JPH10186666A - ポジ型感放射線性組成物 - Google Patents
ポジ型感放射線性組成物Info
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- JPH10186666A JPH10186666A JP9294038A JP29403897A JPH10186666A JP H10186666 A JPH10186666 A JP H10186666A JP 9294038 A JP9294038 A JP 9294038A JP 29403897 A JP29403897 A JP 29403897A JP H10186666 A JPH10186666 A JP H10186666A
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Abstract
が長時間におよんでもレジストパターンの変動が生じる
ことがない、LSI、超LSI用ポジ型感放射線性組成
物を提供する。 【解決手段】 (a)ポリヒドロキシスチレン類の水酸
基が下記一般式(I)で表される酸不安定基で保護され
た樹脂、(b)光酸発生剤、及び(c)一般式(II)で示
されるアミン化合物を含むことを特徴とするポジ型感放
射線性組成物。 【化1】 (式中、R1 〜R5 は独立に、水素原子、炭素数1〜4
のアルキル基またはアルコキシル基であり、R1 とR3
は結合して環を形成していてもよい。) 【化2】 (式中、nは1〜3の整数であり、R6 、R7 、R8 、
R9 はそれぞれ独立に水素原子、置換基を有しても良い
炭素数1以上4以下のアルキル基であり、R10は水素原
子、置換基を有しても良い炭素数1以上8以下のアルキ
ル基、または置換基を有してもよい芳香族基を表す。)
Description
応するポジ型感放射線組成物に関するものであり、さら
に詳しくは半導体集積回路作成用ポジ型レジストに関す
る。
われるように3年間に4倍のスピードで進行している。
それにともない、集積回路の生産に不可欠のフォトリソ
グラフィー技術に対する要求も年々厳しくなってきてい
る。例えばダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
ー(DRAM)をとれば、64MビットDRAMの生産
には、0.35μmレベルのリソグラフィー技術が必要
とされている。このため、フォトレジストの露光に用い
られる波長も、水銀灯のg線(436nm)からi線
(365nm)、さらにKrFエキシマーレーザー光
(248nm)へと短波長化が進んでいる。
来はナフトキノンジアジドを感光剤とするレジストであ
ったが、このポジ型レジストはKrFエキシマレーザ光
などの遠紫外線領域の光に対しては透過率が低く、低感
度かつ低解像度となってしまう。このような問題を解決
する新しいポジ型レジストとして、化学増幅型ポジ型フ
ォトレジストが種々提案されている。
現像液に可溶な樹脂に酸の作用により脱保護するような
置換基を導入してアルカリ現像液に対して溶解抑制効果
を有する樹脂と、光酸発生剤を含有する感光性組成物で
ある。この組成物に光を照射すると、光酸発生剤から酸
が生じ、露光後の加熱(ポスト・エクスポージャー・ベ
ーク、以下PEBと称す)により、酸が溶解抑制剤効果
を与えていた置換基を脱離させる。この結果、露光部分
がアルカリ可溶性となり、アルカリ現像液で処理するこ
とにより、ポジ型のレジストパターンが得られる。この
とき、酸は触媒として作用し、微量で効果を発揮する。
またPEBにより酸の動きが活発になり、連鎖反応的に
化学反応が促進され、感度が向上する。
が未露光部まで移動し、その結果未露光部の一部がアル
カリ可溶性となり、レジストパターンが細ったり、目的
とする微細パターンが得られない現象を招きやすかっ
た。また、酸の移動は露光からPEBまでの間(以下、
この時間を引き置き時間と称する。)にも起こり、引き
置き時間が1時間以上経過した後に現像処理を行うと、
レジストパターンが著しい寸法変動をおこし、実作業上
問題であった。このような問題を解決するために、レジ
スト中にアミン化合物を添加し、未露光部に移動してき
た酸を中和するという技術が、特開昭63−14964
0号、特開平5−127369号、特開平6−2661
11号各公報などに記載されている。しかしながら、レ
ジスト中にアミン化合物を添加すると、露光部分に生じ
た酸の一部も中和されてしまい、感度の低下が生じると
いう欠点を有する。これに対し、光酸発生剤の添加量を
増加すれば発生する酸の量が多くなり、感度は向上する
が、光酸発生剤が光を吸収する量も多くなり、光が基板
まで十分届かなくなり、解像性が低下したりパターン形
状が台形になるという欠点があった。
る問題を解決し、遠紫外線を用いたフォトリソグラフィ
技術において、高感度で微細なレジストパターンが形成
でき、パターン形状が良好かつ引き置き時間が長時間に
及んでもレジストパターンの寸法が良好なポジ型感放射
線性組成物を提供することにある。
を解決すべく鋭意研究した結果、特定のアミン化合物を
使用することで、高感度で微細なレジストパターンが形
成でき、パターン形状が良好で、レジストパターンの側
壁あれがなく、かつ引き置き時間が長時間におよんでも
パターン寸法が良好になることを見出し、本発明に到達
した。即ち、本発明の要旨は、(a)ポリヒドロキシス
チレン類の水酸基が下記一般式(I)で表される保護基
