JP4511693B2 - 監視カメラシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視カメラシステム、特に複数の監視カメラと複数のモニタ及び録画装置との接続経路をスイッチャーにより切り替えるようにした監視カメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
百貨店や遊技ホール等のように大勢の人が集まりかつ高額商品や多額の金銭が扱われる店舗には、売り場やレジカウンター、エレベータ、駐車場等に監視用の複数のテレビカメラを設置し、これら各所の様子をそこから離れた監視室や外部の監視センターからモニタで監視できるようにした監視カメラシステムが多用されている。また、保守や安全管理が必要な事業所等においても、監視カメラシステムが多用されてきている。
【0003】
図2は従来の監視カメラシステムの一例を示しており、このシステムでは、複数の監視カメラ1A,1B,1C,1Dと、モニタ2A,2B,2C,2DおよびVTR(ビデオテープレコーダ)等の録画装置3A,3B,3C,3Dとの接続経路を、マトリクススイッチャー4によって任意に切替え可能な構成となっている。また、マトリクススイッチャー4はシステム制御CPU5によって切替え制御され、その切替えの条件が操作装置としてのジョイスティック6a付のキーボード6によって設定できるようになっている。
【0004】
ところで、このような監視カメラシステムでは、多数の監視カメラで撮影される映像(撮影画像)を台数に制限のある複数台のモニタで監視することが多く、その場合、多数の監視カメラをマトリクススイッチャーによって選択的にモニタや録画装置に接続するようになっている。そして、複数の監視カメラを予め設定した条件でシーケンシャルに切り替えながら特定のモニタに接続し、複数台分の撮影画像を順次モニタ表示したり、モニタ画面を複数に分割し、複数の監視ポイントを同時にチェックできるようにしたり、あるいは、特定の監視カメラの撮影画像をモニタ表示しておき、操作者によるカメラ切替えの指令操作入力がされたときにモニタ画面をその監視カメラの撮影画像に切り替えたりするといった監視方法が採られている。
【0005】
また、従来の監視カメラシステムでは、モニタごとに録画装置を設置しておくことで、操作者からの録画指令入力に応じ、指定されたモニタの表示画像をそれに対応する録画装置によって記録できるようになされており、録画時間の制限内で効果的な長時間録画を可能にするため、通常監視時は間欠的な録画を行い、人センサーの検知時にそれに連動して連続録画を行ったり、操作者からの指令操作入力時に連続録画を行ったりするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の監視カメラシステムにあっては、モニタごとに録画装置を設置していたため、モニタ設置台数が多くなると録画装置台数が多くなり、設置スペースが大きくなっていた。
【0007】
そればかりか、各モニタに表示されている画像がそれに対応する録画装置でしか録画できないため、録画装置の録画可能時間にばらつきが生じやすく、録画装置が故障したり、録画時間一杯になると、予めその録画装置への録画割当てがされた監視カメラについて録画できなかったり、必要な録画情報を消去せざるを得なかったりするという問題が生じ、通常であれば手動切替えにより回避できるにしても、緊急時にはこのような問題を回避できないという問題があった。
【0008】
また、制御用のコンピュータ等によって録画装置の録画、再生、巻き戻し等の制御を行ってはいたが、各録画装置の録画情報はその録画装置に接続されたモニタにのみ表示される構成となっていたため、過去に録画した画像から特定の監視対象と関連のある画像をモニタ画面上で探す場合、再生画面の制限等から、必要な録画情報を迅速に再生することが困難であり、さらに、録画装置としてVTRを使用していたため、その困難さが増すという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、画像記録再生装置の設置台数を少ない台数に制限しながらも、複数の監視カメラの撮影画像を常に迅速に、かつ所要の録画時間を確保しつつ録画できる監視カメラシステムを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、それぞれ撮影画像の信号を出力する複数の監視カメラと、前記監視カメラからの信号により前記監視カメラのそれぞれの撮影画像を記録し、記録した画像を再生出力することができる複数の画像記録再生装置と、前記監視カメラに接続された複数の入力端子と前記画像記録再生装置に接続された複数の出力端子とを有し、前記監視カメラのそれぞれと前記画像記録再生装置のそれぞれとの接続経路