JPH10181792A - フレキシブルコンテナ - Google Patents

フレキシブルコンテナ

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Publication number
JPH10181792A
JPH10181792A JP8347525A JP34752596A JPH10181792A JP H10181792 A JPH10181792 A JP H10181792A JP 8347525 A JP8347525 A JP 8347525A JP 34752596 A JP34752596 A JP 34752596A JP H10181792 A JPH10181792 A JP H10181792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
moisture
cloth
flexible container
waterproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8347525A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kobayashi
功 小林
Yoji Karashima
洋士 辛島
Yasuo Aida
康雄 相田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Shigen Consultant Kk
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Cosmo Shigen Consultant Kk
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Shigen Consultant Kk, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Cosmo Shigen Consultant Kk
Priority to JP8347525A priority Critical patent/JPH10181792A/ja
Publication of JPH10181792A publication Critical patent/JPH10181792A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体を短時間で充填でき、しかも内容物(粉
体)の吸湿も防止されるフレキシブルコンテナを提供す
る。 【解決手段】 このフレキシブルコンテナは、筒状の本
体部1と、この本体部1の底部に縫い付けられた円形の
底面部2と、本体部1の上部のロープガイド3に通され
た吊りロープ4と、本体部1の上部に縫い付けられたテ
ーパ筒状の投入部5等を備えている。本体部1の側面に
は、1個又は2個以上の通気口10が設けられている。
この通気口10の内面側には通気布11が縫い目12に
よって縫い付けられている。通気口10の表側には防水
防湿布13が縫い目14によって縫い付けられている。
この防水防湿布13は、その両側辺部分と上辺部分だけ
が縫い目14によって本体部1に縫い付けられており、
下辺部分は本体部1に縫い付けられていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体、粒体あるい
はこれらの混在物(以下粉体という。)の運搬や貯蔵に
使用するフレキシブルコンテナに係り、特に内部に粉体
を短時間で充填することができるよう改良されたフレキ
シブルコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】粉体の運搬にフレキシブルコンテナが使
用されている。このフレキシブルコンテナは、布等より
なる袋状のものであり、上部に粉体の投入口を有する。
粉体が吸湿性を有していたり、水分と反応して劣化する
性質を有している場合、あるいは充填作業中や運搬作業
中に粉体が噴き出ることを防止する必要がある場合に
は、防水性及び気密性のある布でこのフレキシブルコン
テナが構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】防水性及び気密性を有
するフレキシブルコンテナ内に粉体を充填する場合、粉
体と一緒に空気がフレキシブルコンテナ内に流入するた
め、充填時間が長くなるという問題があった。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決し、粉体を
短時間で充填でき、しかも内容物(粉体)の吸水及び吸
湿も防止されるフレキシブルコンテナを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフレキシブルコ
ンテナは、上部に投入口を有した袋状のフレキシブルコ
ンテナにおいて、側面又は底面に内部の空気を流出させ
る流出部を設けると共に、内部への水分及び湿気の流入
を防止する防水防湿手段を設けることにより、短時間で
粉体を充填可能であり、しかも内容物(粉体)の吸湿も
防止できるようにしたものである。
【0006】なお、通気部は、通気口と、この通気口に
設けられた通気布とからなることが好ましい。また、防
水防湿手段は、前記通気部に対しコンテナ外側から被さ
る防水防湿布よりなり、この防水防湿布の周縁部の一部
がフレキシブルコンテナの本体部に非接合状態となって
おり、この部分を通してコンテナ内の空気が外部へ流出
可能となっているものであることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態に係るフレキシ
ブルコンテナを示すものであり、(a)図は斜視図、
(b)図は通気口付近の正面図、(c)図は(b)図の
C−C線に沿う断面図である。
【0008】このフレキシブルコンテナは、筒状の本体
部1と、この本体部1の底部に縫い付けられた円形の底
面部2と、本体部1の上部のロープガイド3に通された
吊りロープ4と、本体部1の上部に縫い付けられたテー
パ筒状の投入部5等を備えている。
【0009】ロープガイド3は、円筒状の本体部1の上
縁から4条のスリットを切り込んで4片の舌片部を形成
し、各舌片部を折り返し、舌片部の先端側を本体部1に
縫い付けることにより形成されている。符号6はこの縫
い付けの縫い目を示している。
【0010】投入部5の下部は、本体部1内に差し込ま
れ、縫い目7によって該本体部1に縫い付けられてい
る。この投入部5の側面には結びロープ8が取り付けら
れている。
【0011】本体部1の側面には、1個又は2個以上の
通気口10が設けられている。この通気口10の内面側
には通気布11が縫い目12によって縫い付けられてい
る。この縫い目12は通気口10を全周にわたって取り
巻くように設けられている。
【0012】通気口10の表側には防水防湿布13が縫
い目14によって縫い付けられている。この防水防湿布
13は、その両側辺部分と上辺部分だけが縫い目14に
よって本体部1に縫い付けられており、下辺部分は本体
部1に縫い付けられていない。従って、通気口10を通
過してきた空気は、図1(c)の通り、この防水防湿布
13の下辺部分と本体部1との間を通ってコンテナ外に
流出可能である。逆に、通気口10を通ってコンテナ内
