JPH10186879A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10186879A
JPH10186879A JP34203296A JP34203296A JPH10186879A JP H10186879 A JPH10186879 A JP H10186879A JP 34203296 A JP34203296 A JP 34203296A JP 34203296 A JP34203296 A JP 34203296A JP H10186879 A JPH10186879 A JP H10186879A
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JP
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roll
transfer
backup
intermediate transfer
toner image
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JP34203296A
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Inventor
Koshi Hamabe
幸志 浜部
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写電界を安定させることによって、安定的
に高品質の画質が得られる画像形成装置を得る。 【解決手段】 バックアップロール26と転写ロール3
0との接点Bと、転写ロール30とアースロール46と
の接点Aとの周面距離が、転写ロール30の上流側(D
側)と下流側(C側)とで等しくなっている。このた
め、転写ロール30の表面抵抗にムラがある場合でも、
上流側と下流側を通る電流の総和の変動は極めて小さ
く、換言すれば、転写ロール30の合成抵抗の変動が小
さい。このため、回転に伴う転写ロール30の表面抵抗
の変化によって、転写電界が変化することが少なく、安
定して二次転写できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザープリンタ等の画像形成装置に係り、詳細には、
中間転写体を介して感光体ドラムの上に形成された未定
着トナー像を用紙等の記録媒体に転写する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、画像形成装置60に
は、感光体ドラム12の上に形成された未定着トナー像
Tをベルト状の中間転写体22に一次転写し、転写ロー
ル62を中間転写体22側へ駆動して、用紙Nを中間転
写体22上の未定着トナー像Tへ押し当て、用紙Nの上
に二次転写するものがある。
【0003】この画像形成装置60では、中間転写体2
2の裏側に設けられたコロナ放電器28でトナーと逆極
性の電圧を中間転写体22へ印加して、感光体ドラム1
2から中間転写体22へ未定着トナー像Tを一次転写
し、また、転写ロール62へ、トナーと逆極性の電圧を
印加して、中間転写体22から用紙Nへ未定着トナー像
Tを静電吸引して二次転写している。
【0004】そして、二次転写において、上記のような
転写電界を発生させるためには、中間転写体22を挟ん
で、転写ロール62と対向する位置に、対向電極となる
導電性のバックアップロール64を配設する必要があ
る。
【0005】ところが、小サイズの用紙Nを中間転写体
22と転写ロール62との間に送った場合、用紙Nと接
触しない転写ロール62の一部が、半導電性の中間転写
体22と直接接触する。
【0006】このため、バックアップロール64と転写
ロール62との間に過大な電流が流れてしまい、用紙N
に未定着トナー像Tを転写するための十分な転写電界を
形成することができず、転写不良が発生するという問題
があった。また、急激に過大な電流が流れるので、中間
転写体22が損傷し易くなるという問題もある。
【0007】このような問題を解決すべく、図10に示
すように、絶縁性ロール68を半導電性の薄層66で被
覆してバックアップロール70を構成し、この薄層66
をアースロール76で接地したものがある。これによっ
て、転写ロール72が中間転写体22と直接接触して
も、過大な電流が転写ロール72からバックアップロー
ル70へ流れることがない。
【0008】このため、小サイズの用紙Nでも、安定し
た転写電界を形成することができ、また、中間転写体2
2の損傷を未然に防ぐことができる。さらに、バックア
ップロール70自体の抵抗により過大な電流の発生が防
止され、中間転写体22の材料として抵抗の小さい材料
を選択することができる。
【0009】しかし、半導電性の薄層66を周方向にム
ラなく均一に被覆することは困難であり、バックアップ
ロール70の回転に伴い周方向の表面抵抗が変化するの
