JPH10184406A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH10184406A
JPH10184406A JP35779096A JP35779096A JPH10184406A JP H10184406 A JPH10184406 A JP H10184406A JP 35779096 A JP35779096 A JP 35779096A JP 35779096 A JP35779096 A JP 35779096A JP H10184406 A JPH10184406 A JP H10184406A
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throttle
engine
throttle valve
accelerator pedal
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    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/024Belt drive

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、スロットルアクチュエー
タによるスロットルバルブの開閉の異常時にアクセルペ
ダルによりスロットルバルブを開閉している場合にも、
エンジンの運転を継続し得るようにすることにある。 【構成】 このため、この発明は、位相差可変手段によ
り変化される位相差とスロットルアクチュエータにより
開閉されるスロットルバルブとにより吸入空気量を制御
するとともにスロットルアクチュエータによるスロット
ルバルブの開閉の異常時に前記アクセルペダルによりス
ロットルバルブを開閉するフェイルセイフを行うエンジ
ンの制御装置において、スロットルアクチュエータによ
るスロットルバルブの開閉の異常時にアクセルペダルに
よりスロットルバルブを開閉するフェイルセイフを行っ
ている場合には位相差可変手段により位相差を0度とす
べく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエンジンの制御装
置に係り、特に、スロットルアクチュエータによるスロ
ットルバルブの開閉の異常時にアクセルペダルによりス
ロットルバルブを開閉している場合にも、エンジンの運
転を継続し得るエンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なエンジンにおいては、アクセル
ペダルと吸気管に設置されたスロットルバルブとをアク
セルワイヤ等により機械的に連絡し、アクセルペダルの
踏み込み量に連動してスロットルバルブを開閉させるこ
とにより、吸入空気量を調整してエンジンの出力を制御
している。
【0003】このようにアクセルペダルに連動してスロ
ットルバルブを機械的に開閉するエンジンに代えて、近
時は、アクセルペダルと別途にスロットルバルブを開閉
するスロットルアクチュエータを設け、このスロットル
アクチュエータによりスロットバルブを電子的に開閉す
る制御装置を設けたエンジンがある。
【0004】このような制御装置を設けたエンジンとし
ては、1気筒当たり2個の吸気弁を設け、これらの吸気
弁を夫々開閉する2本のカム軸の位相差を変化させる位
相差可変手段を設け、アクセルペダルと別途にスロット
ルバルブを開閉するスロットルアクチュエータを設け、
前記位相差可変手段により変化される位相差と前記スロ
ットルアクチュエータにより開閉されるスロットルバル
ブとにより吸入空気量を制御するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記エンジ
ンの制御装置は、スロットルアクチュエータによるスロ
ットルバルブの開閉の異常時に、アクセルペダルにより
スロットルバルブを開閉するフェイルセイフを行ってい
る。これにより、エンジンの制御装置は、異常発生時
に、スロットルアクチュエータを切り離してアクセルペ
ダルの踏み込み量をスロットルバルブに伝達させること
により、エンジンの運転を継続できるようにしている。
【0006】ところが、前記エンジンにおいて、制御装
置は、基本的に、スロットルバルブが全開で、位相差可
変手段によって位相角を変化させることにより、吸入空
気量を制御している。したがって、スロットル制御装置
がフェイルセイフを行っている場合には、スロットルバ
ルブがアクセルペダルに連動した全開以下の開度になる
ことから、吸入空気量が不足することになる。
【0007】このため、従来のエンジンの制御装置で
は、フェイルセイフを行っている場合に、吸入空気量の