で保護された樹脂、(b)光酸発生剤、及び(c)下記
一般式(II)で示されるアミン化合物を含むことを特徴と
するポジ型感放射線性組成物、に存する。
炭素数1〜4のアルキル基又はアルコキシル基であり、
R1 とR3 は結合して環を形成していてもよい。)
R7 、R8 、R9 はそれぞれ独立に水素原子又は置換基
を有しても良い炭素数1以上4以下のアルキル基であ
り、R10は水素原子、置換基を有しても良い炭素数1以
上8以下のアルキル基又は置換基を有しても良い芳香族
基を表す。)
本発明においてポリヒドロキシスチレン類としては、o
−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−
ヒドロキシスチレン、2−(o−ヒドロキシフェニル)
プロピレン、2−(m−ヒドロキシフェニル)プロピレ
ン、2−(p−ヒドロキシフェニル)プロピレンなどの
ヒドロキシスチレン類の単独又は2種以上を、あるいは
ヒドロキシスチレン類とアクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸エステル類やメタクリルエステル類とをラジカ
ル重合開始剤、カチオン重合開始剤又はアニオン重合開
始剤存在下で重合した樹脂等が挙げられる。また、吸光
度を小さくするために水素添加したものも好ましく使用
できる。上記の内、特に、ポリヒドロキシスチレンが有
用に使用できる。
平均分子量としてはGPC測定によるポリスチレン換算
値で1,000〜100,000である。この範囲以下
では、組成物として塗布性が低下し、この範囲以上では
露光部のアルカリ溶解性が低下する。特に、後述する本
発明の特定のアミン化合物との併用に於て解像度、パタ
ーン断面形状が良好で、引き置き後のパターン形状の変
動がないとの本発明の効果を達成する上で特に好ましく
は、1,500〜50,000である。水酸基を保護す
る酸不安定基としては、前記一般式(I)で表される置
換基であるが、より好ましくはアセタール基であり、さ
らに好ましくは、エトキシエチル基、テトラヒドロフラ
ニル基、又はテトラヒドロピラニル基である。
原子を、上記酸不安定基で置換することにより、アルカ
リ現像液に対して溶解抑制効果を有する樹脂を得ること
ができる。ポリヒドロキシスチレン類の水酸基の酸不安
定基による保護率は特に限定されないが、5〜60%が
好ましく、特に10〜50%が好ましい。保護率が上記
範囲よりも小さいと、レジスト膜の未露光部の残膜率が
低下し、解像性が低下する傾向がある。また、保護率が
上記範囲よりも大きいと、現像時に現像液をはじいてし
まい、現像できなくなる恐れがある。
で示される特定のアミン化合物を含有することを特徴と
する。前記一般式(II)で示されるアミン化合物のnは
1〜3の整数であるが、好ましくはnが2又は3であ
る。R6 、R7 、R8 、R9 はそれぞれ独立に水素原
子、又は置換基を有しても良い炭素数1以上4以下のア
ルキル基である。アルキル基としてはメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、tert−ブチル基であり、置換基としては例え
ばハロゲン原子、ニトロ基又はニトリル基などが挙げら
れる。中でもR6 、R7 、R8 は水素原子であり、R9
は水素原子又は置換基を有してもよい炭素数1以上4以
下のアルキル基である組合わせが好ましい。R10は水素
原子、置換基を有しても良い炭素数1以上8以下のアル
キル基又は置換基を有してもよい芳香族基である。アル
キル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、イソ
ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基などである。これ
らアルキル基の置換基としては、例えばハロゲン原子、
ニトロ基、ニトリル基、ヒドロキシ基などが挙げられ、
好ましくはヒドロキシ基である。芳香族基としては、例
えばフェニル基、ナフチル基などのアリール基が挙げら
れ、好ましくはフェニル基である。これら芳香族基の置
換基としては、例えばメチル基などのアルキル基、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、ニトリル基、ヒドロキシ基などが
挙げられる。一般式(II)のアミン化合物の内好ましい
化合物としては、nが3であり、R6 、R7 、R8 がそ
れぞれ水素原子であり、R9 が水素原子又は置換基を有
していても良い炭素数1以上4以下のアルキル基であ
り、より好ましくはR9 が未置換の炭素数1以上4以下
のアルキル基である。又、他の好ましい化合物として
は、nが2であり、R10が炭素数1以上6以下のヒドロ
キシアルキル基又はフェニル基であり、より好ましくは
R10がヒドロキシ基を2又は3ヶ有する炭素数3以上6
以下の分岐アルキル基である。具体的には、例えば、エ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン、N,N−ビスエタノールアニリン、イソプロパ
ノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプ
ロパノールアミン、N,N−ビスイソプロパノールプロ
ピルアミン、N,N−ビスイソプロパノールアニリン、
2,3−ジメチル−4−ヒドロキシエチルアミン、2,
