JPH10181587A - 物品搬送設備 - Google Patents

物品搬送設備

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JPH10181587A
JPH10181587A JP34689196A JP34689196A JPH10181587A JP H10181587 A JPH10181587 A JP H10181587A JP 34689196 A JP34689196 A JP 34689196A JP 34689196 A JP34689196 A JP 34689196A JP H10181587 A JPH10181587 A JP H10181587A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備コストの増大を可及的に抑制しながら、
物品搬送車が物品の移載を的確に行えるようにする。 【解決手段】 自走式の物品搬送車Tが、物品搬送車T
の走行経路に沿って設けられた案内レール8に操向案内
されて物品を搬送する物品搬送設備において、物品搬送
車Tが、床面上を走行するように構成され、案内レール
8は、前記床面上における物品搬送車Tの走行経路の側
脇に設けられ、物品搬送車Tに設けられた被案内部30
が案内レール8に接触案内される状態で、物品搬送車T
が案内レール8に沿って案内されるとともに、前記走行
経路の側脇に設けられた物品移載部STに対して物品を
移載し得るように構成され、物品移載部STにおける物
品搬送車Tに対する物品移載高さが調節自在に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走式の物品搬送
車が、物品搬送車の走行経路に沿って設けられた案内レ
ールに操向案内されて物品を搬送する物品搬送設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】かかる物品搬送設備は、物品搬送車が、
案内レールに案内されて所定の走行経路を走行し、各種
の物品を搬送する設備である。物品搬送車を操向案内す
る方法としては、従来、物品搬送車の走行輪が、車体横
幅方向への移動を規制される状態で、案内レール上を走
行する構成が考えられていた。このように構成すること
で、床面に凹凸や傾斜等が存在しても、その凹凸等が案
内レールによって吸収されることになるので、物品搬送
車は上下方向で姿勢が非常に安定した状態で走行し、物
品を積み卸しする箇所においても物品の移載を行う高さ
が安定して安定性良く移載を行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、案内レールを物品搬送車の荷重に耐え得る
強固なものにする必要があり、案内レールが大型化し、
それに伴って設置作業もより困難なものとなって設備コ
ストが増大してしまう不都合があった。このような不都
合を回避するための手段としては、案内レールを物品搬
送車の走行経路に側脇に設置し、物品搬送車に備えた被
案内部が案内レールに接触案内されるようにして、物品
搬送車の荷重は原則として物品搬送車が走行する床面で
支持され、案内レール自体にかかる荷重を低減できる構
成とすることが考えられる。このように構成することで
案内レールの小型化等を図れるが、その反面、床面に凹
凸や傾斜等が存在すると、それによって物品搬送車が上
下動し、物品の移載高さも変動して、物品の移載を適正
に行えないような場合も起こり得る。本発明は、上記実
情に鑑みてなされたものであって、その目的は、設備コ
ストの増大を可及的に抑制しながら、物品搬送車が物品
の移載を的確に行えるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、物品搬送車は、それに備えられた
被案内部が走行経路の側脇に設けられた案内レールに接
触案内されることで、案内レールに操向案内されて床面
上を走行し、物品移載部との間で適宜物品の移載を行っ
て物品を搬送する。従って、案内レールに荷重が低減さ
れ、案内レールの小型化が図れる。一方、物品搬送車
は、直接床面上を走行するので、床面に凹凸や傾斜等が
存在する場合は、場所によって物品搬送車における物品
移載高さが変動することになる場合がある。このような