で、転写ロール72に電圧が印加されたとき、転写電界
が変化し、安定して二次転写できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、転写電界を安定させることによって、安定的に
高品質の画質が得られる画像形成装置を提供することを
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、画像情報に応じたトナー像が感光体ドラムに形成さ
れた後、感光体ドラムから未定着トナー像が中間転写体
の表面へ一次転写される。
【0012】この中間転写体は、裏面からバックアップ
ロールで支持されている。バックアップロールと対向す
る位置には、転写ロールが配設されており、この転写ロ
ールが中間転写体との間に記録媒体を挟持搬送する。こ
のとき、バックアップロールへ、電圧印加手段によって
トナーと同極性の電圧を印加すると、未定着トナー像が
反発して中間転写体から用紙へ二次転写される。
【0013】また、転写ロールは接地部材で接地されて
おり、この接地部材は、転写ロールとバックアップロー
ルの接点から接地部材と転写ロールの接点に至るまで
の、転写ロールの上流側と下流側の周面を流れる電流値
の差が2.0μA以下となるように配置されている。
【0014】すなわち、転写ロールの周面には、上流側
と下流側を流れる電流の並列回路が形成されるが、上流
側と下流側を流れる電流値の差が所定値となる範囲に、
接地部材が配置されている。このため、転写電界が安定
し、高品質の画像が得られる。
【0015】請求項2に記載の発明では、接地部材が、
転写ロールとバックアップロールの接点から接地部材と
転写ロールの接点に至るまでの、転写ロールの周面距離
が上流側と下流側とで等しくなるように配置されてい
る。
【0016】すなわち、転写ロールの周面には、上流側
と下流側を流れる電流の並列回路が形成されるが、上流
側と下流側を流れる電流の経路長が等しいため、周方向
に沿って表面抵抗にムラがあっても、合成抵抗を最小に
することができる。換言すれば、合成抵抗の変動を極め
て小さくすることができる。
【0017】このため、回転に伴う転写ロールの表面抵
抗の変化によって、転写電界が変化することが少なく、
安定して二次転写できる。
【0018】請求項3に記載の発明では、転写ロール
へ、電圧印加手段によってトナーと逆極性の電圧が印加
される。このため、未定着トナー像が転写ロールへ電気
的に吸引され中間転写体から用紙へ二次転写される。
【0019】また、バックアップロールは接地部材で接
地されており、この接地部材が、転写ロールとバックア
ップロールの接点から接地部材とバックアップロールの
接点に至るまでの、バックアップロールの周面距離が上
流側と下流側とで等しくなるように配置されている。
【0020】このため、請求項1に記載の発明と同様
に、回転に伴うバックアップロールの表面抵抗の変化に
よって、転写電界が変化することが少なく、安定して二
次転写できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に示すように、第1形態に係
る画像形成装置10は、矢印A方向に回転して、図示し
ない電子写真プロセスによって、表面に画像情報に応じ
た静電潜像が形成される感光体ドラム12を備えてい
る。
【0022】感光体ドラム12の周辺には、ブラック
(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、及びシア
ン(C)の各色に対応した現像器14、16、18、2
0が配設されており、感光体ドラム12に書き込まれた
静電潜像が、イエローの画像情報に対応するものであれ
ば、現像器16で現像され、感光体ドラム12の上に
は、イエローのトナー像が形成される。
【0023】また、感光体ドラム12の表面に当接する
ように、ベルト状の中間転写体22がバックアップロー
ル26と3つのロール24に張架され、矢印B方向へ回
動するようになっている。この中間転写体22と感光体
ドラム12とが当接する部位には、コロナ放電器28が
配設されている。コロナ放電器28は、感光体ドラム1
2の表面に形成されたトナー像の帯電極性と逆極性の電
圧を中間転写体22に印加し、感光体ドラム12から中
間転写体22へ未定着トナー像Tを静電吸引して一次転
写させる。
【0024】一方、二次転写位置には、バックアップロ
ール26と対向する位置に対向電極となる転写ロール3
0が、中間転写体22に対して接離可能に配置されてい
る。転写ロール30は、中間転写体22への一次転写が
完了した後、図示しない駆動装置によって、中間転写体
22へ接し、フィードローラ32によって所定のタイミ
ングでトレイ34から搬出された記録媒体としての用紙
Nを、中間転写体22との間で挟持搬送するようになっ
ている。
【0025】また、転写ロール30の下流側には、剥離
爪36が中間転写体22に対して接離可能に配置されて
