JPH10186748A - 画像記録方式 - Google Patents

画像記録方式

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JPH10186748A
JPH10186748A JP9292585A JP29258597A JPH10186748A JP H10186748 A JPH10186748 A JP H10186748A JP 9292585 A JP9292585 A JP 9292585A JP 29258597 A JP29258597 A JP 29258597A JP H10186748 A JPH10186748 A JP H10186748A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子写真方式の画像記録において、紙などの反
射支持体およびフィルムなどの透過支持体に対しても、
最高濃度が十分に高く、高階調高画質画像を再現するこ
とができる画像記録方式を提供する。 【解決手段】1枚の画像記録媒体に、電子写真方式によ
って、例えば、同一の画像データに基づいて、または再
現画像の濃度に基づいて濃度領域を分けて、あるいは分
解能を変えて、もしくはトナーの粒子サイズを変えて、
一本または複数本の光ビームと同一のトナーまたは複数
種のトナーを用いて、1個または複数個の電子写真感光
体上に形成された同一色のトナー画像を複数回重複して
転写し、1つの再現画像を記録することにより、上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
る高階調、高濃度再現画像を記録する画像記録方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より医療診断を目的とする従来の放
射線(X線)撮影等において、直接X線フィルム等に放
射線画像を撮影するX線写真法や蓄積性蛍光体シートに
撮影し、撮影画像を光電的に読み取って、画像処理して
CRTや写真フィルム等に再生する放射線画像情報記録
再生システムなどが実施され、大きな効果を挙げてい
る。一方、この他CTやMRなどの医療用画像を得るシ
ステムにおいても、医療診断用画像として、写真フィル
ムに再生したハードコピー画像が用いられている。この
他、蓄積性蛍光体シートを用いる電子顕微鏡像記録再生
システムの電子顕微鏡像や構造物等の非破壊検査におけ
る放射線探傷システムの探傷画像などのハードコピー画
像が研究用あるいは産業用の診断画像として用いられて
いる。
【0003】このような診断画像、特に医療用診断画像
には、高画質、すなわち高濃度、高解像度、高階調が要
求されるため、従来は銀塩写像式感光材料を用い、これ
らの感光材料に撮影または記録後、湿式現像処理して再
生画像を得る湿式処理システム、いわゆるウェットシス
テムが用いられてきた。このウェットシステムは、高画
質、高品質の画像が再生されるが、現像液、定着液など
の処理液が必要であるため、取り扱いが簡便でないとい
う問題から、このような湿式処理を行うことのないドラ
イシステムによる画像記録が注目を集めるようになって
きている。
【0004】このドライシステムの一つとして電子写真
方式による画像記録が挙げられるが、この電子写真方式
は、基本的に、電子写真感光体を像様露光して感光体上
に潜像を形成し、この潜像をトナー現像してトナー像と
した後に、紙やフィルムなどの最終画像支持体に感光体
上のトナー像を転写して、支持体上の転写トナー像をハ
ードコピー画像として得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子写真方
式のモノクロ再生画像は、支持体上へ転写されるトナー
によって形成され、従って階調はトナーが転写された部
分と転写されていない支持体部分とによって表現される
ため、モノクロトナーを用いた1回の露光、現像、転写
での再生画像の記録では、表現できる階調に限界があ
り、支持体が紙などの反射支持体であってもフィルム等
の透過支持体であっても、診断画像、特に医療用診断画
像に必要とされる階調、例えば10ビット(1024階
調)を出せないという問題があった。