場合でも、物品移載部における物品搬送車に対する物品
移載高さを調節して、物品搬送車との物品移載に適した
高さに設定することができる。すなわち、物品搬送車の
物品移載のための高さが場所によって変動するものとな
っても、その場所に存在する物品移載部の物品移載高さ
を調節することで的確に吸収できるのである。
【0005】もって、設備コストの増大を可及的に抑制
しながら、物品搬送車が物品の移載を的確に行える物品
搬送設備を提供できるに至った。尚、物品移載高さを調
節する機構を物品搬送車側に設けるような構成も考えら
れるが、このような構成では、各物品移載部で物品の移
載高さが異なると、それに対応して物品搬送車の物品移
載高さを物品移載部ごとに変更動作させる必要があるの
に対し、物品移載部側で物品移載高さの調節を行うこと
で、一旦調節した後は、物品搬送車の物品移載高さが一
定であれば、原則としてそのままの状態を維持できるも
のとなり、設備の運用を容易に行える。
【0006】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、案内レールに接触案内される物品搬送車の被案
内部は、案内レールに対して相対上下移動可能であるの
で、床面に凹凸や傾斜等が存在して、その床面上を走行
する物品搬送車が姿勢変化しても、その相対上下移動に
よって吸収して、被案内部が案内レールに接触案内され
る状態を維持でき、物品搬送車の走行安定性を確保でき
る。
【0007】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、物品搬送車は、案内レールに備えられた給電レ
ールから電力の供給をうけて物品の搬送を行う。この電
力の供給を受けるために物品搬送車に備えられている集
電子は、給電レールに対する接触部分である電極部が、
物品搬送車の車体に対して上下移動自在に構成されてい
るので、床面に凹凸や傾斜等が存在して、その床面上を
走行する物品搬送車が上下動しても、その上下動を吸収
して、電極部が給電レールに接触する状態を維持でき、
安定的に電力供給を受けることができる。
【0008】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、物品搬送車が物品の移載を行う対象である物品
移載部は、それの本体部が複数の支柱により支持されて
いる。その複数の支柱夫々を支持するために、支柱の下
端よりも下方側位置に、支柱支持用ボルトと、支柱支持
用ボルトを縦軸芯周りに回動自在に支持する基台とが備
えられている。
【0009】支柱支持用ボルトは、支柱の下端位置に固
定形成されているメネジ部に螺合しており、支柱支持用
ボルトに備えられている被回転操作部が回転操作される
と、それに伴って、支柱が昇降して物品移載部における
物品移載高さが上下する。支柱支持用ボルトの被回転操
作部は、取り付け位置に特に制限がないので、作業者が
回転操作するのに適した位置に備えることができ、作業
性に優れたものとできる。更に、上記のように、この支
柱の下端位置における支持構成は、複数の支柱の夫々に
備えられているので、複数の支柱夫々について昇降可能
であるので、単に本体部を上下に平行移動させるような
調節のみならず傾きの調整をも可能として、物品搬送車
に姿勢に応じて物品移載高さの調節を的確且つ柔軟に行
える。もって、物品移載部の物品移載高さの調節を容易
且つ的確に行えるものとできるに至った。
【0010】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、車体が、一箇所に設けた駆動輪と二箇所に設け
た従動輪との三輪で支持される状態で、案内レールに沿
って床面上を走行するので、床面に凹凸が存在しても、
駆動輪を床面側に弾性的に押圧する押圧手段を設けるこ
となく、駆動輪の床面に対する接触圧力を確保できる。
更に、例えば駆動輪が複数箇所に設けられる構成では、
案内レールに沿って屈曲部を走行する場合に、何れかの
駆動輪に滑りが生じて、駆動力の損失が生じると共に案
内レールのよる円滑な操向案内に支障を来す場合もある
のに対して、上記のように駆動輪を一箇所に設けること
で、駆動力を的確に床面側に伝えられると共に案内レー
ルに的確に操向案内されるものとなる。もって、床面に
