JPH1018115A - 靴下滑り止め具 - Google Patents
靴下滑り止め具Info
- Publication number
- JPH1018115A JPH1018115A JP21043096A JP21043096A JPH1018115A JP H1018115 A JPH1018115 A JP H1018115A JP 21043096 A JP21043096 A JP 21043096A JP 21043096 A JP21043096 A JP 21043096A JP H1018115 A JPH1018115 A JP H1018115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hosiery
- transverse belt
- band
- nonslip
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Socks And Pantyhose (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】靴下（ソックス）が激しい運動などで滑り落ち
ないような、簡便で脚を締め付けず違和感のない低コス
トな滑り止め具を提供する。 【構成】屈曲容易なシート状体より成り脚部を一巻きす
るに足る横帯を輪状に固定できるようにその表裏両端部
に雌雄のマジックテープ（登録商標）を装着し、該横帯
下辺の２ケ所よりその帯長の略１／２の間隔を隔てて２
本の縦帯を下方に突出形成してその下端部に雄マジック
テープを装着し、望ましくは横帯をその両横が上がるよ
うに湾曲させ縦帯を互いに下広がりに離れつつ斜め下方
に伸びるようにして、靴下の滑り止め具とする。
ないような、簡便で脚を締め付けず違和感のない低コス
トな滑り止め具を提供する。 【構成】屈曲容易なシート状体より成り脚部を一巻きす
るに足る横帯を輪状に固定できるようにその表裏両端部
に雌雄のマジックテープ（登録商標）を装着し、該横帯
下辺の２ケ所よりその帯長の略１／２の間隔を隔てて２
本の縦帯を下方に突出形成してその下端部に雄マジック
テープを装着し、望ましくは横帯をその両横が上がるよ
うに湾曲させ縦帯を互いに下広がりに離れつつ斜め下方
に伸びるようにして、靴下の滑り止め具とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はソックスを主とする靴
下の滑り止め具として利用される。
下の滑り止め具として利用される。
【０００２】
【従来の技術】ガーター止めをしない一般の短靴下（ソ
ックス）において、簡便かつ充分に滑り止めの機能を有
する実用的な滑り止め具は未だ知られていない。
ックス）において、簡便かつ充分に滑り止めの機能を有
する実用的な滑り止め具は未だ知られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】綿やナイロンニット等
からなる靴下には弾力及び伸縮性があり、容易に滑り落
ちることはないが、脚の下部は下細りであって、汗をか
くことがあるため、激しい作業や運動時などには時とし
て滑り落ちる懸念がある。この滑り落ちを防ぐには、靴
下をなにかで支持もしくは貼着するか或いは靴下自体を
滑り止め構造にしなくてはならず、シンプルな形態であ
ることが必要な靴下（ソックス）においてはそれは不可
能に等しく、従って多少の滑り落ちは仕方ないこととし
て今日に至っているのが現状である。本発明はかかる現
状に鑑み、余分な負担をほとんどかけることなくシンプ
ルな形態のままで容易に滑り止め機能を付与できる用具
を提供することを課題とする。
からなる靴下には弾力及び伸縮性があり、容易に滑り落
ちることはないが、脚の下部は下細りであって、汗をか
くことがあるため、激しい作業や運動時などには時とし
て滑り落ちる懸念がある。この滑り落ちを防ぐには、靴
下をなにかで支持もしくは貼着するか或いは靴下自体を
滑り止め構造にしなくてはならず、シンプルな形態であ
ることが必要な靴下（ソックス）においてはそれは不可
能に等しく、従って多少の滑り落ちは仕方ないこととし
て今日に至っているのが現状である。本発明はかかる現
状に鑑み、余分な負担をほとんどかけることなくシンプ
ルな形態のままで容易に滑り止め機能を付与できる用具
を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは靴下が伸縮
性や多孔性を必要とすることから全般にニットウェア生
地より成っていて、その微細構造がマジックテープの雌
面と類似していることに注目し、様々な試作・試験を経
て本発明に到達した。
性や多孔性を必要とすることから全般にニットウェア生
地より成っていて、その微細構造がマジックテープの雌
面と類似していることに注目し、様々な試作・試験を経
て本発明に到達した。
【０００５】すなわち屈曲容易なシート状体より成り脚
部を一巻きするに足る横帯（１）を輪状に固定できるよ
うにその表裏両端部に雄マジックテープ（２ａ）と雌マ
ジックテープ（２ｂ）を（１つずつ）装着し、該横帯