を任意に切替え可能なスイッチャーと、前記スイッチャーによる接続経路の切替えを制御する制御装置と、操作者による所定の指令操作入力に応じ指令信号を生成して、その指令信号を前記制御装置に出力する操作装置と、を備えた監視カメラシステムにおいて、前記スイッチャーの前記入力端子の一部に前記監視カメラからの撮影画像信号を入力するとともに、残余の前記入力端子に前記画像記録再生装置からの再生出力信号を入力するようになし、前記監視カメラのいずれかの撮影画像を録画することを指令する指令信号が前記操作装置から出力されたとき、前記制御装置が、前記操作装置からの指令信号に基づいて、前記画像記録再生装置のうち使用されていない空き状態の画像記録再生装置を選択し、前記監視カメラのいずれかの撮影画像に録画ごとの識別情報を付して前記空き状態の画像記録再生装置に録画させることを特徴とするものである。
【0011】
この監視カメラシステムでは、画像記録再生装置のうち使用されていない空き状態の装置に、録画が指令された監視カメラの撮影画像が、録画ごとの識別情報を付して録画されるから、迅速な録画と録画時間の確保が可能になり、しかも、再生に際しても、録画ごとの識別情報を基に必要な録画情報を迅速に探して、スイッチャーを介して所望するモニタで再生表示させることができる。
【0012】
また、前記制御装置が前記監視カメラのいずれかの撮影画像を前記空き状態の画像記録再生装置に録画させるとき、前記録画ごとの識別情報と共に、前記指令信号で特定される前記監視カメラのいずれかの識別コード、録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置の識別コード、録画開始日時、前記操作者の識別コード、及び、モニタのうち前記空き状態の画像記録再生装置で録画する画像を表示するモニタの識別コードのうち少なくとも一つの識別コードを録画管理情報として記録する録画管理情報記録手段を設けるようにすると、録画情報の内容を容易に特定でき、より迅速な再生が可能になる。
【0013】
前記制御手段は、前記画像記録再生装置ごとに、前記録画ごとの識別情報を設定し、前記録画ごとの識別情報とその録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置の識別コードとを前記録画管理情報記録手段に記録させるものであってもよい。そのようにすると、画像記録再生装置の設置台数に関係なく、同様な録画管理と切替え制御が可能となり、その処理も容易にできる。
【0014】
また、前記画像記録再生装置は、所定時間以上の長時間録画が可能な記録媒体ディスクを内蔵し、前記制御手段からの制御信号および前記録画ごとの識別情報に基づいて、録画した画像のデータを再生出力可能であるのが好ましい。この構成では、録画領域へのランダムアクセスが可能であり、より迅速な録画及び再生が可能となり、録画された画像のファイル検索等も容易となる。
【0015】
さらに、前記制御手段が、前記録画管理情報記録手段に記録された情報を前記画像記録再生装置を介して前記モニタに表示させるように構成すると、操作者が録画管理の情報をモニタ画面から把握でき、録画管理用のモニタを別に設ける必要がない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る監視カメラシステムを示す図である。
【0017】
この監視カメラシステムは、図1に示すように、それぞれ撮影画像の信号を出力する複数、例えば4つの監視カメラ11A,11B,11C,11Dと、それぞれ画像信号に基づき表示画面に画像を表示する複数のモニタ12A,12B,12C,12Dと、を具備している。
【0018】
監視カメラ11A〜11Dはそれぞれ例えばCCTV(Closed Circuit Television)カメラで構成され、モニタ12A〜12Dは例えばCRT(陰極線管)ディスプレイで構成されている。なお、詳細は図示しないが、各監視カメラ11A〜11Dには、それぞれ例えばパニング運動(水平旋回運動)およびチルティング運動(垂直方向運動)をしながら所定の監視区域について撮影を行い、撮影した画像を信号処理して所定形式の画像信号を出力するためのカメラ駆動回路及び信号処理回路が内蔵されている。
【0019】
また、監視カメラ11A〜11Dとモニタ12A〜12Dの間にはマトリクススイッチャー14が介在しており、このマトリクススイッチャー14には、監視カメラ11A〜11Dからの画像信号により監視カメラ11A〜11Dのそれぞれの撮影画像を記録し、記録した画像を再生出力することができる複数の画像記録再生装置13A,13Bが接続されている。
【0020】