2−ジメチル−4−ヒドロキシエチルアミン、3,3−
ジメチル−4−ヒドロキシエチルアミン、ビス(2,3
−ジメチル−4−ヒドロキシエチル)アミン、ビス
(2,2−ジメチル−4−ヒドロキシエチル)アミン、
ビス(3,3−ジメチル−4−ヒドロキシエチル)アミ
ン、トリス(2,3−ジメチル−4−ヒドロキシエチ
ル)アミン、ビス(2−ヒドロキシエチル)イミノビス
(ヒドロキシメチル)エタン、ビス(2−ヒドロキシエ
チル)イミノトリス(ヒドロキシメチル)メタン等、お
よびこれらの誘導体などが挙げられる。
ドロキシスチレン類の水酸基が前記一般式(I)で保護
された樹脂(以下本発明樹脂と称す)100重量部に対
して、アミン化合物を通常0.0001〜5重量部、好
ましくは0.001〜2重量部の割合で用いられる。ア
ミン化合物を上記範囲の量で用いると、十分な酸の未露
光部への拡散を防止する効果が得られ、良好なレジスト
パターンが得られ好ましい。但し、過剰に多いと、レジ
ストの感度が低下する傾向がある。
は、露光に用いられる光によって酸を発生するものであ
れば特に限定されるものではなく、従来公知のものが使
用できるが、具体的には、例えばトリス(トリクロロメ
チル)−s−トリアジン、トリス(トリブロモメチル)
−s−トリアジン、トリス(ジブロモメチル)−s−ト
リアジン、2,4−ビス(トリブロモメチル)−6−p
−メトキシフェニル−s−トリアジンなどのハロゲン含
有s−トリアジン誘導体、1,2,3,4−テトラブロ
モブタン、1,1,2,2−テトラブロモエタン、四臭
化炭素、ヨードホルムなどのハロゲン置換パラフィン系
炭化水素、ヘキサブロモシクロヘキサン、ヘキサクロロ
シクロヘキサン、ヘキサブロモシクロドデカンなどのハ
ロゲン置換シクロパラフィン系炭化水素、ビス(トリク
ロロメチル)ベンゼン、ビス(トリブロモメチル)ベン
ゼンなどハロゲン含有ベンゼン誘導体、トリブロモメチ
ルフェニルスルホン、トリクロロメチルフェニルスルホ
ン、2,3−ジブロモスルホランなどのハロゲン含有ス
ルホン化合物、トリス(2,3−ジブロモプロピル)イ
ソシアヌレートなどのハロゲン含有イソシアヌレート誘
導体、トリフェニルスルホニウムクロライド、トリフェ
ニルスルホニウムメチルスルホネート、トリフェニルス
ルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、トリフェ
ニルスルホニウム−p−トルエンスルホネート、トリフ
ェニルスルホニウムテトラフルオロボレート、トリフェ
ニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート、トリフ
ェニルスルホニウムヘキサフルオロホスホネート等のス
ルホニウム塩、ジフェニルスルホニウムクロライド、ジ
フェニルヨードニウムメチルスルホネート、ジフェニル
ヨードニウムトリフルオロメタンスルフォネート、ジフ
ェニルヨードニウムpートルエンスルホネート、ジフェ
ニルヨードニウムテトラフルオロボレート、ジフェニル
ヨードニウムヘキサフルオロアルセネート、ジフェニル
ヨードニウムへキサフルオロホスホネートなどのヨード
ニウム塩、p−トルエンスルホン酸メチル、p−トルエ
ンスルホン酸エチル、p−トルエンスルホン酸ブチル、
p−トルエンスルホン酸フェニル、1,2,3−トリ
(p−トルエンスルホニル)ベンゼン、p−トルエンス
ルホン酸ベンゾインエステル、メタンスルホン酸エチ
ル、メタンスルホン酸ブチル、1,2,3−トリ(メタ
ンスルホニル)ベンゼン、メタンスルホン酸フェニル、
メタンスルホン酸ベンゾインエステル、トリフルオロメ
タンスルホン酸メチル、トリフルロメタンスルホン酸エ
チル、トリフルオロメタンスルホン酸ブチル、1,2,
3−トリ(トリフルオロメタンスルホニル)ベンゼン、
トリフルオロメタンスルホン酸フェニル、トリフルオロ
メタンスルホン酸ベンゾインエステル、などのスルホン
酸エステル類、ジフェニルジスルホンなどのジスルホン
類、ジ(シクロヘキシル)ジアゾメタン、ジ(フェニル
スルホニル)ジアゾメタンなどのスルホンジアジド類、
o−ニトロベンジル−p−トルエンスルホネートなどの
o−ニトロベンジルエステル類、N,N’−ジ(フェニ
ルスルホニル)ヒドラジドなどのスルホンヒドラジド類
などが挙げられる。また、下記一般式(III)で表される
ビススルホニルジアゾメタン化合物を光酸発生剤として
用いることも有効である。
有していてもよい直鎖状、分岐状又は環状の置換基を有
していてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよ
いアリール基を表す)。具体例としては、例えばビス
(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、シクロヘ
キシルスルホニルエチルスルホニルジアゾメタン、ビス
(iso−プロピルスルホニル)ジアゾメタン、ビス
(tert−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス
(sec−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、tert
−ブチルスルホニルメチルスルホニルジアゾメタン、t
ert−ブチルスルホニルシクロヘキシルスルホニルジ
アゾメタン、ビス(シクロペンチルスルホニル)ジアゾ
メタン、シクロペンチルスルホニル−tert−ブチル