【0006】また、上述した1回の露光、現像転写によ
る1パスの画像記録では、1回の転写量に限界があるた
め、最高濃度が低くなり、特に透過支持体の場合に最高
濃度が不足するという問題があった。一般に、高品質な
医療用診断画像とするためには、濃度3.0程度の最高
濃度が必要とされるが、1パスの画像記録では、とても
達成できず、高画質画像が得られないという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、電子写真方式の画像記録において、紙などの反
射支持体およびフィルムなどの透過支持体に対しても、
最高濃度が十分に高く、高階調高画質画像を再現するこ
とができる画像記録方式を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、1枚の画像記録媒体に電子写真方式によ
って電子写真感光体上に形成された同一色のトナー画像
を複数回重複して転写し、1つの再現画像を記録するこ
とを特徴とする画像記録方式を提供するものである。
【0009】ここで、複数回転写される前記トナー画像
は、同一の画像データによって形成された画像であるの
が好ましい。また、複数回転写される前記トナー画像
は、それぞれ前記再現画像の濃度に応じて形成された画
像であるのが好ましい。また、複数回転写される前記ト
ナー画像は、それぞれ分解能の異なる画像であるのが好
ましい。また、複数回転写される前記トナー画像は、そ
れぞれトナーサイズの異なる画像であるのが好ましい。
また、複数回転写される前記トナー画像は、それぞれト
ナーの光学的濃度が異なる画像であるのが好ましい。
【0010】また、複数回転写される前記トナー画像
は、同一の前記電子写真感光体上に同一のレーザ光によ
り潜像として形成され、同一のトナーによって現像され
た画像であるか、または同一の前記電子写真感光体上に
同一のレーザ光により潜像として形成され、それぞれ異
なるトナーによって現像された画像であるか、あるいは
同一の前記電子写真感光体上にそれぞれ異なるレーザ光
により潜像として形成され、それぞれ異なるトナーによ
って現像された画像であるか、もしくはそれぞれ異なる
前記電子写真感光体上にそれぞれ異なるレーザ光により
潜像として形成され、それぞれ異なるトナーによって現
像された画像であるかのいずれかであるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像記録方式を添付
の図面に示す好適実施例に基づいて以下に詳細に説明す
る。本発明の画像記録方式は、電子写真感光体上に形成
された同一色のトナー画像を同一の最終画像支持体上に
複数回重複して転写し、その後定着して1つの再現画像
(ハードコピー画像)得るものである。まず、一本の光
ビームを用いて1つの電子写真感光体上に形成された潜
像を1種類のトナーでトナー現像することを複数回繰り
返して1つのハードコピー画像を得る本発明の第1の実
施態様について説明する。
【0012】図1は、本発明の画像記録方式を実施する
電子写真画像記録装置の一実施例を示す概略模式図であ
る。図1に示す電子写真画像記録装置(以下、単に電子
写真装置という)10、外周面に光導電体が設けられて
なる電子写真感光体ドラム(以下、単に感光体ドラムと
いう)12と、矢印A方向に回転される感光体ドラム1
2の外周面上にトナー画像を形成するためのトナー画像
形成手段として、感光体ドラム12の回転方向Aに沿っ
て、その外周面上に配置されるコロナ帯電器14、露光
手段16、トナー現像器18、転写手段20、除電器2
1およびクリーニング手段22等と、転写手段20に受
像用紙やフィルムなどの最終画像支持体を供給する供給
部24と、最終画像支持体に転写されたトナー画像を定
着する定着手段26と、トナー画像が定着された最終画
像支持体を排出する排出部28とを有する。
【0013】ここで、感光体ドラム12は、その外周面
に光導電体を有し、コロナ帯電器14によるコロナ放電
によって一様に帯電され、露光ビームの像様露光によっ
て潜像が形成され、この潜像がトナー現像された後にそ
のトナー画像を受像紙や受像フィルムなどのトナー画像
