JPH10180959A - フッ素化合物薄膜を有する物品 - Google Patents

フッ素化合物薄膜を有する物品

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JPH10180959A
JPH10180959A JP8356861A JP35686196A JPH10180959A JP H10180959 A JPH10180959 A JP H10180959A JP 8356861 A JP8356861 A JP 8356861A JP 35686196 A JP35686196 A JP 35686196A JP H10180959 A JPH10180959 A JP H10180959A
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JP
Japan
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metal oxide
resin layer
thin film
layer
containing resin
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JP8356861A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Origasa
利幸 折笠
Eiichiro Yokochi
英一郎 横地
Yasuo Nakai
康夫 中井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスやプラスチック表面の汚れを防止する
ために、表面にシリコーン薄膜を形成する従来技術は、
防汚性、撥水・撥油性が必ずしも充分とはいえないとと
もに、これらの特性の持続性にも劣るため、近年はフッ
素樹脂の薄膜を形成する方法が提案されている。しかし
ながらフッ素樹脂の薄膜により防汚性、撥水・撥油性を
付与する従来法は、無機材料表面の官能基と反応を進行
させるため有機樹脂表面で薄膜形成できない等の問題が
あった。 【解決手段】 本発明の物品は、基材2と、該基材2に
設けられた金属酸化物を含有する金属酸化物含有樹脂層
上3aに、フルオロアルキルシランの塗工膜3bを形成
し、金属酸化物表面の水酸基とフルオロアルキルシラン
とを反応させて形成したフッ素化合物の薄膜3とを有す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素化合物薄膜
を有する物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、複写機用のフェイスプレートやレンズのような光学
部材、ディスプレー用ガラスのような化粧材の表面の汚
れを防止する目的で、これらの表面をシリコーン樹脂の
薄膜で被覆する方法が知られている。
【0003】ところで、シリコーン樹脂の薄膜は、防汚
性、撥水性、撥油性が必ずしも充分とはいえないととも
に、これらの特性の耐久性も不充分であった。このた
め、近年は、シリコーン樹脂の薄膜のかわりにフッ素化
合物の薄膜を形成する方法が提案されている。
【0004】例えば特許第2500152号には、光学
部材の表面の防汚性、撥水・撥油性を高めるために、一
端にクロロシリル基を、他端にフッ化炭素基を有するク
ロロシラン系界面活性剤の有機溶媒溶液を基材表面に接
触させ、クロロシラン系界面活性剤の単分子膜を基材表
面に形成したり、複数のクロル基を含むシリル化合物の
クロル基と、基材表面の水酸基(基材がガラス等の場合
には基材表面に基材中の水酸基が配向している。)とを
反応させてシリル化合物を基材表面に析出させ、次いで
水と反応させて基材上にシラノール基を複数含む化合物
の単分子膜を形成し、このシラノール基含有化合物の単
分子膜に、一端にフッ化炭素基を有するクロロシラン系
界面活性剤を化学吸着させた薄膜を形成する技術が開示
されている。
【0005】しかしながら、上記特許第2500152
号に記載されている技術は、硝子等の無機物表面に対し
ては、一般に良好な接着性を有するフッ素化合物の薄膜
を得ることができるが、基材表面が有機物の場合、例え
ばアクリル樹脂板等の有機物の基材、無機物基材の表面
に有機物をバインダーとする塗膜や印刷インキ層を有す
る場合には、基材表面に反応性基が不足しているため、
薄膜の形成ができないという問題があった。
【0006】本発明者らは鋭意研究した結果、基材に金
属酸化物含有樹脂層を形成した後、この上にフルオロア
ルキルシラン塗工層を形成して薄膜を形成することによ
り、基材と強力に接着したフッ素化合物の薄膜によって
防汚性、撥水・撥油性を向上する従来技術の上記した問
題を解決することができることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のフッ素化
合物薄膜を有する物品は、基材と、該基材に設けられた
