JPH10184927A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH10184927A
JPH10184927A JP8349506A JP34950696A JPH10184927A JP H10184927 A JPH10184927 A JP H10184927A JP 8349506 A JP8349506 A JP 8349506A JP 34950696 A JP34950696 A JP 34950696A JP H10184927 A JPH10184927 A JP H10184927A
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JP
Japan
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shaft member
ring
shaft
sealing
seal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8349506A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Nobutomo
隆俊 信朝
Yoshio Kubota
義雄 久保田
Katsumi Ezaki
克美 江崎
Takanari Hasumi
隆也 蓮見
Hiroaki Miwa
裕昭 三輪
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール装置において、漏洩防止機能の性能向
上を図る。 【解決手段】 インジェクタ36の軸部36cがデリバ
リパイプ37の取付孔37aに挿入したその嵌合部をシ
ールするシール装置において、インジェクタ36の軸部
36cの外周部に周方向に沿って形成された複数の溝部
42,43と、この各溝部42,43にそれぞれ配設さ
れた環状をなす複数のシール部材46,47と、各溝部
42,43の間に設けられて軸部36cの外径よりも小
径をなす隔壁部44と、軸部36cに配設されたシール
部材46,47よりも挿入先端側に設けられてこの軸部
36cの外径よりも小径をなすシール部材挿入部45と
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸部材が固定部材
の孔部に挿入したその嵌合部をシールするシール装置で
あって、特に、筒内噴射火花点火式内燃機関の燃料系に
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】燃料をシリンダ内で噴射する方式の内燃
機関としては、例えば、筒内噴射式内燃機関や直接噴射
式内燃機関(直噴式内燃機関)などと呼ばれるものがあ
り、ディーゼルエンジンが広く知られている。ところ
が、近年、火花点火式エンジンにおいても、筒内噴射式
のものが提案されている。このような筒内噴射火花点火
式内燃機関では、機関の性能向上や排出ガスの低減のた
めに、燃料噴射圧力を上げて燃料噴霧を微粒化し、燃料
噴射期間を短縮化する傾向にある。また、過給機構を有
する機関では、過給時に過給圧に応じた高い燃料噴射圧
力が要求される。例えば、筒内噴射火花点火式内燃機関
に適用される燃料系では、このように十分に高い燃料噴
射圧力が得られるように構成されている。
【0003】図4に一般的な筒内噴射火花点火式内燃機
関に適用される燃料系の概略、図5にデリバリパイプと
インジェクタとの取付部に設けられた従来のシール装置
の断面を示す。
【0004】図4に示すように、11は燃料タンクであ
って、燃料フィルタ12及び低圧燃料ポンプ13を有し
ている。この低圧燃料ポンプ13から連結される燃料通
路14の送給路14aには逆止弁15及び燃料フィルタ
16を介して高圧燃料ポンプ17が連結されている。そ
して、この高圧燃料ポンプ17の下流にはデリバリパイ
プ18が連結されており、デリバリパイプ18にはエン
ジン19の各燃焼室に燃料を噴射する複数のインジェク
タ20が装着されている。また、送給路14aには高圧
燃料ポンプ17を迂回させるバイパス通路21が設けら
れており、このバイパス通路21には逆止弁22が装着
されている。また、デリバリパイプ18の下流側には高
圧制御弁23が連結され、燃料通路14の返送路14b
によって燃料タンク11に接続されている。そして、燃
料通路14の送給路14aにおける高圧燃料ポンプ17
の上流側と返送路14bの最下流側との間には連通路2
4が設けられており、この連通路24には低圧制御弁2
5が装着されている。
【0005】従って、このような燃料系において、燃料
タンク11の低圧燃料ポンプ13はある程度加圧された