不足によりエンジンの出力が低下してエンジンストール
を招き、運転を継続できなくなる不都合がある。また、
エンジンの運転を継続できずに停止した場合には、車両
を修理可能な場所に移動させることができなくなる不都
合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、エンジンの複数の気筒に1
気筒当たり少なくとも2個配設した吸気弁をクランク軸
から伝達された動力により各々開閉する2本のカム軸を
設け、一方のカム軸をクランク角に対して固定したカム
位相とするとともに他方のカム軸をクランク角に対して
可変としてカム軸間の位相差を変化させる位相差可変手
段を設け、アクセルペダルと別途にスロットルバルブを
開閉するスロットルアクチュエータを設け、前記位相差
可変手段により変化される位相差と前記スロットルアク
チュエータにより開閉されるスロットルバルブとにより
吸入空気量を制御するとともに前記スロットルアクチュ
エータによるスロットルバルブの開閉の異常時に前記ア
クセルペダルによりスロットルバルブを開閉するフェイ
ルセイフを行うエンジンの制御装置において、前記スロ
ットルアクチュエータによるスロットルバルブの開閉の
異常時にアクセルペダルによりスロットルバルブを開閉
するフェイルセイフを行っている場合には前記位相差可
変手段により位相差を0度とすべく制御する制御手段を
設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のエンジンの制御装置
は、制御手段によって、スロットルアクチュエータによ
るスロットルバルブの開閉の異常時にアクセルペダルに
よりスロットルバルブを開閉するフェイルセイフを行っ
ている場合には、位相差可変手段により位相差を0度と
すべく制御することにより、アクセルペダルを放し操作
してスロットルバルブを閉じても、アイドル運転に必要
な吸入空気量を確保することができる。また、フェイル
セイフを行っている場合には、位相差が0度なのでスロ
ットルバルブによる吸入空気量の制御となり、通常と同
様にエンジンを運転することができる。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図16は、この発明の実施例を示す
ものである。図6において、2は4サイクルのエンジン
である。エンジン2は、図示しない複数の気筒に1気筒
当たり少なくとも2個、例えば2個の第1・第2吸気弁
4・6を配設するとともに1気筒当たり少なくとも2
個、例えば2個の第1・第2排気弁8・10を配設(図
7参照)し、これらの吸気弁4・6及び排気弁8・10
をクランク軸12から伝達された動力により開閉する2
本の第1・第2カム軸14・16を設けている。
【0011】前記エンジン2は、クランク軸12の一端
に設けたクランクプーリ(図示せず)と、第1カム軸1
4の一端に設けた第1プーリ18と、第2カム軸16の
一端に第2プーリ20と、に1本のタイミングベルト2
2を捲回している。このエンジン4は、4サイクルであ
るので、クランク軸12が2回転すると、第1・第2カ
ム軸14・16を1回転させる。
【0012】エンジン2は、図7に示す如く、第1カム
軸14に吸気弁用第1カム24及び排気弁用第1・第2
カム26・28を夫々設けるとともに、第2カム軸16
に吸気弁用第2カム30を設けている。吸気弁用第1カ
ム24は、第1吸気弁4を開閉する。吸気弁用第2カム
30は、第2吸気弁6を開閉する。排気弁用第1カム2
6は、第1排気弁8を開閉する。排気弁用第2カム28
は、第2排気弁10を開閉する。ただし、吸気弁用第1
カム24は、ロッカアーム32を介して第1吸気弁4を
開閉する。ロッカアーム32は、ロッカ軸34に揺動自
在に支持されている。
【0013】前記エンジン2は、吸気系として、エアク
リーナ36とスロットルボディ38とサージタンク40
と吸気マニホルド41とを連接し、気筒に吸気を導入す
る吸気通路42を設けている。スロットルボディ38に
は、スロットルバルブ44を設け、スロットルバルブ4
4を開閉するアクセルペダル46を設けている。なおア
クセルペダル46は、リンク・ケーブル等(図示せず)
により機械的に連絡している。また、エンジン2は、排
気系として、排気マニホルド48と排気管50とを連接
し、気筒から排気を排出する排気通路52を設けてい
る。
【0014】このエンジン2は、制御装置54を設けて
いる。エンジン2の制御装置54は、第1カム軸14を
クランク軸12のクランク角に対して固定したカム位相
とするとともに第2カム軸16をクランク角に対して可
変としてカム軸14・16間の位相差を変化させる位相
差可変手段56を設けている。
【0015】位相差可変手段56は、図8に示す如く、
