JPH10187204A - 電気加熱器 - Google Patents
電気加熱器Info
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- JPH10187204A JPH10187204A JP28227497A JP28227497A JPH10187204A JP H10187204 A JPH10187204 A JP H10187204A JP 28227497 A JP28227497 A JP 28227497A JP 28227497 A JP28227497 A JP 28227497A JP H10187204 A JPH10187204 A JP H10187204A
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- heating
- controller
- variable
- controllers
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/22—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
- B60H1/2215—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters
- B60H1/2218—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters controlling the operation of electric heaters
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
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- B60H1/2215—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters
- B60H1/2221—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant the heat being derived from electric heaters arrangements of electric heaters for heating an intermediate liquid
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B11/00—Automatic controllers
- G05B11/01—Automatic controllers electric
- G05B11/06—Automatic controllers electric in which the output signal represents a continuous function of the deviation from the desired value, i.e. continuous controllers
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B6/00—Internal feedback arrangements for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral or differential
- G05B6/02—Internal feedback arrangements for obtaining particular characteristics, e.g. proportional, integral or differential electric
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
少なくとも2つの電気式加熱抵抗を有し、その加熱電力
が制御手段によって調節可能である電気加熱器。制御手
段は、複数のコントローラを有し、前記電気式加熱抵抗
の内の一つが、前記コントローラと連結しており、制御
手段の制御範囲がそれらコントローラに分配されてお
り、互いに異なった制御範囲がそれらコントローラの各
々と結びついていることを特徴とする。
が制御手段によって調節可能である電気加熱器。制御手
段は、複数のコントローラを有し、前記電気式加熱抵抗
の内の一つが、前記コントローラと連結しており、制御
手段の制御範囲がそれらコントローラに分配されてお
り、互いに異なった制御範囲がそれらコントローラの各
々と結びついていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は特許請求の範囲の請
求項1の前文による電気加熱器に関する。
求項1の前文による電気加熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気式の暖房または加熱システムは、例
えば、自動車内でのさまざまな応用に必要とされるが、
その中には例えば、自動車内の空気の暖房、水冷エンジ
ン内の冷却水の予熱、セルフイグニション式内燃機関内
のスパーク・プラグの予熱、燃料(ディーゼル)の加
熱、などがある。この種類の加熱システムは通常は、少
なくとも1つの加熱ステージを持つ加熱から成るが、こ
れらシステムはその各々が、予め定められた加熱電力を
発生させるために少なくとも1つの加熱部品(例えば、
加熱抵抗として与えられる)を、経時的な経過を監視し
加熱電力を定義するための制御ユニットのそれと共に有
するが、この加熱ユニットおよび制御ユニットは独立型
のモジュール(機能ユニット)として提供され、自動車
内の互いに別の場所に配置される。
えば、自動車内でのさまざまな応用に必要とされるが、
その中には例えば、自動車内の空気の暖房、水冷エンジ
ン内の冷却水の予熱、セルフイグニション式内燃機関内
のスパーク・プラグの予熱、燃料(ディーゼル)の加
熱、などがある。この種類の加熱システムは通常は、少
なくとも1つの加熱ステージを持つ加熱から成るが、こ
れらシステムはその各々が、予め定められた加熱電力を
発生させるために少なくとも1つの加熱部品(例えば、
加熱抵抗として与えられる)を、経時的な経過を監視し
加熱電力を定義するための制御ユニットのそれと共に有
するが、この加熱ユニットおよび制御ユニットは独立型
のモジュール(機能ユニット)として提供され、自動車
内の互いに別の場所に配置される。
【0003】一方では複数の接続ラインが加熱ユニット
と制御ユニット間に必要とされる(スペース上の要件
や、経費、電磁気的な適合性の問題ともつながってい
る)という短所があり、他方では電力の消費が個別に行
われねばならないという短所がある。制御ユニットは、
制御偏差または制御差が発生するとさまざまな制御反応
を引き起こすさまざまなコントローラ、例えば一般的に
使用されている比例コントローラ、積分コントローラ、
差動コントローラ、線形コントローラ、スイッチング可
能ステップ・コントローラなどを制御するように実装す
ることが可能である。制御手段の負荷を軽減するため
に、前記制御手段は、一般的にスイッチング可能ステッ
プ・コントローラとして形成された複数のコントローラ
から成ってもよいし、また、スイッチング動作によって
オン/オフさせてもよい。この場合(特にステップ・コ
ントローラにおいて)発生する問題は、さまざまなコン