燃料を燃料通路14の送給路14aに送出し、この低圧
燃料は高圧燃料ポンプ17でさらに加圧されることで、
燃料の圧力を所定圧まで高められる。このとき、低圧燃
料ポンプ13からの吐出圧は低圧制御弁25によって所
定範囲に安定化され、更に、高圧燃料ポンプ17からの
吐出圧は高圧制御弁23によって所定範囲に安定化され
る。そして、デリバリパイプ18の各インジェクタ20
からは所定圧力の燃料がエンジン19の各燃焼室に所定
量噴射されることとなる。
【0006】このような燃料系にあっては、前述したよ
うに、燃料通路14に所定圧まで高められた燃料が流通
することから、デリバリパイプ18が取付けられる燃料
噴射ポンプやインジェクタ20が取付けられるシリンダ
ヘッド等の各部品の交差の集積から各連結部ではシール
装置によって燃料の漏洩を確実に防止する必要がある。
例えば、デリバリパイプ18とインジェクタ20との取
付部において、図5に示すように、インジェクタ20は
内部に軸方向に沿って燃料供給孔20aが形成されてお
り、基端部が従来のシール装置101を介してデリバリパ
イプ18の取付孔18aに嵌合し、先端部に図示しない
噴射ノズルが設けられている。この従来のシール装置10
1において、インジェクタ20の軸部102には外周部に周
方向に沿って溝部103が形成され、この溝部103の一方の
壁面は斜面104となっており、他方には鍔部105が形成さ
れている。そして、この溝部103には、前後一対のバッ
クアップリング106,107と、Oリング108が装着されて
いる。
【0007】ところで、デリバリパイプ18は車体に取
付けられる一方、各インジェクタ20はエンジンに取付
けられるところから、このデリバリパイプ18と各イン
ジェクタ20との取付位置は若干ずれることがあり、デ
リバリパイプ18の内径はインジェクタ20の外径に対
して若干の余裕を持って大きくなっている。そのため、
インジェクタ20がデリバリパイプ18に挿入された状
態では、両者の間に若干の隙間Sが形成されるため、こ
の隙間Sからの燃料の漏洩を防止するために、インジェ
クタ20とデリバリパイプ18の間には前述したバック
アップリング106,107及びOリング108が設けられてい
る。
【0008】即ち、インジェクタ20の溝部103に装着
されたOリング108は、このインジェクタ20がデリバ
リパイプ18に挿入された状態では、インジェクタ20
の外周面とデリバリパイプ18の内周面に密着すること
で、隙間Sからの燃料の漏洩を防止している。また、溝
部103内であって斜面104とOリング108との間に装着さ
れたバックアップリング106は、インジェクタ20をデ
リバリパイプ18に挿入するときやデリバリパイプ18
から高圧燃料が供給されるときに、Oリング108がイン
ジェクタ20とデリバリパイプ18との隙間Sに食い込
まないようにOリング108を保護している。更に、溝部1
03内であってOリング108と鍔部105との間に装着された
バックアップリング107は、インジェクタ20をデリバ
リパイプ18から抜き取るときやインジェクタ20をそ
の軸方向に動かしたときに、Oリング108がインジェク
タ20とデリバリパイプ18との隙間Tに食い込まない
ようにOリング108を保護している。なお、インジェク
タ20の軸端部の直径Aはインジェクタ20にOリング
108を装着する際や外す作業性の容易化、及びOリング1
08を引き伸ばすことによる損傷を防止するため、ある程
度の直径より大きくすることが難しいので、隙間Tは隙
間Sよりも大きいものとなっている。
【0009】従って、このように従来のシール装置101
にあっては、インジェクタ20とデリバリパイプ18と
は微小隙間Sによって容易に取付が可能となり、その取
付状態では、Oリング108がインジェクタ20の外周面
とデリバリパイプ18の内周面に密着し、隙間Sからの
燃料の漏洩を防止することができる。また、インジェク
タ20をデリバリパイプ18に挿入したり、抜き取った
りするときに、バックアップリング106,107がOリング
108を保護し、隙間Sに食い込んで損傷するのを防止す
ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、機関の性能向上や排出ガスの低減のために筒内噴
射火花点火式内燃機関が採用されているが、この場合、
燃料噴射圧力を上げて燃料噴霧を微粒化する必要から、
十分に高い燃料噴射圧力が得られるように構成されてい
る。そのため、筒内噴射火花点火式内燃機関の燃料系の
各通路には、通常の燃料圧力よりも高い圧力が作用する
こととなり、従来は、2つのバックアップリング106,1
07とOリング108を用いたシール装置を適用していた。
ところが、更なる機関の性能向上や排出ガスの低減のた