凹凸が存在する場合でも、物品移載部と物品搬送車との
物品の移載、物品搬送車の走行及び物品搬送車の操向案
内を的確に行わせて、物品搬送車による物品搬送車によ
る物品搬送作業を円滑に行える物品搬送設備を提供する
に至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の物品搬送設備を自
動倉庫に適用した場合の実施の形態について図面に基づ
いて説明する。図1に示すように、各種の物品Aをパレ
ットPに載置した状態で収納保管する収納部1aが上下
方向および横方向に並ぶ保管棚1を複数個備え、保管棚
1どうしの間に、昇降台やフォークをなどを有するスタ
ッカクレーン2をレール3に沿って移動可能に設け、一
部の保管棚1の入口側に搬入リフタ4a、コンベア4
b、移載リフタ4cを有する搬入装置4を設け、一部の
保管棚1の入口側に搬出リフタ5a、コンベア5b、移
載リフタ5cを有する搬出装置5を設けてある。この搬
出装置5および前記搬入装置4に対して保管棚1とは反
対側に物品搬入部6および物品搬出部7を設けるととも
に、これら物品搬入部6、物品搬出部7と、前記搬入装
置4、搬出装置5との間をループ状の案内レール8に沿
って物品搬送車Tが自走するように構成し、もって、自
動倉庫を構成してある。
【0012】すなわち、物品Aを収納するに当たり、パ
レットPに載せたままで入庫コンベア9によって物品搬
入部6に供給する。すると、物品搬送車Tが物品Aをパ
レットPに載せた状態で物品搬入部6から移載され、い
ずれかの搬入装置4に搬送してこれの移載リフタ4cに
パレットPと共に移載する。搬入装置4は物品Aをパレ
ットPと共に移載リフタ4cからコンベア4bによって
搬入リフタ4aに搬送し、この搬入リフタ4aからスタ
ッカクレーン2に移載する。スタッカクレーン2は搬入
装置4aからの物品Aを保管棚1の多数の収納部1aの
うちのその物品Aを収納するべき所定の収納部1aに搬
送してパレットPと共に移載する。
【0013】そして、物品Aを取り出すに当たり、その
指令を制御装置に入力する。すると、スタッカクレーン
2が制御装置からの情報に基づいてその物品Aが収納さ
れている保管棚1の収納部1aに移動して物品Aをパレ
ットPと共に取り出し、搬出装置5に搬送してこれの搬
出リフタ5aに移載する。搬出装置5は物品Aをパレッ
トPと共に搬出リフタ5aからコンベア5bによって移
載リフタ5aに搬送し、この移載リフタ5からパレット
Pに載せたままで物品搬送車Tに移載する。物品搬送車
Tは物品Aを物品搬出部7に搬送してパレットPと共に
移載し、出庫コンベア10が物品AをパレットPに載せ
たままで物品搬出部7から出庫箇所に搬送する。
【0014】前記物品搬送車Tは、図2および図3に示
すように構成してある。すなわち、左右一対の車体前後
方向に長いメインフレーム11a,11bと、両メイン
フレーム11a,11bの前端側どうしを連結する前連
結フレーム11cと、両メインフレーム11a,11b
の後端側どうしを連結する後連結フレーム11dとによ
って車体11を形成し、左側のメインフレーム11aの
前後方向での中間部の下側に走行用の駆動輪12を電動
モータM1によって駆動できるように取付け、右側のメ
インフレーム11bの前端側と後端側との下面側に従動
輪13を遊転自在に取付け、左側のメインフレーム11
aの前記駆動輪12よりも車体前方側の下面側と車体後
方側の下面側とに補助輪14を取付け、左側のメインフ
レーム11aの前端側の左横外側と後端側の左横外側と
に4個のガイドローラ31,32を有する被案内部30
を備え、これら前後一対の被案内部30,30の上方お
よび横側方を覆うガイドカバー15を左側のメインフレ
ーム11aから車体11の横外側に延出させ、両メイン
フレーム11a,11bの前端側の上面側どうしにわた
って前側の荷受け台装置40を、両メインフレーム11
a,11bの後端側の上面側どうしにわたって後側の荷
受け台装置40をそれぞれ取付け、前記電動モータM1
や両荷受け台装置40の電動モータM2に電力供給する
とともにこれらの制御を行う電源部16と、この電源部
16の上下および横側を覆う電源部カバー17とを右側
のメインフレーム11bに支持させ、前連結フレーム1
1cの前面側に樹脂製のフロントバンパー18を取付
け、後連結フレーム11dの後面側に樹脂製のリヤバン