油圧発生部58と駆動部60とから構成されている。油
圧発生部58は、油圧ポンプ62、油路64、リリーフ
バルブ66、電磁バルブ68、制御バルブ70、オリフ
ィス72等から構成されている。駆動部60は、油圧発
生部58に連通するとともに第2プーリ20に一体化さ
れたシリンダ74と、内側で第1ヘリカルスプライン7
6を介して第2カム軸16に噛合されるとともに外側で
第2ヘリカルスプライン78を介してシリンダ74に噛
合され、油圧により押圧されピストンとして動作する円
筒状の中間ギヤ80と、中間ギヤ80を押し戻すリター
ンスプリング82とによって構成されている。
【0016】第1・第2ヘリカルスプライン76・78
は、軸線に沿って若干斜めに形成されるとともに、互い
に噛み合う外歯及び内歯(図示せず)からなり、油圧ま
たはリターンスプリング82の復元力により中間ギヤ8
0が軸線方向に移動することにより、第2プーリ20と
第2カム軸16とに位相差を生じさせる。また、油圧発
生部58の出力側の油路64は、エンジン2の外壁内及
び第2カム軸16内を通って、シリンダ74内に連通し
ている。
【0017】前記位相差可変手段56は、油圧発生部5
8の電磁バルブ68が通電を遮断されて開かれると、油
圧ポンプ62により送り出されたオイルがオリフィス7
2及び油路64を経由して電磁バルブ68より排出され
るため、制御バルブ70に作用する油圧を低下させて開
放動作させ、シリンダ74内の油圧を油路64を経て排
出させる。これにより、中間ギヤ80は、リターンスプ
リング82の付勢力により移動し、第1・第2カム軸1
4・16間の位相差は減少する。
【0018】また、位相差可変手段56は、電磁バルブ
68が通電されて閉じられると、油路64の油圧を上昇
させるため、制御バルブ70に作用する油圧を上昇させ
て閉鎖動作させ、シリンダ74内の油圧を上昇させる。
これにより、中間ギヤ80は、リターンスプリング82
の付勢力に抗して逆方向へ移動し、第1・第2カム軸1
4・16間の位相差を増加させる。
【0019】前記エンジン2の制御装置54は、アクセ
ルペダル46と別途にスロットルバルブ44を開閉する
スロットルアクチュエータ84を設けている。スロット
ルアクチュエータ84は、例えばステッピングモータか
らなり、電磁クラッチ86を介してスロットルバルブ4
4に連絡されている。電磁クラッチ86は、スロットル
バルブ44に伝達されるスロットルアクチュエータ84
の駆動力を断続する。また、アクセルペダル46は、メ
カニカル差動機構88を介してスロットルバルブ44に
連絡されている。メカニカル差動機構88は、スロット
ルアクチュエータ84によりスロットルバルブ44を開
閉している場合に、アクセルペダル46の踏み込み量と
の差を吸収する。
【0020】前記エンジン2の制御装置54は、アクセ
ルペダル46の踏み込み量fを検出する負荷状態検出手
段としてのアクセルセンサ90を設け、スロットルバル
ブ44のスロットル開度sを検出するスロットルセンサ
92を設け、エンジン2の冷却水温度temを検出する
温度センサ94を設け、クランク角、つまりエンジン2
の回転数nを検出する回転数センサとしてのクランク角
センサ96を設け、カム角を検出するカム角センサ98
を設けている。
【0021】前記アクセルセンサ90は、例えばアクセ
ルペダル46の踏み込みによって可動接点が回動するポ
テンショメータであり、アクセルペダル46の踏み込み
量fに応じた電圧を出力する。前記スロットルセンサ9
2は、例えばスロットルバルブ44とともに可動接点が
回動するポテンショメータであり、スロットル開度sに
応じた電圧を出力する。前記温度センサ94は、例えば
温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタである。
【0022】前記クランク角センサ96は、第1カム軸
14の他端に設けられている。クランク角センサ96
は、第1カム軸14の回転角及び回転数を検出するが、
第1カム軸14とクランク軸12とは位相が固定されて
いるので、クランク軸12の回転角及び回転数(すなわ
ちエンジンの回転数n)も検出することになる。前記カ
ム角センサ98は、第2カム軸16の他端に設けられて
いる。カム角センサ98は、第2カム軸16の回転角及
び回転数を検出する。これらクランク角センサ96及び
カム角センサ98は、例えばロータリエンコーダであ
り、一定の回転角毎にパルス信号を発生する。
【0023】前記電磁バルブ68とスロットルアクチュ
エータ84と電磁クラッチ86と各センサ90〜98と
は、制御手段100に接続されている。
【0024】前記制御手段100は、図9に示す如く、
位相差検出手段102と、カム角センサ異常検出手段1