めには、燃料噴射圧力をより一層高圧にする必要から、
燃料通路には更に高圧の燃料圧力が作用することとな
る。この場合、前述した従来のシール装置の信頼性を一
層向上させることが必要と考えられ、より燃料漏洩防止
性能の高いシール装置が望まれている。
【0011】本発明は、このような問題を解決するもの
であって、漏洩防止機能の性能向上を図ったシール装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のシール装置は、軸部材が固定部材の孔部に
挿入したその嵌合部をシールするシール装置において、
前記軸部材の外周部に周方向に沿って形成された複数の
溝部と、該複数の溝部にそれぞれ配設された環状をなす
複数のシール部材と、前記各溝部の間に設けられて前記
軸部材の外径よりも小径をなす隔壁部と、前記軸部材に
配設された前記シール部材よりも該軸部材の挿入先端側
に設けられて該軸部材の外径よりも小径をなすシール部
材挿入部とを具えたことを特徴とするものである。
【0013】従って、複数のシール部材はシール部材挿
入部から軸部材の各溝部にそれぞれ配設され、各シール
部材の間には軸部材の外径よりも小径の隔壁部が設けら
れることなり、軸部材が固定部材の孔部に挿入した状態
では、各シール部材のみが孔部の内周面に密着すること
となり、両者の嵌合部は確実にシールされる。この場
合、シール部材は軸部材の外径よりも小径のシール部材
挿入部から溝部に配設されることで、シール部材の組付
時の変形量を少なくして損傷を防止することができると
共に、各シール部材の間に隔壁部が設けられることで、
隣接するシール同士が密着せず、シール性能が向上す
る。
【0014】また、請求項2の発明のシール装置は、前
記軸部材とほぼ同様の外径を有する環状のワッシャ部材
が、前記軸部材の挿入先端側に位置する前記隔壁部と前
記シール部材との間に配設され、且つ、該隔壁部とシー
ル部材との対向する端面に当接することを特徴とするも
のである。
【0015】従って、軸部材とほぼ同径のワッシャ部材
が隔壁部とシール部材との間に配設されて各端面に当接
することとなり、軸部材を固定部材の孔部に挿入すると
き、シール部材が隔壁部に接触押圧することによるシー
ル部材の損傷が防止され、シール性能が向上する。
【0016】また、請求項3の発明のシール装置は、前
記シール部材は、前記溝部にて前記軸部材の挿入後端側
に装着されるバックアップリングと、前記溝部にて前記
軸部材の挿入先端側に装着されるOリングとから構成さ
れることを特徴とするものである。
【0017】従って、バックアップリングが溝部の端面
とOリングとの間に位置されて各端面に密着することと
なり、軸部材を固定部材の孔部に挿入するとき、Oリン
グが溝部の端面に接触押圧することによるOリングの損
傷が防止され、シール性能が向上する。
【0018】また、請求項4の発明のシール装置は、前
記バックアップリングは少なくともその一部に内側に向
かって先細となるテーパ部が形成されたことを特徴とす
るものである。
【0019】従って、バックアップリングにテーパ部が
形成されたことで、軸部材を固定部材の孔部に挿入する
とき、Oリングに軸部材の挿入後端部側への押圧力が作
用しても、このOリングの押圧力はテーパ部によってバ
ックアップリングに作用し、このバックアップリングが
外側に拡径してその外周面が固定部材の孔部内周面に密
着することとなり、軸部材の外周面と孔部の内周面との
間に隙間があっても、Oリングがこの隙間に入り込むこ
とによるOリングの損傷が防止され、シール性能が向上
する。
【0020】また、請求項5の発明のシール装置は、前
記軸部材と前記孔部を有する固定部材は、筒内噴射火花
点火式内燃機関の高圧燃料系に設けられたことを特徴と
するものである。
【0021】従って、筒内噴射火花点火式内燃機関の高
圧燃料系において、高圧燃料の漏洩が確実に防止され
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0023】図1に本発明の一実施形態としてのシール
装置の断面、図2にバックアップリングの斜視概略、図
3に本実施形態のシール装置が適用されたデリバリパイ
プとインジェクタと取付状態を表す断面を示す。
【0024】本実施形態では、本発明のシール装置を筒
内噴射火花点火式内燃機関の高圧燃料系に適用した場合
について説明する。本実施形態のシール装置が適用され
た筒内噴射火花点火式内燃機関の高圧燃料系は、燃料を
シリンダ内に直接噴射する方式のエンジンであって、燃
料タンクから燃料噴射弁に連絡する燃料通路に低圧燃料
ポンプ及び高圧燃料ポンプが装着され、一方、高圧燃料
ポンプの下流側には複数のインジェクタを有するデリバ