パー19を取付けてある。
【0015】図4に明示するように、前記駆動輪12
は、メインフレーム11aの下面側に固定された車軸ケ
ース20が車体横方向の軸芯Yまわりでの回転のみ可能
に支持しているとともに前記電動モータM1によって駆
動される車軸21に一体回転自在に支持させてある。
【0016】図5に明示するように、前記前後一対の従
動輪13,13のいずれもは、メインフレーム11bが
車輪支持部材22を介して支持する車軸23に相対回転
自在に取付けた一対の遊転輪体13a,13aによって
構成してある。車輪支持部材22は、メインフレーム1
1bに固定している支持具24と車輪支持部材22との
間に介在するベアリングを介して前記支持具24に支持
させて、車体11に対して車体上下方向の軸芯X1まわ
りで自由に回動するように構成してある。車軸23は、
車輪支持部材22が備える前後一対の支持ピン25,2
5に前記軸芯X1に直交する支持ピン25の軸芯まわり
で回動自在に支持させて、車体11に対して前記軸芯X
1に直交する方向の軸芯まわりでローリングするように
構成してある。これにより、前側の従動輪13も後側の
従動輪13も、車体11の走行向きが変化した際に一対
の遊転輪体13a,13aの接地と相対回転とのための
自ずと車体11に対して軸芯X1まわりで旋回して車体
走行方向に沿う取付け向きになるようにキャスタ輪機能
を備えるとともに、車体11が左右に傾斜しても自ずと
車体11に対して支持ピン25の軸芯まわりで傾斜して
床面FL上に確実に接触するようにローリング機能を備
えている。
【0017】図6に明示するように、前記前後一対の補
助輪14,14のいずれもは、補助輪14を遊転自在自
在に支持する車輪側支持体26を、メインフレーム11
aが車体上下方向の軸芯X2まわりで旋回自在に支持し
ている車体側支持体27に、補助輪14の車軸芯に平行
でこの車軸芯とは偏位している連結ピン28によって回
動自在に連結することにより、車体11に取付けてあ
る。補助輪14が車体側支持体27に対して連結ピン2
8の軸芯まわりで上昇揺動するに伴い、車輪側支持体2
6の基端側の上面側に突出している当り部26aが車体
側支持体27に付設してあるストッパーボルト29に当
接して補助輪14が上昇限界になるように構成してあ
る。これにより、前側の補助輪14も後側の補助輪14
も、車体11が前後に傾斜すると、これに伴って掛かる
荷重のために連結ピン28の軸芯まわりで車体11に対
して上昇し、限界まで上昇すると、車輪側支持体26、
ストッパーボルト29を介して車体側支持体27に支持
されて車体11をそれ以上傾斜しないように受け止め支
持する。また、車体11の走行向きが変化すると、自ず
と車体11に対して軸芯X2まわりで旋回して車体走行
方向に沿う取付け向きになるようにキャスタ車輪になっ
ている。
【0018】図7および図8に明示するように、前記前
後一対の被案内部30,30のいずれもは、メインフレ
ーム11aの下面側に固定されているガイドブラケット
33から車体11の横外側に延出するガイドアーム34
と、このガイドアーム34の延出端側にこの箇所を回転
自在に貫通する回転支軸35によって車体上下方向の軸
芯P1まわりで回転自在に取付けたローラ支持体36
と、このローラ支持体36から下向きに延出する4本の
ローラ支軸37それぞれに1個ずつ回転自在に取付けた
計4個の前記ガイドローラ31・32・とによって構成
してある。
【0019】前記ガイドアーム34の基端側に備えた長
孔34aと、この長孔34aを貫通するように構成して
ガイドブラケット33に付設した車体前後方向のアーム
連結ピン38とによってガイドアーム34とガイドブラ
ケット33とを連結し、ガイドアーム34をガイドブラ
ケット33に締め付け固定したり、この固定を解除した
りする複数個のロックボルト39をガイドアーム34の
基端側に装着するように構成してある。すなわち、前記
ロックボルト39はガイドアーム34をガイドブラケッ
ト33に締め付け固定することによって被案内部30を
車体11に上下揺動しないように固定したり、この固定
を解除したりするものである。ロックボルト39による
被案内部30の固定を解除し、ガイドアーム34をアー
ム連結ピン38を支点にして上下に揺動させることによ