金属酸化物含有樹脂層上に、フルオロアルキルシランの
塗工膜を形成し、金属酸化物表面の水酸基とフルオロア
ルキルシランとを反応させて形成した薄膜とを有するこ
とを特徴とする。本発明では、金属酸化物含有樹脂層
を、金属酸化物が含有されたインキによって形成し、絵
柄層とすることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。図1は、本発明物品1の一例を示
す断面図であり、図中、2は基材、3はフッ素化合物薄
膜である。本発明の物品1における上記フッ素化合物
膜3は、基材2の表面にまず金属酸化物含有樹脂層3a
を形成し、この上にフルオロアルキルシランの塗工膜3
bを形成し、金属酸化物含有樹脂層3a中の金属酸化物
表面の水酸基とフルオロアルキルシランとを反応させる
ことによって形成される。
【0009】本発明において基材2としては、シート
状、板状、立体形状のもののいずれも使用できる。また
基材2の材質としてはポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチ
レン系樹脂等の合成樹脂、鉄、アルミニウム等の金属、
硝子、陶磁器等のセラミックス、木、紙、布の単層又は
積層体であり、表面に金属酸化物含有樹脂層3aを形成
可能なものであれば、いかなる材質も使用可能である。
【0010】金属酸化物含有樹脂層3aは、アクリル系
樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル
系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、セルロース
系樹脂、ゴム系、塩素化ポリオレフィン樹脂等のインキ
や塗料用に通常用いられているバインダーに、金属酸化
物を含有させ、これを基材1に塗布する等によって形成
することができる。上記バインダーに水酸基を有する樹
脂を用いると、フルオロアルキルシランがバインダーと
も反応し、フッ素化合物薄膜をより強固に形成できる。
【0011】水酸基を有する樹脂としては、2-ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリ
レート、メチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アク
リレート単量体(但し、(メタ)アクリレートとはメタ
アクリレート又はアクリレートの意味)と、1,6-ヘキサ
ンジオール、1,4-シクロヘイキサンジメタノール、エチ
レングリコール、グチレングリコール、プロピレングリ
コール等のポリオール(多価アルコール)とを共重合さ
せて得られるアクリルポリオール、ポリエステルポリオ
ール、ポリエーテルポリオール等のポリオールや、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルブチラール、エチレン−
ビニルアルコール共重合体等が挙げられ、オリゴマー
(又はプレポリマー)乃至はポリマーとして用いる。こ
れらは2種以上を混合して用いることができる。上記樹
脂のなかでも、耐候性、耐汚染性の点で、アクリルポリ
オールが好ましい。
【0012】金属酸化物含有樹脂層3aは基材1上に直
接形成されていても良いが、装飾層等を介して間接的に
設けられていても良い。
【0013】樹脂層3aに含有させる金属酸化物には、
二酸化ケイ素(SiO2 )、二酸化チタン(Ti
2 )、酸化アルミニウム(Al2 3 )、酸化亜鉛
(ZnO)、酸化鉄(FeO、Fe2 3 、Fe
3 4 )、酸化マグネシウム(MgO)、酸化アンチモ
ン(Sb2 3 )、酸化セリウム(CeO2 )、酸化錫
(SnO2 )等が挙げられ、これらは2種以上を混合し
て用いることができる。上記金属酸化物のなかでも、フ
ルオロアルキルシランとの反応性が良好であるという点
で、二酸化ケイ素(SiO2 )が特に好ましい。
【0014】金属酸化物の形状は任意であり、粒状、鱗
片状、繊維状、不定形状、多面体状等のいずれであって
もよい。また、金属酸化物の粒径は、0.1〜20μm
程度であるのが好ましいが、金属酸化物表面の水酸基と
フルオロアルキルシランとを反応させるには、金属酸化
物が樹脂層3aの表面に突出しているのが好ましく、こ
のため樹脂層3aに含有させる金属酸化物は、樹脂層3
aの膜厚以上の大きさであるのが好ましい。金属酸化物
の添加量は0.3〜50重量%程度とする。
【0015】金属酸化物含有樹脂層3aは、前述したバ
インダーに金属酸化物、更に必要に応じて顔料、染料等
の着色剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等を添加した樹脂
組成物を添加した樹脂組成物を、グラビアコート、ロー
ルコート、スプレーコート、ディップコート、フローコ
ー等の塗工手段により基材2表面に塗工することにより
形成することができる。また基材2が成形品のようにシ