リパイプが装着され、燃料通路は燃料タンクからインジ
ェクタへ燃料を送給する送給路と、インジェクタで噴射
されなかった燃料を燃料タンクに戻す返送路とから構成
されている。
【0025】そして、このように構成された燃料系にお
いて、本実施形態のシール装置は、例えば、インジェク
タ(軸部材)とデリバリパイプ(固定部材)との取付嵌
合部に適用されている。即ち、図3に示すように、シリ
ンダブロック31上にはシリンダヘッド32が固定され
ることで燃焼室33が構成され、この燃焼室33には吸
気ポート34と排気ポート(図示略)が連通し、吸気バ
ルブ35と排気バルブ(図示略)によって開閉自在とな
っている。また、シリンダヘッド32には先端部が燃焼
室33内に臨み、この燃焼室33内に燃料を噴射するイ
ンジェクタ36が装着されている。このインジェクタ3
6は基端部が図示しない車体本体に固定されたデリバリ
パイプ37の取付孔37aに挿入して取付けられてい
る。このデリバリパイプ37は内部に送給路37bと返
送路37cとを有し、図示しない燃料ポンプから送給路
37bを通して送給された高圧燃料がインジェクタ36
に供給され、インジェクタ36は内部に形成された燃料
供給孔36a(図1参照)を通して先端部の噴射ノズル
36bから高圧燃料を燃焼室33内に噴射することがで
きる。
【0026】このように燃料ポンプからデリバリパイプ
37の送給路37bに送給された高圧燃料は、取付孔3
7aからインジェクタ36の端部に開口した燃料供給孔
36aに供給されるため、インジェクタ36とデリバリ
パイプ37の取付孔37aの取付部に燃料の漏洩を防止
する本実施形態のシール装置41が設けられている。
【0027】図1に示すように、デリバリパイプ37は
高圧ポンプに取付けられる一方、インジェクタ36はシ
リンダヘッド32に取付けられており、両者の取付位置
が若干ずれることがあるため、デリバリパイプ36の取
付孔37aの内径はインジェクタ36の軸部36cの外
径に対して若干の大きく設定され、両者の嵌合時にその
間には隙間Sが形成されるようになっている。シール装
置41は、インジェクタ36の軸部36cとデリバリパ
イプ36の取付孔37aとの挿入嵌合部に設けられてお
り、この隙間Sを閉塞し、且つ、外部への高圧燃料の漏
洩を防止するためのものである。なお、以下の説明で
は、デリバリパイプ36の取付孔37aに対してインジ
ェクタ36の軸部36cを挿入するため、インジェクタ
36は軸部36cの先端(図1にて右端)を挿入先端側
とし、軸部36cの後端(図1にて左端)を挿入後端側
として説明する。
【0028】即ち、インジェクタ36の軸部36cには
その外周部に環状の溝部42,43が形成され、軸方向
に2つ並設されており、この2つの溝部42,43の間
には、軸部36cの外径よりも小径をなす環状の隔壁部
44が形成されている。また、軸部36cの挿入先端側
(図1にて右側)にはこの軸部36cの外径よりも小径
をなす(本実施形態では溝部42,43と同径)シール
部材挿入部45が形成されている。そして、この各溝部
42,43には環状をなすシール部材46,47がそれ
ぞれ配設されている。この各シール部材46,47は同
様の構成をなし、前後一対のバックアップリング48,
49とOリング50とから構成されており、各溝部4
2,43内において、バックアップリング48は軸部3
6cの挿入後端側(図1にて左側)に位置し、バックア
ップリング49は挿入先端側(図1にて右側)に位置、
Oリング50がバックアップリング48と49との間に
位置している。また、軸部36cの挿入先端側の溝部4
3には、隔壁部44とシール部材47(バックアップリ
ング48)との間に位置して軸部36cとほぼ同様の外
径を有する環状のワッシャ51が配設されている。
【0029】そして、溝部42において、軸部36cの
挿入後端側の壁面には傾斜面42aと垂直面42bが形
成されている。一方、軸部36cの壁面と対向するシー
ル部材46において、バックアップリング48は、図2
に詳細に示すように、その一方の端面に傾斜面48aと
垂直面48bが形成され、Oリング50と対向する他方
の端面に垂直面48cのみが形成されており、このバッ
クアップリング48は内周部が内側に向かって先細とな
るテーパ形状となっている。そして、このバックアップ
リング48はその一部が斜めに切断された切断面48d
が形成され、溝部42に装着された状態ではこの切断面
48d同士が密着し、この切断面48dが周方向に摺接
することでバックアップリング48自体が拡径できるよ
うになっている。一方、バックアップリング49は平板
形状となっている。
【0030】また、溝部43において、隔壁部44に当
接するワッシャ51の挿入先端側の壁面には傾斜面51
