ
ローチャートである。また、図16は実施の形態6にお
けるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図である。
キーボード15により手動選択されたITVが1台であ
り、その後に、現在異常が発生しているエスカレータが
あると判断された場合には、異常が発生しているエスカ
レータが1台であるか否かが判断される(S51)。
【0053】そして、異常が発生しているエスカレータ
が1台である場合は、図16に示すようにキーボード1
5により手動選択されたITVによる映像がモニタ7a
に表され、同時に、モニタ7bに当該エスカレータの異
常発生箇所を映すITVによる映像が表示される(S5
2)。
【0054】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図16に示すようにモニタ7cに表示される。即ち、
S3と同様にパターン3に該当する映像が選択され(S
53)、パターン3に該当する映像がモニタ7cの左半
面に表示される(S54)(パターン3に該当する映像
が2つ以上ある場合はシーケンシャルに表示される)。
また、S5と同様にパターン4に該当する映像が選択さ
れ(S55)、パターン4に該当する映像がモニタ7c
の右上4半面に表示される(S56)(パターン4に該
当する映像が2つ以上ある場合はシーケンシャルに表示
される)。そして、最後にS7と同様にパターン1〜4
のいずれにも該当しない映像、即ちパターン5に該当す
る映像が選択され(S57)、パターン5に該当する映
像がモニタ7cの右下4半面に表示される(S58)
(パターン5に該当する映像が2つ以上ある場合はシー
ケンシャルに表示される)。
【0055】なお、S51で異常が発生している映像が
2台を越えると判断された場合は、フローがへ進行す
る。これについては、次の実施の形態7で併せて説明す
る。
【0056】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、キーボードにより手動選
択されたITVによる映像、異常の発生している箇所お
よび所定期間内に異常の多発した箇所等の映像をその箇
所を表す文字等と共にモニタ7a〜7cに選択的に表示
させることができる。従って、どのような異常がどのエ
スカレータのどの箇所に発生しているか、または、所定
期間内にどの箇所に多発していたか等を把握することが
できる。また、特に、キーボード15によって手動選択
されたITVによる映像を最優先でモニタ7aに表示さ
せることにより、監視員の意思で積極的にモニタ7a〜
7cを通じて異常の原因を把握することができるので、
エスカレータ1の監視効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0057】実施の形態7.図10は、図8のに続く
フローチャートである。また、図17は実施の形態7に
おけるモニタ7a〜7cの表示パターンを示す図であ
る。キーボード15により手動選択されたITVが2台
ある場合は、さらに、現在異常が発生しているエスカレ
ータがあるか否かが判断され(以下)、異常が発生し
ているエスカレータがある場合は、それが1台であるか
否かが判断される(S59)。
【0058】そして、異常が発生しているエスカレータ
が1台である場合は、図17に示すように、キーボード
15により手動選択された2つのITVによる映像がモ
ニタ7aの左半面および右半面に表示されるとともに、
異常が発生しているエスカレータの異常発生箇所の映像
がモニタ7bに表示される(S60)。
【0059】また、S59において、異常が発生してい
るエスカレータが2台を越える場合は、それが2台であ
るか否かが判断される(S61)。そして、パターン2
に該当するエスカレータが2台の場合は、図18に示す
ように、キーボード15により手動選択された2つのI
TVによる映像がモニタ7aの左半面および右半面に表
示されるとともに、2台の異常が発生しているエスカレ
ータの異常発生箇所の映像がモニタ7bの左半面および
右半面にそれぞれ表示される(S62)。
【0060】以下は実施の形態1のS3、S5、S7と
同様にフローが進行し、パターン3〜5に該当する映像
が図17および図18に示すようにモニタ7cに表示さ
れる。即ち、S3と同様にパターン3に該当する映像が
選択され(S63)、パターン3に該当する映像がモニ
タ7cの左半面に表示される(S64)(該当する映像
が2つ以上あるときはシーケンシャルに表示される)。
また、S5と同様にパターン4に該当する映像が選択さ
れ(S65)、パターン4に該当する映像がモニタ7c
の右上4半面に表示される(S66)(該当する映像が
2つ以上あるときはシーケンシャルに表示される)。そ
して、最後にS7と同様にパターン5に該当する映像が
選択され(S67)、パターン5に該当する映像がモニ
タ7cの右下4半面に表示される(S68)(該当する
映像が2つ以上あるときはシーケンシャルに表示され
る)。
【0061】なお、実施の形態3のS25と同様に、異
常が発生している映像が2台を越える場合は異常が発生
していない映像がの映像と同様に扱われ(S69)、フ
ローはS63へと進行する。
【0062】また、実施の形態6のS51(図9参照)
で、異常が発生しているエスカレータが2台を越えると
判断された場合は()、図10のS61へとフローが