ート状や板状等の平坦状でない場合には、金属酸化物含
有樹脂層3aは、特にディップコート或いはスプレーコ
ートによって形成することができる。
【0016】金属酸化物含有樹脂層3aは、0.1〜2
0μmの膜厚で形成するのが好ましい。金属酸化物含有
樹脂層3aの膜厚が0.1μmに満たないと、安定した
薄膜を形成するのが困難になる。金属酸化物含有樹脂層
3aの膜厚が20μmを超えると、金属酸化物が樹脂層
3aの表面に突出し難くなり、フッ素化合物薄膜の形成
が困難になる。
【0017】金属酸化物含有樹脂層3a上に形成するフ
ルオロアルキルシランの塗工膜3bに用いるフルオロア
ルキルシランとしては、例えば、CF3 CH2 CH2
i(OCH3 3 、CF3 CH2 CH2 SiCl3 、C
3 (CF2 3 CH2 CH2 SiCl3 、CF3 (C
2 3 CH2 CH2 Si(OCH3 3 、CF3 (C
2 5 CH2 CH2 SiCl3 、CF3 (CF2 5
CH2 CH2 Si(OCH3 3 、CF3 (CF2 7
CH2 CH2 SiCl3 、CF3 (CF2 7CH2
2 Si(OCH3 3 、CF3 (CF2 7 CH2
2 SiCH3Cl2 、CF3 (CF2 7 CH2 CH
2 SiCH3 (OCH3 2 等の化合物が挙げられる。
フルオロアルキルシランの塗工膜3bは、フルオロアル
キルシランの溶液を金属酸化物含有樹脂層3a上に塗工
することにより形成することができる。
【0018】フルオロアルキルシランの溶液の溶媒とし
ては、メタノール、エタノール等の低級アルコールやm
−キシレンヘキサフロライド等のフッ素系溶媒等が用い
られる。塗工方法としては、グラビアコート、ロールコ
ート、ディップコート等の方法が挙げられる。フルオロ
アルキルシランの塗工膜3bは、単分子膜を形成するこ
とが好ましい。
【0019】金属酸化物含有樹脂層3aの上に、フルオ
ロアルキルシラン塗工層3bを形成すると、金属酸化物
含有樹脂層3a中の金属酸化物表面の水酸基とフルオロ
アルキルシランとが反応し、金属酸化物含有樹脂層3a
とフルオロアルキルシラン塗工層3bとが化学的に結合
して一体化したフッ素化合物薄膜3が形成されるが、塗
膜形成後、20〜120℃位で24時間以上養生するこ
とが好ましい。
【0020】本発明の物品1には、着色や絵柄等を施し
た装飾層を設けることができる。装飾層は印刷インキを
用いた印刷法等によって形成することができるが、装飾
層形成用インキとして、前記したような金属酸化物を含
有させたものを用いて全面印刷を施せば、装飾層が金属
酸化物含有樹脂層3aとして機能し、装飾層と金属酸化
物含有樹脂層3aとを同時に形成することができ、製造
効率の上からも好ましい。また装飾層を基材とフルオロ
アルキルシラン塗工層との間に形成しても層間の接着性
を低下させることがなく好ましい。図2は金属酸化物含
有樹脂層3aを装飾層とした例を示し、図2に示す例で
は水酸基を有する樹脂(又はその樹脂を含む樹脂混合
物)をバインダーとする、例えば色の異なる2種類のイ
ンキによって絵柄4a、4bを全面に形成したものであ
り、絵柄4a、4bによって生成される装飾層が金属酸
化物含有樹脂層3aとなるようにしたものである。また
装飾層を金属酸化物含有樹脂層3aと基材2との間、或
いは基材2のフッ素化合物薄膜3の反対側面に形成する
場合は、特に装飾層の材料に水酸基含有樹脂を採用する
必要はない。
【0021】本発明の物品1は撥水・撥油性、耐候性、
耐薬品性等に優れた性能を有するため、壁、床、天井等
の建築内外装材、窓硝子、窓枠、扉枠、扉の鏡板、手
摺、敷居、鴨居等の建具類、机、箪笥、ロッカー等の家
具、テレビジョン受信機、冷蔵庫等の弱電機器や各種O
A機器のキャビネット、表示装置の窓材(CRTの表示
面、計器類の表面板等)、自動車、電車等の車輌の内外
装材、航空機の内外装材、船舶の内外装材等の用途に用
いられる。
【0022】
【実施例】次に、具体的な実施例を挙げて本発明をより
詳細に説明する。
【0023】実施例1 ポリ塩化ビニル樹脂シート基材に、平均粒径5μmのS
iO2 粒子を30重量%含有させたアクリルポリオール
系グラビアインキを用いてグラビアコート法により印刷
し、乾燥時の厚みが5μmの装飾層(金属酸化物含有樹
脂層)を形成した。次いでこの装飾層表面に、フルオロ
アルキルシランとしてフッ素系シランカップリング剤
(信越化学工業社製;KP−801M)を、m−キシレ
ンヘキサンフルオライドを溶媒とする0.7%溶液をグ
ラビアコート法により塗布した後、40℃雰囲気中で2
0秒間乾燥後、更に40℃の雰囲気中で24時間養生し
て成膜することにより、フッ素化合物薄膜を形成して化
粧シートとした。この化粧シートの水に対する接触角は
120°であった。
【0024】次いで、上記化粧シート表面の防汚性を、
黒マジックインキ、染料、クレヨン、カレーを用いて以
下の方法で試験を行い評価した。結果を表1に示す。