トローラの作用の範囲の境界定義である、すなわち、コ
ントローラの制御範囲間の遷移が明確に定義されていな
くて、このため、制御反応の制御が互いに干渉し(デッ
ド範囲、オーバラップ、ヒステリシス、未定義状態など
の発生)、電磁気的な適合性が干渉し合い、これを軽減
しようとすると高価な構成部品が必要となる。
と制御ユニット間に必要とされる(スペース上の要件
や、経費、電磁気的な適合性の問題ともつながってい
る)という短所があり、他方では電力の消費が個別に行
われねばならないという短所がある。制御ユニットは、
制御偏差または制御差が発生するとさまざまな制御反応
を引き起こすさまざまなコントローラ、例えば一般的に
使用されている比例コントローラ、積分コントローラ、
差動コントローラ、線形コントローラ、スイッチング可
能ステップ・コントローラなどを制御するように実装す
ることが可能である。制御手段の負荷を軽減するため
に、前記制御手段は、一般的にスイッチング可能ステッ
プ・コントローラとして形成された複数のコントローラ
から成ってもよいし、また、スイッチング動作によって
オン/オフさせてもよい。この場合(特にステップ・コ
ントローラにおいて)発生する問題は、さまざまなコン
トローラの作用の範囲の境界定義である、すなわち、コ
ントローラの制御範囲間の遷移が明確に定義されていな
くて、このため、制御反応の制御が互いに干渉し(デッ
ド範囲、オーバラップ、ヒステリシス、未定義状態など
の発生)、電磁気的な適合性が干渉し合い、これを軽減
しようとすると高価な構成部品が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低消
費電力で作動する簡単な暖房装置を提供することにあ
る。
費電力で作動する簡単な暖房装置を提供することにあ
る。
【0005】
【問題を解決するための手段】この目的は、本発明の請
求項1の特徴によって解決される。別の請求項には、本
方法の長所を生かした変形例が述べられている。本加熱
システムにおいては、少なくとも2つの加熱ステージを
有する加熱は制御ループの制御経路として提供される
が、これが制御ループの制御手段と一緒になって通常の
ハウジング内に一体化される。この制御ループにおいて
は、加熱の(すなわち1つまたは複数の加熱ステージ
の)ための加熱電力は被制御変数として制御されるが、
実際の被制御変数加熱電力の代わりに、加熱電力を決定
する変数を実際の被制御変数として用いるのがしばしば
好ましいことになる、すなわち1つまたは複数の加熱ス
テージを通じて制御されるのはその加熱ステージでの電
流であったり他の加熱要素(加熱電圧)であったり、さ
らに、加熱要素(加熱電流)や電圧が制御されたりす
る。この(例えば電圧制御式の)閉ループ制御において
は、加熱電力を決定する変数(例えば加熱電圧)の目標
値は予め定められていて、この目標値は、加熱電力を決
定する変数(例えば加熱電圧)の実際値および目標値と
実際値(制御偏差値または制御差値)間の偏差と比較さ
れ、制御ループ内のフィードバックによって自動的に最
小化される。
求項1の特徴によって解決される。別の請求項には、本
方法の長所を生かした変形例が述べられている。本加熱
システムにおいては、少なくとも2つの加熱ステージを
有する加熱は制御ループの制御経路として提供される
が、これが制御ループの制御手段と一緒になって通常の
ハウジング内に一体化される。この制御ループにおいて
は、加熱の(すなわち1つまたは複数の加熱ステージ
の)ための加熱電力は被制御変数として制御されるが、
実際の被制御変数加熱電力の代わりに、加熱電力を決定
する変数を実際の被制御変数として用いるのがしばしば
好ましいことになる、すなわち1つまたは複数の加熱ス
テージを通じて制御されるのはその加熱ステージでの電
流であったり他の加熱要素(加熱電圧)であったり、さ
らに、加熱要素(加熱電流)や電圧が制御されたりす
る。この(例えば電圧制御式の)閉ループ制御において
は、加熱電力を決定する変数(例えば加熱電圧)の目標
値は予め定められていて、この目標値は、加熱電力を決
定する変数(例えば加熱電圧)の実際値および目標値と
実際値(制御偏差値または制御差値)間の偏差と比較さ
れ、制御ループ内のフィードバックによって自動的に最
小化される。
【0006】少なくとも1つの線形コントローラを制御
手段として用いることが望ましいが、この種のコントロ
ーラ(定常コントローラ)はその制御特性が(スイッチ
ング式コントローラと逆に)変動しない。複数の線形コ
ントローラを使用する場合、これらのコントローラは、
線形動作しているそれらコントローラの内の1つだけが
一時に動作し、それによって制御反応が決定されるよう
にカスケード状に並列接続される。
手段として用いることが望ましいが、この種のコントロ
ーラ(定常コントローラ)はその制御特性が(スイッチ
ング式コントローラと逆に)変動しない。複数の線形コ
ントローラを使用する場合、これらのコントローラは、
線形動作しているそれらコントローラの内の1つだけが
一時に動作し、それによって制御反応が決定されるよう
にカスケード状に並列接続される。
【0007】被制御変数加熱電力の目標値または加熱電
力を決定する変数の目標値は、例えば制御ループに供給
される外部入力信号によって発生されたコマンド変数に
よって変更させてもよいし、加熱電力のまたは加熱電力
を決定する変数の(例えば制御ループ内で発生された)
直接制御信号によって変更させてもよい。被制御変数加
熱電力およびこの加熱電力を決定する変数を与える1つ
または複数の加熱ステージまたは加熱(制御経路)の加
熱部品は、加熱抵抗として形成されることが望ましい。
力を決定する変数の目標値は、例えば制御ループに供給
される外部入力信号によって発生されたコマンド変数に
よって変更させてもよいし、加熱電力のまたは加熱電力
を決定する変数の(例えば制御ループ内で発生された)
直接制御信号によって変更させてもよい。被制御変数加
熱電力およびこの加熱電力を決定する変数を与える1つ
または複数の加熱ステージまたは加熱(制御経路)の加
熱部品は、加熱抵抗として形成されることが望ましい。
【0008】制御手段を構成する半導体構成部品、特に
パワー・トランジスタは、熱抵抗を軽減するために高い
熱伝導率を持つ共通のキャリア本体上に配置することが
望ましい。加熱システムは、循環システムと接している
加熱媒体、すなわち、加熱回路中および/または自動車
の冷却回路中に位置された媒体(例えば水、空気、油な
ど)のために(例えば、自動車の冷却水の加熱のため
に)用いてもよいが、そうする代わりに、循環システム
に接していない加熱媒体のために(例えば、自動車のコ
ンパートメントの加熱のために)用いてもよい。
パワー・トランジスタは、熱抵抗を軽減するために高い
熱伝導率を持つ共通のキャリア本体上に配置することが
望ましい。加熱システムは、循環システムと接している
加熱媒体、すなわち、加熱回路中および/または自動車
の冷却回路中に位置された媒体(例えば水、空気、油な
ど)のために(例えば、自動車の冷却水の加熱のため
に)用いてもよいが、そうする代わりに、循環システム
に接していない加熱媒体のために(例えば、自動車のコ
ンパートメントの加熱のために)用いてもよい。
【0009】本発明による加熱システムは、制御手段
(線形コントローラ)および制御経路(加熱部品を持つ
1つまたは複数の加熱ステージの加熱)によって形成さ
れる制御ループを1つのハウジング内に一体化すること
によって、次に示すいくつかの長所を合わせもつもので