スルホニルジアゾメタン、ビス(iso−アミルスルホ
ニル)ジアゾメタン等、公知のものが挙げられる。又、
より好ましくは下記一般式(IV)、(V)、又は(VI)
で表される化合物である。
脂肪族アルキル基を、R14はハロゲン原子、置換されて
も良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ニトリル基
又はアミド基を、R16、R17、R18はそれぞれ独立に置
換されても良い脂肪族アルキル基、ハロゲン原子、置換
されても良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基、ニト
リル基又はアミド基を表す。)
キル基、ハロゲン原子、置換されていても良いアルコキ
シ基、ニトロ基、シアノ基、ニトリル基、アセチル基及
びアミド基から選ばれる少なくとも1つの基で置換され
ていても良い芳香族基を、R20〜R24は独立に、水素原
子、置換されていても良いアルキル基、ハロゲン原子、
置換されていても良いアルコキシ基、ニトロ基、シアノ
基、ニトリル基、アセチル基又はアミド基を表すがR20
〜R24の少なくとも3つは水素原子以外の基を示す。)
しては、シクロヘキシルスルホニル−(2−メトキシフ
ェニルスルホニル)ジアゾメタン、シクロヘキシルスル
ホニル−(3−メトキシフェニルスルホニル)ジアゾメ
タン、シクロヘキシルスルホニル−(4−メトキシフェ
ニルスルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホ
ニル−(2−メトキシフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、シクロペンチルスルホニル−(3−メトキシフェニ
ルスルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニ
ル−(4−メトキシフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、シクロヘキシルスルホニル−(2−フルオロフェニ
ルスルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニ
ル−(2−フルオロフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、シクロヘキシルスルホニル−(4−フルオロフェニ
ルスルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニ
ル−(4−フルオロフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、シクロヘキシルスルホニル−(4−クロロフェニル
スルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニル
−(4−クロロフェニルスルホニル)ジアゾメタン、シ
クロヘキシルスルホニル−(3−トリフルオロメチルス
ルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニル−
(3−トリフルオロメチルスルホニル)ジアゾメタン、
シクロヘキシルスルホニル−4−トリフルオロメトキシ
スルホニルジアゾメタン、シクロペンチル−4−トリフ
ルオロメトキシスルホニルジアゾメタン等が挙げられ
る。前記式(V)で示される化合物の具体例としては、
シクロヘキシルスルホニル−(1,3,5−トリメチル
フェニルスルホニル)ジアゾメタン、シクロヘキシルス
ルホニル−(2,3,4−トリメチルフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン、シクロヘキシルスルホニル−(1,
3,5−トリエチルフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、シクロヘキシルスルホニル−(2,3,4−トリエ
チルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、シクロペンチ
ルスルホニル−(1,3,5−トリメチルフェニルスル
ホニル)ジアゾメタン、シクロペンチルスルホニル−
(2,3,4−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン等が挙げられる。中でも、シクロヘキシルスルホ
ニル−(1,3,5−トリメチルフェニルスルホニル)
ジアゾメタン、シクロヘキシルスルホニル−(4−メト
キシフェニルスルホニル)ジアゾメタン、シクロヘキシ
ルスルホニル−(4−フルオロフェニルスルホニル)ジ
アゾメタンが好ましい化合物である。
しては、o−トルエンスルホニル−(2,4,6−トリ
メチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、m−トルエ
ンスルホニル−(2,4,6−トリメチルフェニルスル
ホニル)ジアゾメタン、p−トルエンスルホニル−
(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン、2−メトキシフェニルスルホニル−(2,4,
6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、3
−メトキシフェニルスルホニル−(2,4,6−トリメ
チルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、4−メトキシ
フェニルスルホニル−(2,4,6−トリメチルフェニ
ルスルホニル)ジアゾメタン、2−クロロフェニルスル
ホニル−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン、3−クロロフェニルスルホニル−
(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン、4−クロロフェニルスルホニル−(2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、2−
フルオロフェニルスルホニル−(2,4,6−トリメチ
ルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、3−フルオロフ
ェニルスルホニル−(2,4,6−トリメチルフェニル
スルホニル)ジアゾメタン、4−フルオロフェニルスル
ホニル−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン、3−トリフルオロメチルスルホニル
−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジア
ゾメタン、4−トリフルオロメチルスルホニル−(2,
4,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、2,3−ジメチルフェニルスルホニル−(2,4,
6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、
2,4−ジメチルフェニルスルホニル−(2,4,6−
トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、2,5
−ジメチルフェニルスルホニル−(2,4,6−トリメ
チルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、2,6−ジメ
チルフェニルスルホニル−(2,4,6−トリメチルフ
ェニルスルホニル)ジアゾメタン、ビス−(2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、ベン
ゼンスルホニル−(2,4,6−トリメチルフェニルス
ルホニル)ジアゾメタン、o−トルエンスルホニル−
(2,3,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン、p−トルエンスルホニル−(2,3,6−トリ
メチルフェニルスルホニル)ジアゾメタン、2−メトキ
シフェニルスルホニル−(2,3,6−トリメチルフェ
ニルスルホニル)ジアゾメタン、4−メトキシフェニル
スルホニル−(2,3,6−トリメチルフェニルスルホ
ニル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒドロキ
シメチルフェニルスルホニル−(o−トルエンスルホニ
ル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシ
メチルフェニルスルホニル−(p−トルエンスルホニ
ル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシ
メチルフェニルスルホニル−(2−メトキシフェニルス
ルホニル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒド
ロキシメチルフェニルスルホニル−(4−メトキシフェ
ニルスルホニル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2
−ヒドロキシメチルフェニルスルホニル−(2−フルオ
ロフェニルスルホニル)ジアゾメタン、4,6−ジメチ
ル−2−ヒドロキシメチルフェニルスルホニル−(4−
フルオロフェニルスルホニル)ジアゾメタン、4,6−
ジメチル−2−ヒドロキシメチルフェニルスルホニル−
(2,3−ジメチルフェニルスルホニル)ジアゾメタ
ン、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシメチルフェニル
スルホニル−(2,4−ジメチルフェニルスルホニル)
ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシメチ
ルフェニルスルホニル−(2,5−ジメチルフェニルス
ルホニル)ジアゾメタン、4,6−ジメチル−2−ヒド
ロキシメチルフェニルスルホニル−(2,6−ジメチル
フェニルスルホニル)ジアゾメタン等が挙げられる。中
でも、ベンゼンスルホニル−(2,4,6−トリメチル
フェニルスルホニル)ジアゾメタン、p−トルエンスル
ホニル−(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニ
ル)ジアゾメタン、4−メトキシフェニルスルホニル−
(2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル)ジアゾ
メタン、ビス−(2,4,6−トリメチルフェニルスル
ホニル)ジアゾメタン、が好ましい化合物である。
は、本発明樹脂100重量部に対して光酸発生剤0.0
01〜30重量部、好ましくは0.05〜20重量部の
割合で用いられる。光酸発生剤の量がこの範囲よりも少
ないと感度が劣り、光酸発生剤がこの範囲よりも多い
