JPH10184292A - セグメント供給装置 - Google Patents
セグメント供給装置Info
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- JPH10184292A JPH10184292A JP8342900A JP34290096A JPH10184292A JP H10184292 A JPH10184292 A JP H10184292A JP 8342900 A JP8342900 A JP 8342900A JP 34290096 A JP34290096 A JP 34290096A JP H10184292 A JPH10184292 A JP H10184292A
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Abstract
図ると共にセグメント組立作業の作業性の向上を図り、
且つ、他の資材を搬送可能とする。 【解決手段】 既設トンネルの長手方向に沿って配設さ
れた走行レール21にセグメント供給装置15を移動自
在に支持し、このセグメント供給装置15に、既設トン
ネル内に搬入されたセグメントSを吊り上げるホイスト
26と、セグメントSを90°水平旋回して方向変更す
る旋回装置25と、方向変更したセグメントSを保持し
て既設トンネル内を掘進方向前方に移動してセグメント
エレクタ12に供給する供給台車29とを装備する。
Description
搬入されたセグメントをトンネル掘削機の後部に装着さ
れたセグメント組立装置に供給するセグメント供給装置
に関する。
形成する場合、掘削機本体の前部に装着されたカッタヘ
ッドを回転駆動すると共に、シールドジャッキを伸長さ
せて既設のセグメントに押し付けることで、その押し付
け反力によって掘削機本体を前進させることで、カッタ
ヘッドが前方の地盤を掘削してトンネルを掘削する。一
方、トンネル構造体を形成するためのセグメントは、搬
送台車によって既設トンネル内に搬入され、セグメント
供給装置によって掘削機本体の後部に装着されたセグメ
ントエレクタに供給される。そして、シールドジャッキ
を収縮して形成された既設のセグメントSとの間の空所
に、セグメントエレクタがこのセグメントを順次組み付
けることでトンネルが構築される。
示す。図4に示すように、トンネル掘削機本体101の後
部には前述したセグメントエレクタ102が装備されてお
り、掘削機本体101の掘進に伴ってこのセグメントエレ
クタ102がセグメントSを既設トンネルの内壁面にリン
グ状に組付けることで、所定形状断面のトンネル構造体
103を形成することができる。また、このトンネル構造
体103の形成に伴って既設トンネル内には組立枠体104が
組立られ、この組立枠体104の上部にはホイストレール1
05が固定される一方、組立枠体104の下部には台車レー
ル106が固定されている。そして、ホイストレール105に
はホイスト107が移動自在に支持される一方、台車レー
ル106には搬送台車108が移動自在に支持されている。更
に、この組立枠体104の前部には旋回装置109と供給装置
110が装着されている。この旋回装置109はセグメントS
を90°水平旋回して向きを変更するものである。供給
装置110はセグメントSを載せる多数のフリーローラ111
と係止爪を有して循環移動することでセグメントSを押
圧送給する循環ベルト112とからなり、セグメントSを
セグメントエレクタ102に供給するものである。
8に載せられ、この搬送台車108が台車レール106上を移
動することで順次搬入され、次に、ホイスト107はこの
搬送台車108上のセグメントSを一つずつ吊り上げて保
持し、ホイストレール105を移動して前方に搬送する。
そして、ホイスト107はセグメントSを旋回装置109上に
降ろし、旋回装置109はこのセグメントSを90°水平
旋回することで、向きを変更する。更に、この旋回装置
109から供給装置110に送り出されたセグメントSは多数
のフリーローラ111上を循環ベルト112によって前方に送
給され、セグメントエレクタ102の真下に供給される。
そして、このセグメントエレクタ102はセグメントSを
既設トンネルの内壁面に順次組み付けることで、トンネ
ル構造体103を形成する。
のセグメント供給装置にあっては、搬送台車108に載せ
られたセグメントSをホイスト107によって前方に搬送
し、旋回装置109で90°向きを変更してから、供給装
置110によって前方に送給してセグメントエレクタ102に
供給していた。この場合、ホイスト107、旋回装置109、
供給装置110等は組立枠体104に固定されているが、この
組立枠体104は既設トンネル内を専有する割合が大き
く、他の作業の邪魔になってしまうことがある。また、
これらの装置は重量が大きく、トンネルの掘削作業に伴
う移動が困難であり、且つ、高価であって製造コストが
増加してしまうという問題がある。更に、ホイスト10
7、旋回装置109、供給装置110等はセグメントSを搬送
するための構造となっており、他の資材を搬送すること
が難しく、融通性や転用性に問題があった。という問題
があった。
あって、小型軽量化を図ると共にセグメント組立作業の
作業性の向上を図り、且つ、他の資材を搬送可能とした
セグメント供給装置を提供することを目的とする。
めの本発明のセグメント供給装置は、既設トンネル内に
搬入されたセグメントをセグメント組立装置に供給する
セグメント供給装置において、前記既設トンネルの長手