【0025】試験方法 黒マジックインキ、染料、クレヨン、カレーのそれぞれ
の汚染性物質を、処理表面に塗布後、24時間放置し、
JK−ワイパー(株式会社クレシア製の紙)で乾拭きを
行った。 評価方法 JK−ワイパー拭き取り後、処理面を観察し、 汚れの落ちたもの・・・・・・・・○ 着色、色変化のあったもの・・・・× として評価した。
【0026】また以下の方法により耐候性試験、耐湿熱
性試験を行った後、水に対する接触角を測定し、耐久性
の評価を行った。結果を表2に示す。
【0027】耐候性試験方法 各試料の表面側(実施例1、比較例2ではフッ素化合物
薄膜側、比較例1では塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
層側)を、サンシャインカーボンアーク燈型フェードメ
ーター試験器にて、ブラックパネル温度63℃のもと
で、100時間光照射した後、照射面の水に対する接触
角を測定した。
【0028】耐湿熱試験方法 各試料を気温60℃、相対湿度95%RHの雰囲気中に
100時間放置した後、表面側の水に対する接触角を測
定した。
【0029】比較例1 実施例1において、アクリルポリオール系グラビアイン
キのかわりに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のグラビ
アインキを用いてグラビアコート法により印刷し、乾燥
時の厚みが5μmの装飾層を形成した。次いで、この装
飾層表面に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のグラビア
インキを用いてグラビアコート法により厚み4μmの樹
脂層を形成した。得られたシート表面(塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体の層を形成した側の表面)の水に対す
る接触角は78°であった。また得られたシートの防汚
性、耐久性を実施例1と同様にして試験して評価した。
結果を表1、表2にあわせて示す。
【0030】比較例2 比較例1のシートの最表面側の塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体の層(厚さ4μm)にかえて、実施例1と同様
のフッ素化合物薄膜を実施例1と同様にして形成した。
このシート表面(フッ素化合物薄膜側)の水に対する接
触角は85°であった。この結果から、比較例2のシー
トではフッ素化合物薄膜は完全には形成されていないも
のと考えられる。得られたシートの防汚性、耐久性を実
施例1と同様にして試験して評価した。結果を表1、表
2にあわせて示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明の物品におけ
るフッ素化合物薄膜は、基材に設けられた金属酸化物含
有樹脂層上に、フルオロアルキルシランの塗工膜を形成
し、金属酸化物表面の水酸基とフルオロアルキルシラン
とを反応させて形成したことにより、防汚性、撥水・撥
油性に優れ、しかもこれらの効果の持続性にも優れる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物品の一実施態様を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の物品の他の実施態様を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 フッ素化合物薄膜を有する物品 2 基材 3 フッ素化合物薄膜 3a 金属酸化物含有樹脂層 3b フルオロアルキルシラン塗工層 4a、4b 絵柄

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、該基材に設けられた金属酸化物含
    有樹脂層上に、フルオロアルキルシランの塗工膜を形成
    し、金属酸化物表面の水酸基とフルオロアルキルシラン
    とを反応させて形成した薄膜とを有することを特徴とす
    るフッ素化合物薄膜を有する物品。
  2. 【請求項2】金属酸化物含有樹脂層が、金属酸化物が含
    有されたインキによって形成された絵柄層である請求項
    1記載のフッ素化合物薄膜を有する物品。
JP8356861A 1996-12-26 1996-12-26 フッ素化合物薄膜を有する物品 Pending JPH10180959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103392135A (zh) * 2011-02-22 2013-11-13 旭硝子株式会社 微细结构成形体和包括该微细结构成形体的液晶显示装置
JP2019023625A (ja) * 2017-07-05 2019-02-14 ザニーニ オート グループ、エス.エー. 乗り物用レドーム

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