おり、中間転写体22から未定着トナー像Tが二次転写
された用紙Nを剥がすようになっている。このようにし
て画像が形成された用紙Nは、搬送ベルト38によっ
て、図示しない定着器へ送り込まれ、未定着トナー像の
定着処理が行われる。なお、二次転写が完了した中間転
写体22は、クリーナ40によって残留トナーが除去さ
れる。
【0026】ここで、中間転写体22は、アクリル、塩
化ビニル、ポリエステル、ポリカーボ等の樹脂又は各種
のゴムに、カーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含
有させ、厚さを0.1mmとした半導電性のベルトで、
体積抵抗率が106 〜1014Ω・cm2 に調整されてい
る。
【0027】また、図2及び図3に示すように、転写ロ
ール30は、ウレタン発泡にカーボンブラックを分散さ
せて成形した絶縁性ロール42を半導電性の薄層フィル
ム44で被覆したもので、薄層フィルム44は厚さ10
μm〜200μmで、表面抵抗率が107 〜1011Ω/
cmに調整されている。
【0028】さらに、転写ロール30の薄層フィルム4
4には、接地部材としてのアースロール46が当接して
いる。このアースロール46は、転写ロール30との接
点Aから、転写ロール30とバックアップロール26の
接点Bに至るまでの周面距離が上流側(D側)と下流側
(C側)とで等しくなるように配置されている。
【0029】また、バックアップロール26は、EPD
Mゴムにカーボンブラックを分散させて成形した導電性
ロールで構成されており、体積抵抗率が108 Ω・cm
2 以上とされている。このバックアップロール26に
は、電圧印加手段としての電源50が接続されている。
【0030】次に、本形態に係る画像形成装置の作用を
説明する。単色画像を形成する場合には、中間転写体2
2に一次転写された未定着トナー像Tを、転写ロール3
0を駆動して用紙Nにそのまま二次転写する。
【0031】しかし、例えば、4色のトナー像を重ね合
わせてフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラ
ム12が一回転して、感光体ドラム12の上へ、ブラッ
ク、イエロー、マゼンタ、及びシアンの未定着トナー像
Tが形成される毎に、中間転写体22が感光体ドラム1
2と同一周期で回動し、順次ブラック、イエロー、マゼ
ンタ、及びシアンの未定着トナー像Tを中間転写体22
の上に重ね合わせて一次転写される。
【0032】このようにして、中間転写体22に一次転
写されたフルカラーの未定着トナー像Tは、中間転写体
22の回動に伴って、バックアップロール26と転写ロ
ール30とが配置された二次転写位置に搬送される。
【0033】ここで、図2〜図3に示すように、駆動装
置(図示省略)によって転写ロール30が中間転写体2
2側へ移動し、フィードローラ32によって所定のタイ
ミングでトレイ34から搬出された用紙Nを、中間転写
体22との間に挟持搬送する。
【0034】この状態において、バックアップロール2
6にトナーの帯電極性と同極性の転写電圧が、電源50
から印加される。これによって、トナーと同極性の電荷
が中間転写体22の裏面側に移動し、中間転写体22に
一次転写された未定着トナー像Tが反発して用紙Nに静
電転写される。
【0035】また、このとき、用紙Nのサイズが小さ
く、転写ロール30が中間転写体22に接触したとして
も、転写ロール30は所定の体積抵抗率を有する薄層フ
ィルム44に被覆されているので、バックアップロール
26と転写ロール30との間に過電流が発生することは
ない。
【0036】従って、バックアップロール26と転写ロ
ール30との間には、常に安定した転写電界が形成さ
れ、未定着トナー像Tを中間転写体22から用紙Nへ安
定して転写でき、また、過電流の発生による中間転写体
22の損傷を未然に防ぐことができる。
【0037】一方、本形態では、図3に示すように、バ
ックアップロール26と転写ロール30との接点Bと、
転写ロール30とアースロール46との接点Aとの周面
距離が、転写ロール30の上流側(D側)と下流側(C
側)とで等しくなっている。このため、転写ロール30
の表面抵抗にムラがある場合でも、上流側と下流側を通
る電流の総和の変動は極めて小さく、換言すれば、転写
ロール30の合成抵抗の変動が小さい。
【0038】ここで、図4に示すように、バックアップ
ロール26と転写ロール30との接点Bと、転写ロール
30とアースロール46との接点Fとの周面距離が、転
写ロール30の上流側(矢印D側)と下流側(矢印C
側)とで等しくない場合と、本発明を比較して見る。
【0039】図5及び図6のグラフには、表面抵抗率が
108 Ω/cmの転写ロール30に、107 Ω/cmの
低抵抗率の箇所を1〜3箇所設け、電源50からバック
アップロール26へ転写電圧2000vを印加した場合
に、転写ロール30を1/8の周期で回転させ(45°