方向に沿って配設されたレールにセグメント供給台車が
移動自在に支持され、前記既設トンネル内に搬入された
セグメントを吊り上げるホイストと、該ホイストに吊り
上げられたセグメントを水平旋回して方向変更するセグ
メント旋回手段と、該セグメント旋回手段によって方向
変更したセグメントを保持して前記既設トンネル内を掘
進方向前方に移動して前記セグメント組立装置に供給す
るセグメント移動手段とを、前記セグメント供給台車に
装備したことを特徴とするものである。
て既設トンネル内に搬入されると、例えば、セグメント
供給台車はレールに沿って後退移動して搬送台車に接近
し、ホイストが搬送台車上のセグメントを吊り上げて保
持し、セグメント旋回手段はホイストに吊り上げられた
セグメントを水平旋回して方向変更し、このとき、セグ
メント供給台車はレールに沿って前進移動してセグメン
ト組立装置に接近し、セグメント移動手段は方向変更し
たセグメントを前方に移動し、セグメント組立装置にセ
グメントを供給することとなり、ホイストとセグメント
旋回手段とセグメント移動手段とをセグメント供給台車
に装備したことで、小型軽量化が図られ、セグメント供
給作業が円滑に行われる。
施の形態を詳細に説明する。
ト供給装置の正面視、図2に本実施形態のセグメント供
給装置の側面視、図3に本実施形態のセグメント供給装
置によるセグメント供給作業を表す概略を示す。
1の後部にはセグメントSを既設トンネルの内壁面に組
み付けるセグメントエレクタ12が装備されており、こ
のセグメントエレクタ12は図示しない駆動装置によっ
て既設トンネルの長手方向、周方向、径方向に沿って移
動することができ、掘削機本体11による掘進に伴って
このセグメントエレクタ12がセグメントSを保持して
移動し、既設トンネルの内壁面の所定の位置にリング状
に組付けることで、所定形状断面のトンネル構造体13
を形成することができる。
4は、多数のセグメントSによって形成されたトンネル
構造体13上を移動自在となっており、セグメントエレ
クタ12とこの搬送台車14との間には、搬送台車14
によって既設トンネル内に搬入されたセグメントSをセ
グメントエレクタ12に供給するセグメント供給装置1
5が、既設トンネルの長手方向に沿って移動自在に支持
されている。
いて、図1及び図2に示すように、トンネル構造体13
上には既設トンネルの長手方向に沿って左右一対の走行
レール21が敷設されている。セグメント供給台車22
は多数の枠体によって形成されて門型に構成され、左右
の車輪23によって左右一対の走行レール21に沿って
移動自在となっている。このセグメント供給台車22の
上部には水平フレーム24が固定され、この水平フレー
ム24の掘進方向後方の端部(図1にて右方)には旋回
装置25が装着され、この旋回装置25にはホイスト2
6が装着されている。このホイスト26は搬送台車14
上のセグメントSを吊り上げてトンネル構造体13上に
下ろすものであり、旋回装置25はホイスト26が吊り
上げたセグメントSを90°水平旋回して向きを変更す
るものである。
7が固定されており、この移動レール27には走行ロー
ラ28によって供給台車29が吊り下げ状態で移動自在
に支持されると共に、図示しない昇降手段によって昇降
できるようになっている。この供給台車29は下方が開
口した箱型をなし、前後一対の把持部30a,30bが
装着されている。なお、31は、セグメント供給台車2
2、旋回装置25、ホイスト26、供給台車29等に駆
動力を供給する動力駆動源であり、32はこれらの装置
を操作する操作装置である。
台車14は所定数のセグメントSを載せてトンネル構造
体13上を移動することで、このセグメントSが既設ト
ンネル内に搬入されることとなる。セグメント供給台車
15は走行レール21に沿って後方に移動してこの搬送
台車15に接近し、ホイスト26を作動することで搬送
台車14上のセグメントSを吊り上げて保持し、セグメ
ント供給台車15を走行レール21に沿って前方に移動
し、ホイスト26を作動することで吊り上げたセグメン
トSをトンネル構造体13上に下ろしていく。このと
き、旋回装置25はホイスト26が吊り上げたセグメン
トSを90°水平旋回して向きを変更する。
装置25とホイスト26によって1リング分のセグメン
トSがトンネル構造体13上にストックされると、セグ
メント供給台車15の供給台車29は移動レール27に
沿って後方に移動して所定位置で下降し、前後一対の把
持部30a,30bによってトンネル構造体13上のセ
グメントSを把持する。その後、供給台車29は保持し
たセグメントSと共に上昇して前方に移動し、且つ、セ
グメント供給台車15が走行レール21に沿って前方に
移動してセグメントエレクタ12に接近する。そして、
把持したセグメントSをセグメントエレクタ12の真下
に下ろす。すると、セグメントエレクタ12はこのセグ
メントSを保持し、既設トンネルの内壁面に順次組み付
けることで、トンネル構造体13を形成する。
ク、供給を繰返し行うことにより、トンネル構造体13
を連続して形成することができる。
入、旋回、ストックと供給とを順次行ったが、セグメン
トSの移動位置に合わせてセグメント供給台車15の移
動と供給台車29の移動を別々に行うことで、セグメン
トSの搬入、旋回、ストックと供給とを同時に行うこと
もできる。
給台車15の後部に旋回装置25とホイスト26を設
け、供給台車29を移動自在に設けたが、ホイスト26
を移動自在に設けて供給台車29を移動不能としてもよ
い。更に、移動自在な供給台車29に旋回装置25とホ
イスト26を設けてもよいものである。
