JP3093659U - 肩紐類の滑り止め - Google Patents
肩紐類の滑り止めInfo
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- JP3093659U JP3093659U JP2002006784U JP2002006784U JP3093659U JP 3093659 U JP3093659 U JP 3093659U JP 2002006784 U JP2002006784 U JP 2002006784U JP 2002006784 U JP2002006784 U JP 2002006784U JP 3093659 U JP3093659 U JP 3093659U
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- JP
- Japan
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- slip
- shoulder straps
- shoulder
- adhesive
- shoulder strap
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 肌荒れや衣類の汚れ等の問題を呈することな
く、肩紐類のずれを確実に止められるようにする。 【解決手段】 肩紐類の滑り止め10として、肩側に接
して摩擦抵抗を生じる滑り止め部11を1面に有し、肩
紐類の内面に貼り合わせられる接着部12を他の1面に
有する、ストレッチ性のテープと、使用時まで接着部1
2に接着しておく剥離紙13とから成る。
く、肩紐類のずれを確実に止められるようにする。 【解決手段】 肩紐類の滑り止め10として、肩側に接
して摩擦抵抗を生じる滑り止め部11を1面に有し、肩
紐類の内面に貼り合わせられる接着部12を他の1面に
有する、ストレッチ性のテープと、使用時まで接着部1
2に接着しておく剥離紙13とから成る。
Description
【0001】
本考案は、肩紐類の滑り止めに関するものである。
【0002】
例えばブラジャーやスリップ等の肩紐が腕側にずれるのを防止するために様々
な工夫がなされており、それらには実開平1−106517号のように肩に接着
するものや同4−131614号のように被服又は人体のどちらかに貼り着ける
というものがある。しかし、皮膚に接着させる方式では肌荒れの原因を作るよう
なものであり、衣類に接着すれば汚れや損傷のもととなる。
【0003】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、肌荒れや衣類の汚
れ等の問題を呈することなく、肩紐類のずれを確実に止められるようにすること
である。また本考案の他の課題は、外観上使用していることが分からないか或い
は分かりにくい肩紐類の滑り止めを提供することである。
【0004】
前記の課題を解決するため本考案は、肩側に接して摩擦抵抗を生じる滑り止め
部を1面に有し、肩紐類の内面に貼り合わせられる接着部を他の1面に有する、
ストレッチ性のテープと、使用時まで接着部に接着しておく剥離紙とによって肩
紐類の滑り止めを構成するという手段を講じたものである。
【0005】
本考案の肩紐類の滑り止めは、下着類をはじめとする各種の衣類に適用される
ものである。しかし肩紐類に類する部分を有する物品であれば、衣類に該当しな
くても本考案の対象となる。
【0006】
この滑り止めは、片側に接して摩擦抵抗を生じる滑り止め部を1面に有し、肩
紐類の内面に貼り合わせられる接着部を他の1面に有するテープの形態を有す
る。このテープは柔軟でストレッチ性を有することにより、肩紐類の伸縮に無理
なくなじみ、肩側に接したときに密着しやすいため、摩擦抵抗を生じる面積が同
じでもストレッチ性を有さないものよりも滑り止め効果が優れている。本考案に
おいて「肩側」とは、肩紐類を掛ける箇所を指しており、必ずしも露出した肌と
は限らない。
【0007】
本考案におけるテープは、ストレッチ性を有することにより、露出した肌に密
着しやすいという特徴を発揮するものであるが、滑り止め部と接着部との間に、
弾力性を発揮するクッション部を入れた場合には、より柔軟性の膨らみができて
滑り止め効果を一層高めることができる。このようなストレッチ性のテープとし
ては、ウレタン製の不織布より成るものが摩擦抵抗も大きく、クッション性も良
好で、好適に使用できる。
【0008】
接着部を形成するものはストレッチ性のテープを肩紐類に取り付けるための手
段であり、いわゆる接着剤よりも粘着剤が適する。本発明の場合、人体との関係
を考慮しなくて良いので、十分な接着強度を奏するものを自由に使用することが
できる。またこの接着部は剥離紙によって覆われ、使用時に露出させる。
【0009】
以下図示の実施例を参照して本考案をより詳細に説明する。図1(a)は、実
施例1の肩紐類の滑り止め10をその側面から示しており、この滑り止め10
は、1面に滑り止め部11を有し、他の1面に接着部12を有するストレッチ性
のテープから成っていて、接着部12は剥離容易な剥離紙13によってカバーさ
れている。実施例1のストレッチ性のテープは、ウレタン製の不織布を材料とし