支持体に転写するためのもので、露光ビームの波長で必
要な感度を持ち、耐刷性にも優れたものであるのが好ま
しい。感光体ドラム12の外周面を構成する光導電体の
材料としては、ZnS,CdS,Se合金,OPC(有
機感光体)およびアモルファスシリコンカーバイド(S
iC)などを挙げることができる。コロナ帯電器14
は、超高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、感光体
ドラム12の外周面の光導電体を一様帯電させるための
もので、例えば、シールド板と細いタングステン線電極
と、必要に応じて、タングステン線と感光体ドラム12
との間に好ましく配置されるグリッドとから構成される
コロントロンを用いることができる。
【0014】露光手段16は、コロナ帯電器14によっ
て一様帯電された感光体ドラム12の外周面(光導電
体)を画像データに応じて変調された光ビームによって
像様に露光して、感光ドラム12の外周面上に潜像を形
成するためのものである。上記露光手段16は、例えば
図2に示されるように、半導体レーザ(LD)、ガスレ
ーザ等からなるレーザ光源30と、このレーザ光源30
から射出された光ビーム(レーザビーム)15を強度変
調する例えばAOM(音響光学光変調器)等の光変調器
31と、この光変調器31を駆動する変調回路32と、
変調された光ビーム15を反射偏向して、感光体ドラム
12上においてその回転方向(矢印A方向)と略直角な
方向(感光体ドラム12の中心軸方向)に走査させるポ
リゴンミラー等の光偏向器33と、偏向された光ビーム
15を感光体ドラム12上において均一なビーム径に集
束させるfθレンズからなる走査レンズ34と、集束
(結像)光ビーム15を感光体ドラム12上に立下げる
立下げミラー35とを備えている。
【0015】そしてその光変調器31には、本発明の画
像記録方式に従って、D/A変換器38および変調回路
32を介して接続される。本発明方式においては、画像
信号処理装置36から出力されたデジタル画像信号Sd
出力は、補正テーブル37により補正され、D/A変換
器38により変換されたアナログ画像信号Sに基づいて
光変調器31を駆動するためのアナログ変調信号SMが
変調回路32で生成される。図示例においては、光ビー
ム15による主走査を光偏向器33によって行い、副走
査を感光体ドラム12の(A方向への)回転によって行
うものであるが、本発明はこれに限定されず、光ビーム
15の光偏向器33による偏向を行わずに、光ビーム1
5による主走査を感光体ドラム12の回転によって行
い、副走査を感光体ドラム12または光源ユニットの、
感光体ドラム12の中心軸に沿った平行移動によって行
ってもよい。光源ユニットを移動させる場合には、光源
ユニットの移動手段は必要となるが、高価な光偏向器3
3や走査レンズ34および長尺立下ミラー35を用いる
必要がなく、単なる安価な小サイズの結像レンズおよび
反射ミラーがあればよい。
【0016】また、光ビーム15を変調する方法も、図
示例の光変調器31を用いる方法に限定されず、レーザ
光源30を直接変調するものであってもよく、変調方式
も、強度変調(PAM)、パルス幅変調(PWM)また
はパルス数変調(PNM)などのいずれの変調方式であ
ってもよい。さらに、露光用光源としては、図示例のよ
うにレーザ光源30を用いるものに限定されず、発光ダ
イオード(LED)やLEDアレイなど、感光体ドラム
12を像様に露光して、潜像を形成可能なものであれ
ば、どのような光源でもよい。なお、使用する露光用光
源に応じて適切な露光光学系が用いられることはいうま
でもない。
【0017】トナー現像器18は、露光手段16によっ
て感光体ドラム12上に形成された潜像をトナー現像す
るもので、トナー40を内部に収容するトナー容器41
と、トナー容器41の先端に取り付けられた現像ローラ
42とを有する。トナー現像器18は、ローラ42を、
潜像が形成された感光体ドラム12の外周面上に近接し
て配置し、現像ローラ42を回転させ、その外周面にト
ナー容器41内のトナー40を付着させて、感光体ドラ
ム12に近づけ、現像ローラ42の外周上のトナー40
を静電引力によって移動させ、感光体ドラム12上の潜