ある。 ・加熱システムをコンパクトな機能ユニットとして実現
可能である。
(線形コントローラ)および制御経路(加熱部品を持つ
1つまたは複数の加熱ステージの加熱)によって形成さ
れる制御ループを1つのハウジング内に一体化すること
によって、次に示すいくつかの長所を合わせもつもので
ある。 ・加熱システムをコンパクトな機能ユニットとして実現
可能である。
【0010】・加熱装置と制御装置間の適合が不必要で
ある。 ・外部接続が簡単であり、1つまたは複数の加熱ステー
ジの加熱部品をユーザが接続する必要がない。 ・制御手段の(半導体部品の)消費電力を加熱に利用す
ることができ、これによって、加熱電流と加熱電力間で
線形的な関係が達成される。
ある。 ・外部接続が簡単であり、1つまたは複数の加熱ステー
ジの加熱部品をユーザが接続する必要がない。 ・制御手段の(半導体部品の)消費電力を加熱に利用す
ることができ、これによって、加熱電流と加熱電力間で
線形的な関係が達成される。
【0011】・制御手段を1つの線形コントローラによ
って、または複数の(並列接続された)線形コントロー
ラによって実現することによって、その内の1つだけを
一時に線形に動作させることができる。 ・スイッチング動作が避けられ、この結果、スイッチン
グ動作によって引き起こされた制御干渉(デッド範囲、
オーバラップ、ヒステリシス、未定義状態などの発生)
が避けられる。
って、または複数の(並列接続された)線形コントロー
ラによって実現することによって、その内の1つだけを
一時に線形に動作させることができる。 ・スイッチング動作が避けられ、この結果、スイッチン
グ動作によって引き起こされた制御干渉(デッド範囲、
オーバラップ、ヒステリシス、未定義状態などの発生)
が避けられる。
【0012】・電磁気的適合性の干渉がほとんど避けら
れるので、この問題を解決するために高価な構成部品を
使用する必要がない。高い熱伝導率を持つ共通のキャリ
ア本体上に制御手段の半導体構成部品を配置することに
よって、この制御手段(例えば線形コントローラ)の半
導体構成部品の熱抵抗の減少、したがってこれら半導体
構成部品の熱負荷の減少が達成される。
れるので、この問題を解決するために高価な構成部品を
使用する必要がない。高い熱伝導率を持つ共通のキャリ
ア本体上に制御手段の半導体構成部品を配置することに
よって、この制御手段(例えば線形コントローラ)の半
導体構成部品の熱抵抗の減少、したがってこれら半導体
構成部品の熱負荷の減少が達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】加熱システムの加熱部品の加熱電
力は、最小の誤差で調整または、動的もしくは静的に予
め定めるべきである。この目的のため、図2にしたがっ
て、加熱電力は、制御手段1、制御経路2(少なくとも
1つの加熱部品を持つ少なくとも1つの加熱ステージで
の加熱)および目標値アジャスタ31から成る電圧制御
式制御ループRK内での加熱器2における制御用変数S
Gの電圧降下による制御変数RGとして制御される。こ
のため、コマンド変数FGが、制御信号SSによってオ
ン/オフ可能な目標値アジャスタを介して(例えば、外
部制御信号GSによって)発生されるが、このコマンド
変数は被制御変数RGの目標値定義としてコンパレータ
32に供給され、コンパレータ32はこの被制御変数の
目標値を制御変数RGの(フィードバック)実際値と比
較し、この比較によって制御差RDまたは制御偏差が形
成される。この制御差RDまたは制御偏差は制御手段1
(例えば、少なくとも1つの線形コントローラ)に供給
され、この制御手段は制御用変数SG加熱電圧を発生す
る。制御経路2(加熱)は制御用変数SGによって駆動
され、これによって加熱器2(加熱ステージまたは加熱
ステージの加熱部品)は、ある加熱電力を被制御変数R
G(の実際値)として発生させる。被制御変数RGとし
ての加熱電力は一方では制御ループRKの出力端子に出
力信号AS(自動車の循環冷却水システムに供給され
る)として出力され、これによって冷却水が加熱され、
他方では被制御変数RGとしての加熱電力はコンパレー
タ32に制御ループRKのフィードバック・ループ内の
実際値として供給される。
力は、最小の誤差で調整または、動的もしくは静的に予
め定めるべきである。この目的のため、図2にしたがっ
て、加熱電力は、制御手段1、制御経路2(少なくとも
1つの加熱部品を持つ少なくとも1つの加熱ステージで
の加熱)および目標値アジャスタ31から成る電圧制御
式制御ループRK内での加熱器2における制御用変数S
Gの電圧降下による制御変数RGとして制御される。こ
のため、コマンド変数FGが、制御信号SSによってオ
ン/オフ可能な目標値アジャスタを介して(例えば、外
部制御信号GSによって)発生されるが、このコマンド
変数は被制御変数RGの目標値定義としてコンパレータ
32に供給され、コンパレータ32はこの被制御変数の
目標値を制御変数RGの(フィードバック)実際値と比
較し、この比較によって制御差RDまたは制御偏差が形
成される。この制御差RDまたは制御偏差は制御手段1
(例えば、少なくとも1つの線形コントローラ)に供給
され、この制御手段は制御用変数SG加熱電圧を発生す
る。制御経路2(加熱)は制御用変数SGによって駆動
され、これによって加熱器2(加熱ステージまたは加熱
ステージの加熱部品)は、ある加熱電力を被制御変数R
G(の実際値)として発生させる。被制御変数RGとし
ての加熱電力は一方では制御ループRKの出力端子に出
力信号AS(自動車の循環冷却水システムに供給され
る)として出力され、これによって冷却水が加熱され、
他方では被制御変数RGとしての加熱電力はコンパレー
タ32に制御ループRKのフィードバック・ループ内の
実際値として供給される。
【0014】実際の被制御変数RG加熱電力の代わり
に、加熱電力を決定する2つの変数の内の1つ、すなわ
ち、加熱器2もしくは加熱ステージを流れる電流(加熱
電流)または加熱器2もしくは加熱ステージでの電圧降
下(加熱電圧)が、簡略化のため被制御変数として用い
られるが、もし、例えば、加熱電圧を被制御変数RGと
して用いると、被制御変数RGはこの場合、制御用変数
SG1と同一である。
に、加熱電力を決定する2つの変数の内の1つ、すなわ
ち、加熱器2もしくは加熱ステージを流れる電流(加熱
電流)または加熱器2もしくは加熱ステージでの電圧降
下(加熱電圧)が、簡略化のため被制御変数として用い
られるが、もし、例えば、加熱電圧を被制御変数RGと
して用いると、被制御変数RGはこの場合、制御用変数
SG1と同一である。
【0015】簡略化された加熱システムの場合、加熱電
力を制御するには、コンパレータ32を持たない単純な
線形コントローラで充分である。図3によれば、加熱器
2は、並列に接続され各々が1つの加熱部品を有する3
つの加熱ステージ21、22および23によって実現さ
れるが、この加熱ステージ21、22および23の加熱
部品は例えば加熱抵抗として提供され、電源電圧V
S (例えば+12V)と基準電位GND間に接続され
る。制御手段1は並列接続された3つの線形コントロー
ラ11、12および13によって実現されるが、この場
合、加熱ステージ21、22および23の各々または加
熱部品の各々が線形コントローラ11、12および13
の出力と接続され、それによって、ステージ21、22
および23での電圧降下としてまたは加熱要素(加熱電
圧)としての予め定められた制御用変数SG(SG1、
SG2、SG3)によって駆動される。フィードバック