aと垂直面51bが形成されている。一方、ワッシャ5
1の壁面と対向するシール部材47は、シール部材46
と同様に、バックアップリング48が一方の端面に傾斜
面48aと垂直面48bを有し、他方の端面に垂直面4
8cを有してテーパ形状となっており、周方向の一部が
斜めに切断された切断面48dが形成されている。一
方、バックアップリング49は平板形状となっている。
【0031】なお、溝部43の挿入先端側に形成された
シール部材挿入部45には周方向に切欠52が形成さ
れ、この切欠52にスナップリング53が係止すること
で、シール部材47におけるバックアップリング49の
脱落を阻止している。
【0032】なお、各シール部材46,47において、
バックアップリング48,49は、例えば、テフロン
(ポリテトラフルオロエチレンの商品名)を用い、ま
た、Oリング50は、例えば、フッ素ゴムを用い、従来
のポート噴射火花点火式内燃機関の燃料系に用いられる
Oリングよりも太く、より硬度なものを用いており、従
来のOリングに比べて変形しにくく、また、周囲温度や
燃料によって劣化しにくい材質によって形成されてい
る。
【0033】このように構成された本実施形態のシール
装置41において、インジェクタ36の軸部36cにシ
ール部材46,47としての2組バックアップリング4
8,49及びOリング50とワッシャ51を装着するに
は、軸部36cの挿入後端側から、シール部材46、ワ
ッシャ51、シール部材47の順に装着していく。即
ち、まず、軸部36cのシール部材挿入部45から挿入
後端側の溝部42にバックアップリング48を切断面4
8dが開いた状態で装着し、次に、Oリング50を若干
拡径して隔壁部44を通過させ、このバックアップリン
グ48に隣接して装着し、そして、バックアップリング
49を切断面48dが開いた状態で装着する。続いて、
軸部36cの溝部43に、まず、ワッシャ51を装着
し、前述と同様に、バックアップリング48、Oリング
50、バックアップリング49を装着する。そして、最
後に、軸部36cの切欠52にスナップリング53を係
止する。この場合、各バックアップリング48,49は
切断面48dを用いて拡げることで、容易に各溝部4
2,43に装着でき、また、Oリング50は軸部36c
の外径よりも小径のシール部材挿入部45から隔壁部4
4を越えて各溝部42,43に装着でき、Oリング50
の変形量を少なくして損傷を防止できると共に、硬度で
変形しにくいOリング50の変形量を少なくしてこのO
リング50の損傷も防止できる。
【0034】このようにシール部材46,47等が装着
されたインジェクタ36の軸部36cをデリバリパイプ
36の取付孔37aに挿入する。この場合、インジェク
タ36の軸部36cとデリバリパイプ36の取付孔37
aとの間には予め隙間Sが設定されており、軸部36c
の外周面と取付孔37aの内周面とは接触せず、各Oリ
ング50の外周面が取付孔37aの内周面に摺接しなが
ら嵌合することとなる。すると、各Oリング50には軸
部軸部36cの挿入後端部側への押圧力が作用する。こ
のとき、溝部42に装着されたシール部材46にあって
は、Oリング50に隣接するバックアップリング48に
この押圧力が作用し、バックアップリング48は傾斜面
48aが接触する傾斜面42aによって外方に移動し、
且つ、垂直面48bが接触する垂直面42bによって径
方向に移動して拡径し、外周面が取付孔37aの内周面
に接触する。従って、Oリング50はこの隙間Sに入り
込むことはなく、バックアップリング48によって損傷
が防止される。また、傾斜面48a,42aが垂直面4
8b,42bより内側に設けられているため、移動した
バックアップリング48の内周部と溝部42との間に隙
間が発生することはなく、この隙間にバックアップリン
グ48が入り込むことがなく、Oリング50の損傷が防
止される。
【0035】一方、溝部43に装着されたシール部材4
7にあっては、Oリング50に隣接するバックアップリ
ング48に前述した押圧力が作用すると、バックアップ
リング48は傾斜面48a及び垂直面48bが接触する
ワッシャ51の傾斜面51a及び垂直面51bによって
外方に移動して拡径し、外周面が取付孔37aの内周面
に接触する。従って、Oリング50はこの隙間Sに入り
込むことはなく、バックアップリング48によって損傷
が防止される。
【0036】従って、インジェクタ36の軸部36cが
シール部材46,47を介してデリバリパイプ36の取
付孔37aに取付嵌合した状態では、各シール部材4
6,47の少なくともOリング50がそれぞれ取付孔3
7aの内周面に密着することとなり、両者の嵌合部は確
実にシールされる。このとき、各バックアップリング4