ように、本発明のセグメント供給装置によれば、既設ト
ンネルの長手方向に沿ってセグメント供給台車を移動自
在に支持し、既設トンネル内に搬入されたセグメントを
吊り上げるホイストと、セグメントを水平旋回して方向
変更するセグメント旋回手段と、方向変更したセグメン
トを保持してセグメント組立装置に供給するセグメント
移動手段とを、セグメント供給台車に装備したので、小
型軽量化が図られて装置がコンパクトとなって、既設ト
ンネル内を専有する割合が小さく他の作業の邪魔になる
ことがなく、また、自走できるために他の資材を搬送す
ることができることで融通性や転用性に優れ、その結
果、セグメント供給作業を円滑に行うことでセグメント
組立作業の作業性の向上を図ることができる。
の正面図である。
る。
ント供給作業を表す概略図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 既設トンネル内に搬入されたセグメント
をセグメント組立装置に供給するセグメント供給装置に
おいて、前記既設トンネルの長手方向に沿って配設され
たレールにセグメント供給台車が移動自在に支持され、
前記既設トンネル内に搬入されたセグメントを吊り上げ
るホイストと、該ホイストに吊り上げられたセグメント
を水平旋回して方向変更するセグメント旋回手段と、該
セグメント旋回手段によって方向変更したセグメントを
保持して前記既設トンネル内を掘進方向前方に移動して
前記セグメント組立装置に供給するセグメント移動手段
とを、前記セグメント供給台車に装備したことを特徴と
するセグメント供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34290096A JP3670782B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | セグメント供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34290096A JP3670782B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | セグメント供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184292A true JPH10184292A (ja) | 1998-07-14 |
JP3670782B2 JP3670782B2 (ja) | 2005-07-13 |
Family
ID=18357392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34290096A Expired - Fee Related JP3670782B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | セグメント供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3670782B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102536264A (zh) * | 2012-02-01 | 2012-07-04 | 中国矿业大学 | 一种液压驱动矿车取料装置 |
CN104712356A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-06-17 | 郑东风 | 一种液压自移循环支撑巷道组合支架及施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04333800A (ja) * | 1991-05-07 | 1992-11-20 | Okumura Mach Corp | 覆工材搬送装置 |
JPH06117199A (ja) * | 1992-10-09 | 1994-04-26 | Yoshiji Matsumoto | シールド掘進機の後続台車および後続設備 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP34290096A patent/JP3670782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPH04333800A (ja) * | 1991-05-07 | 1992-11-20 | Okumura Mach Corp | 覆工材搬送装置 |
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CN104712356A (zh) * | 2015-02-04 | 2015-06-17 | 郑东风 | 一种液压自移循环支撑巷道组合支架及施工方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040809 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040927 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041109 |
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A521 | Written amendment |
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