された被制御変数RG(RG1、RG2、RG3)とし
ての加熱電力または加熱電圧は、各々がコントローラ1
1、12、13の各々と連結している3つの部品32
1、322、323から成るコンパレータ32に供給さ
れるが、このコンパレータ要素321、322、323
は、線形コントローラ11、12、13の各々がそれぞ
れ異なった制御範囲(線形コントローラ11、12、1
3の内のただ1つが一時に線形操作される)を有し、こ
れによって制御特性にデッド範囲、オーバラップ、不規
則性(ヒステリシス、ジャンプなど)を伴うことなく加
熱電力を連続的に制御できるように、予め定められた制
御差RD1、RD2、RD3によって駆動されるように
設計される。
力を制御するには、コンパレータ32を持たない単純な
線形コントローラで充分である。図3によれば、加熱器
2は、並列に接続され各々が1つの加熱部品を有する3
つの加熱ステージ21、22および23によって実現さ
れるが、この加熱ステージ21、22および23の加熱
部品は例えば加熱抵抗として提供され、電源電圧V
S (例えば+12V)と基準電位GND間に接続され
る。制御手段1は並列接続された3つの線形コントロー
ラ11、12および13によって実現されるが、この場
合、加熱ステージ21、22および23の各々または加
熱部品の各々が線形コントローラ11、12および13
の出力と接続され、それによって、ステージ21、22
および23での電圧降下としてまたは加熱要素(加熱電
圧)としての予め定められた制御用変数SG(SG1、
SG2、SG3)によって駆動される。フィードバック
された被制御変数RG(RG1、RG2、RG3)とし
ての加熱電力または加熱電圧は、各々がコントローラ1
1、12、13の各々と連結している3つの部品32
1、322、323から成るコンパレータ32に供給さ
れるが、このコンパレータ要素321、322、323
は、線形コントローラ11、12、13の各々がそれぞ
れ異なった制御範囲(線形コントローラ11、12、1
3の内のただ1つが一時に線形操作される)を有し、こ
れによって制御特性にデッド範囲、オーバラップ、不規
則性(ヒステリシス、ジャンプなど)を伴うことなく加
熱電力を連続的に制御できるように、予め定められた制
御差RD1、RD2、RD3によって駆動されるように
設計される。
【0016】目標値アジャスタ31によって発生された
コマンド変数FGは、最低制御範囲用の線形コントロー
ラ11に供給される。次に高い制御範囲によって、追加
の加熱電力が、コマンド変数FGによって決定された加
熱電力が次に低い制御範囲によって与えることができな
い場合にだけ実効される。次に高いコントローラ用の個
別のコマンド変数を発生するために、目標値アジャスタ
31によって決定されたコマンド変数FGと第1のコン
トローラ11によるこのコマンド変数にしたがって発生
された制御用変数SG1間に差が形成される。コントト
ローラが自身の制御は自身の上限に達するとすぐに、コ
マンド変数FGと制御用変数SG1間の差が発生する
が、これはもはや第1のコントローラ11によっては補
償不可能である。コンパレータ要素V1中で決定される
この差RD1は、コマンド変数として、次の制御範囲の
コントローラ12に供給される。同様に、コントローラ
12は、その制御範囲の上限に達したら、加熱電力をそ
れ以上増加することは不可能である。コントローラ12
用のコマンド変数RD1を発生させる原理は、次の制御
範囲のコントローラ13用のコマンド変数の検出にも適
用される。この目的のために、差RD2は、コントロー
ラに供給された差RD1およびこの変数に反応してコン
トローラ12によって発生された制御用変数SG2に基
づいてコンパレータ要素V2中で検出される。この差R
D2は、コマンド変数としてコントローラ13に供給さ
れる。これによってコントローラ13は追加の加熱電力
を、この加熱電力が目標値アジャスタ31によって要請
されているが、接続済みの加熱抵抗21および22をそ
れぞれ持つコントローラ11および12によってはもは
や実効され得ない場合にだけ発生させる。
コマンド変数FGは、最低制御範囲用の線形コントロー
ラ11に供給される。次に高い制御範囲によって、追加
の加熱電力が、コマンド変数FGによって決定された加
熱電力が次に低い制御範囲によって与えることができな
い場合にだけ実効される。次に高いコントローラ用の個
別のコマンド変数を発生するために、目標値アジャスタ
31によって決定されたコマンド変数FGと第1のコン
トローラ11によるこのコマンド変数にしたがって発生
された制御用変数SG1間に差が形成される。コントト
ローラが自身の制御は自身の上限に達するとすぐに、コ
マンド変数FGと制御用変数SG1間の差が発生する
が、これはもはや第1のコントローラ11によっては補
償不可能である。コンパレータ要素V1中で決定される
この差RD1は、コマンド変数として、次の制御範囲の
コントローラ12に供給される。同様に、コントローラ
12は、その制御範囲の上限に達したら、加熱電力をそ
れ以上増加することは不可能である。コントローラ12
用のコマンド変数RD1を発生させる原理は、次の制御
範囲のコントローラ13用のコマンド変数の検出にも適
用される。この目的のために、差RD2は、コントロー
ラに供給された差RD1およびこの変数に反応してコン
トローラ12によって発生された制御用変数SG2に基
づいてコンパレータ要素V2中で検出される。この差R
D2は、コマンド変数としてコントローラ13に供給さ
れる。これによってコントローラ13は追加の加熱電力
を、この加熱電力が目標値アジャスタ31によって要請
されているが、接続済みの加熱抵抗21および22をそ
れぞれ持つコントローラ11および12によってはもは
や実効され得ない場合にだけ発生させる。
【0017】この原理にしたがって、加熱範囲全体を任
意の数の部分的な制御範囲に分割し、それによって、例
えばコントローラの消費電力容量を低く抑えることが可
能である。外部で決定した加熱電力の目標値は、この目
的のためには第1に、最低の制御範囲にたいして供給さ
れる。制御範囲を不規則性がなく、すなわち連続的に遷
移させるために、次に低いコントローラに供給される目
標変数およびその上のコントローラによって発生された
制御用変数に基づいた差が、次に高い制御範囲用のコン
トローラにそれぞれ供給される。
意の数の部分的な制御範囲に分割し、それによって、例
えばコントローラの消費電力容量を低く抑えることが可
能である。外部で決定した加熱電力の目標値は、この目
的のためには第1に、最低の制御範囲にたいして供給さ
れる。制御範囲を不規則性がなく、すなわち連続的に遷
移させるために、次に低いコントローラに供給される目
標変数およびその上のコントローラによって発生された
制御用変数に基づいた差が、次に高い制御範囲用のコン
トローラにそれぞれ供給される。
【0018】この原理を図示するより単純な回路図を図
1に示す。図1では、遷移の無い制御範囲を制御するた
めのこのような加熱システムの必須の部品だけを示す。
外部から(例えば、目標値アジャスタ31によって)決
定された目標加熱電力FGは、第1のコントローラ61
に供給される。コマンド変数FGにしたがって、第1の
コントローラ61は制御用変数SG1を発生するが、こ
の変数はこのコントローラに接続された加熱ステージ6
5に供給される。自身の制御用変数を持つ第1のコント
ローラ61が目標値アジャスタ31によるコマンド変数
FGのさらなる増加にもはや付いていけない場合に発生