04と、クランク角センサ異常検出手段106と、目標
位相差設定手段108と、目標スロットル開度設定手段
110と、スロットルアクチュエータ制御手段112
と、電磁バルブ制御手段114と、を有している。
【0025】前記位相差検出手段102は、図10に示
す如く、クランク角センサ96の検出信号の周期Tとク
ランク角センサ96の検出信号及びカム角センサ98の
検出信号の信号のずれ△Tとから位相差を検出する。前
記カム角センサ異常検出手段104は、図11に示す如
く、クランク角センサ96の検出信号がN回入力される
間にカム角センサ98の検出信号が1回も入力されない
場合に、カム角センサ98が異常であると判定する。前
記クランク角センサ異常検出手段106は、図12に示
す如く、カム角センサ98の検出信号がN回入力される
間にクランク角センサ96の検出信号が1回も入力され
ない場合に、クランク角センサ96が異常であると判定
する。
【0026】前記目標位相差設定手段108は、図13
に示す如く、アクセルセンサ90からの検出信号(つま
りアクセルペダル46の踏み込み量f)に応じて目標位
相差を設定する。前記目標スロットル開度設定手段11
0は、図14に示す如く、アクセルペダル46の踏み込
み量fと位相差とに応じて目標スロットル開度を設定す
る。カム角センサ98異常時またはクランク角センサ9
6異常時には、位相差を検出することはできないが、オ
ープン制御により位相差を0度とすべく電磁バルブ68
を制御しており、位相差を0度として目標スロットル開
度を設定する。
【0027】前記スロットルアクチュエータ制御手段1
12は、スロットルセンサ92により検出したスロット
ル開度が目標スロットル開度になるようにスロットルア
クチュエータ84を制御する。前記電磁バルブ制御手段
114は、カム角センサ異常検出手段104によるカム
角センサ98異常検出時またはクランク角センサ異常検
出手段106によるクランク角センサ96異常検出時
に、位相差が0度となるように制御デューティを0とす
る(オープン制御)。また、異常時以外の場合には、位
相差が目標位相差となるように電磁バルブ68への制御
デューティを制御する(フィードバック制御)。
【0028】また、制御手段100は、図9に示す如
く、前記各手段102〜114に加えて、アクセルセン
サ異常検出手段116と、スロットルセンサ異常検出手
段118と、スロットルアクチュエータ異常検出手段1
20と、を設けている。
【0029】前記アクセルセンサ異常検出手段116
は、アクセルセンサ90の出力する電圧が正常範囲外に
ある場合に、アクセルセンサ90が異常であると判定す
る。前記スロットルセンサ異常検出手段118は、スロ
ットルセンサ92の出力する電圧が正常範囲外にある場
合に、スロットルセンサ92が異常であると判定する。
前記スロットルアクチュエータ異常検出手段120は、
アクセルセンサ90及びスロットルセンサ92が異常で
ないにもかかわらず、目標スロットル開度と実際のスロ
ットル開度との差の絶対値が所定値以上である状態が所
定時間以上継続した場合に、スロットルアクチュエータ
84が異常である判定する。
【0030】制御手段100は、アクセルセンサ90で
検出された踏み込み量fに応じて位相差可変手段56を
制御して位相差を変化させる。また、制御手段100
は、アクセルペダル46の踏み込み量fと位相差とに応
じてスロットルアクチュエータ84を制御し、スロット
ルバルブ44を開閉する。
【0031】これにより、制御手段100は、位相差可
変手段58により変化される位相差とスロットルアクチ
ュエータ84により開閉されるスロットルバルブ44と
によりエンジン2の吸入空気量を制御する。また、制御
手段100は、スロットルアクチュエータ84によるス
ロットルバルブ44の開閉の異常時に、スロットルバル
ブ44に伝達されるスロットルアクチュエータ84の駆
動力を電磁クラッチ86により遮断し、アクセルペダル
46によりスロットルバルブ44を開閉するフェイルセ
イフを行う。
【0032】このエンジン2の制御装置54は、制御手
段100によって、スロットルアクチュエータ84によ
るスロットルバルブ44の開閉の異常時にアクセルペダ
ル46によりスロットルバルブ44を開閉するフェイル
セイフを行っている場合には、位相差可変手段58によ
り位相差を0度とすべく制御する。
【0033】次に作用を説明する。
【0034】エンジン2の制御装置54の制御手段10
0は、図15に示す如く、プログラムがスタート(20
0)すると、カム角センサ異常検出手段104によって
カム角センサ98が異常であるか否かを判断(202)
する。この判断(202)がNOの場合は、クランク角
