JPH10182347A - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
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- JPH10182347A JPH10182347A JP8357829A JP35782996A JPH10182347A JP H10182347 A JPH10182347 A JP H10182347A JP 8357829 A JP8357829 A JP 8357829A JP 35782996 A JP35782996 A JP 35782996A JP H10182347 A JPH10182347 A JP H10182347A
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Abstract
に優れた皮膚化粧料を提供する。 【解決手段】深層水と、ホスホジエステラーゼ活性阻害
剤、脂肪細胞分化抑制剤、収斂剤、血行促進剤、リパー
ゼ活性促進剤から選ばれる一種又は二種以上とを含有す
る皮膚化粧料。
Description
し、更に詳細には、優れた痩身効果を有する化粧品、医
薬部外品に適する皮膚化粧料に関する。
ック、洗浄料等の化粧品や、軟膏剤、分散液、クリーム
剤、外用液剤等の外用医薬品には、これらに所定の薬効
を付与することを目的として薬効成分が加えられてい
る。例えば、痩身効果を目的としてカフェイン、西洋キ
ヅタ抽出物、ハマメリス抽出物、緑茶抽出物、紅茶抽出
物、ウーロン茶抽出物、海藻抽出物等の薬効成分が配合
されている。
の薬効成分を配合した化粧料では、薬効成分の効果が十
分でなかったり、あるいは、薬効を得るのに十分な量を
配合すると、使用感が損なわれたり、変臭・変色など剤
型の安定性に問題が有り、その改善が望まれていた。
の効果を向上させるべく鋭意研究を行った結果、深層水
と特定の薬効成分を組み合わせれば、本来薬効成分の有
する作用が充分発揮されることを見出し、本発明を完成
するに至った。
(B); (A)深層水 (B)ホスホジエステラーゼ活性阻害剤、脂肪細胞分化
抑制剤、収斂剤、血行促進剤、リパーゼ活性促進剤から
選ばれる一種又は二種以上を含有することを特徴とする
皮膚化粧料である。以下、詳細に説明する。
とは、表面海水が沈降して層を形成しているもので、低
温、清浄で栄養塩に富む固有水であり、その取水海域は
富山県沖1000〜4000m、好ましくは2000〜
3000mであり、取水深度は250〜500m、好ま
しくは300〜400mである。
含有量は特に限定されないが、好ましくは、0.1〜8
5重量%(以下単に「%」で示す)の範囲であり、より
好ましくは、5〜50%である。
ホジエステラーゼ活性阻害剤、収斂剤、脂肪細胞分化抑
制剤、血行促進剤並びにリパーゼ活性促進剤から選ばれ
る1種又は2種以上を組合わせたものであり、具体的に
は、それぞれ以下に示すものが挙げられる。
ホジエステラーゼ活性阻害剤としては、例えば、カフェ
イン及びその誘導体並びにそれらの塩、テオフェリン及
びその誘導体並びにそれらの塩、クエン酸、紅茶抽出
物、緑茶抽出物、ウーロン茶抽出物及びタイソウ抽出物
等を挙げることができる。
うち、特に好ましいものとしては、カフェイン及びその
誘導体並びにそれらの塩、テオフェリン及びその誘導体
並びにそれらの塩、紅茶抽出物、緑茶抽出物、ウーロン
茶抽出物及びタイソウ抽出物が挙げられる。
剤としては、ドコサヘキサエン酸(DHA)及びその誘
導体並びにそれらの塩、エイコサペンタエン酸(EP
A)及びその誘導体並びにそれらの塩、α−リノレン酸
及びその誘導体並びにそれらの塩及びレチノイン酸及び
その誘導体並びにそれらの塩等が挙げられ、これらの一
種又は二種以上を適宜選択して配合することができる。
ましいものとしては、ドコサヘキサエン酸(DHA)及
びその誘導体並びにそれらの塩、エイコサペンタエン酸
(EPA)及びその誘導体並びにそれらの塩及びα−リ
ノレン酸及びその誘導体並びにそれらの塩が挙げられ
る。
ラフェノールスルフォン酸亜鉛、ペパーミント抽出物、
オウバク抽出物、マロニエ抽出物、アロエ抽出物、ハマ
メリス抽出物、ローズマリー抽出物、スギナ抽出物、西
洋キズタ抽出物、クレマチス抽出物、シモツケソウ抽出
物、ラベンダー抽出物、ユーカリ抽出物、ホップ抽出
物、シラカバ抽出物、イブキトラノオ抽出物、ブッチャ
ーブルーム抽出物等が挙げられ、これらの一種又は二種
以上を適宜選択して配合することができる。
は、アロエ抽出物、ハマメリス抽出物、ローズマリー抽
出物、スギナ抽出物、西洋キズタ抽出物、クレマチス抽