する差は、コンパレータ要素V1中で形成される。この
差RD1は第2のコントローラ62に供給される。この
第2のコントローラは、自身に供給された差RDにした
がって制御変数SG2を発生するが、この変数は第2の
加熱ステージ66の加熱電力を制御する。第3のコント
ローラ63を制御するために、第2のコントローラ62
に供給された差RD1および差RD1にしたがって第2
のコントローラ62によって形成された制御用変数SG
2に基づいた差はコマンド変数として第3のコントロー
ラ63に供給される。再度、第3のコントローラ63は
差RD2にしたがって制御用変数SG3を発生させて、
第3の加熱抵抗67の加熱電力を制御する。さらなる差
が、差RD2および制御用変数SG3に基づいてコント
ローラV3中で形成され、最終的には、差RD4が、加
熱ステージ68と接続した最後のコントローラ64用の
コンパレータV4中で形成される。
1に示す。図1では、遷移の無い制御範囲を制御するた
めのこのような加熱システムの必須の部品だけを示す。
外部から(例えば、目標値アジャスタ31によって)決
定された目標加熱電力FGは、第1のコントローラ61
に供給される。コマンド変数FGにしたがって、第1の
コントローラ61は制御用変数SG1を発生するが、こ
の変数はこのコントローラに接続された加熱ステージ6
5に供給される。自身の制御用変数を持つ第1のコント
ローラ61が目標値アジャスタ31によるコマンド変数
FGのさらなる増加にもはや付いていけない場合に発生
する差は、コンパレータ要素V1中で形成される。この
差RD1は第2のコントローラ62に供給される。この
第2のコントローラは、自身に供給された差RDにした
がって制御変数SG2を発生するが、この変数は第2の
加熱ステージ66の加熱電力を制御する。第3のコント
ローラ63を制御するために、第2のコントローラ62
に供給された差RD1および差RD1にしたがって第2
のコントローラ62によって形成された制御用変数SG
2に基づいた差はコマンド変数として第3のコントロー
ラ63に供給される。再度、第3のコントローラ63は
差RD2にしたがって制御用変数SG3を発生させて、
第3の加熱抵抗67の加熱電力を制御する。さらなる差
が、差RD2および制御用変数SG3に基づいてコント
ローラV3中で形成され、最終的には、差RD4が、加
熱ステージ68と接続した最後のコントローラ64用の
コンパレータV4中で形成される。
【0019】目標値を決定するコマンド変数FGは、例
えば自動車の発電機の負荷の程度にしたがって目標値ア
ジャスタ31によって図3に示すように発生されるが、
例えばコマンド変数、したがって加熱電力の目標値の定
義は、発電機によっていまだ供給可能な出力容量にした
がって外部から供給された発電機信号GSによって変更
されるが、加熱電力は、例えば、発電機が、その最大定
格の少し下(例えば、最大定格の95%)で操作される
ように制御される。目標値アジャスタ31に供給された
制御信号SSによって、制御ループRKはイネーブルさ
れたりブロックされたりする(すなわち制御がオン/オ
フされる)。加熱部品として使用される加熱ステージ2
1、22、23の加熱抵抗は、基準電位GND(接地)
に接続されており、これらの加熱抵抗による電圧(加熱
電圧)の降下は制御用変数として用いられるので、電流
測定用抵抗は必要がなく、さらに、制御もまた抵抗値の
公差とは無関係に行われるので、加熱ステージ21、2
2、23の高抵抗加熱抵抗および加熱ステージ21、2
2、23の加熱抵抗の差抵抗値による調整をすることな
く制御ループRKもまた実現可能である。
えば自動車の発電機の負荷の程度にしたがって目標値ア
ジャスタ31によって図3に示すように発生されるが、
例えばコマンド変数、したがって加熱電力の目標値の定
義は、発電機によっていまだ供給可能な出力容量にした
がって外部から供給された発電機信号GSによって変更
されるが、加熱電力は、例えば、発電機が、その最大定
格の少し下(例えば、最大定格の95%)で操作される
ように制御される。目標値アジャスタ31に供給された
制御信号SSによって、制御ループRKはイネーブルさ
れたりブロックされたりする(すなわち制御がオン/オ
フされる)。加熱部品として使用される加熱ステージ2
1、22、23の加熱抵抗は、基準電位GND(接地)
に接続されており、これらの加熱抵抗による電圧(加熱
電圧)の降下は制御用変数として用いられるので、電流
測定用抵抗は必要がなく、さらに、制御もまた抵抗値の
公差とは無関係に行われるので、加熱ステージ21、2
2、23の高抵抗加熱抵抗および加熱ステージ21、2
2、23の加熱抵抗の差抵抗値による調整をすることな
く制御ループRKもまた実現可能である。
【0020】並列接続された制御手段10のカスケード
接続された線形コントローラ11、12、13は、以下
に示す、各々のコマンド変数FG1、FG2、FG3
(目標値)および各々の被制御変数RG1、RG2、R
G3(実際値)の差によって発生したさまざまな制御差
RD1、RD2、RD3を持つ。 ・第1の線形コントローラ11の被制御変数RGのコマ
ンド変数FG1としてのコマンド変数と実際値RG1の
差として制御差RD1と持つ第1の線形コントローラ
1。
接続された線形コントローラ11、12、13は、以下
に示す、各々のコマンド変数FG1、FG2、FG3
(目標値)および各々の被制御変数RG1、RG2、R
G3(実際値)の差によって発生したさまざまな制御差
RD1、RD2、RD3を持つ。 ・第1の線形コントローラ11の被制御変数RGのコマ
ンド変数FG1としてのコマンド変数と実際値RG1の
差として制御差RD1と持つ第1の線形コントローラ
1。
【0021】・コマンド変数FG2(コマンド変数FG
から第1の線形コントローラ11の被制御変数RGの実
際値RG1を減算した値)としての第1の線形コントロ
ーラ11の制御差RD1と第2の線形コントローラ12
の被制御変数RGの実際値RG2の差として制御差RD
2を持つ第2の線形コントローラ12。 ・コマンド変数FG3(コマンド変数FGから、第2の
線形コントローラ12の被制御変数RGの実際値RG2
を第1の線形コントローラ11の被制御変数RGの実際
値RG1から減算した値を減算した値)としての第2の
線形コントローラ12の制御差RD2と第3の線形コン
トローラ13の被制御変数RGの実際値RG3の差とし
て制御差RD3を持つ第3の線形コントローラ13。
から第1の線形コントローラ11の被制御変数RGの実
際値RG1を減算した値)としての第1の線形コントロ
ーラ11の制御差RD1と第2の線形コントローラ12
の被制御変数RGの実際値RG2の差として制御差RD
2を持つ第2の線形コントローラ12。 ・コマンド変数FG3(コマンド変数FGから、第2の
線形コントローラ12の被制御変数RGの実際値RG2
を第1の線形コントローラ11の被制御変数RGの実際
値RG1から減算した値を減算した値)としての第2の
線形コントローラ12の制御差RD2と第3の線形コン
トローラ13の被制御変数RGの実際値RG3の差とし
て制御差RD3を持つ第3の線形コントローラ13。
【0022】コマンド変数FGの最大値は、個別の線形
コントローラ11、12、13の制御制限値の和によっ
て、したがって、被制御変数RGの最大値によって予め
定められる。コマンド変数FGは、例えば、外部から供
給された制御信号GSにしたがって目標値アジャスタ3
1によって変更される。制御回路1は、目標値アジャス
タ31に供給された制御信号SSによってイネーブルさ
