JP3125719U - ずり防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用した靴下等の筒状体のずり現象を確実に防止でき、装着が容易で且つ着用した筒状体内に位置するずり防止具を提供する。
【解決手段】着用された筒状体が接する人体部分の肌に刺激を与えることなく接着できる接着層18が一面側に形成されている不織布12と、不織布12の他面側に設けられ、不織布12が接着された人体部分に筒状体が着用されたとき、前記筒状体の内側面と接触して、前記筒状体のずり落ち又はずり上がりを防止する両面テープ14とを具備することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明はずり防止具に関し、更に詳細には人体に着用した靴下やサポータ等の筒状体のずり落ちやずり上がりを防止できるずり防止具に関する。
靴下やサポータを着用して歩いたり運動すると、靴下は下方にずり落ちたりするずり現象が発生することがあり、サポータもずり落ちやずり上がったりするずり現象が発生することがある。かかるずり現象が発生した靴下やサポータは、見苦しいばかりか、歩行や運動の妨げとなることがある。
かかる靴下のずり防止のため、下記特許文献1には、図3に示すベルトタイプの靴下のずり防止具100が提案されている。このずり防止具100には、図3(a)(b)に示す様に、足の膝部の直下に輪状にして着用するベルト102から吊り下げられた二本の吊り下げ帯104,104の各先端に止め具106が設けられている。
このずり防止具100は、図3(a)に示す様に、ベルト102を輪状にして足の膝部の直下に着用した後、二本の吊り下げ帯104,104の各先端に設けられている止め具106を、着用した靴下の上部に係止する。
また、サポータのずり落ち又はずり上がりのずり現象には、下記特許文献2に、図4に示すゴムベルト200が提案されている。このゴムベルト200は、図4に示す様に、着用したサポータの上部から巻き付ける。
実開平7−6235号公報 登録実用新案第3056527号公報
図3に示すベルトタイプの靴下のずり防止具100及び図4に示すゴムベルト200では、靴下のずり落ちやサポータのずり落ちやずり上がりを防止できる。
しかし、図3に示す靴下のずり防止具100は、足の所定箇所に装着しなければならず、その装着も面倒である。この靴下のずり防止具100を装着した場合には、ズボンを着用することが外見上必要となる。
また、図4に示すゴムベルト200も、その装着が面倒であり、外観上からズボンを着用することが必要である。
そこで、本発明の課題は、着用した靴下等の筒状体のずり現象を確実に防止でき、装着が容易で且つ着用した筒状体内に位置するずり防止具を提供することにある。
本考案者は、前記課題を達成すべく、先ず、靴下を履いたとき、靴下の入口部に相当する足の肌に一面側を直接接着した両面テープの他面を、靴下の内側面に接着することを試みた。この両面テープによれば、靴下の入口部のずり落ちを防止でき、靴下の外側から両面テープは見えず、見栄えも良好である。
しかしながら、両面テープの一面を直接人の足に貼ると、両面テープを貼った足の肌が赤く腫れたり痒みを伴ったりすることがあることを知った。
このため、本考案者は、肌に刺激を与えることなく接着できる接着層を一面側に形成した不織布の他面側に、両面テープの一面を接着したずり防止具によれば、両面テープの一面側を直接人の足に貼ることなく靴下のずれ落ちを図ることができることを見出し、本考案に到達した。
すなわち、本考案は、着用された筒状体が接する人体部分の肌に刺激を与えることなく接着できる接着層が一面側に形成されている可撓性を有する布帛と、前記布帛の他面側に設けられ、前記布帛が接着された人体部分に筒状体が着用されたとき、前記筒状体の内側面と接触して、前記筒状体のずり落ち又はずり上がりを防止するずり止め材とを具備することを特徴とするずり防止具にある。
かかる本発明において、布帛として、可撓性及び通気性等の観点から不織布を好適に採用できる。かかる布帛の他面側に設けられるずり止め材としては、布帛よりも小面積であって、テープの両面側に接着層が形成された両面テープを用いることができる。