進行する。そして、この場合にS61で異常が発生して
いるエスカレータが2台であると判断された場合は、図
19に示すように、キーボード15により手動選択され
たITVによる1つの映像(パターン1)がモニタ7a
に、2台の異常が発生しているエスカレータの異常発生
箇所2カ所の映像がモニタ7bの左半面および右半面
に、そして、パターン3〜5に該当する映像がモニタ7
cの左半面、右上4半面および右下4半面にそれぞれ表
示される。
【0063】なお、S61において、パターン2のに該
当するエスカレータが2台を越えると判断された場合
は、前述したようにこれらのエスカレータは、異常の発
生していないエスカレータであるとみなされるので、パ
ターン3〜5に該当する映像として扱われ、選択動作は
終了する。
【0064】以上説明したように、この発明の移動装置
の映像監視システムによれば、キーボードにより手動選
択されたITVによる映像および異常が発生しているエ
スカレータの映像を2つずつ、または、いずれか一方を
2つ表示させることができ、さらに、所定期間内に異常
の多発したエスカレータの異常発生箇所等の映像をその
箇所を表す文字等と共にモニタ7a〜7cに選択的に表
示させることができる。従って、どのような異常がどの
エスカレータ1のどの箇所に発生しているか、または、
所定期間内にどの箇所に多発していたか等を把握するこ
とができる。また、特に、キーボード15によって手動
選択されたITVによる映像を最優先でモニタ7aに表
示させることにより、監視員の意思で積極的にモニタ7
a〜7cを通じて異常の原因を把握することができるの
で、エスカレータ1の監視効率を大幅に向上させること
ができる。
【0065】
【発明の効果】この発明の移動装置の映像監視システム
は、移動装置の各部および全体を写す複数のカメラと、
カメラによる映像を表示する複数のモニタと、移動装置
の各部に設けられた複数のセンサと、センサが検知する
移動装置の異常を集中管理し、当該異常の発生した箇所
を映すカメラの映像を選択的にモニタに表示させる制御
手段とを備えるので、移動装置の異常の発生した箇所の
映像を選択的にモニタに表示するので、モニタを通じて
異常についての情報を把握しやすい。
【0066】また、上記制御手段は、移動装置に異常が
発生していないときは、所定期間内に異常の多発した移
動装置の映像を選択的にモニタに表示させることを特徴
とするので、異常の発生する可能性の高い移動装置を選
択的にモニタに表示することにより、異常の前兆を発見
することができる。
【0067】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少ない場合に、上記
制御手段は、移動装置に共通部分の異常が発生した際に
は、当該共通部分の異常が発生した移動装置全体を映し
ているカメラの映像を専用のモニタに表示させ、他の異
常が発生していない移動装置を映しているカメラの映像
をシーケンシャルにモニタに表示させることを特徴とす
るので、複数の移動装置全体を専用のモニタに表示させ
ることにより、モニタを通じて共通部分の異常を把握す
ることができる。
【0068】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に特定部分の異常が発生した際には、上記制御手段
は、当該特定部分の異常が発生した箇所を写しているカ
メラの映像をモニタに表示させ、他の異常が発生してい
ない移動装置を映しているカメラの映像をシーケンシャ
ルにモニタに表示させることを特徴とするので、特定部
分の異常をモニタに選択的に表示させることにより、監
視効率の向上を図ることができる。
【0069】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に異常が発生していない場合に、所定期間内に特定部
分または共通部分の異常が多発した部分をモニタに表示
する際に、上記制御手段は、当該映像の表示面積を最も
大きくまたは当該映像の表示時間を最も長くすることを
特徴とするので、所定期間内に特定部分または共通部分
の異常が多発した異常発生頻度の高い部分をモニタを介
して効率よく監視することができる。
【0070】また、上記カメラを選択する入力手段をさ
らに備え、上記制御手段は、入力手段により手動選択さ
れたカメラによる映像のモニタにおける表示面積を最も
大きくまたは表示時間を最も長くすることを特徴とする
ので、監視員が最も必要とする映像をモニタに最優先で
表示させることができる。
【0071】また、上記移動装置が複数あり、かつ、上
記モニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装
置に共通部分の異常および特定部分の異常が発生した際
には、上記制御手段は、移動装置に特定部分の異常およ
び共通部分の異常が共に発生した場合に、特定部分の異
常のモニタへの表示面積を共通部分のモニタへの表示面
積より大きくする、または、特定部分の異常のモニタへ
の表示時間を共通部分の異常のモニタへの表示時間より
長くさせ、他の異常が発生していない移動装置を映して
いるカメラの映像をシーケンシャルにモニタに表示させ
ることを特徴とするので、特定部分に発生した異常を共
通部分に発生した異常より優先的に監視することができ
る。
【0072】また、上記複数のカメラは、少なくとも移
動装置の全体、一方の乗降口、中間部および他方の乗降