センサ異常検出手段106によってクランク角センサ9
6が異常であるか否かを判断(204)する。
【0035】前記判断(202)がYESの場合、ま
た、前記判断(204)がYESの場合は、位相差を0
度とするように制御デューティを0(216)とし、プ
ログラムをエンド(218)させる。
【0036】前記判断(204)がNOの場合は、目標
位相差設定手段108によってアクセルペダル46の踏
み込み量fによる目標位相差テーブルのテーブル検索値
から目標位相差を算出(206)し、位相差検出手段1
02によって検出信号のずれ△Tと周期Tと定数Kとか
ら式=K×△T/Tによってカム軸間の位相差を算出
(208)し、位相差が目標位相差未満(位相差<目標
位相差)か否かを判断(210)する。
【0037】判断(210)がNOの場合は、電磁バル
ブ制御手段114によって電磁バルブ68の制御デュー
ティを減少(212)させ、プログラムをエンド(21
8)させる。判断(210)がYESの場合は、電磁バ
ルブ68の制御デューティを増加(214)させ、プロ
グラムをエンド(218)させる。
【0038】また、エンジン2の制御装置54の制御手
段100は、図16に示す如く、プログラムがスタート
(300)すると、カム角センサ異常検出手段104に
よってカム角センサ98が異常であるか否かを判断(3
02)する。この判断(302)がNOの場合は、クラ
ンク角センサ異常検出手段106によってクランク角セ
ンサ96が異常であるか否かを判断(304)する。
【0039】前記判断(302)がYESの場合、ま
た、前記判断(304)がYESの場合は、制御デュー
ティを0として位相差を0度(306)とする。前記判
断(304)がNOの場合、また、前記位相差を0度
(306)とした場合は、目標スロットル開度設定手段
106によってアクセル踏み込み量f及び位相差の目標
スロットル開度マップから目標スロットル開度を検索
(308)し、スロットル開度が目標スロットル開度と
等しいか否かを判断(310)する。この判断(31
0)がYESの場合は、プログラムをエンド(318)
させる。この判断(310)がNOの場合は、スロット
ル開度が目標スロットル開度未満であるか否かを判断
(312)する。
【0040】この判断(312)がYESの場合は、ス
ロットルアクチュエータ制御手段112によってスロッ
トルアクチュエータ84を制御してスロットル開度を増
加(314)させ、プログラムをエンド(318)させ
る。この判断(312)がNOの場合は、スロットル開
度を減少(316)させ、プログラムをエンド(31
8)させる。
【0041】これにより、このエンジン2の制御装置5
4は、通常は位相差とスロットル開度とを対応させて運
転者のアクセルワークに見合った制御を行っており、ク
ランク角センサ96またはカム角センサ98の異常が検
出された場合に、位相差を0度とすることにより通常通
りの走行が可能、つまり通常時もセンサ異常時も運転者
の感覚に影響を及ぼすことがなく、エンジン2を運転す
ることができ、実用上有利である。
【0042】また、このエンジン2の制御装置54は、
制御手段100によって、位相差可変手段56により変
化される位相差とスロットルアクチュエータ84により
開閉さるスロットルバルブ44とにより吸入空気量を制
御するとともに、スロットルアクチュエータ84による
スロットルバルブ44の開閉の異常時にアクセルペダル
46によりスロットルバルブ44を開閉するフェイルセ
イフを行っている。
【0043】前記スロットルバルブ44には、図2に示
す如く、電磁クラッチ86を介してスロットルアクチュ
エータ84が連絡され、メカニカル差動機構88を介し
てアクセルペダル46が連絡されている。スロットルバ
ルブ44は、制御手段100によって、位相差検出手段
102の検出する位相差とアクセルセンサ90の検出す
る踏み込み量fとにより設定された目標スロットル開度
になるように、スロットルセンサ92の検出するスロッ
トル開度sによりスロットルアクチュエータ84を制御
される。
【0044】前記制御手段100によってフェイルセイ
フが行われるのは、前記アクセルセンサ90とスロット
ルセンサ92とスロットルアクチュエータ84との少な
くとも一つが異常の場合である。
【0045】アクセルセンサ90の異常は、図3に示す
如く判断される。プログラムがスタート(400)する
と、アクセルセンサ異常検出手段116によってアクセ
ルセンサ90の出力する電圧が正常範囲外か否かを判断
(402)する。
【0046】この判断(402)がYESの場合は、ア
クセルセンサ90が異常(404)であるとし、プログ
ラムをエンド(408)させる。この判断(402)が