像に付着させることにより、潜像をトナー現像して、ト
ナー画像を感光体ドラム12上に形成するためのもので
ある。本発明に用いられるトナー40は、カーボンブラ
ック、顔料などの着色材と樹脂を主成分とする粒子であ
るが、濃い印字が長時間安定してでき、取り扱いやす
く、印字品質が良ければ、特に制限的ではなく、どのよ
うなトナーでもよいし、また、トナーだけの1成分系で
あっても、絶縁性トナー粒子と摩擦帯電体粒子(キャリ
ヤ)とを混合した2成分系であってもよい。また、本発
明に用いられるトナー粒子の粒子サイズも、特に制限的
ではないが、好ましくは、微細粒子で粒子径ができるだ
け揃っているものがよい。
【0018】また、感光体ドラム12上の静電潜像の現
像方法も、図示例のトナー現像器によるものに限定され
ず、従来公知のどのような現像法であってもよい。例え
ば、現像法としては、代表的に、カスケード現像法、磁
気ブラシ現像法、ファーブラシ現像法、加圧ローラ現像
法およびマイクロトーニング法などの摩擦帯電を利用す
る2成分系現像法も、導電性磁性トナーによる誘導帯電
現像法およびインプレッション現像法やジャンピング現
像法やBMP(Bipolar Magnetic Toner:バイポーラ磁
性トナー)現像法等の絶縁性トナー現像法などの摩擦帯
電を利用する1成分系現像法も、パウダークラウド現像
法およびミスト現像法などの空気やミストをキャリヤと
するエアロゾル現像法なども挙げることができる。
【0019】転写手段20は、感光体ドラム12の光導
電体上に形成されたトナー画像をその表面(光導電体)
から引き剥がして、受像用紙や受像フィルム等のトナー
画像支持体43に転写するためのもので、トナー40の
電荷極性と逆極性の所定直流電圧が印加され、感光体ド
ラム12の外周面に画像支持体43の受像面を所定の圧
力で押圧しつつ感光ドラム12の回転に伴って感光体ド
ラム12との間で挟持搬送する無端導電ベルト44と、
この導電ベルト44を張架する3つのローラ45、4
5、45とを有する。なお、画像支持体43をトナー4
0の電荷極性と逆極性に帯電するために、導電ベルト4
4にトナー40の電荷極性と逆極性の所定直流電圧を印
加する方法は、特に制限的ではなく、従来公知のどのよ
うな方法および手段を用いてもよく、例えば、3つのロ
ーラ45、45、45を絶縁性ローラとし、導電ベルト
44と接触して直接所要の極性の電圧を印加する手段を
設けてもよいし、導電ベルト44を張架する3つのロー
ラ45、45、45の一つを導電ローラとし、この導電
ローラに所要の極性の電圧を印加するように構成しても
よい。また、本発明に用いる転写手段20の転写方法と
しては、図示例の導電ローラベルトによる方法に限定さ
れず、画像支持体43をトナー40の極性と逆極性に帯
電できれば、どのような手段および方法を用いてもよ
く、例えば、導電ベルト44を使わず、直接導電ローラ
を用い、この導電ローラに所要の極性の直流電圧と圧力
を印加しながら、感光体ドラム12と導電ローラとの間
で挟持搬送するバイアスローラ転写方法を用いてもよい
し、コロントロンによるコロナ放電転写方法を用いても
よい。
【0020】除電器21およびクリーニング手段22
は、感光体ドラム12の外周面の光導電体上に残留する
トナーを除去し、清浄化するためのものである。ここ
で、除電器21は、感光体ドラム12と残留トナーとの
付着力(例えば、クーロン力)等を弱めるため、残留ト
ナー除去に先立って感光体ドラム12および残留トナー
の帯電消去を行うものであり、コロナ放電を行うコロン
トロンや光照射を行うランプなど従来公知の手段および
方法を用いることができる。また、クリーニング手段2
2は、残留トナーを感光体ドラム12の外周面から物理
的に除去すもので、感光体ドラム12の外周面の光導電
体を損傷したり、特性を劣化させることがなければ、ど
のようなものでもよいが、例えば、ブラシ、特にファー
ブラシ、ブレード、特にドクターブレード、ウェブおよ
びロールなどの接触除去手段や、エアージェットおよび
超音波などを用いて非接触で除去する手段や、磁気ブラ
シやバイアスブラシ等のように静電力を加味した接触除
去手段などの公知のクリーニング手段および方法を用い