ており、滑り止め部表面には、不織布構造に基づく弾力的な粗面14が形成され
ている。
【0010】
図1(b)は実施例2の肩紐類の滑り止め10′を同様に示しており、この滑
り止め10′は滑り止め部11と接着部12との間に、弾力性を発揮するクッシ
ョン部15を有する。クッション部15のために実施例1よりも一層分、厚い構
造に示されているが、滑り止め部11とクッション部15とは同一の部材であっ
ても良く、弾力性を有するクッション部15の1面が滑り止め部11となってい
ると考えて良いのでこの場合には層構造は2層になり得る。
【0011】
図3は、肩紐類の滑り止め10、10′を多数個、台紙16の上に貼り付けた
ものを示しており、台紙16は剥離紙13を兼ねている。符号17は切り離し部
を示しており、ミシン目などで構成される。
【0012】
このような本考案の肩紐類の滑り止め10、10′は使用時に剥離紙13を分
離して、接着部12を肩紐類18の肩側と接する箇所に貼り合わせて用いる。図
4に示すように肌に直に接する下着類に着用する場合でも、柔らかい素材である
から擦れるような違和感はなく、肌に密着してもむれず、着用中に肩紐類18が
伸ばされる状態になってもそれに追随して伸びるのでずれたり、外れたりするお
それが少ない。特に肩紐類18の内側に隠れて露出しないためスマートでもあ
る。
【0013】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、着用感が優れてお
り、接着剤や粘着剤類が肌に触れて肌荒れを起こしたり、衣類を損傷したりする
おそれがなく、肩紐類のずれを確実に止めることが可能であり、滑り止めを使用
していてもそのことが外観上分からないか或いは分かりにくい等顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の肩紐類の滑り止めの実施例1を
示す側面図。 (b)同じく実施例2を示す側面図。
示す側面図。 (b)同じく実施例2を示す側面図。
【図2】同上のものの平面図。
【図3】同じく他の実施形態を示す平面図。
【図4】同じく使用状態を示す斜視図。
【図5】同じく使用状態の説明のための拡大図。
10、10′ 肩紐類の滑り止め
11 滑り止め部
12 接着部
13 剥離紙
15 クッション部
18 肩紐類
Claims (3)
- 【請求項1】 肩紐類の滑り止めであって、肩側に接し
て摩擦抵抗を生じる滑り止め部を1面に有し、肩紐類の
内面に貼り合わせられる接着部を他の1面に有する、ス
トレッチ性のテープと、使用時まで接着部に接着してお
く剥離紙とから成ることを特徴とする肩紐類の滑り止
め。 - 【請求項2】 ストレッチ性のテープは、滑り止め部と
接着部との間に弾力性を発揮するクッション部を有する
請求項1記載の肩紐類の滑り止め。 - 【請求項3】 ストレッチ性のテープは、ウレタン製の
不織布より成る請求項1又は2記載の肩紐類の滑り止
め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006784U JP3093659U (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 肩紐類の滑り止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002006784U JP3093659U (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 肩紐類の滑り止め |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093659U true JP3093659U (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=43247674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002006784U Expired - Fee Related JP3093659U (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 肩紐類の滑り止め |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093659U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019173252A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 清 杉村 | 補助ウェア |
-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002006784U patent/JP3093659U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019173252A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 清 杉村 | 補助ウェア |
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