出物、シモツケソウ抽出物、ラベンダー抽出物、ユーカ
リ抽出物、ホップ抽出物、シラカバ抽出物及びイブキト
ラノオ抽出物である。
フェロール及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体
並びにそれらの塩、γ−オリザノール、カンフル、セン
ブリ抽出物、オタネニンジン抽出物、ヒノキチオール、
唐辛子抽出物、イチョウ抽出物、アルニカ抽出物及び紅
花抽出物等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適
宜選択して配合することができる。
のは、トコフェロール及びその誘導体、ニコチン酸及び
その誘導体並びにそれらの塩、センブリ抽出物、オタネ
ニンジン抽出物、ヒノキチオール、唐辛子抽出物、イチ
ョウ抽出物、センブリ抽出物、アルニカ抽出物及び紅花
抽出物である。
剤として、特に好ましくは、ヒバマタ抽出物が挙げられ
る。
分の配合量は、特に限定されないが、好ましくは、0.
0001〜5%、より好ましくは、0.01〜3%であ
る。この範囲であれば、本発明の効果がより顕著に発現
する。
成分である(A)成分と(B)成分とを通常の化粧料と
して知られる種々の形態の基剤に配合して調製すること
ができる。
されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗
浄料、マッサージ料等の化粧品並びにボディ用化粧品や
医薬部外品等とすることができる。
分の他に、通常の化粧料に配合される成分、例えば、油
剤、粉体、界面活性剤、精製水、低級アルコール、高分
子化合物、ゲル化剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、酸
化防止剤、色素、防腐剤、香料、美容成分等を本発明の
効果を損なわない範囲で適宜選択して用いることができ
る。
明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制
約されるものではない。
00〜350mから採水した海水を深層水として用い
た。本深層水は、下記表1に示すように、表層水と比較
して低温で、栄養塩に富み、清浄なものであった。
価した。
つ。 B:成分8及び13を混合し、加熱して70℃に保つ。 C:AにBを加え、乳化混合した後、冷却する。 D:Cに成分9〜10及び12を加えてクリームを得
た。
8〜28才の女性15名をパネルとし、毎晩入浴後に1
回、12週間にわたって被験クリームの適量を大腿部に
塗布して、充分にマッサージした。体脂肪率測定器(体
脂肪計BFT−2000;ケット科学社製)を用いて試
験期間前後の体脂肪率の変化を測定して体脂肪率減少率
をもとめ、さらにそれを平均して痩身効果を評価した。
得られた結果を表2に併せて示す。
る深層水とホスホジエステラーゼ活性阻害剤、並びに深
層水と収斂剤とを配合したクリームは、これらを皮膚に
適用することにより体脂肪率が低減し、優れた痩身効果
を有することが明らかとなった。
果を評価した。
保つ。 B:成分3〜9及び成分12を加熱混合し、75℃に保
つ。 C:AをBに徐々に加える。 D:Cを冷却してマッサージゲルを得た。
8〜28才の女性15名をパネルとし、毎晩入浴後に1
回、12週間にわたって被験クリームの適量を全身に塗
布して、充分にマッサージした。前述と同様に、試験期
間前後の体脂肪率の変化を測定して体脂肪率減少率をも
とめ、さらにそれを平均して痩身効果を評価した。得ら
れた結果を表3に併せて示す。
る深層水と脂肪細胞分化抑制剤、並びに深層水と血行促
進剤とを配合したマッサージゲルは、これらを皮膚に適
用することにより体脂肪率が低減し、優れた痩身効果を
有することが明らかとなった。
有する化粧水であった。
液を得た。 実施例4は、ホスホジエステラーゼ活性抑制効果が良好
で、優れた痩身効果を有していた。
攪拌する。 B:成分2、7及び8を混合する。 C:BをAに加えて混合した後、冷却して成分5〜6を
均一に分散してパックを得た。 実施例5は、血行促進効果が良好で、優れた痩身効果を
有するパックであった。
る。 B:成分1〜6、8及び12を混合し、70℃に加熱す
る。 C:BをAに加え、しばらく70℃に保ち、反応が終了
後、50℃まで冷却して、成分7及び11を加え、冷却
して洗浄料を得た。 実施例6は、血行促進効果が良好で、優れた痩身効果を
有する洗浄料であった。
ホジエステラーゼ活性阻害剤、脂肪細胞分化抑制剤、収
斂剤、血行促進剤、リパーゼ活性促進剤から選ばれる一
種又は二種以上とを配合することにより、薬効成分の本