ることができる。いずれのクリーニング手段および方法
を用いるかは、感光体ドラム12の外周面の光導電体の
機械的強度および特性を考慮して、適宜選択すればよ
い。
【0021】最終画像支持体供給部24は、トナー画像
が形成された感光体ドラム12および転写手段20に受
像用紙や受像フィルムなどの最終画像支持体43を供給
するもので、複数枚のカットシート状の画像支持体43
を収容するマガジン46と、マガジン46内の画像支持
体43を1枚枚葉する引出ローラ47と、引出ローラ4
7によって1枚取り出された画像支持体43を感光体ド
ラム12および転写手段20まで挟持搬送するニップロ
ーラ対48とを有する。最終画像支持体43の供給部の
構成および供給手段ならびに供給方法も、また特に制限
的ではなく、例えば、カットされていないロール状に券
回された長尺の画像支持体を用い、そのまま直接あるい
は所定サイズにカットして供給する構成であってもよ
い。
【0022】定着手段26は、最終画像支持体に転写さ
れたトナー画像を融解固化して定着するもので、図示例
においては、転写手段20の出側の搬送路に配置され、
少なくとも一方が熱ローラである熱ローラ対49から構
成される。一般に、定着手段26は、最終画像支持体に
転写されたトナー画像に熱、圧力もしくは溶剤等を加
え、トナー粒子を溶融または融解させてトナー粒子同志
を合体し、合体した融解物で受像フィルムや受像用紙な
どの画像支持体43の表面を濡らし、その表面に融解物
を接着し、特に画像支持体43が受像用紙などのように
凹凸面を持つものであれば、その凹凸面に浸入させた
後、トナーへの熱、圧力もしくは溶剤等の供給を止め
て、画像支持体43上で固化させることにより、定着を
完了するものである。従って、本発明に用いられる定着
手段26としては、図示例の熱ローラ対49に限定され
ず、上述した定着作用を示すものであれば、何でもよ
く、例えばその他の熱ローラ定着(方式)手段、赤外線
ランプやキセノンフラッシュランプ等の熱定着(方式)
手段、圧力定着(方式)手段、溶剤定着(方式)手段な
どの従来公知の定着方式および手段を挙げることができ
る。なお、受像フィルム等のように受像面が平滑面であ
る画像支持体43の場合には、その平滑面を予め粗面化
しておくか、トナー粒子の融解物の接着作用を強化して
おくのが好ましい。
【0023】排出部28は、定着手段26によってトナ
ー画像が定着された最終画像支持体を排出する装置外部
に排出する部分であり、熱ローラ対49によって定着さ
れて搬送されてきたトナー画像が定着された画像支持体
43からなるハードコピー画像を挟持搬送して装置外部
に排出する排出ローラ対50と、排出ローラ対50によ
って装置外部に排出されるハードコピー画像を受けるト
レイ51とを有する。排出部28も図示例のものに限定
されないことはいうまでもない。
【0024】本発明の特徴とするところは、図示例の画
像記録装置10を用いて同一の最終画像支持体43に同
一のトナーによる複数のトナー画像を転写することによ
り、1つのハードコピー画像を再現することである。従
って、この本発明の特徴を実施するのに必要な図示例の
画像記録装置10の特徴部分を挙げ、さらに詳細に説明
する。まず、露光手段16の画像信号処理装置36は、
最終画像支持体43に再現すべきハードコピー画像の濃
度およびこの同一の支持体43に転写するトナー画像の
数に基づいて1回のトナー画像形成に必要な画像データ
を生成する機能を有する。
【0025】ここで、画像信号処理装置36において生
成される1回のトナー画像形成に必要な画像データを、
複数回行われるトナー画像形成のいずれにおいても同一
の画像データとすることもできる。この場合には、図3
(a)に示すように、再現画像の階調を立てると共に最
高濃度を上げることができる。また、画像信号処理装置
36においては再現すべき画像の濃度領域に分けて、1
回目、2回目、…の画像データを生成してもよい。すな
わち、再現すべき濃度が薄いところは、転写回数が少な
くなり、濃いところは転写回数を多くするようにしても
よい。この場合には、図3(b)に示すように、再現画
像の階調をあまり変化させることなく最高濃度を上げる
ことができる。