り、被案内部30をアーム連結ピン38の車体前後方向
の軸芯38aまわりで車体11に対して上下に揺動操作
できる。
【0020】そして、図9に示すように、被案内部30
が上昇揺動する際には、この上昇揺動に伴って案内レー
ル8からガイドローラ31,32に作用する操作力と、
ガイドアーム34とガイドブラケット33との連結部に
おける前記長孔34aによる融通とのために、ガイドロ
ーラ31,32が車体11に対して車体内方側に横ずれ
しながら案内レール8の側面に沿って上昇していって案
内レール8から抜け外れる。被案内部30が下降揺動す
る際には、この下降揺動に伴って案内レール8からガイ
ドローラ31,32に作用する操作力と、ガイドアーム
34とガイドブラケット33との連結部における前記長
孔34aによる融通とのために、ガイドローラ31,3
2が車体11に対して車体外方側に横ずれしながら案内
レール8の側面に沿って下降していって案内レール8の
所定位置に組付く。
【0021】尚、上記したような被案内部30の揺動が
円滑に行われるように、ガイドローラ31,32と案内
レール8との間には若干の隙間を持たせて、傾斜姿勢の
ガイドローラ31,32が上下移動可能としてある。し
たがって、案内レール8に接触案内される被案内部であ
るガイドローラ31,32は、案内レール8に対して相
対上下移動可能に構成されていることになる。
【0022】これにより、ガイドアーム34を上下に揺
動させることにより、被案内部30が車体11に対して
上下に揺動し、図8に実線で示す如く4個のガイドロー
ラ31,32が車体11から横外側に突出して前記案内
レール8に上方から装着するとともに案内レール8に接
触する下降使用状態と、図8に二点鎖線で示す如く4個
のガイドローラ31,32が案内レール8から上方に抜
け外れるとともに下降使用状態に在るときよりも車体内
方側に寄って位置する上昇格納状態とに切り換わる。被
案内部30を下降使用状態にすると、前記軸芯P1が案
内レール8の直上方に位置し、かつ、前記4個のガイド
ローラ31・32・が前記軸芯38aよりも低レベルに
位置するとともにこれらのガイドローラ31・32・の
うちの前記軸芯P1よりも車体外側に位置する2個のガ
イドローラ31,31が案内レール8の左側の側面に車
体前後方向に並んで接触し、前記軸芯P1よりも車体内
側に位置する2個のガイドローラ32,32が案内レー
ル8の右側の側面に車体前後方向に並んで接触するよう
に構成してある。したがって、前後一対の被案内部3
0,30を前記下降使用状態にするとともに前記ロック
ボルト39によって車体11に対して上下動しないよう
に固定することにより、前後の被案内部30は、駆動輪
12による推進作用と、4個のガイドローラ31,32
の案内作用とのために案内レール8に沿って移動し、車
体11を案内レール8に沿って走行するように操向制御
する。
【0023】図2および図10に示すように、前記前後
の荷受け台装置40,40のいずれもは、メインフレー
ム11aと11bとにわたって取付けたコンベアケース
41と、このコンベアケース41に前記電動モータM2
によって正回転方向と逆回転方向とに回動駆動できるよ
うに取付けた無端チェーンでなるチェーンコンベア42
と、前記コンベアケース41が支持する搬送ガイド43
とによって構成してある。すなわち、前後いずれもの荷
受け台装置40は、パレットPの一端側を正回転方向に
回動する無端チェーン42によって搬送ガイド43に沿
わせてコンベアケース41の上方に搬入することによ
り、搬送用の物品Aを前記移載リフタ5cや物品搬入部
6から車体11に積み込む。そして、コンベアケース4
1の上方に位置するパレットPの一端側を逆回転方向に
回動する無端チェーン42によって搬送ガイド43に沿
わせて車体11の横外側に搬出することにより、搬送用
の物品Aを車体11から前記移載リフタ4cや物品搬出
部7に降ろす。
【0024】図8に示すように、前記前後一対のガイド
ブラケット33,33のいずれか一方のガイドブラケッ
ト33から集電アーム50を前記下降使用状態にある前
記ガイドローラ31,32の下方に向けて延出させ、こ
の集電アーム50の延出端側に、案内レール8よりも車
体11の方に位置するとともに車体上下方向に並ぶ複数
個の集電装置60を支持させてある。図11および図1