NOの場合は、アクセルセンサ90が異常でない(40
6)とし、プログラムをエンド(408)させる。
【0047】スロットルセンサ92の異常は、図4に示
す如く判断される。プログラムがスタート(500)す
ると、スロットルセンサ異常検出手段118によってス
ロットルセンサ92の出力する電圧が正常範囲外か否か
を判断(502)する。
【0048】この判断(502)がYESの場合は、ス
ロットルセンサ92が異常(504)であるとし、プロ
グラムをエンド(508)させる。この判断(502)
がNOの場合は、スロットルセンサ92が異常でない
(506)とし、プログラムをエンド(508)させ
る。
【0049】スロットルアクチュエータ84の異常は、
図5に示す如く判断される。プログラムがスタート(6
00)すると、アクセルセンサ90が異常か否かを判断
(602)する。この判断(602)は、前記図3に示
す如く行われる。
【0050】この判断(602)がYESの場合は、プ
ログラムをエンド(612)させる。この判断(60
2)がNOの場合は、スロットルセンサ92が異常か否
かを判断(604)する。この判断(604)は、前記
図4に示す如く行われる。
【0051】この判断(604)がYESの場合は、プ
ログラムをエンド(612)させる。この判断(60
4)がNOの場合は、目標スロットル開度と実際のスロ
ットル開度との差の絶対値が所定値以上である状態が所
定時間以上継続したか否かを判断(606)する。
【0052】この判断(606)がYESの場合は、ス
ロットルアクチュエータ84が異常(608)であると
し、プログラムをエンド(612)させる。この判断
(606)がNOの場合は、スロットルアクチュエータ
84が異常でない(608)とし、プログラムをエンド
(612)させる。
【0053】アクセルセンサ90とスロットルセンサ9
2とスロットルアクチュエータ84との少なくとも一つ
が異常の場合には、スロットルアクチュエータ84によ
るスロットルバルブ44の開閉に異常を生じる。
【0054】このため、エンジン2の制御装置54は、
アクセルセンサ90とスロットルセンサ92とスロット
ルアクチュエータ84との少なくとも一つが異常の場合
に、スロットルバルブ44に伝達されるスロットルアク
チュエータ84の駆動力を電磁クラッチ86により遮断
し、アクセルペダル46によりスロットルバルブ44を
開閉するフェイルセイフを行っている。
【0055】このエンジン2の制御装置54は、制御手
段100によって、スロットルアクチュエータ84によ
るスロットルバルブ44の開閉の異常時にアクセルペダ
ル46によりスロットルバルブ44を開閉するフェイル
セイフを行っている場合は、位相差可変手段56によっ
て位相差を0度とすべく制御する。
【0056】エンジン2の制御装置54の制御手段10
0は、図1に示す如く、プログラムがスタート(70
0)すると、スロットルアクチュエータ84によるスロ
ットルバルブ44の開閉の異常時にアクセルペダル46
によりスロットルバルブ44を開閉するフェイルセイフ
を行っているか否かを判断(702)する。
【0057】この判断(702)がNOの場合は、電磁
バルブ制御手段114によって電磁バルブ68を制御し
て位相差を変化させるとともにスロットルアクチュエー
タ制御手段112によってスロットルアクチュエータ8
4を制御してスロットル開度を変化させる通常制御(7
04)をし、プログラムをエンド(708)させる。
【0058】この判断(702)がYESの場合は、目
標位相差設定手段108によって目標位相差を0(70
6)とすることにより、位相差可変手段56によって位
相差を最小値である0度とすべく制御し、プログラムを
エンド(708)させる。
【0059】このように、このエンジン2の制御装置5
4は、制御手段100によって、スロットルアクチュエ
ータ84によるスロットルバルブ44の開閉の異常時に
アクセルペダル46によりスロットルバルブ44を開閉
するフェイルセイフを行っている場合に、位相差可変手
段56により位相差を0度とすべく制御する。
【0060】これにより、このエンジン2の制御装置5
4は、アクセルペダル46を放し操作してスロットルバ
ルブ44を閉じても、アイドル運転に必要な吸入空気量
を確保することができる。また、フェイルセイフを行っ
ている場合には、位相差が0度なのでスロットルバルブ
44による吸入空気量の制御となり、通常と同様にエン
ジン2を運転することができる。
【0061】このため、このエンジン2の制御装置54
は、スロットルアクチュエータ84によるスロットルバ
ルブ44の開閉の異常時にアクセルペダル46によりス
ロットルバルブ44を開閉している場合にも、エンジン