【0026】また、複数回のトナー画像の形成の際に、
1回ごとに形成されるトナー画像の分解能を変えるよう
にしてもよい。トナー画像の分解能を1回ごとに変える
方法としては、特に制限的ではなく、従来公知の方法で
よいが、例えば、走査ピッチ、記録密度、スクリーン線
数、網点密度などを変えてトナー画像を形成するように
構成すればよい。また、本発明における画像濃度の表現
は、特に限定されず、従来公知のどのようなものであっ
てもよい。この場合には、これらに応じた画像データ、
光偏向器33による主走査速度、および感光体ドラム1
2による副走査速度を生成し、これらデータを用いて露
光手段16による画像露光を行い、潜像の形成後、トナ
ー現像して各回毎に分解能が異なるトナー画像を形成す
ればよい。この場合には、光偏向器33および感光体ド
ラム12の回転速度が適切になるようにそれらの駆動モ
ータが制御されることはいうまでもない。以上のよう
に、本発明においては、同じ画像データで、あるいは再
現画像の濃度領域を分けて、もしくは分解能を変えて複
数回のトナー画像形成を行うので、再現画像の最高濃度
を上げることができ、十分な画像階調を、例えば医療診
断用画像に要求される10ビットの階調を出すことので
きる。従って、本発明において得られる再現画像は、最
高濃度が十分に高い高階調高画質画像とすることができ
る。
【0027】また、本発明においては、感光体ドラム1
2上のトナー画像が転写された画像支持体43上に再度
感光体ドラム12上のトナー画像を転写する必要があ
る。このため、一度、排出部28のトレイ51に排出さ
れた、あるいは排出される前のトナー画像転写支持体4
3を転写手段20および供給部24の搬送手段を逆送可
能に構成して逆送し、もしくは全く別の逆搬送路を設け
て逆送し、自動的に供給部24のマガジン46内に収容
させてもよい。あるいは転写手段20と供給部24との
間の搬送路またはこの搬送路に接続された搬送路もしく
は上述した全く別の逆搬送路に逆送されたトナー画像転
写支持体43を待機させる待機部または中間トレイを設
けるように構成してもよい。なお、トナー画像転写支持
体43の逆送は、定着手段26による定着処理後であっ
ても、定着処理前であってもよいが、定着処理前に逆送
した場合には最後には必ず定着処理を行うことはいうま
でもない。本発明の第1の実施態様である、一本の光ビ
ームを用いて1つの電子写真感光体上に形成された潜像
を1種類のトナーでトナー現像することを複数回繰り返
して1つのハードコピー画像を得る画像記録方式および
これを実施する画像記録装置10は、基本的に以上のよ
うに構成される。
【0028】次に、図4は、一本の光ビームを用いて1
つの電子写真感光体上に形成された潜像を複数、ここで
は3種類の同一色のトナーでトナー現像することを複数
回繰り返して1つのハードコピー画像を得る本発明の第
2の実施態様の画像記録方式を実施する画像記録装置の
一実施例を示す。図4に示す画像記録装置60は、図1
に示す画像記録装置10と、トナー現像器の数と、供給
部24、定着手段26および排出部28が省略されてい
る点を除いて全く同一であるので、同一の構成要素には
同一の番号を付し、その説明は省略する。なお、図4に
示す画像記録装置60が、図示が省略されている供給部
24、定着手段26および排出部28を備えていること
はいうまでもない。
【0029】図4に示す画像記録装置60は、3つのト
ナー現像器18a,18b,18cを有し、各現像器1
8a,18b,18cは、それぞれトナー40a,40
b,40cを内部に収容するトナー容器41a,41
b,41cと、現像ローラ42a,42b,42cとを
有する。このため、3つのトナー現像器18a,18
b,18cのトナー40a,40b,40cを同一のト
ナーとすることにより、上述した本発明の第1の実施態
様の画像記録方式を同様に実施することができるが、3
つのトナー現像器18a,18b,18cの各トナー4
0a,40b,40cを同一色ではあるがそれぞれ異な
るものとすることにより、再現画像の階調表現の自由度
を上げてさらに高階調高画質画像とすることができる。
【0030】例えば、トナー40a,40b,40cを