と、光酸発生剤によるレジスト膜の透明性の低下により
レジストパターンが台形になり解像力の低下を引き起こ
す恐れがある。
は、その性質を損なわない範囲で染料、顔料、塗布性改
良剤など、他の添加剤を含有してもよい。通常、本発明
のポジ型感放射線性組成物は、上記各成分を適当な溶媒
に溶解して用いる。溶媒としては、本発明樹脂、光酸発
生剤、およびアミン化合物に対して、十分な溶解度を持
ち良好な塗膜性を与える溶媒であれば特に制限はない
が、2−ヘプタノン、2−ヘキサノン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン系溶媒、メチルセロソルブ、エチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテートなどのセロソルブ系溶媒、ジエチルオキサ
レート、ピルビン酸エチル、エチル−2−ヒドロキシブ
チレート、エチルアセトアセテート、酢酸ブチル、酢酸
アミル、酪酸エチル、酪酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エ
チル、3−メトキシプロピオン酸メチル、α−ヒドロキ
シイソ酪酸メチルエステル、β−メトキシイソ酪酸メチ
ルエステルなどのエステル系溶媒、プロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、ジプロピレングリコールジメチルエーテルなどのプ
ロピレングリコール系溶媒、あるいはこれらの混合溶
媒、あるいはさらに芳香族炭化水素を添加したものなど
が挙げられる。溶媒の使用割合は、感光性組成物中の固
形分の総量に対して重量比として1〜20倍の範囲であ
ることが好ましい。
半導体基板上にレジストパターンを形成する場合には、
通常上記のような溶媒に溶解した本発明のポジ型感放射
線性組成物を半導体基板上に塗布し、プリベーク、露光
によるパターン転写、PEB、現像の各工程を経てフォ
トレジストとして使用することができる。半導体基板は
通常半導体製造用基板として使用されているものであ
り、シリコン基板、ガリウムヒ素基板などである。
露光には、高圧水銀灯の436nm、365nmの光、
低圧水銀灯の254nm、又はエキシマーレーザーなど
を光源とする157nm、193nm、222nm、2
48nmの光が用いられる。特に300nm以下の光に
有効に使用される。露光の際の光は、単色光でなくブロ
ードであってもよい。また、位相シフト法による露光も
適用可能である。
には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アン
モニア水などの無機アルカリ類、エチルアミン、n−プ
ロピルアミンなどの第1級アミン類、ジエチルアミン、
ジ−n−プロピルアミンなどの第2級アミン類、トリア
ミンエチル、N,N−ジエチルメチルアミンなどの第3
級アミン類、テトラメチルアンモニウムハイドロオキシ
ド、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウムハイドロ
オキシドなどの第4級アンモニウム塩、もしくはこれに
アルコール、界面活性剤などを添加したものを使用する
ことができる。本発明のポジ型感放射線性組成物は、超
LSIの製造のみならず一般のIC製造用、マスク製造
用、画像形成用、液晶画面製造用、カラーフィルター製
造用あるいはオフセット印刷用としても有用である。
するが、本発明はその要旨を越えない限り実施例により
何ら制約は受けない。 樹脂合成例1 1−エトキシエチル化ポリ(p−ビニル
フェノール)の合成 窒素導入管、撹拌機、温度計を備えた1lの4つ口フラ
スコに、ポリ(p−ビニルフェノール)(重量平均分子
量30700)80gを入れ、テトラヒドロフラン40
0mlを加え溶解し、さらにエチルビニルエーテル2
8.8gを加えた。これに、12Nの塩酸0.4mlを
滴下し、撹拌しながら40℃で1.5時間反応させた。
反応後、28%アンモニア水4mlを加え撹拌した。さ
らにメタノール200mlを加え撹拌後、純水7.2l
中に滴下してポリマーを析出させた後、ろ別し、室温で
10時間真空乾燥することによって、129gの1−エ
トキシエチル化ポリ(p−ビニルフェノール)を得た。
合成した1−エトキシエチル化ポリ(p−ビニルフェノ
ール)の1−エトキシエチル化率は、1H−NMR分析
の結果37%であった。なお、1−エトキシエチル化率
は、1H−NMRスペクトルにおける1−エトキシエチ
ル基のメチンのプロトンピーク(5.3ppm)面積と
ベンゼン環のプロトンのピーク(6.6ppm)面積を
比較することによって決定した。
000のものを用いた以外は合成例1と同様の方法にて
行い、1−エトキシエチル化率が35%の1−エトキシ
エチル化ポリ(p−ビニルフェノール)を得た。 樹脂合成例3 ポリ(p−ビニルフェノール)の重量平均分子量が15
000のものを用いた以外は合成例1と同様の方法にて
行い、1−エトキシエチル化率が38%の1−エトキシ
エチル化ポリ(p−ビニルフェノール)を得た。
ルフェノール)の合成窒素導入管、撹拌機、温度計を備
えた500mlの4ツ口フラスコに、ポリ(p−ビニル
フェノール)(数平均分子量12100)36gを入
れ、アセトン150mlを加えて溶解し、さらに4−ジ
メチルアミノピリジン0.1gを加えて40℃に加熱し
た。これにジ−tert−ブチルジカーボネート17.