れたりブロックされたりする(すなわち、制御がオン/
オフされる)。
コントローラ11、12、13の制御制限値の和によっ
て、したがって、被制御変数RGの最大値によって予め
定められる。コマンド変数FGは、例えば、外部から供
給された制御信号GSにしたがって目標値アジャスタ3
1によって変更される。制御回路1は、目標値アジャス
タ31に供給された制御信号SSによってイネーブルさ
れたりブロックされたりする(すなわち、制御がオン/
オフされる)。
【0023】図7に、コマンド変数がゼロから始まり自
身の最大値FGmaxにまで連続的に増加する際の、制御
手段1の各々の線形コントローラ11、12、13の被
制御変数RG1、RG2、RG3の経時的な経過および
制御手段1の被制御変数RGの経時的な経過(全体の制
御経過)を示す。制御差RD1、RD2、RD3が決定
されたために、コマンド変数FGがこのように連続的に
増加する際に、並列接続された制御手段のカスケード状
線形コントローラ11、12、13は連続してオンさ
れ、したがって、線形コントローラ11、12、13の
被制御変数RG1、RG2、RG3の和として形成され
た被制御変数RG(RG=RG1+RG2+RG3)を
これまた連続的に決定する。
身の最大値FGmaxにまで連続的に増加する際の、制御
手段1の各々の線形コントローラ11、12、13の被
制御変数RG1、RG2、RG3の経時的な経過および
制御手段1の被制御変数RGの経時的な経過(全体の制
御経過)を示す。制御差RD1、RD2、RD3が決定
されたために、コマンド変数FGがこのように連続的に
増加する際に、並列接続された制御手段のカスケード状
線形コントローラ11、12、13は連続してオンさ
れ、したがって、線形コントローラ11、12、13の
被制御変数RG1、RG2、RG3の和として形成され
た被制御変数RG(RG=RG1+RG2+RG3)を
これまた連続的に決定する。
【0024】時間t0(この時点で、コマンド変数FG
はしきい値FG0に達する)で、第1の線形コントロー
ラがオンされる。コマンド変数FGが増加すると(コマ
ンド変数FGがしきい値FG0を超える)、全体の制御
経過(被制御変数RG)が、第1の線形コントローラ1
1(被制御変数RG1)だけによって決定され、第2の
線形コントローラ12および第3の線形コントローラ1
3がオンされるが、この理由は、第1の線形コントロー
ラ11の制御差がゼロであるためである。
はしきい値FG0に達する)で、第1の線形コントロー
ラがオンされる。コマンド変数FGが増加すると(コマ
ンド変数FGがしきい値FG0を超える)、全体の制御
経過(被制御変数RG)が、第1の線形コントローラ1
1(被制御変数RG1)だけによって決定され、第2の
線形コントローラ12および第3の線形コントローラ1
3がオンされるが、この理由は、第1の線形コントロー
ラ11の制御差がゼロであるためである。
【0025】時間t1(この時点で、コマンド変数FG
は値FG1に達する)で、第1の線形コントローラ11
は制御制限値RG1max(第1の線形コントローラ11
の被制御変数RG1の最大値RG1max)に達し、第1
の線形コントローラ11はその最大まで駆動されるが、
これによって第2の線形コントローラがオンされる。コ
マンド変数FGが増加すると(コマンド変数FGが値F
G1を超える)、第1線形コントローラ11の制御差R
D1はゼロと異なった値となり、これによって全体の制
御経過(被制御変数RG)は、第1の線形コントローラ
(被制御変数RG1)および第2の線形コントローラ
(被制御変数RG2)によって決定され(第2の線形コ
ントローラ12が、第1の線形コントローラではもはや
制御不可能な被制御変数RGの部分を受け持つ)、第2
の線形コントローラ12の制御差RD2がゼロであるの
で第3の線形コントローラ13がオフされる。
は値FG1に達する)で、第1の線形コントローラ11
は制御制限値RG1max(第1の線形コントローラ11
の被制御変数RG1の最大値RG1max)に達し、第1
の線形コントローラ11はその最大まで駆動されるが、
これによって第2の線形コントローラがオンされる。コ
マンド変数FGが増加すると(コマンド変数FGが値F
G1を超える)、第1線形コントローラ11の制御差R
D1はゼロと異なった値となり、これによって全体の制
御経過(被制御変数RG)は、第1の線形コントローラ
(被制御変数RG1)および第2の線形コントローラ
(被制御変数RG2)によって決定され(第2の線形コ
ントローラ12が、第1の線形コントローラではもはや
制御不可能な被制御変数RGの部分を受け持つ)、第2
の線形コントローラ12の制御差RD2がゼロであるの
で第3の線形コントローラ13がオフされる。
【0026】時間t2(この時点で、コマンド変数FG
は値FG2に達する)で、第2の線形コントローラ12
は制御制限値RG2max(第2の線形コントローラ12
の被制御変数RG2の最大値RG2max)に達し、第2
の線形コントローラ12はその最大まで駆動され、これ
によって第3の線形コントローラ13はオンされる。コ
マンド変数FGが増加すると(コマンド変数FGが値F
G2を超える)、第2の線形コントローラ12制御差R
D2はゼロと異なった値となり、これによって全体の制
御経過(被制御変数RG)は、第1の線形コントローラ
11(被制御変数RG1)、第2の線形コントローラ1
2(被制御変数RG2)および第3の線形コントローラ
13(被線形変数RG3)によって決定される(第3の
線形コントローラ13が、第2の線形コントローラ12
によってはもはや制御不可能な被制御変数RGの部分を
受け持つ)。
は値FG2に達する)で、第2の線形コントローラ12
は制御制限値RG2max(第2の線形コントローラ12
の被制御変数RG2の最大値RG2max)に達し、第2
の線形コントローラ12はその最大まで駆動され、これ
によって第3の線形コントローラ13はオンされる。コ
マンド変数FGが増加すると(コマンド変数FGが値F
G2を超える)、第2の線形コントローラ12制御差R
D2はゼロと異なった値となり、これによって全体の制
御経過(被制御変数RG)は、第1の線形コントローラ
11(被制御変数RG1)、第2の線形コントローラ1
2(被制御変数RG2)および第3の線形コントローラ
13(被線形変数RG3)によって決定される(第3の
線形コントローラ13が、第2の線形コントローラ12
によってはもはや制御不可能な被制御変数RGの部分を
受け持つ)。
【0027】時間t3で(この時点で、コマンド変数F
Gは値FG3すなわちその最大値FG maxに達する)、第
3の線形コントローラ13の制御制限値RG3max(第
3の線形コントローラの被制御変数RG3の最大値RG
3max)に達し、これによって、制御手段10の制御制
限値RGmax(被制御変数RGの最大値RGmax)に達す
る。
Gは値FG3すなわちその最大値FG maxに達する)、第
3の線形コントローラ13の制御制限値RG3max(第
3の線形コントローラの被制御変数RG3の最大値RG
3max)に達し、これによって、制御手段10の制御制
限値RGmax(被制御変数RGの最大値RGmax)に達す
る。
【0028】図7から分かるように、制御手段1の線形
コントローラ11、12、13の内の1つだけが一時に
線形操作され、したがって、コマンド変数FGが変動す
る場合に備えて、被制御変数RGがなんらの不規則性
(ヒステリシスやジャンプ)、デッド部分やオーバラッ
プなく連続的に制御される。コマンド変数FGの値FG