それぞれトナー粒子の粒子サイズ(粒子径)異なる同一
色のトナーとして、サイズの小さいトナーだけでは、階
調が立ち過ぎるような場合には、サイズの大きいトナー
をある程度粗く付けておいて、サイズの小さいトナーを
細かく付けることで階調をある程度軟調化するととも
に、サイズの大きいトナーだけを用いた時のざらついて
見える粒状性の劣化を防止することができ、階調性と粒
状性の両立を図り、画質を向上させることができる。も
ちろん、トナー40a,40b,40cとして同一色の
トナーであれば、トナー粒子のサイズのみならずトナー
粒子の種類そのものを各々変えてもよい。また、トナー
40a,40b,40cをそれぞれ光学的濃度が異なる
トナーとしてもよい。こうすることにより、トナー画像
の階調を調整し、画質の向上を図ることもできる。さら
に、図示例の画像記録装置60は、3つのトナー現像器
18a,18b,18cを有しているが、備えるトナー
現像器の数は制限的ではなく、幾つであってもよいし、
その中で収容するトナーの異なるサイズや種類や光学的
濃度の数も幾つであってもよい。本発明の第2の実施態
様の画像記録方式およびこれを実施する画像記録装置は
基本的に以上のように構成される。
【0031】次いで、図5は、複数(3)本の光ビーム
を用いて複数(3つ)の電子写真感光体上に形成された
潜像を同一色の複数(3)種類のトナーでトナー現像す
ることを複数回繰り返して1つのハードコピー画像を得
る本発明の第3の実施態様の画像記録方式を実施する画
像記録装置の一実施例を示す。図5に示す画像記録装置
70は、サイズの違いはあれ、基本的に、図1に示す画
像記録装置10から転写手段20、供給部24、定着手
段26および排出部28を除いた構成を3つ並列に配列
し、転写手段20を共通化したものであり、これらの点
を除いて全く同一であるので、同一の構成要素には同一
の番号を付し、その説明は省略する。なお、図5に示す
画像記録装置70は、図示が省略されている供給部2
4、定着手段26および排出部28を備えていることは
いうまでもない。
【0032】図5に示す画像記録装置70は、3個の感
光体ドラム12a,12b,12cを有し、それぞれの
外周面にコロナ帯電器14a,14b,14c、光ビー
ム15a,15b,15cをそれぞれ射出する露光手段
16a,16b,16c、トナー現像器18a,16
b,16c、除電器21a,21b,21cおよびクリ
ーニング手段22a,22b,22cとの3組を有す
る。また、共通化された転写手段72は、両側に配置さ
れる1対の搬送ローラ74、74と、この搬送ローラ7
4、74に張架される無端導電ベルト76と、1対の搬
送ローラ74、74の内側に配置され、3個の感光体ド
ラム12a,12b,12cへの無端導電ベルト76の
押圧力を調整するテンションローラ73、73と、導電
ベルト76に所定直流電圧を印加する導電ローラ75と
を有する。図5に示す画像記録装置70は、同一のトナ
ーまたは同一色の異なるサイズもしくは種類のトナーを
用いることにより、上述した本発明の第1および第2の
実施態様の画像記録方式を同様に、しかもこれらを実施
する画像記録装置(10および60)より、迅速または
高速に行うことができる。
【0033】なお、本態様を実施する画像記録装置70
に用いられる転写手段は、図5に示す転写手段72に限
定されず、上述した図1および4に示す転写手段20と
同様に従来公知の転写手段および方法が適用できること
はいうまでもない。
【0034】以上、本発明の画像記録方式について詳細
に説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の変
更および改良を行ってもよいのはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ドライシステムである電子写真方式の画像記録におい
て、用紙および透過フィルムを最終画像支持体とする場
合であっても、最高濃度を十分に、例えば、3.0程度
まで出すことができ、階調も十分に高く、例えば、10
ビット程度まで出すことができ、高濃度高階調高画質画
像を、従来の湿式現像処理を行うウェットシステムに比
べ、極めて容易にかつ確実に再現することができる。ま