この両面テープは、テープの一面側の接着層によって布帛の他面側に接着し、前記テープの他面側の接着層を剥離テープによって覆うことによって、ずり防止具の包装や搬送等の取扱性を向上できる。
また、ずり止め材としては、布帛よりも小面積の面ファスナーを用いることができる。この面ファスナーは、その一面側のファスナー面を布帛と係止し、着用した筒状体の内側面と接触する前記面ファスナーの他面側を、前記筒状体のずり止めができるように凹凸面に形成することによって、ずり防止具の取扱性を保持しつつ、筒状体のずり止めを図るずり防止機能を充分に発揮できる。
更に、布帛の一面側に形成した接着層を、湿布剤が含有されている接着層とすることによって、例えば運動や仕事で疲れた筋肉等を湿布する機能も奏することができる。この接着層としては、接着した際に、肌への刺激を与えないように、pHを5〜7に調製した接着層を好適に用いることができる。
尚、筒状体としては、靴下、サポータ又は腹巻を好適に用いることができ、ずり防止具としては、使い捨て可能のものであることが使い勝手がよい。
本考案に係るずり防止具によれば、靴下やサポータ等の筒状体を着用する人体部分の肌に、布帛の一面側に形成した接着層によってずり防止具を接着固定した後、着用した筒状体の内側面を、布帛の他面側に設けたずり止め材に接触させることによって、着用した筒状体のずり落ちやずり上がりを容易に防止できる。
また、本考案に係るずり防止具の布帛の一面側に形成した接着層は、肌に刺激を与えることなく接着できる接着層であるため、ずり防止具を接着固定した部分の肌が赤く腫れたり痒みを伴ったりすることを可及的に抑制できる。
更に、本考案に係るずり防止具は、その使用中には、筒状体に隠れて外から見えないため、筒状体を覆う服を着用していなくても見栄えも良好である。
本考案に係るずり防止具の一例を図1に示す。図1に示すずり防止具10では、布帛として、可撓性と通気性とを有する不織布12を用いている。この不織布12は矩形状に成形されている。
不織布12の他面側には、図1のずり防止具10の拡大断面図である図2に示す様に、接着層16が形成されている。この接着層16の表面は、剥離用フィルム18によって覆われており、ずり防止具10の包装や搬送等の取扱性を向上している。
かかる接着層16は、人体の肌に接着されるため、肌に刺激を与えることなく接着できる接着層であることが必要である。この接着層としては、そのpHを5〜7に調整することによって、肌への刺激を可及的に少なくでき好ましい。
また、接着層16に湿布剤(例えばサリチル酸メチル)を含有されている接着層であることによって、運動や仕事で疲れた筋肉等を湿布する機能も併せ奏することができる。
この様な接着層16は、例えば特開2003−284739号公報に掲載されている様に、種々の添加剤を添加してもよい。
かかる不織布12の一面側には、図1に示す様に、ずり止め材としての両面テープ14が設けられている。この両面テープ14は、不織布12よりも小面積であって、テープ20の両面側に接着層22,22が形成されている。
かかる両面テープ14は、テープ20の一面側に形成された接着層22によって、不織布12の一面側に接着固定されている。
このテープ20の他面側に形成された接着層22の表面には、剥離テープ24によって覆われている。ずり防止具10の包装や搬送等の取扱性を向上している。
図1及び図2に示すずり防止具10を靴下用として用いる際には、先ず、剥離用フィルム18を剥離して接着層16の表面を露出させた後、靴下の入口部近傍となる足の部分の肌に接着層16を接着させる。接着層16は、肌に刺激を与えることなく接着できる接着層であるため、接着層16を接着した部分の肌が赤く腫れたり痒みを伴ったりすることを回避できる。
次いで、両面テープ14の剥離テープ24を剥離し、テープ20の他面側に形成された接着層22の表面を露出し、その後、靴下を着用する。
靴下を着用したとき、靴下の入口部近傍の内側面は、両面テープ14の接着層22の表面に接着されて、靴下のずり落ちを防止できる。
このずり防止具10の全体が、着用する靴下の内側に隠れる位置に接着されていると、靴下を着用したとき、ずり防止具10が靴下の外側から見えず、見栄えも良好である。