8の外周部も取付孔37aの内周面に密着するが、ここ
でシール機能を発揮する必要はない。また、各シール部
材46,47の間には隔壁部44が設けられており、隣
接するシール部材46,47同士、即ち、Oリング50
同士が密着せず、膨張や収縮、熱変形による溶着などに
よってシール性能が低下することはない。更に、隔壁部
44とシール部材47との間にワッシャ51が設けられ
ており、シール部材47のバックアップリング48やO
リング50が隔壁部44に接触押圧することによる損傷
が防止される。
【0037】また、長期の使用によってインジェクタ3
6が故障した場合、デリバリパイプ36の取付孔37a
からインジェクタ36の軸部36cを抜き取る必要があ
る。この場合、各溝部42,43内のOリング50に軸
部36cの挿入先端側の押圧力が作用するが、このOリ
ング50は隣接するバックアップリング49に接触する
ことで隙間T1 ,T2 に入り込むことが抑制され、Oリ
ング50の損傷が防止される。
【0038】このようにインジェクタ36とデリバリパ
イプ37の取付孔37aとの取付嵌合部に本実施形態の
シール装置41を設けたことで、筒内噴射火花点火式内
燃機関の高圧燃料系において、高圧燃料の漏洩が確実に
防止される。なお、本発明のシール装置はこの部分に限
らず、この高圧燃料系の他の連結部にも用いることがで
き、高圧燃料系全般で、燃料の漏洩を防止することがで
き、特に、両連結部材が直接ボルト等の固定部材を用い
て連結されていないフローティング支持構造を有してい
る箇所に用いると、より好適なシール効果を得ることが
できる。
【0039】なお、上述の実施形態において、インジェ
クタ36の軸部36cをデリバリパイプ36の取付孔3
7aに挿入するとき、Oリング50にその挿入方向とは
逆方向の押圧力が作用すると、バックアップリング48
は傾斜面48a及び垂直面48b及び溝部42の傾斜面
42a及び垂直面42b、あるいは、ワッシャ51の傾
斜面51a及び垂直面51bによって外方に移動して拡
径し、外周面が取付孔37aの内周面に接触するように
したが、傾斜面48a,42a,51aと垂直面48
b,42b,51bの位置関係はこの構成に限定される
ものではなく、各傾斜面48a,42a,51aの内側
に垂直面48b,42b,51bを設けてもよい。ま
た、この傾斜面48aと傾斜面42a,51aとが接触
するテーパ部もこの構成に限定されるものではない。例
えば、バックアップリング48と溝部42、あるいは、
ワッシャ51との接触面を傾斜面としてもよい。この場
合であっても、Oリング50に押圧力が作用すると、バ
ックアップリング48は傾斜面及び垂直面によって外方
に移動して外周面が取付孔37aの内周面に接触するこ
とができる。
【0040】また、上述の実施形態では、本発明のシー
ル装置を筒内噴射火花点火式内燃機関の高圧燃料系に適
用したが、一般的な内燃機関の燃料系に適用しても同様
の作用効果を奏することができる。
【0041】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように、本発明のシール装置によれば、軸部材の外周部
に周方向に沿って複数の溝部を形成し、この各溝部にそ
れぞれ環状をなす複数のシール部材を配設し、各溝部の
間に軸部材の外径よりも小径をなす隔壁部を設けると共
に、シール部材よりも軸部材の挿入先端側に軸部材の外
径よりも小径をなすシール部材挿入部を設けたので、シ
ール部材は軸部材の外径よりも小径のシール部材挿入部
から溝部に配設されることで、シール部材の組付時の変
形量を少なくして損傷を防止することができると共に、
各シール部材の間に隔壁部が設けられることで、隣接す
るシール同士が密着せず、シール性能を向上することが
でき、その結果、漏洩防止機能の性能向上を図ることが
できる。
【0042】また、請求項2の発明のシール装置によれ
ば、軸部材とほぼ同様の外径を有する環状のワッシャ部
材を軸部材の挿入先端側に位置する隔壁部とシール部材
との間に配設し、且つ、隔壁部とシール部材との対向す
る端面に当接するようにしたので、軸部材とほぼ同径の
ワッシャ部材が隔壁部とシール部材との間に配設されて
各端面に当接することとなり、軸部材を固定部材の孔部
に挿入するとき、シール部材が隔壁部に接触押圧するこ
とによるシール部材の損傷を防止でき、シール性能を向
上することができる。
【0043】また、請求項3の発明のシール装置によれ
ば、シール部材を、溝部にて軸部材の挿入後端側に装着
されるバックアップリングと、溝部にて軸部材の挿入先
端側に装着されるOリングとから構成したので、バック
アップリングが溝部の端面とOリングとの間に位置され
て各端面に密着することとなり、軸部材を固定部材の孔