ここで、画像記録再生装置13A,13Bは、所定時間以上の長時間録画が可能な大容量の記録媒体ディスク、例えばハードディスク、光磁気ディスク又はDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)RAM等を内蔵したドライブ装置となっており、CPU15からの制御信号および前記録画IDに基づいて、録画した画像のデータを再生出力できるようになっている。
【0021】
また、マトリクススイッチャー14は、マトリクス状の配線のクロスポイントに複数のスイッチを配したもので、監視カメラ11A〜11Dに接続された複数の第1入力端子14a(一部の入力端子)と、モニタ12A〜12Dに接続された複数の第1出力端子14c(一部の出力端子)と、画像記録再生装置13A,13Bに接続された複数の第2入力端子14b(残余の入力端子)及び第2出力端子14d(残余の出力端子)とを有している。このマトリクススイッチャー14は、監視カメラ11A〜11Dのそれぞれとモニタ12A〜12Dおよび画像記録再生装置13A,13Bのそれぞれとの接続経路を任意に切替え可能になっている。なお、マトリクススイッチャー14の具体的構成及びそのクロスポイント切替え制御については公知であり、ここでは詳述しない。
【0022】
マトリクススイッチャー14による前記接続経路の切替えは制御装置であるCPU15によって制御されるようになっており、このCPU15には、操作者による所定の指令操作入力に応じて指令信号を生成し、その指令信号をCPU15に出力する操作装置としてのコントローラ16が接続されている。
【0023】
コントローラ16は、例えば再生したい録画情報をモニタ出力された録画管理情報リスト(後述する)から選択する機能並びに選択した監視カメラを手動操作する場合の移動方向及び速度を調節する機能が割り当てられたジョイスティック16aと、各種のファンクションキーを含む複数の操作キーからなるキーボード16bと、図示しない液晶表示素子部とを有している。また、コントローラ16の内部には、キーボード16bでの各キーのON/OFF及び操作されているキーのキーコードを認識するキースキャン部と、キーコードテーブルを内部メモリに格納したCPU部と、システム制御CPU15側との間の通信をつかさどる通信インターフェース部と、が設けられている。
【0024】
ところで、本実施形態の監視カメラシステムにおいては、上述のように、マトリクススイッチャー14の一部の入力端子14aに監視カメラ11A〜11Dからの撮影画像信号を入力するとともに、残余の入力端子14bに画像記録再生装置13A,13Bからの再生出力信号を入力するようになっているが、監視カメラ11A〜11Dのいずれか、例えば監視カメラ11Aの撮影画像を録画することを指令する指令信号がコントローラ16から出力されたとき、CPU15は、コントローラ16からのその録画指令信号に基づいて、画像記録再生装置13A,13Bのうち使用されていない空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bを選択して制御信号を出力し、監視カメラ11A(監視カメラ11A〜11Dのいずれか)の撮影画像に録画ごとのIDコード(識別情報;以下、録画IDという)を付して、その空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bに録画させるようになっている。
【0025】
また、CPU15には録画管理情報記録手段としての録画情報記録装置17が接続されており、監視カメラ11A〜11Dのいずれかの撮影画像を空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bに録画させるとき、CPU15はこの録画情報記録装置17に、その録画IDと共に、前記指令信号で特定される監視カメラ(例えば選択された監視カメラ11A)の識別コード、録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bの識別コード、録画開始日時(録画開始時の日付及び時刻)、コントローラ16により指令操作入力を行った操作者の識別コード、及びモニタ12A〜12Dのうち今回の録画開始時に前記空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bで録画する画像を表示するモニタ12A,12B,12C又は12Dの識別コードのうち、少なくとも一つの識別コードを録画管理情報として記録させるようになっている。
【0026】
具体的には、CPU15は、前記識別コードを全て録画情報記録装置17に記録させ、更に、各画像記録再生装置13A,13Bごとに録画IDを設定して、録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bの識別コードと録画IDとの組合せにより、あるいは画像記録再生装置13A又は13Bの識別コードと時刻やモニタ情報等の録画管理情報に対応する他の識別コードとの組合せからも、一つの録画情報を特定できるようになっている。