た、本発明によれば、種類やサイズの異なるトナーを用
いることにより、大きなサイズのトナーを使うことによ
る再現画像のざらつきなどの粒状性の劣化の問題と小さ
なサイズのトナーを使うことによる再現画像の階調の問
題やトナー画像の転写の劣化の問題とを一挙に解決し、
粒状性、階調性および転写性を鼎立させることができ
る。従って、本発明方式によって得られる電子写真画像
は、高濃度、高階調および高画質が要求される診断画
像、特に医療用診断画像に好適に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像記録方式を実施する画像記
録装置の一実施例の概略模式図である。
【図2】 図1に示す画像記録装置に用いられる露光手
段の一実施例の模式的斜視説明図である。
【図3】 (a)および(b)は、それぞれ本発明の異
なる効果を示すグラフである。
【図4】 本発明に係る画像記録方式を実施する画像記
録装置の別の実施例の概略模式図である。
【図5】 本発明に係る画像記録方式を実施する画像記
録装置の別の実施例の概略模式図である。
【符号の説明】
10,60,70 画像記録装置 12,12a,12b,12c 電子写真感光体ドラム 14,14a,14b,14c コロナ帯電器 16,16a,16b,16c 露光手段 18,18a,18b,18c トナー現像器 20,72 転写手段 21,21a,21b,21c 除電器 22,22a,22b,22c クリーニング手段 24 供給部 26 定着手段 28 排出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の画像記録媒体に電子写真方式によっ
    て電子写真感光体上に形成された同一色のトナー画像を
    複数回重複して転写し、1つの再現画像を記録すること
    を特徴とする画像記録方式。
  2. 【請求項2】複数回転写される前記トナー画像は、同一
    の画像データをもとに形成された画像である請求項1に
    記載の画像記録方式。
  3. 【請求項3】複数回転写される前記トナー画像は、それ
    ぞれ前記再現画像の濃度に応じて形成された画像である
    請求項1または2に記載の画像記録方式。
  4. 【請求項4】複数回転写される前記トナー画像は、それ
    ぞれ分解能の異なる画像である請求項1〜3のいずれか
    に記載の画像記録方式。
  5. 【請求項5】複数回転写される前記トナー画像は、それ
    ぞれトナーサイズの異なる画像である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の画像記録方式。
  6. 【請求項6】複数回転写される前記トナー画像は、それ
    ぞれトナーの光学的濃度が異なる画像である請求項1〜
    5のいずれかに記載の画像記録方式。
  7. 【請求項7】複数回転写される前記トナー画像は、同一
    の前記電子写真感光体上に同一のレーザ光により潜像と
    して形成され、同一のトナーによって現像された画像で
    ある請求項1〜4のいずれかに記載の画像記録方式。
  8. 【請求項8】複数回転写される前記トナー画像は、同一
    の前記電子写真感光体上に同一のレーザ光により潜像と
    して形成され、それぞれ異なるトナーによって現像され
    た画像である請求項1〜6のいずれかに記載の画像記録
    方式。
  9. 【請求項9】複数回転写される前記トナー画像は、同一
    の前記電子写真感光体上にそれぞれ異なるレーザ光によ
    り潜像として形成され、それぞれ異なるトナーによって
    現像された画像である請求項1〜6のいずれかに記載の
    画像記録方式。
  10. 【請求項10】複数回転写される前記トナー画像は、そ
    れぞれ異なる前記電子写真感光体上にそれぞれ異なるレ
    ーザ光により潜像として形成され、それぞれ異なるトナ
    ーによって現像された画像である請求項1〜6のいずれ
    かに記載の画像記録方式。
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