1、FG2およびFG3は、採用される設計やタイプによ
ってことなり、その時点までは有効であったコントロー
ラがもはやその予め定められた目標値に達し得ない(す
なわち、その制御制限値に達し得ない)ような値とな
る。
コントローラ11、12、13の内の1つだけが一時に
線形操作され、したがって、コマンド変数FGが変動す
る場合に備えて、被制御変数RGがなんらの不規則性
(ヒステリシスやジャンプ)、デッド部分やオーバラッ
プなく連続的に制御される。コマンド変数FGの値FG
1、FG2およびFG3は、採用される設計やタイプによ
ってことなり、その時点までは有効であったコントロー
ラがもはやその予め定められた目標値に達し得ない(す
なわち、その制御制限値に達し得ない)ような値とな
る。
【0029】加熱システムの斜視図を示す図4によれ
ば、制御手段1(図示されていない)制御回路RKおよ
び加熱器2(加熱ステージ21、22、23)はハウジ
ング4中に一体化されている。リブ53が、制御手段1
のパワー半導体部品の消費電力が発生される位置の表面
積、したがって加熱効果を増加させる役目を果たす。基
準電位GND(接地端子)用の制御回路RKの接続部は
ハウジング4上に配置して、信号ラインは熱として、電
源電圧VS用の接続部を提供するようにすることが可能
である。
ば、制御手段1(図示されていない)制御回路RKおよ
び加熱器2(加熱ステージ21、22、23)はハウジ
ング4中に一体化されている。リブ53が、制御手段1
のパワー半導体部品の消費電力が発生される位置の表面
積、したがって加熱効果を増加させる役目を果たす。基
準電位GND(接地端子)用の制御回路RKの接続部は
ハウジング4上に配置して、信号ラインは熱として、電
源電圧VS用の接続部を提供するようにすることが可能
である。
【0030】図5によれば、加熱システムのハウジング
4は、冷却回路の調節デバイス51中で、加熱ステージ
21、22、23を持つ加熱器2または加熱部品が冷却
媒体(例えば水)中に浸されるしたがってこの冷却媒体
(52)内に置かれるように配置される。ハウジング4
は、信号ライン用の接続部材45を有するが、この信号
ラインによって外部信号が加熱システムに供給可能であ
り(例えば、制御信号SSまたは発電機信号GS)、ま
たはこれらの出力信号中に加熱システムによって与えら
れる。制御手段(例えば、線形コントローラ11、1
2、13)の半導体構成部品、特にパワー半導体構成部
品(例えば、パワー・トランジスタ)は通常は、熱伝導
性キャリア本体42(例えば銅製プレート)上に配置さ
れるが、前記キャリアはリブ53上に置かれ、制御手段
1の(半導体構成部品)と加熱ステージ2の(加熱部品
21、22、23)との間の接続は、少なくとも1つの
接点接続部24によって達成される。
4は、冷却回路の調節デバイス51中で、加熱ステージ
21、22、23を持つ加熱器2または加熱部品が冷却
媒体(例えば水)中に浸されるしたがってこの冷却媒体
(52)内に置かれるように配置される。ハウジング4
は、信号ライン用の接続部材45を有するが、この信号
ラインによって外部信号が加熱システムに供給可能であ
り(例えば、制御信号SSまたは発電機信号GS)、ま
たはこれらの出力信号中に加熱システムによって与えら
れる。制御手段(例えば、線形コントローラ11、1
2、13)の半導体構成部品、特にパワー半導体構成部
品(例えば、パワー・トランジスタ)は通常は、熱伝導
性キャリア本体42(例えば銅製プレート)上に配置さ
れるが、前記キャリアはリブ53上に置かれ、制御手段
1の(半導体構成部品)と加熱ステージ2の(加熱部品
21、22、23)との間の接続は、少なくとも1つの
接点接続部24によって達成される。
【0031】加熱ステージ21、22、23の加熱部品
(加熱抵抗)は基準電位GND(接地)および制御手段
1のパワー半導体構成部品(例えばパワー・トランジス
タ)のハウジングに、したがって同一電位(電源電圧V
S)にあるすべてに接続されているので、制御手段1の
半導体構成部品は共通のキャリア本体42上に搭載でき
る。図6によれば、この共通キャリア本体42はハウジ
ング4(リブ53の上)に配置されており、キャリア本
体42とハウジング4間には絶縁層3がキャリア本体4
2とハウジング4を電気的に絶縁するために与えられて
いる。線形コントローラ11、12、13の内のただ1
つだけが一時に線形操作され(したがって、この線形コ
ントローラにたいしてだけ大きな消費電力が発生し)、
一方では他の線形コントローラ11、12、13がオフ
され(消費電力はゼロ)、共通キャリア本体42によっ
て、線形動作中の線形コントローラ11、12、13の
各々にたいして効果的な熱抵抗が制御手段1の線形コン
トローラ11、12、13の数にしたがって減少し、こ
れによって、制御手段1の半導体構成部品(特に、パワ
ー・トランジスタ)の熱負荷が減少する。
(加熱抵抗)は基準電位GND(接地)および制御手段
1のパワー半導体構成部品(例えばパワー・トランジス
タ)のハウジングに、したがって同一電位(電源電圧V
S)にあるすべてに接続されているので、制御手段1の
半導体構成部品は共通のキャリア本体42上に搭載でき
る。図6によれば、この共通キャリア本体42はハウジ
ング4(リブ53の上)に配置されており、キャリア本
体42とハウジング4間には絶縁層3がキャリア本体4
2とハウジング4を電気的に絶縁するために与えられて
いる。線形コントローラ11、12、13の内のただ1
つだけが一時に線形操作され(したがって、この線形コ
ントローラにたいしてだけ大きな消費電力が発生し)、
一方では他の線形コントローラ11、12、13がオフ
され(消費電力はゼロ)、共通キャリア本体42によっ
て、線形動作中の線形コントローラ11、12、13の
各々にたいして効果的な熱抵抗が制御手段1の線形コン
トローラ11、12、13の数にしたがって減少し、こ
れによって、制御手段1の半導体構成部品(特に、パワ
ー・トランジスタ)の熱負荷が減少する。
【0032】しかしながら、本加熱システムは自動車に
も本実施態様にも制限されるものではなく、加熱ステー
ジの加熱部品もまた、例えばPTC部品によって実現さ
れ得る。冷却水を加熱する代わりに、本加熱システムは
また、自動車内部の別の応用分野(例えば、回路指向ま
たは回路非指向の)、例えば空気の加熱(内部コンパー
トメント)や(ディーゼル)燃料の余熱にも用いること
が可能である。
も本実施態様にも制限されるものではなく、加熱ステー
ジの加熱部品もまた、例えばPTC部品によって実現さ
れ得る。冷却水を加熱する代わりに、本加熱システムは
また、自動車内部の別の応用分野(例えば、回路指向ま
たは回路非指向の)、例えば空気の加熱(内部コンパー
トメント)や(ディーゼル)燃料の余熱にも用いること
が可能である。
【0033】
【発明の効果】制御手段(線形コントローラ)によって
形成された制御ループおよび制御経路(加熱部品を持っ
た加熱器または加熱ステージ)を1つのハウジング内に
一体化することによって、 ・加熱システムはコンパクトで機能性のあるユニットと
して実現可能であり、 ・加熱器と加熱ユニット間の適合が不必要であり、 ・外部接続が簡単であり、1つまたは複数の加熱ステー
ジの加熱部品をユーザが接続する必要がなく、 ・制御手段の(半導体部品の)消費電力を加熱用に使用
して、さらに、加熱電流と加熱電力間の線形的関係が達
成される。
形成された制御ループおよび制御経路(加熱部品を持っ
た加熱器または加熱ステージ)を1つのハウジング内に