部に挿入するとき、Oリングが溝部の端面に接触押圧す
ることによるOリングの損傷が防止でき、シール性能を
向上することができる。
【0044】また、請求項4の発明のシール装置によれ
ば、バックアップリングの少なくともその一部に内側に
向かって先細となるテーパ部を形成したので、軸部材を
固定部材の孔部に挿入するとき、Oリングに軸部材の挿
入後端部側への押圧力が作用しても、このOリングの押
圧力はテーパ部によってバックアップリングに作用し、
このバックアップリングが外側に拡径してその外周面が
固定部材の孔部内周面に密着することとなり、軸部材の
外周面と孔部の内周面との間に隙間があっても、Oリン
グがこの隙間に入り込むことによるOリングの損傷を防
止でき、シール性能を向上することができる。
【0045】また、請求項5の発明のシール装置によれ
ば、軸部材と孔部を有する固定部材とを筒内噴射火花点
火式内燃機関の高圧燃料系に設けたので、筒内噴射火花
点火式内燃機関の高圧燃料系において、高圧燃料の漏洩
を確実に防止することができ、信頼性の高い筒内噴射火
花点火式内燃機関を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのシール装置の断面
図である。
【図2】バックアップリングの斜視概略図である。
【図3】本実施形態のシール装置が適用されたデリバリ
パイプとインジェクタと取付状態を表す断面図である。
【図4】一般的な筒内噴射火花点火式内燃機関に適用さ
れる燃料系の概略図である。
【図5】デリバリパイプとインジェクタとの取付部に設
けられた従来のシール装置の断面図である。
【符号の説明】
36 インジェクタ(軸部材) 36a 燃料供給孔 36b 噴射ノズル 36c 軸部 37 デリバリパイプ(固定部材) 37a 取付孔(孔部) 41 シール装置 42,43 溝部 44 隔壁部 45 シール部材挿入部 46,47 シール部材 48,49 バックアップリング 50 Oリング 52 スナップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江崎 克美 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 蓮見 隆也 東京都大田区下丸子四丁目21番1号 三菱 自動車エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 三輪 裕昭 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部材が固定部材の孔部に挿入したその
    嵌合部をシールするシール装置において、前記軸部材の
    外周部に周方向に沿って形成された複数の溝部と、該複
    数の溝部にそれぞれ配設された環状をなす複数のシール
    部材と、前記各溝部の間に設けられて前記軸部材の外径
    よりも小径をなす隔壁部と、前記軸部材に配設された前
    記シール部材よりも該軸部材の挿入先端側に設けられて
    該軸部材の外径よりも小径をなすシール部材挿入部とを
    具えたことを特徴とするシール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシール装置において、前
    記軸部材とほぼ同様の外径を有する環状のワッシャ部材
    が、前記軸部材の挿入先端側に位置する前記隔壁部と前
    記シール部材との間に配設され、且つ、該隔壁部とシー
    ル部材との対向する端面に当接することを特徴とするシ
    ール装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2記載のシール装置におい
    て、前記シール部材は、前記溝部にて前記軸部材の挿入
    後端側に装着されるバックアップリングと、前記溝部に
    て前記軸部材の挿入先端側に装着されるOリングとから
    構成されることを特徴とするシール装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシール装置において、前
    記バックアップリングは少なくともその一部に内側に向
    かって先細となるテーパ部が形成されたことを特徴とす
    るシール装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のシール装置におい
    て、前記軸部材と前記孔部を有する固定部材は、筒内噴
    射火花点火式内燃機関の高圧燃料系に設けられたことを
    特徴とするシール装置。
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