2に示すように、各集電装置60は、前記集電アーム5
0に取付けプレート61と締付けナット62とによって
締め付け固定するように構成した取付け体63と、この
取付け体63から前方側と後方側とに延出する支持アー
ム機構64と、これら前後の支持アーム機構64それぞ
れの延出端側に取り付けるとともに案内レール8の支柱
部8aが有する給電レール51に接触するように構成し
た集電子65とによって構成してある。
【0025】前後側いずれもの支持アーム機構64は、
前記取付けプレート61の取付けボルトに兼用のロッド
を介して車体横方向の軸芯Zまわりで回動自在に前記取
付け体63に連結した基端側部材64aと、前記集電子
65から延出する支軸65aを回転自在に支持すること
によって集電子65を前記軸芯Zに平行な軸芯まわりで
回動自在に支持する先端側部材64bと、この先端側部
材64bおよび前記基端側部材64aに前記軸芯Zと直
交する方向の軸芯まわりで回動自在に連結して先端側部
材64bと基端側部材64aとを連結している一対の揺
動リンク64c,64cとから成り、そして、一対の揺
動リンク64c,64cどうしにわたって取り付けたコ
イルばねにより、揺動リンク64cを基端側部材64a
に対して揺動付勢することによって集電子65を給電レ
ール51に当て付け付勢するように構成した平行四連リ
ンク機構に構成してある。
【0026】これにより、各集電装置60の前後側いず
れもの集電子65は、下降使用状態にあるガイドローラ
31,32よりも低レベルに位置し、かつ、案内レール
8に対して車体11が位置する側に位置する箇所で車体
11に前記軸芯Zまわりで揺動して昇降するように支持
されながら給電レール51に摺接して駆動用電力を取り
入れ、この電力を電気コード66を介して前記電源部1
6に供給することによって前記電動モータM1,M2に
供給していく。又、上記のように、集電子65を軸芯Z
周り及び支軸65a周りに回動自在に支持することで、
集電子65の電極部65bは、物品搬送車Tの車体11
に対して上下移動自在となっている。
【0027】つまり、物品搬送車Tは、前後一対の被案
内部30,30によって案内レール8に沿うように操向
制御されながら、かつ、集電子65によって駆動用電力
を給電レール51から取り入れて電動モータM1に供給
しながら、1個の駆動輪12と2個の従動輪13,13
との3個の車輪12,13,13によって床面FL上を
自走していく。車体11が走行振動や床面凹凸などに起
因して前後に傾斜しても、補助輪14が上昇限界に至っ
た際にはそれ以上傾斜しないように補助輪14によって
支持されて安定よく走行していく。
【0028】又、車体11が走行振動や床面凹凸などに
起因して案内レール8に対して上下にずれ動いても、ガ
イドローラ31,32は案内レール8に対して車体11
と共に上下にずれ動くことにより、車体11の案内レー
ル8に対するずれ動きを吸収しながら案内レール8に接
触作用していき、各集電装置60の集電子65は軸芯Z
まわりで車体11に対して昇降することにより、車体1
1の案内レール8に対するずれ動きを吸収しながら給電
レール51に対する接触を維持していき、支障なく走行
していく。更に、案内レール8が湾曲していても、ロー
ラ支持体36が軸芯P1まわりで車体11に対して回動
し、全てのガイドローラ31,32が案内レール8に確
実に接触し、被案内部30が車体11を案内レール8に
精度よく沿うように操向制御していく。
【0029】上記構成の物品搬送車Tが物品Aの移載を
行う対象である物品移載部STは、上述の如く、コンベ
ア4b,5b、物品搬入部6及び物品搬出部7であり、
これら物品移載部STは物品移載高さが調節自在に構成
されている。以下、この物品移載高さを調節するための
機構を、コンベア4bを例にとって説明する。コンベア
4bは、図3に示すように、チェーンコンベア70を備
えた本体部MFと、その本体部MFを四隅で支持する4
本の支柱SBとを主要部として構成され、チェーンコン
ベア70の上面位置において、物品移載部STであるコ
ンベア4bの物品移載高さが規定される。
【0030】コンベア4bと物品搬送車Tとの間の適正
な物品Aの移載のためには、チェーンコンベア70の上
面と物品搬送車Tのチェーンコンベア42の上面とがほ
ぼ同高さとなるのが望ましく、このために、コンベア4