一体化することによって、 ・加熱システムはコンパクトで機能性のあるユニットと
して実現可能であり、 ・加熱器と加熱ユニット間の適合が不必要であり、 ・外部接続が簡単であり、1つまたは複数の加熱ステー
ジの加熱部品をユーザが接続する必要がなく、 ・制御手段の(半導体部品の)消費電力を加熱用に使用
して、さらに、加熱電流と加熱電力間の線形的関係が達
成される。
【0034】制御手段を1つの線形コントローラまたは
(並列に接続された)複数の線形コントローラによって
実現することによって、その内の1つだけが一時に線形
動作させて、以下のような長所が得られる。 ・スイッチング動作が避けられ、その結果、スイッチン
グ動作によって引き起こされる制御の干渉(デッド範
囲、オーバラップ、ヒシテリシス、未定義状態など)が
避けられ、 ・電磁気的適合性の干渉がほとんど避けられ、したがっ
て、電磁気的適合性問題を解消するための高価な構成部
品が必要ない。
(並列に接続された)複数の線形コントローラによって
実現することによって、その内の1つだけが一時に線形
動作させて、以下のような長所が得られる。 ・スイッチング動作が避けられ、その結果、スイッチン
グ動作によって引き起こされる制御の干渉(デッド範
囲、オーバラップ、ヒシテリシス、未定義状態など)が
避けられ、 ・電磁気的適合性の干渉がほとんど避けられ、したがっ
て、電磁気的適合性問題を解消するための高価な構成部
品が必要ない。
【0035】制御手段の半導体構成部品を高い熱伝導率
を持つ共通キャリア本体上に配置することによって、制
御手段(例えば線形コントローラ)の半導体構成部品の
熱抵抗を減少させ、したがって、制御手段の半導体構成
部品の熱負荷が減少する。
を持つ共通キャリア本体上に配置することによって、制
御手段(例えば線形コントローラ)の半導体構成部品の
熱抵抗を減少させ、したがって、制御手段の半導体構成
部品の熱負荷が減少する。
【図1】電気加熱器の制御を図示する基本回路である。
【図2】制御ループの基本回路である。
【図3】制御ループの実施態様である。
【図4】加熱システムの斜視図である。
【図5】自動車の循環冷却システム(例えば、冷却水循
環システム)中に一体化された加熱システムの断面図で
ある。
環システム)中に一体化された加熱システムの断面図で
ある。
【図6】制御手段の半導体構成部品の配置図である。
【図7】制御反応を図示する線図である。
1 制御手段 11、12、13 線形コントローラ(コントロー
ラ) 21、22、23 加熱抵抗(加熱ステージ) V1、V2 コンパレータ要素 FG2、FG3 検出された差 PG1、PG2 入力信号 SG1、SG2 制御用変数 321、322、323 コンパレータ要素 RD1、RD2、RD3 制御差 FG、FG2、FG3 コマンド変数 RG1、RG2、RG3 被制御変数
ラ) 21、22、23 加熱抵抗(加熱ステージ) V1、V2 コンパレータ要素 FG2、FG3 検出された差 PG1、PG2 入力信号 SG1、SG2 制御用変数 321、322、323 コンパレータ要素 RD1、RD2、RD3 制御差 FG、FG2、FG3 コマンド変数 RG1、RG2、RG3 被制御変数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593127186 ダーフィト・ウント・バーダー・−デー・ ベー・カー−・スペツィアルファブリー ク・エレクトリシャー・アパラーテ・ウン ト・ハイツヴィダーステーンデ・ゲゼルシ ャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフ ツング David & Baader −DBK − Spezialfabrik ele ktrischer Apparate und Heizwiderstaend e GmbH ドイツ連邦共和国 カンデル/プファル ツ、ラーインシュトラーセ 72−74 (71)出願人 597145768 アルカテル・エスイーエル・アクチエンゲ ゼルシャフト Alcatel SEL AG ドイツ連邦共和国 シュトゥツガルト,ロ ーレンツシュトラーセ 10 (72)発明者 ハンス−ペーター・フォィシュテル ドイツ連邦共和国 ロト,ヴァルトシュト ラーセ 49 (72)発明者 クラウス・ビーツ ドイツ連邦共和国 カールスルーエ,ピル マンゼンゼルシュトラーセ 6 (72)発明者 フランツ・ボーレンダー ドイツ連邦共和国 カンデル,ヤーンシュ トラーセ 15アー
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも2つの電気式加熱抵抗を有
し、その加熱電力が制御手段によって調節可能である電
気加熱器において、 前記制御手段(1)が前記加熱抵抗の数に対応した数の
コントローラ(11、12、13)を有し、前記電気式
加熱抵抗(21、22、23)の内の一つが、前記コン
トローラの1つと連結しており、前記制御手段(1)の
制御範囲が前記コントローラ(11、12、13)に分
配されており、互いに異なった制御範囲が前記コントロ
ーラ(11、12、13)の各々と結び付いていること
を特徴とする電気加熱器。 - 【請求項2】 コンパレータ要素(V1、V2)の各々
が2つの入力端子および1つの出力端子を持ち、 各々のコンパレータ要素(V1、V2)の前記出力端子
が、検出された差(FG2、FG3)を、隣接する低い
制御範囲用のコントローラ(11)を除く各々のコント
ローラ(12、13)に与えるために、前記コントロー
ラ(12、13)の内の1つの入力端子に接続されてお
り、 隣接する低い制御範囲が結び付いている前記コントロー
ラ(11、12)の入力信号(PG1、PG2)が、前
記コンパレータ要素(V1、V2)の被減数入力端子に
供給され、 隣接する低い制御範囲の前記コントローラ(11、1
2)によって発生された制御用変数(SG1、SG2)
が、前記コンパレータ要素(V1、V2)の減数入力端
子に供給されることを特徴とする請求項1に記載の電気
加熱器。 - 【請求項3】 前記コントローラ(11、12、13)
の各々が1つの線形コントローラおよび1つのコンパレ
ータ要素(321、322、323)を有し、 前記コンパレータ要素(321、322、323)が、
前記線形コントローラ(11、12、13)に、コマン
ド変数(FG、FG2、FG3)および結果生じる被制
御変数(RG1、RG2、RG3)の実際値に基づいた
制御差(RD1、RD2、RD3)を与えることを特徴
とする請求項1または2に記載の電気加熱器。 - 【請求項4】 前記コンパレータ要素(V1、V2)
が、前記制御範囲を分割するために前記コントローラの
前記コンパレータ要素(321、322、323)中に
一体化されており、前記コントローラが前記検出された
制御差を前記線形コントローラ(11、12、13)に
供給し、さらに、次に高い制御範囲のコントローラには
コマンド変数(FG2、FG3)として供給することを
特徴とする請求項3に記載の電気加熱器。 - 【請求項5】 電気加熱器において、前記電気加熱器が
自動車の循環冷却液システムのために使用されることを
特徴とする請求項1から4の内のいずれかに記載の電気
加熱器。
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DE (1) | DE59706540D1 (ja) |
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