単位)、それぞれの回転位置でどのように抵抗及び電流
が変動するかが示されている。
【0040】一般に、転写電流が10〜25μAの最適
範囲(矢印Gの範囲)であれば、転写画像は良好となる
ことが実験的に判っているが、周面距離が等しくない場
合では、低抵抗率の部分が3箇所発生した場合、転写電
流が最適範囲を大きく越えてしまい、バックアップロー
ル26の回転周期で、低濃度や、点々状の抜けが発生す
る。
【0041】一方、本発明では、低抵抗率の部分が3箇
所発生した場合でも、転写電流が最適範囲内となり、安
定的な高品質の画質を形成することができる。
【0042】次に、周面距離の違いによって、どのよう
に転写ロール30を流れる電流値が変動するか、下記の
ように条件を設定して、図7のグラフに示す。
【0043】ここでは、転写ロール30の円周長を10
cmとし、そのうち、抵抗が低い部分(表面抵抗率:1
00MΩ/cm)を1cmとした。また、通常の表面抵
抗率を1000MΩ/cmとし、転写ロール30の長さ
を30cmとした。
【0044】ここで、転写ロール30の全体抵抗Rt
は、C方向の抵抗(下流側)をRc、D方向の抵抗(上
流側)をRdとすると、Rt=(Rc×Rd)÷(Rc
+Rd)となる。
【0045】このとき、電流値:Itは、印加電圧をV
とすると、It=V÷Rtとなる。ここで、抵抗が低い
部分が転写ロール30の下流側にあると仮定し、アース
ロール46を上流側へ1cmずらしていくと、 Rd=4cm×1000MΩ/cm÷30cm=13
3.33MΩ Rc=(5cm×100MΩ/cm)÷30cm+(1
cm×1000MΩ/cm)÷30cm=74.1MΩ Rt=(74.1×133.1)÷(74.1+13
3.1)=74.1MΩ また、抵抗が低い部分が転写ロール30の上流側にある
と仮定した場合では、アースロール46を上流側へ1c
mずらしていくと、 Rd=(1cm×100MΩ/cm)÷30cm+(3
cm×1000MΩ/cm)÷30cm=103.3M
Ω Rc=6cm×1000MΩ/cm÷30cm=200
MΩ Rt=(200×103.3)÷(200+103.
3)=68.1MΩ このように、抵抗が低い部分(表面抵抗率:100MΩ
/cm)の位置によって、転写ロール30の全体抵抗R
tは変動する。
【0046】ここで、抵抗が低い部分が下流側(C側)
にあると仮定し、電流値がIt=20μAとなるで印加
電圧Vを求めると、V=It×Rt=20μA×74.
1MΩ=1494.5Vとなる。そして、抵抗が低い部
分が上流側(D側)にあったとき、この1494.5V
の電圧を印加すると、電流値:It=1494.5V÷
68.1MΩ=21.94μAとなる。
【0047】このように、アースロール46を1cm移
動するだけで、21.94μA−20μA=1.94μ
Aの電流値の変動があり(図9参照)、アースロール4
6の位置を上流側と下流側で同じ距離となる位置に配置
するのが望ましいが、電流値の差が2.0μAとなる程
度であれば良いので、アースロール46が1cm程度ず
れても問題はない。
【0048】次に、第2形態に係る画像形成装置を説明
する。第2形態では、図8に示すように、転写ロール8
0は、ゴム(EPDM)にカーボンブラックを分散させ
て成形した導電性ロールで構成されており、体積抵抗率
が108 Ω・cm2 以上とされている。この転写ロール
80には、電圧印加手段としての電源50が接続されて
いる。
【0049】また、バックアップロール86は、ウレタ
ン発泡にカーボンブラックを分散させて成形した絶縁性
ロール82を半導電性の薄層フィルム84で被覆したも
ので、表面抵抗率が107 〜1011Ω/cmに調整され
ている。
【0050】さらに、薄層フィルム84には、接地部材
としてのアースロール88が当接している。このアース
ロール88は、バックアップロール86との接点Aか
ら、転写ロール80とバックアップロール86の接点B
に至るまでの周面距離が上流側(D側)と下流側(C
側)とで等しくなるように配置されている。
【0051】このように、バックアップロール86と転
写ロール80との接点Bと、転写ロール80とアースロ
ール88との接点Aとの周面距離を、バックアップロー
ル86の上流側(D側)と下流側(C側)とで等しくす
ることで、第1形態の効果と同様に、バックアップロー
ル86の表面抵抗にムラがある場合でも、上流側と下流
側を通る電流の総和の変動は極めて小さく、換言すれ
ば、バックアップロール86の合成抵抗の変動を小さく
することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、転写ロー
ルにトナーが付着するのを防止でき、また、転写電界を
安定させることによって、安定的に高品質の画質を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る画像形成装置を示した概念図で
ある。