口をそれぞれ監視するように設けられ、上記制御手段
は、当該カメラにより当該移動装置の全体、一方の乗降
口、中間部および他方の乗降口で発生した異常を別々に
表示させることを特徴とするので、移動装置の各主要部
を別々に監視することができ、監視効率の向上を図るこ
とができる。
【0073】また、上記複数のカメラは、移動装置に防
犯用または防災用に設けられたカメラを共用することを
特徴とするので、防犯用および防災用のカメラを移動装
置の監視用に用いることによって、監視効率の向上、シ
ステム全体の簡略化等を図ることができる。
【0074】さらに、上記制御手段は、モニタ上に少な
くとも異常の発生した移動装置の番号又は位置情報を合
わせて表示することを特徴とするので、モニタに文字表
示等をさせることにより、異常の発生した移動装置の番
号又は位置情報を特定して、異常に対する迅速な対応等
が可能となり、監視効率が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動装置であるエスカレータを概略的に示す
側面図である。
【図2】 モニタ装置を概略的に示す斜視図である。
【図3】 この発明の移動装置の遠隔監視システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態4に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態5に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態6に係る移動装置の遠
隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態7に係る移動装置の
遠隔監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態1におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図12】 この発明の実施の形態2におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図13】 この発明の実施の形態3におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図14】 この発明の実施の形態4におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図15】 この発明の実施の形態5におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図16】 この発明の実施の形態6におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図17】 この発明の実施の形態7におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図18】 この発明の実施の形態7におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図19】 この発明の実施の形態7におけるモニタの
表示内容を示す概念図である。
【図20】 従来のエスカレータを概略的に示す側面図
である。
【符号の説明】
1 エスカレータ(移動装置)、7a、7b、7c モ
ニタ、10a、10b、10c、10d、10e、10
f ITV(カメラ)、11a、11b、11c、11
d、11e、12a、12b、12c、12d、12e
センサ、13コントローラ(制御手段)、15 キー
ボード(入力手段)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動装置の各部および全体を写す複数の
    カメラと、 上記カメラによる映像を表示する複数のモニタと、 上記移動装置の各部に設けられた複数のセンサと、 上記センサが検知する上記移動装置の異常を集中管理
    し、当該異常の発生した箇所を映すカメラの映像を選択
    的に上記モニタに表示させる制御手段とを備える移動装
    置の映像監視システム。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記移動装置に異常が
    発生していないときは、所定期間内に異常の多発した移
    動装置の映像を選択的に上記モニタに表示させることを
    特徴とする請求項1記載の移動装置の映像監視システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記移動装置が複数あり、かつ、上記モ
    ニタの数が上記カメラの数より少ない場合に、上記制御
    手段は、上記移動装置に共通部分の異常が発生した際に
    は、当該共通部分の異常が発生した移動装置全体を映し
    ているカメラの映像を専用のモニタに表示させ、他の異
    常が発生していない移動装置を映しているカメラの映像
    をシーケンシャルに上記モニタに表示させることを特徴
    とする請求項1記載の移動装置の映像監視システム。
  4. 【請求項4】 上記移動装置が複数あり、かつ、上記モ
    ニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装置に
    特定部分の異常が発生した際には、上記制御手段は、当