この様に着用した靴下を脱ぐ際には、両面テープ14の接着層22に接着されている靴下部分を剥して、靴下を脱ぐことができる。かかる両面テープ14の接着層22と靴下部分との剥離は容易に行うことができる。
靴下のずり落ち防止は、左右の各足に1個のずり防止具10を用いることで足りるが、左右の各足に2個のずり防止具10を用いると、確実に靴下のずり落ち防止を図ることができる。この使用済のずり防止具10は、燃えるゴミとして使い捨てることができる。
尚、図1及び図2に示すずり防止具10は、靴下の他に、サポータや腹巻等の筒状体のずり落ち又はずり上がりの防止に用いることができる。
以上の説明では、不織布12の一面側に、ずり止め材としての両面テープ14が設けられているが、両面テープ14に代えて不織布12よりも小面積の面ファスナーを用いることができる。
この面ファスナーをずり止め材として用いる場合には、ファスナー面が一面側に形成されていると共に、他面側が凹凸面に形成された片面ファスナーを好適に用いることができる。
かかる片面ファスナーは、その一面側に形成されたファスナー面を布帛としての不織布12の一面側に係止し、片面ファスナーの凹凸面が、着用した靴下、サポータ又は腹巻等の筒状体の内側面と接触して、筒状体のずり止めを防止している。
また、不織布12に代えて、可撓性と通気性とを有する織物や編物を用いることができ、可撓性と通気性とを有するフィルム、例えば多孔質フィルムも用いることができる。
更に、ずり止め材として用いた両面テープ14や面ファスナーを、布帛としての不織布12よりも小面積のものを用いたが、不織布12と同一面積の両面テープ14や面ファスナーをずり止め材として用いることができる。
本考案に係るずり防止具の一例を説明するための正面図である。 図1に示すずり防止具の縦断面図である。 従来の靴下用のずり防止具の一例を示す斜視図である。 従来のサポータ用のずり防止具の他の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ずり防止具
12 不織布
14 両面テープ
16 接着層
18 剥離用フィルム
20 テープ
22 接着層
24 剥離テープ

Claims (10)

  1. 着用された筒状体が接する人体部分の肌に刺激を与えることなく接着できる接着層が一面側に形成されている可撓性を有する布帛と、
    前記布帛の他面側に設けられ、前記布帛が接着された人体部分に筒状体が着用されたとき、前記筒状体の内側面と接触して、前記筒状体のずり落ち又はずり上がりを防止するずり止め材とを具備することを特徴とするずり防止具。
  2. 布帛が、不織布である請求項1記載のずり防止具。
  3. ずり止め材が、布帛よりも小面積であって、テープの両面側に接着層が形成された両面テープである請求項1又は請求項2記載のずり防止具。
  4. 両面テープが、テープの一面側の接着層によって布帛の他面側に接着されていると共に、前記テープの他面側の接着層が剥離テープによって覆われている請求項3記載のずり防止具。
  5. ずり止め材が、布帛よりも小面積の面ファスナーである請求項1又は請求項2記載のずり防止具。
  6. 面ファスナーが、その一面側に形成されたファスナー面が布帛と係止されていると共に、着用した筒状体の内側面と接触する前記面ファスナーの他面側が、前記筒状体のずり止めができるように凹凸面に形成されている請求項5記載のずり防止具。
  7. 布帛の一面側に形成された接着層が、湿布剤が含有されている接着層である請求項1〜6のいずれか一項記載のずり防止具。
  8. 布帛の一面側に形成された接着層のpHが5〜7である請求項1〜6のいずれか一項記載のずり防止具。
  9. 筒状体が、靴下、サポータ又は腹巻である請求項1〜7のいずれか一項記載のずり防止具。
  10. ずり防止具が、使い捨て可能のものである請求項1〜8のいずれか一項記載のずり防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6309678B1 (ja) * 2017-08-24 2018-04-11 株式会社美方 両面粘着テープユニット及びその製造方法。

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