bにチェーンコンベア70の上面高さすなわち物品移載
高さを調節するための機構が、支柱SBの下端よりも下
方側に備えられている。具体的には、図3及び図13に
示すように、支柱SBを支持する支柱支持用ボルト71
と、支柱支持用ボルト71を縦軸芯周りに回動自在に支
持する基台72とが備えられ、支柱SBの下端に固定さ
れたメネジ部73に支柱支持用ボルト71が螺合してい
る。尚、基台72の延出縁部において床面FLの対して
ボルト77で固定され、コンベア4bが床面FLに固定
される。又、各図において移載リフタ4cの記載を省略
している。
【0031】支柱支持用ボルト71は基台72内に固着
されている筒体74に挿嵌され、支柱支持用ボルト71
における上下方向中間箇所に、筒体74の内径よりも径
が大であるナット状の被回転操作部71aが固定形成さ
れている。支柱支持用ボルト71に対して支柱SBから
の荷重は、この被回転操作部71aの座面で受けてい
る。支柱支持用ボルト71の下端には抜け止め用の止め
輪75が嵌入されている。
【0032】物品移載高さの調節は、ロックナット76
を緩めた状態で、被回転操作部71aを回転操作するこ
とによって行い、調節後にロックナット76を締めて緩
み止めをする。このように4本の支柱SBを高さ調節で
きるので、例えば、図14(イ)に示すように、コンベ
ア4b,5bの設置位置と物品搬送車Tの走行路面との
間に段差が存在する場合や、同図(ロ)に示すように、
コンベア4b,5bの設置箇所と物品搬送車Tの走行路
面とが異なる角度で傾斜している場合でも、コンベア4
b,5b及び物品搬送車Tの物品移載高さを一致させる
ことができ、更には、床面FLが車体移動方向に傾斜す
る場合でも、支柱SBを車体横幅方向視で複数本備える
ことで、その傾斜を吸収できる。
【0033】尚、図14(ロ)のように、物品搬送車T
の走行路面が傾斜している状態では、被案内部30は、
走行路面が水平である部分に合わせて設置している案内
レール8に対して傾斜するものとなるが、上述のよう
に、荷案内部30が案内レール8に対して相対上下移動
可能であるので、被案内部30が案内レール8に適正に
接触案内される状態を維持できる。
【0034】上記のように構成された自動倉庫におい
て、物品搬入の際には、物品搬入部6の横側で停止して
前後一対のチェーンコンベア42,42によってパレッ
トPを前側の荷受け装置40と後側の荷受け装置と40
にわたって搬入することによって物品Aを積み込み、い
ずれかの搬入装置4の移載リフト4cの横側で停止して
前後一対のチェーンコンベア42,42によってパレッ
トPを両荷受け装置40,40から搬出することによっ
て物品Aを移載リフト4cの位置に降ろす。また、物品
搬出の際には、いずれかの搬出装置5の移載リフタ5c
の横側で停止して前後一対のチェーンコンベア42,4
2によってパレットPを前側の荷受け装置40と後側の
荷受け装置と40にわたって搬入することによって物品
Aを積み込み、物品搬出部7の横側で停止して前後一対
のチェーンコンベア42,42によってパレットPを両
荷受け装置40,40から搬出することによって物品A
を物品搬出部7に降ろす。
【0035】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、物品移載部STでの物品移載
高さの調節をボルトとナットの関係を利用して調節自在
としているが、例えばパンタグラフ式のジャッキにより
高さ調節する等、物品移載高さの調節のための具体構成
は種々変更可能である。
【0036】 上記実施の形態では、物品移載部ST
と物品搬送車Tの何れにおいても、いわゆるチェーンコ
ンベア式で物品Aを搬送し移載する場合を例示している
が、例えば、物品搬送車Tに物品Aの移載用のフォーク
装置を備える構成としても良い。この場合、物品移載部
ST側では、移載リフタ4c,5cの荷載置面をコンベ
ア4b,5bの上面より突出させて物品Aを受け取るの
で、上昇時の移載リフタ4c,5cの荷載置面の高さに
よって物品移載高さが規定される。
【0037】 上記実施の形態では、物品搬送車Tの
被案内部30と案内レール8との相対上下移動を、ガイ
ドローラ31,32と案内レール8との間に若干の隙間
を持たせることによって可能にしているが、ガイドロー