【0027】
さらに、CPU15は、録画情報記録装置17に記録された録画管理情報を画像記録再生装置13A又は13B及びマトリクススイッチャー14を介してモニタ12A〜12Bのいずれかに表示させるようになっている。
【0028】
次にこのシステムの監視動作について説明する。
【0029】
上述のように構成された本実施形態の監視カメラシステムにおいては、モニタ12A〜12Dにより監視している状態で、操作者が例えばコントローラ16のキーボード16b中の録画キーを押す等して、予め選択した監視中のモニタの表示画像を録画する指令操作を行う。
【0030】
このとき、CPU15は、画像記録再生装置13A,13Bのうち使用されていない空き状態の装置、例えば画像記録再生装置13Aを選択し、この画像記録再生装置13Aに録画を実行させるようマトリクススイッチャ−14のクロスポイント切替え制御を行なう。したがって、迅速な録画と充分な録画時間の確保が可能になる。
【0031】
CPU15は、また、コントローラ16から録画指令されたいずれかの監視カメラ11A,11B,11C又は11Dの撮影画像に、今回の録画の識別情報である録画IDを付すよう、画像記録再生装置13Aに録画IDを送るとともに、録画ID(例えば録画番号)を付加情報とした録画動作を実行させるための制御信号を出力する。
【0032】
さらに、CPU15は、今回の録画の録画IDと共に、録画開始日時(録画開始時の日付及び時刻)、今回の録画のために選択した画像記録再生装置13A又は13Bの識別コード、コントローラ16からの指令信号で特定される監視カメラ、例えば監視カメラ11Aの識別コード、コントローラ16により指令操作入力を行った操作者(オペレータ)の識別コード、及びモニタ12A〜12Dのうち今回の録画開始時に録画する画像を表示するモニタ12A,12B,12C又は12Dの識別コード(例えばカメラ番号)を、録画管理情報として録画情報記録装置17に記録させる。
【0033】
そして、録画を停止したいとき、操作者がコントローラ16のキーボード16b中の録画キーを再度押す等して、録画停止の指令操作が行われる。
【0034】
一方、録画を再生したい場合には、操作者がコントローラ16の操作によって録画管理情報表示を指令すると、CPU15が録画情報記録装置17の記録情報を基に、例えば録画管理情報のリストを作成し、それを現在選択しているモニタ、例えばモニタ12Aに表示させる。
【0035】
そして、操作者がコントローラ16の操作、例えばジョイスティック16aによりによって、再生したい録画情報を前記モニタ出力された録画管理情報のリストから選択し、再生キーを押す等すると、CPU15が録画情報記録装置17から選択指定された録画管理情報の詳細データを受け取り、該当する画像記録再生装置13A又は13Bに選択された録画情報の再生出力を命令する。
【0036】
さらに、このとき選択されているモニタ、例えばモニタ12Aと、再生すべき録画情報を持つ画像記録再生装置13A又は13Bとを接続するようマトリクススイッチャー14のクロスポイント切替え制御を実行し、画像記録再生装置13A又は13Bからの再生出力画像が監視中のモニタに表示されるようにする。
【0037】
そして、再生を停止したいときには、操作者がコントローラ16のキーボード16b中の再生キーを再度押す等して、再生停止の指令操作が行われる。
【0038】
このように、本実施形態の監視カメラシステムでは、録画に際しては、空き状態の画像記録再生装置13A又は13Bを選択することで迅速な録画と充分な録画時間の確保が可能になる。さらに、再生に際しても、録画IDと画像記録再生装置13A,13Bの識別コードを基に、必要な録画情報を容易にかつ迅速に特定できるとともに、マトリクススイッチャー14を介してモニタ12A〜12Dのうち所望するモニタ画面で再生表示させることができ、迅速な再生が可能になる。
【0039】
また、録画IDを画像記録再生装置ごとに設定しているので、画像記録再生装置の設置台数に関係なく、同様な録画管理と切替え制御が可能となり、その処理も容易にできる。しかも、各画像記録再生装置13A,13Bにおいては、録画領域へのランダムアクセスが可能であるから、より迅速な録画及び再生が可能となり、録画された画像のファイル検索等も容易にできる。
【0040】
また、操作者が録画情報記録装置17に記録されている録画管理情報を選択中のモニタ画面から把握できるので、録画管理用のモニタを別に設ける必要がない。
【0041】