に空気が流入しようとすると、防水防湿布13の下辺部
分が本体部1に密着し、この空気流入が遮断される。
【0013】なお、本体部1及び底面部2を構成する布
並びに防水防湿布13としては防水性及び防湿性を有す
るものが好適であり、例えばポリプロピレン織布の内側
に防水性及び防湿性を有したラミネート層を設けたもの
が好適であるが、これ以外のものをも用い得ることは明
らかである。
【0014】このように構成されたフレキシブルコンテ
ナ内に粉体を充填するには、頂部の投入口15にシュー
トを差し込み、粉体を該フレキシブルコンテナ内に供給
する。フレキシブルコンテナ内の空気が通気口10を通
って流出するため、粉体をきわめて短時間のうちに充填
することができる。
【0015】充填終了後は、シュートを投入口15から
抜き出し、投入部5を結びロープでしばる。
【0016】この状態にあっては、通気口10が防水防
湿布13で蓋された状態となっているので、通気口10
からコンテナ内に水や湿気が浸入することがない。
【0017】上記実施の形態にあっては、本体部1に通
気口10を窓孔状の開口として設けているが、本体部1
を構成する布が織布等の通気性布と防湿性ラミネート層
とからなるものである場合には、このラミネート層のみ
に窓孔状の開口を設けても良い。このラミネート層にの
み開口を設ける場合、該開口はラミネート層の積層の前
及び後のいずれに形成されても良い。
【0018】本発明にあっては、防水防湿性の布に例え
ばミシンで空縫いを行って多数のミシン穴の集合体より
なる通気部を形成しても良い。
【0019】上記実施の形態においては、通気口10が
本体部1の側面に設けられているが、底面部2に通気口
10を設けても良い。この場合、底面部2の通気口10
の通気布11及び防水防湿布13をカッター等で破り、
通気口10から粉体を取り出すことが可能であり、コン
テナを複数回再使用することも可能である。なお、通気
布11及び防水防湿布13を破る代わりに、これらを取
り外すようにしても良い。通気布11、防水防湿布13
を取り外し可能とするには、例えばこれらをボタンやマ
ジックテープ(商品名)などによって本体部1に取り付
けておけば良い。このようにすれば、通気布、防水防湿
布13も再使用できる。
【0020】なお、通気布11と防水防湿布13とを接
合しておき、防水防湿布13を引っ張ることにより併せ
て通気布を本体部1から取り外すようにしても良い。こ
の場合、通気布11は本体部1に対し留め付けておか
ず、防水防湿布13のみを本体部1に取り外し可能に留
め付けておくのが好ましいが、通気布11も本体部1に
取り外し可能に留め付けておいても良い。
【0021】本発明では、通気部の周囲を針金や補強布
によって補強しておいても良い。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明のフレキシブルコン
テナは、粉体充填時に内部の空気を通気部から流出させ
ることにより、粉体を短時間で充填することができる。
また、この通気部に防水、防湿手段を設けることによ
り、内部に充填された粉体の吸湿を防止することができ
る。本発明のフレキシブルコンテナは従来のフレキシブ
ルコンテナと全く同様にして粉体を充填することがで
き、充填作業方法及び作業手順を変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るフレキシブルコンテナを示す
ものであり、(a)図は斜視図、(b)図は通気口付近
の正面図、(c)図は(b)図のC−C線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
1 本体部 2 底面部 3 ロープガイド 4 吊りロープ 5 投入部 10 通気口 11 通気布 13 防水防湿布
フロントページの続き (72)発明者 相田 康雄 東京都港区高輪四丁目6番23号 コスモ資 源コンサルタント株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入口を有した袋状のフレキシブ
    ルコンテナにおいて、側面又は底面に内部の空気を流出
    させる流出部を設けると共に、内部への水分及び湿気の
    流入を防止する防水防湿手段を設けたことを特徴とする
    フレキシブルコンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記通気部は、通気
    口と、この通気口に設けられた通気布とからなることを
    特徴とするフレキシブルコンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記防水防湿
    手段は、前記通気部に対しコンテナ外側から被さる防水
    防湿布よりなり、この防水防湿布の周縁部の一部がフレ
    キシブルコンテナの本体部に非接合状態となっており、
    この部分を通してコンテナ内の空気が外部へ流出可能と
    なっていることを特徴とするフレキシブルコンテナ。
JP8347525A 1996-12-26 1996-12-26 フレキシブルコンテナ Pending JPH10181792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8347525A JPH10181792A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 フレキシブルコンテナ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8347525A JPH10181792A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 フレキシブルコンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10181792A true JPH10181792A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18390821

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8347525A Pending JPH10181792A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 フレキシブルコンテナ

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JP (1) JPH10181792A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6401432B1 (en) 1999-03-23 2002-06-11 Tosoh Corporation Method for packing and sealing a zeolite adsorbent with a dehydrating agent
WO2016158689A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 住友精化株式会社 包装袋体および包装物品

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