    該特定部分の異常が発生した箇所を写しているカメラの
    映像を上記モニタに表示させ、他の異常が発生していな
    い移動装置を映しているカメラの映像をシーケンシャル
    に上記モニタに表示させることを特徴とする請求項1記
    載の移動装置の映像監視システム。
  5. 【請求項5】 上記移動装置が複数あり、かつ、上記モ
    ニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装置に
    異常が発生していない場合に、所定期間内に特定部分ま
    たは共通部分の異常が多発した部分を上記モニタに表示
    する際に、上記制御手段は、当該映像の表示面積を最も
    大きくまたは当該映像の表示時間を最も長くすることを
    特徴とする請求項1記載の移動装置の映像監視システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記カメラを選択する入力手段をさらに
    備え、上記制御手段は、上記入力手段により手動選択さ
    れたカメラによる映像の上記モニタにおける表示面積を
    最も大きくまたは表示時間を最も長くすることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれか記載の移動装置の
    映像監視システム。
  7. 【請求項7】 上記移動装置が複数あり、かつ、上記モ
    ニタの数が上記カメラの数より少なく、上記移動装置に
    上記共通部分の異常および上記特定部分の異常が発生し
    た際には、上記制御手段は、上記移動装置に上記特定部
    分の異常および上記共通部分の異常が共に発生した場合
    に、上記特定部分の異常の上記モニタへの表示面積を上
    記共通部分の上記モニタへの表示面積より大きくする、
    または、上記特定部分の異常の上記モニタへの表示時間
    を上記共通部分の異常の上記モニタへの表示時間より長
    くさせ、他の異常が発生していない移動装置を映してい
    るカメラの映像をシーケンシャルに上記モニタに表示さ
    せることを特徴とする請求項1記載の移動装置の映像監
    視システム。
  8. 【請求項8】 上記複数のカメラは、少なくとも上記移
    動装置の全体、一方の乗降口、中間部および他方の乗降
    口をそれぞれ監視するように設けられ、上記制御手段
    は、当該カメラにより当該移動装置の全体、一方の乗降
    口、中間部および他方の乗降口で発生した異常を別々に
    表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
    ずれか記載の移動装置の映像監視システム。
  9. 【請求項9】 上記複数のカメラは、上記移動装置に防
    犯用または防災用に設けられたカメラを共用することを
    特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか記載の移動
    装置の映像監視システム。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記モニタ上に少な
    くとも上記異常の発生した移動装置の番号又は位置情報
    を合わせて表示することを特徴とする請求項1乃至請求
    項9のいずれか記載の移動装置の映像監視システム。
JP34156496A 1996-12-20 1996-12-20 移動装置の映像監視システム Pending JPH10187230A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606538B2 (en) * 2001-07-09 2003-08-12 Bernard Ponsot Secure method and system of video detection for automatically controlling a mechanical system such as a moving staircase or a travelator
JP2004018167A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアの監視システム
JP2007128500A (ja) * 2005-10-31 2007-05-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マシン・モニタリング・インターフェース及びマシン動作のモニタ方法(画像ベースのプリンタ・システム・モニタ)
JP4732352B2 (ja) * 2004-08-19 2011-07-27 三菱電機株式会社 昇降機画像監視システム
US10214391B2 (en) 2016-07-29 2019-02-26 Otis Elevator Company System and method for monitoring handrail entrance of passenger conveyor
JP2020111425A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 東芝エレベータ株式会社 乗客コンベア

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