来有する効能を充分に発揮させることができ、その結
果、優れた痩身効果を有するものである。このように、
本発明の皮膚化粧料は、美容や医療において極めて有用
なものである。
Claims (6)
- 【請求項1】次の成分(A)及び(B); (A)深層水 (B)ホスホジエステラーゼ活性阻害剤、脂肪細胞分化
抑制剤、収斂剤、血行促進剤、リパーゼ活性促進剤から
選ばれる一種又は二種以上を含有することを特徴とする
皮膚化粧料。 - 【請求項2】ホスホジエステラーゼ活性阻害剤が、カフ
ェイン及びその誘導体並びにそれらの塩、テオフェリン
及びその誘導体並びにそれらの塩、クエン酸、紅茶抽出
物、緑茶抽出物、ウーロン茶抽出物、タイソウ抽出物か
ら選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請
求項1記載の皮膚化粧料。 - 【請求項3】脂肪細胞分化抑制剤が、ドコサヘキサエン
酸(DHA)及びその誘導体並びにそれらの塩、エイコ
サペンタエン酸(EPA)及びその誘導体並びにそれら
の塩、α−リノレン酸及びその誘導体並びにそれらの
塩、レチノイン酸及びその誘導体並びにそれらの塩から
選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする請求
項1又は2のいずれかに記載の皮膚化粧料。 - 【請求項4】収斂剤が、酸化亜鉛、パラフェノールスル
フォン酸亜鉛、ペパーミント抽出物、オウバク抽出物、
マロニエ抽出物、アロエ抽出物、ハマメリス抽出物、ロ
ーズマリー抽出物、スギナ抽出物、西洋キズタ抽出物、
クレマチス抽出物、シモツケソウ抽出物、ラベンダー抽
出物、ユーカリ抽出物、ホップ抽出物、シラカバ抽出
物、イブキトラノオ抽出物、ブッチャーブルーム抽出物
から選ばれる一種又は二種以上であることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚化粧料。 - 【請求項5】血行促進剤が、トコフェロール及びその誘
導体、ニコチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩、γ
−オリザノール、カンフル、センブリ抽出物、オタネニ
ンジン抽出物、ヒノキチオール、唐辛子抽出物、イチョ
ウ抽出物、アルニカ抽出物、紅花抽出物から選ばれる一
種又は二種以上であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の皮膚化粧料。 - 【請求項6】リパーゼ活性促進剤が、ヒバマタ抽出物で
あることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
皮膚化粧料。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8357829A JP3055882B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 皮膚化粧料 |
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JPH10182347A true JPH10182347A (ja) | 1998-07-07 |
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ID=18456145
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8357829A Expired - Lifetime JP3055882B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 皮膚化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055882B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-12-27 JP JP8357829A patent/JP3055882B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9233061B2 (en) | 2011-11-16 | 2016-01-12 | Amorepacific Corporation | Cosmetic composition comprising high concentration caffeine and niacinamide |
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