（１）の下辺の２ケ所よりその帯長の略１／２の間隔を
隔てて２本の縦帯（３）を下方に突出形成してその下端
部に雄マジックテープ（２ａ）を装着し、（短）靴下の
滑り止め具とするものである。
部を一巻きするに足る横帯（１）を輪状に固定できるよ
うにその表裏両端部に雄マジックテープ（２ａ）と雌マ
ジックテープ（２ｂ）を（１つずつ）装着し、該横帯
（１）の下辺の２ケ所よりその帯長の略１／２の間隔を
隔てて２本の縦帯（３）を下方に突出形成してその下端
部に雄マジックテープ（２ａ）を装着し、（短）靴下の
滑り止め具とするものである。
【０００６】ここでいうマジックテープは既に衣布類の
脱着止具として甚だポピュラーになっているものである
が、その微細構造において、無数の鉤状短繊維が林立し
ている方を雄面、無数の小ループが林立している方を雌
面と通常称している。従って本発明における雄マジック
テープ（２ａ）も当然、前者のような微細構造をもって
いるものを意味する。
脱着止具として甚だポピュラーになっているものである
が、その微細構造において、無数の鉤状短繊維が林立し
ている方を雄面、無数の小ループが林立している方を雌
面と通常称している。従って本発明における雄マジック
テープ（２ａ）も当然、前者のような微細構造をもって
いるものを意味する。
【０００７】本発明における横帯（１）と縦帯（３）は
同一のシートをくり抜いたような一体物であることが生
産性（コスト）や強度等の点から好ましい。そのシート
は例えば厚さ１〜１．５ｍｍのウレタン系人工皮革等が
該当する。
同一のシートをくり抜いたような一体物であることが生
産性（コスト）や強度等の点から好ましい。そのシート
は例えば厚さ１〜１．５ｍｍのウレタン系人工皮革等が
該当する。
【０００８】なお特に望ましいのは、図２に示されるよ
うに横帯（１）がその両横が上がるように湾曲し、それ
に応じて縦帯（３）が互いにその間隔を広げつつ末広が
りになるように斜め下方に突出形成されている形態のも
のである。その理由は次の作用の項で記述する。
うに横帯（１）がその両横が上がるように湾曲し、それ
に応じて縦帯（３）が互いにその間隔を広げつつ末広が
りになるように斜め下方に突出形成されている形態のも
のである。その理由は次の作用の項で記述する。
【０００９】
【作用】本発明の滑り止め具を使用するには、図２のよ
うに脚のふくらはぎの上部に相当する位置に横帯（１）
の部分を巻付けて前又は後で雌雄のマジックテープ（２
ａ）（２ｂ）で止め、左右より垂下した縦帯（３）の外
側下端部に装着してある雄マジックテープ（２ａ）を靴
下（４）の上部で覆うようにする。すると靴下（４）の
生地は雌マジックテープにおける微細ループの集合と同
様の機能を有する網目状空隙のニットウェア状になって
いることから、雄マジックテープ（２ａ）における微細
な鉤状部はその網目状空隙から進入して生地の繊維に引
っ掛かり、雌雄のマジックテープと同様によく付着す
る。実験によればその付着力はかなり強固で、長時間の
干渉を故意に与えても、靴下のずり落ちを防止するに充
分であった。にもかかわらず剥離は容易で靴下側に損傷
を与えないことが判明した。
うに脚のふくらはぎの上部に相当する位置に横帯（１）
の部分を巻付けて前又は後で雌雄のマジックテープ（２
ａ）（２ｂ）で止め、左右より垂下した縦帯（３）の外
側下端部に装着してある雄マジックテープ（２ａ）を靴
下（４）の上部で覆うようにする。すると靴下（４）の
生地は雌マジックテープにおける微細ループの集合と同
様の機能を有する網目状空隙のニットウェア状になって
いることから、雄マジックテープ（２ａ）における微細
な鉤状部はその網目状空隙から進入して生地の繊維に引
っ掛かり、雌雄のマジックテープと同様によく付着す
る。実験によればその付着力はかなり強固で、長時間の
干渉を故意に与えても、靴下のずり落ちを防止するに充
分であった。にもかかわらず剥離は容易で靴下側に損傷
を与えないことが判明した。
【００１０】なおふくらはぎの上部には逆テーパすなわ
ち下広がり状になっている部分があり、そこに横帯
（１）が巻付けられることになるから、その横帯（１）
を強く締めなくても帯自体がずり落ちる懸念はない。
又、その下広がり部は略円錐面に相当するものであるか
ら、それにフィットする面も当然円錐面であり、従って
円錐面における横線が平面でＵライン状となり縦線が下
広がり状となることから、図面のような形態の横帯およ
び縦帯が該当部分にフィットするものとなる。
ち下広がり状になっている部分があり、そこに横帯
（１）が巻付けられることになるから、その横帯（１）
を強く締めなくても帯自体がずり落ちる懸念はない。
又、その下広がり部は略円錐面に相当するものであるか
ら、それにフィットする面も当然円錐面であり、従って
円錐面における横線が平面でＵライン状となり縦線が下
広がり状となることから、図面のような形態の横帯およ
び縦帯が該当部分にフィットするものとなる。
【００１１】
【実施例】厚さ１．２ｍｍのウレタン系人工皮革（商品
名コードレ、帝人Ｋ．Ｋ製）を幅２５ｍｍの横帯および
２本の縦帯を一体化するようにトムソン打抜きする。但