【図2】第1形態に係る画像形成装置のバックアップロ
ール、転写ロール、及び接地部材の位置関係を示した拡
大図である。
【図3】第1形態に係る画像形成装置のバックアップロ
ール、転写ロール、及び接地部材の位置関係を示した拡
大図である。
【図4】比較例に係る画像形成装置のバックアップロー
ル、転写ロール、及び接地部材の位置関係を示した拡大
図である。
【図5】第1形態に係る画像形成装置と比較例に係る画
像形成装置の転写ロールの抵抗変動を示したグラフであ
る。
【図6】第1形態に係る画像形成装置と比較例に係る画
像形成装置の転写ロールの電流変動を示したグラフであ
る。
【図7】第1形態に係る画像形成装置において、転写ロ
ールと接地部材との接点から転写ロールとバックアップ
ロールとの接点までの周面距離の違いによってどのよう
に転写ロールを流れる電流値が変動するかを示すグラフ
である。
【図8】第2形態に係る画像形成装置のバックアップロ
ール、転写ロール、及び接地部材の位置関係を示した拡
大図である。
【図9】従来の画像形成装置を示した概念図である。
【図10】従来の画像形成装置のバックアップロール、
転写ロール、及び接地部材の位置関係を示した拡大図で
ある。
【符号の説明】
12 感光体ドラム 22 中間転写体 26 バックアップロール 30 転写ロール 46 アースロール(接地部材) 50 電源(電圧印加手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じたトナー像が形成される
    感光体ドラムと、前記感光体ドラムから未定着トナー像
    が一次転写される中間転写体と、前記中間転写体を裏面
    から支持するバックアップロールと、前記中間転写体と
    の間に記録媒体を挟持搬送し未定着トナー像を記録媒体
    へ二次転写させる転写ロールと、二次転写時に前記バッ
    クアップロールへ電圧を印加する電圧印加手段と、前記
    転写ロールを接地し、転写ロールとの接点から前記転写
    ロールと前記バックアップロールの接点に至るまでの転
    写ロールの上流側と下流側の周面を流れる電流値の差が
    2.0μA以下となるように配置された接地部材と、を
    有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像情報に応じたトナー像が形成される
    感光体ドラムと、前記感光体ドラムから未定着トナー像
    が一次転写される中間転写体と、前記中間転写体を裏面
    から支持するバックアップロールと、前記中間転写体と
    の間に記録媒体を挟持搬送し未定着トナー像を記録媒体
    へ二次転写させる転写ロールと、二次転写時に前記バッ
    クアップロールへ電圧を印加する電圧印加手段と、前記
    転写ロールを接地し、転写ロールとの接点から前記転写
    ロールと前記バックアップロールの接点に至るまでの転
    写ロールの周面距離が上流側と下流側とで等しくなるよ
    うに配置された接地部材と、を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像情報に応じたトナー像が形成される
    感光体ドラムと、前記感光体ドラムから未定着トナー像
    が一次転写される中間転写体と、前記中間転写体を裏面
    から支持するバックアップロールと、前記中間転写体と
    の間に記録媒体を挟持搬送し未定着トナー像を記録媒体
    へ二次転写させる転写ロールと、二次転写時に前記転写
    ロールへ電圧を印加する電圧印加手段と、前記バックア
    ップロールを接地し、バックアップロールとの接点から
    前記転写ロールと前記バックアップロールの接点に至る
    までのバックアップロールの周面距離が上流側と下流側
    とで等しくなるように配置された接地部材と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP34203296A 1996-12-20 1996-12-20 画像形成装置 Pending JPH10186879A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1324153A2 (en) * 2001-10-29 2003-07-02 Ricoh Company, Ltd. Transfer device for forming a stable transfer electric field, an image forming apparatus including the transfer device and a image transferring method subject to a constant-current control

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