ラ31,32の上下移動を案内レ−ル8に規制させ、更
に、被案内部30と物品搬送車Tの車体11とをリンク
機構等で相対上下移動可能に構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動倉庫の概略平
面図
【図2】本発明の実施の形態にかかる物品搬送車全体の
平面図
【図3】本発明の実施の形態にかかる物品搬送車全体の
後面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる駆動輪取り付け部
の後面図
【図5】本発明の実施の形態にかかる従動輪取り付け部
の後面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる補助輪取り付け部
の側面図
【図7】本発明の実施の形態にかかる被案内部の平面図
【図8】本発明の実施の形態にかかる被案内部取り付け
構造の断面図
【図9】本発明の実施の形態にかかるガイドローラ着脱
状態の説明図
【図10】本発明の実施の形態にかかる荷受け装置の断
面図
【図11】本発明の実施の形態にかかる集電装置の平面
【図12】本発明の実施の形態にかかる集電装置の側面
【図13】本発明の実施の形態にかかる物品移載部の要
部拡大図
【図14】本発明の実施の形態にかかる物品移載部の設
置状態の説明図
【符号の説明】
8 案内レール 12 駆動輪 13 従動輪 30 被案内部 51 給電レール 65 集電子 71 支柱支持用ボルト 71a 被回転操作部 72 基台 73 メネジ部 MF 本体部 SB 支柱 ST 物品移載部 T 物品搬送車

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走式の物品搬送車が、物品搬送車の走
    行経路に沿って設けられた案内レールに操向案内されて
    物品を搬送する物品搬送設備であって、 前記物品搬送車が、床面上を走行するように構成され、 前記案内レールは、前記床面上における前記物品搬送車
    の走行経路の側脇に設けられ、 前記物品搬送車に設けられた被案内部が前記案内レール
    に接触案内される状態で、前記物品搬送車が案内レール
    に沿って案内されるとともに、前記走行経路の側脇に設
    けられた物品移載部に対して物品を移載し得るように構
    成され、 前記物品移載部における前記物品搬送車に対する物品移
    載高さが調節自在に構成されている物品搬送設備。
  2. 【請求項2】 前記被案内部が、前記案内レールに対し
    て相対上下移動可能に構成されている請求項1記載の物
    品搬送設備。
  3. 【請求項3】 前記案内レールに、前記物品搬送車に電
    力を供給するための給電レールが備えられ、 前記物品搬送車に、前記給電レールに接触して電力の供
    給を受ける集電子が備えられ、 その集電子における電極部が、前記物品搬送車の車体に
    対して上下移動自在に構成されている請求項1又は2記
    載の物品搬送設備。
  4. 【請求項4】 前記物品移載部の本体部を支持する複数
    の支柱の夫々について、その下端よりも下方側位置に、 前記支柱を支持する支柱支持用ボルトと、 前記床面上に設置されて前記支柱支持用ボルトを縦軸芯
    周りに回動自在に支持する基台とが備えられ、 前記支柱の下端位置に前記支柱支持用ボルトと螺合する
    メネジ部が固定状態で形成され、 前記支柱支持用ボルトに備えられた被回転操作部が、回
    転操作されるに伴って前記物品移載高さが調節されるよ
    うに構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の物品搬送設備。
  5. 【請求項5】 前記物品搬送車は、一箇所に設けた非操
    舵式の駆動輪と二箇所に設けた非操舵式の従動輪との三
    輪で車体を支持するように構成されている請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の物品搬送設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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