7gをゆっくり滴下し、撹拌しながら40℃で4時間反
応させた。反応後、反応溶液を1500mlの水中に滴
下してポリマーを析出させ、懸洗した後、濾別した。得
られたポリマーをアセトン100mlに溶解した後、再
び、1500mlの水中に滴下してポリマーを析出さ
せ、懸洗した後、濾別し、室温で24時間真空乾燥する
ことによって、44gのtert−ブトキシカルボニル
オキシ化ポリ(p−ビニルフェノール)を得た(重量平
均分子量13400)。熱分解による重量減少率測定の
結果から、合成したtert−ブトキシカルボニルオキ
シ化ポリ(p−ビニルフェノール)のtert−ブトキ
シカルボニルオキシ化率は、28.5%であった。
剤、及びアミン化合物を溶媒に溶かした後、0.2μm
のメンブレンフィルターで濾過することによって、レジ
スト感光液(S1)〜(S4)を調製した。
でシリコン基板上にスピンコートし、ホットプレート上
で80℃で60秒間プリベークし、レジスト膜厚が0.
75μmのレジスト塗布基板を得た。この基板をニコン
製KrFエキシマーレーザ縮小投影露光装置(NA=
0.42)で露光し、120℃で60秒ベークした後、
濃度2.38%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド水溶液で60秒間現像し、パターンを形成した。この
ようにしてできたレジストパターンを用いて、感度、解
像度、パターン形状の評価を行った。次に前記の露光処
理後、1時間経過したもの(引き置き1時間後のもの)
をホットプレート上で表−2の条件でポストベークを行
い、その後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液で60秒現像し、パターンを形成した。
このようにして得られたレジストパターンを用いて、引
き置き1時間の寸法変動の評価を行った。なお、それぞ
れの評価は、次に示す通りの基準で行った。
鏡で観察し、0.30μmのライン アンド スペース
が規定の線幅通りに解像するのに要した露光量(適正露
光量)を感度とした。露光量が低い方が高感度であるこ
とを示している。 解像度:上記適正露光量において解像しているライン
アンド スペースのうち、膜減りをすることなく解像し
ている最も細いライン アンド スペースの線幅を解像
度とした。
法変動:0.30μmのラインアンドスペースの線幅の
マスクを使用し引き置き0時間において、上記適正露光
量での0.30μmのラインアンドスペースのライン線
幅を測定した(aμm)。そして引き置き1時間後にお
いて、同一の露光量での0.30μmのラインアンドス
ペースのライン線幅を測定した(bμm)。下記式によ
りライン寸法変動率(W)を求め、下記の基準で示し
た。尚ライン寸法変動率が大きいものは引き置き耐性が
ないことを意味する。
光酸発生剤、及びアミン化合物を溶媒に溶かした後、
0.2μmのメンブレンフィルターで濾過することによ
って、レジスト感光液(S5)〜(S7)を調製した。
でシリコン基板上に反射防止膜(Brewer Sci
ence社製、DUV18)を塗布したウェハー上にス
ピンコートし、ホットプレート上で90℃で60秒間プ
リベークし、レジスト膜厚が0.72μmのレジスト塗
布基板を得た。この基板をニコン製KrFエキシマ−レ
ーザ縮小投影露光装置(NA=0.42)で露光し、1
10℃で60秒ベークした後、濃度2.38%のテトラ
メチルアンモニウムヒドロキシ水溶液で60秒間現像
し、パターンを形成した。このようにしてきたレジスト
パターンを用いて、前記と同様にして感度、解像度、パ
ターン形状の評価を行った。次に前記の露光処理後、1
時間経過したもの(引き置き1時間後のもの)をホット
プレート上で表−4の条件でポストベークを行い、その
後、2.38%テトラメチルアンモニウムヒドロキシ水
溶液で60秒現像し、パターンを形成した。このように
して得られたレジストパターンを用いて、引き置き1時
間の寸法変動の評価を行った。なお、それぞれの評価
は、実施例1〜4と同様の基準で行った。結果を表−4
に示す。
発生剤、及びアミン化合物を溶媒に溶かした後、0.2
μmのメンブレンフィルターで濾過することによって、
レジスト感光液(R1)〜(R2)を調整した。 (2)レジストパターンの形成及び評価 表−5のレジスト感光液を用いて表−6に示す条件でプ
リベークを行い、実施例1〜4と同様にしてレジストパ
ターンを形成し、評価についても実施例1〜4と同様に
行った。結果を表−6に示す。
発生剤、及びアミン化合物を溶媒に溶かした後、0.2