し横帯は左右を上げるように湾曲させて延長約４０ｃｍ
とし、その両横端から各約１０ｃｍの位置より下方に向
けて直角に、すなわち互いに下広がりになるように約１
５ｃｍ長の縦帯が形成されるものとする。
名コードレ、帝人Ｋ．Ｋ製）を幅２５ｍｍの横帯および
２本の縦帯を一体化するようにトムソン打抜きする。但
し横帯は左右を上げるように湾曲させて延長約４０ｃｍ
とし、その両横端から各約１０ｃｍの位置より下方に向
けて直角に、すなわち互いに下広がりになるように約１
５ｃｍ長の縦帯が形成されるものとする。
【００１２】その表面における横帯右端に長さ３ｃｍの
雌マジックテープを、両縦帯の下端に長さ５ｃｍの雄マ
ジックテープを縫製により貼着し、裏面における横帯右
端（表面からは左端）に長さ５ｃｍの雄マジックテープ
を同じく縫製により貼着する。
雌マジックテープを、両縦帯の下端に長さ５ｃｍの雄マ
ジックテープを縫製により貼着し、裏面における横帯右
端（表面からは左端）に長さ５ｃｍの雄マジックテープ
を同じく縫製により貼着する。
【００１３】得られた滑り止め具はワンタッチで脚部に
装着でき、そこを締め付けることなく完璧に所期の目的
を達成することができた。又、裏返しで用い、縦帯下端
の内側にきたマジックテープで靴下上部を外側より圧着
しても、充分滑り止め機能を発揮できることが判明し
た。
装着でき、そこを締め付けることなく完璧に所期の目的
を達成することができた。又、裏返しで用い、縦帯下端
の内側にきたマジックテープで靴下上部を外側より圧着
しても、充分滑り止め機能を発揮できることが判明し
た。
【００１４】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
甚だ量産に適した簡便で違和感のないシート状物を用い
て全く脚を締め付けることなく、靴下の滑り落ちを充分
に防止できる効果がある。
甚だ量産に適した簡便で違和感のないシート状物を用い
て全く脚を締め付けることなく、靴下の滑り落ちを充分
に防止できる効果がある。
【図１】本発明の一例を示す平面図
【図２】本発明を脚部に装着した状態を示す側面図
１………横帯 ２ａ……雄マジックテープ ２ｂ……雌マジックテープ ３………縦帯 ４………靴下
Claims (2)
- 【請求項１】屈曲容易なシート状体より成り脚部を一巻
きするに足る横帯を輪状に固定できるようにその表裏両
端部に雌雄のマジックテープを装着し、該横帯下辺の２
ケ所よりその帯長の略１／２の間隔を隔てて２本の縦帯
を下方に突出形成してその下端部に雄マジックテープを
装着したことを特徴とする靴下滑り止め具。 - 【請求項２】横帯がその両横が上がるように湾曲し、縦
帯が互いに下広がりになるように間隔を広げつつ斜め下
方に突出形成されている請求項１に記載の靴下滑り止め
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21043096A JPH1018115A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 靴下滑り止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21043096A JPH1018115A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 靴下滑り止め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018115A true JPH1018115A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16589197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21043096A Pending JPH1018115A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 靴下滑り止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018115A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246235A (ja) * | 2005-02-01 | 2008-10-16 | Box:Kk | マスク |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP21043096A patent/JPH1018115A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246235A (ja) * | 2005-02-01 | 2008-10-16 | Box:Kk | マスク |
| JP4684318B2 (ja) * | 2005-02-01 | 2011-05-18 | 株式会社ボックス | マスク |
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