したがって、2台の画像記録再生装置13A,13Bのように設置台数を少ない台数に制限しながらも、複数の監視カメラ11A〜11Dの撮影画像を常に迅速に、かつ所要の録画時間を確保しつつ録画することができ、録画時間不足といった問題を解消できる。また、再生時にも、所望の録画画像を迅速に検出して所望するモニタで迅速に再生表示することができる監視カメラシステムとなる。
【0042】
さらに、画像記録再生装置13A,13Bのうちいずれかが故障したり、記録領域の空きが少なくなったりした場合にも、残りの装置での録画が可能であり、録画不可能といった事態を確実に回避できる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、画像記録再生装置の設置台数を少ない台数に制限しながらも、複数の監視カメラの撮影画像を常に迅速に、かつ所要の録画時間を確保しつつ録画することができ、再生時にも、所望の録画画像を即座に検出して所望するモニタで迅速に再生表示できる監視カメラシステムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る監視カメラシステムの概略構成図である。
【図2】従来例の監視カメラシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
11A,11B,11C,11D 監視カメラ
12A,12B,12C モニタ
12A,12B,12C,12D モニタ
13A,13B 画像記録再生装置
14 マトリクススイッチャー
14a 第1入力端子(一部の入力端子)
14b 第2入力端子(残余の入力端子)
14c 第1出力端子(一部の出力端子)
14d 第2出力端子(残余の出力端子)
15 CPU(制御装置)
16 コントローラ(操作装置)
17 録画情報記録装置(画像管理情報記録手段)
Claims (5)
- それぞれ撮影画像の信号を出力する複数の監視カメラと、
前記監視カメラからの信号により前記監視カメラのそれぞれの撮影画像を記録し、記録した画像を再生出力することができる複数の画像記録再生装置と、
前記監視カメラに接続された複数の入力端子と前記画像記録再生装置に接続された複数の出力端子とを有し、前記監視カメラのそれぞれと前記画像記録再生装置のそれぞれとの接続経路を任意に切替え可能なスイッチャーと、
前記スイッチャーによる接続経路の切替えを制御する制御装置と、
操作者による所定の指令操作入力に応じ指令信号を生成して、その指令信号を前記制御装置に出力する操作装置と、を備えた監視カメラシステムにおいて、
前記スイッチャーの前記入力端子の一部に前記監視カメラからの撮影画像信号を入力するとともに、残余の前記入力端子に前記画像記録再生装置からの再生出力信号を入力するようになし、
前記監視カメラのいずれかの撮影画像を録画することを指令する指令信号が前記操作装置から出力されたとき、
前記制御装置が、前記操作装置からの指令信号に基づいて、前記画像記録再生装置のうち使用されていない空き状態の画像記録再生装置を選択し、前記監視カメラのいずれかの撮影画像に録画ごとの識別情報を付して前記空き状態の画像記録再生装置に録画させることを特徴とする監視カメラシステム。 - 前記制御装置が前記監視カメラのいずれかの撮影画像を前記空き状態の画像記録再生装置に録画させるとき、前記録画ごとの識別情報と共に、前記指令信号で特定される前記監視カメラのいずれかの識別コード、録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置の識別コード、録画開始日時、前記操作者の識別コード、及び、モニタのうち前記空き状態の画像記録再生装置で録画する画像を表示するモニタの識別コードのうち少なくとも一つの識別コードを録画管理情報として記録する録画管理情報記録手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の監視カメラシステム。
- 前記制御手段が、前記画像記録再生装置ごとに、前記録画ごとの識別情報を設定し、前記録画ごとの識別情報とその録画を実行する前記空き状態の画像記録再生装置の識別コードとを前記録画管理情報記録手段に記録させることを特徴とする請求項2に記載の監視カメラシステム。
- 前記画像記録再生装置が、所定時間以上の長時間録画が可能な記録媒体ディスクを内蔵し、前記制御手段からの制御信号および前記録画ごとの識別情報に基づいて、録画した画像のデータを再生出力可能であることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の監視カメラシステム。
- 前記制御手段が、前記録画管理情報記録手段に記録された情報を前記画像記録再生装置を介して前記モニタに表示させることを特徴とする請求項2に記載の監視カメラシステム。
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