2の運転に支障を来すことなく継続することができ、車
両を修理可能な場所に移動させることができる。
【0062】
【発明の効果】このように、この発明のエンジンの制御
装置は、スロットルアクチュエータによるスロットルバ
ルブの開閉の異常時にアクセルペダルによりスロットル
バルブを開閉するフェイルセイフを行っている場合に、
位相差可変手段により位相差を0度とすべく制御するこ
とにより、アクセルペダルを放し操作してスロットルバ
ルブを閉じても、アイドル運転に必要な吸入空気量を確
保することができる。また、フェイルセイフを行ってい
る場合には、位相差が0度なのでスロットルバルブによ
る吸入空気量の制御となり、通常と同様にエンジンを運
転することができる。
【0063】このため、この発明のエンジンの制御装置
は、スロットルアクチュエータによるスロットルバルブ
の開閉の異常時にアクセルペダルによりスロットルバル
ブを開閉している場合にも、エンジンの運転を継続する
ことができ、車両を修理可能な場所に移動させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すエンジンの制御装置の
フェイルセイフにおけるフローチャートである。
【図2】スロットルバルブ制御のブロック図である。
【図3】アクセルセンサ異常検出のフローチャートであ
る。
【図4】スロットルセンサ異常検出のフローチャートで
ある。
【図5】スロットルアクチュエータ異常検出のフローチ
ャートである。
【図6】エンジンの制御装置の構成図である。
【図7】カム軸の平面図である。
【図8】位相差可変手段の断面図である。
【図9】エンジンの制御装置のブロック図である。
【図10】位相差検出のタイムチャートである。
【図11】カム角センサ異常検出のタイムチャートであ
る。
【図12】クランク角センサ異常検出のタイムチャート
である。
【図13】目標位相差テーブルを示す図である。
【図14】目標スロットル開度マップを示す図である。
【図15】電磁バルブの制御を示すフローチャートであ
る。
【図16】スロットルアクチュエータの制御を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 エンジン 4 第1吸気弁 6 第2吸気弁 14 第1カム軸 16 第2カム軸 44 スロットルバルブ 46 アクセルペダル 54 制御装置 56 位相差可変手段 84 スロットルアクチュエータ 88 メカニカル差動機構 90 アクセルセンサ 92 スロットルセンサ 94 温度センサ 96 クランク角センサ 98 カム角センサ 100 制御手段 102 位相差検出手段 104 カム角センサ異常検出手段 116 クランク角センサ異常検出手段 108 目標位相差設定手段 110 目標スロットル開度設定手段 112 スロットルアクチュエータ制御手段 114 電磁バルブ制御手段 116 アクセルセンサ異常検出手段 118 スロットルセンサ異常検出手段 120 スロットルアクチュエータ異常検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 9/02 341 F02D 9/02 341A 11/10 11/10 Q 41/22 310 41/22 310M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの複数の気筒に1気筒当たり少
    なくとも2個配設した吸気弁をクランク軸から伝達され
    た動力により各々開閉する2本のカム軸を設け、一方の
    カム軸をクランク角に対して固定したカム位相とすると
    ともに他方のカム軸をクランク角に対して可変としてカ
    ム軸間の位相差を変化させる位相差可変手段を設け、ア
    クセルペダルと別途にスロットルバルブを開閉するスロ
    ットルアクチュエータを設け、前記位相差可変手段によ
    り変化される位相差と前記スロットルアクチュエータに
    より開閉されるスロットルバルブとにより吸入空気量を
    制御するとともに前記スロットルアクチュエータによる
    スロットルバルブの開閉の異常時に前記アクセルペダル
    によりスロットルバルブを開閉するフェイルセイフを行
    うエンジンの制御装置において、前記スロットルアクチ
    ュエータによるスロットルバルブの開閉の異常時にアク
    セルペダルによりスロットルバルブを開閉するフェイル
    セイフを行っている場合には前記位相差可変手段により
    位相差を0度とすべく制御する制御手段を設けたことを
    特徴とするエンジンの制御装置。
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