μmのメンブレンフィルターで濾過することによって、
レジスト感光液(R3)〜(R4)を調整した。 (2)レジストパターンの形成及び評価 表−7のレジスト感光液を用いて表−8に示す条件でプ
リベークを行い、実施例5〜7と同様にしてレジストパ
ターンを形成し、評価についても実施例5〜7と同様に
行った。結果を表−8に示す。
高解像度であり、パターン形状が良好、かつ引き置き時
間が長時間におよんでもレジストパターンの寸法変動を
生じることがない。このことより、LSI、超LSI製
造時のフォトリソグラフィ技術において、優れた効果を
発揮し、工業的に極めて有用である。
Claims (11)
- 【請求項1】 (a)ポリヒドロキシスチレン類の水酸
基が下記一般式(I)で表される酸不安定基で保護され
た樹脂、(b)光酸発生剤、及び(c)一般式(II)で示
されるアミン化合物を含むことを特徴とするポジ型感放
射線性組成物。 【化1】 (式中、R1 〜R5 は独立に、水素原子、炭素数1〜4
のアルキル基又はアルコキシル基であり、R1 とR3 は
結合して環を形成していてもよい。) 【化2】 (式中、nは1〜3の整数であり、R6 、R7 、R8 、
R9 はそれぞれ独立に水素原子、置換基を有しても良い
炭素数1以上4以下のアルキル基であり、R10は水素原
子、置換基を有しても良い炭素数1以上8以下のアルキ
ル基、又は置換基を有してもよい芳香族基を表す。) - 【請求項2】 一般式(II)においてnが2又は3の整
数であることを特徴とする請求項1記載のポジ型感光性
組成物。 - 【請求項3】 一般式(II)においてR6 、R7 、R8
がそれぞれ水素原子であり、R9 が置換基を有しても良
い炭素数1以上4以下のアルキル基であることを特徴と
する請求項1又は2記載のポジ型感放射線性組成物。 - 【請求項4】 一般式(II)においてnが3であること
を特徴とする請求項1又は3に記載のポジ型感放射線性
組成物。 - 【請求項5】 一般式(II)においてnが2であり、R
10が炭素数1以上6以下のヒドキロシアルキル基又はフ
ェニル基であることを特徴とする請求項1又は3記載の
ポジ型感放射線性組成物。 - 【請求項6】 R10がヒドロキシ基を2又は3ヶ有する
炭素数3以上6以下の分岐アルキル基であることを特徴
とする請求項1〜3又は5のいずれかに記載のポジ型感
放射線性組成物。 - 【請求項7】 該酸不安定基がアセタール基であること
を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のポジ型感
放射線性組成物。 - 【請求項8】 該酸不安定基がエトキシエチル基、テト
ラヒドロピラニル基、又はテトラヒドロフラニル基であ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のポ
ジ型感放射線性組成物。 - 【請求項9】 樹脂の重量平均分子量が1,500〜5
0,000であることを特徴とする請求項1〜8のいず
れかに記載のポジ型感放射線性組成物。 - 【請求項10】 光酸発生剤がオニウム塩である請求項
1〜9のいずれかに記載のポジ型感放射線性組成物。 - 【請求項11】 光酸発生剤がビススルホニルジアゾメ
タン化合物であることを特徴とする請求項1〜9のいず
れかに記載のポジ型感放射線性組成物。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009109963A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-05-21 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | レジスト組成物およびレジストパターン形成方法 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29403897A patent/JP4073985B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2009109963A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-05-21 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | レジスト組成物およびレジストパターン形成方法 |
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